178 会 告 公益社団法人 環境科学会 2014 年会開催のお知らせと研究発表申込みのご案内 年 会 委 員 会 公益社団法人環境科学会 2014 年会を下記の要領で開催致します。多数の皆様の研究発表とご参加をお願い 致します。 1 .概 要 日 程 2014 年 9 月 18 日(木)~ 19 日(金) 会 場 つくば国際会議場 〒 305-0032 茨城県つくば市竹園 2-20-3 つくばエクスプレス「つくば駅」徒歩 10 分 http://www.epochal.or.jp/access/index.html 内 容 ○研究発表 ・口頭発表(公募) ・ポスター発表(一般発表あるいは優秀発表賞応募発表)(公募) ○シンポジウム(本誌に別掲のシンポジウム案内をご参照ください) ○受賞記念講演/記念シンポジウム ○交流会(9 月 18 日(木)夕刻を予定 --- 下記の 5. 交流会を参照ください) 2 .研究発表の申込み 1) 発表資格 発表者(登壇者)は当会の正会員,準会員および賛助会員(賛助会員である団体機関から 3 件まで発 表可能)に限られます。非会員で研究発表をご希望される方は,研究発表の申込み締切日までに入会 手続きを行ってください。連名者に非会員が含まれることは差し支えありません。入会手続きについ ては会員管理業務担当室へお問い合わせください。(E-mail: [email protected]) 2)発表種別 ①口頭発表およびポスター発表(一般発表) 口頭発表およびポスター発表(一般発表)を広く会員より募集します。ふるってご応募ください。 口頭発表の発表時間は 1 件 15 分(発表 10 分+質疑応答および入替え 5 分)です。 ②ポスター発表(年会優秀発表賞応募発表) 学生とボスドクを対象に,2008 年度に創設されたポスター発表による年会優秀発表賞(富士電機賞) 応募発表を 2014 年会においても募集します。本誌に別掲の「会告 年会優秀発表賞」を熟読された上, 研究発表の申込みと同時に必要事項を記入してお申込みください。なお,口頭発表を行った学生やポ スドクが同じ内容でポスター発表(年会優秀発表賞応募発表)に応募することも可能です。 3)発表申込締切 2014 年 6 月 11 日(水)17 時(厳守) 4)申込み方法 研究発表のお申込は,5 月 8 日(木)から 6 月 11 日(水)17:00 まで,下記 URL にて受付けています。 学会ホームページ:http://www.ses.or.jp 研究発表申込 URL:https://www.pasreg.jp/reg/top/ses/author 179 注意:①締切日時を過ぎた後のお申込みは,一切,受付けません。 ②発表日時は年会実行委員会にご一任いただきます。 3 .研究発表要旨原稿の提出 口頭発表およびポスター発表(一般発表および年会優秀発表賞応募発表)の申込みをされたすべての方に 発表要旨原稿を提出していただきます。発表要旨原稿は,下記の書式に従って PDF ファイル(camera-ready, 5MB 以内)を作成いただき,原稿提出締切期限までに「研究発表申込 URL」からアップロードしてください。 1)書 式 i) 研究発表要旨原稿は,口頭発表およびポスター発表(一般発表および年会優秀発表賞応募発表)の いずれも 1 ページとします。 ii)A4 用紙を縦長で使用し,上部余白 20mm,下部余白 25mm,左右余白を各 15mm とし,2 段組み(中 央に 5mm 程度の余白)として,1 ページあたり行数を 40 ~ 45 行として作成してください。上部 20mm の余白には講演番号等を,下部 25mm の余白にはページ番号を年会委員会にて書き加えます。 ※研究発表要旨原稿のテンプレートファイルは,学会ホームページからダウンロードしてください。 iii)研究発表要旨原稿は,和文または英文で作成してください。 iv)書き始めの 5 行程度には,発表題目(和文および英文),発表者名・所属(和文)を記入してください。 連名の場合には,発表者(登壇者)名の前には,必ず○印を記入してください。なお,英文の場合 には発表題目(和文)は不要です。 v)発表者名・所属から 1 行空けて本文を開始してください。 