どくりつぎょうせいほうじん に ほ ん がくせい し え ん き こ う しょうがい りゆう 独立 行かいしょう 政 法人日 本学生 支援機 構における 障 害 を理由とする さべつ すいしん かん たいおうようりょう 差別の 解 消 の推進に関する対応 要 領 AE E AE E AE AE A E E A AE AE AE AE AE AE AE AE A E AE AE AE E E A AE AE E へいせい ねん にち AE AE AE 平成２７年○月○日 AE AE E もくてき （目的） だい じょう ようりょう い か たいおう ようりょう しょうがい りゆう この 要 領 （ 以 下 「 対 応 要 領 」という。）は、 障 害 を 理 由 とする 第 さ１べ 条 つ かいしょう すいしん かん ほうりつ へいせい ねん ほうりつ だい ごう い か ほう 差別 の 解 消 の 推進 に 関 する 法律 （ 平成 ２５ 年 法律 第 ６５ 号 。 以下 「 法 」と だい じょう だい こう きてい もと しょうがい りゆう さべつ いう。） 第 ９ 条 第 １ 項 の 規定 に 基 づき、また、 障 害 を 理由 とする 差別 の かいしょう すいしん かん き ほ ん ほうしん へいせい ねん がつ にち か く ぎ けってい そく 解 消ほう のだい 推進じょう に 関 する 基 本 方 針 （ 平 成 ２７ 年 ２ 月 ２４ 日 閣 議 決 定 。）に 即し きてい じこう かん どくりつ ぎょうせい ほうじん に ほ ん がくせい し え ん き こ う て、 法 第 ７ 条 に 規定 する 事項 に 関 し、 独立 行 政 法人 日本 学生 支援 機構 （ い か きこう やくいん およ しょくいん ひじょうきん やくいん およ しょくいん ふく 以下「機構」という。）の役員及び 職 員 （非常勤の役員及び 職 員 を含む。 い か やく しょくいん てきせつ たいおう ひつよう じこう さだ 以下 「 役 職 員 」という。）が 適切 に 対応 するために 必要 な 事項 を 定 めたも のである。 EA A E E E A A EA A E E A E EA E EA A EA A AE A E E A EA E E EA EA E A AE EA AE A E E E A A E E E AE AE AE E E AE A E EA EA ふとう E E A E EAE A AE E A EA A AE さ べ つ て き とりあつかい EAE EAE A EA EA AE AE EA AE A E A EA AE EA A AE E A EAE EA E EA A E EA AE E AE AE A EA EA EA EA A E EA AE A E EA E E A EA EA A AE E A EA EAE A E E A E A AE A AE E A E EA EA EA EA AE AE A E EAE EAE A EA EAE AE EA E A EA EAE EA A E EA EAE A E A A E AE AE AE AE E E E EA E E E EA AE AE A EA A EA きんし （不当な差別的取扱いの禁止） だい じょう やく しょくいん ほう だい じょう だい こう きてい じ む また じぎょう 第２ 条 役 職 員 は、法 第 ７ 条 第 １ 項 の 規定 のとおり、その事務 又 は 事業 を おこな あ しょうがい しんたい しょうがい ち て き しょうがい せいしん しょうがい はったつ しょうがい ふく 行 うに当たり、 障 害 （身体 障 害 、知的 障 害 、 精神 障 害 （発達 障 害 を含 た しんしん きのう しょうがい い か たいおう ようりょう おな む。）その 他 の 心 身 の 機 能 の 障 害 をいう。 以 下 この 対 応 要 領 において 同 りゆう しょうがい しゃ しょうがい およ しゃかいてきしょうへき けいぞくてき にちじょう じ。）を 理由として、 障 害 者（ 障 害 及び 社会的障壁 により継続的に 日 常 せいかつ また しゃかい せいかつ そうとう せいげん う じょうたい い か たいおう 生活 又 は 社会 生活 に 相当 な 制限 を 受 ける 状 態 にあるもの。 以下 この 対応 ようりょう おな もの ふとう さ べ つ て き とりあつか 要 領 において 同 じ。）でない 者 と 不 当 な 差 別的 取 あ扱 いをすることにより、 しょうがい しゃ けんりりえき しんがい やく しょくいん べっし 障 害 者の権利利益を侵害してはならない。これに当たり、役 職 員 は、別紙 さだ りゅうい じ こう りゅうい に定める留意事項に留意するものとする。 EA A E E E E A AE A EA AE E E A EA AE E A E E A E E AE AE E AE E A EA AE E E AE E A AE AE E AE E A E EA A A E AE EA AE E A A AE AE E E A AE EA E E A E EA EA AE E AE AE ご う り て き はいりょ EA E A EA A E EA AE AE EA E EA EAE AE A AE E A E A E AE EA E A A A E AE EAE EA E A E AE EA AE E A AE EA E A A EA EA E E EA AE E A E AE A AE EA AE EA A E EA E EA E A AE A AE AE EA E E E A EA AE E A AE A E E A AE EA E EAE A E A E A E E A E A E A A EA AE EA E E A AE A EA AE ていきょう （合理的配慮の 提 供 ） だい じょう やく しょくいん