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会
平成24年度(2012年度) 第1回 宝塚市子ども審議会
議
名
場
日 平成24年(2012年)4月26日(木)
市庁舎3階 特別会議室
時 午前10時~12時
所
梓 加依、芝野 松次郎、側垣 一也、馬殿 禮子、秋山 直義、五十嵐 孝、東 邦恵、江守
典子、仕名野 久保、植田 敏治、埜下 昌宏、平尾 聡、福住 美壽、藪内 悦子、萩原 一
委員 男、足立 典子、青木 茂子、小田垣 佐起子
(敬称略) 計18名(欠席1名)
出
席 事務局 子ども未来部長、子ども室長(子ども政策課長兼務)、子ども政策課副課長、同係長(2名)
者
関係課 子育て支援課長、子ども家庭支援センター所長、保育課長、青少年課長、療育センター所長、
(拡大 人権男女共同参画課長、健康推進課長、学校教育課長、教育支援課長
事務
局)
会議の公開・非公開
公開
傍聴者
なし
内 容(概要)
1 開会
2 委嘱辞令交付(新規委員1名)
3 新委員自己紹介及び事務局異動職員紹介
4 会長あいさつ
5 会議の成立及び公開について
委員19名中18名出席 宝塚市子ども審議会規則第6条第2項の規定により過半数以上の
出席があったため会議は成立している。
また、本日の会議は公開とする。傍聴者はなし。
6 議題(1)今年度の予定について
事務局から資料③年間スケジュール(予定)をもとに説明
<質疑なし>
議題(2)宝塚市次世代育成支援行動計画(後期計画)個別事業取組状況(平成24(2012)年度
事業計画)について
事務局から資料④に基づき、国が指定する数値目標を定めた事業についての進捗状況と平成24
(2012)年度の主な新規・拡充事業について説明
委 員:P.3「ペアレントトレーニング」のプログラムは何か。
事務局:コモンセンスプログラムである。
委 員:コモンセンスプログラムはアメリカで開発され、保護者が自分自身で考え解決してい
くプログラムであり全国的にも広がってきている。
委 員:P.17№1336「教育相談事業」の内容、件数を教えて欲しい。
事務局:教育支援課において、子どもの健全育成を図る上で適応や発達面などの教育上の諸問
題に対応するために保護者・子ども・教職員を対象に相談を行っている。平成23年度
の実績は、前年度からの継続相談が229件、新規相談が135件で合計364件。そのうち
平成23年度中に終了したケースが137件、次年度に引き継いだのが227件となってい
る。内容としては「生活・行動」が164件、「不登校」108件、「発達・言語」82件、
「その他進路等」10件で「発達・言語」の相談が増えてきている。
委 員:相談の対象は幼稚園等も含まれるのか。また、その相談経路は。
事務局:平成23年度は、保育園・幼稚園児17件、小学生193件、中学生108件、高校以上46件。
基本的には保護者から直接に相談を受けるが、学校からの紹介等もある。
委 員:保育園や幼稚園では保護者からの相談が無い場合や、早期に対応することが必要なケ
ースがあるが、園へのサポートはしているか。
事務局:公立幼稚園では年9回臨床心理士を派遣して巡回教育相談を行っているが、保護者が
子どもの困難さを受容できず相談にかからないケースもある。しかし、年々、臨床心
理士の細やかな対応により相談に繋がるケースも出てきている。
事務局:療育センターでは、市内の保育園・幼稚園・小学校に発達相談員や臨床心理士等の専
門スタッフを派遣して、職員への指導を行っている。平成23年度は、公私立保育園と
指定保育所へ82回、公私立の幼稚園へ32回訪問している。
委 員:現場では今一番大きな課題であるので、サポートの充実を図って欲しい。
委 員:乳幼児は在宅が多いが、センター型の地域子育て支援拠点施設ではそのような相談は
出てきているか。また、専門機関につないでいく仕組みはあるのか。
事務局:子ども家庭支援センターで専用電話を設け、簡単な相談から深刻な相談まで様々な相
談を受けており、深刻な場合は専門機関につないでいる。専門機関につなぐような相
