gp2014result 140827

報道関係各位
2014 年 8 月 27 日
「夢・化学-21」委員会
公益社団法人日本化学会
「化学グランプリ 2014」各賞受賞者が決定!
「夢・化学-21」委員会※と日本化学会は、8 月 22 日(金)~23 日(土)の 2 日間、東北大学川内北キャンパス(宮城
県仙台市)に於いて「化学グランプリ 2014」(通称:化学の甲子園、http://gp.csj.jp )の二次選考合宿を実施し、
大賞および各賞の受賞者を選出いたしました。みごと大賞を受賞したのは以下の 5 名です。
森田 峻平 (モリタ シュンペイ)さん
筑波大学附属駒場高等学校(東京都)
3年
坂西 空 (サカニシ ソラ) さん
東京都立西高等学校(東京都)
3年
福永 隼也 (フクナガ トシヤ) さん
白陵高等学校(兵庫県)
3年
正田 浩一朗 (マサダ コウイチロウ) さん
白陵高等学校(兵庫県)
3年
林 杏果 (ハヤシ キョウカ) さん
豊島岡女子学園高等学校(東京都)
3年
大賞 5 名のほか、17 名が金賞、18 名が銀賞、34 名が銅賞に選ばれました。各賞の受賞者につきましては、添付の参
考資料をご覧ください。
化学グランプリは、全国の中高生に化学への興味・関心を喚起し、意欲・能力を高め、世界にも通用する若い化学者
を育成することを目的に、1999 年より開催しています。16 回目の本年は、7 月 21 日(月・祝日)に全国 64 会場で実施し
た一次選考(マークシート式試験)に、3416 名の中高生が参加しました。その中から一次選考を通過した成績上位者 74
名が、大賞の座をかけて二次選考(実験をともなう記述式試験)に挑みました。
◆国際化学オリンピックへの生徒派遣について◆
世界約 80 ヵ国・地域の高校生が化学の実力を競い合う『国際化学オリンピック』の日本代表生徒は、化学グランプリで
優秀な成績を収めた生徒を中心に選定されます。来年 7 月にアゼルバイジャンで開催される第 47 回国際化学オリンピッ
クへ向けて、本グランプリに参加した中学 3 年生・高校 1・2 年生の生徒から 20 名程度を代表候補として認定する予定で
す。その中から、選抜試験を経て絞られた 4 名をアゼルバイジャンへ派遣します。本グランプリの参加生徒数は第 1 回
(1999 年、316 名)から約 11 倍、国際化学オリンピックへの派遣を始めた第 6 回(2003 年、1138 名)からは約 3 倍
に増加しています。
なお、2014 年 9 月 27 日(土)、化学会館(東京都千代田区)にて、「化学グランプリ 2014」表彰式、「第 46 回国際化
学オリンピック」参加報告会、「第 47 回国際化学オリンピック」代表候補認定式を行う予定です。
※公益社団法人日本化学会、公益社団法人化学工学会、公益社団法人新化学技術推進協会、一般社団法人日本化学工業協会の 4 団体で構成
お問い合せ先
公益社団法人日本化学会 : 大倉、瀬田
一般社団法人日本化学工業協会 : 鎌田
TEL 03-3292-6164
TEL 03-3297-2555
FAX 03-3292-6318
FAX 03-3297-2615
<参考資料>
各賞受賞者
賞
氏名
大賞 森田 峻平
フリガナ
高校県名
学校名
学年
性別
モリタ シュンペイ
東京都
筑波大学附属駒場高等学校
3 年 男性
坂西 空
サカニシ ソラ
東京都
東京都立西高等学校
3 年 男性
福永 隼也
フクナガ トシヤ
兵庫県
白陵高等学校
3 年 男性
正田 浩一朗
マサダ コウイチロウ
兵庫県
白陵高等学校
3 年 男性
林 杏果
ハヤシ キョウカ
東京都
豊島岡女子学園高等学校
3 年 女性
