くりやま若者シティプロモーション事業

「くりやま若者シティプロモーション事業」業務委託仕様書
1.委託業務名 くりやま若者シティプロモーション事業業務委託
2.事業目的
栗山町では、人口減少・高齢化が急速に進行する状況の中、これからのまちづくりを担う若者・
子育て世代を増やしていくために、町内の若者・子育て世代のまちへの愛着を高めるとともに、ま
ちの魅力を町内外の若者・子育て世代へ効果的かつ継続的に発信することにより、栗山町に「住み
たい、住み続けたい」と思うブランドイメージの定着化を図ることを目的とする。
3.業務内容
事業目的の達成に向け、下記(1)~(5)に掲げる業務について統一的かつ戦略的なトータル
プロデュースを行う。
(1)戦略プラン策定支援
①栗山町の現状把握に関する調査・分析
戦略プラン策定に向けての基礎資料とするため、下記3点の視点で関係する調査を、量的側
面と質的側面の両面から調査・分析を行う。
ア.栗山町の若者定住に関するプロモーション活動の現状と課題
イ.町内外の若者、子育て世代が感じる栗山町のイメージや魅力等の現状と課題
ウ.若者、子育て世代が求める住み心地に関する潜在的ニーズの把握
■業務内容
・町内外のアンケート調査・分析
※調査票設計、印刷、発送及び回収、集計、報告書作成までを行う。町外はWEBアン
ケート、町内は郵送アンケートとする。
・グループインタビュー(メンバーを変え2回程度)
※アンケート調査では見えない本音の部分を探るために実施。
・報告書の作成
②キックオフセミナーの運営支援
本事業を進めるにあたり、広く事業を町民に周知し円滑に進められるよう、キックオフセミ
ナーを実施する。
■業務内容
・キックオフセミナーの企画、運営(1回開催、参加者 100 名程度)
1
・周知用ポスター、チラシの作成
(ポスターA2カラー50 枚、チラシA4表面カラー
裏面2色
8,000 枚)
※用紙の種類:マットコート、紙の厚さ:ポスター 135K程度、チラシ 90K程度
・報告書の作成
③(仮称)町民組織プロモーション推進隊(以下「推進隊」)の運営支援
若者・子育て世代を中心に組織した推進隊の愛着度形成を行い、推進隊が積極的に活動でき
る仕組みづくりの提案と、戦略プラン策定に関わる魅力の発掘やアクションプランメニューな
どの提案に関わるワークショップを行う。
※推進隊組織については、戦略プラン策定後も継続して情報発信等を進める。
■業務内容
・推進隊の構成、募集方法に関する提案(募集に係る作業は除く)
・推進隊の募集チラシの作成(A4表面カラー 裏面2色 8,000 枚)
※用紙の種類:マットコート、紙の厚さ:90K程度
・資料の作成及びファシリテーション業務(5回程度)
・情報発信における研修会(1回程度)
・報告書の作成
④庁内戦略会議におけるアドバイザー業務
事業推進における意思決定機関である庁内戦略会議にて、トータルプロデューサーとしての
視点でアドバイスを行う。
■業務内容
・アドバイザー業務(2回程度)
⑤町職員チームの運営支援
本町職員が当事者意識を持ち、課題解決に向けて推進隊の検討内容をより具体化するために、
若手職員を中心としたチームの会議等を行う。
※メンバー構成は栗山町にて別途決定。
■業務内容
・資料の作成及びファシリテーション業務(3回程度)
・報告書の作成
⑥町内の企業、団体との懇談会運営支援
戦略プラン素案をもとに、町内の企業・団体と懇談会を実施し、アクションプランメニュー
の活用方法などの意見交換を行う。
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※対象企業・団体の構成、参加に係る作業は栗山町にて行う。
■業務内容
・資料の作成及びファシリテーション業務(2回程度)
・報告書の作成
⑦戦略プランの作成
上記①~⑥の結果に基づき、本町ならではの若者シティプロモーションを推進していくため
