募集要項 [178KB pdfファイル]

平成28年度
木津川市包括的支援事業
(地域包括支援センター運営業務)
委託法人募集要項
平成27年12月
木津川市保健福祉部
高齢介護課
1
Ⅰ
1
公募概要
公募の趣旨
木津川市では、高齢者の方が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、介護保険法(平
成9年法律第123号。以下「法」という。
)に基づき、地域における介護予防や高齢者の
包括的・継続的マネジメントを行い、「地域包括ケア」の中核的役割を担う「地域包括支援
センター」を設置している。
これまで市直営により運営してきた、木津東部・木津西部・加茂の3圏域について、包
括的支援事業を受託し「地域包括支援センター」を設置・運営する法人を募集する。
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公募する地域包括支援センターの名称及び担当圏域等
公募する圏域
2
<地域包括支援センターの名称、担当圏域及び担当エリア>
名称
木津川市
担当圏域
担当エリア
木津東部圏域内
小学校区(木津小学校、梅美台小学校、州見台
地域包括支援センター
小学校、城山台小学校)
木津東
木津町、市坂、鹿背山
木津(宮ノ裏、上戸、池田、川原田、片山、
白口、今城、内田山、赤ヶ平、東小林、菰
池、初田、釜ヶ谷、寺山及び糠田)
梅谷、梅美台、州見台
木津川市
木津西部圏域内
地域包括支援センター
小学校区(相楽小学校、高の原小学校、相楽台
小学校)
小学校)
木津西
木津(山田川、下川原、南後背、野色、小釜、
石塚)
、相楽、吐師、兜台、相楽台
木津川市
加茂圏域内
小学校区(加茂小学校、南加茂台小学校)
地域包括支援センター
加茂町
加茂
南加茂台
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地域包括支援センターの業務内容
受託者は地域包括支援センターを設置し、次の事業を行うものとする。なお、各事業の
詳細は「地域包括支援センター運営マニュアル」に従い実施すること。なお、関係法令等
の改正に準ずる業務内容の変更等に対しては協議により決定する。
(1)包括的支援事業
①介護予防ケアマネジメント業務(法第115条の45第1項第2号)
②総合相談支援業務(法第115条の45第2項第1号)
③虐待防止・権利擁護業務(法第115条の45第2項第2号)
④包括的・継続的ケアマネジメント支援業務(法第115条の45第2項第3号)
(2)多職種協働による地域包括支援ネットワークの構築(法第115条の46第7項)
(3)指定介護予防支援業事業(法第115条の22)
(4)その他(仕様書で定める)
※詳細については別記仕様書を参照すること。
3
4
人員体制
人員体制は、各圏域の地域包括支援センターごとに、<表1>に示すとおりの配置とす
る。ただし、(1)から(3)の資格を有する職員は、必ず常勤かつ専従として1名以上配
置すること。(詳細については別記仕様書を参照すること)
(1)保健師またはこれに準ずる者
(2)社会福祉士またはこれに準ずる者
(3)主任介護支援専門員またはこれに準ずる者
<表1>募集圏域統計(平成 27 年 11 月末現在)
圏
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域
人
口
高齢者人口
高齢化率
包括的支援事業に係る
(%) 配置基準
(人)
(人)
木津東部
23,205
3,995
17.2 (1)、(2)及び(3)
木津西部
27,756
5,230
18.8 (1)、(2)及び(3)
加茂
14,035
4,863
34.6 (1)、(2)及び(3)
設備要件等
(1)事務所は、担当圏域内に設置すること。なお、設置に要する経費は受託者の負担と
する。また、専用ネットワークを利用するため、事務所はNTTのフレッツ光ネクス
トが利用できる場所に設置すること。
(2)地域包括支援センターには事務室と相談室を設置すること。
(3)事務室内には事務机・椅子一式、施錠可能な書類保管庫を設置すること。また、併
設のサービス提供事業部門がある場合は地域包括支援センターの事務スペースとは分
離すること。
(4)事務室には、地域包括支援センターで専用利用できるパソコン(専用ネットワーク
用端末の3台及びプリンター1台は市から貸与)
、電話、ファクシミリ及び必要な事務
機器を設置すること。
(5)相談室は相談者のプライバシーが確保されるような構造とすること。なお、他の介
護サービス事業所等と共有することは差し支えない。また、簡易に移動できるパーテ
ーションにより設置することも可能とするが、相談者に配慮した形態とすること。
(6)インターネットへの接続が可能な環境を整備すること。また、地域包括支援センタ
ーが専用で利用できる電子メールアドレスを取得すること。
(市から貸与する専用ネッ
トワーク用端末はインターネットに接続しないこと。)
(7)地域包括支援センターの職員が専用に利用できる自動車を1台以上配備すること。
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(8)自動車運用に係る交通事故等の損害金、その他自動車整備に関する一切の責任は
受託者が負うものとする。
(9)
(1)~(8)の設備等に係る費用は受託者負担とすること。
※詳細については別記仕様書を参照すること。
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契約内容
(1) 前提条件
契約方法:公募型プロポーザルによる随意契約
(2)委託期間
平成28年4月1日から平成31年3月31日とする。
