第一線で働く先輩の声 Prefectural Labour Bureau 第一線で働く先輩の声国民の雇用と生活を守る支援、安心・安全・健康に働ける環境整備のため、職員は熱い思いを抱いています。彼らに、職場の雰囲気、仕事のやりがい等についてを語ってもらいました。 N nucleus 中堅職員に聞く奥野　裕子 Y Youth 若手職員に聞く浅野　大輔ハローワーク津　求人・企画部門雇用指導官ハローワーク刈谷　雇用保険課厚生労働事務官平成２２年１０月採用平成２年４月採用私は、平成２年に採用されましたので、今年で２３年目になります。途中、２人の子供を出産し、仕事と家庭との両立で、大変な時期もありましたが、職場の皆さんの協力もあり、ここまで続けることができました。周りの女性たちも同じように頑張っていますので、女性にとっては、働きやすい職場環境だと思います。現在は、ハローワークの求人企画部門で、雇用指導官の業務を担当しています。採用時は、職業紹介部門に配属となり、仕事を探して職業紹介を担当し、その後は、ほぼ２年周期で、調査係、求人係、雇用保険の給付係、庶務係などを経験してきました。ハローワークの仕事は、ほとんどが窓口での業務となります。事業所の方や求職者の方々への対応が中心の仕事です。私の現在の仕事は、障害者の雇用促進、高年齢者の雇用の確保、事業所への各種助成金の案内などが中心で、窓口での対応の他、事業所を訪問することもあります。毎日、いろいろな方と接するので、大変なことも多いですが、その結果が直接に自分に返ってくる仕事ですので、とてもやりがいがあります。ご縁があって一緒に働くことができる日を楽しみにしています。はじめまして、私はハローワーク刈谷で雇用保険の給付を担当しております浅野です。民間での社会人経験を数年経て、平成２２年１０月から労働局で勤務しております。給付の仕事は、失業給付金の支給がメインですが、「失業給付受給中に就職が決まった場合はどうなるの？」、「会社を今月に辞めるけど、今後どんな手続きをすればいいの？」、「離職後に病気、けが、妊娠などですぐに働けない場合でも失業給付はもらえるの？」など、給付課には毎日たくさんの相談が寄せられます。外国の方も多く来られるため、通訳を交えての相談も多いです。時に複雑困難な相談もあり、すぐに答えられないものもありますので、さまざまな状況を想定し話を進めていかなければいけません。利用者の方が気持よく利用していただくためにも、相手の立場に立った懇切丁寧な対応やお客様のニーズに合ったサービスを心がけています。人生において仕事に携わっている時間は短くありません。そのためどんな仕事をするかによってその人の人生も変わってきます。また企業は人によって成り立っていますから、誰を採用するかによって企業の未来も変わってきます。私たちはそのような両者の真ん中に立ち仕事をしていますので、責任は重く、大変なこともありますが、その分やりがいや喜びは大きいです。百聞は一見に如かず。一度ハローワークに見学に来てください。そこで何かを感じ一緒に働きたいと思ってくれると嬉しいです。 Y Youth 若手職員に聞く高橋　明日香ハローワーク清水　雇用保険課厚生労働事務官 N nucleus 中堅職員に聞く大野　昌彦ハローワーク岐阜八幡業務主任平成６年４月採用平成２４年４月採用私は、就職活動で苦しい思いをする先輩や友達の姿を見て、労働行政というものに興味を持ちました。ハローワーク清水で給付係として配属されました。主な業務は雇用保険の失業給付の支給決定で、他にも再就職手当の支給や、公共職業訓練給付などの担当業務を行っています。入省当初は、雇用保険法や労働関係法令についてほとんど知識はゼロの状態でした。けれども、先輩の後ろについて一から手続きの仕方を学んだり、周りの方からも丁寧に指導していただき、今では、手助けを貰いつつも、一通りの手続きを行えるようになりました。職場の雰囲気は、一人に一人ずつのお客様と向き合っていても、職員間で相談をしたり、助け合いながら業務を行っているので、とても働きやすい環境にあると思います。雇用保険についてお客様に説明をする中で、難しい話を頷きながら真剣に聞いてくださり、最後に「よくわかりました。ありがとう。」と、笑顔で言ってくださることが、嬉しく、また今の私の自信に繋がっています。窓口には毎日、多くの方がいらっしゃいます。大変なこともありますが、相手の生活に深くかかわる、重要な役割を持った仕事なので、とてもやりがいがあります。人と接するのが好きな方、労働行政に興味を持たれている方は一緒に働いてみませんか。私は労働局に採用されて18年になります。現在は、ハローワーク岐阜八幡で業務主任として勤務しています。制度も何も分からない状態で就職してから18年経ちましたが、その間に職業相談業務、雇用保険業務、庶務業務といろいろな仕事をさせていただき、勤務官署も５所目となりますがその度に先輩方から親切にいろいろ教えてもらいました。 18年前と比べると経済情勢も大きく変わり、ハローワークの必要性、国民の方からの期待はますます高まってきていると思います。職業相談業務、雇用保険業務は来所された方の生活に直結しますし、庶務業務はハローワークの業務が円滑に進むよう、「縁の下の力持ち」のような地味な仕事です。対来所者、対職員ということもありそれぞれ仕事内容も異なりますが、やりがいがある仕事です。これまでいろいろな仕事でやりがいを感じてきましたが、中でも会社を解雇された方の相談を進めていく中で就職が決まりお礼を言われた時は大きな充実感・達成感を感じました。ハローワークの業務はいろいろありますが、すべてやりがいのある仕事です。ぜひ、一緒に働きましょう。