国保ふくい2016新年号 №193

2016 新年号
№193
国保ふくい
冬の味覚の王者、越前がに。越前の漁師たちは底
引き網で漁獲し、市場で競りにかけ、福井・金沢
はもとより大阪方面などへも出荷されます。味は
極めて美味で茹で上げて二杯酢にして賞味するの
~トピックス~
がポピュラーですが「洗い」
「焼がに」
「かにすき」
■新年のごあいさつ
「かに飯」
「甲羅焼き」などいろいろな料理方法が
■連合会情報
あります。冬の間、関西地方などから、かにを食
「国保制度改善強化全国大会」
しに、三国~越前海岸に訪れる人も多いです。
■連合会情報
「平成 27年度
市町国民健康保険
写真提供
福井県(ふくいドットコム)
運営協議会委員等研修会」
■連合会情報
「行事予定」
■こくほ随想 「地域包括ケアシステムにおける
Community-based care の考え方」地
域包括ケアシステムにおける
「Community-based care」の考
え方
福井県国民健康保険団体連合会
編集発行人
稲葉 重和
発行日 平成 28年 1 月15日
新年のごあいさつ
新年のごあいさつ
福井県国民健康保険団体連合会
理事長
半
澤
政
章
新年あけましておめでとうございます。平成 28 年の新春を迎え、一言ごあいさつ申し上
げます。
年頭にあたり、保険者並びに関係者の皆様におかれましては、国民健康保険制度の健全な
運営に日々ご尽力されておられることに深く敬意を表しますとともに、常日頃から、当会の
事業運営に対しまして、格別のご高配を賜り、心からお礼申し上げます。
本年は、昨年、国保をはじめとした医療保険制度改革法案が可決、成立したことに伴い、
国保制度が大きく変化を遂げる、始まりの年になります。この変革の中では、国保の都道府
県化や、財政基盤強化のための公費投入が行われることになっております。当会といたしま
しても、組織の在り方や運営に対する影響は避けられないわけですが、この改革を、国民健
康保険制度を強化、改善するよい機会だととらえ、制度改革の内容を精査しながら、保険者
の皆様への支援を軸とした業務の推進に、本年も努めてまいります。
まず、基幹業務である審査支払業務についてですが、システムチェック項目の見直しによ
る請求内容の効果的な確認及び医科と調剤の突合点検のさらなる拡大により、診療報酬請求
の適正化と保険者事務負担の軽減を図り、あわせて、傾向把握審査により審査の充実を進め
ることで、より専門的な審査体制を整備します。また、介護においては、縦覧点検、医療と
の突合点検の拡充等により、給付費適正化の推進に努めてまいります。
保険者にとって効果的な保健事業として、「国保・後期高齢者へルスサポート事業」を国
保連合会の保健事業の中核と位置づけ、保険者における保健事業計画の実施、推進の支援を
「保健事業支援・評価委員会」と連携して実施してまいります。
さらに、高齢者の医療の確保に関する法律に基づく、保険者協議会関係業務につきまして
は、引き続き事務局運営等の役割を担ってまいります。
さて、平成 30 年度からは、都道府県が市町村と国保の運営を担い、財政運営の責任主体
となるといった大きな変化を迎えることになります。その変化に対応すべく、皆様に信頼い
ただけるよう更なる保険者支援に努めていくとともに、連合会の運営については、マイナン
バー制度の開始などに伴う個人情報の取扱いをより厳重に管理していくことや、会計の透明
化・明確化及び事務の効率化をさらに推進してまいりますので、今後ともより一層のご支援
ご協力をお願い申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
1
新年のごあいさつ
福井県健康福祉部 部長
山
内
和
芳
あけましておめでとうございます。
県民の皆様におかれましては、清々しく健やかに新春を迎えられましたことを心からお
慶び申し上げます。
さて、国民健康保険は、昭和 36 年の国民皆保険制度の達成以来、地域医療の確保や地域
住民の健康の保持・増進に重要な役割を果してきました。
しかし、医療の高度化等に伴う医療費の増大や、被保険者の多くが高齢者や所得の低い
方であるという構造的問題を抱え、その運営は大変厳しいものとなっています。
このような中、昨年5月に国保制度改革を含む医療保険制度改革法が成立しました。平
成 30 年度からは、県も市町の皆様とともに国民健康保険の保険者となり、安定的な財政運
営や市町の国民健康保険事業の効率化および健全な運営について、中心的な役割を果すこ
ととなります。
現在、制度改革の具体化に向けた国と地方との協議が行われており、今後は本県におい
