件 名: 大 臣 会 見 概 要 日 時 平成 27 年 12 月 22 日 1059~1103 担 当 大臣官房広報課 場 所 防衛省記者会見室 備 考 1 発表事項 なし。 2 質疑応答 Q:一部報道で、平和安全法制に基づく駆け付け警護について、適用を来年 の夏の参院選後に先送りする方針を固めたとありましたが、事実関係と現 在の検討状況をお願いいたします。 A:現在、政府内において、慎重に検討作業を進めております。新たな任務 を行うことになるわけでありますが、安全に配慮しながら実施する必要が ありますので、拙速は避けて、周到な準備を行うことが必要不可欠であり ます。このため、関係国とも協議などを通じまして、情報の収集・分析に 努めるとともに、十分な時間をかけて、慎重の上にも慎重を期して検討を 行っております。その際、政省令や規則類などの整備にあたり、関係省庁 や省内関係部局と綿密に調整をして、遺漏なきよう万全を期すことを指示 をしたところであります。このため、部隊の運用構想の検討、内部規則類 の検討・整備など、訓練実施のための必要な整備を行った上で、今度は訓 練を実施をし、その結果をフィードバックをして、部隊の意見も反映する、 部隊指揮官や隊員が迷うことなく任務が遂行できるように、能力を高めて いく必要があると考えておりまして、参議院選挙を考慮して、その要否や 訓練の時期を判断しているわけではないということでございます。先般、 第9次要員が派遣をされたわけでございますけれども、この要員は、この 法制の検討・準備などを踏まえた訓練を実施していないわけでありますの で、現時点で、駆け付け警護などの業務を新たに付与するということは考 えてないということでございます。 Q:駆け付け警護の訓練のことなのですが、訓練についてはこのくらいから 1 は始めたいとか、大体のメドみたいなスケジュール感は、ざっくりでもお 持ちなのでしょうか。 A:ただいま申し上げましたとおり、周到に準備をして、規則、または部隊 運用基準、武器使用、こういうものを定めた上で、訓練が実施されるわけ でありますので、まだ、現在はその基本となる教範とか規則、細部のこと について詰めの作業にあるということであります。 Q:それが終わってみないと、訓練がいつ始まるかは分からないし、例えば 次に派遣される部隊は必ず訓練をするとか、いや、それについても未定だ ということも、まだ分からないということでしょうか。 A:はい、そうです。先程申し上げたとおりです。 以 2 上
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