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事業にかかる財源等
(1)地域包括支援センター運営業務委託料
包括的支援事業委託に係る委託料の上限額(平成28年度分)
圏域
委託料の上限
木津東
12,600,000 円
木津西
12,600,000 円
加茂
12,600,000 円
※
業務委託料には、人件費(4ページ<表1>:「包括的支援事業に係る配置基準人数
分」参照)
、事務管理費等を含む。
※
平成28年度以降契約する場合の委託料について、関係法令等の改正に準ずる業務
内容の変更や、高齢者人口の増加に伴う業務量の増大等を踏まえ、変更を行う場合が
ある。
※
業務引き継ぎについては、委託候補者選定後、引き継ぎ期間を設ける。引き継ぎ期
間に係る費用は法人負担とする。
(2) 指定介護予防支援事業に係る介護予防サービス計画費(介護報酬)
指定介護予防支援事業に係る介護予防サービス計画費(介護報酬)は、地域包括支援
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センターを運営する法人の収入となるが、指定介護予防支援業務の一部業務委託を行う
場合は、指定居宅介護支援事業所へ委託料を支払うこととなる。
<参考>
平成27年10月分
平成27年11月分
圏域
件数
介護報酬
件数
介護報酬
木津東
113 件
518,744 円
115 件
537,082 円
木津西
130 件
610,534 円
132 件
610,116 円
加茂
137 件
613,760 円
142 件
654,916 円
※1.月遅れ処理分は含まない。
※2.介護報酬は、平成27年10月~11月分の実績額であり保障するものではない。
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Ⅱ
1
応募の手続きについて
応募資格
本プロポーザルに参加できる事業者は、介護保険法施行規則(平成11年厚生省令第3
6号)第140条の67に規定する法人で、次の応募資格があること。
(1)木津川市内に介護保険サービスを提供する事業所があり、かつ介護保険サービスの
提供実績がある法人であること。
(2)募集する日常生活圏域内に地域包括支援センターを設置できること。
(3)会社更生法(平成14年法律第154号)上の更生手続開始の申立てをした者にあ
っては、受付日までに同法に基づく裁判所による更生手続開始決定がなされている者
(4)民事再生法(平成11年法律第225号)上の再生手続開始の申立てをした者にあ
っては、受付日までに同法に基づく裁判所による再生手続開始決定がなされている者
(5)応募法人の役員等が、過去5年以内に居宅サービス等に関し不正または著しい不当
な行為をした者でないこと。
(6)応募法人の役員等が、禁固以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又は執行を
受けることがなくなるまでの者でないこと。
(7)応募法人の役員等が、保健医療又は福祉に関する法律で罰金の刑に処せられ、その
執行を受けることがなくなるまでの者でないこと。
(8)応募法人の役員等が、木津川市暴力団排除条例(平成24年木津川市条例第36号。
以下「暴力団排除条例」という。)第2条に規定する暴力団員等及び暴力団密接関係者
でないこと。
(9)法人が納税義務を有する税金を滞納していないこと。
(10)地方自治法令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しない者
(11)応募書類の受付締切日において、本市の指名停止期間中でない者
(12)その他、地域包括支援センターの設置・運営にあたり、別に定める仕様書及び介護
保険法等関係法令を遵守すること。
2
応募方法
(1) 提出書類
プロポーザルに参加しようとする事業者は、木津川市役所保健福祉部高齢介護課に
おいて提出書類の様式を受けるか、市のホームページからダウンロードし、
「応募申込
に係る提出書類一覧表」
(様式第2号)を参照して提出書類を作成すること。
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(http://www.city.kizugawa.lg.jp/)
応募する圏域を決定し、次の書類を期限までに木津川市保健福祉部高齢介護課包括
支援係に提出すること。
(証明書については、発行後3ケ月以内の原本[正本1部]、
副本はコピー可とする。
)
1.木津川市包括的支援事業委託応募申込書(様式第1号)
2.応募申込に係る提出書類一覧表(様式第2号)
3.介護保険法第115条の22第2項各号の規定に該当しない旨の誓約書(様式
第3号)
4.木津川市包括的支援事業(地域包括支援センター運営業務)提案書(様式第4
号)
5.法人代表者履歴書(様式第5号)
6.事務所平面図(様式第6号)
7.募集内容・募集条件に対する質問書(様式第7号)
8.法人の定款
…資料1
9.法人の履歴事項全部証明書:印鑑証明書(発行後 3 ケ月以内のもの)
…資料2
10.法人の財務諸表(損益計算書、貸借対照表、財産目録)直近2ケ年分…資料3
11.①法人市民税、②法人府民税及び法人事業税、③法人税と消費税及び地方消費
税の納税証明書
…資料4
12.法人概要(事業経歴、実績書)、法人組織図
…資料5
13.役員名簿
…資料6
(2)応募の抹消
応募した法人が、応募書類の提出日から委託法人の決定の日までの間に、次のいずれ
かに該当した場合は、応募を抹消し、審査及び選定の対象から除外する。
①応募書類の提出期間中に応募書類がすべて提出されなかった場合
②本募集要項に違反または著しく逸脱した場合
③応募の採否の働きかけを行う目的で、応募者又はその関係者が直接又は間接に本市