vi)図表はそのまま camera-ready でモノクロ印刷されます。色分けするのではなくパターンを使用し, 判読可能なサイズの文字を使用して,鮮明な形で貼付してください。 原稿の最終行に発表内容を的確に表現するキーワードを 3 ~ 5 語記入してください。 vii) 2)原稿提出締切 2014 年 7 月 16 日(水)17 時(厳守) 注意:①上記の原稿提出締切日時までに提出されない場合には,発表取消となりますのでご注意ください。 ②提出された原稿ファイルの返却は致しません。 4 .年会への参加登録 発表申込をされた方を含め,本年会に参加されるすべての方は「参加登録」が必要です。 参加登録のお申込は,6 月 12 日(木)から 8 月 27 日(水)17:00 まで,下記 URL にて受付けています。 学会ホームページ:http://www.ses.or.jp 参加登録 URL:https://www.pasreg.jp/reg/top/ses/participation 本年度は「事前 WEB 登録/振込払い」をご利用いただけます。事前 WEB 登録/振込払いの方は,自動 返信メールにも記載のとおり,該当金額を下記へお振り込みください。 ①振込取扱票の『通信欄』に「住所」「氏名」「参加申込番号」をご記入ください。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ②自動返信メールを印刷したものが「参加票」となりますので,印刷して当日,受付にお持ちください。 ③振込手数料は貴殿にてご負担ください。 *年会参加 事前振込口座* 郵便振替口座 口 座 記 号 番 号 00380-0-41183 加 入 者 名 公益社団法人 環境科学会 ※ 6 月 12 日(木)から 8 月 27 日(水)までに参加登録と併せて事前にお振込みいただきますと,下表のと おり,参加費が当日登録より少しお安くなっておりますのでご利用ください。 180 (単位:円) 登録・支払方法 参加費 正会員 準会員 非会員 非会員学生 事前登録/振込払い 6,000 当日登録/現金払い 8,000 3,000 9,000 5,000 4,000 11,000 6,000 ※事前登録をいただいても期日までにお振り込みがない場合は,「当日登録 / 現金払い」扱いになりますの で,ご注意ください。当日受付にて当日登録料金の納入をお願い致します。 ※なお,お納めいただいた参加費等は,ご返金できませんのでご留意ください。 5.交 流 会 日 時: 9 月 18 日(木)18:00 ~ 20:00(予定) 会 場: つくば国際会議場 1F 「エスポワール」 〒 305-0032 茨城県つくば市竹園 2-20-3 会 費: 6,000 円(社会人) / 3,000 円(学生) 6.そ の 他 1)年会プログラムは,学会ホームページに掲載する(7 月中旬)とともに,会誌第 27 巻 4 号(2014 年 7 月号) に掲載する予定です。 2)研究発表要旨集は,参加登録者全員に当日受付で配布します。要旨集の購入のみをご希望の場合は,学 会事務局へお問い合せください。 *問合せ先* 1)研究発表申込・発表要旨原稿送付・参加登録・プログラムに関するお問い合わせ 〒 135-0006 東京都江東区常盤 2-9-7 グリーンプラザ深川常盤 201 公益社団法人 環境科学会 年会委員会 TEL: 03-3634-2942 / FAX: 03-3634-2943 E-mail: [email protected] 2)会場,設備等に関するお問い合わせ 環境科学会 2014 年会 実行委員会 実行委員長 原澤英夫(国立環境研究所) 幹 事 長 田崎智宏(国立環境研究所) E-mail: [email protected] 3)要旨集の購入・その他のお問い合わせ 〒 135-0006 東京都江東区常盤 2-9-7 グリーンプラザ深川常盤 201 公益社団法人 環境科学会 事務局 TEL: 03-3634-2942 / FAX: 03-3634-2943 E-mail: [email protected] 4)入会手続きに関するお問い合わせ 公益社団法人 環境科学会 会員管理業務担当室 TEL: 03-5389-6291 / FAX: 03-3368-2822 E-mail: [email protected] 181 環境科学会 2014 年会における優秀発表賞の応募者募集 若手育成事業委員会 環境科学分野の発展とその将来を担う創意ある若手研究者・学生等を育成・奨励することを目的として, 2008 年会から「優秀発表賞(富士電機賞)」を創設しました。