金賞 秋山 久徳
アキヤマ ヒサノリ
大阪府
大阪星光学院高等学校
3 年 男性
17 名 石垣 貴史
イシガキ タカフミ
宮城県
宮城県仙台第二高等学校
3 年 男性
石田 秀
イシダ シュウ
東京都
筑波大学附属駒場高等学校
3 年 男性
伊藤 駿
イトウ シュン
東京都
開成高等学校
3 年 男性
奥田 堯子
オクダ タカコ
愛知県
愛知淑徳高等学校
3 年 女性
片岡 志門
カタオカ シモン
東京都
東京学芸大学附属高等学校
3 年 男性
小宮 優吾
コミヤ ユウゴ
東京都
東京都立小石川中等教育学校
3 年 男性
小山田 健太
コヤマダ ケンタ
福島県
福島県立福島高等学校
3 年 男性
真田 兼行
サナダ カズユキ
兵庫県
灘高等学校
3 年 男性
塩見 亮介
シオミ リョウスケ
神奈川県 慶應義塾高等学校
3 年 男性
砂川 滉太
スナガワ コウタ
沖縄県
昭和薬科大学附属高等学校
3 年 男性
谷内 冬馬
タニウチ トウマ
愛知県
愛知県立時習館高等学校
3 年 男性
中村 柊
ナカムラ シュウ
千葉県
渋谷教育学園幕張高等学校
2 年 男性
深澤 瑞喜
フカザワ ミズキ
静岡県
静岡県立清水東高等学校
3 年 男性
松川 陽亮
マツカワ タカアキ
北海道
北嶺高等学校
3 年 男性
松本 陽行
マツモト ハルキ
大阪府
大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎
2 年 男性
吉富 祐太朗
ヨシトミ ユウタロウ
東京都
筑波大学附属高等学校
2 年 男性
アマベ ユウキ
兵庫県
灘中学校
3 年 男性
安藤 直樹
アンドウ ナオキ
兵庫県
白陵高等学校
3 年 男性
小川 功喜
オガワ コウキ
愛知県
愛知県立時習館高等学校
3 年 男性
金井 雄樹
カナイ ユウキ
東京都
筑波大学附属駒場高等学校
3 年 男性
川崎 友輔
カワサキ ユウスケ
奈良県
奈良工業高等専門学校
3 年 男性
木村 武龍
キムラ タケル
愛知県
滝高等学校
3 年 男性
木村 陽介
キムラ ヨウスケ
兵庫県
灘高等学校
3 年 男性
近藤 樹
コンドウ タツキ
兵庫県
甲陽学院高等学校
3 年 男性
高橋 佑樹
タカハシ ユウキ
京都府
立命館高等学校
3 年 男性
出口 達也
デグチ タツヤ
兵庫県
甲陽学院高等学校
3 年 男性
徳元 友哉
トクモト ユウヤ
沖縄県
昭和薬科大学附属高等学校
3 年 男性
仲間 菜々子
ナカマ ナナコ
沖縄県
昭和薬科大学附属高等学校
3 年 女性
西野 竣介
ニシノ シュンスケ
兵庫県
灘高等学校
2 年 男性
宮崎 優
ミヤザキ ユウ
千葉県
渋谷教育学園幕張高等学校
3 年 男性
山田 裕己
ヤマダ ユウキ
東京都
本郷高等学校
3 年 男性
山本 亮
ヤマモト リョウ
東京都
筑波大学附属駒場高等学校
3 年 男性
吉村 耕平
ヨシムラ コウヘイ
東京都
麻布高等学校
2 年 男性
若崎 翔吾
ワカザキ ショウゴ
神奈川県 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校
5名
銀賞 海士部 佑紀
18
3 年 男性
賞
氏名
フリガナ
高校県名
学校名
学年
性別
銅賞 飯田 航
イイダ ワタル
茨城県
茨城県立水戸第一高等学校
3年
男性
34 名 磯田 洋介
イソダ ヨウスケ
大阪府
大阪府立天王寺高等学校
2年
男性
大谷 直生
オオタニ ナオキ
兵庫県
灘高等学校
1年
男性
加藤 鷹志
カトウ タカシ
新潟県
新潟県立新潟高等学校
3年
男性
木戸 雄介
キド ユウスケ
広島県
広島学院高等学校
3年
男性
隈部 壮
クマベ ソウ
東京都
筑波大学附属駒場高等学校
