国道3号熊本北バイパス(四方寄~須屋)

平 成 2 7 年 2 月 5 日
九 州 地 方 整 備 局
熊 本 河 川 国 道 事 務 所
よ
も
ぎ
す
や
国道3号 熊本北バイパス(四方寄~須屋)開通のお知らせ
∼熊本北バイパス全線開通∼
よ
も
ぎ
す
や
国土交通省熊本河川国道事務所が整備を進めてきた熊本北バイパス(四方寄~須屋)
の延長約 1.8km が開通しますので、お知らせします。これにより、国道3号と熊本東
よ
も
ぎ
し ん な べ
バイパスをつなぐ熊本北バイパス(四方寄~新南部)が全線開通(延長約 7.6km)と
なります。
開通日 平成27年3月28日(土)
熊本北バイパスが全線開通し、周辺道路の混雑が緩和
より早く、より安全に、よりスムーズな自動車交通を実現!!
よ
も
ぎ
す
や
【四方寄~須屋間の開通により期待される効果】
・混雑緩和:バイパス全線開通により交通混雑が緩和
・交通安全:交通混雑の緩和により交通安全性が向上
・医療支援:所要時間短縮により住民生活の安全・安心が向上
○なお、当日の開通式典については、具体的な内容が決まり次第あらためてお知らせします。
【問い合わせ先】
国土交通省
九州地方整備局
熊本河川国道事務所
い ま だ
か ずの り
お お ば
しん じ
あ そ う
ひろよし
技 術 副 所 長 今田 一典(内線 205)
調査第二課長 大場 慎治(内線 451)
工務第三課長 麻生 宏斉(内線 411)
〒861-8029
熊本県熊本市東区西原 1 丁目 12 番 1 号
電話:096-382-1111(代表)
1.熊本北バイパスの概要
国道3号熊本北バイパスは、
国道 57 号熊本東バイパスと一体となって熊本東部の環状
道路網を形成する延長約 7.6km の道路です。
当該道路は、熊本都市圏の交通混雑の緩和を目的に、これまでに延長 5.8km が開通
しています。
○今回の開通区間
くまもと
よ
も
ぎ まち
こ う し
す
や
■区
間 : 自)熊本 市北区 四方寄 町 ~ 至)合志 市 須屋
■延
長 : 約1.8km
■車 線 数 : 暫定2車線
【標準断面図】※暫定2車線
3.5
【拡大図】
13.00
1.25 3.5
(単位:m)
3.5 1.25
【位置図】
福岡県
植木IC
熊本北バイパス L=7.6km
208
佐賀県
3
大分県
長崎県
今回開通区間
熊本県
L=2.3km
開通済み(2/4)
宮崎県
鹿児島県
387
植木バイパス
L=5.6km
事業中
L=3.3km
事業中
今回開通区間
開通済み
(四方寄~須屋)
L=1.8km
(暫定 2 車線)
L=5.8km
(完成4車線)
四方寄
(仮称)下硯川IC
須屋
57
(仮称)和泉IC
熊本IC
3
(仮称)花園IC
熊本東バイパス
高速道路
(仮称)池上IC
熊本西環状道路
凡 例
新南部
3
直轄国道
補助国道
事業中
交差点
田井島
流通団地入口
保田窪北
益城熊本
空港IC
57
神水
2.開通により期待される効果
【効果1】交通混雑の緩和
やまむろ
す や
○ 開通区間周辺の須屋高架橋や山室において、朝夕を中心に交通混雑が発生
しています。
○バイパスの開通により所要時間の短縮や交通の転換による交通混雑の緩和
が期待されます。
至 山鹿市
撮影日:H26.6.27
開通区間
四方寄
合志市
開通後のルート
須屋高架橋
650m
(17時)
250m 現在のルート
(16時)
850m
(9時)
山室(国道387号)の渋滞状況
撮影日:H26.6.27
熊本市
山室
550m
(8時)
至 八代市
※青矢印は渋滞長(H25.6.27観測)、観測時間帯を(○時)で表記
須屋高架橋(国道3号)の渋滞状況
《バイパス開通による所要時間の変化》
現在
約9分
(国道3号・387号経由)
開通後
(熊本北バイパス経由)
約2分
約7分短縮