会誌第 26 巻 6 号(2013 年 11 月号)および学会 ホームページにも 2013 年会での様子を報告致しましたとおり,年を重ねますごとに大変な盛り上がりとなっ ております。2014 年会においても実施しますので,下記の趣旨をご理解の上,積極的にご応募くださるよう お願い申しあげます。また,指導教員等の皆様におかれましては,是非とも多くの方々に応募を勧めていただ きますよう,ご協力のほどよろしくお願い申しあげます。 記 1 .環境科学会 2014 年会において,研究成果を発表した若手研究者・学生等のなかから,優秀な発表を行っ た者に「優秀発表賞」を授与します。 2 .応募資格は,本年 4 月 1 日現在で満 35 歳未満で①ポスドクおよび博士課程学生,②修士課程(博士課 程前期を含む)学生,③学部学生,高専生,高校生等とし,前年度に修了または就職した者が在学中の成 果を発表する場合も含みます。 3 .応募は,年会発表申込と同時に,学会ホームページの「研究発表申込 URL」から行ってください。詳細は, 次号会誌及びホームページにてご案内致します。 4 .申込期限は,年会発表申込と同じく,2014 年 6 月 11 日(水)17 時です。 5 .応募者が多数となった場合には,発表要旨原稿による事前審査を行う場合があります。 6 .選考にあたって,応募者全員に,年会初日のコアタイムにポスター発表を行っていただきます。年会講演 発表における区分を「1. 口頭発表」として申し込まれた場合でも,優秀発表賞に応募される場合にはポス ターの作成が必要になりますのでご注意ください。 7 .ポスターの作成要領は学会ホームページに掲載します。一般のポスター発表と同じです。 8 .優秀発表賞選考委員会は,発表要旨原稿とポスターの内容およびコアタイムの発表者による説明等をもと に採点を行います。さらに,当日の年会に参加する正会員による投票結果を加算して最終審査を行い,上 記の①~③の三区分それぞれから若干名を「優秀発表賞」に選考します。さらに,三区分の中で最もすぐ れた発表を行った者を「最優秀発表賞」に選考します。 9 .受賞者は,年会当日の交流会に招待され,表彰状と副賞が授与されます。 *連絡先* 〒 135-0006 東京都江東区常盤 2-9-7 グリーンプラザ深川常盤 201 公益社団法人 環境科学会 年会委員会 TEL 03-3634-2942 / FAX 03-3634-2943 E-mail:[email protected] 182 環境科学会 2014 年会における企画シンポジウム 下記 12 件の企画シンポジウムを開催致します。「発表公募有り」のシンポジウムにおいて発表を希望され る方は,当該シンポジウムのオーガナイザーに直接連絡をおとりください。 タイトル シンポ -1.「ポスト 2015 時代における大学の役割と環境科学 ―持続可能社会への転換に 向けたトランスディシプリナリーな高等教育と人材育成―」 発表公募の有無 有 オーガナイザー 内山弘美 E-mail: [email protected] および連絡先 森 壮一(東北大学大学院環境科学研究科)E-mail: [email protected] 趣旨・内容 東日本大震災から 3 年間,国民各層における大学,科学コミュニティの在り方に関する 議論では,科学的知識のサプライサイドからデマンドサイドへの視座の転換が求められて いる。本シンポジウムは,1990 年代を通して開催されたシンポジウム「全体と要素」及 び 2013 年まで開催されたシンポジウム「環境科学と大学の環境教育の体系化 歴史・現 状・未来」の続編として,全国の環境冠大学院,環境科学研究科などの協力を得て,ポス ト 2015 時代における大学の役割と環境科学を議論しようとするものである。