3年
男性
小泉 遥
コイズミ ヨウ
京都府
立命館高等学校
3年
男性
後藤 將夫
ゴトウ マサオ
愛知県
愛知県立旭丘高等学校
2年
男性
小森 優真
コモリ ユウマ
東京都
開成高等学校
2年
男性
湖山 恵多
コヤマ ケイタ
鳥取県
鳥取城北高等学校
1年
男性
酒井 康祐
サカイ コウスケ
富山県
富山県立富山中部高等学校
3年
男性
清水 優孝
シミズ マサタカ
三重県
三重県立津高等学校
3年
男性
下村 孔輝
シモムラ コウキ
兵庫県
灘高等学校
3年
男性
周戸 大季
シュウド ヒロキ
岐阜県
岐阜県立関高等学校
3年
男性
新宮 由菜
シングウ ユイナ
東京都
豊島岡女子学園高等学校
2年
女性
竹内 碧
タケウチ アオイ
高知県
高知学芸高等学校
2年
男性
田中 幸平
タナカ コウヘイ
愛媛県
愛媛県立松山東高等学校
3年
男性
手塚 玄惟
テヅカ ハルノブ
神奈川県 栄光学園高等学校
2年
男性
中塚 悠
ナカツカ ユウ
東京都
武蔵高等学校
2年
男性
中西 由梨香
ナカニシ ユリカ
愛知県
愛知県立岡崎高等学校
3年
女性
林 優作
ハヤシ ユウサク
東京都
筑波大学附属駒場高等学校
3年
男性
平 翔太
ヒラ ショウタ
兵庫県
灘中学校
3年
男性
福田 理穂
フクダ リホ
東京都
桜蔭高等学校
3年
女性
藤井 祐太朗
フジイ ユウタロウ
広島県
広島学院高等学校
3年
男性
藤田 和己
フジタ カズキ
東京都
東京工業大学附属科学技術高等学校
3年
男性
藤田 政徳
フジタ マサノリ
福岡県
久留米大学附設高等学校
3年
男性
前田 一輝
マエダ カズキ
兵庫県
白陵高等学校
3年
男性
的矢 知樹
マトヤ カズキ
東京都
筑波大学附属駒場高等学校
2年
男性
水沼 諒
ミズヌマ リョウ
大阪府
大阪星光学院高等学校
3年
男性
水野 太郎
ミズノ タロウ
東京都
麻布高等学校
3年
男性
光信 拓杜
ミツノブ タクト
愛知県
海陽中等教育学校
1年
男性
味村 拓海
ミムラ タクミ
東京都
早稲田大学高等学院
2年
男性
村田 承子
ムラタ ショウコ
愛知県
愛知県立時習館高等学校
3年
女性
村谷 統哉
ムラタニ トウヤ
富山県
富山県立高岡高等学校
3年
男性
◆国際化学オリンピック (IChO=International Chemistry Olympiad)
1968 年に東欧 3 ヵ国(ハンガリー、旧チェコスロバキア、ポーランド)が始めた高校生の学力コンテストから発展した、1 年に 1
度開催される高校生の「化学」の国際大会。今年行われたベトナム大会(ハノイ)には、75 カ国・地域から 291 名の高校
生が参加しました。
大会は通常、毎年 7 月に 10 日間開かれ、それぞれ 5 時間に及ぶ実験問題と筆記問題が出題され個人戦として競われ
ます。成績優秀者には金メダル(参加者の 1 割)、銀メダル(同 2 割)、銅メダル(同 3 割)がそれぞれ贈られます。
日本は 2003 年のアテネ大会より参加しており、2004 年のドイツ・キール大会から 10 年連続で参加生徒全員がメダルを獲
得しています。
◆「夢・化学-21」委員会について
「夢・化学-21」委員会は、化学の啓発と化学産業の社会への貢献の理解促進を目的に 1993 年に発足しました。同委
員会では、日本の将来を担う小中高生を主な対象とした活動を展開。化学グランプリのほか、化学の面白さや不思議さ
を通じて、化学技術の重要性や化学製品の有用性を知ってもらうため「夏休み子ども化学実験ショー」や、「わくわく理科・
実験教室」などの実験体験活動などを行っています。(ホームページ: http://www.kagaku21.net)