2016年(平成28年) 1 3 No.2549 毎週日曜発行 おもてなしの心で 新潟の魅力、世界へ 本市の観光入込客数は年々増加傾向にあり、外国人宿泊者数も増加が続 いています。さらなる交流人口拡大のため、海外旅行業者を対象とした PRツアーの実施や文化・観光施設の公衆無線LAN環境の整備などを行 うことで、海外からの誘客強化や受け入れ態勢の充実を図っていきます。 =写真は、昨年12月に老舗の料亭・行形亭を訪れ、新潟の食や古町芸 妓の舞を視察した中国からの食関連事業者の一行= G7新潟農業大臣会合で 食と農の魅力発信 新潟市長 篠田 昭 市民の皆さま、新年明けましておめでとうござ います。今年もよろしくお願いいたします。 今年の4月 、 の両日、新潟市の朱鷺メッセで G7新潟農業大臣会合が開催されます。G7のメ 24 戦略﹂ を昨年 月に策定しました。まずは農業特区を活用し、6次産業化 農業特区を活性化の突破口として、地方創生につなげていくことが今 年の大きな課題です。そのために本市の ﹁まち・ひと・しごと創生総合 ランは年度内に3軒オープンする予定です。 く見込みです。さらに地元の意欲ある農家さんが手を挙げた農家レスト ほかにもコメの輸出に力を発揮している新潟クボタなど、地元・大手 と合わせて7企業群が特例農業法人を立ち上げたほか、新たに2社が続 を首都圏など広く全国で販売する方向を打ち出しています。 味は大きく、特例農業法人のものに限らず、本市の優良な農産品や食品 ました。農業が売り切る力を持った企業グループと強い絆で結ばれた意 グスが特例農業法人を設立、首都圏などで本市のコメや野菜が販売され れています。規制緩和を活用してローソンやセブン&アイホールディン 今回、新潟市が会合開催地に選ばれた一因に、農業分野で国家戦略特 区に指定されたことがあります。幸い、農業特区の事業は順調に展開さ ていきます。 まりますので、本市の食と農の魅力を最大限に発揮・発信する機会にし ンバーに加えて世界の食料主要機関が新潟市に集 23 何もしなければ本市の人口は2040年に 万人を下回るとの国の予 測があります。自然増や社会増を確かなものとし、 万人以上に押し上 めることも雇用の面から重要ですので全力で取り組みます。 産業の立地を進め、働く場を増やします。交流人口の増加や拠点化を進 を進めるニューフードバレーを実現させると共に、航空機産業などの新 10 72 めてまいりますので、ご協力よろしくお願いします。 を本格的に進 所を伸ばし、欠点を早期に克服する ﹁新潟暮らし創造運動﹂ 組みづくりも強化していきます。これと併せ、住みやすさなど本市の長 また、日本一安心な政令市をつくることが新潟市の大きな目標です。 本市の特徴である強い市民力・地域力をさらに発揮いただけるよう、仕 総力を挙げていきます。 につくるよう、出会いから切れ目のない支援に皆さまのお力もいただき る方が結婚し、望むだけのお子さまを安心に産み育てられる新潟を早期 げる可能性をお示しした人口ビジョンも合わせて策定しました。望まれ 67
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