2013 年 7 月, 「グローバルな持続可能性のための科学技術アライアンス」がフューチャー・アース暫定事 務局を国際科学会議(ICSU)のパリ本部に設置した。2015 年 9 月の国連総会における持 続可能な開発目標(SDGs)の決議に向けた国際協議と連動した今世紀最大の統合研究計画 「フューチャー・アース」の現実化工程が進んでいる。環境冠大学院をはじめ国内関係大学 が,アジア諸国と共にステークホルダーとの協働(トランスディシプリナリティ)を進め, 複雑性と不確定性を増すポスト 2015 の現実の国際社会や国民社会における新たな環境科学, 高等教育そして人材育成の概念を議論しステークホルダーとの実践を展開することが求め られている。 タイトル シンポ -2.「沖縄県における赤土等流出問題~生物多様性保全目標設定から,発生源対策の 提示,対策の経済性評価まで」 プロジェクト名 生物多様性と地域経済を考慮した亜熱帯島嶼環境保全策に関する研究 発表公募の有無 無 オーガナイザー 岡川 梓(国立環境研究所) および連絡先 日引 聡(上智大学経済学部) 趣旨・内容 琉球列島に代表される亜熱帯島嶼においては,過去数十年間の土地利用の改変と,それ にともなう赤土等の流出が増加しており,農地から河川,沿岸にかけて生物多様性が低下 していることが指摘されている。本プロジェクトでは,沖縄県久米島を対象として,生態学・ 環境化学・流域管理学・文化人類学・環境経済学等の研究者が協働し,(1)赤土等流出の 生態系への影響の評価(2)赤土等流出のメカニズムの解明(3)費用効果的な対策オプショ ンの提示に包括的に取り組んでいる。本シンポジウムでは,過去 1 年半の研究プロジェク ト成果を報告し,今後の取り組みについて現地政策担当者を交えた議論を行う。 183 タイトル プロジェクト名 シンポ -3.「製品環境規制がアジア企業に与える影響」 ジェトロ・アジア経済研究所 「製品環境規制がサプライチェーンを通じて貿易と技術普及に与える影響」 発表公募の有無 無 オーガナイザー 有村俊秀(早稲田大学政治経済学術院) および連絡先 道田悦代(日本貿易振興機構アジア経済研究所) 趣旨・内容 近年,EU を中心に消費者の健康や安全,環境保護を目的とした製品の性質を規制する 製品環境規制が増加している。規制を遵守できなければ市場アクセスを失うため,規制実 施国を輸出相手国とする各国の企業に対応を迫っている。このため,製品環境規制は貿易 障壁になる可能性も指摘され,製造業が集積し,サプライチェーンが張り巡らされるアジ ア途上国ではとりわけ懸念が大きい。そこで,本シンポジウムでは,製品含有化学物質規 制である EU の REACH 規則,RoHS 指令を中心に取り上げて,これらの規制が,アジア 各国の政策に与える影響,また企業に与える影響と対応策についてベトナム,マレーシア の企業調査データを用いて分析した内容を発表する。 タイトル シンポ -4.「生物工学を基盤とした環境動態解析と化学物質処理」 < 2014 年学術賞受賞記念シンポジウム> 発表公募の有無 無 オーガナイザー 細見正明(東京農工大学大学院) および連絡先 林 彬勒(産業技術総合研究所) 趣旨・内容 学術賞「生物工学を基盤とした環境動態解析と化学物質処理」に関するシンポジウムで ある。受賞内容は,「エコロジカルエンジニアリング」と「化学物質の処理と管理」の 2 つ からなるので,それに応じて,前者は「メタン発酵によるバイオマス利活用」と「環境に 配慮した農薬代替技術」,後者は「PCB の化学処理技術」と「化学物質の生態リスク」に ついて,4 つの講演と受賞講演 1 つから構成される。 タイトル シンポ -5.「旭硝子財団 環境研究近藤次郎グラント発表会」 発表公募の有無 無 オーガナイザー 鈴木基之(東京大学名誉教授) および連絡先 岡田光正(放送大学教養学部) 趣旨・内容 旭硝子財団では,平成 22 年度より「環境研究 近藤次郎グラント」研究助成プログラム を実施しており,毎年 5 ~ 6 件の採択実績がある。本年は第 3 回目のプログラムの終了発 表ならびに中間発表の場として発表会を開催し,その成果を公開する。 184 タイトル シンポ -6.