「青少年国際ネットフォーラム in OKAYAMA」開催事業委託業務仕様書 1 趣 旨 世界的にインターネットが急速に普及し、ボーダレス化が加速する中、次代を担う青 少年がICTを自由自在に使いこなし、グローバル社会・情報化社会を生き抜く力が求 められているが、その一方ではネット依存やいじめなど様々な問題も指摘されている。 こうしたことから、ICT活用の優良事例を紹介するとともに、日本や外国の高校生 によるネットの有用性、問題点などを発表するフォーラムをG7倉敷教育大臣会合に先 立ち開催する。 青少年がネット社会と上手に付きあう方策を探るとともに、国際理解を深める契機と なるようなイベント内容とする。 2 概要 (1)事業の名称 青少年国際ネットフォーラム in OKAYAMA (2)テーマ 「21 世紀の情報社会を私たちはどう生きるか」 (3)日時 平成28年3月24日(木)13:00~16:30 (4)場所 岡山国際交流センター 国際会議場(岡山市北区奉還町2-2-1) (5)主催 岡山県 (6)後援(予定) 岡山県教育委員会 (7)内容 ア 主催者あいさつ イ 第1部<ICT 活用事例発表> ・・・ 概ね10分 ①テレビ会議システムを活用した授業デモ(20 分) ・発表者:梶田康生氏(ICT 岡山熱血リーダー) 概ね40分 ②タブレットを活用した授業実践(15 分) ・発表者:岡山南高校生徒 ウ 第2部<基調講演> 「21 世紀の情報社会を私たちはどう生きるか」(仮) ・講師:竹内和雄氏(兵庫県立大学准教授) 概ね55分 エ 第3部<パネルディスカッション> ・内 容:ネットの有用性、問題点などを討議 ・コーディネーター:竹内氏 概ね80分 ・パネラー:各国の高校生4人及び梶田氏 ※日本(一宮)、イタリア(城東)、中国(学芸館)、 オーストラリア(総社南) オ まとめ 概ね10分 竹内和雄氏 (8)参加者等 ア 参加目標人数 200人 イ 入場料 無料 (9)参加者の公募 ア 参加者の公募を行い、応募多数の場合は先着順とする。 イ 応募は、ハガキ、FAX又は電子メールにより受付する。 ウ 応募締切日は、平成28年3月14日(月) 3 委託業務内容 (1)事業計画 ア 基本方針 ① ICTがもたらす「有用性」と「問題点」の部分がわかりやすく提示されるよう 工夫をする。 ② グローバル化が急速に進む中、ICTを活用した国際交流について学ぶことがで きるような工夫をする。 ③ ICTがもたらす「問題点」の部分について諸外国と日本との共通点・相違点を 分かりやすく提示するよう工夫をする。 ④ 次代を担う青少年自らがICTを適切に活用するための方策を考え、アピールす ることによって、同世代のみならず大人にも、この問題を考えるきっかけとなる 場を提供する。 イ 内容 ① 主催者あいさつ ・岡山県知事があいさつを行う予定である。 ② 第1部<ICT 活用事例発表> ・テレビ会議システムを活用した授業デモ(岡山の会場と外国とを中継)を梶田 康生氏(ICT 岡山熱血リーダー)が実施する。 ・タブレットを活用した授業実践(外国人に対する岡山後楽園での観光案内)を 岡山南高校生徒が説明する。 ③ 第2部<基調講演> 「21 世紀の情報社会を私たちはどう生きるか」 (仮題)と題して竹内和雄氏(兵 庫県立大学准教授)及び助手1名により講演を行う。 ※講演は、プレゼンソフトにより、パソコン及びプロジェクターを使用して講演 者が講演を行う。(パソコン及びデータは講演者が準備) ④ 第3部<パネルディスカッション> ネットの有用性及び問題点について、竹内和雄氏をコーディネーターに、各国の 高校生4人(日本(一宮)、イタリア(城東)、中国(学芸館)、オーストラリア(総 社南)及び梶田氏をパネラーとして、パネルディスカッションを行う。 ※パネルディスカッション時も、必要に応じて、パソコン及びプロジェクターを 使用する。 ⑤ まとめ 今回のフォーラムのまとめを竹内和雄氏が行う。 (2)運営等に関する協議 主催者と協議の上、次の業務を実施する。 