2015 年国連女性の地位委員会(CSW)へ 派遣する女性インターン募集 特定非営利活動法人日本BPW連合会 日本BPW連合会では、国際問題に関心を持つ大学生または 30 歳以下の女性を対象に、毎年2月から3月にかけて、ニューヨ ークの国連本部で開催される、女性の地位委員会(CSW)に派遣するインターンを募集しています。これは、日本BPW連合会 が加盟する BPW International(BPWI)が、国連の「諮問的地位」を有する団体であることにより、初めて可能になるもので、 2003 年に第1回のインターン派遣が行われて以来、今回は第 12 回の派遣となります。 2015 年派遣インターン募集要項 募集目的 期 国際問題・国連問題に関心を持つ、あるいは将来その方面で活躍したいと願う若い女性を支援する 目的で行われるもので、国連本部内及びその周辺で行われる様々な関連行事への参加を通して、若い世代の 国際的な感覚・知識の育成を目指しています。尚、現在国連本部ビル改築中のため、国連本部での予定について は、変更の可能性があります。 毎回主要テーマが設定されますが、第 59 回女性の地位委員会のテーマは、「1995 年に北京で開催された第 4 回 国連女性会議で採択された北京宣言と北京行動綱領の成果と課題についての点検」が予定されております。 間 2015 年の第 59 回国連女性の地位委員会は 3 月 9 日(月)から 3 月 20 日(金)までの、2 週間の日程で開催されま す。事前のイベントなどの都合で、開始前の土曜日(7 日)に到着するのが好ましく、滞在は 10 日以上を期待します。 6 つの特典 つの特典 ●→CSW の会議と平行して行われる様々な 様々なイベントやワークショップに参 様々なイベントやワークショップに参加 イベントやワークショップに参加し、発言 、発言し、意見を述べることができます。 し、意見を述べること (一部有料) BPW インターナショナル主催の各種活動(ワークショップ、交流会、夕食会など BPWI メンバ インターナショナル主催の各種活動(ワークショップ、交流会、夕食会など) 主催の各種活動(ワークショップ、交流会、夕食会など)に参加して、各国の に参加 ーと交流ができます(有料部分は BPW 一部負担)。 国連や 国連や CSW に関する説明や 関する説明や解説を事前あるいは現 解説を事前あるいは現地で受ける 事前あるいは現地で受けること 地で受けることができます。 こと 日本政府代表 日本政府代表部がおこなう 代表部がおこなう公式説明会に参加 部がおこなう公式説明会に参加できます。 公式説明会に参加 世界各国の女性団体の方と交流できます。 世界各国の女性団体の方と交流 国際関係・女性問題関係を専攻する女子学生には、論文作成などのための最前線の 国際関係・女性問題関係を専攻する女子学生には、論文作成などのための最前線の資料 などのための最前線の資料が 資料が入手できます。 入手 募集対象 国際問題、女性問題、国連に関心を持つ大学生、または 30 歳以下の女性、若干名(4 名程度)。 帰国後、報告書を日本 BPW 連合会に提出していただきます。また、ヤング BPW のメンバーとして BPW の活動に参 加していただきます。 費 用 航空運賃・宿泊費・生活費は自己負担。 但し、登録料及び BPW が行うイベント(夕食会他)への参加費の一部は BPW が負担します。 応募方法 E-mail にて、応募必要事項記載の上、小論文(応募動機および国際問題・女性問題・国連に関するあなたの意見 を日本語および英語で述べて下さい。(日本語で 1000 字前後、英語で 500words 以内)を添付の上に送信。 問合わせ [email protected](日本 BPW 連合会インターン担当)件名「UN-CSW インターン」と記載してください 応募〆切 2014 年 9 月 15 日(必着) 結果発表 2014 年 9 月 30 日 (応募者の方に E-mail にてお知らせします) BPW とは? Business and Professional Women の略で、日本 BPW 連合会は、NPO として、職業を持つ女性たちの地位向上や、 格差是正、そして女性の力による世界の紛争防止や、自然災害での被害削減をもとめて可能な開発と平和にむけて、国内及び国外 の働く女性と共同して活動している女性団体です。日本 BPW 連合会が加盟する BPW International は、国連の経済社会理事会の 諮問機関として一般協議資格をもつ組織で、世界の 100 近い国と地域が加盟しています。 日本 BPW 連合会は 1958 年に創立。現在 20 の地域単位のクラブ・アソシエーツで構成され、各クラブは、BPWI の方針に添って統 一テーマを基本に、独自の活動及び情報の交換や交流も活発におこなわれております。毎年 5 月または 6 月には、BPW 全国大会を 開催し、ヤングスピーチコンテスト最終選考大会や、働く女性に関するワークショップなどを行うほか、内閣府男女共同参画局との共催シ ンポジウムなどを実施しています。2009 年 9 月に法人化し、特定非営利活動法人日本 BPW 連合会となりました。 問い合わせ & 応募先 E-mail [email protected](日本 BPW 連合会インターン担当) 件名「UN-CSW インターン応募」と記載してください *お問い合わせ及び応募は上記 e-mail にて受付しております。 応募メール への必須情報 氏名 /(ふりがな) 住所 〒 / 連絡先 電話 / メールアドレス 生年月日 19 年 月 日生 所 属/大学(学部・専攻)又は職業 履歴 高校卒業以後の履歴(学歴・職歴等) 滞在可能期間(予定) 在可能期間 備考 応募にあたって、疑問点などあれば、お書き下さい。 