自分 が好 き・学校 が好 き・玖珠 が好 き 2016 No.88 冬号 スクールミュージアム in 玖珠中学校 12月14日、大分県立美術館所蔵作品巡回展(スクールミュージアム)が玖珠中学校体育館で開催されました。 大分県立美術館が所蔵している作品の中から、日本画の福田平八郎や髙山辰雄、彫刻の朝倉文夫ら大分を 代表する巨匠の秀作など24点を展示。また、同日同会場で生徒による作品説明も行われました。 特集 P2~3 新中学校の基本コンセプト、 スクールカラー決定 平成28年 1月15日 大分県玖珠町教育委員会 新中学校の 基本コンセプト、 スクールカラー決定 平成 31 年4月に開校する新中学校の「基本コンセプト」と「スクールカラー」を、決定し たのでお知らせします。 コンセプトは概念・構想・全体の基となる大まかな考え方であり、今後、新中学校開校に向 けての協議を進めていく中で、根幹をなす大切なものです。スクールカラーは「校色」のこと です。 これらは、今後の施設整備コンセプトの策定や、校名・校歌・校訓の決定などのベースとな る重要な項目です。 基本コンセプト 「夢・絆・志をともに育む学校」 ●設定理由 ・ふ るさとの豊かな自然や文化を愛し、さまざまな繋がりの中で、一人ひとりが夢を 持ち、志を立て未来に向かってチャレンジしていく、そんな生徒が育つ学校であって ほしい。 スクールカラー 「群 青 色」 ●設定理由 ・ 「星空の町・青空の町」としての澄んだ空の色のイメージ ・新しい中学校が出発するにふさわしい日の出の空の色で、「統合する7つの中学校の もと 思いは群青の空の下でいつまでも繋がっている」という意味をこめたもの。 2016 (平成 28 年)冬号 教育広報 くす № 88 2 平成 31 年4月に開校する新中学校の「基本コンセプト」と「スクールカラー」について、新中学 校開校推進協議会の開校準備部会(議員、自治委員、女性団体役員、保護者、教職員などから選ばれ たメンバーで構成される部会)で昨年から協議・検討を行ってきました。その経過についてお知らせ します。 (経 過) 平成26年度 1月27日(火) 2月18日(水) 平成27年度 8月24日(月) 9月 9日(水) 第1回開校準備部会 ・部会員へのアンケート調査実施依頼 第2回開校準備部会 ・アンケート結果について班別協議 第1回開校準備部会 ・前年度の協議経過、集約内容など説明 第2回開校準備部会 ・素案を説明 10月20日(火) 第3回開校準備部会 ・班別で協議 11月 2日(月) 第4回開校準備部会 ・班別協議および全体協議 11月 9日(月) 第5回開校準備部会 ・部会案とりまとめ 11月25日(水) 第5回新中学校開校推進協議会 ・開校準備部会案を了承 11月26日(木) 定例教育委員会 ・基本コンセプトとスクールカラーを承認、決定 11月27日(金) 議会中学校統合特別委員会 ・基本コンセプトとスクールカラー報告 3 2016 (平成 28 年)冬号 教育広報 くす № 88 町一斉学校公開月間 町内小・中学校は、地域に開かれた学校づくりを目指して学校公開を推進しています。特に、11 月 は学校ごとに「学校公開週間」を設定し、 様々な取組を行っています。期間中、 全小・中学校で延べ 1,362 人の保護者や地域の方が授業や学校行事を参観しました。児童、生徒、教職員が日頃の学習や練習の成 果を発表する場となりました。その一部をお知らせします。 今回学校を訪問できなかったみなさまも各学校の公開日にぜひ一度、子どもたちの学校生活の状況を ご覧になってみてはいかがでしょうか。 森中央小学校 第 41 回図書館まつり 11 月 22 日、図書館まつりが森中央小学校体育館で 開催されました。 児童たちは、本を題材に音楽劇に取り組みました。 どの学年も保護者や地域の方等を前に緊張しながらも 元気よく大きな声で発表しました。 絵本の世界を体感する一日となりました。 ふれあい学級 日出生小学校 11 月 28 日、ふれあい学級が日出生小学校で行わ れました。子どもたちの学習発表や保護者や地域の 方にも協力いただき、餅つき、しめ縄づくりなども 行いました。その後、参加者全員 でお餅と豚汁をいただきました。 また、5、6年生が保護者、地域 のみなさんに太鼓の演奏を披露 しました。 収穫祭 小田小学校 11 月 17 日、収穫祭が小田小学校で行われました。 総合の時間に、学校で収穫した芋を使った料理等を児 童みんなで考え料理。保護者や地域のみなさんに協力 していただき、料理ができました。