【別紙3】 図書館業務の自動化省力化機器仕様 【1.IC機器】 項目 IC用ハンディ ICゲート(2通路) その他 場所 ハンディ ゲート 要求仕様 ・ICタグを貼付した資料に対して蔵書点検の読取が行えること。 ・コードレスであること。 ・5時間以上、充電なしで稼動できること。 不正通過書名表示・音声ガイダンス・入館者カウントが行えること。 公共図書館システムと連携を行い、IC貸出/返却/蔵書点検などが行える こと。 図書情報館 公民館図書室等 20 0 2 0 合 計 20 2 【2.自動貸出機】 要求仕様 場所 台数 モニタ・本体・リライトカードリーダ・ICリーダが、専用筐体に組み込まれた 自立式一体型装置であること。 図書情報館 公民館図書室等 12 3 合 計 15 【3.自動返却機】 要求仕様 場所 台数 ・館内に設置された返却ポストに自動返却機能を取り付けること。 ・自動返却機能に必要なICリーダ・端末などを含むこと。 ・取付については、建物施工業者と打ち合わせを行うこと。 ・本返却については、発注者側で実施するため、仮返却処理までを実施 すること。 図書情報館 公民館図書室等 4 0 合 計 4 【4.読書通帳機】 要求仕様 場所 台数 ・自立式一体型装置であり、公共図書館の貸出履歴が印刷されること。 ・ 初回登録時は、利用者が、端末に通帳を置き、リライトカード裏面の バーコードを読み取ることで、ICチップに利用者番号を書き込むことがで きること。また、読書通帳に利用者番号・利用者氏名・通帳冊数数等を印 字できる機能を備えること。 ・2回目以降は、通帳を端末に差し込むことで容易に貸出履歴が印刷さ れること。 図書情報館 公民館図書室等 2 0 合 計 2 【5.IC予約棚】 要求仕様 ・ ボックス型の棚アンテナであること。 ・ ボックス1棚に40冊程度の資料が入ること。 ・予約棚コーナー入口にICゲート(1通路)を設置し、予約者以外の不当 な持出を防止しつつ、コーナー外の一般書架の未貸出資料の持込み入 退場には、反応しない仕組を持つこと。 ・予約棚コーナーに予約案内機を1台設置し、リライトカードを読込むこと により、取置された予約資料タイトルと棚番号でわかりやすく案内するでき ること。 ・ 予約案内機は省スペースPC・リライトカード端末・タッチディスプレイ・レ シートプリンタを有し、公共図書館システムと連携できること。 ・ 利用者が希望する場合、レシートプリンタへ予約案内票を印刷できるこ と。 ・ ICタグを読込、予約資料の配架棚(棚番号)特定を行い、わかりやすく 取り出し処理可能とすること。 ・ 予約棚コーナーの取置期限超過資料だけを、随時に一覧帳票として画 面表示及び印刷ができること。 ・ 現場の棚筐体:4段24連に対して、各96棚の内寸と適合するよう製作 加工したユニット型ICアンテナ筐体を埋め込むこと。 ・ 予約棚コーナーに自動貸出機を1台設置すること。 ・ 公共図書館システムより予約確保のデータを受け取った後、利用者自 らが予約棚より予約資料を取出し、自動貸出機によって、予約資料のセ ルフ運用処理を実現すること。 ・ 設置や形状については、建物施工業者と打ち合わせを行い決定とする こと。 【6.IC書架】 要求仕様 ・ ボックス型の棚アンテナであること。 ・ ボックス1棚に40冊程度の資料が入ること。 ・ <2F> 6段(棚)×8レーン×2セット=96棚 <3F> 6段(棚)×6レーン×2セット=72棚 <4F> 6段(棚)×8レーン×1セット=48棚 6段(棚)×6レーン×1セット=36棚 合計252棚を設置すること。 ・ 公共図書館システムより新着受入データ・返却データを受け取った後、 利用者自らが館内OPAC型端末により、スムーズに図書探索を実現する こと。 ・ICタグを読込、図書資料の配架棚(棚番号)特定を行い、わかりやすく 取り出し処理可能とすること。 ・ 配架場所が変わっても、各階に設置される棚ごとに2分以内に最新の 配架場所が館内OPAC型端末に反映すること。 ・ 現場の棚筐体に対して、各棚の内寸と適合するよう製作加工したユニッ ト型ICアンテナ筐体を埋め込み、公共図書館システムと連携すること。 ・ 設置や形状については、建物施工業者と打ち合わせを行い決定とする こと。 【7.予約本受取ロッカー】 要求仕様 ・ 図書情報館休館時、閉館時間でも利用者が資料の受取を可能とするこ と。 ・ 設置場所は図書館館外2Fとすること。 ・ 公共図書館システムより予約確保データを受け取った後、図書館利用 時間外や休館日においても、利用者自らが予約ロッカーより予約資料の 取出を可能とすること。 ・ リライトカードを読み込むことにより、自動的に取り置きされている資料の ロッカーが開くことで、予約本受取ロッカーから取り置き資料を探す手間 なく、予約資料の受取を可能とすること。 ・ 各ロッカー内部に貸出用アンテナが内蔵されており、予約資料を取り出 した段階で、貸出情報が業務系サーバに送信されること。 ・ 操作画面にて利用案内や音声ガイダンスにより、操作方法を利用者に 伝達する仕組みが整っていること。 ・ モニター画面をセンターにして左右に3連14ロッカーを設け、全84個 口のロッカーを有し、複数冊の資料が格納できること。 ・ 筐体内に、省スペースPC・タッチディスプレイ・リライトカード端末・レ シートプリンタを有しており公共図書館システムと連携できること。 ・上記8項目に規定した内容すべてが、500冊程度収納可能な(仮称)自 動書籍取出装置(※)で対応できるのであれば、それでも可とする。 ※(仮称)自動書籍取出装置とは、書籍のICタグを読み取り、自動で入出 庫することができる書籍自動貸出装置のことをいう。 【8.パソコンロッカー】 要求仕様 ・ 利用者館内貸出用のノート型端末・Androidタブレット・iOSタブレットが 格納できること。 ・ 設置場所は2F:1台・3F:1台・4F:1台の合計3台とすること。 ・ ロッカー1台あたり22台の端末が格納できること。 ・ 利用者が、インターネット等で予約した端末を窓口に受け取りに来た際 に、リライトカードと引き換えにロッカー解除用のICカードを手渡す運用を 想定している。 ・ 職員は、施設予約システムで貸出用端末の予約状況を確認し、ICカー ドを手渡す運用を想定している。 ・ 貸出の手順は、ICカードの認証を行ない、タッチパネルで使用したい 扉を選択すると、選択した扉が解錠して扉部のLEDが点滅して扉を開く ことができ、収納物を取り出して扉を閉めるという一連の簡単な操作で完 結すること。 ・ 返却の手順は、ICカードの認証を行なうと、自動的に取り出した間口の 扉が解錠して扉部のLEDが点滅し扉を開くことができ、収納物を返却し て扉を閉めるという一連の簡単な操作で完結すること。 ・ タッチパネル画面をセンターにして画面下に6段と左右に8段の計22間 口を有し、扉内部には充電タップ2口が用意されていること。また、扉こじ あけ発生時等にアラームが鳴動すること。
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