１免許更新制について (1) 旧免許状所有者（平成２１年３月３１日までに授与された免許状を一つでも所有する者）平成２１年３月３１日までに授与された教員免許状（以下「旧免許状」と言う。）には、有効期間が記載されておりませんが、所有者が満３５歳、45歳、55歳を迎える年度末（以下「修了確認期限」という。）の2か月前までには、各自で３０時間以上の免許状更新講習を受講修了し、免許管理者（都道府県教育委員会）に修了確認を申請する必要があります。（※ 上記の修了確認期限までに手続きを行わなかった場合、お持ちの免許状は失効します。） (2) 新免許状所持者（平成２１年４月１日以降に初めて免許状を授与された者）平成２１年４月１日以降に初めて授与された免許状免許状（以下「新免許状」という。）には、免許状自体に有効期限が記載されています。旧免許状所持者と同様に、有効期限の２か月前までに有効期間更新の申請を行う必要があります。（※ 複数の免許状を所持する場合、有効期間はその最も遅い有効期間満了の日となります。） (3) 免許状所持者のうち、下記の（ア）、（イ）の両方に該当する者は、修了確認期限の２か月前までに３０時間以上の免許状更新講習を修了し、申請手続を行う義務が課せられています。（ア）教諭の普通免許状、養護教諭の普通免許状、栄養教諭の普通免許状、教諭の特別免許状のいずれかの免許状を持っている者（イ）下記の①～④のいずれかの職にある者であること。 ①国公私立の幼稚園・認定こども園・小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校に勤務する校長（園長）、副校長（副園長）、教頭、主幹教諭、指導教諭、教諭、助教諭、養護教諭、養護助教諭、栄養教諭及び講師（臨時講師、非常勤講師を含みます。） ②教育職員であった者で宮崎県内の県市町村の指導主事、社会教育主事その他教育委員会において学校教育又は社会教育に関する専門的事項の指導等に関する事務に従事している者 ③教育職員であった者で県内の地方公共団体の職員、小学校等を設置する国立大学法人、学校法人又は社会福祉法人の役職員（学校法人理事等）である者 ④文部科学省又は国立教育政策研究所の調査官のうち、学校教育又は社会教育に係る専門的な指導助言を行っている者等 ※ 「教育職員」幼稚園、認定こども園、小・中学校、高校・中等教育学校・特別支援学校の主幹教諭、指導教諭、教諭、助教諭、養護教諭、養護助教諭、栄養教諭、講師（教育職員免許法第２条第１項）２申請手続きの種類免許状所持者の更新講習修了確認等申請手続は、以下の四つの種類に分かれます。 (1) 更新講習修了確認申請修了確認期限の２か月前までに行ってください。 (2) 更新講習修了確認期限延期申請 (3) 更新講習免除申請 (4) 修了確認期限を過ぎた後、免許状の効力を回復させるための確認申請（※旧免許状のみ） ※ 修了確認期限の時点で、現職教員等でない者が、(1)の申請を行っていない場合、(4)の申請を行わないと教壇に立つことはできません。３更新講習修了確認等申請先勤務する学校等の所在地の都道府県教育委員会へ申請します。（勤務されていない場合は、住所地の都道府県教育委員会になります。）したがって、宮崎県内に勤務している場合、他県の教育委員会から授与された免許状がある場合も宮崎県教育委員会へ更新等の申請手続をすることになります。 ※ 申請が行われず修了確認期限を過ぎると、修了確認義務の課されている現職教員については、教員免許状が失効し、免許状を返納しなければなりません。４修了確認期限までに行う手続き（フローチャート）各自に定められた修了確認期限を確認する更新講習を受講・修了する場合延期申請を行う場合免除申請を行う場合各自が文部科学省や大学のホームページ等を確認して受講したい免許状更新講習を選択延期事由に該当しているか確認免除対象となっているか確認各自が各大学に受講を申し込む。（受講申込の際に所属長等から受講対象者であることの証明が必要。証明の様式等は受講する大学で異なる。）各自が必要な書類を揃えて県教育委員会へ申請（申請する理由ごとに所属長の証明等が必要。） ※ 修了確認期限の２か月前までに行ってください。更新講習を受講（３０時間） ※ 教諭は「教諭」が受講対象である更新講習を、養護教諭は「養護教諭」が受講対象者である更新講習を受講する必要がある。各大学等から修了証明書（履修証明書）が発行される。各自が修了証明書（３０時間以上の修了（履修）証明書のセット）を必要な書類とともに県教育委員会へ申請 ※ 修了確認期限の２か月前までに行ってください。県教育委員会から申請の種類に応じた証明書を発行証明書に記載されている次回の修了確認期限を確認する ※ 次回の更新手続きの際に、証明書の原本の提出が必要です。