その後、参加者全 員で完成した料理をおいしくいただきました。 2016 (平成 28 年)冬号 教育広報 くす № 88 4 子ども瀧の市 北山田小学校 11 月 19 日、子ども瀧の市が北山田小学校体育館で 行われました。北山田小学校1年生、2年生と4月か ら1年生として北山田小学校に入学予定の幼稚園児、 保育園児等が参加。 児童がくじびき、フライドポテト、クレープ、たこ やき、フルーツあめなどのお店を出し、商品を売った り、買ったりしながら児童と幼稚園児、保育園児が交 流を深めました。 森中学校合唱コンクール 11 月 20 日、森中学校合唱コンクールがくすまちメ ルサンホールで開催されました。 生徒たちは、 「心~仲間を信じて~」をテーマに金 賞をめざしてクラスごとに取組を行いました。生徒た ちは、 練習の成果を保護者の前で力強く発表しました。 第 32 回八幡中学校文化祭 11 月 15 日、校内文化祭が八幡中学校体育館で開催 されました。 「For Our purpose with confidence.」をテーマに 各学年で劇などに取り組み、保護者・地域の方の前で 発表しました。3年生は職場体験を通して、自分たち の将来について考えたことを劇にして発表。また、保 護者や地域の方々の出し物やバザーなどもあり、 学校・ 保護者・地域が一体となる文化祭となりました。 命の大切さを学ぶ教室 古後中学校 11 月 25 日、命の大切さを学ぶ教室が古後中学校 体育館で開催されました。小学生と中学生、保護者 や地域の方が参加。大分県警の方から、交通事故に あったお母さんの手紙を読んでいただき、命の大切 さについて学びました。 その後、大分県警察音楽隊による演奏が行われ、 手拍子をしながら、会場が一体となりました。 5 2016 (平成 28 年)冬号 教育広報 くす № 88 (仮称)玖珠町立博物館 久留島武彦記念館について 玖珠町は、これまで蓄積された童話の里づくりの歴史と、平成 24 年4月に設置された久留島武彦研 究所の成果や遺品等の貴重な資料を発信・公開できる施設をつくります。 記念館は旧若竹保育園を改修して、平成 29 年5月の開館を目指しています。 《設計の基本コンセプト》 博物館・交流施設・活動拠点として “人とまち”とともに成長する施設づくりのコンセプト 久 留島 武 彦 記 念 館 《建築のコンセプト》 《展示のコンセプト》 童話の里が生んだ 日本児童文化のパイオニア 久留島先生が大切にした “童心”を伝える 計画地の自然が生んだ 日本児童文化のパイオニア 武彦を顕彰する。 童話を通して 情操教育を実践した 武彦精神を継承する。 イメージ図(平成 27 年 12 月現在) 久留島武彦とは 豊後森藩 10 代藩主久留島通明の弟通寛の息子として明治 7 年(1874)6 月 19 日に玖珠町森で生まれました。 武彦は、明治 36 年(1903)に開催した日本初の「お話の会」を皮切りに「口演童話」の道を開拓し、日本 をはじめ世界をくまなく語り歩き「日本のアンデルセン」とも呼ばれました。また、児童対象の文芸作品を 多数創作するかたわら、幼稚園や英語学校、家庭塾を通して児童教育及び女性教育に携わった社会教育者で もありました。 2016 (平成 28 年)冬号 教育広報 くす № 88 6 第 34 回学童記録会結果発表 10 月 17 日、第 34 回学童記録会が玖珠町総合運動公園陸上競技場で開催されました。小学校1年生から6年 生まで計 175 名の児童が参加。晴天のなか、児童たちはそれぞれの競技で記録や完走をめざし、いっしょうけ んめいに取り組みました。その結果、5種目で大会新記録が更新され、1種目で大会タイ記録が出た大会とな りました。 来年も今年以上の児童の参加をお待ちしています。 第 34 回 学童記録会優勝者 100m走 女 子 穴井 芽衣 男 子 小野 永翔 (森中央小)18秒6 ☆ (森中央小)17秒7 ☆ 女 子 吉村 瑞穂 100m走 1年生 4年生 (日出生小) 予 選 17秒5 決 勝 17秒6 ○大会タイ記録 ☆は大会新記録 女 子 井上 麻綺 (八幡小)18秒3 ◯ 男 子 髙森 将太 女 子 宿利 美咲 (森中央小)16秒2 (八幡小)15秒7 走り幅跳び 2年生 男 子 上野 大惺 女 子 安部 由菜 (北山田小)16秒9 ☆ (塚脇小)17秒5 5年生 男 子 瀧水蓮太郎 女 子 長尾 みな (塚脇小) 予 選 14秒8 決 勝 15秒0 (塚脇小) 予 選 14秒9 