ほう だい じょう だい こう きてい じ む また じぎょう 第３ 条 役 職 員 は、法 第 ７ 条 第 ２ 項 の 規定 のとおり、その 事務 又 は 事業 を おこな あ しょうがいしゃ げん しゃかい てき しょうへき じょきょ ひつよう むね 行 うに 当 たり、 障害者 から 現 に 社 会 的 障 壁 の 除 去 を 必 要 としている 旨の い し ひょうめい ばあい じっし ともな ふたん かじゅう 意思の 表 明 があった場合において、その実施に 伴 う負担が過重 でないとき しょうがいしゃ けんりりえき しんがい とうがい しょうがいしゃ せいべつ は、 障害者 の権利利益を侵害することとならないよう、当該 障害者 の性別、 ねんれい およ しょうがい じょうたい おう しゃかい てき しょうへき じょきょ じっし ひつよう 年齢 及 び 障 害 の 状 態 に 応 じて、 社 会 的 障 壁 の 除 去 の 実 施 について 必要 か ごうりてき はいりょ い か ご う り て き はいりょ ていきょう つ 合理的 な 配慮 （ 以下 「 合理的 配慮 」という。）の 提 供 をしなければなら あ やく しょくいん べっし さだ りゅうい じ こう りゅうい ない。これに 当 たり、 役 職 員 は、 別紙 に 定 める 留意 事 項 に 留意 するものと する。 EA A E E E E E A AE A EA AE EA E E A A E EAE EA A AE A AE EA AE E EA E E AE AE EA EA AE EA AE AE E AE EA EA A E A AE EA A EA E E AE A AE AE EAE EA EA E E E EA E E A AE EA EA A A AE EA AE EA AE AE AE E A EA E E EAE EA A EA A EA EA E AE EAE EA AE EA AE EA EAE EA AE EA AE AE AE E AE AE EA EA AE EA E AE A E E A AE E かんとくしゃ A AE E EA EA E E A E A EAE AE EA A E E A AE EA AE A EA A EA AE EA せきむ （監督者の責務） だい じょう やく しょくいん かちょう そうとう しょく いじょう ち い もの い か かんとくしゃ 第 ４ 条 役 職 員 のうち、 課長 相当 職 以上 の 地位 にある 者 （ 以下 「 監督者 」 しょうがい りゆう さべつ かいしょう すいしん つぎ かく ごう という。）は、 障 害 を理由とする差別の 解 消 を推進するため、次の各号に かか じ こう ちゅうい しょうがいしゃ たい ふとう さ べ つ て き とりあつか おこな 掲 げる 事 項 に 注意 して 障害者 に 対 する 不当 な 差別的 取 扱 いが 行 われない ちゅうい しょうがいしゃ たい ご う り て き はいりょ ていきょう つと よう注意し、また、 障害者 に 対して合理的 配慮の 提 供 がなされるよう 努 め EA A E E A AE EA E E A AE E A E EA AE AE EAE EA EA AE E A EA A AE A E EAE EA EA E AE E E A E A E AE AE EA AE EA EA EA AE A E E A AE AE 1 EA EA EA E AE AE AE EA EA AE EA EA EA A E AE AE E E E A A A E E EA EA AE EAE EA A AE EA A なければならない。 にちじょう しつむ つう し ど う とう しょうがい さ べ つ かいしょう かん かんとく 一 日 常 の執務を通じた指導等により、 障 害 差別の 解 消 に関し、監督する やくしょくいん ちゅうい かんき しょうがい りゆう さべつ かいしょう かん にんしき ふか 役 職 員 の注意を喚起し、 障 害 を理由とする差別の 解 消 に関する認識を深 めさせること。 しょうがいしゃ ふとう さ べ つ て き とりあつか ご う り て き はいりょ ふ ていきょう たい そうだん 二 障 害 者から不当な差別的 取 扱 い、合理的配慮の不 提 供 に対する相談、 くじょう もうしでとう ばあい じんそく じょうきょう かくにん 苦情の申出等があった場合は、迅速に 状 況 を確認すること。 ご う り て き はいりょ ひつよう せい かくにん ばあい かんとく やく しょくいん たい 配慮 の必要 性 が確認 された場合 、 監督 する役 職 員 に対 して、 三 ご う合理的 り て き はいりょ ていきょう てきせつ おこな しどう 合理的配慮の 提 供 を適切に 行 うよう指導すること。 かんとくしゃ しょうがい りゆう さべつ かん もんだい しょう ばあい じんそく ２ 監督者は、 障 害 を理由とする差別に関する問題が 生 じた場合には、迅速 てきせつ たいしょ かつ適切に対処しなければならない。 ちょうかいしょぶんとう （懲戒処分等 ） だい じょう やく しょくいん しょうがい しゃ たい ふとう さ べ つ て き とりあつか く かえ ばあい ５ 条かじゅう 役 職ふ員 が 障 害 者 に 対 し、 不 当 な 差 別的 取 扱 いを 繰 り 返 した 場 合、 第また たん ご う り て き はいりょ ふ ていきょう く かえ 又 は 過重 な 負担 がないにもかかわらず 合理的 配慮 の 不 提 供 を 繰 り 返 した ばあい たいよう とう しょくむ じょう ぎ む いはん また しょくむ おこた 場合には、その態様等によっては、職務 上 の義務に違反し、又は職務を 怠 ば あ い とう がいとう ちょうかいしょぶんとう ふ った場合等に該当し、 懲 戒 処分等に付されることがある。 