第51回全国選手権大会ニュースNO.3 - 新日本スポーツ連盟兵庫県卓球

第
新⽇本スポーツ連盟
第51回
全国卓球選手権大会
ニュース
No.3
⼀般の部 2015年12月20⽇ (⽇)個人戦
2015年12月25⽇
発⾏責任者 北川 登
会場 島津アリーナ京都(京都府⽴体育館)
⼾辺選⼿(東京・ナミーズ)趙選⼿(⼭梨・⽇本航空高校)初V
T.O.M&卓球三昧(東京)
⼾辺春希選⼿
男子個人戦は、尻上がりに調子を上
げていった⼾辺春希選⼿(東京・ナ
⼥子決勝
趙虹雯選⼿(奥)-岸本あすか選⼿
ミーズ)が、過去3回優勝経験のある
ベテランの柳延恒選⼿(兵庫・TEAM
SATO)から2ゲーム先取し、3-1
で初優勝を飾った。1991年の同じ京
都⼤会でお⽗さんの⼾辺英郎さんが準
優勝しているのも不思議な縁である。
前回優勝の橋本泰樹選⼿(東京・丸
善クラブ)がベスト16に留まる⼀⽅、
和田隆仁選⼿(⼤阪・PROJECT―K)、
楠原憧子選⼿
鈴⽊俊紘選⼿(千葉・TRF)は初参加
でベスト4に入賞した。その他ベスト
8入賞の宮地勇樹選⼿(神奈川・美し
準決勝
が丘)、中学⽣の景⼭拓海選⼿(鳥
柳延恒選⼿(左)-和田隆仁選⼿
取・境⼀中)の活躍も注目された。よ
り若い選⼿の活躍が⾒られレベル的に
も底上げがなされている感じである。
⼥子個人戦の決勝は、高校⽣の趙虹
⼤谷茜選⼿(左)-⽊村吏沙選⼿
雯選⼿(⼭梨・⽇本航空高校)がカッ
トマンでバックの反撃の鋭い岸本あす
か選⼿(兵庫・Woody)に1ゲーム
先取されたが、その後3ゲーム連取し、
初優勝を飾った。昨年優勝の福永有紗
景⼭拓海選⼿
選⼿(東京・荻体クラブ)は、準々決
勝で岸本選⼿のカットを打ち抜けず敗
退しベスト8、昨年準優勝の楠原憧子
選⼿は準決勝で棄権しベスト4に留
まった。⼥子は例年ジュニア選⼿の活
躍が⾒られるが、今回は、優勝した趙
虹雯選⼿をはじめ、小野桃寧選⼿(東
京・T.O.M)の活躍が光った。
宮地勇樹選⼿
⼀般の部をふりかえって
⼀般の部は、全国41都道府県で予選祭典が開催され、34都道
府県からエントリーがあった。全県からのエントリーを目標に、
毎年少しずつ出前⼤会を拡⼤し、エントリー県を増やしてきた。
今年は、宮崎県で初めて予選を開催し、エントリーも実現した。
予選を開催できなかった⼭形からもエントリーがあったり、地
⽅の愛好者からぜひ予選を開催してほしいと要望が出されるな
ど、この⼤会が多くの愛好者の目標になってきていることは確
かである。競技レベルも⼤学出たての選⼿の参加の増⼤もあっ
て、引き上げられてきているのが特徴である。
⼤会運営の面では、初⽇の団体戦の終了時間が8時過ぎに
なったことは、引き続きの⼤きな課題になっている。
(全国卓球協議会 運営委員⻑
北川 登)