安全第一 2017ルールブック

第10回 ママチャリ⽇本グランプリ
安全第一
2017ルールブック
【⽇本グランプリ編】
更新新履歴
2016年1月12日 更新
参加される選手及びチーム関係者の皆様へ
さて、これからが本番です!
予選通過(参加申込完了)→事前準備とトレーニング→2016年12月5日までに参加誓約書を郵送→当日参加受付→車検を
受ける→レース参加→トロフィー授与→そして無事帰宅。この全ての工程がママチャリ日本グランプリです。
このルールブックには、ルール解説、危険箇所の説明、コース図、パドック図、施設図、タイムテーブル、発信機取り付け方
法など、レース参加の必要事項全てが記載(一部後日掲載)されています。参加ライダーとチーム関係者は事前にこの「ル
ールブック」と「Q&A」を熟読頂き、安全に参加できるよう努めてください。
ママチャリレースといえど「スポーツ競技」です。
ある一定のルールを定め、それを各自が守る事によりレース競技として成立すると共に、公平で安全な環境はみなさまのマ
ナーとモラルに支えられています。同時に参加者のみなさまには「サーキットのいろは」を多少学んで頂く事により「サーキッ
トの楽しさ」を再発見してもらい富士スピードウェイがみなさまのホームコースになってゆくことを願います。
では、ここからレースがスタートします!
じっくりルールブックをお読みください!
参加資格
1) 補助輪を使用せず安全に運転できる方。
2) 大会の趣旨を理解できる方。
3) 年齢、性別、人種に制限無し。但し未成年者のみでの参加は不可。未成年者は保護者の同意及びチーム内に最低
一名の保護者同伴必須。
4) 1 チームにおける参加ライダーは 3 名以上、総数 10 名以下(お子様が走行する際その人数に含まれる)で構成してく
ださい。但しピットクルーや応援団の人数に制限はございません。
レース形式
1) グリッドスタートによるチーム対抗7時間耐久レース
2) スターティンググリッドはヤル気順に決定
3) 7時間経過とともにチェッカーがふられてレースが終了する(項目「計測と計測装置について」を参照のこと)
持ち物
1) 自転車と装備一式
2) 最終版の「ルールブック」
3) 自転車修理用に「布製ガムテープ」
4) 簡単な工具
5) 絆創膏(ばんそうこう)などの応急処置具
6) 事故に備えて健康保険証
7) 防寒着(エスキモー並みの製品を推奨)
8) 美人レースクィーン(プロ・アマ・人種問わず)
注意事項
1) 富士スピードウェイ入場の際に入場料金1,000 円(中学生以下は無料)が必要となります。また入場料金をお支払い
頂いた際にリストバンドをお渡しします。リストバンドを装着してから「パドック」や「ヘアピンピット」へ入場下さい。リスト
バンドを装着していない方はパドックやヘアピンピットへ入場できません。
2) 入場整理券、参加受理証、車両通行証などは発行いたしません。
3) 事故に際し保険の適用はございません。障害保険は各自でご加入ください。
4) 雨天決行となります。但し危険な天候、例えば台風・コース内の重大な積雪や凍結などにおいては 主催者判断にて
大会を中止する場合があります。状況次第では当日に中止の決定が下される場合もございます。その際は、HP と
「イベント参加者専用お知らせ掲示板(携帯対応)」にて通達いたしますので、必ずご確認下さい。確認が出来ない場
合は0550-78-2255 まで電話にてご確認お願い致します。
キャンセルと参加申込に伴う注意事項
1) 参加申込み後の参加費返還は致しかねます。参加に当たり十分ご検討の上でお申し込みください。
2) 申込みに際し参加費のほか数百円の手数料(スポーツエントリー)がかかります。
3) 大会中止(注意事項の項目4)と事務局が判断した際は 2,000円の返金手数料を差し引いた差額が返還されます。
レースに参加するまでの手順
1)
WEBの「スポーツエントリー」から参加申込を行う
2)
スポーツエントリーより返信されたメールの内容を確認する。
3)
参加費を支払う
4)
WEBのエントリーリストへ申込内容が掲載される(掲載されるまで数日かかる)
5)
2016年12月5日必着
にてダウンロードした参加誓約書を大会事務局まで郵
送し、不備がなければWEBのエントリーリスト内の「誓約書提出欄」に「提出済」と表記されたら全ての事務手続き
が完了!
