自治体として貧困問題を考える - 特別区人事・厚生事務組合

平成27年度 自治体経営研修 「地方自治をめぐる課題」
自治体として貧困問題を考える
2014 年 7 月、我が国の「相対的貧困率」は 16.1%となりました。これらの世帯で暮らす 18 歳
未満の子どもを対象にした「子どもの貧困率」も 16.3%となり、ともに過去最悪を更新しました。
日本の貧困率は、国際比較で見ても高く、OECD平均を上回り、
「貧困との闘い」が現在の都市
政策、自治体政策の重要な課題となっています。
そこで、貧困を中心に研究されている首都大学教授
阿部
彩
氏にご登壇いただき、貧困問
題を統計的視点からお話いただきます。都市部における貧困問題の現状と自治体の方策について
学ぶことのできる貴重な機会です。
首都大学
講 師
教授
都市教養学部
阿部 彩
氏
<プロフィール>
マサチューセッツ工科大学卒。タフツ大学フレッチャー外交法律
大学院修士・博士号取得。国際連合、海外経済協力基金を経て、1999
年より国立社会保障・人口問題研究所に勤務。2010 年より社会保
障応用分析部長。
2015 年 4 月より現職。専門は、貧困、社会的排除、社会保障、
公的扶助。(2014~)足立区子どもの貧困対策検討部会員。
著書に「子どもの貧困」
「子どもの貧困Ⅱ」(岩波新書)
「弱者の居場所がない社会」(講談社現代新書)などがある。
内
容
○
○
○
貧困指標の見かた
都市部における貧困の現状と動向
貧困問題に対する自治体としての方策
等
日
時
平成27年12月22日(火)15時~17時
場
所
特別区職員研修所
対
象
管理職及び係長級の職員、希望する主任主事の職員
(千代田区九段北1-1-4)
118名
申込み 各区(事務組合)研修担当までお願いします。
●[問合せ先]特別区職員研修所 管理課企画研修係 担当 ☎03-3514-0357●