の方向性を示すものと、具体的な行動計画(アクションプラン)を含めた戦略プランを作成す
る。また併せて、概要版冊子及び分りやすくポイントを押えた動画も作成する。
■業務内容
・戦略プラン本編冊子の作成(A4両面カラー24 ページ程度
150 部)
※用紙の種類:上質紙、紙の厚さ:70K程度
・戦略プラン概要版冊子の作成(A3両面カラー中折り 300 部)
※用紙の種類:マットコート、紙の厚さ:110K程度
・戦略プラン動画の作成(5分程度)
※動画は、プロモーション事業の趣旨・目的を町民、職員等が共通理解し、問題意識
を持ち取り組めるよう、現在の栗山町からどのように変化していくのか、目指すゴ
ールまでを映像化し自分事としてとらえられるような内容で制作すること。
※活用方法としては、町民との懇談会、各施設での継続した放映、全国移住ナビサイ
トへの投稿、YouTube、SNS などからの投稿を想定。
(2)人材発掘のための、ワークショップの開催
推進隊として、今後関われる町民や学生等の人材発掘及び人材育成を図るため、ワークショッ
プを行う。
■業務内容
・ワークショップの企画、運営(1回程度、参加者 50 名程度)
・周知用チラシの作成(A4表面カラー 裏面2色 8,000 枚)
※用紙の種類:マットコート、紙の厚さ:90K程度
・報告書の作成
(3)先行プロモーション運営支援
①Facebook「(仮称)くりやまファン拡大委員会」のコンテンツの検討及び分析
町民同士がつながり、情報の拡散を図ることを目的とし、若者・子育て世代が興味、関心を
持ってもらえるような仕掛けのアドバイス及び提案を行う。
※Facebook ページの立ち上げは栗山町にて行う。
3
■業務内容
・コンテンツ検討会議の実施 3回程度
・閲覧者の分析業務
6回程度
・報告書の作成
②若者・子育て世代向け情報誌の編集、作成
栗山を知る、好きになるきっかけを作る情報誌として、「栗山の人」にスポットをあてた内
容で作成し、町内外の若者・子育て世代に発信する。
※取材、撮影については栗山町で行う。
■業務内容
・情報誌の企画、編集、印刷(2回発行)
・A4カラー中綴じ/12 ページ程度
各回 3,000 部作成
※用紙の種類:マットコート、紙の厚さ:110K程度
(4)プロモーション企画提案書の作成
上記(1)~(3)の業務を踏まえ、トータルプロデューサーの立場から戦略プラン策定後に
おいて効果的にアクションプランを進めるための企画提案をすること。
※企画自体にニュース性を持たせ、マスメディア効果やクチコミにつながる仕掛けを付加する
こと。
■業務内容
・平成 29 年度から平成 30 年度のプロモーション企画提案書の作成
(5)効果測定の実施・提案
平成 27 年度に測定できる効果測定を、上記(1)-①で実施する調査で行い、将来の効果測
定による比較調査に向け、平成 27 年度の基準値となる数値を測ること。
なおかつ、策定した戦略プラン(アクションプラン)の実施がもたらす事業効果(成果)を、
今後測定するため、以下3つの視点で、量的側面及び質的側面の効果測定に必要な指標の提案を
行うこと。
ア.町民にとっての効果(愛着や誇り等の視点)
イ.栗山町にとっての効果(ブランドイメージ定着化等の視点)
ウ.町職員にとっての効果(プロモーション意識向上等の視点)
(考えられる効果測定)
広告換算値、情報発信件数、論調分析、愛着と誇りの指数、町民の栗山町推奨度、
住みたいまち度、町職員のモチベーションや意識向上の測定など
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■業務内容
①平成 27 年度に効果測定の基準値となる調査の実施
(上記(1)-①で実施する調査で行うこととし、現段階で測定可能なものを実施する)
②策定した戦略プランをもとに、平成 29 年度以降に行う効果測定の方法、指標等の提案
4.平成27年度及び平成28年度の実施予定業務
(1)平成27年度実施分