ても、新たな財政安定化のための納付金制度、標準保険料率、国保運営方針等についての
議論を本格的にスタートさせていくことになります。平成 30 年度の法律施行まで時間が限
られていますが、市町の皆様と協力して準備を進めていきたいと考えております。
また、団塊の世代が 75 歳以上となる平成 37 年に向け、将来の医療提供体制等を定める
「地域医療構想」の策定については、これまでに、脳卒中、がん、心筋梗塞などの専門部
会、二次医療圏ごとの4つの調整会議などで幅広く意見をいただいてまいりました。
これらをもとに、昨年 11 月の医療審議会において、福井の「つながり力」を活かし、
「治す医療」から「地域で治し支える医療」への転換を目指すという方向性を示すととも
に、将来必要となる病床数や充実すべき在宅医療・介護体制等について議論を行ったとこ
ろです。
国からは、平成 37 年の本県の必要病床数が示されておりますが、病床の削減は、在宅医
療や介護施設の整備、人材確保などの進捗状況にあわせて進められるべきものであり、機
械的、強制的に削減するものではありません。今後、二次医療圏ごとに、必要病床数等に
ついて引き続き検討を進めてまいります。
県では、引き続き国民健康保険財政の安定化に努めるとともに、県民が安心できる医療
提供体制の構築、健康づくりや介護予防の促進等により、「健康長寿ふくい」を一層推進し
てまいります。皆様方のより一層の御支援と御協力をお願い申し上げまして、新年のごあ
いさつといたします。
2
新年のごあいさつ
新年のごあいさつ
国民健康保険中央会 会長
岡
﨑
誠
也
新年あけましておめでとうございます。
平成 28 年の新春を迎え、一言ご挨拶を申し上げます。
国保をはじめとする医療保険制度改革法案については、皆様方のご支援を賜り、
昨年5月 27 日に第 189 回国会において可決、成立し、国保制度創設以来の大改革
がなされることになりました。
この改革では、我々の長年の願いでありました国保の財政基盤強化が図られ、平
成 29 年度からは、公費による毎年約3千4百億円の財政支援の拡充が行われます。
平成 30 年からは、都道府県が市町村とともに国保の運営を担い、財政運営の責任
主体となって、国保事業の健全な運営について中心的な役割を果たし、市町村は、
資格管理や保険料の賦課・徴収、保険給付、保健事業などを実施することとなりま
す。
国保制度は、相互扶助の精神のもと、国民皆保険制度の中核として、地域医療の
確保や住民の方々の健康増進に大きく寄与してまいりましたが、加入者の年齢構成
や医療費の水準など構造的な問題に加え、超高齢社会の到来や経済の低迷などの影
響もあり、制度崩壊の危機的な状況が続いております。
国民皆保険制度の最後の砦である国保制度が崩壊しますと、地域医療も間違いな
く崩壊し、我が国の医療保険制度は維持できなくなります。
今回の改革は、このような危機的な状況を打開し、国保の広域化と基盤強化を図
る重要な改革であり、確実な実現を図っていく必要があります。
本会としましても、この新しい国保制度の円滑な施行に向けて、今後も着実に準
備を進めていかなければならないと考えております。
本会は、これまで通り、全国市長会や全国町村会をはじめとする地方関係団体や
都道府県国保連合会とともに、山積する重要課題の解決に向けて最大限の努力を続
けて参りますので、皆様方からの一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し
上げ、新しい年が、希望に満ちた明るい1年となることを心からご祈念申し上げ、
新年のご挨拶といたします。
本年もよろしくお願いいたします。
3
連合会情報
国保制度改善強化全国大会
11 月 19 日(木)、平成 27 年度国保制度改善強化
全国大会が東京都の日比谷公会堂で開催され、全国
の市町村長など関係者が参加しました。
大会では、医療保険制度の一本化の早期実現や、
国保の財政基盤を強化するための公費投入につい
て平成 29 年度からは毎年確実に措置することなど
を求める下記の 8 項目の決議を満場一致で採択し
ました。
また、大会終了後には政府・国会関係者に対する陳情活動が行われました。
大
会
決
議
一、医療保険制度の一本化を早期に実現すること。
一、国保の財政基盤を強化するため、国は地方との協議において合意した公費投入につ
いて、平成二十九年度からは毎年三千四百億円を確実に措置すること。さらに、新
たな制度の下、国は制度運営について不断の検証を行い、持続可能な制度の堅持に
必要な責任を果たすこと。
