仕様書 1.件 名 2015年度 女性を対象にした広聴活動の実施について 2.事業目的 高レベル放射性廃棄物の地層処分の取り組みは、全国の皆さまの理解を得ながら進めて いくことが重要であるため、これまでに全国的な対話活動を順次展開してきたが、女性は 男性に比べて参加率が低い状況にある。そのため、対象を女性に絞り、これまでの対話活 動(広報テーマやツール、アプローチ方法等)の評価や印象をうかがうとともに、今後の 取り組みにつなげることを目的にした広聴活動(意見交換会)を実施する。 3.事業内容 (1)意見交換会の開催 ①開催時期・場所・概要 ・ 2016年3月中に2カ所において、広聴を目的とした意見交換会を開催する。 開催にあたり1会場40~50名程度の参加を見込んだ会場を確保する。開催 時間は準備・片付けに要する時間を除き2時間程度とする。 ・ 開催地については、地域特性を考慮し様々な意見が聴取できる場所を提案する。 ・ 事業目的を踏まえて意見交換会の全体計画を提案し、機構と調整のうえ決定す る。 ・ 会場設営に必要な機器・備品・オペレーター等を確保する。 ・ 配布資料については、必要に応じ複写し、当日必要部数を配布する。 ②集客方法 ・ 全国的な女性会員組織やネットワークを有し、年齢構成等を踏まえた幅広い層 の40名以上を確実に集客できるよう効果的な方法を提案するとともに、開催 後の波及効果(全国の女性を対象)が期待できるような事項を提案する。 ③アンケート調査 ・ 意見交換会の参加者募集に際し、参加希望者の理解度や関心事項、対話活動(意 見交換)の事前及び事後の態度変容などを把握するために、会の前後にアンケ ート調査を実施すること。設問内容については案を提案し、機構と協議のうえ 決定する。 ・ 全国的な女性会員組織やネットワークを活用し、機構の事業内容についてアン ケートを実施し、認知度、関心度等を地域別に調査する。設問内容については 案を提案し、機構と協議のうえ決定する。 ④意見交換会の実施 ・ 1会場あたりファシリテーターを5名程度選定し、参加者による意見交換をサポ ートする者を提案する。また、ファシリテーターの謝金、交通費及び必要に応 じて宿泊費は本事業において支払う。 ・ 意見交換会の開催・運営のために、運営管理、受付等に必要な人員を確保する。 ⑤開催報告 ・ 意見交換会の開催結果について、開催地ごとにその開催概要をとりまとめ、機 構のホームページ上で当日の様子(写真や記事等)が公開できるよう議事録を 作成し、記録用として動画を撮影する。また、開催後の波及効果(全国の女性 を対象)が期待できるような提案をする。 ⑥その他 ・ 事業の実施にあたっては、各段階で機構と調整し了解を得て行う。 (2)開催結果の評価 3-(1)-③のアンケート調査の結果をとりまとめ、分析すること。 4.報告書の作成 3-(1)-③及び⑤の内容について、報告書及び報告書概要版(ホームページ公開用) を作成する。 5.事業期間 契約締結日から2016年3月31日まで。 6.納入物 報告書及び事業報告書概要版(ホームページ公開用)、記録映像を納めた電子媒体 (DVD-R)一枚 7.支払い 支払いについては、確定検査後払いとする。 8.その他 本仕様書に記載のない事項について疑義等が生じた場合は、機構と協議の上、決定す る。 以 上
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