AE A E E E E A A AE EA E A E E A E A A E AE EA AE AE AE EA AE EAE AE EA AE そうだんたいせい AE EA E A E AE AE E AE E A EA E A E AE A E E AE AE E A E EA AE AE E A E E A E A AE EA AE A E E A AE EA E AE E EA EA A AE A E AE E A EA EA A E AE A E A EA A E A E A AE せいび （相談体制の整備） だい じょう やく しょくいん しょうがい りゆう さべつ かん しょうがい しゃ およ かぞく 第６ 条た 役かんけいしゃ 職 員 によるそうだん 障 害とうを理てきかく 由とする 差 別 に 関 する 障 害 者 及 びその 家 族 たいおう そうだん まどぐち そ う む ぶ じん その他の関係者からの相談等に的確に対応するための相談窓口は、総務部人 じ か 事課とする。 ぜんこう そうだん まどぐち ひつよう おう そうだん ふんそう かい けつ たいおう やく ２しょくいん 前項の相談 窓口 については、必要 に応 じて、相談 や紛争 解 決 に対応 する役 かくほ じゅうじつ はか 職 員 の確保・ 充 実 を図るものとする。 AE A E E A AE AE E AE EA E EA E A AE A E EA E A AE EAE AE EA EA AE AE EA AE EA AE EA A E EA E AE AE EAE EAE EA EA AE AE EAE EA EAE EA AE けんしゅう けいはつ （ 研 修 ・啓発） だい じょう きこう しょうがい りゆう さべつ かいしょう すいしん はか やく しょくいん 第７ 条 機構は、 障 害 を理由とする差別の 解 消 の推進を図るため、役 職 員 たい ひつよう けんしゅう けいはつ おこな に対し、必要な 研 修 ・啓発を 行 うものとする。 あら やく しょくいん もの たい しょうがい りゆう さべつ かいしょう ２かん 新 たに役 職 員 となった者 に対 しては、 障 害 を理由 とする差別 の 解消 に き ほ ん てき じ こう りかい あら かんとくしゃ 関する基本的な事項について理解させるために、また、新たに監督者となっ やく しょくいん たい しょうがい りゆう さべつ かいしょう とう かん もと た役 職 員 に対 しては、 障 害 を理由 とする差別 の 解 消 等 に関 し求 められる やくわり りかい けんしゅう じっし 役割について理解させるために、それぞれ、 研 修 を実施する。 や く しょくいん たい しょうがい とくせい り か い しょうがいしゃ てきせつ ３ 役 職員 に 対 し、 障害 の 特性 を 理解 させるとともに、障害者 へ 適切 たいおう ひつよう とう い し き けいはつ はか に 対応 するために 必要 なマニュアル 等 により、意識 の 啓発 を 図 る。 AE AE A E AE E A AE AE EA AE A E A E E A E A AE AE AE EA A AE E E EA A 2 A E E A AE EA AE EA AE EA E E A べっし 別紙 E どくりつぎょうせいほうじん に ほ ん が く せ い し え ん き こ う しょうがい りゆう 独立行政法人 日本学生支援機構における 障 害 を理由とする さべつ かいしょう すいしん かん たいおうようりょう かか りゅうい じ こう 差別の 解 消 の推進に関する対応 要 領 に係る留意事項 AE E AE AE AE だい A E ふとう E A AE AE AE AE AE AE E AE AE さ べ つ て き とりあつか きほんてき A E E A E A AE かんが かた A AE AE AE AE AE AE AE E 第１ 不当 な差別的たい取 扱 いの 基本的 な 考 え方しょうがい り ゆ う ほう しょうがい しゃ せいとう りゆう ざい 法は、 障 害 者に対して、正当な理由なく、 障 害 を理由として、財・サービ かくしゅ き か い ていきょう きょひ また ていきょう あ ばしょ じかんたい せいげん スや各種機会の 提 供 を拒否する又は 提 供 に当たって場所・時間帯などを制限 しょうがい しゃ もの たい ふ じょうけん つ する、 障 害 者 でない 者 に 対 しては 付 さない 条 件 を 付 けることなどにより、 しょうがいしゃ けんりりえき しんがい きんし 障 害 者 の権利利益を侵害することを禁止している。 しょうがい しゃ じじつじょう びょうどう そくしん また たっせい ひつよう とくべつ ただし、 障 害 者の事実上の 平 等 を促進し、又は達成するために必要な特別 そ ち ふとう さ べ つ て き とりあつか しょうがい しゃ しょうがい しゃ の措置 は、不当 な差別的 取 扱 いではない。したがって、 障 害 者 を 障 害 者で もの くら ゆうぐう とりあつか せっきょく てき かいぜん そ ち ほう きてい ない者と比べて優遇する 取 扱 い（いわゆる 積 極 的改善措置）、法に規定され しょうがい しゃ ご う り て き はいりょ ていきょう しょうがい しゃ もの こと とりあつか た 障 害 者に対する合理的配慮の 提 供 による 障 害 者でない者との異なる 取 扱 ご う り て き はいりょ ていきょう とう ひつよう はんい はいりょ いや、合理的 配慮 を 提 供 等 するために必要 な範囲 で、プライバシーに配慮 し しょうがいしゃ しょうがい じょうきょう とう かくにん ふとう さ べ つ て き とりあつか つつ 障 害 者 に 障 害 の 状 況 等 を確認 することは、不当 な差別的 取 扱 いには あ 当たらない。 