一、平成三十年度からの新たな国保制度の円滑な実施に向け必要な準備を行うため、国
は地方と十分協議の上、制度の詳細等を早急に示すこと。
一、子どもの医療費助成等の地方単独事業実施に係る国庫負担金・調整交付金の減額措
置を廃止すること。
一、国民の健康寿命の延伸のため、保健師等必要な人材確保と所要の財政措置を講じる
とともに、レセプト・健診等のデータの活用等により保健事業に熱心に取り組む市
町村を積極的に支援するなど、保険者が行う保健事業を支援すること。
一、効率的かつ質の高い地域医療提供体制と地域包括ケアシステムを構築するため、医
師・看護師等の確保や地域偏在等の解消し、併せて介護保険事業の充実のため介護
人材の確保・育成を図るとともに、十分な財政措置を講じること。
一、社会保障・税番号を円滑に実施するため、国はセキュリティ対策等に万全を期すと
ともに、制度の実施・運用に係る費用について必要な助成を行うこと。さらに、被
保険者の利便性の向上と事務の合理化の実現へ向けた環境の整備を図ること。
一、国民健康保険組合の健全な運営を確保すること。
4
連合会情報
平成 27 年度 市町国民健康保険運営協議会委員等研修会
10 月 8 日(木)に福井県自治会館 2 階多目的ホールにおいて、平成 27 年度市町国民健康
保険運営協議会委員等研修会を開催いたしました。今回は神奈川県立保健福祉大学名誉教授
である山崎泰彦氏を講師に迎え、「国保制度改革をめぐって」と題し、研修を行いました。
研修では長年叫ばれている国民健康保険の見直しについて、これまでの主な経緯や現状と
課題について触れたあと、事業運営の改善等について詳しい説明が行われました。特に講演
の中心となった地域による保険料負担の格差については人口減少が続いている福井県にと
っては見逃せないところであり、講演にも力が入っているように感じられました。
山崎氏は以前、横浜市で国民健康保険運営協議会の会長を務められていたこともあって参
加者と同じ目線に立った講演となっており、さらに間近に迫った国民健康保険の保険者の都
道府県化についての具体的な変更点やそれに伴って行われる事業運営の改善という関心の
高い内容だったこともあり、参加者は皆真剣な表情で講演に聞き入っている様子でした。
運営協議会とは
国民健康保険法第 11 条の規定に基づいて各市町に設置され、国民健康保
険事業の運営に関する重要事項を審議している大切な場です。委員には被保
険者の代表、保険医または保険薬剤師の代表、公益の代表で構成されており、
それぞれ異なる 3 つの立場から同人数ずつ選出されています。
研修会の目的
個々の市町において、運営協議会委員に対し日々変化を続けている医療保
険制度等に関して情報を提供する機会を設けることは大変難しいことです。
そのため、当連合会では毎年秋ごろに研修会を開催し、運営協議会委員の
皆様に、外部より講師を招いて医療保険制度改革に関する諸情勢や他県にお
ける先進的な事例の紹介を行っています。
5
主な行事予定(平成 28 年1月~3月)
月
主な予定
1月
仕事始め(4日)
2月
市町保健師全員研修会(12 日)
「和の会(福井県在宅保健師会)」研修会(12 日)
市町担当課長協議会
(上旬)
データヘルス計画策定研修会(下旬)
福井県国民健康保険団体連合会
3月
保健事業支援・評価委員会
理事会・総会(下旬)
(中旬)
※ 詳細な日程につきましては当会にご確認ください。
健康づくり活動支援事業の様子
国民健康保険のマスコットキャラクター
「コッポちゃん」。
健康づくり活動支援事業の会場に出張しま
した。子どもたちに大人気です。
「脳年齢チェック」
画面に出る数字を順番にタッチしてい
き、そのスピードで脳年齢を測定します。
6
こくほ随想
地域包括ケアシステムにおける
「Community-based care」の考え方
筒井 孝子
兵庫県立大学大学院経営研究科教授
わが国の地域包括ケアシステムは、「Community-based care」と「Integrated
care」という 2 つのコンセプトを結合させることで、公が地域レベルの健康・医療・
社会的サービスの機能の統合をすすめるという形態であるが、同様のシステムを持つ
オランダではこのシステムの構築は、相当に困難であるとされている。一方、英国で
は、公からの上意下達方式によって、運営されてきたコミュニティにおけるケアのあ
り方を住民主体に変える改革が進められている。これは、2006 年に発表された英国
の「Our health, our care, our say: a new direction for community services,
