27台企企第129号 平成28年1月1日 東京都台東区個人番号利用事務における本人確認に関する要綱 (目 的) 第1条 この要綱は、東京都台東区職員が、行政手続における特定の個人を識別するため の番号の利用等に関する法律(平成25年法律第27号。以下「法」という。 )に基づき、 区民等から個人番号の提供を受ける際に、当該提供をする者の本人確認(提供された個 人番号が正しい番号であるかの確認及び提供者が正当な番号の持ち主であるかの確認を いう。以下同じ。 )を行うことにより、第三者等からの虚偽の申請又は不正な請求を防止 し、併せて区民の特定個人情報(法第2条第8項に定めるものをいう。 )を保護すること を目的とする。 (本人確認の対象事務) 第2条 本人確認を行う対象となる事務は、法第9条第1項の別表第1に掲げる事務及び 法第9条第2項に規定する事務を処理するために、必要に応じて、本人に対し個人番号 の提供を求めた事務とする。 (本人確認の方法) 第3条 本人確認は、原則として法第16条及び行政手続における特定の個人を識別する ための番号の利用等に関する法律施行令(平成26年内閣府令第155号。以下「施行 令」という。 )第12条並びに行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用 等に関する法律施行規則(平成26年内閣府・総務省令第3号。以下「施行規則」とい う。)第1条、第2条、第3条、第6条、第7条及び第9条に規定する本人であることが 確認できる書類(以下「確認書類」という。 )の提示を求める方法により行う。 (本人確認書類) 第4条 確認書類のうち、施行規則第1条第1項第2号、同第2条第2号、同第6条第1 項第3号及び同第7条第1項第2号で定める個人番号利用事務実施者が適当と認めるも のは、別表1に掲げるものとする。 2 確認書類のうち、施行規則第1条第1項第3号のロ、同第3条第2項第2号及び同第 9条第1項第2号で定める個人番号利用事務実施者が適当と認めるものは、別表2に掲 げるものとする。 (委 任) 第5条 付 この要綱に基づく事務処理基準の細目は、企画財政部長が別に定める。 則 この要綱は、平成28年1月1日から施行する。 別表1 確 認 書 類 の 範 囲 〔例〕 ○船員手帳 ○戦傷病者手帳 ○官公署の職員証・身分証 ○国家資格者証・許可証(海技免状、電気工事士免状、無線従事者免許証、 動力車操縦者運転免許証、運航管理者技能検定合格証明書、猟銃・空気銃 所持許可証、特殊電気工事資格者認定証、認定電気工事従事者認定証、航 空従事者技能証明書、宅地建物取引士証、教習資格認定証、警備業法第2 3条第4項に規定する合格証明書等) ○住民基本台帳カード(写真付) 別表2 確 認 書 類 の 範 囲 〔例〕 ○高齢受給者証 ○雇用保険被保険者手帳 ○健康保険被保険者受給資格者票 ○福祉サービス受給者証 ○国民年金証書 ○厚生年金証書 ○共済年金証書 ○国民年金基金の年金証書 ○厚生年金基金の年金証書 イ ○住民基本台帳カード(写真無) ○独立行政法人、特殊法人、地方独立行政法人、国公立大学法人又は公社 等の職員証・身分証 ○実印による押印+印鑑登録証明書 ○介護支援専門員証 ○国保・年金保険料賦課通知書 ○保育所入所承諾通知書 ○納入通知書(介護保険料額決定通知書)兼特別徴収開始通知書 ロ ○保育実施解除通知書 ○課税通知書 ○弁護士・司法書士登録証 ○生活保護開始(廃止、変更)決定通知書 ○生活保護受給証明書 ○私立学校の学生証・生徒証・職員証 ○社員証・従業員証(民間会社等) ○不動産賃貸借契約書 ○預貯金通帳 ○キャッシュカード ○母子健康手帳 ○クレジットカード ○シルバーパス ○定期券(記名式のもの) ○会員証 ○診察券 ○TASPO ハ ○公金・公共料金領収書(3ヶ月以内) ○消印のある本人宛郵便物(3ヶ月以内) ○戸籍附票の写し ○戸籍記録事項証明書(戸籍謄抄本)等 ※イ×2種類、 ※イ×1種類+ロ×1種類 ※イ又はロ×1種類+ハ×2種類(聞き取り併用) ※ハ×2種類+聞き取り ※聞き取りは、通常本人しか知りえない事項について聴取する。
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