※現在はH25年度プローブデータを用いて、四方寄→山室→須屋高架橋間を算出
開通後は開通区間を50km/hとし、四方寄→須屋高架橋間を算出
2.開通により期待される効果
【効果2】交通安全性の向上
○ 平成20年の部分開通では生活道路を利用する交通量が減少したほか、並行
する国道3号の死傷事故件数は約半減しています。
○ 今回の開通区間においても、バイパスへの交通の転換により交通安全性の
向上が期待されます。
至 山鹿市
撮影日:H20.1.29
H27年3月
開通区間
合志市
四方寄
須屋高架橋
H20年3月
開通区間
(市)新地28号線
(生活道路)
麻生田
開通後
山室
撮影日:H22.7.6
国道3号
並行区間
熊本市
清水本町
(市)新地28号線の交通状況の変化
(左図中の 箇所を撮影)
至 八代市
※図中
は国道3号の歩道未設置箇所を示す。
(件/km・年)
撮影日:H26.6.27
60.0
60
52.0
約半減
40.0
40
28.4
20.0
20
0.00
国道3号の現況交通の状況
(歩道未設置箇所、上図中の 箇所を撮影)
供用前
(H15∼19年度)
供用後
(H20∼24年度)
国道3号 (山室∼清水本町)の死傷事故件数
(交通事故統合データベースより)
2.開通により期待される効果
【効果3】救急医療活動の支援
○ 山鹿植木広域行政事務組合消防本部管内では、過去9年間で熊本赤十字病
院(第三次救急医療施設)への搬送件数が、約3.6倍に増加しています。
○ バイパスの開通により、第3次救急医療施設への60分圏域カバー人口が
約3千人増加するなど、住民生活の安全・安心の向上が期待されます。
(件/年度)
《60分圏域カバー人口の変化》
200
9年間で
3.6倍に増加
150
185
126
100
94
50
52
88
85
約3千人増
3.2
開通後
56
0
0
H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25
熊本赤十字病院への搬送件数
1
2
3
4
山鹿市
和泉町
60分圏域カバー人口
約3千人増
菊池市
現況
開通後
植木IC
合志市
玉名市
玉東町
熊本市
四方寄
須屋高架橋
菊陽町
熊本IC
開通区間
※開通区間は50km/hで計算し、
その他はH25年度プローブデータより計算
(万人)
※集計エリアは山鹿植木広域消防本部管内(山鹿市、
熊本市北区(旧植木町))、有明広域消防本部管内
(玉名市、玉東町)を対象
(山鹿植木広域行政事務組合消防本部管内全域)
※上記消防本部への聞き取り調査より整理
菊水IC
2.9
現況
123 130
熊本赤十字病院
第三次医療施設(熊本赤十字病院)への60分圏域の変化
(参考)
熊本北バイパス(四⽅寄〜須屋)間の概要
H3年12月
開通(4/4)
延長 1.0km
すや
熊本市北区龍田陳内一丁目
延長 1.0km
熊本市北区龍田陳内三丁目
延長2.2km
熊本市北区麻生田
こうしし
合志市
延長1.6km
H16年1月開通(4/4)
H14年3月
開通(4/4)
しん な べ
H20年3月開通(4/4)
合志市須屋
よ も ぎまち
延長1.8km
開通済み(4/4車線)区間 延長5.8km
菊陽町
南関I.C
⼭⿅市
くまもと
今回開通区間
(暫定2車線)
(
終)
熊本市東区新南部4丁目
くまもと
(
起)
熊本市北区四方寄町
熊本北バイパス 延長7.6km
福岡県
荒尾市
⽟名市
3
208
植⽊I.C
合志市
今回開通区間
⻑崎県
熊本県
菊⽔I.C
熊本市
⽩川
緑川
熊本I.C
57
御船I.C
57 宇⼟市
松橋I.C
至 福岡
事業の経緯
須屋
昭和48年度 : 事業化
葉山大橋L=383m
昭和60年度 : 工事着手
四方寄
全体事業費 :
約804億円(4/4)
熊本市
四方寄橋(仮称)
新南部
至 八代
至 八代