Cm6737)」にも示され、地域住民自身の「Self help(自助)」と住民自治を基盤
とする、いわゆる互助を含めた地域の立て直し施策といえる。
日本のケア施策も、英国と同様に上意下達方式が主流といえるが、2009 年、
2010 年に発表された地域包括ケア報告書の中では、公の報告書としては、はじめて
「互助」への言及がなされ、わが国でも新たな地域でのケアの在り方が模索されつ
つ、地域包括ケアシステムが構築されている。
このような地域におけるケアのあり方が検討されることとなった契機は介護保険制
度の施行からみれば、2005 年の介護予防事業の重点化であり、医療保険制度側から
みれば 2006 年に示された地域完結のネットワーク型連携の提案であった。
この改革は、厚生労働省医政局に設置された「医療計画の見直し等に関する検討
会」で医療提供サイドからの医療機関の階層型連携を念頭に置いたものであり、これ
までの医療計画を「地域」の患者を中心とし、かつ医療機能を重視した形での柔軟な
ネットワーク型連携へと転換することを主とした提案であった。つまり、患者の病期
7
に着目し、地域にある医療機関、介護サービス提供者、行政などのそれぞれの有する
機能を最大限発揮しながら、一人の患者に関与していくという地域完結のネットワー
ク型連携が指向されたシステムであり、integrated care を地域で実現させることを
意味していた。
しかし、この新たな医療体制の構築に際して、地域の実情に応じた各医療機関の機
能分担と連携や、介護保険制度に関わる機関との連携は不充分であった。また英国の
ような自助重視の取り組みも徹底されなかった。
これは政府のこの種の政策担当者らが国家による社会保障制度の持続の困難さを国
民に充分に理解してもらうという点で配慮不足であったし、国家機能が低下している
ことに対する国民の認識の欠如といえるかもしれない。
米国では、「あなたが国家から何をしてもらえるかでなく、あなたが国家のために
何ができるかを考えよ」ということは一般的な市民にとっては、常識であり、「自
助」を前提とした community を基盤とする state と、その集合体として国家が成立
している。
一方、今日、国家としての機能を失った国から脱出しなければならない人々の増加
は、欧州をはじめとする多くの国における深刻な問題となっている。こういった政治
あるいは経済難民の大量の発生は、その受け入れと、受け入れ側の国民との間での
様々なコンフリクト、そして、これらによって起こりうる相互の側の人々の不満と不
安感によって、さらなる混乱を生み出している。この状況は改めて国家とは何かを問
い直すべきであることを想起させるに十分であろう。
また、これまで富の再分配は国家の役割であったが、今日においては、必ずしも国家
のみにこの機能を頼る必要がなくなっている。なぜなら、世界の富の 48%を所有し
ている超富裕層が彼ら独自の富の分配システムを構築しつつあるからであり、このよ
うな状況もまた、国家というシステムの意義を問い直す契機を与えている。
(記事提供:社会保険出版社)
8
データベース
国民健康保険医療費の状況(平成 27 年 7 月~9 月診療分)
医療費の年間推移
億円
H25
H26
H27
58
55
53
50
48
45
43
40
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
7月
区分
医
科
入院
件数(件)
前年比
医療費(円)
前年比
4,208
100.0%
2,247,973,852
98.7%
126,483
99.1%
2,127,322,380
100.7%
歯科
23,239
98.9%
320,725,194
94.3%
調剤
55,362
103.8%
881,962,680
112.2%
合計
209,292
100.3%
5,577,984,106
101.1%
入院外
8月
区分
医
科
入院
件数(件)
前年比
医療費(円)
前年比
4,170
99.1%
2,173,347,170
97.5%
120,981
98.9%
2,039,231,800
103.4%
歯科
21,532
99.3%
280,892,000
95.9%
調剤
52,864
102.2%
834,211,120
110.6%
合計
199,547
99.8%
5,327,682,090
101.5%
入院外
9月
区分
医
科
入院
件数(件)
前年比
医療費(円)
前年比
4,074
99.0%
2,191,933,718
100.0%
120,869
96.5%