応募メール本文または、添付フィアルに記載願います 添付書類 小論文「応募動機及び国際問題、または女性問題、あるいは国連に関する意見」 日本語で 1000 字前後、英語で 500words 以内 ※日本語・英語の両方の論文を(word あるいは text ファイルでメールに添付)して 提出して下さい。 応募方法 募集要領・メールフォームは、下記にも掲載します http://www.bpw-japan.jp/japanese/csw.html 参考 http://www.bpw-japan.jp(日本 BPW 連合会) www.bpw-international.org(BPW International) ) *BPW の詳細についてお知りになりたい方はこちらのホームページをご覧ください CSW-インターン参加者の声(201 CSW-インターン参加者の声(2014 2014 年 11 期生報告書からの一部抜粋) 期生報告書からの一部抜粋) ■今のジェンダー問題は何なのかを俯瞰的に学ぶことができた。CSW と NGO フォーラムに参加して最も印象に残ったのは、発展途上国、 特にアフリカからの参加者の「声の大きさ」。どの会場でも、アフリカ人が発言できるまで挙手を続け、自分の思いを強く主張する姿が見ら れた。また、アフリカコーカスは欧米コーカスと並んで活動・議論が活発で、NGO として、CSW への干渉をきちんとしていこうという強い意志 が感じられた。それと比べて、アジア、特に東アジアは「声が小さい」。「私たちの国には、ジェンダー問題において緊急を要する課題がな いのだろうか。」「危機感が無いから声が大きくならないのだろうか。」など様々な理由を考え、他のインターンの方々と議論を交わした。今 後は是非、日本のジェンダー問題を提起する活動を続けていきたい。 ■ 一 例 と し て 、 Thursday, 20 March 13:15- サ イ ド イ ベ ン ト El Salvador: WOMEN LEADERSHIP FOR THE ACHIEVEMENT OF DEVELOPMENT AGENDA に参加して、何かを議論する、解決策を考える際には、視野・視座・視点をそろえ、対象、段階ごとに意見や解 決策を提示すること、スタートライン、根底の問いの設定と共有が、導議論の場を有意義なものにするために重要だと認識できた。特に進 行を務める Salvador 氏が力強く会場に放った言葉「What Can I Do?」、「リーダーシップとはアクションである」。問題意識の共有と共に、一 歩を行動で形にする場を身近にすることが、私達若い世代が CSW に関し当事者意識を持つ担い手となる上で、打開策に思えた。今年の 経験を踏まえ、来年の CSW59 レセプションフォーラムで、パフォーマンスを企画したいと考えている。 ■今回、国連女性の地位委員会(CSW)の存在を初めて知った。セッションごとに内容は様々だったが、“Norm”に関する問題提起が多かっ た。女性は未だに“一般的に”結婚して家庭に入るのが幸せだという考え方が多い。結婚しても仕事を続ける女性は増えたが、家事は女性 という意識が「普通」とされている事に関して、問題提起出来るのではないかと思う。日本の女性の問題は、女性自身の無関心や、意識の 低さと考えていたが、実は他の国の問題でもあるという発見があった。また、“Education”というキーワードを数多く耳にしたが、日本は、他 国と比べてキャリアなどに関する向上心を育てることが少ないのではないか、と気づいた。CSW は、単に女性の為のものではない。女性に ついて考えることによって子どもにも、男性にも自然と関わってくる。テーマは女性のためでも、ゴールは、「みんなにとって住みやすい世 界にする」こと。 ■今回の CSW では、世界各国からどうしても問題を解決したい、何とかしたいという強いパッションを持ち、国連に来た多くの女性に出会う 中で、非常に刺激となり、又、貴重な経験となった。今まで、あまりジェンダーについて意識したことがなく、性別による困難に直面したこと がなかった。しかし、就職活動をする中で、初めてジェンダーを意識するようになった。これからは、日本が抱えるジェンダー問題に対して 自分なりに考え、何か自分にできることを行っていきたいと考えている。 ■“Blue is the New Pink: Gender Equality through Men and Boys”や”Crescendo: Discussion about choices facing women with unplanned pregnancies”といった、男性がメインスピーカーであるイベント 2 件が特に印象に残った。父権社会を「生き辛い」と感じるのが必ずしも女性 ではないこと、堕胎で傷つくのは女性の心身だけでなく男性も一生消えない傷を負うことなど、もう少し考えてみれば自分でもわかりそうな 事に気づかされ、触発された。幾人もの男性が Man Care+という団体や個人として CSW に参加している事に驚いた。自身が女性運動家で はなく、男女平等や人権の尊重に興味を持っているため、男性達が何を話すのか、とても興味があった。ほとんどがヘテロセクシャルだっ た彼らが辛く思った自身の体験を元に、女性運動も生かしつつ、世界を変えようとしている事実が一番衝撃的。社会を変えるには、女性だ けでなく男性の協力も必要だと常々思っていたので、実際に男性の声が聞けて大変嬉しかった!
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