ふとう さ べ つ て き とりあつか せいとう りゆう しょうがい しゃ もんだい このように、不当 な差別的 取 扱 いとは、正当 な理由 なく、 障 害 者 を、問題 じ む また じぎょう ほんしつ てき かんけい しょ じ じょう おな しょうがいしゃ となる事務又は事業について、本質的に関係する諸事 情 が同じ 障害者 でない もの ふ り あつか てん りゅうい ひつよう 者より不利に 扱 うことである点に留意する必要がある。 AE AE AE AE AE EA A E AE EAE A AE E E AE EA EA E E E E A だい AE E A AE EA A E AE E A AE せいとう AE EA E E AE AE AE AE りゆう EA EA A E AE AE AE EA AE AE E EA EA A E A E E A E A A E AE EA AE EA EA A AE E A AE EA AE はんだん A E E A A E AE AE EA EA AE EA E A A AE してん 第２ 正当な理由の判断の視点 せいとう りゆう そうとう しょうがい しゃ しょうがい りゆう ざい 正当な理由に相当するのは、 障 害 者に対して、 障 害 を理由として、財・サ かくしゅ き か い ていきょう きょひ とりあつか きゃっかん てき み せいとう もく ービスや 各 種 機 会 の 提 供 を 拒 否 するなどの 取 扱 いが 客 観 的 に 見 て 正 当 な 目 てき もと おこな もく てき て え い 的 の 下 に 行 われたものであり、その 目 的 に 照 らしてやむを 得 ないと 言 える ばあい きこう せいとう りゆう そうとう いな こべつ 場合である。機構においては、正当な理由に相当するか否かについて、個別の じあん しょうがい しゃ だいさんしゃ けんりりえき れい あんぜん かくほ ざい さん ほぜん そん 事 案 ごとに、 障 害 者 、 第 三者 の 権 利 利 益 （ 例 ： 安 全 の 確 保 、 財 産 の 保 全 、 損 がいはっせい ぼ う し とう およ きこう じ む また じぎょう もく てき ないよう きのう い じ とう かんてん 害発生の防止等）及び機構の事務又は事業の目的・内容・機能の維持等の観点 かんが ぐ た い てき ば め ん じょうきょう おう そうごう てき きゃっかん てき はんだん ひつよう に 鑑 み、具体的場面や 状 況 に応じて総合的・ 客 観 的に判断することが必要 である。 やく しょくいん せいとう りゆう はんだん ばあい しょうがい しゃ りゆう せつ 役 職 員 は、正当な理由があると判断した場合には、 障 害 者にその理由を説 めい りかい え つと のぞ 明し、理解を得るよう努めることが望ましい。 AE AE AE AE EA AE AE AE EA E A A E E EA E EA E E A E E E E A E AE AE EA AE AE EA A E EA A EAE EA EA EA A EA EA AE A AE EA AE AE AE さ べ つ て き とりあつか A E AE AE EA EAE EAE EA E EA AE EA A AE AE EA EA EA AE EA AE EA E A A E AE EA E A A AE EA AE EAE EA AE EA EA AE EA E AE EA EA EA AE AE A E AE AE A E EA AE E A E A AE AE AE A E AE AE EA E E A EA EA E EA EAE EAE E E A E AE AE AE E AE AE ふとう AE EA AE AE だい E EAE AE A AE EA AE AE E EA EAE EA E E E AE A E AE A A E A A EA AE E E A EA AE AE E A E AE EA EAE A AE AE AE E AE A E E AE EA AE AE EA EAE EA EA AE EA A AE EA AE EA AE EA EA AE EA AE ぐ た い れい 第３ 不当な差別的 取 扱 いの具体例 ふとう さ べ つ て き とりあつか あ う ぐ た い れい い か だい 不当 な 差別的 取 扱 いに 当 たり 得 る 具体 例 は 以下 のとおりである。なお、 第 しめ ふとう さ べ つ て き とりあつか そうとう いな こべつ ２で 示 したとおり、 不 当 な 差 別的 取 扱 いに 相 当 するか 否 かについては、 個 別 じ あん はんだん い か きさい ぐ た い れい の事案ごとに判断されることとなる。また、以下に記載されている具体例につ せいとう りゆう そんざい ぜんてい いては、正当な理由が 存在しないことを前提 としていること、さらに、それら れいじ きさい ぐたいれい かぎ はあくまでも例示であり、記載されている 具体例だけに限 られるものではない AE AE AE AE AE EA EAE AE E AE AE AE AE EA E A E E EA A AE AE EA AE AE EA AE AE AE EA EA AE AE E EA EA E AE EAE E EA A AE EA AE EA AE EA AE AE EA AE EA AE EA A E EA AE EA AE 3 AE EA AE EA EA AE EA AE EA EAE EA EA EA りゅうい ひつよう ことに留意する必要がある。 ふとう さ べ つ て き とりあつか あ う ぐたいれい （不当な差別的 取 扱 いに当たり得る具体例） しょうがい りゆう まどぐちたいおう きょひ に窓口 対応 を拒否 する。 ○ しょうがい 障 害 があることを理由 りゆう たいおう じゅんじょ れつご ○ 障 害 があることを理由に対応の 順 序 を劣後させる。 