ア.「3.業務内容(1)戦略プラン策定支援」のうち
①栗山町の現状把握に関する調査・分析
②キックオフセミナー周知用ポスター・チラシ作成
※セミナーの実施は平成28年度
イ.「3.業務内容(3)先行プロモーション運営支援」のうち
①Facebook「(仮称)くりやまファン拡大委員会」のコンテンツの検討及び分析の一部
(2)平成28年度実施分
上記(1)以外の業務
5.業務における留意事項
(1)工程については、双方協議の上、受託者は契約後すみやかに工程表を提出すること。業務の
進捗状況などについては、適宜報告し、必要に応じて打合せ等を行い、報告書等を提出するこ
と。また、打合せを実施した際には、打合せ記録を提出すること。
(2)受託者は、本業務に関して中間報告や打合せ等について連絡があった場合、直ちに対応する
ものとする。また、本業務を遂行するにあたり、関係機関との調整を図るとともに、経験と専
門知識を有する実務者を必要に応じて参加させ、業務を円滑に進めるものとする。
(3)本仕様書に定める業務にかかる消耗品や運営に関する経費は、すべて契約代金に含まれるも
のとする。
6.成果品
NO.
業務区分
(1)
(2)
3-(1)-⑦
(3)
(4)
(5)
3-(1)-②
内容
数量・媒体
仕様等
ファイル
形式
戦略プラン本編
150 部
A4 両面カラー 24 ページ程度
※1
戦略プラン概要版
300 部
A3 両面カラー 中折り
※1
戦略プラン動画
DVD-R
5分程度
※2
周知用ポスター
50 枚
A2 カラー
※1
周知用チラシ
8,000 枚
A4 表面カラー 裏面2色
※1
5
(6)
3-(1)-③
募集チラシ
8,000 枚
A4 表面カラー 裏面2色
※1
(7)
3-(2)
周知用チラシ
8,000 枚
A4 表面カラー 裏面2色
※1
(8)
3-(3)-②
情報誌
3000 部
A4 カラー中綴じ 12 ページ程
※1
×2 式
度
(9)
上記(1)~(8) DVD-R 等 ※1
の電子媒体
栗山町公式ホームページ等の
ウェブサイトに掲載・閲覧可能
なファイル形式とし、ページ内
に配置された画像が、ブラウザ
上でも、またダウンロードして
紙に出力する際にも十分な解
像度を持つもの、及び本町で加
工ができる形式の両方を提出
すること。
※2
動画はプレゼン用とする
DVD-Video 形式のほか、ウェ
ブサイト閲覧用とする
YouTube で再生可能な動画形
式で制作すること。
(10) 3-(1)~(3)
報告書
書類一式、 A4 または A3
Word
DVD-R 等
または
Excel
(11) 3-(4)
企画提案書
書類一式、 A4 または A3
Word
DVD-R 等
または
Excel
(12) 3-(5)
効果測定の提案書
書類一式、 A4 または A3
Word
DVD-R 等
または
Excel
7.成果品の利用及び著作権
(1)成果品及び成果品制作のために撮影した映像素材の著作権については、すべて栗山町に帰属
する。
(2)栗山町は、本業務の成果品の改変を行うことができるものとし、受託者は、本業務の成果品
に関する著作者人格権を行使しないものとする。
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(3)受託者は、成果品が第三者の著作権を侵害しないことを保証し、第三者から成果品に関して
著作権侵害を主張された場合の一切の責任を負うものとする。
8.履行期間
契約締結日から平成29年3月31日まで
9.履行場所
栗山町長が指定する場所(栗山町全域及び任意の町外各所)
10.再委託の制限
受託者は、本業務の全部または一部を第三者に委託し、または請負わせることはできない。ただ
し、一部でかつ、主要な部分を除き、あらかじめ書面による承諾を得た場合はこの限りではない。
11.秘密の保持
受託者は、本業務を通じて知り得た情報を機密情報として扱い、契約の目的以外に利用し、また
