記 者 発 表 資 料 平成27年2月6日 ほ く せ い 3月7日(土)国道1号北勢バイパス開通 ~工業団地に近接する道路の開通で ものづくり産業 を支援~ 1.概 要 ほくせい よっかいち たるさかちょう やまの いっしきちょう ひなが 国道1号北勢バイパスの四日市市垂坂町から同市山之一色町(市道 日永 や さ と 八郷線)に至る区間の開通日が、平成27年3月7日(土)に決定しましたので お知らせします。 なお、当日は開通式を行う予定です。開通式の詳細と開通時間は決まり次第 お知らせします。 【今回開通区間の概要】 よっかいち たるさかちょう ・区 間:三重県四日市市垂坂町 ・延 長:1.4km(2車線) ・開通予定日:平成27年3月7日(土) 【期待される主な効果】 やまのいっしきちょう ~ ひながやさと 同市山之一色町(市道 日永八郷線) ・高速道路から工業団地への時間短縮で ものづくり産業 を支援 ・利便性向上・通勤時間短縮など、沿線企業から整備効果に期待の声 2.資 3.解 料 禁 別紙1 別紙2 別紙3 別紙4 別紙5 開通区間の概要 期待される効果① ものづくり産業を支援(1) 期待される効果② ものづくり産業を支援(2) 期待される効果③ 周辺住民の走りやすさアップ 開通区間延伸への期待 指定なし 取材自由 4.配 布 先 三重県県政記者クラブ、第二県政記者クラブ、四日市市政記者クラブ、 建通新聞、建設通信新聞、建設工業新聞、建設産業新聞、三重建設新聞 5.問合せ先 国土交通省 中部地方整備局 北勢国道事務所 たどころ まなぶ にしむら えいじ 副所長 西村 栄司 調査設計課長 田所 学 TEL:059-363-5511(代表) FAX:059-363-5523 所在地:四日市市南富田町4番6号 三重北勢・伊賀地域の安全で円滑な道路交通を目指して 北勢国道事務所ホームページ 北勢国道事務所携帯サイト http://www.cbr.mlit.go.jp/hokusei/ https://www2.cbr.mlit.go.jp/hokusei/keitai/ 国道1号北勢バイパス 開通区間の概要 よ っ か い ち ほくせい たるさかちょう 別紙1 やまのいっしきちょう 国道1号北勢バイパスの四日市市垂坂町から同市山之一色町(市道 ひ な が や さ と 日永八郷線)に至る延長1.4kmが、平成27年3月7日(土)に開通 します。 ■事業概要 ほ く せ い 国道1号北勢バイパスは、交通渋滞の緩和、災害に強い道路機能の確保や かわごえちょうみなみふくさき 地域経済活性化の支援を目的に計画された、三重県三重郡川越町南福崎から よっかいち うねめ 四日市市釆女に至る延長21.0kmのバイパスです。 かわごえちょう みなみふくさき よっかいち たるさかちょう 現在までに三重郡川越町南福崎から四日市市垂坂町までの延長7.1kmが開 通し、沿線に立地する工業団地から高速ICへのアクセス向上などの効果が発 現しています。 ■事業概要図 国道1号 北勢バイパス 延長21.0km み え み え かわごえちょうみなみふくさき たるさかちょう やまのいっしきちょう うねめ 三重県三重郡川越町南福崎 起 よっかいち 今回開通区間 延長1.4km 暫定開通(2/4)・ 一部完成開通(4/4) 延長7.1km 四日市市垂坂町 よっかいち よっかいち 四日市市山之一色町 み え 三重県四日市市釆女 終 至 名古屋 鈴鹿市 亀山 朝日町 至 名古屋 四日市市 至 :北勢バイパス(今回開通区間) 開通区間 未開通 :北勢バイパス :高規格幹線道路 :一般国道 :主要地方道 至 名古屋 川越町 期待される効果① ものづくり産業を支援(1) 別紙2 ■四日市港は外貿コンテナ取扱量が毎年増加しており、全線開通により更なる増加が 期待されています。 ■四日市ハイテク工業団地に立地する企業は、毎年大規模な投資を続けており、 それに伴い新たな雇用が創出されています。 至 亀山 鈴鹿市 四日市市 至 名古屋 :北勢バイパス(今回開通区間) 開通区間 未開通 :北勢バイパス :高規格幹線道路 :一般国道 :主要地方道 地域の主要渋滞箇所 :箇所 :区間 250 204 188 167 167 164 140 146 138 135 122 100 ・北勢バイパスの全線開通により、北勢 地域の物流拠点である四日市港の 利用促進につながる事を期待。 輸入 200 150 四日市港管理組合 今後も増加が期待される 輸出 四日市港 管理組合 ■企業などから期待の声 ■四日市港 外貿コンテナ取扱量 単位:万トン 物流事業社 184 136 141 145 50 0 H18 H19 H20 H21 H22 H23 ※四日市港管理組合webサイトより H24 物流事業社 ・全線開通すれば時間通りの輸送が 見込め、四日市港の海上コンテナ 取扱量の増加にも繋がる。 ※四日市港管理組合、企業への聞き取り調査より ■従業員数の増加 東芝 四日市工場正規従業員数の推移 ■企業の設備投資の状況 東芝の半導体設備投資額の推移 (億円) 5,000 2001年~2010年の10年間で、 合計2兆240億円の設備投資を実施! 