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バルセロナ
新しい見どころ
バルセロナには、すぐ目に見えるものの他に、たくさんの見どころがまだまだ隠されています。
この街の新しい見どころを、是非発見してください。
デザインハブ・バルセロナ
バルセロナはデザイン関連の博物館を、一つの建物にまとめました。
ウリオル・ブイガスとダビッ・マッケイによって設計された、グローリアス広場に架かるような形で建てられたこの建物は、デザインハ
ブ・バルセロナと呼ばれる博物館で、バルセロナの野心的なプロジェクトの一つを形にしたものです。総面積25,000平方メートルの
この建物には、既存の装飾美術館、陶器博物館、テキスタイル博物館とグラフィック・アート美術館の4つの美術館・博物館や、その
他の博物館が統合され、家具や陶器のコレクションやグラフィックデザインの作品が、7万点以上集約されています。この建物は博
物館の機能のほかに、バルセロナのデザインの創造性の重要な拠点として機能しています。更にここには、アート・デザイン振興協
会(FAD)、バルセロナ・デザインセンター(BCD)、バルセロナ・デザイン・ミュージアムなどの3つの機関が集められ、2014年12
月に開館しました。
www.museudeldisseny.cat
世界文化博物館
カサ・アマトレール-知られざる
チョコレート屋さん
アフリカ、アジア、アメリカ、オセアニアの文化
に出会えるスペース
実業家でチョコレート屋を営んでいたアン
トニ・アマトレールは、彼の自宅の建築を
19世紀の末に、建築家プッチ・イ・カダファ
ルクに依頼しました。この建物が、一世紀
の過ぎた現在のバルセロナの市街地の風
景に、これほど大きなインパクトを与えると
は、誰も想像することはできなかったでし
ょう。カサ・アマトレールはなかなか内部を
見学する機会はありませんが、今のバル
セロナの街の中でも象徴的な建物の一つ
です。現在、アマトレール邸は内部を博物
館に改装する工事が行われており、また、
オリジナルの装飾を復元する作業が進め
られていますが、限定されたグループに公
開されています。
バルセロナの街の中心に、世界の文化の多
様性を伝えるための博物館がオープンしまし
た。この博物館に使用された建物は、13世紀
から17世紀にかけて建てられた建物が密集
した、モンカダ通りの二つの館です。3万点以
上にものぼるそのコレクションは、個人のコレ
クションやバルセロナ民俗学博物館から持ち
寄られました。この博物館では、特別展をは
じめ、ガイドツアー、講演会や、あらゆる人々
を対象とした講習会やワークショップが企画さ
れています。 開館は、2015年の2月です。
www.museuculturesmon.bcn.cat
予約:
[email protected]
www.amatller.org
トゥロ・デ・ラ・ロビラの見晴らし台
海抜262メートルに位置し、360°の展望が
望めるこのポイントは、トゥロ・デ・ラ・ロビラを
特別な自然の見晴らし台にし、また、スペイ
ン市民戦争中のバルセロナの防衛のための
戦略的な拠点としました。
この数ヶ月間の行われた改修工事が終了
し、2015年の春に、MUHBA(バルセロナ
市歴史博物館) トゥロー・デ・ラ・ロビラとし
て、新しい展示スペースがオープンし、上空
から見たバルセロナの街の歴史の概括、ス
ペイン市民戦争とその戦後、対空砲台と高射
砲の地区トゥロー・デ・ラ・ロビラ、そして、街
中のキャニオニングといった展示を行う予定
です。対空砲火隊の司令官室のスペースで
は、大都市における現代的なテクノロジーと
空中戦に関する展示が見られます。
トーレ・バロの城
トーレ・バロの丘に位置する見晴らし台
トーレ・バロの名前は、16世紀と17世紀に
建てられた二つの古い塔の立つ丘と、地区
の名前に由来します。この建物はトーレ・バ
ロの「城」と呼ばれていますが、実際の所、こ
こはお城として作られたのではなく、20世紀
のはじめにホテルとして建設工事をしていた
ものの、結局完成しなかったものです。この
建物のすぐ横の、ロケタス街道の終点には、
見晴らし台があります。トーレ・バロの城は、
一般に公開するために修復工事が行われ、
また、コイセローラ自然公園の新しいインフォ
メーションスポットが設けられています。この
見晴らし台からは、バルセロナのノウ・バリー
ス、オルタ、サン・アンドレウとサン・マルティ
地区などを上から眺める事ができ、さらに遠く
のベソス川やコイセローラ山脈の支脈など、
最もポピュラーなバルセロナのパノラマを展
望する事ができます。
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www.museuhistoria.bcn.es
グエル別邸のパビリオン
アントニ・ガウディは、彼の後援者であるエ
ウセビ・グエルの依頼によって、ペドラルベ
ス地区にあったグエル家の別邸の改築工事
を行いました(1883-1887)。ガウディは別邸
の庭園と入り口の二つのパビリオンを設計
し、彼はジャシン・ベルダゲーのアトランティ
カという詩の中のエスペリデスの園からイン
スピレーションを受けて、この工事を完成さ
せました。
「ドラゴンの門」と呼ばれる入り口は、鍛造鉄
でできた素晴らしい彫刻で、コウモリの様な
羽を持ち、うろこに覆われた体と、口をあけ
曲がった舌を持った、ベルダゲーの神話の
中のドラゴンを象徴しています。
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