小型水槽車(CD-Ⅰ型)仕様書 京都市消防局総務部施設課 この仕様書は,京都市消防局(以下「当局」という。)に納入する小型水槽車(CD-Ⅰ 型)(以下「車両」という。)の設計及び製作に関する仕様について定めるものである。 第1 概 要 この車両は,四輪駆動方式,ダブルキャブ付シャシに消防用資機材とポンプ装置等を 装備したもので,次に掲げる部分により構成するものとする。 1 シャシ 2 キャブ 3 ボディ 4 消防装置,特殊装置及び水槽 5 取付品及び付属品 第2 適合法令等 車両は,動力消防ポンプの技術上の規格を定める省令(昭和61年自治省令第24号)及 び次に掲げる法令,その他関係ある法令,通達等に適合するもので,緊急自動車として の要件を備えていること。 1 道路運送車両法 2 道路運送車両の保安基準 3 消防用車両の安全基準 4 消防組織法及び消防法 第3 提出書類等 1 受注者は,契約後速やかに当局係員と細部について打ち合わせを行い,次の書類等を 2部提出し,製作及び同等品の承認を受けること。 (1) シャシ関係 ア シャシ諸元明細 イ シャシ組立図 ウ シャシ重量分布表 エ キャブ架装図及び組立図 オ キャブチルト装置関係図 カ ポンプ駆動用動力取出装置図 キ 電気配線図 ク バッテリー引出装置関係図 - 1 - ケ ガバナー関係資料 コ シャシ番号及びエンジン番号表 サ エンジン性能試験成績書 シ 消防用エンジン試験成績書の写し ス トラックカタログ及び消防車カタログ (2) ぎ装関係 ア ぎ装諸元明細 イ 全般ぎ装図(4面図) ウ 車体組枠図(補強材料及び組枠寸法図) エ 消防ポンプ図,ポンプ架装図及びポンプ関係配管図 オ 動力伝達機構図及び電気配線図 カ 水槽組立詳細図 キ ホースカー詳細図及びホースカー積載装置図(油圧系統図を含む。) ク 二つ折りはしご架装図及び器材収納庫資機材架装図 ケ 使用材料明細書(外注品を含む。) (3) その他 工程表及び受注者における自主点検体制が確認できる図書 イ その他当局が指示するもの 2 ア 受注者は,車両の納入に際して,前記1の承認に係る図書(工程表を除く。)を3部 及び次に掲げる書類等を提出すること。 (1) 自動車改造計算書 3部 (2) 車両重量実測表 1部 (3) 消防ポンプ性能試験成績表 3部 (4) 消防ポンプ自動車受託試験結果表 3部 (5) 各種装置取扱説明書 3部 (6) シャシ取扱ハンドブック 3部 (7) 分解整備に必要な資料(整備要領書,パーツリスト等) 1部 ただし,過去と同一の車両等の納入実績がある場合は不要とする。 (8) 自動車検査証,自動車損害賠償責任保険証書及びリサイクル券の写し 並びに登録後の車両四面写真 (9) 3部 保証書 1部 (10) 受注者の自主点検結果書 1部 (11) その他当局が指示するもの 第4 必要数 検査等 1 受注者は工程ごとに自主点検を行い,その結果をその都度報告すること。 2 検査は,中間検査及び完成検査とする。ただし,国産車にあっては,シャシとぎ装に 分けて中間検査を実施する。 - 2 - 3 検査の実施場所は,中間検査は車両内外装を組み立てる製作工場,完成検査は消防活動 総合センターとする。 4 検査は,当局の指示によって行うものとし,検査に必要な測定機器等は,受注者にお いて準備すること。 第5 登録の代行等 受注者は,関係監督官庁への自動車新規登録・新規検査申請及び緊急自動車使用届出 書の仮申請(受理含む)及び本申請を代行し,同代行に係る一切の費用を負担すること。 ただし,自動車損害賠償責任保険料,自動車重量税及びリサイクル料金は,当局の負 担とする。 第6 納入時の点検整備等 納入時には,十分な点検整備を行っておくとともに,燃料タンクは満量にして納入す ること。 第7 納期,納品場所及び納入台数 1 納 2 納入場所:消防活動総合センター(京都市南区上鳥羽塔ノ森下開ノ内94-4) 3 納入台数:1台 第8 期:平成27年2月20日 安全操作技能研修 1 納車時に納入車両を使用し,取扱い説明及び点検を1日実施すること。 2 納車車両を使用し,当局の指示する日程で安全操作技能研修を3日間実施すること。 3 上記研修等に係る費用については,受注者の負担とする。 第9 保証等 1 車両整備上必要な部品は,納入後10年以上確保し,当局から要求があれば迅速に供給 できること。 2 納入後1年以内に故障(事故及び過失による損傷は除く。)が生じたときは,速やかに受注者 の責任において無償で修理,取替え,その他必要な措置を講じること。ただし,製作上の欠陥 による故障については,期間に拘ることなく当局の使用期間中保証するものとする。 3 年末年始及び休日の車両故障等による,緊急時の連絡先,担当者氏名等を明記したア フターサービス体制の概要書類を提出すること。 第10 疑義の解釈等 この仕様書の内容について,疑義が生じた場合又は変更を必要とする場合にあっては, 当局と協議を行うものとする。 第11 1 仕 様 車両の主要寸法等 (1) 全 長 5,700㎜以下 全 幅 1,930㎜以下 全 高 2,700㎜以下 ホイールベース 2,500㎜以上3,000㎜以下 A (2) (3) (4) A A EA EA EA - 3 - (5) 2 車 両 総 重 量 7,000kg以下 A EA シャシ 平成27年式3トン級CD-Ⅰ消防ポンプ自動車用トラックシャシで四輪駆動車とし,次の 諸元を満足すること。 (1) シャシ型式 シャシ型式は,消防検定に合格したものであるとともに,下記ア~エの条件を満た す日野自動車㈱「TKG-XZU685M」又は同等車とする。 なお,上記型式が変更された場合,排出ガス規制値等を満たしている後継型式であ ると当局が確認,同意した場合は,同後継型式を同等車と認める。 ア 京都市公用車購入等に係る車種選定要綱にかかるLEV7以上の指定車両 イ 平成27年排出ガス規制及び自動車NOx・PM法の適合車両 ウ 平成13年騒音規制及び平成22年4月から実施の灯火器保安基準の適合車両 エ 低排出ガス重量車認定車両 (2) エンジンの型式及び出力等 消防検定合格エンジンとし,次の諸元を満足すること。 ア エンジン型式:水冷ディーゼルエンジン イ 総 排 気 量:3,000㏄以上 A EA ウ 検 定 出 力:100Kw(130Ps)以上 (3) トランスミッション A EA オートマチックトランスミッション又はマニュアルトランスミッションとし,シフ トレバーをリバースの位置にした際,キャブ内外に警報音を発する機構とすること。 (4) ABS装置及び坂道発進補助装置を取付けること。 また,アイドルストップシステムを標準装備しているシャシについては,同システ ムの機能・回路等を遮断し,同システムが一切起動しない車両として納車すること。 (5) 重量用シャシスプリングを選定できるシャシにあっては,標準シャシスプリングに 替えて,重量用シャシスプリングを取付けること。 (6) 電装品 ア 電気系統は,走行系とぎ装系に分け,ぎ装系にはヒューズ等を用いた専用ボック スを設けるとともに,ぎ装メインスイッチ等を次の方法により配線すること。 バッテリー イ ヒューズ又は ぎ装メイン ノーヒューズブレーカ スイッチ 専用ボックス 各装置 ぎ装メインスイッチは,第11,3,(3),アに示す10連スイッチボックス内に設ける こと。 なお,ぎ装メインスイッチはメモリー機能を有し,エンジン停止後,再始動した 場合にも「ON」状態となること。 - 4 - ウ オルタネーター及びバッテリーは,車載可能な最高容量のものとすること。 エ バッテリーには,引出し式取付装置を設けること。 オ 過充電防止付自動充電器を後部座席下部に積載し,充電用メタルコンセント(5m 長専用コード付)をバッテリー付近に取付けること。 また,コンセント接続中は,エンジンスタートできない機構とすること。 カ 上記オとは別に,充電用メタルコンセント(5m長専用コード付)をバッテリー付 近に取付け,充電時の走行を防止するための切替えスイッチを設けること。 キ ヒューズボックスには,それぞれ名称,容量を記入すること。 ク 電気系統の配線は,十分な電流容量を有するもので,かつ,耐候性にすぐれたも のであること。 3 キャブ (1) キャブの構造 ア 鋼板製ダブルキャブとし,当局使用の空気呼吸器(重松製作所製A1-08,空気ボン ベ重松製作所製 530CⅡZ)をキャブ内に取付けることができるよう,キャブ後部を延 長すること。 イ 座席は,前向で,前部2人後部3人掛けとし,それぞれクッションスポンジ入り の超防汚シートカバー(色は別途指示)張りとすること。 ウ 後部座席の背板は,上下落し込み式とし,座席下部には物入れを設けること。 なお,後部座席の背板は,座席とビニールレザー張り等により繋ぎ,物入れには, 通気口を設けることともに,空気呼吸器のベルト等が背板に挟まったりした場合に もすぐに取出せるようにすること。 エ キャブ後部の延長部分には,空気呼吸器用の取付け装置(クイックホルダー)を2 基取付けるとともに,面体吊下げ用金具(フック等)を各取付けること。 なお,空気呼吸器設置下部の板には,緩衝材を貼付けること。 オ 各座席には2点式又は3点式のシートベルトを取付けること。ただし,前後部座 席のドア側4座席のシートベルトは,巻取式とすること。 カ 運転席は,前後調整式とすること。 キ 前部及び後部座席の両側には,ドアを設け,運転席ドアの内側にはポケットを取 付けること。 ク 前後部座席ドア下部にアルミ製ステップを設けること。同ステップは,十分な強 度及び滑りにくい形状とし,幅及び奥行とも可能な限り広く,かつ,低い位置に取 付けること。 また,各ステップを有効に照明するステップランプ(LED,ドア連動)を取付け ること。 ケ 各ホイールアーチ部及び各リヤドア開口部にアルミプロテクターを取付けること。 コ 各ドア後部の各ピラーには,ステンレス製の車外グリップを取付けること。 サ フロントウインド上部に車外グリップを取付けること。(2箇所) - 5 - シ 金属製フロントバンパー上面には,キャブ前面整備用足場として,必要な箇所に アルミ縞板を貼ること。ただし,構造上貼ることができない場合は除く。 ス 前部座席の後部にステンレス製の後席グリップを設け,同グリップのどの位置でも取外 し可能なS字管フック(8個)を設けること。 セ 後部座席前の足乗せ台は,アルミ製縞板ステップ(同台幅)とすること。 ソ 後部座席の天井部にLED室内灯(スイッチ付,ON OFF DOOR表示貼付)を運転席に 光が漏れないように遮光板を設けて取付けること。 タ 運転席と助手席との間に書類収納箱及びAED収納箱(緩衝材を敷く)を設けること。 