中央公民館講座 3つの家 ~谷崎潤一郎・旧邸物語~ 〈鎖瀾閣〉 江戸っ子・谷崎潤一郎は関東大震災で関西に逃れて来て、阪神間に 21 年間住み、13 回転居、 戦後は京都に住んだ。生涯で 42 回も無類の引っ越し魔・谷崎は、作品のイメージがわくとそれ にふさわしい家を探すため、こういう結果になったのだ。名残りの家は時の流れとともにどんど ん消えて行ったが、将来に残すべき家は3つある。鎖瀾閣(阪急岡本・谷崎がデザインした家)倚 松庵(阪神魚崎・「細雪」モデルの家)潺湲亭(京都・現存の豪邸)である。今回はそのうちの2つ の家と、昨年末に和歌山に復元された「ナオミの家」の物語を話そう。 さ らんかく 第1回 1月14日(木) 阪神大震災で倒壊した鎖 瀾 閣 の復元物語 (60分の再現 DVD とその解説) 第2回 2月4日(木) 和歌山に再建された「ナオミの家」 ~「痴人の愛」のモデルの家~ 第3回 3月3日(木) い しょうあん 「細雪」の舞台・倚 松 庵 【時 間】 13:30~15:00(開場13:00) 【場 所】 池田市中央公民館 【講 師】 武庫川女子大学 教授・芦屋市谷崎潤一郎記念館 3階 大ホール 副館長 たつみ 都志(専門:近代文学) 【対 象】 市内在住・通勤の方 【受 講 料】 無料 【定 60名 員】 【申込・問合せ】 平成28年1月8日(金) 9:30 電話受付開始 池田市中央公民館 TEL 072-754-6299 ※1/9(土)~3/3(木)まで公民館1階 図書コーナーにて 谷崎潤一郎の作品を展示します。どうぞご利用ください。 ※駐車場はありません。 〈倚松庵〉
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