決 勝 15秒0 3年生 (塚脇小)16秒4 6年生 1000m走 400mリレー 男 子 秋好 宥紀 (北山田小)14秒4 㠶足 茉優 田中 里基 小畑 かこ 日隈 太陽 (小田小) 3m28 (古後小) 2m40 (森中央小) 3m26 (塚脇小) 4m06 秋好 宥紀 走り高跳び ソフトボール 投 げ 男 子 穴井 風人 (北山田小) 1m15 尾方 里歩 甲斐 夕聖 赤峰希ノ花 重光 星希 岐部 花凛 湯浅 樹 (森中央小)23m57 (森中央小)34m35 (森中央小)31m (森中央小)46m29 (塚脇小)36m41 (北山田小)48m52 森 一沙 小幡 優翔 㠶足 茉優 衛藤 瞬 森 裕菜 松尾 悠太 (森中央小)4分10秒 (森中央小)3分48秒 (小田小) 3分42秒 (塚脇小) 3分45秒 (塚脇小) 3分55秒 (八幡小) 3分26秒 平田 優凪 日野 愛美 尾方 里歩 森 一沙 安永 蒼依 小幡 優翔 髙森 将太 梶原 武彦 下津 彩香 田坂 華 衛藤 陽花 藤田 美咲 衛藤 瞬 千原 聡和 秋好 奎汰 瀧水蓮太郎 長尾 みな 石貫 萌美 瀧石妃久美 森 裕菜 石井 豪 秋好 宥紀 秋好 祐三 高倉 洸希 (森中央小B)70秒8 (森中央小)66秒0 ☆ (塚脇小B)67秒6 (塚脇小)64秒4 (塚脇小B)63秒3 (北山田小A)58秒2 ☆ ※ 100m 走については、予選タイムの方が決勝タイムより早い場合、両方のタイムを記載しています。 女子の部で玖珠中学校Aチームが優勝 ~郡中学校駅伝大会~ 10 月 17 日に玖珠郡中学校駅伝大会が玖珠川河川敷で開催さ れました。女子 11 チーム、男子 15 チームが参加。女子の部 で玖珠中学校Aチームが大会新記録で優勝しました。選手は、 保護者や生徒たちの応援を受け、精一杯走り抜きました。 ~玖珠郡中学校駅伝競走大会総合順位~ 1位 2位 3位 7 2016 (平成 28 年)冬号 教育広報 くす № 88 女子の部 男子の部 玖珠A ここのえ緑陽A ここのえ緑陽A 玖珠A 森A 玖珠B 「小さな親切」実行章受章 ~小田小学校~ 10 月 15 日、 「小さな親切」実行章授章伝達式が小田小学校で行われ ました。同校では、児童が登下校時に自主的にゴミ拾いや草むしり、 あいさつ運動に取り組んでいます。このことを聞いた片山博雅「ちい さな親切」運動玖珠町支部長が大分県本部に推薦し、同校の受章が決 定しました。 伝達式には、全校児童が参加。片山博雅玖珠支部長から表彰状の授与と車椅子1台の寄贈を受けました。 その後、児童たちは車椅子の使い方や「小さな親切」運動の大切さについて学びました。 測量体験学習 ~八幡中学校~ 10 月8日、測量体験学習が八幡中学校で行われました。 この体験は、生徒たちに測量や設計について知ってもらうことを目 的に県測量設計コンサルタンツ協会が県内各地で行っているものです。 体験には、同校全校生徒が参加し、5グループに分かれて行われま した。高さと距離が一度で測れるトータルステーションや現地で面積 がわかる電子平板等の測量機器を使って、同校グラウンドで測量の方 法について学びました。 給食センター職場体験 11 月 11 日、12 日の2日間、北山田中学校生徒の職場体験が給 食センターで行われました。体験では調理作業や洗浄作業などを 行い、日頃自分たちが食べている給食が出来るまでを学びました。 給食センターでは、常に衛生管理・栄養管理を行い、安心・安 全な給食を町内の幼稚園・小・中学校にお届けしています。 ≪手島圭三郎≫文化講演会 災害に備えて避難訓練 玖珠中学校 11月20日、 学校巡回講演会が小田小学校・ 八幡中学校で行われました。講師に手島圭 三郎さん〔絵本作家〕をお迎えしました。 北海道に生息している固有の生き物たち のたくましく生きる姿や、絶滅の恐れのあ る生き物の話を通して、自然を守ることの 大切さを学びました。 (八幡中学校で講演の様子) 11月27日、避難訓練が玖珠中学校で行われました。訓練 では、校舎内からグラウンドへ避難。その後、避難場所であ る玖珠自治会館に避難しました。自治会館では、玖珠地区コ ミュ二ティ協議会の協力により非常食の炊出し体験や町の防 災担当者から防災対策についての説明を受けました。 参加した生徒たちは、いつ起こるかわからない災害に備 えて、災害時の対策について学びました。 2016 (平成 28 年)冬号 教育広報 くす № 88 8 スクールミュージアム in 玖珠中学校 12 月 14 日、大分県立美術館所蔵作品巡回展(スクールミュージアム)が玖珠中学校体育館で開催されま した。 