チ 運転席後部に地図入れボックスを設けること。 ツ 運転席を除く各ドア上部付近に,フレキシブルマップランプ(LED,スイッチ付) を室内用取手に支障のないように取付けること。 テ (2) キャブ後面の上部に折畳み式二股フックを6個取付けること。 内張り キャブ内天井部は,シャシ標準仕様とすること。ただし,天井に内張りを設けなけ ればならないものにあっては,可能な限り高い位置に張るとともに,天井内の配線の 点検等を容易に行える構造とすること。 (3) 計器類の取付け ア キャブ内のダッシュボード及びオーバーヘッドコンソールの別途指示する位置に 電子サイレンアンプ,大阪サイレン製10連スイッチ(ぎ装メイン,標識灯・路肩灯, 照明灯・作業灯,ボックス内灯,計器灯,電気サイレン及び扉開放警報及びホース カー・梯子ロック警報等),エンジン油温計,電流計,電圧計及びエンジン回転計 等を取付けること。 なお,6A以上の回路にあっては,マグネット式スイッチとすること。 イ 運転席と助手席から操作しやすい位置に,電気サイレン用押しボタン式スイッチ (ガード付)を各1個増設すること。 (4) 各ドアの施錠は,集中ドアロック方式とすること。 (5) パワーウインドウ,ハロゲン式ヘッドランプ,電動格納式サイドミラーを選 択できるものにあっては,標準品に替え取付けるとともに,左右サイドミラーについ ては,可能な限り広角を写撮できるもの(2面鏡式ミラー等)を使用すること。 (6) キャブチルト装置 ア 昇降は,電動油圧式とし,操作は,メーカー標準仕様とする。 イ 油圧シリンダーは,キャブ前部のフレームに取付けるとともに,同シリンダーに は,キャブの急落下を防止する安全装置を設けること。 ウ キャブチルト時にキャブを固定する支持棒を取付けるとともに,支持棒及び支持 棒受台には,黄色塗色すること。ただし,キャブと支持棒が一体式のものは除く。 4 消防ポンプ装置 消防ポンプ及び真空ポンプは,動力消防ポンプの技術上の規格を定める省令(昭和61年 - 6 - 自治省令第24号)の規定に適合するとともに,次に掲げる内容を満足するものであること。 (1) 消防ポンプ動力取出伝達装置 ア 消防ポンプ用フルパワーP.T.O又はフライホイールP.T.Oから消防ポンプ動力を取 出し,専用プロペラシャフトで消防ポンプへ動力を伝達する方式とすること。 イ 消防ポンプ動力取出伝達装置の取付けにあたっては,エンジンの振動による支障 を生じない方法とするほか,車両走行用プロペラシャフト等の機器類と干渉しない 方法とすること。 (2) 消防ポンプ ア 構造 2段バランスタービンポンプ イ 性能 A2級 (3) 真空ポンプ(無給油式) ア 構造 偏心ロータリー式 イ 性能 呼称75㎜,10mの吸水管を使用して試験を行ったとき,次の条件を満足する性能 を有すること。 (ア) 真空度が大気圧の84%に到達するのに要する時間が30秒以内であること。 (イ) ウ 真空漏れが1,330Pa(10mmHg)/30秒未満であること。 駆動装置 電磁クラッチ等による電気式で作動(予備回路付)する方式とし,完全揚水時に 自動的に停止する機構とすること。 なお,電気回路故障時に対応するための非常装置を付加すること。 エ 作動装置 ポンプ室両側板のポンプ加速スロットルレバー付近に取付けること。 (4) 呼水装置 左右吸水口付近に吸水確認用ボールカップ付バイパス回路を取付けること。 (5) 冷却装置 消防ポンプ用フルパワーP.T.O又はフライホイールP.T.O,オイルクーラー及び補助 ラジエターは,消防ポンプから冷却水循環のための専用パイプを配管するものとし, ポンプ室側板下方にバルブ及びボールカップ付ストレーナー(予備回路付)を設ける こと。 (6) 吸水口 ア 河川吸水口 (ア) ポンプ室両側板に各1個取付けること。 (イ) 配管は75㎜φとし,コックは75㎜φボールコック(テフロン張りパッキン使用) - 7 - とすること。 なお,開閉レバーは,車両前方向へ開,車両後方向へ閉とすること。 (ウ) 吸水管結合部は,ヨネ㈱製スイーベル方式の一体型エルボ(90度+70度)を取 付け,ネジ式差し金具とすること。 イ 中継吸水口 (ア) ポンプ室両側板に各1個取付けること。 (イ) 配管は75㎜φとし,コックは75㎜φボールコック(テフロン張りパッキン使用) とすること。 なお,開閉レバーは,車両前方向へ開,車両後方向へ閉とすること。 (ウ) (7) 中継用媒介金具結合部は,75㎜φネジ式(差し)とすること。 放水口 ア ポンプ室両側板に各2個取付けること。 イ 配管は65㎜φとし,コックは65㎜φボールコック(テフロン張りパッキン使用) とすること。 なお,開閉レバーは,放水方向へ開,車両前後方向へ閉とすること。 ウ (8) 放口媒介金具結合部は,65㎜φネジ式(差し)とすること。 ポンプ側板 ポンプ室側板は,密閉構造とし,吸・放水コック等の補修に必要な箇所は,取外 しができる構造とすること。 (9) ポンプ室前部 ポンプ室前部のキャブ側は,ポンプ室が点検整備できるよう開放型とすること。 (10) 給脂装置 ポンプ関係部分の給脂装置をポンプ室側板に取付け,各部に配管し,切替えコッ クを設けること。 (11) 圧力計測装置等 ア 器材収納庫内の両側板にステンレス製の計器板を設け,キャブ側からそれぞれ 積算計付電磁流量計(検出部は左右の放水口配管の分岐部間とし,積算計は左側 板指示部の左側に1個とする。),ポンプ圧力計,ポンプ連成計(二分割型)及 びエンジン回転計(電気式)を取付けること。 イ (12) 左右計器板の上部には,照明灯(スイッチ付)を取付けること。 ポンプスロットルレバー 左右連動式の大阪サイレン製ポンプスロットルレバーをポンプ室両側板に取付け ること。 (13) 不凍液注入装置 ポンプ凍結防止のため,不凍液注入装置を右側面後方に取付けること。 5 (1) 水槽 水槽本体 - 8 - ア 水槽本体の取り付け位置は,ポンプ室上部とし,シャシに強固に取付けること。 イ 水槽本体は,角型とし,内容量は,800㍑以上とすること。 ウ 水槽本体のぎ装材料の厚さ(縞板)は,次によること。ただし,ステンレス製縞 板等は別とする。 (ア) 側板:4.0㎜以上 (イ) 底部:6.0㎜以上 (ウ) 上部:4.5㎜以上 エ 水槽本体の構造は,0.03Mpaの内水圧に対して,変形及び水漏れ等のないものと すること。 オ 水槽の内面は,十分な防食加工を施し,ステンレス製の防波板2枚を取付けるこ と。 カ 水槽上部に丸型のヒンジ付マンホール(有効径450㎜φ以上)を設けるほか,内 部は,点検,清掃及び塗装が容易に行える構造とすること。 キ 水槽の下部にマスを設け,排水口を取付けること。 なお,排水口には,排水用配管(40㎜φ以上)を接続し,車体左ステップの下部 にストップバルブを取付けること。 ク 水槽の上部から車体下部へ通じるオーバーフローパイプ(75㎜φ以上)を取付け ること。 (2) 外部補給口 ア 外部からの送水により,水槽内へ水を補給するための補給口を取付けること。 イ 補給口は,65㎜φ差込式受け金具(鎖付差し金具用キャップ付)とし,車両左 右の側板にそれぞれ1個取付けること。 ウ 補給口には,水槽内部へ導水するための50㎜又は65㎜φ配管を接続するものとし, 水槽内配管の端末には,ヨネ㈱製タンク停水弁を取付けること。 エ 補給口付近に65㎜φボールコックを取付け,同コックの開閉レバーは,車両進行 方向へ「開」,車両後方向へ「閉」とする。ただし,車両構造上同コックが取付け 不能の場合は不要とする。 (3) 水道水補給口 ア 水槽の下部に水道水補給口を2個設けること。 イ 水道水補給口には,ボールバルブ又はタンク停水弁を取付けること。 なお,同補給口には,水道ホースとのワンタッチ式接続部品を取付けること。 (口径については別途指示) (4) 吸水配管 ア 水槽下部のます部に消防ポンプへの吸水配管を取付けること。 イ 吸水配管は,75㎜φとし,消防ポンプ吸水配管へ接続すること。 ウ 吸水配管には,緩衝装置及び配管の中部に75㎜φの電動ボールバルブ又は75㎜φ ボールコックを取付けること。 - 9 - 75㎜φ電動ボールバルブの開閉スイッチ(作動中は点滅表示)又は75㎜φボールコ ックの開閉レバーを車両両側板に取付けるものとし,75㎜φボールコックの開閉レ バーは,車両進行方向へ「開」,車両後方向へ「閉」とすること。ただし,左右の 開閉レバーは,連動式とすること。 (5) 送水配管 ア 水槽内部に消防ポンプからの送水配管を取付けること。 イ 送水配管は,50㎜又は65㎜φとし,消防ポンプ吐水配管へ接続すること。 ウ 送水配管には緩衝装置及び配管の中部に65㎜φの電動ボールバルブ又は65㎜φ ボールコックを取付けること。 65㎜φ電動ボールバルブの開閉スイッチ(作動中は点滅表示)又は65㎜φボール コックの開閉レバーを車両両側板に取付けるものとし,65㎜φボールコックの開閉 レバーは,車両進行方向へ「開」,車両後方向へ「閉」とすること。ただし,左右 の開閉レバーは,連動式とすること。 エ (6) 送水配管の水槽内端末部に逆流防止弁を取付けること。 水量計 ア 車両両側板に電気式水量計及びフロート式水量計(目盛りは,100L単位)を取付 けること。 イ 電気式水量計は,残量が500Lまでが青色ランプ,400Lから200Lまでが黄色ランプ, 200Lから100Lまでが赤色ランプとし点滅すること。 また,100Lになれば警報音を発する機構とすること。 6 ボディ (1) 組枠 ボディ組枠は,十分な強度を有するものとし,シャシに強固に取付けること。 また,骨組のシャシへの取付けにあたっては,リベット継手又はボルト締めとし, 重要部分のボルトには,ダブルナットを使用すること。 なお,ボディは可能な限り軽量化を図り製作すること。 (2) ボディの形状 ア ボディの形状は,箱型を基本とし,ポンプ室,左右器材収納庫,後部器材収納庫, ホースカー積載装置,サイドステップ,リヤステップ及びタイヤハウス等を設ける ものとすること。 なお,ボディ及び突起物等の地上からの高さは,概ね散光式赤色警光灯又は電気 サイレンの地上高付近とすること。 イ リヤオーバーハングはホイールベースの2/3以下,後部サイドステップは隅切り を行い地上高500㎜(±30㎜)以上とし緩衝材を取付けること。 (3) 器材収納庫及び収納ボックス ア キャビン後方ポンプ室上部に,シャッター付の器材収納庫を左右に設けること。 器材収納庫に取付けるシャッターは,手動式軽量アルミシャッターとし,ロック - 10 - 装置(2箇所)及びシャッターを閉める際に補助になるテープ等を設けること。 