木更津ばやし 上 演 演 目 代宿太鼓(袖ケ浦市) 鶴岡の羯鼓舞(富津市) 鹿野山のさんちょこ節(君津市) 六手の神楽ばやし(君津市) 神納神楽ばやし(袖ケ浦市) 竹岡三柱神社の木遣り獅子舞(富津市) 木更津ばやし(木更津市) 28年1月16日 平成 鹿野山のさんちょこ節 土 開場 11:45 入場 開会 12:15 無料 〒299-1172 君津市三直622 電話 0439(55)3300 主催 房総の郷土芸能2015実行委員会 共催 千葉県教育委員会・木更津市教育委員会・君津市教育委員会・富津市教育委員会・袖ケ浦市教育委員会・千葉県無形民俗文化財連絡協議会 後援 千葉テレビ放送株式会社・株式会社千葉日報社・bayfm・朝日新聞千葉総局・読売新聞千葉支局・毎日新聞千葉支局・産経新聞千葉総局 日本経済新聞千葉支局・東京新聞千葉支局 助成 夢まるふぁんど委員会≪第10回夢まる文化(国際)事業≫ 独立行政法人日本芸術文化振興会≪平成27年度芸術文化振興基金助成事業≫ 協賛 株式会社宮本卯之助商店・株式会社岡田屋布施・中川株式会社〔浅草中屋〕・千葉テレビ放送株式会社・金谷美術館 千葉県立房総のむら〔指定管理者公益財団法人千葉県教育振興財団〕・ホテルポートプラザちば・長谷川照昭〔蘭情〕 北原篠笛製作所・有限会社椎名匠店・松本太鼓店 問合せ 房総の郷土芸能2015実行委員会事務局(君津市教育委員会文化振興課内) 電話 0439(56)1422 པ͈ޡാࠝෝ 千葉県内各地には、豊かな自然や歴史のなかで培われ、今日 まで伝承されてきた民俗芸能が数多くあり、地域の祭礼等に伴 い演じられています。しかし、日頃は他の地域で演じられてい る民俗芸能を目にする機会は多くありません。 そこで、こうした文化財に対する一般の理解と認識を深め、将来への保存・継承活動の推進と、地域文化の活性化に寄与することを 目的として、平成8年度から優れた民俗芸能を集めて上演する「房総の郷土芸能」を開催してきました。国・県指定のほか市町村指定 や未指定の無形民俗文化財も幅広く取り上げます。今回は木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市の優れた民俗芸能をお楽しみください。 代宿太鼓 鶴岡の羯鼓舞 鶴岡羯鼓舞保存会/富津市/市指定 代宿太鼓保存会/袖ケ浦市 だいじゅく か ぐ つ ち 代宿の祭囃子は、同地区迦具土神社の例大祭のために同 じ市内の横田地区から伝えられたと言われる。一時中断し ていたが、昭和51年、子供神輿の寄進をきっかけに、経験 者が再演のために曲をまとめ上げ、小学生を中心に秋の例 大祭で演奏されるようになった。さ らに母親たちも加わり、 「ひょっと こ踊り」も演目の「馬鹿囃子」に合 わせ婦人が創作し演舞するようにな り、平成12年に保存会が発足した。 鹿野山のさんちょこ節 鹿野山山頂娘節保存会/君津市/県指定 娯楽が少なかった江戸時代、お盆になると女の子が各家々 の軒に置かれた縁台の上で、竹筒に小砂利を入れた「あやと り棒」を使った遊びをしたことが始まりと伝えられている。 さんちょこの名前の由来は諸説あるが、 「山の頂上の娘」を 縮めたものという説が有力である。 あやとり棒を両手に持ち、二人一組 となって向かい合い、唄に合わせて あやとり棒を打ちながら拍子をとる 素朴な掛け合い形式の遊びである。 神納神楽ばやし こ せ 鶴岡の古船浅間神社に伝わる羯鼓舞は、江戸時代に始ま り、干ばつに苦しむ住民が雨乞いを願って奉納されたのが 定着し、毎年7月の例大祭に催行されている。舞は、羯鼓 と呼ばれる腹太鼓を腰につけ獅子頭を被って、3匹の獅子 (頭獅子、中獅子、雌獅子)が9種 目の踊りを一人踊り、組踊りで演じ る。かつて、房総地区には各地に同 様の羯鼓舞が多くみられたが、現存 するのは数か所と言われる。 六手の神楽ばやし 六手神楽ばやし保存会/君津市/市指定 六手の神楽ばやしは、江戸の祭りばやしの系統を引くと 伝えられている。始まりの年代は定かではないが、江戸時 代の中期から約280年の伝統があり、特に最初に演奏する 「新ばやし」 などは古い形式を保持しているとされる。 毎年、 鎮守である六手八幡神社の春祭りや 秋の例大祭での奉納のほか、地域行 事でも演奏され、活発な保存活動が 行われている。 竹岡三柱神社の木遣り獅子舞 神納神楽ばやし保存会/袖ケ浦市/市指定 神納の鎮守様である率土神社に伝来する神楽の舞楽であ り、 神楽の面を冠し、 太鼓あ・ 笛の伴奏により二人一組で舞う。 きとみ 隣の集落にある式内社「飽富神社」の祭礼でもこの神楽が 奉納される。神楽は、舞かかり、御幣の舞、鈴の舞、劔の 舞、狂いの舞の5座があり、祭神を 招き入れる悠長な踊りから、劔で悪 魔を払い、最後は無病息災、家内安 全、五穀豊穣等を成しえて、猛り狂 う様相を表現して踊る。 木更津ばやし 木更津ばやし保存会/木更津市/県指定 江戸時代の木更津と江戸は木更津船など船舶の往来が盛 んであったことから、 様々な文物が江戸から伝わった。 「木 更津ばやし」も、江戸の神田からお囃子が、下総の浦安方 面から踊りが船頭たちによって海辺の若衆に伝わったのが 起源と言われる。房総には、江戸か ら伝えられた芸能は少なくないが、 「木更津ばやし」は歴史的背景と伝 承が比較的明らかで、その伝統をよ く残す囃子として知られている。 竹岡三柱神社木遣り獅子舞保存会/富津市/市指定 この獅子舞は、江戸時代に漁に出て時化に遭い、対岸の 神奈川で避難している時に習い覚えた行道お練獅子舞を原 型として伝わったとされる。獅子頭は梨地漆塗り、頭と巻 びゃくだん き毛は金箔の上から白檀塗りをしてある。舞は牡獅子と雌 獅子との求愛をあらわしたもので、 牡獅子は雌獅子に自分を認めて貰う ため、頭を高く上げ首を振り強さを 示すしぐさを何度も行い、最後は受 け入れられめでたく終了する。 君津市民文化ホール アクセス ○JR君津駅南口から タクシー 15分(約5km) 路線バス 君津市コミュニテ すさい ィバスまたは日東交通周西線 約14分∼約17分 ○自家用車 国道127号 外箕輪交差点を 鴨川方面(房総スカイライン 方面)に曲がる 高速道路 君津インター料金 所を出て正面の交差点を右折、 200m先の文化ホール前交差点 を左折 〒299-1172 君津市三直622 電話 0439(55)3300
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