【重要注意事項】
①
「参加誓約書」の記入事項は、スポーツエントリーへ登録した内容で提出ください。参加誓約書の申請内容
と、登録された内容が異なる際はスポーツエントリーへ登録された内容が優先されます。
②
誓約書・参加同意書の印鑑や署名が無いもの、及び記載不備やコピーの提出は無効となります。
③
申し込み内容変更の際は2016年11月27日16時までに下記へご連絡下さい。なおそれ以降のエントリー内容
変更は一切受け付ける事が出来ません。
スポーツエントリーカスタマーサポートセンター電話 0570-550-846
6)
車両の準備をする。指定されたゼッケン番号を制作して自転車のカゴに張り付ける!
7)
事前準備とトレーニングを行う!
8)
備品の再確認を行い富士スピードウェイに向けて家を出発!
9)
富士スピードウェイの東ゲートより入場する(ゲートより大渋滞しています)。
10)
駐車場へ車を止める。
11)
入場料金を支払いリストバンドを手首へ装着する。
12)
リストバンドを手首に取り付けて徒歩でパドックに入場する。リストバンドがないとパドックやヘアピンピットへ入場
できません(中学生以下はバンド不要)。
13) チーム代表者は時間内に1番ピットにて「参加確認」を行い発信機と大会プログラ
ムなど一式を受け取る。
14) 車両検査(車検)を受ける。
15)
車両検査が終了した車両は、カッコ良くピットロードに並べる(メディアとカメラ小僧の撮影あり)。なおピット内に車
両を搬入する事は出来ません。
16)
7:00ごろ、ラジオ体操の放送が流れるので場内に居る全員で3万人の一斉体操を行う。
17)
ラジオ体操を実行中にプロドライバー運転によるオフィシャルカー(レクサス)によるコース内の「インスペクションラ
ン」を行います。ピットロードを通過してからストレートを全開で駆け抜けます。
18)
7:00 「グリッド整列開始♪」の放送が流れたら車両とライダーはグリッドに移動し、スターティンググリッドに整列
する。ここで写真を撮ったりもOK!
19)
7:15 「退去開始」 ライダー以外の人々はグリッドより走って退去する。(スタート進行に直接影響してしまうため
時間を厳守すること)。
20)
7:30 ゲート閉鎖 ゲート閉鎖後はグリッドに入れません。グリッドに配置できないチームはピットスタートとなりま
す。
21)
7:30 場内放送によるミーティングを開始!
22)
スタートライン付近よりスタート「10分前」、「5分前」、「3分前」のボードが
掲示されるので心の準備をする。
23)
国歌斉唱!
24)
「大会風紀委員長」による開会宣言!
25)
スタート「1分前」のボードが掲示されたら心臓がドキドキしてくる!
26)
スタート「30秒前」のボードが掲示されたら覚悟を決める!
27)
スターティングシグナルに注目!
シグナルの「赤」が順番に点灯しシグナルによるカウントダウンが始まり、その赤点灯が消灯(ブラックアウト)した
ら一斉にレーススタート!(事前にF1グランプリのスタートを参照しイメージトレーニングを行うこと)
なおスタート後ペースカーを追い越してはならない!
28)
チェッカーフラッグ(終了の合図)まで、ひたすら走り、全力で応援する・・・・・・・・・
29)
チェッカーが振られる約60分前に、ヘアピンピットが閉鎖される。同時にピットクルーや応援者もヘアピンピットより
退去する(要作戦会議)
30)
チェッカーが振られる約15分前に、ピットロード入り口(ピット入り口)とピットロードエンド(コース入口)が閉鎖され
ピットインとピットアウトができなくなる(要作戦会議)
31)
カウントダウンと共にフィニッシュラインの電光掲示板が「7:00.00」でチェッカーフラッグが振られる。
32)
フィニッシュラインを通過して感動のチェッカーフラッグを受ける!
33)
チェッカーを受けたライダーは、発信機を返却した後にピットに戻る。
34)
最後尾の選手がチェッカーを受けると共にレースを締めくくる。
35)
ピットロードでフィニッシュ後の自由撮影時間帯(メディアの撮影あり)。
36)
1番ピット周辺に貼り出された正式結果を参照し順位を確認してから自分のトロフィーを受け取る。
37)
1位~3位と特別賞受賞チームはブリーフィングルームに集合する。
38)
レーシングカーのデモランを開始(必見!全開で走行!)
39)
コース上で、ドライバーのインタビューとマシンの記念撮影。
40)
トロフィーを手に満足感に浸りながら帰宅(18時までに退場(鉄人クラスを除く))。
41)
ママチャリ日本グランプリが完結する。
ライダーについての重要事項
1)
アゴひもの付いているヘルメット、グローブ(軍手可)、長袖、長ズボン、運動靴の装備厳守となります。転倒に備
えてヒザとヒジのパッド装着を強くお勧めします。お子様に関してはパッド装着厳守となります。
負傷した方の大半は、パッドを装着しなかったために怪我を負ってしまってる可能性があります。
2)
「工事用ヘルメット」は使用禁止です!