大分県立美術館は、大分ゆかりの作家の作品を中心に約 5000 点におよぶ作品や資料を収集しています。 これらの作品を美術館のコレクション展示室で紹介するだけでなく、県内各地域の展示スペースでも公開す ることを目的に巡回展が計画されました。中学校施設での巡回展は初めての試みとなります。 同日同会場で、玖珠中学校一年生によるポスター セッションも行われました。今回展示される作品・作 家について事前に授業で学び、班ごとに作品・作家を 決め調べました。作家や作品の注目ポイントや感想な どをポスターにまとめ、多くの来場者の前で発表。生 徒たちは、はきはきと大きな声で自分たちの声で作品 の魅力について来場者に発信しました。 参加者は、生徒の発表の後、再度作品を観覧し、作 品を楽しみました。 選挙出前授業 ~選挙の仕組みを知ろう~ 12 月 14 日、大分県選挙管理委員会による出前授業が塚脇小 学校で行われました。 この取り組みは、将来有権者となる児童を対象に選挙の仕組 みや投票参加の意義について深めることを目的としています。 授業では、小学6年生 53 名が模擬選挙で投票を行いました。 また、〇×クイズなどを行い、選挙の仕組みについて学びま した。 9 2016 (平成 28 年)冬号 教育広報 くす № 88 く る しま たけひこ 第4回久留島武彦顕彰 全国語りべ大会出場者募集 教育広報 くす 平成28年1月15日発行 №88 口演童話家・故久留島武彦生誕の地 くすまち でお話を語ってみませんか? お話を語って歩くことに生涯をついやした久留島武彦生誕の地 くすまちで、 童話・民話(創作も可)の一人語りを行う出場者を募集します。 ■応募期間:平成 28 年 2 月 1 日~ 3 月 31 日 ■募集内容:童話および民話(創作も可)の一人語り ■募集人数:小学生の部 7 名/一般の部 7 名 ■応募方法:所定の出場申込書とあわせて、事前審査用に録音したもの(カセットテー プ、CDなど)を添えて、申し込みを行ってください。 ※出場申込書及び募集内容等の詳細につきましては、下記までお問い合 わせください。 日本のアンデルセンと称えられた 口演童話家 久留島武彦 ■応 募 先:〒 879-4492 大分県玖珠郡玖珠町大字帆足 268 番地の 5 (玖珠町教育委員会 社会教育課内) 発行/玖珠町教育委員会 〒879-4492 大分県玖珠郡玖珠町大字帆足268の5 TEL(0973)72-1164 FAX(0973)72-5663 「久留島武彦顕彰 全国語りべ大会」実行委員会事務局 TEL:0973-72-7151 FAX:0973-72-5663 e-mail:[email protected] ホームページ:https://www.town.kusu.oita.jp/773.html 応募の詳細は、 ホームページでも ご覧になれます。 ~第4回久留島武彦顕彰 全国語りべ大会日程~ 開催日時:平成 28 年 8 月 7 日(日) 13:00 ~ 17:00 開 催 場 所 :くすまちメルサンホール プログラム:①久留島武彦顕彰式 文部科学大臣賞受賞 印刷/㈱インタープリンツ 〒870-0945 大分県大分市津守563番地の7 TEL(097) 568-8123 FAX(097) 567-1025 今回、玖珠中学校「目標協働達成会議」が平成27 年度優れた「地域による学校支援活動」として、文 部科学大臣賞を受賞。宗岡 功 玖珠中学校校長、安 達宏彦 玖珠中学校学校運営協議会会長が教育長へ 受賞報告に訪れました。 玖珠中学校では、平成26年度から、学校運営協議 会の内部組織として、 「目標協働達成会議」を設置。 学校と地域、家庭がより連携し、協働して生徒を育 成する取り組みを進めています。 ②語りべ大会 全国スポーツ推進委員 連合会長賞受賞 玖珠町スポーツ推進委員の永井義隆さんが永年に わたり地域スポーツの普及振興に尽力された功績で 公益社団法人全国スポーツ推進委員連合会長賞を受 賞。教育長へ受賞報告に訪れました。 永井さんは、平成5 年に玖珠町体育指導員 に就任し、今年度で 23 年目となります。 町内のスポーツイベン トの企画・指導・運営に も積極的に関わり、本 町社会体育の振興に大 きく貢献されています。 受賞おめでとうござ います。 2016 (平成 28 年)冬号 教育広報 くす № 88 10
© Copyright 2024 ExpyDoc