「資源間コンフリクトと環境ガバナンス」 プロジェクト名 総合地球環境学研究所 風水土イニシアティブ 基幹研究プロジェクト 「アジア環太平洋地域の人間環境安全保障──水・エネルギー・食料連環」 発表公募の有無 無 オーガナイザー 馬場健司(法政大学) および連絡先 増原直樹(総合地球環境学研究所) 趣旨・内容 本プロジェクトの目的は,水とエネルギーおよび食料の連環による複合的な地球環境問 題(ネクサス・イシュー)に対し,環境ガバナンス(管理)の構造と政策の最適化をとおして, アジア環太平洋地域の人間環境安全保障を最大化(脆弱性を最小化)し,持続可能な社会 のあり方を提示することである。本シンポジウム企画では,小浜市や別府市をはじめとす る国内でのフィールド研究の中間的な成果について,1)科学と社会との共創(ガバナンス), (2)水とエネルギー連環の解明, (3)水と食料(水産資源)連環の解明, (4)ステークホルダー と合意形成, (5)統合指標と連環解析の各サブグループから報告し,ゲストコメンテーター からインプットを受けて Future Earth 研究としての展望を得る。 タイトル シンポ -7.「開発途上国での持続可能なバイオマスタウンの実現に向けて」 < 2013 年学術賞受賞記念シンポジウム> プロジェクト名 JST/JICA 地球規模課題対応国際科学技術協力事業(SATREPS) 「持続可能な地域農業・バイオマス産業の融合」 発表公募の有無 無 オーガナイザー 迫田章義(東京大学生産技術研究所) および連絡先 望月和博(東京大学生産技術研究所) 趣旨・内容 本シンポジウムは,JST/JICA 地球規模課題対応国際科学技術協力事業(SATREPS)「持 続可能な地域農業・バイオマス産業の融合」(2009 年 10 月~ 2014 年 9 月)の最終成果報 告会として企画されている。当該プロジェクトの目的は,農業を産業基盤とする開発途上 国において,食料とエネルギーの同時生産,地球温暖化防止,環境保全・改善,さらには 雇用創成による貧困対策にもつながる近未来の社会システムとして,持続可能な地域農業・ バイオマス産業の融合を提案・検証することである。この目的を達成するために,ベトナム・ ホーチミン市の二ヶ所で実証パイロットプラントを建設・運転して,システム,プロセス, 要素技術の同時開発を推進してきた。その成果の一部を公開する。 タイトル シンポ -8.「IPCC 第 5 次報告書の公表と 2030 年削減目標」 プロジェクト名 2014 年会実行委員会企画シンポジウム 発表公募の有無 無 オーガナイザー 青柳みどり(国立環境研究所 社会環境システム研究センター) および連絡先 田崎智宏(国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター) 趣旨・内容 IPCC の第 5 次報告書が公表されている。その概要について紹介し,気候変動問題の全 体概要についての知見の共有をはかる。さらに,この報告書の公表を受けてはじまった我 が国の 2030 年の温室効果ガス削減目標の議論に環境科学会としてどのようにのぞむべきか, フロアを交えた議論をおこないたい。 185 タイトル シンポ -9.「室内環境中の未規制物質の問題」 プロジェクト名 厚生労働科学研究費補助金「室内環境中の未規制物質の網羅的解析に関する研究」 発表公募の有無 無 オーガナイザー 雨谷敬史(静岡県立大学 食品栄養科学部) および 連絡先 三宅祐一(静岡県立大学 食品栄養科学部) 趣旨・内容 1990 年代に社会問題化したシックハウス・シックスクール問題は,建築基準法によるホ ルムアルデヒドなどの使用制限,13 種の化学物質の室内環境指針値の策定により改善され たが,未規制物質の問題が残っている。この問題に対しては,室内で使用され,健康影響 についての報告がある個々の化学物質に対する規制と共に,化学物質と我々の生活との関 わりを戦略的に考える必要がある。そこで,現在問題となっている未規制物質にどのよう な種類があり,それらがどのような有害性を示し,どのように曝露されているのかを,本 シンポジウムを通して考えてみたい。 タイトル シンポ -10.