素案 - 富山県

平成27年12月28日
児童青年家庭課
富山県青少年健全育成条例の一部改正(素案)の概要
1
改正の必要性
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(以下「法」といいます。)の
改正により、富山県青少年健全育成条例(以下「条例」といいます。)において、法の
規定を引用している箇所の改正が必要になったものです。
2
改正の内容
⑴
接待飲食等営業の客となるよう勧誘する行為の禁止規定における規制対象の拡
大(第17条の2第2号)
法では、第2条第1項第1号から第6号において、接待飲食等営業の区分を定め
ており(以下、第1号に該当する営業を「1号営業」というように記載します。)、
条例では、このうち2号営業(待合、料理店、カフェーその他設備を設けて客の接
待をして客に遊興又は飲食をさせる営業(1号営業に該当するものを除く。))につ
いて、青少年(6歳以上18歳未満の者(婚姻した女子を除く。)をいいます。)に対
※
し、その客となるよう勧誘する行為を禁止しています。
法改正により、営業区分が下表のとおり変更されるため、条例においては、法の
新たな営業区分に基づき、規制対象を旧2号営業から新1号営業に変更します
(キャバレーが対象に追加されます。)。
旧(改正前)
新(改正後)
1号 キャバレー等
1号
2号
(旧1号と旧2号は、客にダンスをさせるか否かで
待合、料理店、
カフェー等
キャバレー、待合、料理店、カフェー等
区分されていたが、法改正によってダンスの有無
が不問となり、統合されるもの。)
〔参考〕罰則:30万円以下の罰金(変更なし)
※
この規定において「勧誘」とは、青少年に直接に声を掛けることはもちろん、
メモ、チラシ、名刺等を渡すことも含まれ、勧誘を受けたことが青少年に明確に
理解されるのであれば手段を問いません。
⑵
施行期日
平成28年6月23日(上記法改正の施行日と同日)