職員等と接触をもった場合
④提出書類に虚偽があった場合
⑤本応募資格を満たさなくなった場合
⑥その他不正な行為があった場合
(3)応募書類提出期間
平成27年12月24日(木)~平成28年1月22日(金)午後5時厳守
(4)提出場所
木津川市保健福祉部高齢介護課包括支援係(市役所2階1番窓口)
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(5)提出部数
正本1部、副本6部(副本はコピー可とする)
(6)提出方法
上記(4)提出場所に持参、又は郵送。
(郵送の場合、送達の記録がされる送付方法
で、平成28年1月22日午後5時に必着とする)
(7) 提出の体裁
① 応募提出書類は、項目ごとに、白紙の仕切りを一枚挿入し、右肩に項目名を記載す
るとともに、文字又は番号表記のインデックスを添付する。「応募申し込に係る提
出書類一覧表」
(様式第2号)の№.1から No.13の順に綴ること。
② 全体をバインダーやファイル等で綴り、表紙と背表紙には、「木津川市包括的支援
事業者応募に係る提出書類」及び「応募事業者名」を記載する。
③ 所定様式が定められているもの以外は、原則としてA4判で提出すること。ただし、
図面はA3判までとし、A4サイズに折り込むこと。
(8) 提出にあたっての留意事項
① 提出された応募書類は理由の如何に問わず返却しない。
② 市が必要と判断したものについては、書類の内容を無償にて使用できるものとする。
応募書類提出にかかる一切の費用は、応募した法人の負担とすること。
③ 応募書類の修正については、提出期間終了後は一切受け付けない。但し、市が必要
と認めた場合はこの限りではない。
④ 応募受付後に辞退をする場合は、速やかに辞退届(様式任意)を提出すること。
⑤ 本プロポーザルは、契約の準備行為として行うものであり、平成28年度本事業に
係る当初予算の議決が得られなかった場合は、契約を締結しない。
⑥ 審査・決定結果に対する異議申立を行うことが出来ない。
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質問書
質問がある場合には、募集内容・募集条件に関する質問書(様式第7号)に要旨を記載
し、FAXもしくはEメールにて提出するものとする。
期間は、平成27年12月24日(木)から平成28年1月15日(金)
(午前9時から
午後5時)応募法人より提出された質問については、FAX若しくはEメールにて回答す
る。
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Ⅲ
選考について
企画提案の審査、評価及び委託法人の選定を行うため、地域包括支援センター運営業務
委託法人選定委員会(以下「委員会」という。)を設置する。
1
プレゼンテーションについて
提出書類をもとに、委員会が評価を行うためのプレゼンテーション及び質疑応答を実施
する。
(1) 出席者は応募した法人担当者3名までとする。但し、コンサルタント等、法人の職
員でない専門家等の参加は認めない。
(2)公平を期するため、提出期間内に応募した法人から提出された申請書類等(添付資
料を含む)の内容及びプレゼンテーション内の質疑応答の結果等を選考の対象とす
る。
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プレゼンテーションの方法及び留意点について
(1) 実施時間
申請書類等(提案書・資料)に関して、応募した法人につき20分程度のプレゼンテ
ーション、10分程度の質疑応答を行うこととする。
申請書類等・法人によるプレゼンテーション及び質疑応答の結果を基に、受託候補
となる法人を選定する。
(2) 実施日時及び場所
応募者に対して高齢介護課より別途連絡する。なお、選考については評価の判断基
準として点数制を採用する。
(3) その他
受託を希望する法人が複数いる場合については、前号に定める評価点を基に順位を
付し、1位の順位となる法人を受託候補者として選定する。なお、募集圏域に受託
を希望する法人があったとしても、選考の評価(60%未満)によっては、委託し
ようとする法人候補者の該当なしと判断する場合もある。
3
選考結果について
選考結果については、応募した法人すべてに通知するとともにホームページに公表する。
4
協議等
本市は選考結果の通知後、選定した受託候補者と委託契約締結・業務開始に向けて協議
をするものとする。協議において必要な書類があれば適宜準備を依頼する。
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Ⅳ
スケジュール等
公募に関するスケジュールは以下のとおりとする。
実施内容
事業実施の募集期間
実施期間又は期日
平成27年12月24日(木)から
平成28年 1月22日(金)まで
質疑応答書の提出期限
平成27年12月24日(木)から
平成28年 1月15日(金)まで
プレゼンテーション及び選定委員会
選考結果通知
平成28年2月上旬
選定委員会開催後速やかに通知する
契約締結予定日
平成28年 4月 1日
事業開始予定日
平成28年 4月 1日
引き継ぎ期間
選定後日程調整をする
スケジュール等については、期日が変更する場合がある。この場合には、応募者に対して
高齢介護課より連絡する。
提出先及び問い合せ先
〒619-0286
住所:木津川市木津南垣外110番地9
木津川市 保健福祉部
高齢介護課 包括支援係
電話:0774-75-1213
FAX:0774-72-0553
E-mail:[email protected]
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