2,076,720,030
102.2%
歯科
21,573
96.6%
282,978,034
91.2%
調剤
53,082
100.2%
836,819,710
110.5%
合計
199,598
97.5%%
5,388,451,492
101.8%
入院外
9
介護給付費の状況(平成 27 年 7 月~9 月審査分)
66
給付費の年間推移
億
H25
H26
H27
56
46
36
26
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
7月
区分
件数(件)
前年比
給付費(円)
前年比
居宅介護
58,780
105.4%
3,070,874,388
106.4%
介護予防
16,173
106.4%
242,594,478
93.5%
施設介護
7,961
99.6%
2,039,604,331
98.6%
3,042,359
117.7%
公費高額
特定入所者介護
4,995
103.7%
166,000,488
103.1%
合計
82,914
105.0%
5,522,116,044
102.7%
8月
区分
件数(件)
前年比
給付費(円)
前年比
居宅介護
58,080
103.9%
3,142,445,197
105.2%
介護予防
16,084
105.9%
245,481,606
94.8%
施設介護
7,938
99.4%
2,107,001,842
98.4%
3,250,931
114.5%
公費高額
特定入所者介護
4,909
103.4%
168,637,010
103.0%
合計
82,102
103.8%
5,666,816,586
102.1%
9月
区分
件数(件)
前年比
給付費(円)
前年比
居宅介護
59,418
105.1%
3,067,663,217
104.4%
介護予防
16,314
106.9%
238,361,005
92.0%
施設介護
7,888
99.6%
2,051,093,213
96.7%
3,139,594
118.4%
公費高額
特定入所者介護
4,215
86.8%
161,293,197
96.6%
合計
83,620
104.9%
5,521,550,226
100.6%
10
健康かんたんレシピ
執筆 鯖江市食生活改善推進員
柚子の果汁でさっぱりおいしく減塩!
☆水菜を生にし、さつま芋は細切りにして揚げると、また違った食感でおいしくいただけます。
☆また、人参を加えるとビタミン A・C・E がそろって免疫力アップに効果的です
<作り方>
① 水菜は 3 ㎝長さに切り、さっとゆで水気を切る。
② さつまいもはさいの目に切り、ゆでて水気を切る。
③ 水菜とさつまいもにマヨネーズとしょうゆを加えてよ
く混ぜ、ゆずの果汁をかける。
<材料 4人分>
さつまいも
240g
水菜
200g
マヨネーズ
大さじ2
しょうゆ
小さじ 1.5
ゆず果汁
1/4 個分
(約大さじ 1/2)
●ビタミンA・C・E(エース)で免疫力UP!*
冬が旬の葉野菜は、ビタミン類やミネラルが豊富に含まれています。細胞の老化を防ぐ抗酸化作
用で免疫細胞を元気にしてくれるのはもちろん、体の細胞も元気になり、ウイルスなどの病原菌が
体の中に入ることを防いでくれます。
*ビタミン A
ほうれん草、人参、かぼちゃなどの緑黄色野菜は、ビタミンA(のもとになるβ-カロテン)を多く
含みます。ビタミン A は、のどや鼻の粘膜を強くしてウイルスの侵入を防ぎます。また、細胞の成
長を促進するので、免疫細胞の働きを活発にしてくれます。
*ビタミン C
白菜、さつまいも、ゆずなどはビタミンCを多く含みます。ビタミン C は、肌や粘膜を強くし風邪
予防に効果があります。寒さや疲労などのストレスでビタミンCが消耗されて、免疫力が落ちやす
くなるので意識して摂りましょう。
*ビタミン E
水菜は、ビタミンEを多く含みます。細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があります。
また、血行を良くして冷え性や肩こり、しもやけなどを防ぎ、皮膚の抵抗力を高めます。
栄養価(1 人分)
※国保ふくい秋号 No.192 において、栄養価の数値
エネルギー
133kcal
タンパク質
脂質
食塩
2.2g
4.5g
0.5g
に誤りがありましたのでお詫び、訂正いたします。
きのこハンバーグ(訂正)
エネルギー (誤)52kcal→(正)178kcal
タンパク質 (誤)20.0g→(正)14.2g
11
脂質
(誤)24.0g→(正)11.3g
塩分
(誤)0.5g→(正)1.0g