4,110 4,000 3,000 第4クリーンルーム棟 稼働開始(2007) 3,550 第3クリーンルーム棟 稼働開始(2004) 第5クリーンルーム棟2期 稼働開始(2014) 2,890 NAND型 フラッシュメモリ 生産開始(2002) 2,210 第5クリーンルーム棟1期 稼働開始(2011) 2,030 2,000 2,000 2,000 1,800 1,680 1,460 1,000 940 810 四日市ハイテク工業団地 660 500 0 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 ※株式会社 東芝 セミコンダクター&ストレージ社 四日市工場 のホ-ムページより抜粋 2013 2014 ※有価証券報告書のセグメント情報より 期待される効果② ものづくり産業を支援(2) 別紙3 【整備効果】高速道路から工業団地への時間短縮 ■これまでの開通により、高速道路から工業団地までの一般道利用 時間が大幅に短縮されています。 ■今回の開通により地域の企業などから、『周辺道路の混雑緩和』、 『利便性向上』など、さらなる効果に期待する声が出ています。 :北勢バイパス[今回開通区間] 開通区間 未開通 至 名古屋 :北勢バイパス :高規格幹線道路 :一般国道 :主要地方道 :開通前の経路(1号・23号利用) 至 亀山 :開通後の経路(北勢バイパス利用) 四日市市 至 名古屋 至 津 みえ川越ICから工業団地への所要時間短縮 四日市ハイテク 工業団地 開 通 前 写真 北勢バイパスの開通区間と工業団地 国道1号利用 約23分(17:00~18:00) 国道23号利用 約18分(7:00~8:00) (H22.10) 開通後 北勢バイパス (開通区間) A社 ・既に開通している北勢バイ パスも名古屋方面への利便 性は良かったが、今回の開 通によって、さらに大型車で 輸送する時の ストレスが軽減 される。 北勢バイパス利用 約10分 (H24.12) B社 約4割短縮 (17:00~18:00) 約6割短縮 ※民間プローブデータより(1日の内、最も速度の遅い時間帯) ・毎日通勤している 従業員の通勤時間が短縮 される。 ・従業員が走りやすい道路で 通勤できる。 四日市市 北部清掃工場 ・毎日約1,000台のゴミ収集車 が各方面から清掃工場に向 かってくる。 ・今回の開通によって周辺 道路の混雑緩和に 期待している。 ※企業、四日市市 北部清掃工場への聞き取り調査より 期待される効果③ 周辺住民の走りやすさアップ 別紙4 【整備効果】走りやすい新たなルートで高速道路へ接続 ■北勢バイパスが開通する区間の沿線地域では、高速道路を利用する よっかいちひがし ひ な が や さ と よ っ か い ち 際、主に四日市東ICを利用しており、市道日永八郷線または四日市 す ず か かんじょ う 鈴鹿環状線が主なアクセスルートとなっています。 ■今回の開通により沿線地域から高速道路へ、今までより走りやすい 新たなルートで接続できます。 H27.2撮影 写真② H27.2撮影 :現在の高速アクセスルート ※ 所要時間:民間プローブデータ(H24.10~H25.3)より H27.1撮影 H26.12撮影 :開通後の高速アクセスルート :北勢バイパス(開通区間) ※所要時間:民間プローブデータ(H24.10~H25.3)より(北勢バイパスの今回開通区間は時速60kmで計算) 国道1号北勢バイパス 開通区間延伸への期待 別紙5 ■北勢バイパスの全線開通によって、特に国道1号の渋滞損失時間の大幅な削減が 見込まれます。 ■四日市港管理組合や沿線企業からは、全線開通によって『霞ヶ浦地区の活性化』、 『防災機能の向上』などを期待されています。 至 亀山 鈴鹿市 四日市市 至 名古屋 物流事業社 :北勢バイパス(今回開通区間) 開通区間 未開通 :北勢バイパス :高規格幹線道路 :一般国道 :主要地方道 地域の主要渋滞箇所 :箇所 :区間 国道1号・23号主要渋滞区間の渋滞損失時間変化 300.0 250.0 現況(H22) 四日市港 管理組合 国道1号・23号の渋滞状況 整備後 至 鈴鹿 200.0 150.0 100.0 至 名古屋 H26.6撮影 50.0 0.0 至 名古屋 国道1号 国道23号 渋滞損失時間:渋滞がない場合の所要時間と実際の所要 時間の差を数量的に表す指標 現況 :H22渋滞損失時間データ 整備後:交通量推計を基に算定 四日市港管理組合 ・北勢バイパスの全線開通が霞ヶ浦地区の 活性化につながり、三重県の北勢 地域が中部地方の経済に刺激 を与える事を期待する。 至 鈴鹿 H26.6撮影 物流事業社 ・沿岸部を迂回しているので 防災面でも安心。 支援物資の輸送にも 利用できる。 ※四日市港管理組合、企業への聞き取り調査より
© Copyright 2024 ExpyDoc