3 ペトロナス、非中核事業売却を加速

KDN-PP12885/12/2011(029316)
KDN-PP12885/12/2012(031728)
日刊アジアインフォ
2014年(平成 26年)12月 15 日(月)3801号
2011年(平成 23年)8月 23 日(火)2997号
3 ペトロナス、非中核事業売却を加速
石油資産への投資を拡大
3 経営難のペルワジャ、
年内に製鉄所を操業停止
1,500人を解雇へ
4
ペトロナス、
サラワクで高炭酸ガス濃度の天然ガス開発へ
4
給与やボーナスの増加、
83%が期待=ランスタッド調査
5
琉球銀行、
ハラルコーポレーションと業務提携へ
5
企業活動の過半は買収・合併、
大型案件はペトロナスが関係
6
CEO先行き景況感、
過去4年で最低水準に=ヴィステージ
6
アラビア文字表記を学校に義務づけ、
マラッカ州で波紋
7
10月の天然ゴム生産量、
前月比で22.6%の大幅減に
8
製造業の投資認可額、
第3四半期は27%減
8
格安ターミナルの修理作業、
16年第1四半期までに完成
9
原油価格下落、
O&G株は下落も他セクターには好機
9
富豪の数、
KLが世界一=ウェルスインサイト調査
10
マレーシア は宗教の権利踏みにじっている=IHEU
10
11月のパーム油生産量、
前月比で7.52%マイナス
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統計
統計
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2015 年予算案・税制改正ハイライト
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連載
2014 年 12 月 15 日(月)
第 3801 号
【16】
2015年予算案・税制改正ハイライト
2015年予算案 税制改正ハイライト
∼ コンサルタントが来年度予算案のポイントを解説 ∼
第8回「法人税の税制改正について⑤」移転価格課税の期間の延長
今回で、法人税の改正に関するパートは最後となり、最後は移転価格のルール設定の変更。
1.12 移転価格課税の期間の延長
現行
移転価格に関する更正課税は、賦課年度末から5年間。移転価格の時効は一般法人税の取り扱いと同じ
改正案
移転価格に関する更正課税は、賦課年度末から7年間に延長
Finance (No.2) Act 2014の施行で発効
移転価格に関しては、相対的に他のアセアン諸国の方がマレーシアよりもアグレッシ
ブに動いていたが、下記に示す通り、マレーシアにおける移転価格に関するルールはこ
こ数年で急速に整備されている。
来年4月のGSTと引換えに個人・
2009年 所得税法の改正により独立企業間原則を導入
法人所得税率が引き下げられ、歳
2012年 移転価格規則と事前確認規則の発行
入確保のための課税可能な余地・
2012年 新移転価格ガイドラインと事前確認ガイドラインの発行
分野は少なくなってきている。そ
2013年 移転価格調査フレームワークの適用
の中で外資系企業を狙った移転価
2014年 新関連者取引報告フォームの適用
格課税の強化は、議会や国民の理
2015年 今回の更正期間の延長
解を得やすく、税収確保という意
味で課税当局が執行の誘惑にかられやすい課税対象といえる。
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狙われやすい企業
一般的に下記の企業がターゲットになりやすく、日系企業も該当する可能性も少なくない
●営業損失の計上を継続している企業
●赤字ではないものの利益率が低い企業
●赤字と黒字を繰り返している企業
●製品取引以外で海外の親会社等に対するロイヤルティやマネージメントフィーの支払いが多い企業
●タックスヘイブン国(地域)との取引額が多い企業
竹田
浩(たけだ・ひろし)
みらいコンサルティング 国際ビジネス部部長 。
2000年大学卒業後、商社、プライベートエクイティを経
て、みらいコンサルティングに入社。経営者に近い場所
での親身なコンサルティングが信条。マレーシアでの
パートナーである中堅会計・税務・会社法務コンサル
ファームであるK-Konsult Groupで日系企業へのコンサ
ルティング業務に従事。
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