FIFA - 日本サッカー協会

改革
変わるもの
変わらないもの
2015年日本サッカー協会
会長意向表明者プレゼンテーション
田嶋 幸三
1
日本サッカー協会,
JFAの存在意義
2
日本サッカー協会、JFAの存在意義
JFAは日本サッカーを統括する唯一の組織である。
サッカー全体、グラスルーツからプロ、エリートレベル
にいたるサッカー全体をとおして、首尾一貫したものを
持つべき。
我々が委ねられた社会的影響力・財源をどのように
使うべきかという意識を要する。
JFAを代表する者は、誠実さと、
とりわけサッカーに対する情熱を示さなくてはならない。
3
日本サッカー協会、JFAの存在意義
評議員会は
JFA意思決定の最高機関である
4
魅力ある代表
5
魅力ある代表
日本サッカーを牽引するには
強い代表が必要
6
魅力ある代表
改革は必要
変えてはいけないものがある
代表チームの強化体制
男女とも、変えずに支援
7
魅力ある代表
日本代表チーム実績
アジア
カップ
1992
1996
2000
2004
2007
2011
2015
優勝
ベスト8
優勝
優勝
4位
優勝
ベス
ト8
ワールド
カップ
オリン
ピック
U-20
U-17
1994
1998
2002
2006
2010
2014
✖
〇
〇
〇
〇
〇
1992
1996
2000
2004
2008
2012
✖
〇
〇
〇
〇
〇
1991
1993
1995
1997
1999
2001
2003
2005
2007
2009
2011
2013
2015
✖
✖
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
✖
✖
✖
✖
1991
1993
1995
1997
1999
2001
2003
2005
2007
2009
2011
2013
2015
✖
〇
〇
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✖
〇
✖
✖
〇
〇
〇
〇
✖
8
魅力ある代表
危機感を持たずにはいられない!
9
魅力ある代表
日本代表とJリーグは両輪
10
魅力ある代表
日本代表とJリーグは両輪
Jリーグ
・八百長、不正一切なし
・女性、子ども達も安心して安全に楽しめる
世界から評価されている
11
魅力ある代表
日本代表とJリーグは両輪
Jリーグを一法人としてリスペクトし、
そのガバナンスに準じて、
意思決定のプロセスを踏まえながら
議論していきたい
12
魅力ある代表
日本代表とJリーグは両輪
代表の強化スケジュールを考えても
シーズン制の移行についての
話し合いをスタートするよい機会と
考える
13
魅力ある代表
日本代表とJリーグは両輪
抜本的改革なしに、
現在の問題の解決はない
思い切った決断が必要
Jリーグがワンランクアップするための
大きなチャンス
14
魅力ある代表
日本代表とJリーグは両輪
Jクラブアカデミー
将来のトップトップの選手として
期待される選手たち
JFAの投資 期待の現れ
5億円×4年間= 20億円の
一大プロジェクト
15
魅力ある代表
日本代表とJリーグは両輪
育成の強化なくして、
将来の代表チーム強化はない
U‐17、U‐20、オリンピック代表へと
つながる
世界を目指す!