イ 収納庫底板は,ポンプ点検口として容易に使用できるように取外しが可能な構造 とすること。 ウ 器材収納庫内は限られた空間を有効に活用できる構造とし,手巻きホース(6本), 空気ボンベ(4本),カメラケース,鉄線鋏及びロープ等が収納できる収納箱,収納 棚及び落下防止ベルト等を設けること。 なお各器材等の配置については,別途指示する。 エ 左右器材収納庫内にホースバッグが各1個収納できる収納装置を設けること。ホ ースバッグ収納装置は,収納庫内部に間仕切りを設け,底面にガイドローラーを取 付けるほか,車両走行中にホースバッグの転落等を防止する固定装置を設けること。 なお,各器材等が車両の振動によりシャッターに接触しないように十分に固定す る処置をとること。 オ 左右吸管巻込部の両側板に空気呼吸器(重松製作所製A1-08・空気ボンベ重松製 作所製 530CⅡZ)1基を固定し収納できる収納ボックスを取付けること。 なお,空気呼吸器の下部には緩衝材を貼付けるとともに,同ボックス内部側面に 面体吊下げ用金具(フック等)を設けること。 また,同ボックスの扉には,ロック装置(1箇所)及び扉を開放したときに固定 できるアームストッパーを取付けること。 カ 左右器材収納庫シャッター内に無線送受話器及びスピーカーの配線を行うこと。 また,同収納庫のキャブ側上部付近に無線受話器等取付けボックスを設置し,同 ボックス扉には,ロック装置(1箇所)及び同扉を開放したときに固定できるアー ムストッパーを取付るとともに,同無線受話器をひっかけるフックを取付けること。 キ 車両右側にスタンドパイプ及び消火栓開閉金具を収納する可能な限り大容量の ボックスを設けること。(別途指示) なお,同ボックス扉は無線受話器等取付けボックスとの親子扉とするとともに, 同扉には,ロック装置(1箇所)及び同扉を開放したときに固定できるアームスト ッパーを取付ること。 ク ホースカー積載装置の上部の車両後面に,後部器材収納庫を設けること。同庫扉 の開閉は,上開きガスダンパー方式とし,ロック装置(2箇所)及び扉を閉める際 に補助になるテープ等を取付けること。 ケ 左右器材収納庫下部に収納ボックスを設け,ロック装置(2箇所)を取付けること。 なお,同収納ボックスの扉は展開式ステップとして使用できる強固な構造とし, ステップ部はアルミ縞板張りとする。 コ 上記各器材収納庫等には,必要に応じて水抜き穴,すのこ板等を設けるとともに, 各扉の開閉は,可能な限り片手操作ができる方法とすること。 また,必要に応じて各扉の周囲に反射テープを貼付けること。 サ 各器材収納庫及び収納ボックス等には,器材の積み降ろしに支障のない方法で照 - 11 - 明灯(LED)を取付け,扉及びシャッターの開閉により点灯する方法とすること。 なお,各扉及びシャッター等(キャブ各ドア含む。)の開閉状況が,運転席に設 置の10連スイッチ及び助手席ダッシュボード付近(別途指示)に設置の警告ランプ の点滅表示で確認できるとともに,扉等の開いた状態での走行を防止するため,サ イドブレーキ解除時に警報音(音声等)が鳴動する構造とすること。 (4) 取付け装置等 ア 荷台天井の前方,左右及び後方にステンレス製の手すりを取付けること。 イ 両側板に吸管積載金具を取付けること。 ウ 左側収納庫上部にとび口を積載する固定金具等を取付け,とび口落下防止金具を 別に取付けること。 エ 右側空気呼吸器収納ボックスの前方側板に車輪止め,左側キャブ後部に乳化剤散 布器収納ボックスを取付けること。 なお,乳化剤散布器収納ボックス内は,洗浄を行うため,ステンレス製素材とす るとともに,同器ノズルを固定する金具を設けること。 また,同ボックス扉には,ロック装置(1箇所)及び同扉を開放したときに固定 できるアームストッパーを取付けること。 オ 器材収納庫の左右及び前側板に荷台天井への昇降用ステップ(左側板は埋め込み 式)を取付けること。 カ 左右両側板後端にステンレス製パイプの手すりを取付けること。 キ 後部器材収納庫の下部に,昇降用取手を2個取付けること。 ク 器材収納庫,各器材収納ボックス及びホースカー積載装置室内等の別途指示する 位置に,スタンドパイプ及び消火栓開閉金具(専用収納ボックス),消火栓金具, ホースブリッジ,管そう,ストレートノズル,ショベル,金てこ,消火器及び回転 式媒介金具の取付け金具を取付け,各器材落下防止金具を別に取付けること。 ケ 両側面に65㎜φ差込式媒介金具(差し金具×差し金具及び受け金具×受け金具各 2個)の取付け金具を設けること。 なお,取付け場所については,バルブ操作等に支障のない位置とすること。 コ 車両上部に可能な限り大容量のアルミ縞板製器材収納箱(65㎜ホース10本程度が 収納可能なもの)を2箱取付けること。(別途指示) なお,同箱内底部に緩衝材等を敷き,同箱蓋の周囲から雨水等が侵入しないよう 防水措置を講じるとともに,同扉には扉開放防止金具を2箇所取付けること。 (5) その他 ア ステップ等で昇降等に用いるものは,ボディ側接触部にアルミ保護板を貼付け, 昇降に際し,つま先等によるボディの汚損を防止すること。 イ 走行中に落下する恐れのある車両積載品等については,落下防止措置を二重に講 じること。 7 ホースカー及びホースカー積載装置 - 12 - (1) ボディ後部にホースカー積載装置を取付けること。 (2) ホースカー積載装置の上部又は左右に照明灯(LED)を取付け,車両後端に点灯ス イッチを取付けること。 (3) ホースカー積載装置は,ホースカーが積載でき,確実に固定できる構造とするとともに, 左右にガイドパイプ等を設けること。 (4) ホースカー積載装置には,ホースカー昇降装置を取付けること。 (5) ホースカー昇降装置は,極東開発工業㈱製消防自動車用油圧式パワーゲート(垂 直チェーン式)ML05-40型とし,車両右側後端にパワーゲート固定装置及び操作用押 しボタン(電源,上昇,降下)を取付けること。 また,メインスイッチをボディ後部付近に取付けるとともに,メインスイッチの 「ON」の状態が確認できるランプを取付けること。 なお,電源はバッテリーから直接取出すこと。 (6) ホースカー昇降装置には,油圧回路が故障した場合の安全装置(急降下制御装置等) を取付けるほか,手動昇降装置を取付けること。 (7) パワーゲート固定装置の固定状況が,運転席に設置の10連スイッチ及び助手席ダッ シュボード付近(別途指示)に設置の警告ランプの点滅表示で確認できるとともに, 同装置が固定されていない状態での走行を防止するため,サイドブレーキ解除時に警 報音(音声等)が鳴動する構造とすること。 (8) ホースカーは,軽量化を図るためアルミ又は特殊鋼管を使用し,本体(側面及び底 面はアルミ製パンチングメタル張り,一部アルミ板取付)にホース8本以上及び上皿 (側面及び底面はアルミ製パンチング張り)にホース2本,防水シート等が積載でき るとともに,左右に管そう各1本(ヨネ㈱製安全管そう:PP-65A550SF),えん木側に 管そう1本(ヨネ㈱製ピストルグリップ型:NV-65CFP)及び分岐管の取付け装置を設 けること。 なお,上記各管そう及び分岐管がホースカー本体と接触(緩衝)及び脱着時に危害 が生じるおそれのある箇所には,クッション性の高い緩衝材,アルミ製縞板又は振止 め金具等を必要に応じ取付けるとともに,スタンド,ホースカー外れ止めを設けるこ と。(別途指示) (9) 上皿の積載物品が落下しないようにベルト等(4本)を設けること。 (10) えん木の左右の握り部には,ゴム製グリップを取付けるとともに,車両走行中のえ ん木の揺れを防止する固定用金具を取付けること。 (11) ホースカーの各角及び円木取手部分等の道路運送車両法上支障のない箇所に,蓄光 式反射テープ等を貼付けること。 8 二つ折りはしご積載装置 ボディ天井左側に二つ折りはしご積載装置を取付けること。同積載装置は車両後方に 油圧又はガスダンパー方式等により容易,かつ安全に出し入れができるようにすること。 なお,同装置の収納状況を運転席に設置の10連スイッチ及び助手席ダッシュボード付 - 13 - 近(別途指示)に設置の警告ランプの点滅表示で確認できるとともに,未収納の状態で の走行を防止するため,サイドブレーキ解除時に警報音(音声式)が鳴動する構造とす ること。 9 塗装,その他のぎ装等 (1) 燃料タンク給油口(施錠可)は,車両右側のキャブの下部に取付け,タンク上部を 縞板で覆うとともに,注入口キャップ付近に使用燃料及び容量を白書きすること。 (2) 左右後輪付近に可能な限り明るい路肩灯(10連スイッチに接続)を取付けること。 (3) 左右後輪オーバーフェンダー側面部にフェンダープロテクター(UDトラックスジャ パン製又は同等品)を貼付けること。 (4) 前後左右フェンダー後部にマッドガードを取付けること。 (5) 後部に取り付ける方向指示器等には,アルミ縞板製の箱枠を設けること。 (6) フロントグリル中央にメッキ製の消防記章(外径150㎜φ)を取付けること。 (7) 塗装下地は,完全な錆落としのうえ,いずれも十分な防錆塗装を行うとともに,凍 結防止剤等による腐食対策を行うこと。 (8) キャブ内部塗装色はシャシ標準色,車体外部塗装色は消防朱色とし,3回以上塗装 すること。 (9) アルミ製以外の縞鋼板部分は,亜鉛メタリコン吹加工とすること。 (10) 組枠及び板金の先端は,点検整備の際に危害を及ぼさないように加工すること。 (11) ステンレス以外の手すり等にあっては,クロームメッキ処理とすること。 (12) 各スイッチ,コック及びレバー等には,名称及び開閉方向等の銘板を取付けること。 (13) キャブ内に使用する内装材は,難燃材とすること。 (14) 媒介スタンド等の固定用金具類は,金属製のものを使用すること。 (15) 当局の指示する丸ゴシック体の文字をマーキングシールで作成し,キャブ屋根上及 びサイドドア等に貼付すること。ただし,マーキングシールが貼付できない箇所にあ っては手書きとすること。 (16) 別表1の1及び別表1の2に示す取付品を取付けること。 (17) 別表2に示す積載品を積載並びに取付け装置及び積載装置を取付けること。 (18) 別表3に示す支給積載品の取付け装置及び積載装置を取付けること。 (19) 別表4に示す積載換資器材の取付け装置及び積載装置を取付けること。 10 無線等 (1)デジタル無線アンテナ用の点検口を車内天井の当局職員が指定する部分に2か所設置 し同場所から同軸ケーブル(5D-2V)をデジタル無線設置位置まで配線すること。 (2) 車載端末装置と無線機用として,車両バッテリーから直接電源線を取り出し後部座席 付近まで2芯線(赤黒)を2式配線すること。 (3) アクセサリー,イグニッション,車速及びバックの信号線を後部座席付近まで配線す ること。 (4) 車載無線機及び車載端末装置等の設置に必要な各種アンテナ,ケーブルの配線等につ - 14 - いては防水処置等を施工すること。 なお,設置箇所等の詳細については別途指示する。 (5) キャビン上部が縞鋼板若しくはFRPで艤装される場合は,計4か所(デジタル無線 機用2か所,アナログ無線機用1か所,GPS及び携帯電話用1か所)にアンテナ基礎を 設けること。 第12 その他 1 本仕様書中に品名等を指定しているものについては,原則同品名を取付け又は積載す るものとするが,協議等により当局の同意が得られた場合は,同等の機能を有する他の ものでも可とする。 2 本仕様書中に示す取付方法及び取付位置,積載方法及び積載位置並びに数値等は,当 局との協議の上指示を受けた場合はこの限りでない。 3 本仕様書に記載する数量は,最低数量であり,同数量以上であれば可とする。 - 15 - 取 付 品 別表1の1 品 型 式 大阪サイレン製 24V 散光式赤色警光灯 WF-ML-XB2-LF (球切れ感知セット付) 大阪サイレン製 24V 7型 電気サイレン (試験減音装置付) 大阪サイレン製 24V 電子サイレンアンプ TSK5102 MK10 標識灯 標準品(黄色) LED警光灯 大阪サイレン製 24V LF-12 24V-35W以上,メタルハライド球 作業灯 180㎜φ,手動伸縮回転式 国際技術開発製 積算計付電磁流量計 流量計EMF-300E 積算計EMS-624E ポンプ圧力計 100㎜φ,3.5Mpa ポンプ連成計 100㎜φ,2.5Mpa(2分割型) エンジン回転計(ポンプ用) 電気式(シャシメーカー指定品) A 名 EA エンジン回転計(キャブ内) A EA アワーメーター付 エンジン回転計増設 電気式,シャシ専用型 用ハーネス エンジン油温計 標準品 カーヒーター 標準品 カーエアコン 標準品 カーラジオ 自動車用時計 サンバイザー サイドバイザー 握り手 標準品 標準品(デジタル式) 標準品 標準品 標準品 後退・左折警報ブザー 音声式 パワーステアリング フロントバンパー フロントグリル フォグランプ ワイドビューミラー ナンバープレート取付枠 室内灯 スポットライト 標準品 メッキ製 メッキ製 標準品(白色) 標準品 メッキ製太枠 LED LEDのマップランプ型 (スイッチ付) ステップライト 専用型 後退灯 路肩灯 タイヤ エンジンキー 標準品 専用型 オールシーズン用ラジアルタイヤ 自動充電装置 七宝電子工業製 SA12PW-M(専用コード付) A EA 数量 キャブ前部屋根上にスカート式取付台を設 1式 けて取付け(連動式) キャブ屋根上左側に取付け 1式 本文のとおり 1式 キャブ屋根上右側に取付け 1式 車両前後部に取付(後部保護枠付,連動式) 4個 本文のとおり(ボディに点灯スイッチ) 3個 本文のとおり 1式 本文のとおり 本文のとおり 本文のとおり 回転計は運転席計器板内 アワーメーターは運転席計器板付近 2個 2個 2個 1式 ピックアップセンサー及び配線取付 2式 取付け 運転席計器板付近に取付け サイドコンデンサーを増設し,冷房能力を 増強する。P.T.O使用時は作動しない。 取付け 取付け 運転席及び助手席前部に取付け 各ドア上部に取付け キャブ内各ドア(運転席除く)上部付近 車体後部に取付け(運転席にオンオフスイ ッチ) 取付け 取付け 取付け 取付け 取付け 取付け 後部座席天井部,ドア連動スイッチ付き 助手席左前トッピード付近及び後部座席左 右トッピード付近 各ドア下部でステップを有効に照明できる 位置に取付。点滅は,ドアの開放と連動 取付け 取付け 取付け 1式 1式 取付け - 16 - 取 付 方 法 等 1式 1式 1式 2個 4個 3個 1式 1式 1式 1式 1式 1式 2個 1個 3個 4個 1式 1式 6本 6本 1式 取 付 品 別表1の2 品 A 名 EA 消防ポンプ用フルパワーP.T.O 又はフライホイールP.T.O A 型 式 EA 専用型 A 取 付 方 法 等 EA 取付け 数量 1式 消防ポンプ用フルパワーP.T.O 運転席切替え方式とし,作動確認灯を設 切替レバー又はフライホイール 専用型 け,作動時には排気ブレーキを解除するこ 1式 P.T.O切替スイッチ と 燃料タンク 容量60㍑以上 取付け 1式 補助ラジエター 専用型 取付け 1式 オイルクーラー 専用型 取付け 1式 専用型 運転席ステップ付近にメタルコンセント オイルパンヒーター 水槽 無線用ケーブル コンビネーションスピーカー 長さ10mの専用コード付 を設けること 800㍑以上 本文のとおり 1式 1式 通信用ケーブル CHC 6芯 キャブ内無線機本体取付け部付近からポ 0.5㎜又はVCTF 6芯 0.5 ンプ室両側の無線送受話機収納箱の間に 1式 ㎜ 配線 UNI-PEX製 CA-150B(5W) ポンプ室内に取付け 2個 又は同等品 - 17 - 積 載 品 別表2 品 型 式 等 取 付 方 法 等 ヨネ㈱製,軽合金製 75㎜ネジ式受け金具×65㎜ 消火栓金具 本文のとおり 差込式受け金具 