しょうがい りゆう しょめん こうふ しりょう そうふ ていきょう ○ 障 害 があることを理由に書面の交付、資料の送付、パンフレットの 提 供 とう こば 等を拒 む。 しょうがい りゆう せつめいかい とう しゅっせき こば ○ 障 害 があることを理由に説明会、シンポジウム等への 出 席 を拒む。 じ む じぎょう すいこうじょう とく ひつよう しょうがい ○ 事務・事業の遂行 上 、特に必要ではないにもかかわらず、 障 害 があるこ りゆう らいほう さい つ そ しゃ どうこう もと じょうけん つ とを理由に、来訪の際に付き添い者の同行を求めるなどの 条 件 を付ける。 だい ご う り て き はいりょ き ほ ん てき かんが かた A AE 第４ 合理的配慮の基本的な 考 え方 しょうがい しゃ けんり かん じょうやく い か け ん り じょうやく だい じょう に関 する 条 約 （以下 「権利 条 約 」という。）第 ２ 条 にお １ 障 害 者ごの権利 う り て き はいりょ しょうがい しゃ た もの びょうどう き そ すべ いて、「合理的配慮」は、「 障 害 者が他の者との 平 等 を基礎として全ての じんけん およ き ほ ん てき じ ゆ う きょうゆう また こうし かくほ ひつよう 人権 及 び基本 的 自由 を 享 有 し、又 は行使 することを確保 するための必要 か てきとう へんこう およ ちょうせい とくてい ばあい ひつよう つ適当 な変更きんこう 及 び 調しっ整 であって、特定 の場合 において必要 とされるもので また か ど ふたん か ていぎ あり、かつ、均衡を失した又は過度の負担を課さないもの」と定義されてい る。 ほう け ん り じょうやく ご う り て き はいりょ ていぎ ふ ぎょうせいきかんとう たい 法は、権利 条 約 における合理的配慮の定義を踏まえ、行政機関等に対し、 じ む また じぎょう おこな あ こ こ ばめん しょうがい しゃ げん その事務又は 事業を 行 うに当 たり、 個々の場面において、 障 害 者から 現 に しゃかいてきしょうへき じょきょ ひつよう むね い し ひょうめい ばあい 社会的 障 壁 の除去を必要としている旨の意思の 表 明 があった場合において、 じっし ともな ふたん かじゅう しょうがい しゃ けんりりえき しんがい その 実施に 伴 う 負担しゃかい が過 重 でないときは、 障 害 者 の 権 利 利 益 を 侵害 するこ てき しょうへき じょきょ じっし ご う り て き はいりょ おこな ととならないよう、 社会的 障 壁 の 除去 の実施について、 合理的 配慮を 行 う もと ご う り て き はいりょ しょうがい しゃ う せいげん しょうがい ことを 求 めている。 合理的 配慮 は、 障 害 者 が 受 ける 制限 は、 障 害 のみに きいん しゃかい さまざま しょうへき あい たい 起 因 するものではなく、 社 会 における 様 々 な 障 壁 と 相 対 することによって しょう しゃかい かんが かた ふ 生 ずるものとのいわゆる「社会モデル」の 考 え 方を 踏 まえたものであり、 しょうがいしゃ けんりりえき しんがい しょうがいしゃ こ こ ばめん 障 害 者 の 権利利益 を侵害 することとならないよう、 障害者 が個々 の 場面 に ひつよう しゃかいてきしょうへき じょきょ ひつよう ごうりてき とりくみ おいて必要と している 社 会 的 障 壁 を 除 去 す るための 必 要 か つ 合 理的 な 取組で じっし ともな ふたん かじゅう あり、その実施に 伴 う負担が過重でないものである。 ご う り て き はいりょ きこう じ む また じぎょう もく てき ないよう きのう て ひつよう 合理的 配慮は、機構の事務 又は事業の目 的 ・内容・ 機能に 照らし、 必要 と はんい ほんらい ぎょうむ ふずい かぎ しょうがいしゃ もの される範囲で本来の業務に付随するものに限られること、 障 害 者でない者と ひかく どうとう きかい ていきょう う じ む また の比較において同等の機会の 提 供 を受けるためのものであること、事務又は じぎょう もく てき ないよう きのう ほんしつ てき へんこう およ りゅうい ひつよう 事業の目的・ 内容・機能の本質的な 変更には 及ばないことに留意する 必要 が ある。 ご う り て き はいりょ しょうがい とくせい しゃかい てき しょうへき じょきょ もと ぐ た い てき ば め ん ２ 合理的配慮は、 障 害 の特性や社会 的 障 壁 の除去が求められる具体的場面 じょうきょう おう こと たよう こ べ つ せい たか とうがい しょうがい しゃ や 状 況 に応 じて異 なり、多様 かつ個別 性 の高 いものであり、当該 障 害 者 げん お じょうきょう ふ しゃかい てき しょうへき じょきょ しゅだん およ が現 に置 かれている 状 況 を踏 まえ、社会 的 障 壁 の除去 のための手段 及び ほう ほう だい かじゅう ふたん き ほ ん てき かんが かた かか ようそ こう 方法 について、「第 ５ 過重 な負担の基本 的 な 考 え方 」に掲 げる要素 を考 りょ だいたい そ ち せんたく ふく そうほう けんせつ てき た い わ そうごりかい つう 慮し、代替措置の選択も含め、双方の建設的対話による相互理解を通じて、 ひつよう ごうりてき はんい じゅうなん たいおう 必要 かつ合理的 な 範囲 で、 柔 軟 に対応 がなされるものである。