資料3 「農業副都心」構想について 1 農業副都心構想について 福地南部地域の「西尾市憩の農園」周辺に農畜水産物の 6 次産業化を進めるための中核施設など を整備する構想です。 2 昨年度の検討経過 JA 西三河、西尾商工会議所、西尾市観光協会などの関係機関で農業副都心構想検討委員会及び検 討委員会の作業部会として検討部会を組織し、このエリアへ整備する施設案について、検討を重ね た結果、最大 23 ㌶の農地(下図「赤枠内」)に「食べる」 、「買う」、「学ぶ」、「遊ぶ」、「見る」の 5 つのテーマに分けた施設案が示されました。 名鉄西尾蒲郡線 計 画 道 路 都 市 計 画 道 路 都 市 計 画 道 路 都 市 都 市 計 画 道 路 都 市 計 画 道 路 ・ 岡 崎 一 色 線 予 定 地 (最大 23 ㌶) JA 事務センター JA カントリーエレベーター 西尾市憩の農園 〈施設案〉 ◆食べる … 地元農畜水産物を使ったレストランなど ◆買 う … 展示即売(花き・植木)、生鮮食品・加工食品販売など ◆学 ぶ … 研修施設、加工見学できる農畜水産物工場、観光案内所など ◆遊 ぶ … 体験農園、市民農園、観光農園、ドッグラン、公園、温浴施設など ◆見 る … 四季を通じた景観作物、シンボルタワーの設置など 3 本年度の検討状況 昨年度の検討結果を踏まえ、近隣競合施設の現状把握を始め、導入機能、事業主体、整備エリア の絞り込み及び整備スケジュール(次ページ〈図 1〉に例示)などの検討を進めており、本年度末 に整備計画をまとめる予定です。 1 (裏面あり) 4 検討にあたっての留意点 (1)昨年度検討いただいた構想は、農地法、農振法、都市計画法などの法的規制や事業主体を考慮せ ずに提案していただいたものであり、事業化には、 「農振除外・農地転用」 〈図 2 参照〉を始めとす る法的手続きや事業主体の誘致などクリアーすべき課題が山積しています。 (2)特にこのエリアは、市街化調整区域内の農業振興地域として、法的に農地保全が強く求められて いる地域であり、事業化には導入機能及び整備エリアの「選択と集中」が不可欠です。 〈図 1〉整備スケジュール例示 平成 27 年度 農振除外・農転等 1期 ※例示であり、決定事項ではありません。 平成 28 年度 基本・実施設計 平成30年度 開業 平成 29 年度 工事実施 運営手法・体制構築、組織・担い手育成など 2期 平成 26 年度 整備計画立案 平成 27 年度 施設の検討 平成 28 年度 農振除外・農転等 連鎖型事業展開へ 平成 29 年度 基本・実施設計 平成 30 年度 工事実施 平成31年度 開業 運営手法・体制構築、組織・担い手育成など 平成 27・28年度 施設の検討 3期 平成 29 年度 農振除外・農転等 平成 30 年度 基本・実施設計 平成 31 年度 工事実施 平成32年度 開業 運営手法・体制構築、組織・担い手育成など 〈図 2〉農振除外・農地転用イメージ ※黄色部分は農振農用地(農業振興地域内農用地の略) ※西側の白地「農振農用地でない区域」から順次、 「農振除外・農地転用」のイメージ 名鉄西尾蒲郡線 岡 崎 一 色 線 計 画 地 憩の農園 JA 事務センター JA カントリーエレベーター 2
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