『処方・製品管理システムの 取り組みについて』 株式会社片山化学工業研究所 管理部 総務グループ 庶務チーム 古田雅彦 講演内容 ・会社概要 ・システム導入の背景/目的 ・処方・製品管理システムの全体図 ・機能ポイント 処方・製品情報管理 SDS作成・公開 ラベル印刷 ・今後の取組みについて 2 会社概要 商号 代表商標 会社設立 所在地 資本金 代表者 社員数 関連会社 URL 株式会社片山化学工業研究所 ミラクル 1995年12月(1908年) 大阪市東淀川区東淡路1丁目6番7号 9千8百万円 代表取締役社長 片山博彦 220名 片山ナルコ株式会社 http://www.katayama-chem.co.jp/ 3 事業内容 ボイラ用水処理剤 冷却循環水系防食剤、工業用水処理剤 海水冷却プラント付着物障害防止剤 ビルの空調用水処理剤 上下水道および排水・汚泥処理剤 製紙・パルプ工程のスライムコントロール剤 製紙・パルプ工程のピッチコントロール剤 製紙・パルプ工程用洗浄剤 流出油処理剤、油吸着材等の公害防止剤 工業製品防腐防カビ剤、木材防腐防カビ剤 イオン交換樹脂、水質試験器、薬注装置ほか 環境分析(水質/大気/地下水/飲料水/土壌/農薬 /ダイオキシン/VOC/環境ホルモン/PRTR関連物質 /作業環境測定/悪臭・騒音・振動等) 食品素材の品質改良剤 土壌浄化技術(ホットソイル工法)、土壌汚染状況調査(土壌分析)、 土壌改良剤(ホットソイル:揮発性有機化合物の除去) 水産動物用医薬品(ハダムシ・エラムシの除去) 4 システム導入の背景 ・SDS作成を効率的かつ正確に行いたい。 ・SDSに記載しない情報(検査・設計仕様など)の 問い合わせにかかる時間を減らしたい。 <開発・技術部> <品質管理部> ・処方の変更に際し、SDSやラベルへ効率的かつ正確に “正確に”・”素早く・効率的に” 情報を活用する必要がある! 情報を反映させたい。 ・すぐに、正しいSDS情報をお客様に提出したい。 ・必要な時に必要な情報を確認できるようにしたい。 <営業部> ・同じ情報を複数システムで登録するコストを削減したい。 (2重登録をさせたくない) ・社内に散在する関連ドキュメントも、リンクさせて効果的 に使わせたい。 <システム担当> ・ユーザー側で簡単に必要な情報を取得できるようにさせたい。 5 <経営層> システム導入の目的 製品処方の一元管理 設計仕様書、SDS管理、ラベル管理を一元化 その他製品に関わる仕様データの管理 SDS情報管理の最適化 同一処方製品の管理 処方変更、法改正によるSDS改訂管理 SDSの公開(社内) 製品ラベル情報管理の最適化 ラベル印刷システムの一元管理 SDS情報とラベル印刷の情報連携 6 処方・製品システムの全体図 処方、製品、原料、化学物質、 SDS、ラベル情報の一元管理 生産管理システム 処方・製品管理システム (eBASE) SDS作成システム (GHSロジスト) ②処方データ、製品 データ、原料データ連携 ⑤SDS、ラベル情 報連携 SDS情報 製品DB ③製品処方から化学物質 への展開処理 原料DB 化学物質DB ④処方データ連携 ラベル印刷システム ⑥営業部門・生産部へ公開 SDS社内公開システム (eBASE) ⑦GHSラベル 情報連携 ①原料成分の管理 法規情報の管理 GHSラベル 情報 イエローカード ⑧イエローカード情報の出力 7 機能ポイント(処方・製品情報管理) • eB-chemical+オリジナル画面で構築。 • 生産管理システムから、処方、荷姿、同一異名品、規 格値、原料、代替原料などの情報を連携して管理。 • 製品、原料の有効、失効の情報も連携して管理。 • 設計仕様情報も管理。 • 製品処方を原料ベースから化学物質ベースへ展開。 • ラベル情報の管理。 • SDSの管理。 • ラベル印刷システム、SDS作成システムとの連携。 8 機能ポイント(処方・製品情報管理) eB-chemical画面(パッケージソフト標準画面) + 片山化学研究所オリジナル画面 9 機能ポイント(処方・製品情報管理) 製品処方の表示画面 10 機能ポイント(処方・製品情報管理) 製品処方の化学物質への展開画面 11 機能ポイント(SDS作成・公開) • GHSロジスト(日本ケミカルデータベース)というパッケージ を導入。 • eB-chemicalから製品処方(化学物質ベース)を受け 取って、SDS、ラベル情報を作成し、その情報を eB-chemical へ連携。 • eB-chemicalで同一異名品のSDSを作成。 (製品毎に展開。) • SDSをWebへ出力。(公開) 12 機能ポイント(SDS作成・公開) eB-chemical⇔GHSロジスト連携 GHSロジスト(JCDB) 連携 ファイ ル 連携 ファイ ル 13 機能ポイント(SDS作成・公開) Webで、製品名や公開日で検索が可能。 14 機能ポイント(SDS作成・公開) 営業には最新版のみ公開 技術部には、過去の履歴も公開 最 新 版 過 去 の 履 歴 15 機能ポイント(ラベル印刷) • ラベル印刷システムは、別パッケージソフトを導入。 • 印字データは、eB-chemicalから製品名、 ラベルフォーム、枠色などを設定してラベル印刷シス テムへ連携。 • 印字データは、製品荷姿単位で出力。 16 今後の取組みについて 現在、処方の管理(化学物質単位)、SDSの管 理、ラベルの管理を一つのシステムとして構 築して運用を開始している。 今後の取組み(システムの有効利用) ・仕様情報の更なるDB化 ・システムの運用(ルール作り) ・汎用DBシステムでの活用 (資産管理/契約書管理/営業支援) 17 ご清聴有難うございました。 18
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