工事用ヘルメットは、側部の衝撃を保護できないため、転倒等において「眼窩底骨折」などの
重傷を負う可能性があります。安全を確保するためにも絶対に使用しないようお願いします。
【使用できない工事用ヘルメットの一例】
ヘルメット裏側に「飛来、落下物用」や「電気用」等と表記されている製品は使用できません。
【実際のレースにおいて発生した負傷一例】
他人事ではございません!実際に起こった負傷の一例です。
パッド未装着など装備不足による負傷が主な原因だと想われます。
スタートからお昼が事故多発時間帯です。ご注意ください!
性別
3)
受傷場所
時刻
性別
受傷場所
時刻
男
右手関節左肩
8:25
女
左示指 右膝 左肘挫傷
10:05
男
両膝挫傷
8:37
女
擦過傷
10:12
男
左肘 手
8:33
男
両膝擦過傷
10:04
男
右膝 左肘
8:45
男
右膝擦過傷
10:26
男
左顔面 肘左手
8:44
女
左胸部打撲
10:30
男
左手 左膝
8:52
女
左膝打撲 右中指擦過傷 左親指打撲
11:29
女
右額部顔面挫傷
10:04
女
左膝擦過傷 左半身打撲
10:30
女
右指
9:03
男
顔面 両膝擦過傷
10:48
女
左膝 顔面 眼瞼
8:12
男
両手 左膝擦過傷
11:10
女
石鎖骨
9:20
男
左肩鎖関節脱臼
11:27
男
右肘 大腿部
9:45
女
すりきず 打撲
11:37
男
左肩 左肘 打撲
9:55
女
右膝擦過傷
11:48
男
頭部打撲 肘挫傷
9:27
男
下口唇挫創
11:46
男
右額挫創 右頬部挫創
9:00
女
下顎擦過傷
12:09
自転車専用ヘルメットや工事用ヘルメット等は、転倒時の強い衝撃により側頭部や顔面を保護できない場合があ
ります。実際に転倒して頭部強打や前歯が折れてしまうなどの事例も報告されております!ヘルメットに関しては
二輪用、四輪用、スキー&スノーボード用、アメリカンフットボール用、通学用など
の、丈夫で安全な製品を使用してください。「自転車専用ヘルメット」は使用可能ではあるものの推奨いたしませ
ん。
※通学用ヘルメットは一見工事用ヘルメットと見分けがつきません。そのためレース中に係員よりヘルメットの確
認のために停車を要求される場合があるのでご承知ください。
走行に関する注意事項
1) レーシングコースは起伏が激しく非常に過酷なコースレイアウトで
す。またママチャリと言えども、それなりのスピードを出す事が可
能です。 自転車に不慣れな方は事前に十分な練習を行い自転
車走行に慣れておかなければなりません。
2)
走行においての基本理念につきましては「弱者優先」と心得てく
ださい。
2)
走行中に他者と接触したり走行を妨げてしまった際は「ごめんなさい!」の一言と助け合いの心を忘れずにお願
い致します。その一言でお互い気持ちの良いレースになる事と思います。
3)
周囲の確認不足による走行中の接触が多く見受けられます。常に前後左右の車両を確認し状を把握しながら走
行する習慣を身に付けてください。例えば、コーナー侵入時はキョロキョロ周囲を見渡したり、
追い越す際に「横を通過しまぁ~すぅ ♪チリン♪チリン♪」など声をかけたりする
方法も有効かと思います。
4)
このレースは小さいお子様も参加します。お子様を追い越す際は十分な車間と安全を確保し、お子様優先(弱者
優先)で追い抜きをお願いします。
5)
転倒等により怪我を負った際は、無理に動かず救援をお待ち下さい。動かす事によって怪我が悪化する恐れが
あります。必要に応じて医務室へ搬送します。そして医務室の判断により場外の病院へ搬送する場合がありま
す。
6)
6 歳以下のお子様、または必要に応じて保護者の伴走を義務付けます。お子様が参加する際は十分な事前練
習をお願い致します。
7)
前日夕方とレース当日に初心者や走行に不安な方などを対象に簡単な安全講習会(参加無料)を行います。タイ
ムスケジュールと講習会会場の案内は場内放送などで告知します。
8)
レース中に起こった事故において、その相手に責任を追及したり、損
害を要求する事は出来ません。たとえ自分に非が無くとも、それらは
全て「50:50」の定義に基づき処理されます。一般公道とサーキットで
