H28.1.5発行

H28.1.5発行
No.14
森山メモリアル病院
指定訪問リハビリテーション事業所
今回の表題「いろは」は髙橋 政子様にご協力いただきました。
元気ハツラツ! たんぱく質!!
皆さん、日頃から、お食事はしっかりとれていますか?
「はい、三度三度いただいていますよ」と、おっしゃられる方の中には、『ご飯とお漬物だけで十
分』『動かないからそんなに食べなくてもいいの』という方が少なくありません。実は中高年になって
も、体に必要なたんぱく質の量は若い時と変わらないのです。食べるたんぱく質の量が減ってしま
うと、筋肉や内臓たんぱくの量が少なくなり、日常生活やリハビリに支障が出てしまうのです。
体に必要なたんぱく質は、『魚介類』『お肉』『卵』などの動物性食品や、『豆腐・納豆』などの大豆
製品、また、『牛乳・チーズ』などの乳製品に、多く含まれています。お魚は、鮭でもサンマでも鱈で
も、何でも構いません。お肉は、豚肉や鶏肉・牛肉…その日の気分で種類や部位を選んで大丈夫。
卵は、特にコレステロール値が高くなければ、毎日食べてもOKです。また、お豆腐にはカルシウ
ムが多く含まれて、筋肉だけではなく骨も丈夫にしてくれるんです。
カルシウムも入ってるよ!
「一度に沢山食べられないわ」とおっしゃる方は、おやつの
時間に、ヨーグルトやチーズなどの乳製品をとるのもいいですね。
たんぱく質を十分にとって、しっかりとした体を作り、
とうふ
毎日のリハビリに励んで下さいね。
納豆
食事は『一汁二菜』が基本
副菜(ビタミン・ミネラル)
・煮物
・酢の物
・炒め物
・サラダ
主食(炭水化物)
・ごはん
・めん
主菜(たんぱく質)
・魚料理
・肉料理
・大豆製品 ・たまご料理
汁物
毎食1品「たんぱく質が主役のお料理」にしてね♪
・お肉なら豚肉スライス2枚(60g) ・お魚なら切り身1切れ(60~80g)
・卵なら1個(50g)
・納豆なら1パック
・お豆腐なら1/4丁(100g)
朝、昼、夜でそれぞれ、上記の1つをお食事にとり入れるようにしましょう!
管理栄養士がご自宅に訪問してお食事に関してのお話をすることができま
す。お困りの事があればお気軽に訪問リハビリスタッフまでお声かけください。
森山メモリアル病院 管理栄養士 小柳 淳子
森山メモリアル病院 管理栄養士 小柳 淳子
森山メモリアル訪問看護ステーション
訪問看護では看護師とリハビリスタッフが同じ目標を持ち、それぞれの専門的な視点か
ら利用者様の日々の身体状況を把握した上で、情報共有を行い支援を行っています。
今回は活動への支援をしている事例をご紹介します。
屋外活動
A様 59歳・男性(訪問看護の看護師 週1回、訪問看護のリハビリ 週1回利用)
旭川市の地図を見て「駅近くの大型書店へ行きたい!」との希望がありました。もともと、
読書が趣味で本を購入したいとの思いが聞かれました。
≪検討内容≫
歩いて行けることがわかっ
たので、これから一人でも
地図で距離を確認、経路を検討
行ってみます!
交通手段(徒歩・タクシー等)
身体状態(耐久性・体力・疾患による全身状態)
認知機能面(代金の支払い・コミュニケーション能力等)
ご本人とリハビリスタッフ・看護師で相談し、徒歩で行くこと(片道15分)
に決め、経路は行き帰りで違う道を通り、途中のお店や飲食店も紹介
しました。会話でのコミュニケーションが難しいため、店のレジでは筆談
とジェスチャーでコミュニケーションをとり、購入することが出来ました。
地図の中から一歩前進し、実際に本を買いに行くことができ、自信にも繋がりました。
屋内活動
B様 74歳・女性(訪問看護の看護師 週1回、訪問看護のリハビリ 週2回、通所リハビリ 週3回利用)
サービス利用時以外は寝ていることが多く、ベッドで着替えや整容などの日常生活の
介助を受けていました。ご主人との二人暮らしのため、ご主人の
介護負担も考慮し、日々の生活の中でベッドから離れてできる活動
を検討しました。
まずは、負担感なく続けられる動作に着目し、訪問リハビリ時と、
通所リハビリ時に歯磨きや整髪動作を台所で見守りで行うことを
目標に取り組みました。その3か月後には、整容動作を行うための
移動や立位動作が安定し、整容動作が習慣的な活動になりました。
訪問看護等の医療的な支援に加えて、日常生活の活動や社会参加を見直すことで、
潜在能力を引き出し、より自立的な生活を送ることができます。もし、ご相談など
がありましたら、担当ケアマネジャーや当訪問看護ステーションまでご連絡下さい。
「いろは初夏号」で、ご紹介した訪問リハビリご利用中の
内山幹敏様が電子書籍版の短歌集を発売されました!
『肉塊の歌 春の歌』には、今年4月~6月までに詠んだ約250首が
収められており、「生きる」ことへの想い、ご家族への感謝などが
ユーモアを交えて詠まれています。電子書籍の購入にご興味のあ
る方はぜひ訪問リハビリスタッフへご相談下さい。
る方はぜひ訪問リハビリスタッフへご相談下さい。
~準備運動と歩き方のコツ~
本格的な冬の到来を迎え、ますます厳しい寒さとなりましたが変わりなくお過ごしでしょうか?
道路にはすっかり雪が積もり、歩くときに滑って転んでしまう危険性が高くなっています。
「出来れば転ばずに安全に歩きたい!」というのは北海道に住む人共通の悩みだと思います。
そこで、今回は北海道医療大学 理学療法学科 教授の鈴木英樹先生が、昨年11月1日にお
話をされた北海道理学療法士学術大会 市民公開講座 『ツルツル路面での転倒や骨折を
予防しよう~運動の方法から便利なグッズまで~』 の中から、皆様に役立ちそうなお話を
いくつかご紹介したいと思います。
転ばないために
~足首・足指の運動~
① 足首の曲げ伸ばし
③ 足の指でジャンケン
② 足首回し
チョキ
グー
パー
「足」は家で言う基礎の部分で、体のバランスを保つのにとても重要なんです!
・足首が固くなると「スキー靴」を履いた状態で歩く感覚に近くなります。
そのため、スムーズに歩くためには柔軟性を保つことが必要です。
・足の指の動きが悪くなると、バランスを崩した時に踏ん張りが効かなく
なるだけでなく、立っている姿勢も不安定になるので要注意です。
転ばないために
~冬道の歩き方~
夏場の良い歩き方は
1、背筋を伸ばす
2、足をしっかり振り出す
3、踵から地面につく
でも冬場は違うのかな??
誤った足のつき方
正しい足のつき方
踵からつくと、力が斜めにかかるため滑り易くなります
足裏全体でつくと力が真下にかかるので滑りにくいです
「足のつき方」以外にも
1、歩幅は小さく、ゆっくり歩く
2、時間に余裕をもって、焦らず歩く
3、よそ見をせずに路面に注意して歩く
などのポイントがあるので
意識して歩いてみることをお勧めします♪