ストレートノズル ヨネ㈱製,軽合金製20㎜,23㎜,26㎜ 本文のとおり 75㎜×10m,大阪ゴム製WS200, 吸水管エルボに結合し,側 吸管 両端金具はヨネ㈱製CTS-75SL 板に巻込式で積載 吸口ストレーナー 樹脂製 吸水口に取付け 吸管ストレーナー 円筒樹脂製ストレーナー 吸管に取付け 吸管ちりよけ籠 樹脂製 吸管に取付け 吸管枕木 ゴム製,ゴムバンド付 器材収納箱に収納 ナイロン製,10㎜×15m, 吸管ロープ 器材収納箱に収納 先端安全帯用フック付(さつま結び) 吸管ロープ取付金具 75㎜吸管用 吸管先端に取付け 吸管スパナ 75㎜ネジ式用,黒色仕上げ 吸水口付近に取付け アルミ製75㎜ネジ式受け金具×65mm差込式受け金具 中継用媒介金具 中継口に取付け (鎖付差し金具用キャップ付) ヨネ㈱製,アルミ製スイーベル型, 放口媒介金具 放水口に取付け 65㎜ネジ式受け金具×65mm差込式受け金具 ヨネ㈱製,軽合金製 媒介金具 本文のとおり 65㎜差込式受け金具×受け金具 ヨネ㈱製,軽合金製 媒介金具 本文のとおり 65㎜差込式差し金具×差し金具 ヨネ㈱製,軽合金製回転式 75㎜ネジ式受け金具 媒介金具 本文のとおり ×100㎜ネジ式受け金具 消火器 自動車用ABC粉末6.0㎏型 ロックピン付 ホースカー 京都市型(ホース8本積載) 本文のとおり 手旗 布製,紅白,縦・横約40㎝,木製柄付 本文のとおり 車輪止 丸和商会製,中型 本文のとおり 書類整理箱等 書類,AED,地図入れ 別途指示 オールシーズン用ラジアルタイヤ スペアタイヤ 積載 (ホイール付) スタッドレスタイヤ ホイール付 積載 器材収納庫上部に一時的に積載した器材の落下防 落下防止用ネット 別途指示 止用ネット タイヤチェーン 標準品(後輪用シングル) 積載 ポンプ及び車両工具 標準品(3トンダルマジャッキ付) 積載 足置マット 各座席用 積載 非常用信号用具 発煙筒及び非常用信号灯(マグネット付) 積載 積載 ただし,過去に納入 実績のある車両でハブナ ハブナットレンチ 標準品(フロント及びリヤ用) ットレンチの形状が変更 されていないものは除く A 名 EA A EA - 18 - A EA 数量 1個 各1個 2本 2個 2個 2個 2個 2本 2個 2個 2個 4個 2個 2個 1個 1本 1台 各1本 2個 各1個 1本 6本 1式 1式 各1式 1式 1式 1式 支 給 積 載 品 別表3 品 A 名 EA A 型 式 EA A 消火栓開閉金具 2本式(京都市型) 取 付 方 法 等 EA 数量 本文のとおり 1式 管そう ヨネ㈱製,安全管そう長さ500㎜ (PP-65A550SF) 1本はホースカーに積載,1本は右側収 納庫に取付け金具を設け積載 2本 可変噴霧ノズル ヨネ㈱製,ダブルコントロールノズル NV-65W・Ⅱ(京都市型) 管そうに取付け 1個 切替ノズル ヨネ㈱製,軽合金製3段切替ノズル (京都市型) 管そうに取付け 1個 消防用ホース 使用圧1.6Mpa、軽量ホース 65㎜×20m両端軽合金製差込式金具付 ホースカーに積載 二つ折りはしご 二つ折りチタン製,全長4.6m 本文のとおり 10本 1基 消火栓用吸管 65㎜×7m 使用圧力2.0Mps カバードホース 器材収納ボックスに収納 両端65mm軽合金製差込式受け金具×差 し金具付 とび口 製材用,柄長さ1.6m 分岐管 ヨネ㈱製,スイーベル式,軽合金製65㎜ 本文のとおり 二又ボールコック付(京都市型) 1個 スタンドパイプ ヨネ㈱製,安全ロック棒付 全長800㎜(京都市型) 本文のとおり 1個 ホースブリッジ さくらホース製 SHB-500T 本文のとおり(ホースカー室内) 1式 金てこ 25㎜φ×900㎜(黒色仕上げ) 本文のとおり 1個 ショベル 金象印 本文のとおり 1丁 鉄線きょう 切断径8㎜ 本文のとおり 1個 乳化剤散布器 マルナカ製作所製,K-4 本文のとおり 1個 車載無線機 アンテナ VWh-1527形 150MHz帯車載用ホイップ空中線 本文のとおり 1本 1丁は,はしご主かんに取付金具を設け て積載,他の1本は本文のとおり - 19 - 1本 2丁 積 載 換 資 器 材 別表4 品 A 名 EA 空気呼吸器 A 型 式 等 EA A 消防用ホース ヨネ㈱製,ピストルグリップ型 本文のとおり NV-65CFP 呼び65差込式 使用圧1.6Mpa、軽量ホース65㎜×20m 上部及び器材収納庫に積載 両端軽合金製差込式金具付 カメラケース 36㎝×45㎝ 救命浮環 KSK-1型,2型 アルミ製 救命胴衣 ロープ等 EA 2基は本文のとおり,2基は側面収納 庫左右に固定装置を設けて積載 側面収納庫に専用固定装置を設けて 積載 重松製作所製A1-08 空気呼吸器ボンベ 重松製作所製530CⅡZ 管そう 取 付 方 法 等 小綱(10本)補助ロープ(30m×1) 防水シート 数量 4基 4本 1本 10本 器材収納庫に積載 1基 器材収納庫に積載 各1個 器材収納庫に積載 5着 器材収納庫に積載 各袋入 後部収納庫に積載 2枚 AED 自動体外式除細動器 キャブに積載 1基 救急器材収納バッグ 41㎝×14㎝×H26cm 器材収納庫に積載 1個 荷室上部収納庫に積載 5基 背負い式水嚢 - 20 -
© Copyright 2024 ExpyDoc