談は割合的には少ない。
委 員:P.18№1341「子ども専用悩みの電話相談事業」の内容を教えて欲しい。
事務局:24時間体制で電話相談を受けることにより悩みの解消を図るとともに、支援が必要な
ケースは関係機関と連携して対応している。運営している社会福祉法人の施設に対し
ては市から補助金を支出している。予算額36千円は電話代。
委 員:利用状況やその対応はどうか。
事務局:平成22年は27件(H22.10月開設~H23.3月)、平成23年は52件。内容は、「学校生活
・進路」が一番多く、続いて「親子関係」となっている。その場で解決に向けたアド
バイスを行っているが、関連機関の連携が必要なケースについては子育て支援課につ
ないでいる。
委 員:子どもや保護者への周知はどうしているか。
事務局:開設当初は、市内の全公立小中学生に電話番号を記載したカードを学校を通じて配布
している。その後は、小学1年生に下敷きを、中学2年生には定規を配布して案内して
いる。また、広報でも周知を図っている。
委 員:公立学校だけでなく、市内に住む子どもたち全員に周知できるよう検討してほしい。
委 員:名刺サイズのカードだと目立たないし、保護者のお便りと一緒に配布されるので子ど
もに十分周知できていないのではないか。広報に工夫が必要ではないか。
委 員:P.27№3119「スクールサポーター事業」について、サポーターの拘束時間はどれくら
いか。日当2,000円で質は確保されているのか。
事務局:確かな学力を子どもたちが身につけるために、授業に入って補助的にサポートしたり
、放課後の学習を一緒にしたり、学校の中で活動をしている。1回当たり3時間程度と
し、交通費込みで2,000円を支給。11ほどの大学と派遣協定を結んでいるほか、地域
の方の協力もいただいているが、人の確保のため、今年度から各校1人の登録を複数
人の登録とした。
委 員:サポーターは充足できているのか。また、この制度は発達障がい等の子どもへのサポ
ートも対象としているのか。
事務局:一昨年度から全校に配置している。今年度も、サポーターの募集を行いながら、5月
か6月から各校に配置できるよう考えている。発達障がい児童等へは子ども支援サポ
ーター制度により支援をしている。
委 員:サポーターが悩み等を相談できるところはあるのか。
事務局:学校の職員や教育委員会担当課に相談できるようにしている。
委 員:市民にも担ってもらえれば、より大きな事業効果が得られるのではないか。
事務局:特定の学校にはなるが、地域の方にスクールボランティアになっていただき放課後学
習等に携わってもらっているところもある。今後、いただいたご意見を参考に進めて
いく。
議題(3)子ども委員会について
事務局から資料⑤に基づき子ども議会とあわせて説明
委 員:子ども委員会で長い期間をかけて意見をまとめても、昨年度の子ども議会であったよ
うな予算の問題で今すぐには難しいといった答弁になるのであれば、子ども委員会と
子ども議会でテーマを変えることが必要ではないか。
事務局:子ども委員会も子ども議会もテーマについては市で決めずに、子どもたちに任せる必
要があると考えている。予算の問題はあるが、そのとおりできなくても子どもたちの
思いをできるだけ吸い上げていきたい。
委 員:ミニたからづかを子ども委員会で学んだことを実践する場として活用してはどうか。
事務局:子ども委員会の参加者にミニたからづかの企画・運営に携わるスタッフになってもら
えるよう投げかけをするというような連携は良いと考えている。
7 その他
委 員:事務局へのお願いですが、資料は1週間程度余裕を持って送付して欲しい。
委 員:子ども・子育て新システムについて、各委員におかれても注視してほしい。
事務局:市も勉強会を立ち上げ研究をしていく予定である。
委 員:子ども審議会にとっても重要なことであるので、新システムに関する資料を配ってい
ただくことや講演会に積極的に参加していただくことにより知っていただくのが良い。
事務局から委員報酬の改定について説明
閉会(子ども未来部長謝辞)