16
魅力ある代表
フットサル、ビーチサッカー
17
魅力ある代表
フットサル、ビーチサッカー
世界に近い位置にいる
Fリーグの活性化と健全な運営への
サポート
将来に向け、日本人指導者の養成が
必要
18
女子サッカー
19
女子サッカー
なでしこジャパン、育成年代代表の
成果はあがっている
世界からリスペクトされたスタイルで
日本らしいサッカーが確立されている
20
女子サッカー
フットボールファミリーの増加
女子サッカーの発展は欠かせない
グラスルーツ
U-15年代等へのアプローチの強化
中体連への加盟
高体連チームの増加
21
女子サッカー
女性指導者を増やし、
レベルアップを図る
特にエリート指導者の発掘・育成
2011年世界チャンピオン世代から
メンタリング等により積極的に養成
22
女子サッカー
なでしこリーグへの活性化
なでしこリーグの活性化と健全な運営
へのサポート
Jリーグクラブヘの働きかけ
23
女子サッカー
女性が輝く社会へ
サッカーのあらゆる場で女性が活躍
国内でも海外でも、サッカー以外の分野
でも活躍
サッカー界から発信していきたい
24
育成日本復活
25
育成日本復活
危機感をもっている
U-20がFIFAワールドカップに
4回連続出場できていない
検証の必要性あり
U-17も連続して出場できていたが逃した
原因対策をしっかり考える必要あり
26
魅力ある代表
日本代表チーム実績
アジア
カップ
1992
1996
2000
2004
2007
2011
2015
優勝
ベスト8
優勝
優勝
4位
優勝
ベス
ト8
ワールド
カップ
オリン
ピック
U-20
U-17
1994
1998
2002
2006
2010
2014
✖
〇
〇
〇
〇
〇
1992
1996
2000
2004
2008
2012
✖
〇
〇
〇
〇
〇
1991
1993
1995
1997
1999
2001
2003
2005
2007
2009
2011
2013
2015
✖
✖
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
✖
✖
✖
✖
1991
1993
1995
1997
1999
2001
2003
2005
2007
2009
2011
2013
2015
✖
〇
〇
✖
✖
〇
✖
✖
〇
〇
〇
〇
✖
ユース
改革
国体
U-16
27
育成日本復活
育成日本復活のために
Jクラブアカデミー、高体連、中体連、
クラブユース連盟、JFAアカデミーと
一体となった強化が必要
28
育成日本復活
育成の充実
トレセン制度のクオリティコントロール
とさらなる発展
29
各種連盟
30
各種連盟
少年団、U-12クラブ
サッカーの選手になるための最も大切な
年代
・技術をしっかり身につけさせること
・サッカーの楽しさを伝えること
育成に報いる
U-12年代を含め、育てたチームへ
コンペンセーションの配分
31
各種連盟
中体連
残念ながら、サッカー部のない中学校も
多くみられる
それをサポートするために
総合型地域スポーツクラブへの働きかけ
女子においては、中高一貫教育の
女子中学に対しサッカー部ができるよう
働きかけ、中体連への加盟を目指す
32
各種連盟
高体連
全国4千校、選手数14万人という
多くの選手を抱える連盟
100年の歴史をもち、Jリーグ・日本代表へ
多くの選手を輩出している
インセンティブによるサポートを
考慮する必要がある
33
各種連盟
クラブユース連盟
グラスルーツを支えるクラブから
Jクラブのアカデミーと対等に戦うことの
できるチームもある
将来のサッカーに関わる人材、そして
代表選手にもなる人材を抱えており、
ますますサポートしていく必要がある
34
各種連盟
大学連盟
日本のサッカーの歴史の中心的な役割を
担ってきた連盟であり、
Jリーグの新人選手の約半分を
輩出している
ここへもインセンティブによるサポートを
考慮する必要がある
35
各種連盟
社会人連盟
全日本社会人選手権の改革
国体の改革と関連し、地域リーグ、都道
府県リーグの活性化
地区リーグの取り込み
36
各種連盟
JFL
アマチュア最高峰の全国レベルであり、
企業スポーツなど日本のサッカー界に
おいては今後も重要な役割を担う
多くの選手たちの受け皿としても
Jリーグへ発展するチームとなる
可能性もあり、
継続したサポートが必要である
37
各種連盟
プロサッカー選手会
JFA、Jリーグと協議し、年金制度の確立
を目指す。
38