「物質フロー研究から物質ストック研究への展開」 < 2014 年学術賞受賞記念シンポジウム> 発表公募の有無 有 オーガナイザー 森口祐一(東京大学大学院工学系研究科)E-mail: [email protected] および 連絡先 谷川寛樹(名古屋大学大学院環境学研究科)E-mail: [email protected] 趣旨・内容 物質フロー分析(Material Flow Analysis)は,着目した系に投入される原材料やエネル ギーと,系から産出される製品,副産物,廃棄物,汚染物質などについて,その総量やそ こに含まれる特定の物質の量,これらの収支バランスを,体系的・定量的に把握する手法で, 産業エコロジー研究の主要分野の一つとして国際的にも発展してきた。さらに,近年では 社会資本や耐久消費財などのストックと物質フローを関係づけた研究が盛んになっている。 本企画シンポでは,こうした研究の発展のレビューと事例研究の発表を行う。 タイトル シンポ -11.「化学物質リスク最小化に向けた環境リスク評価手法」 プロジェクト名 化学物質管理戦略研究会企画シンポジウム 発表公募の有無 無 オーガナイザー 小林 剛(横浜国立大学) および 連絡先 竹田宜人(製品評価技術基盤機構) 趣旨・内容 WSSD の 2020 年目標「化学物質リスク最小化」に向けて開発・運用が進められている 化審法における化学物質の環境リスク評価手法の事例を専門家にご紹介いただき,リスク 評価の精緻化や効率化に向けた取組みや今後の研究課題について議論する。 186 タイトル シンポ -12.「地域のエネルギーシフト・ガバナンスのあり方」 発表公募の有無 有 オーガナイザー 竹内恒夫(名古屋大学大学院環境学研究科)E-mail: [email protected] および 連絡先 杉山範子(名古屋大学大学院環境学研究科)E-mail: [email protected] 趣旨・内容 再生可能エネルギー,コージェネレーションなどの自立・分散型エネルギーへの転換(エ ネルギー・シフト)は,気候変動の重要な緩和策であり,また,気候変動に伴う電力及び 電力を利用する各種サービスの機能停止への適応策であり,さらに,エネルギー分野の「国 土強靭化」策の 1 つにも位置づけられる。ドイツ,米国などでは,自治体や組合,市民が 主導するエネルギーシフトの取組事例があり,日本でも,その可能性を模索する動きもあ る。これらの事例や動きを「エネルギーシフト・ガバナンス」と捉え,成果,課題などを 明らかにし,そのあり方を探る。 *各シンポジウムの最新情報については,学会ホームページ(http://www.ses.or.jp/)にて,適宜更新しご案 内致します。 187 環境科学会 2014 年会における口頭発表・ポスター発表の登録方法 188 発表の分類表 1 環境動態解析 (1)環境変動,(2)物質循環,(3)環境計測,(4) 環境モデル,(5)環境情報,(6)地球温暖化,(7) 地球規模水循環変動, (8)極域環境監視, (9)化学 海洋,(10)生物海洋,(11)リモートセンシング 2 放射線・化学物質影響科学 (1)環境放射線(能), (2)防護, (3)基礎過程, (4) 線量測定・評価, (5)損傷, (6)応答, (7)修復, (8) 感受性, (9)生物影響, (10)リスク評価, (11)放 射線管理, (12)トキシコロジー, (13)人体有害物質, (14)微量化学物質汚染評価, (15)内分泌かく乱物 質 3 環境影響評価 (1)陸圏・水圏・大気圏影響評価,(2)生態系影響 評価,(3)影響評価手法,(4)健康影響評価,(5) 次世代環境影響評価, (6)極域の人間活動, (7)環 境モニタリング, (8)モデルシミュレーション, (9) 環境アセスメント 4 環境技術・環境負荷低減 (1)排水・排ガス・廃棄物等発生抑制, (1)適正処理・ 処分,(3)環境負荷低減・クローズド化,(4)汚染 質除去技術,(5)騒音・振動・地盤沈下等対策,(6) 環境分析,(7)簡易分析 5 環境モデリング・環境修復技術 (1)環境負荷解析, (2)汚染調査と評価, (3)汚染 除去・修復技術, (4)汚染質動態とモデリング, (5) 生物機能利用,(6)環境・生態系影響,(7)土壌・ 地下水・水環境 6 環境材料・リサイクル (1)循環再生材料設計・生産,(2)3R,(3)有価 