は第三者に提供してはならない。また、本業務に関して知り得た情報の漏洩、改ざん、減失及び棄
損の防止、その他適正な管理のために必要な措置を講じなければならない。契約終了後もまた同様
とする。
12.個人情報の保護
本業務を処理するための個人情報の取り扱いについては、栗山町個人情報保護条例(平成 8 年条
例第 10 号)並びに同条例施行規則(平成 17 年規則第 29 号)を遵守するとともに、別記1「個人
情報取扱特記事項」を遵守しなければならない。
13.その他
(1)受託者における各担当は、技術・経験とも豊かであり、シティプロモーションに関わる業務
に精通していること。
(2)本業務の目的を達成するため、双方が随時連携を取り合い、作業の進捗状況の確認、調整を
行う。
7
別記1
個人情報取扱特記事項
(基本的事項)
第1
受託者(以下「乙」という。)は、個人情報の保護の重要性を認識し、乙が行う業務(以下
「委託業務」という。)の事務を処理するにあたっては、個人の権利利益を侵害することのない
よう、個人情報を適正に取り扱わなければならない。
(秘密の保持)
第2
乙は、委託業務の事務に関して知り得た個人情報の内容をみだりに他人に知らせ、または不
当な目的に使用してはならない。契約終了後もまた同様とする。
(従事者への周知)
第3
乙は、委託業務の事務に従事する者に対し、在職中及び退職後においても委託業務の事務に
関して知り得た個人情報の内容をみだりに他人に知らせ、または不当な目的に使用してはならな
いこと等、その他個人情報の保護に関して必要な事項を周知しなければならない。
(収集の制限)
第4
乙は、委託業務の事務を処理するために個人情報を収集するときは、その目的を明確にし、
当該事務を処理するために必要な範囲内で、適法かつ公正な手段により収集しなければならない。
(目的外使用及び提供の禁止)
第5
乙は、栗山町(以下「甲」という。)の指示または承諾があるときを除き、委託業務の事務
に係る個人情報を当該事務の処理以外の目的に使用し、または第三者に提供してはならない。
(適正な管理)
第6
乙は、委託業務の事務に係る個人情報の漏洩、改ざん、滅失及び棄損の防止、その他適正な
管理のために必要な措置を講じなければならない。
(複写等の禁止)
第7
乙は、甲の指示または承諾があるときを除き、委託業務の事務を処理するために、甲から引
き渡しを受けた個人情報が記録された資料等を複写、または複製してはならない。
(再委託の禁止)
第8
乙は、甲の承諾があるときを除き、委託業務による個人情報の処理は自ら行うものとし、第
三者にその処理を委託してはならない。
(資料等の返還等)
第9
乙は、委託業務の事務を処理するために甲から引き渡しを受け、または乙が収集し、若しく
は作成した個人情報が記録された資料等を、委託業務が終了し、または解除された後直ちに甲に
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返還し、または引き渡さなければならない。ただし、廃棄または消去について甲が別に指示した
ときは、当該指示した方法により処分するものとする。
(事故報告義務)
第10 乙は、この個人情報取扱特記事項に違反する事態が生じるおそれがあることを知ったとき
は、すみやかに甲に報告し、その指示に従わなければならない。委託業務が終了し、または解除
された後もまた同様とする。
(取扱要領等の作成)
第11 乙は、委託業務による個人情報を適正に管理するための要領等を作成し、甲から要求があ
った場合は、すみやかに報告しなければならない。
(契約の解除及び損害賠償)
第12 甲は、乙がこの個人情報取扱特記事項に違反していると認めたときは、契約の解除及び損
害賠償の請求をすることができるものとする。
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