3 仕様書(PDF:206KB)

参考仕様書
敦賀市「あそび・まなび・子ども広場」展示設計製作業務委託仕様書
1 目的
本業務は、敦賀市アクアトム活用計画(案)(以下「活用計画」という)等に基づき、
敦賀市「あそび・まなび・子ども広場」の展示設計と製作を行うことを目的とする。
2 委託業務の概要
(1)本業務は、次の計画等を参酌し、その具体化に向けた取組を行うものである。
・敦賀市アクアトム活用計画(案)
・敦賀市アクアトム活用計画(案)について(特に、活用に係る提案及び検討結果)
・旧展示施設「アクアトム」利用計画書
(2)委託業務名
敦賀市「あそび・まなび・子ども広場」展示設計製作業務
(3)業務履行期間
契約締結の日から平成29年3月31日まで
3 業務内容
以下の各事項に留意し、敦賀市「あそび・まなび・子ども広場」の展示設計と製作を
行うこと。
(1)活用計画等に定める機能
活用計画等に定める以下の機能を充足するものを設計し、製作すること。
ただし、以下の機能を充足することを前提とした上で、設計の段階において、機能
の追加等を提案することを妨げない。
ア
子どもの年齢や態様等に対応し、かつ同施設の建築的与件を踏まえた、遊具等
の設置及び学習要素を取り入れた設備等の設置による情操教育及び学びの場の提
供機能
イ
既存施設機能の移転として、敦賀観光協会の移転を前提とした、観光情報等発
信等機能
(2)設計及び製作
ア 安全面及び衛生面、バリアフリーに配慮したものを設計し、製作すること。
イ
敦賀市の活用方針である、高い集客・波及効果を発揮することができるものを
設計し、製作すること。
ウ
敦賀市の活用方針である可能な限りの財政負担の低減を可能とすることができ
るものを設計し、製作すること。
エ
敦賀市の収支の推計である年間76,000人の集客が可能な魅力的で、かつ容
易に陳腐化しないものを設計し、製作すること。
オ
敦賀市の目的である中心市街地の活性化の実現及び活用方針である高い集客・
波及効果の発揮に向けて、当該施設に敦賀観光協会の移転を前提としている中で、
同協会の機能を十分発揮することができるものを設計し、製作すること。
カ
旧展示施設「アクアトム」利用計画書に定める子どもの情操教育及び学びの場
の提供並びに多世代交流の場の提供を満たすものを設計し、製作すること。
キ
来館者及び(福井県所有分も含む)施設職員並びに敦賀観光協会職員等の動線
に配慮したものを設計し、製作すること。
ク
市民及び敦賀市議会議員から提出された活用に係る提案に十分配慮したものを
設計し、製作すること。
ケ
当該施設が、福井県と共有し、活用するため、同県が作成する設計を踏まえる
とともに、十分協議した上で、業務を遂行すること。
(3)製作
当該施設が、福井県と共有し、活用するため、同県の改修工程と調整し、製作を実
施すること。
4 その他
(1)設備等の取扱マニュアルの整理等
履行期間満了までに、設備装置類の取扱や軽微な部品の交換方法、トラブル時の対
処方法をはじめとした設備等の取扱マニュアルを整理し、施設管理職員に対して説明
を行うこと。
また、設備等の取扱マニュアルを紙ベースのファイル及び電子データ各3部を納入
すること。
(2)地元経済への貢献
本業務の実施にあたり、登記簿上の本店(個人の場合は、主たる営業所をいう。
)が
敦賀市内にある事業者への業務の一部委任や物品の発注を考慮すること。
(3)設計製作の調整
受注者は、本業務の履行にあたり、第三者の施工する他の工事等が、設計製作上密
接に関連する場合において、必要があるときは、発注者の意見を聞いて調整を行うも
のとする。この場合において、発注者が調整のため受注者に指示するときは、発注者
の指示に従い、当該第三者の行う工事等の円滑な施工に協力しなければならない。
(4)無償譲渡に関する財産処分承認
本業務は、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(以下「機構」という)から
の無償譲渡に関する財産処分承認を前提として実施するものである。
そのため、機構より無償譲渡に関する財産処分承認を得られない場合は、本業務を
執行しない。この場合において、敦賀市は一切の損害賠償の責めを負わない。
(5)議会の議決
本業務は、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和
39年3月31日敦賀市条例第13号)第2条の規定に該当するため、見積徴収によ
り適正と判断された場合は仮契約を締結し、議会で可決された場合に限り、当該仮契
約を本契約とみなす。
そのため、議会で可決されない場合は、本業務を執行しない。この場合において、
敦賀市は一切の損害賠償の責めを負わない。
(6)参加資格の適合
仮契約締結後、議会の議決までの間に、仮契約の受注者が、敦賀市「あそび・まな
び・子ども広場」展示設計製作業務公募型プロポーザル募集要項の3の参加資格に掲
げる各事項を満たさなくなった場合は、敦賀市は仮契約を解除し、本契約を締結しな
いことができる。この場合において、敦賀市は一切の損害賠償の責めを負わない。
※この仕様書は、参考資料であり、プロポーザル等の結果を踏まえ、契約時ま
でに一部変更することがある