は根本的に考え方が違う事を予めご承知下さい。また傷害保険など
の適用はございませんので各自でご加入ください。
コース内の危険箇所と「1コーナー特別ルール」
1)
転倒事故を減らすためにサドルの高さを規定しています。車両規定を参照ください。
2)
ママチャリで富士スピードウェイを走るとは! 例えると「片道四車線の高速道路」を自転車で走っているようなも
のです。スピード感覚は限りなく麻痺しスピードが出ていても気付く事なく「危険速度領域」に達する事があります。
コース内では自分の技量に見合った走行を心掛けてくだい。
3)
1コーナーは転倒者が最も多いコーナーであるため大事故が起こりうる可能性もあります。実際に重大な人身事
低速走行を維持する区
故も発生しているため、この区間(図の黄色部分)は
間と規定します。 また上級者や経験者はコーナー左側(赤線)を走行し、比較的低速走行が予想される初心
者やお子様は右側(青線)を走行してください。
4)
1コーナーにおける転倒者の大半は「気付かぬうちにスピードが出てしまい、気付いた時は
コントロール出来ずに転倒した!」と、言うケースが大半を占めます。「妙な挙動」を感じたら、ゆっく
りブレーキをかけてスピードをコントロールしましょう。また、雨天時においては氷の上を走ったような現象(ハイドロ
プレーニング現象)が発生した事例も報告されています。1コーナー侵入時は、十分スピードを落としてから進入し
てください。
5)
1コーナーで事故や救出作業中は、赤い車、救急車、黄旗などを使用し下図のオペレーションを行います。このよう
な時は作業員の指示に従って走行してください。以下の図は救出活動の一例です。
6)
コーナーリング中に各コーナーの縁石(赤白のペイント部分)には乗り上げしないようご注意下さい。縁石はウロコ
状の段差になっており、滑りやすく、またリム破損の原因となります。
施設名称と各所規制
名称
夜間
コース内
閉鎖
ピット内
テントを持たない方の休憩場所
ヘアピン
ピット
仮眠部屋(飲食不可、夜間消灯)
ム)
ピット3F
テント設営可
(雨天時は、ここでトロフィーの受渡しを行う場合が
(屋根あり)
あります)
ピット裏
(屋外)
BBQ
エリア
ピット
ロード
グ ラ ン ド
スタンド
駐車場
P20
テント設営不可
テント設営可/仮眠や休憩場所
車検済みの参加車両駐車場所
休憩場所(一部屋根あり)
テント設営不可/仮眠や車中泊場所
日中
競技車両走行場所
④⑤
使用可
閉鎖
ピット2F ( ク
リスタルルー
火気
参加選手の控え場所などの共有スペー
ス
選手交代場所
火気
厳禁
火気
厳禁
③④⑤
使用可
③④⑤
使用可
火気
厳禁
火気
厳禁
火気
厳禁
BBQエリアの予備スペース
火気
開放時刻は当日の現地判断となります。
厳禁
観戦場所(飲食不可)
テント設営可
(雨天時は、ここでトロフィーの受渡しを行う場合
があります)
テント設営不可
テント設営可/休憩場所
ライダー交代/コース進入路
観戦や応援場所(一部屋根あり)
テント設営不可/駐車場
BBQエリアの予備スペース
車検場
閉鎖
フォーミュラNIPPON 専用ピット
大会
コントロールセンター1階
コントロールセンター1階
事務局
(迷子/落し物など全般)
(受付/迷子/落し物など全般)
ポディウム
閉鎖
レース中はライブコンサート(予定)
レース終了後に表彰式を行う場所
火気
火気
厳禁
④⑤
使用可
火気
厳禁
火気
厳禁
火気
厳禁
③④⑤
使用可
①~⑤
使用可
火気
厳禁
火気
厳禁
火気
厳禁
①~⑤
使用可
火気の制限と種別
① BBQコンロを使用した炭火
指定時間に
使用できる火気
② BBQコンロを使用した練炭
③ カセットコンロ
④ 石油ストーブ
⑤ 電機器具
 七輪
 ドラム缶や一斗缶などを利用した器具
場内で使用でき
 火の粉や灰が飛散するBBQ方法
ない器具
 まきを使用した火気
及び火気
 まきストーブ
 たきび
 じか火
1)
テント内の火気はご遠慮ください。練炭や等の火気も二酸化炭素中毒を引き起こす可能性が非常に高くなりま
す。
2)
発電機を設置する際は、排気ガスが他人にかかることがないよう設置に配慮ください。
ピット内のルール