さらに、 AE AE AE AE AE AE E AE EAE AE AE E EAE EA E EA A AE E A EA A AE E E E EA E A E AE AE AE AE EAE EA E E A AE AE EA E E EA AE AE E AE EAE EA AE EA E E E E E E AE A E EA AE A E E A EA A AE EAE E A E E E A AE A AE EA EA AE EA AE EA E AE A E AE EA AE A A EA EA E E A E E A A A EA A EA A E A AE EA EA E A EAE AE AE E AE A E EA EA AE EA AE AE AE E AE AE AE AE EA AE AE AE EA AE EA AE EAE AE AE E AE E A A AE AE AE AE A EA EA AE AE AE A AE AE AE E AE AE AE AE A AE A E AE EA AE AE EA AE AE EA A AE EA EA EA A AE AE AE AE EA AE AE AE AE AE EA E A AE AE EA A E A E EA AE EA A E AE AE AE AE AE AE AE EA EA EA E A E EA AE E E A AE A EA E E AE AE A E E E A AE EA E AE AE E A EAE EA AE EA AE EA AE AE EA AE EA A E AE E AE AE AE AE 4 AE AE EA AE EA AE EA EA AE AE EA EA EA A ご う り て き はいりょ ないよう ぎじゅつ しんてん しゃかい じょうせい へ ん か とう おう か う 合理的 配慮 の 内 容 は、 技術 のていきょう 進展 、 社あ会 情 勢 の 変化 等 に 応 じて 変 わり 得る ご う り て き はいりょ しょうがいしゃ せいべつ ねんれい ものである。 合理的 配慮 の 提 供 に 当 たっては、 障害者 の 性別 、 年齢 、 じょうたいとう はいりょ 状 態 等に配慮するものとする。 ご う り て き はいりょ ひつよう しょうがい しゃ たすう み こ ばあい しょうがい しゃ 配慮 を必要 とする 障 害 者 が多数 見込 まれる場合 、 障 害 者と なお、合理的 かんけいせい ちょうき ば あ い とう つ ど ご う り て き はいりょ ていきょう の関係性が長期にわたる場合等には、その都度の合理的配慮の 提供 ではなく、 こうじゅつ かんきょう せいび こうりょ い ちゅう ちょうき てき 後 述 する 環 境 の整備 を考慮 に入 れることにより、 中 ・長期 的 なコストの さくげん こうりつ か てん じゅうよう ・効率 化 につながる点 は 重ぐ要 である。 削減 い し ひょうめい あ た い てき ば め ん しゃかい てき しょうへき じょきょ かん ３ 意思の 表 明 に当たっては、具体的場面において、社会的 障 壁 の除去に関 はいりょ ひつよう じょうきょう げんご しゅわ ふく する配慮を必要としている 状 況 にあることを言語（手話を含む。）のほか、 てんじ かくだい も じ ひつだん じつぶつ ていじ み ぶ とう あいず しょっかく 文字 、筆談 、実物 の提示 や身振 りサイン等 による合図 、 触 覚に 点字 、拡大 い し でんたつ しょうがい しゃ たにん はか さい ひつよう よる意思 伝達 など、 障 害 者 が他人 とコミュニケーションを図 る際 に必要 な しゅだん つうやく かい ふく つた 手段（通訳を介するものを含む。）により伝えられる。 しょうがい しゃ い し ひょうめい ち てき しょうがい せいしん しょうがい はったつ 者 からの意思 表 明 のみでなく、知 的 障 害 や精神 障 害 （発達 また、 障 害 しょうがい ふく とう ほんにん い し ひょうめい こんなん ばあい しょうがいしゃ かぞく 障 害 を含む。）等により本人の意思 表明 が困難な場合には、 障害 者の家族、 かいじょしゃとう しえん もの ほんにん ほ さ おこな い し 介助者等 、コミュニケーションを支援 する者 が本人 を補佐 して 行 う意思 の ひょうめい ふく 表 明 も含いむ。 し ひょうめい こんなん しょうがい しゃ かぞく かいじょしゃとう ともな なお、意思 の 表 明 が困難 な 障 害 者 が、家族 、介助者等 を 伴 っていない ばあい い し ひょうめい ばあい とうがいしょうがいしゃ しゃかいてきしょうへき 場合など、意思の 表 明 がない場合であっても、当該 障 害 者が社会的 障 壁 の じょきょ ひつよう めいはく ばあい ほう しゅし かんが 除去 を必要 としていることが明白 である場合 には、法 の趣旨 に 鑑 みれば、 とうがい しょうがい しゃ たい てきせつ おも はいりょ ていあん けんせつ てき た い わ はたら 当該 障 害 者に対して適切と思われる配慮を提案するために建設 的対話を 働 じ し ゅ てき とりくみ つと のぞ きかけるなど、自主的な取組に努めることが望ましい。 ご う り て き はいりょ しょうがいしゃとう りよう そうてい じぜん おこな けんちくぶつ ４ 合理的配慮 は、 障害者等 の利用 を想定 して事前 に 行 われる建築物 のバリ か かいじょしゃとう じん てき し え ん じょうほう こうじょう とう アフリー 化 、 介助者等 の 人 的 支援 、 情 報 アクセシビリティの 向 上 等 の かんきょう せいび き そ こ こ しょうがい しゃ たい じょうきょう おう 環 境 の整備 を基礎 として、個々 の 障 害 者 に対 して、その 状 況 に応 じて こべつ じっし そ ち かく ば め ん かんきょう せいび 個別 に実施 される措置 である。したがって、各 場面 における 環 境 の整備 の じょうきょう ご う り て き はいりょ ないよう こと しょうがい じょうたい 状 況 により、合理的配慮の内容は異なることとなる。