ア 企画設計 ① フォーラム全体の計画に係る企画設計業務を行う。 ② 実施計画書及び運営マニュアル作成業務を行うとともに運営・進行管理を行う。 ※ 台本、運営マニュアルは作成段階で、紙媒体の他、電子データも併せて提出す ること。 ③ 準備から開催までのスケジュール調整及び発表者・講演者・パネリスト、関係 機関との連絡調整及び謝金等の支払を行う。 イ 会場借上等 ① フォーラム実施会場として、岡山国際交流センター国際会議場を、フォーラム当 日(平成28年3月24日(木))9時~17時の間借り上げている。 ② 会場附属設備として、講師演台、司会者演台、音響基本システム、同時通訳装置、 誘導無線受信機、控室を借り上げている。 ③ 上記①、②以外に必要な設備の借り上げ・準備等を行う。 ※ 国際会議場の配置図は、別紙のとおり。それ以外の会場配置図等は、岡山国 際交流センターのホームページ(http://www.opief.or.jp/oicenter/)参照 ウ 会場設営・運営(講演者等控室を含む) ① 会場の装飾、各種看板、垂れ幕の製作・設置等を行う。 <会場撤去(原状復帰)を含む。> ② 会場設営・撤去は、開催日当日に行うものとする。なお、撤去は午後5時まで に行うこととする。 ③ 会場設営・撤去に当たっては、会場規定及び施設管理者の指示を遵守すること。 ④ 当日は、同時通訳(英語→日本語、日本語→英語、 )を行う。 (同時通訳ブース での同時通訳装置の操作を含む。)また、パネラーへ専属の通訳(中国語⇔日 本語、イタリア語⇔日本語の2名)をつける。 ⑤ 当日、午前中にフォーラム参加者の打合せを行うこと。(昼食準備を含む。) ⑥ 音響、照明、ネット接続等のセッティングを行うとともに、講演者等のプレゼ ンテーション等に機械操作の補助を行う ⑦ 事例発表に使用するテレビ会議システムは梶田氏が準備するが、パソコン、プ ロジェクター及びケーブルについては受託者が準備すること。 ⑧ 事例発表での授業実践でも、発表者は英語でのロールプレイングも行う予定で あるため、同時通訳が必要となる。 ⑨ 受託者は、フォーラムの規模及び提案内容に見合ったイベント保険に加入する こと。(イベント保険料はフォーラムに要する経費の積算対象とする。) エ 当日の配布物の作成等 ① プログラムの作成:300枚 (A4両面印刷、(表)カラー刷り、(裏)一色刷り印刷加工) ② 講演者・発表者等が当日会場で配付する資料の印刷(300セット) ③ アンケート用紙の作成:300枚 (A4片面印刷、1色刷印刷加工) (3)広報等に関する業務 ア チラシ ① 企画・版下作成 チラシを次のとおり作成する。 ・1000枚 (A4両面印刷、(表)カラー刷り、(裏)一色刷り印刷加工) ② 校正は、主催者が校了するまで行う(校正1回程度) ③ 納期は平成28年2月10日(水)とする。 ④ 作成したチラシの電子データ(JPEG形式及びPDF形式)を主催者に提出する。 主催者は、提出された電子データのホームページへの掲載や、電子データを用いて チラシの増刷ができることとする。電子データの納期もチラシと同様に平成28年 2月10日(水)とする。 ⑤ 応募の受付は、主催者で行う。 4 経費 (1)委託費 1,924 千円以内(消費税額及び地方消費税の額を含む。) ※ 委託費のうち、基調講演者(助手 1 名を含む)、事例発表者及びパネリストの 謝金・旅費は、あわせて 20 万円として積算すること。(内訳は別途指示する。) 5 その他 (1)フォーラム実施に伴い知り得た個人情報を他人に知らせ、又は不当な目的に使用し てはならない。フォーラム終了後においても、同様とする。 (2)個人情報を取り扱う業務について再委託する場合は、文書により、事前に主催者の 了承を得ること。 (3)経費の配分に当たっては、企画内容に重点を置き、装飾等付帯的な経費は必要最低 限とすること。 (4)本仕様書に記載のない事項については、主催者と受託者との間で協議決定する。
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