1)
暖房設備が無いため夜間の宿泊はお勧めできません。夜間は車の中に泊まるなどご計画ください。
2)
ピットは昼間と夜間で使用目的が異なります。夜間はテントを持たない方などの控え場所となり、日中は参加選手
の控え場所等に使用します。また雨天時においては日中夜間問わず雨宿り場所としても利用しますので使用目
的をご理解ください。
3)
エントリーリストを参照し指定されたピットをご利用ください。
4)
ピット内は飲食も可能ですが周囲に迷惑がかからないようご配慮ください。
5)
ピット内には 100V のコンセントがありますが独占して使用しないようご注意ください。ピット内は参加者のみなさ
まで共有使用となります。先着順ではございません。
6)
ピット内の「禁止事項」
① 火気の使用
② コンセントから電源を使用した「ホットプレート」
③ 自転車をピット内に保管
④ テーブルの使用
⑤ 床にテーピング
⑥ パーテーションの設置
⑦ 大量の荷物で場所取り
⑧ テントを設置
BBQエリアでのBBQとテント設営のルール
<はじめに>
主催者としては、皆様に富士スピードウェイを最大限に楽しんで頂
くようこのエリアを自由開放し各々のアイディアとスタイルで楽しん
で頂きたいと考えています。
回を重ねる毎に年々BBQエリアの規模を拡大してきているチーム
が増えてきました。BBQエリアは限られた場所を皆で共同使用するためむしろコンパクトに収めていただき不用意に広く場所
を占有したり場所を主張したりすることのないようご協力ください。
また炭火などの火気に関しては、火災などの災害を防ぐために場所と使用時間を制限しています。しかしながら現実は、夜
間の火気ルールを無視し炭火を使用したり、スタッフや警備員の忠告すら無視するチームが増えてきたため夜間体勢の見
直しを余儀なくされております。どうかルールを守りお楽しみいただけるようご協力お願いします。
その他に関しては、細かな決まりをあえて規定していません。それは来場者みなさまが協力しあい、この場を平等に使用で
きるよう判断したものであり、もし規定したとすれば、これまで来場者が一体となり各自のモラルに支えられてきたママチャリ
GPが、主催者の規定で縛られ「あれはダメ!」「これはダメ!」と言った心無い大会になってしまうからです。
決められたルールには何らかの意味があることをご理解ください。
過去の大会を振り返ると、贅沢に広範囲を占領したチームがあると思えば、反してBBQ場所を確保できず隣のチームと仲良
く合同BBQをおこなったりする場面も多々見受けられました。「どこまでが許され」、「どこから許されないものなのか」非常に
微妙なところでもありますが、「モラルある大人の対応と助け合いの心」で楽しんで頂けますようご協力お願い致します。
とは言ったものの、今年も場所を確保できないチームの救済スペースとして予備BBQエリアを確保してあるので溢れてしまっ
たチームは事務局へ声をかけてください。
1) 場所はみんなで共有するので
コンパクトにまとめてください!
「管理者不在」禁止です!
2) 居場所の
【実例】 2015年大会前夜の出来事です!
夜間突然 6~7メートルの突風が一時的に吹き荒れBBQエリアに設置されたテントやブルーシートが飛
び交いました。幸い人身事故は起きませんでしたが、飛んでしまった物は全て管理者が不在の物ばか
り。その時それらを必死に現場で支えていたのは隣接したチームの人々でした。自分の物資を支えるの
がやっとの状況なのに他人の物資を支えなければならない悲惨な光景です。
設置した方は物資を放置せず管理をお願い致します。
3) 一目で分る場所に「表札」を掲示し「チーム名」と「ゼッケン番号」し管理者が誰であるか明確に示
しておいてください!
4) 火気を使用するチームは消火器持参厳守です。
5)
火災発見の際は、消火車を急行させますが、周囲の人々の
協力も頂き消火活動のお手伝いをお願い致し
ます!
6) 夜間は氷点下に達します。BBQ エリアで宿泊する方は十分な防寒/防雨/
防風に備えてください。装備が不十分な場合は車の中で過ごすなどの計画
を立ててください。
7) ゴミの出ない方法でBBQを行いゴミは「全て」お持ち帰りください!