また、 障 害 の 状 態 とう へんか とく しょうがい しゃ かんけい せい ちょうき 等 が変化 することもあるため、特 に、 障 害 者 との関係 性 が長期 にわたる ば あ い とう ていきょう ご う り て き はいりょ てきぎ みなお おこな 場合 等 には、 提 供 する合理的 配慮 について、適宜 、見直 しを 行 うことが じゅうよう 重 要である。 きこう じ む また じぎょう いっかん じっし じ む じぎょう しゃ い た く とう ５ 機構がその事務又は事業の一環として実施する事務を事業者に委託等する ばあい ていきょう ご う り て き はいりょ ないよう おお さ い しょう 場合 は、 提 供 される合理的 配慮 の内容 に大 きな差異 が 生 ずることにより しょうがいしゃ ふ りえき う い た く とう じょうけん たいおう ようりょう 障 害 者 が不 利益 を受 けることのないよう、委託 等 の 条 件 に、対応 要 領 を ふ ご う り て き はいりょ ていきょう も こ つと のぞ 踏まえた合理的配慮の 提 供 について盛り込むよう努めることが望ましい。 E EAE EA AE EA AE A E E E AE だい AE AE EA E A E E A A AE EA E E AE EA A A E E E A AE EAE E A A EA AE EA E E AE A EA A E E A AE A E EA E A A AE かじゅう ふたん き ほ ん てき かんが かた A AE 第５ 過重な負担の基本的な 考 え方 かじゅう ふたん こべつ じあん い か よ う そ とう こうりょ ぐ た い てき 過重な負担については、個別の事案ごとに、以下の要素等を考慮し、具体的 ばめん じょうきょう おう そうごうてき きゃっかんてき はんだん ひつよう 場面 や 状 況 に 応 じ て 総 合 的 ・ 客 観 的 に 判 断 す ることが 必 要である。 り ゆ う やく しょくいん かじゅう ふたん あ はんだん ばあい しょうがい しゃ 役 職 員 は、 過重 な 負担 に 当 たると 判断 した 場合 は、 障 害 者 にその 理由 を せつめい りかい え つと のぞ 説明し、理解を得るよう努めることが望ましい。 じ む また じぎょう えいきょう ていど じ む また じぎょう もくてき ないよう きのう そこ ○ 事務 又 は事業 への 影 響 の程度 （事務 又 は事業 の目的 、内容 、機能 を損 な AE AE AE AE E EA AE E AE A AE EA AE AE AE E E AE AE AE EA E E AE AE AE AE A E AE E AE A A E AE EA AE A E AE AE E A AE EA AE A E A E EA A E AE EA AE E AE AE A E AE AE 5 AE AE EA AE EA EAE AE A E E A EA AE EA AE EAE A AE EA E E AE EA A E E A A いな うか否 か） じつげん か の う せ い ていど ぶ つ り てき ぎじゅつてきせいやく じんてき たいせいじょう せいやく ○ 実現可能性の程度（物理的・技術的制約、人的・体制 上 の制約） ひようふたん ていど ○ 費用負担の程度 だい ご う り て き はいりょ ぐたいれい 第６ 合理的配慮の具体例 だい しめ ご う り て き はいりょ ぐ た い てき ば め ん じょうきょう おう こと 第４で示したとおり、合理的配慮は、具体的場面や 状 況 に応じて異なり、 たよう こ べ つ せい たか ぐたいれい つぎ 多様かつ個 別 性 の 高 いものであるが、 具 体例 としては、 次のようなものがある。 きさい ぐたいれい だい しめ かじゅう ふたん そんざい なお、記載した具体例については、第５で示した過重な負担が存在しないこ ぜんてい れいじ きさい とを前提としていること、また、これらはあくまでも例示であり、記載 されて ぐたいれい かぎ りゅうい ひつよう いる具体例だけに限られるものではないことに留意する必要がある。 AE AE E AE AE EA AE EA AE AE AE E EA AE EAE EA AE EAE EA EA AE AE ご う り て き はいりょ あ う ご う り て き はいりょ あ う EAE EAE EA EA ぶ つ り てきかんきょう はいりょ A E E AE A AE EA AE EA A EA ぐたいれい （合理的配慮に当たり得る物理的 環 境 への配慮の具体例） だんさ ばあい くるまいすりようしゃ あ とう ほじょ けいたい に、車椅子利用者 にキャスター上 げ等 の補助 をする、携帯 ○ 段差がある場合 わた スロープを渡すなどする。 くるまいすりようしゃ かのう かぎ はいかだな ひく とう ○ 車椅子利用者のために可能な限り配架棚の低いところにパンフレット等を はいか はいかだな たか ところ お とう と わた 配架 する、または配架棚 の高 い 所 に置 かれたパンフレット等 を取 って渡 す。 し か く しょうがいしゃ たい ゆうどう つ そ おこな ○ 視覚 障害者 に対して誘導（付き添い）を 行 う。 もく てき ばしょ あんない さい しょうがいしゃ ほこうそくど あ そくど ある ○ 目 的 の場所 までの案内 の際 に、 障害者 の歩行 速度 に合 わせた速度 で歩 い ぜんご さゆう きょり い ち ど しょうがい しゃ きぼう き たり、前後 ・左右 ・距離 の位置 取 りについて、 障 害 者 の希望 を聞 いたりす る。 しょうがい とくせい ひんぱん りせき ひつよう ばあい かいじょう ざせき い ち ○ 障 害 の特性により、頻繁に離席の必要がある場合に、 会 場 の座席位置を とびら ふ き ん 扉た付近 にする。 