物回収,(4)分離精製・高純度化,(5)適性処理・ 処分,(6)リサイクルと LCA,(7)環境配慮設計, (8)グリーンプロダクション, (9)ゼロエミッショ ン,(10)リサイクル化学 7 環境リスク制御・評価 (1)汚染質評価, (2)モニタリング, (3)移動・拡散・ 蓄積, (4)環境基準, (5)生活環境・健康項目, (6) 排出基準, (7)越境汚染評価, (8)化学物質管理, (9) 暴露シナリオ, (10)リスク評価, (11)予防原則, (12) 生分解性・濃縮性,(13)遺伝毒性・生態毒性,(14) リスクコミュニケーション 8 自然共生システム (1)生物多様性, (2)生態系サービス, (3)生態リ スク, (4)生態系影響解析, (5)生態系管理・保全, (6) リモートセンシング, (7)景観生態, (8)生態系修復, (9)代償措置,(10)生態工学 9 持続可能システム (1)物質循環システム, (2)低炭素社会, (3)再生 可能エネルギー, (4)バイオマス利活用, (5)都市・ 地域環境創生,(6)水資源・水システム,(7)産業 共生,(8)物質・エネルギー収支解析,(9)ライフ サイクル評価, (10)総合的環境管理, (11)資源管 理 10 環境政策・環境社会システム (1)環境理念,(2)環境正義,(3)環境経済,(4) 環境法, (5)環境情報, (6)環境地理情報, (7)環 境教育, (8)環境マネジメント, (9)環境と社会活 動, (10)環境規格・環境監査, (11)合意形成, (12) 安全・安心, (13)環境 CSR, (14)社会システム, (15) 公共システム管理,(16)持続可能発展 11 海外・国際協力 (1)国際協力,(2)海外事情 12 市民活動・ライフスタイル (1)自然環境保全活動,(2)リサイクル活動,(3) 教育活動,(4)消費・ライフスタイル,(5)関連法 13 その他 (上記のいずれにも含まれない分野) 189 【上部余白 20mm】 【文字 明朝体 9 ~ 10 ポイント】 190 公益社団法人 環境科学会 2014 年会 展示・広告の募集について 1 .展 示 開 催 日: 2014 年 9 月 18 日(木) 開催会場: つくば国際会議場 1 階 多目的ホール(〒 305-0032 茨城県つくば市竹園 2-20-3) つくばエクスプレス「つくば駅」徒歩 10 分 http://www.epochal.or.jp/access/index.html スペース等: ・展示一区画(180cm 幅)/ テーブル 1 台および椅子 2 脚を配置 ・展示時に電源等を利用したい場合には事前に年会委員会へご相談ください。 (会場の都合により利用できない場合もあります。) 用: 一区画 20,000 円 費 2 .広 告 広告掲載: 環境科学会 2014 年会プログラムにモノクロ掲載。 (掲載箇所については,年会委員会にご一任ください) 費 用: ・広告のみお申し込みの場合 A4 1 ページ(モノクロ)20,000 円 ・展示と合わせてお申し込みの場合 A4 1 ページ(モノクロ)10,000 円 3 .申 込 申込方法: 学会ホームページから申込書をダウンロードの上,必要事項をご記入いただき, 年会委員会までお申し込みください。 申込期限: 2014 年 7 月 16 日(水)17 時まで 原稿提出締切:2014 年 7 月 16 日(水)17 時まで PDF ファイル(camera-ready / A4 サイズ)を作成していただき,下記アドレ スへお送りください。 申 込 先: E-mail: [email protected] *問合せ先* 〒 135-0006 東京都江東区常盤 2-9-7 グリーンプラザ深川常盤 201 公益社団法人 環境科学会 年会委員会 TEL 03-3634-2942 / FAX 03-3634-2943 E-mail: [email protected] 191 環境科学会 2014 年会 展示および公告掲載申込書 下記のとおり,展示および公告を申込ます。 平成 26 年 月 日
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