8) 飲食および飲酒も可能ですが、飲酒後は走行できません。
9) パドック内は全面アスファルトです。テントのペグやアンカーは打ち込み禁止となります。
10) 2009 年11 月 カセットコンロを使用したBBQ における重大な爆発事故が発生しています。カセットコン
ロで「鉄板を焼いたり」、「規定外の大きな鍋」を使用するとカセットボンベが熱せられ、安全装置が作動
する前に爆発することがあります。必ず取り扱い説明書に従った使用方法でコンロを使用してください。
11) 発電機の燃料(ガソリン)を補給する際は必ずエンジンを停止し、消火器を準備してから補給を行ってくだ
さい。実際に給油時の火災が発生しています。
11) BBQ基本ルール
① 地面へのテーピングは禁止!
② 消火器を用意しなければならない!
③ 強風時は火を消す!
④ 強風時はテントをたたむ!
⑤ 天ぷらなど、油を大量に使用する調理は禁止!
12) ピット裏の緊急動線確保について。
ヘアピン仮設ピットについ
ヘアピンピットはヘアピンコーナー外側のエスケープゾーンに位置するコース内の「選手交代場所」です。よってトイレや
水道などの設備はございません。またこの場所はBBQおよび火気禁止となります。
ヘアピンピット使用可能時刻は 7:30から14:00と限定されます。注意事項としては、14時のゲート閉門時刻までに間に
合うよう撤収の準備をお願い致します。
ピット二階のクリスタルルーム(休憩所)について
「表札」を掲示してください。
1)
利用者のみなさまで仲良く共有してください。ルールブック後方に掲載している
2)
管理者不在の場所取り禁止!
3)
荷物を放置した場所取り禁止!
4)
使用する面積は一人に付き寝袋1つ分相当となります(山小屋と同じくらい!)。
5)
室内は暖房を完備しておりますが宿泊の際は寝袋等をご持参頂き寒さから凌いでください。
6)
参加者全員が入れるキャパシティは御座いません。
7)
ピット 3 階の屋上は屋根の付いた大広間です。休憩や観戦場所としてご利用頂けます。
8)
夜間のクリスタルルームは仮眠所として開放するため21~22 時前後に消灯します。またここは「宴会場」ではご
ざいません!飲食や喫煙も禁止しています。ルールを守ってご利用ください! ルールが守れそうにない方は、
近隣を気にすることなく宴会のできるBBQエリアや駐車場で車中泊をお勧めします。
ピットロード周辺について
1)
ピットロードはいつでも停止できる安全な速度で走行してください!
2)
交代エリアは「交代時のみ」入る事ができます。交代する車両が目の前で止まるまで、エリアへ入らないでくださ
い!
3)
交代エリアで修理作業などを行わないでください!
4)
ピットロードとコースを隔てている「サインウォール(写真参照)」の金網には絶対によじ登らないでください!状況
によってはピットクルーの危険行為とみなしレースが一時中断してしまう事があります。もしよじ登っている人を見
かけたら皆で引き摺りおろしてください!
2015 年大会より交代エリアを大幅に拡張しましたが・・・・
交代エリアの使用方法を誤りピットロードへはみ出してしまった状態!
車両の準備
1)
車両は事前に整備し安全に走行できる状態をご確認下さい。想像している以上にマシンの負担は大きいです。
各所ボルト&ナットの確認を忘れずにお願いします!
2)
カゴに認識可能で防水加工を施したカッコ良いゼッケンをしっかり取り付けてください。サイズ・形・色に規定はご
ざいません。
3)
当日の受付で発信機をお渡し致します。発信機はライダー(走者)の足首に固定しバトン代わりになります。またレ
ース終了後に発信機を1番ピットへ返却下さい。返却が無かった場合や転倒、接触、脱落などの理由により発信
機を破損させてしまった際は発信機代金が請求されます。
4)
サドルの高さは一番低い位置に固定してください。もしステムが長くて下まで下がらない場合は短い物に交換する
か切断するなどし、適切な位置に下げてください。適切な位置に下がらない車両は使用できません。
5)
ハンドルの高さは95センチ以上で固定してください。
6)
サドルとハンドルの高さはレースが終了するまで変更
できません。レース中に変更した際はペナルティの対
象となります。
7)
「車両規定」と「図解車両規定」をご確認下さい。
8)
レース中、コース内各所で抜き打ち車両検査を行い
ます。オフィシャルに指示されたライダーは検査を受
けなければなりません。なお検査に落ちたチームは
減算や失格等の処置とし、失格に関してはその場で
発信機を回収し走行終了とします。
9)
車両規定
基本規定
1)
ママチャリの勇姿と気品が保たれていること!
2)
フレームは、スカートをはいている女性でも容易に乗り降りが出来る「ママチャリスタイル」であること。また
サスペンションは装着されてはならない。
3)
車輪は、前後共に 26 インチであり、尚且つ車輪にカバーを取り付けてはならない!