せ っ ち もくてき しせつ ひつよう おう あんない ○ 多目的トイレが設置されている施設では必要に応じて案内する。 ひろう かん しょうがい しゃ べっしつ きゅうけい もうしで さい べっしつ ○ 疲労 を感 じやすい 障 害 者 から別室 での 休 憩 の申出 があった際 、別室 の かくほ こんなん ばあい とうがいしょうがいしゃ じじょう せつめい たいおう まどぐち ちか なが 確保 が困難 な場合 には、 当該障害者 に事情 を説明 し、対応 窓口 の近 くに長 い す いどう りんじ きゅうけい もう 椅子を移動させて臨時の 休 憩 スペースを設ける。 ふずいいうんどうとう しょるい とう お むずか しょうがい しゃ たい やく ○ 不随意運動等 により書類 等 を押 さえることが 難 しい 障 害 者 に対 し、役 しょくいん しょるい お とう こ て い き ぐ ていきょう 職 員 が書類を押さえたり、バインダー等の固定器具を 提 供 したりする。 い し そつう はいりょ ぐたいれい （合理的 配慮 に当 たり得 る意思疎通の配慮の具体例）しゅだん もち ひつだん よ あ しゅわ ○ 筆談、読み上げ、手話などのコミュニケーション手段を用いる。 い し そつう ふ とくい しょうがいしゃ たい え とう かつよう い し かくにん ○ 意思疎通が不得意な 障 害 者に対し、絵カード等を活用して意思を確認する。 ちゅうしゃじょう つうじょう こうとう おこな あんない かみ わた ○ 駐 車 場 などで 通 常 、口頭で 行 う案内を、紙にメモをして渡す。 しょるい きにゅう いらい じ きにゅうほうほうとう ほんにん め まえ しめ わ ○ 書類記入の依頼時に、記入方法等を本人の目の前で示したり、分かりやす きじゅつ でんたつ ほんにん いらい ばあい だいどく だいひつ い記述で伝達したりする。本人の依頼がある場合には、代読や代筆といった はいりょ おこな 配慮を 行 う。 ひ ゆ ひょ うげ んと う にがて しょうがい しゃ ひ ゆ あんゆ にじゅう ひ て い ひょうげん もち ○ 比喩表現等が苦手な 障 害 者に対し、比喩や暗喩、二重否定 表 現 などを用 せつめい いずに説明する。 し か く しょうがい しゃ たい ちゅうしょう てき し じ ご とう もち ○ 視覚 障 害 者 に対 しては、 抽 象 的 な指示語 （あれ、これ、それ等 ）は用 6 ぐ た い てき ことば せつめい いず、具体 的な言葉もうしで にて説明する。 ち てき しょうがい しゃ さい ていねい く かえ せつめい ○ 知的 障 害 者から申出があった際に、ゆっくり、丁寧 に、繰り返し説明し、 ないよう りかい かくにん おうたい がいらい ご 内容が理解されたことを確認しながら応対する。また、なじみのない外来語 さ かんすうじ もち じこく じ か ん ひょうき ごぜん ご ご は避 ける、漢数字 は用 いない、時刻 は２４時間 表記 ではなく午前 ・午後 で ひょうき はいりょ ねんとう お ひつよう おう てきじ わた 表記するなどの配慮を念頭に置いたメモを、必要に応じて適時に渡す。 かんこう じゅうなん へんこう ぐたいれい の 柔 軟 な変更 の具体例 ）たい （ルール・慣行 じゅんばん ま にがて しょうがい しゃ しゅうい もの りかい え うえ て ○ 順 番 を待つことが苦手な 障 害 者に対し、周囲の者の理解を得た上で、手 つづきじゅん い か 続 順 を入れ替える。 た れつ なら じゅんばん ま ばあい しゅうい もの りかい え うえ って列 に並 んで 順 番 を待 っている場合 に、周囲 の者 の理解 を得 た上 で、 ○とうがい 立しょうがい しゃ じゅんばん く べっしつ せき ようい 当該 障 害 者の 順 番 が来るまで別室や席を用意する。 ばんしょとう み とう ちか せき かくほ ○ スクリーンや板書等がよく見えるように、スクリーン等に近い席を確保す る。 きこう しきちない しゃりょう じょうこう ば し ょ し せ つ でいりぐち ちか ばしょ へんこう ○ 機構の敷地内において、 車 両 乗 降 場所を施設出入口に近い場所へ変更 す る。 きこう し き ち ない ちゅうしゃじょう とう しょうがい しゃ らいほう たすう み こ の敷地 内 の 駐 車 場 等 において、 障 害 者 の来訪 が多数 見込 まれる ○ ば あ機構 い つうじょう しょうがい しゃ せんよう くかく しょうがいしゃ くかく へんこう 場合 、 通 常 、 障 害 者 専用 とされていない区画 を 障害者 の区画 に変更 する。 とくてい で い くち つうか こんなん ばあい べつ で い ○ 特定の出入り口からを通過することが困難な場合、別ルートからの出入り みと を認 める。 せっしょく た に ん ず う なか たにん きんちょう ふ ずいい はっせい ○ 他人との 接 触 、多人数の中にいることによる 緊 張 により、不随意の発声 とう ばあい とうがい しょうがい しゃ せつめい うえ しせつ じょうきょう おう べっしつ じゅんび 等 がある場合 、当該 障 害 者 に説明 の上 、施設 の 状 況 に応 じて別室 を準備 する。 ひこうひょう また みこうひょう じょうほう あつか か い ぎ とう じょうほう か ん り かか たんぽ ○ 非公表 又 は未公表 情 報 を 扱 う会議 等 において、 情 報 管理 に係 る担保 が え ぜんてい しょうがい いいん りかい えんじょ もの どうせき みと 得 られることを前提 に、 障 害 のある委員 の理解 を援助 する者 の同席 を認 め る。 7
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