指導者
指導者の質がすべてに関わる
39
指導者
指導者のさらなる充実
女性指導者の増加
エリートレベルの強化 世界で活躍
グラスルーツコーチの増加
40
指導者
技術担当者専任化
現在3FA
山梨、大阪、長野
今後段階的に進めていく
育成・指導者養成のダイレクター
41
審 判
42
審判
世界で活躍する審判の輩出
ワールドカップレフェリーを輩出
FIFAコンペティションインストラクター等を
輩出
9地域レフェリーインストラクター配置
評価システムの導入
43
審判
ユース審判員の推進
エリート発掘
審判普及
44
グラスルーツなくして
代表の強化なし
45
グラスルーツなくして、代表の強化なし
1 グラスルーツ宣言の推進
2 キッズ年代のサッカー経験の
より一層の推進
3 サッカー経験の基盤となるクラブ、
大会、施設の提供
4 障がい者サッカーの発展
46
グラスルーツ
サッカーをもっとみんなのもとへ
少子化の中維持されてきた4種登録人口が
減少に転じた
3種→2種で10万人、2種→1種で2万人が
減少する現実
現状の分析と対応策を検討する必要あり
47
グラスルーツ
小学校、中学校体育
1962年 学習指導要領に必修種目として
サッカーが入った
2011年 完全実施の学習指導要領で必修
教科からはずれ、必ずやるもので
はなくなった
小学校、中学校の先生へのサポート
48
グラスルーツなくして、代表の強化なし
安心・安全
暴力根絶をさらに推進
ウェルフェアオフィサーの配置促進、普及
メディカルマネージャー
49
47FAの自立的発展
50
47FAの自立的発展
各FAが主体的に自FAの発展を
デザインできるように
登録料収入を直接各FAへ
人口構成等に応じて、必要なサポート継続
人材育成サポートも行う
マーケティング
タウンミーティング
51
47FAの自立的発展
JFAアワード、表彰制度の創設
地域でサッカーの発展に
多大なる貢献をされた方々が
多数いらっしゃる
感謝の意を
52
9地域FA
53
9地域FA
9地域FAの活動活性化のために
・アドミニストレーションサポート
・トレセンコーチ
レフェリーインストラクターの配置
47FAと二重行政にならないよう留意
54
日本サッカーの発展
JFA、Jリーグ、47FA、
9地域FA、各種連盟が、
一致団結してまとまらないと
成し遂げられない
55
JFA
56
JFA
JFA2005年宣言
我々のミッションステートメント
2015年の約束を果たせなかった
検証されているか
検証なくして
将来に向けたプランなし
57
JFA
FIFAランキング推移
2005
15位
2011
19位
2015
53位
58
JFA
ガバナンス、コンプライアンス
組織改革
副会長の増加+事務総長
国際、強化、Jリーグに加え、
47FA副会長、女性副会長等を導入
理事会、評議員会というガバナンスを
通して決定
59
JFA
ガバナンス、コンプライアンス
クリスタルクリア
透明性
評議員への説明
内部監査、外部監査の充実
60
JFA
ガバナンス、コンプライアンス
現行の選挙制度
FIFAの悪しき文化の温床であった選挙
FIFAも現在リフォーム中
規約等を再考する
JFAはFIFAとは異なる
常勤理事が複数名いる
61
JFA
人事 人を育てる!
国内で活躍できる人材
世界で活躍できる人材
組織として人材養成ができるような整備
が必要である
62
変えてはいけないもの
継続して取り組む
プロジェクト
63
変えてはいけないもの 継続して取り組むプロジェクト
社会貢献事業
アジア協力事業
フットボールセンター
Jヴィレッジ復興
64
サッカーを文化に
65
サッカーを文化に
リスペクト
JFAの大切な価値観
過去をリスペクト
未来をリスペクト
日本サッカーの発展に
責任を持って役割を果たす
66
サッカーを文化に
百周年
アジアへの恩返し
世界へ、日本サッカーの発信
67
フロントラインで活躍する人々を
大切にしたい。
68
Dream
夢があるから強くなる
69
夢なき者に理想なし
理想なき者に計画なし
計画なき者に実行なし
実行なき者に成功なし
故に、夢なき者に成功なし
70
本気で日本サッカーを良くしたい
忙しい? → JFA最優先!
ガバナンス・組織を変えていく
71
目前のリオ五輪予選は、
日本サッカーの大きな岐路である!
1月には、カタールでリオ五輪予選が
あり、団長として帯同し、
役割を果たす
72
改革
変わるもの
変わらないもの
ご清聴どうもありがとうございました
73