4)
世界選手権に相応しく、ギア無しのママチャリ使用を強く推奨する。仮にギアが装備されている軟弱仕様車
を使用する場合は、それらは 8 段変速以下であること!
5)
無改造のママチャリであること!
6)
車両にお金をかけることは許されないが、装飾にお金を掛ける事は許される!
7)
カゴの正面に防水加工を施したゼッケンを貼らなければならない!
8)
メーカーより量産販売されている一般市販品に限る!自作・ハンドメイド・受注生産品などの特殊車両は使
用不可!
9)
怪しげな改造、KY な車両、走行性能を向上させるためのセコイ改造は参加不可!
10)
タイヤ、チューブ、エアバルブは交換変更可。但しタイヤはママチャリ用オールウェザータイヤを使用し、競
技用タイヤ、スリックタイヤ、マウンテンバイクのタイヤ等は使用禁止。
11)
その他詳細は「図解車両規定」に準ずる!
12)
スペアマシンは、各チームにメインマシン1台とスペアマシン 1 台(※1)、合計 2 台まで使用可能。(※1 ス
ペアマシンの定義=メインの車両が壊れて「走行不能」になった場合に使用できる 2 台目の車両)
13)
子供がチームに属する場合。子供が安全に走行できるよう「子供専用として市販」されている車両を、その
子供が使用することは可。その際補助輪の使用は認めないものとする。
↓セコイ改造例
のぼりなどの装着に関しては、他者へ対し細心の注意と配慮をお願い致します。また係員が危険と判断した車両
に関してはその場で取り外しの指示をします。ご協力ください。
計測と計測装置について
1)
発信機は受付で配布されます。装着場所が極めて重要です。必ず説明書に従った方法で装着してください。
2)
走行中に発信機を紛失した場合は1番ピットで発信機をお買い求めの上走行を続行できます。
3)
ゴール直後にピットロードエンド(図を参照)で発信機を回収します。返却なき場合は発信機代金 (1個2,000円前
後)が請求されます。 レースの途中で返却する場合や、レース終了後に返却する際は1番ピットへ返却ください。
4)
経過時間は電光掲示板に常時表示されています。
5)
チェッカーが振られる約60分前にヘアピンピットが閉鎖され、その後チェッカーが振られる約15分前に、ピットロード
「入り口」と「出口」が閉鎖され進入できなくなります。修了間際のピットインやコースインは経過時刻を確認しながら
作戦を練ってください。
6)
チェッカーフラッグを受けたら、そのままピットエンドで発信機を返却しU ターンしてピットに戻ります。Uターンせず
にそのままもう1 周(ダブルチェッカー)してチェッカーラインを通過すると二重過となり失格になる事があります。
7)
計測終了時刻は最後尾の状況にもよりますが、おおむね7 時間15 分前後を経過した時点で計測が終了し順位が
確定します。それ以降にフィニッシュラインを通過しても結果表に反映されない場合があります。
8)
同着の際は、予選順位を優先し最終順位が確定します。
大会特別ルール
1)
せめてこの日くらいは、ルールを遵守する余裕な心構えで一日を過ごすこと!
2)
一度スタートしたら最後まであきらめないこと!
3)
雨が降ろうと、濃霧に包まれようと、富士山の寒風に吹き飛ばされようと、降雪で大会中止に追い込まれそうにな
ろうと、皆と笑顔で走り仲良く交流を深め完走を目指すこと!
4)
転倒や困っている美人女性を見かけたら下心なしに助けること!
