2015年12月号

December 2015
年末・年始休業・商品出荷のご連絡です!
年末・年始休業は、12 月 29 日(火)~1 月 4 日(月)です。
※1 月 5 日(火)は 10:00 から通常営業となります。
12 月 28 日 口座引落し分の商品発送について
12 月 28 日(月)口座引落し分の商品発送は、1月 8 日(金)の予定です。
みなさまにはご不便をおかけして申し訳ございませんがご了承願います。
口座引落し以外の商品発送について
年末の商品発送⇒12 月 28 日が最終です。
(但し、12 月 28 日午前中に入金確認ができたもの。
)
年始の商品発送⇒ 1 月 5 日より通常出荷いたします。
※年末年始は宅配便が混み合いますので、商品の到着が遅れる場合があります。
ご注文はお早めにお願いいたします。
今月おすすめの一冊
腸内フローラの潜在パワーを知ると
心身の不調やトラブルを遠ざけ、
よりよい人生への近道になります
「人は食べたものでできている」とはよくいわれることですが、
どんなにいいものを食べても、それを消化・吸収する腸が適切に
働いてくれなかったら意味がありません。
この腸の働きとは、腸そのものというよりはむしろ腸を棲みか
とする細菌たちの活躍ぶりにかかっています。ものを食べると
東京医科歯科大名誉教授
き、五感で判断し安全性に問題が見つからなければ、脳は「食べ
藤田紘一郎医学博士著
てよし」と判断しますが、実際に食べてみて食中毒を起こすよう
宝島社
な危険な菌を含んでいれば、腸はすぐにそれをキャッチして「吐
き出せ!」と指令を送り、下痢を起こして体外に排泄しようとし
ます。
腸は生命に関わる重要な判断を下すことができるのです。
さまざまな健康情報に振り回されて、「頭でっかち」になってい
た現代人にも、腸のすごさを知り、腸の働きを活かす生活を知る
ことは、カラダの本質がしっかりと「腑に落ちて」
「腹が決まり」
真の健康長寿や自分らしい人生を送るカギになるはずです。
ワクチン接種について(元国立公衆衛生院疫学部感染症室長母里医学博士)
2015 年も、インフルエンザのシーズンに入りました。これから予防接種を受けようか、
と思っている方も多いでしょう。しかしインフルエンザワクチンはほんとうに効くのでし
ょうか。
2015 年のシーズンワクチンは、2014 年のシーズンから大きな変更がありました。
2014 年のシーズンは、A 型 2 種類(新型、香港型)、B 型 1 種類(山形系かビクトリア
系)のウイルス株が入っており、3 種類のウイルスに対応するワクチンでした。
ところが、2015 年のシーズンでは、B 型の株が 1 種類ふえて、4 種類のウイルスに対
応するワクチンになっています。
昨シーズンと 2015/2016 シーズンの違い
昨シーズンまでのワクチンは 3 価
2015/2016 シーズンは 4 価
新型 A+香港型 A+山形系 B or ビクトリア系 B
新型 A+香港型 A+山形系 B +ビクトリア系 B
しかし、いくら株をふやしても、インフルエンザワクチンは効きません。これは、ウイ
ルス学者の常識で、厚労省も「インフルエンザの感染を完全におさえる働きはない」と明
言しています。
インフルエンザウイルスは変わり身の早いウイルスで、毎年変化しています。今年は流
行ったウイルスは、翌年にはもう型が変わっています。人間が次のシーズンに流行りそう
なワクチンを作ろうとしても、その変化のスピードにとてもついていけません。そもそも、
次に何が流行るのか、推測すること自体、困難なのです。そのうえ、日本で製造されてい
るインフルエンザワクチンは、殺したウイルスのごく一部を加工して作る「不活化コンポ
ーネントワクチン」です。これを体内に入れても弱い免疫しか作れず、効果も長続きしま
せん。また、インフルエンザウイルスが最初に取り付くのは、のどや鼻の粘膜です。ここ
に抗体ができればいいのですが、インフルエンザワクチンは注射で血液の中にウイルスを
入れるので、抗体は血液中にできます。ですから、感染をおさえられないのです。
それでも厚労省がワクチンを勧めるのは、
「感染したときの重症化を防ぐから」だそうで
すが、それを証明するデータはありません。
効果がないだけなら、まだしも、もっと心配なのは副作用です。ワクチンには死んだと
はいえウイルスの一部が入っており、しかも添加物として、ホルマリンや防腐剤が使われ
ています。昔より安全性は高まったとはいえ、今も劇薬であることに変わりありません。
ところで、ウイルスに感染しても、免疫力が高ければ、高熱や全身の倦怠感といった症
状が出ないことがあります。これを不顕性感染といいます。こうした感染をはじめ、一度
感染した人は、体内に抗体ができるため、次に同じウイルスが入っても重症化することは
ありません。
大事なことは、ふだんから規則正しい生活を送り、免疫力を落とさないことです。
具体的には、ストレスをためない、おいしいものを食べ、適度に身体を動かし、良く眠り
よく笑うことです。
(アイフローラ社としてワクチン接種を否定するものではありません)
皆様には本年も大変お世話になりました。ありがとうございました。
日に日に寒くなってまいりましたが、くれぐれも体調を崩されませんよう
良いお年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。