5)
6歳以下、または必要に応じてお子様が走行する際は保護者の伴走を義務付けます。尚お子様の参加に際して
は安全面や身体的能力を十分検討した上でご参加下さい。 “注意”伴走するお子様も参加規定の参加人数(10
名以内)に含まれます。
スーパーフォーミュラのデモラン時における最重要厳守事項
1) 単なるフォーミュラーカーのデモランでは御座いません。走行前は
専用ピットにて専属メカニックによる車両のセットアップやエンジン
ウォームアップなども公開します。
2) マシンの最大性能を披露するためにランデブーやフォーメーション
などのスロー走行は一切行いません。現役プロドライバーが最新
マシンを駆り、ストレートのトップスピード、スリップストリーム、コー
ナー入り口のフルブレ―キング、スターティングシグナルによるグ
リッドスタートなど全てをお見せします(予定)。
3) プロのピットクルーと同じ目線を味わって頂くために、車両はみなさまの立っている目の前を通過します(予定)。普
段レースでも関係者しか見ることが出来ない視線で見学できます。レーシングドライバーとメカニックの負担を少し
でも軽減するために、見学の際はサインウォールから顔や手を出さないでください。
4) 爆音で走行します。小さなお子様をお連れの際は必ず手を繋ぎ、耳栓を使用してください。
5) 車両がメインストレートを走行中は、サインウォール(金網)から顔や体を絶対に出してはなりません。走行中のドラ
イバーに余計な負担がかかるだけでなく、石やタイヤかすが飛びちり、思わぬ怪我を負ってしまう場合あります。
6) 走行終了直後は、ストレート上にマシンを停止させてドライバーとマシンの記念撮影と見学が出来ます。走行直後
のマシンは後方部分が高温になっています。絶対に触らぬようお願いします。
計測タグ装着方法のご案内
必ずお読みください
今大会では、みなさまの記録計測およびラップカウントにランナーズチップ ( 計測タグ ) を使用いたし
ます。この計測タグを装着しないと記録が計測できません。正しく装着してレースに参加してください。
選手交代の際には、必ずこの計測タグを次の選手にお渡しください。
計測タグをかごの中に入れたり、腕に巻くと記録を計測できません。
装着方法
計測タグ
装着済みベルト
STEP
1
片側のバンドをしっかりと巻き込ませ、
逆側までバンドを回します。この際、バン
ドとバンドが水平になるように装着して
ください。また、左足、右足どちらにでも
装着可能です。
STEP
2
計測タグを包み込むような形で巻きつ
け、装着は完了です。足首にしっかりと
固定されているかどうか確認してくだ
さい。
必ず足首に装着してください。
計測タグは
回収します
競技終了後、計測タグは1番ピットへご返却をお願いいたします。
計測タグはフィニッシュ後、係員が回収いたします。また、受付だけをしてレースに出場されない方は受付係員
に計測タグをご返却ください。
計測タグをお持ち帰りになられた方は、
〒152-8533 東京都目黒区原町1-31-9
大会名を添えて右記住所までお送りください。
配送料金はご負担願います。
(株)レックス内 ランナーズチップ事務局
P 11
P14
P13
P12
P10
P17
P
P15
P18
P 16
P
P
6
7
P
P
P
4
P
メインスタンド
P
P17
P18
8
2
5
3
P
1
9
富士スピードウェイにお越しいただきましてありがとうございます。
例年レース終了後、 退場のお車が集中し東ゲート周辺や周辺道路が大変混雑いたします。
スムーズにお帰りいただきますよう、 下記のように分散退場にご協力をお願いいたします。
西 9 ゲートに
ご案内
カセットガスコンロ等使用上の注意
富士スピードウェイママチャリ実行委員会
2009 年 11 月、カセットコンロ爆発による人身事故が発生しております。
誤ったカセットコンロの使用方法によっては、身の危険及び周囲の人々を巻き込む重大な人
身事故に発展する恐れがあります。ガスコンロを使用する際は、必ず取り扱い説明書に従っ
た使用方法でお楽しみ頂くと共に周囲に対しての安全確認と厳重な火気管理をお願いしま
す。
《カセットガスコンロ使用上の注意(参考資料)》
„
安全装置が働いた時は、ボンベの温度が高温に達している可能性があります。直ちに使用
を中止してください。
„
ボンベカバーを覆うような大きな調理具(鉄板、フライパン、鍋等)は使用しないでください。
„
アルミレンジガート等でコンロを囲った使用はしないでください。
„
カセットガスコンロを 2 台以上並べて使用しないでください。
„
木炭などの火起こしといった、調理以外の用途に使用しないでください。
„
ガス器具は使用前に異常がないか確認し、異常があった場合のご使用はお止めください。
„
ガス器具は純正部品以外、絶対に使用しないで下さい。
※本文はカセットコンロ使用を推奨するものではありません、自己責任でお楽しみください。
事故が発生した場合でも一切の責任は負いませんのでご注意ください。
以上
モータースポーツライセンス所有者と2輪・4輪レース参加経験者の皆様へお願い。
このレースは、普段サーキットに足を踏み入れる事のない方が多数参加します。
それらの人々は施設内においてのルールやマナーを熟知しておりません。そのためコース内・ピットロード・ピット・パドックなどにおいて
「ルール無視」や「困っている方など」もおられると思いますが、その様な場面に直面した際はご指導の程ご協力お願い申し上げます。
経験者である皆様の啓発が初心者にとって安全で楽しいイベントに役立つことと思います。
富士スピードウェイママチャリGP実行委員会