GODACファイアウォール機器 - jamstec

入 札 公
告
一般競争入札について、次のとおり公告する。
平成26年12月24日
独立行政法人海洋研究開発機構
分任契約担当役
経理部長 池川 和彦
(公印省略)
1.競争に付する事項
(1)件
名 GODAC ファイアウォール機器
(2)納入期限 平成27年3月20日(金)
2.契約方式
最低価格落札方式(技術審査無)
3.競争参加資格
平成25・26・27年度
全省庁統一競争入札参加資格
:「物品の販売」
4.必要書類等の提出場所等
(1)必要書類等の提出場所、契約条項を示す場所、入札説明書の交付場所及び問合せ先
(②は入札説明書の交付のみ)
① 〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2番地15
独立行政法人海洋研究開発機構 経理部契約第1課 長谷川 智恵美
電話 046-867-9171 FAX 046-867-9125
② 〒905-2172 沖縄県名護市豊原224番地3
独立行政法人海洋研究開発機構 国際海洋環境情報センター 管理課 比嘉 直人
電話 0980-50-0113 FAX 0980-50-0123
(2)入札説明書の交付期間
平成26年12月24日(水)10:00~平成27年1月9日(金)17:00まで
(3)仕様説明会
無し
(4)必要書類の提出期限
平成27年1月20日(火)12:00
(5)入札及び開札の日時及び場所
平成27年1月30日(金)16:00
独立行政法人海洋研究開発機構 横須賀本部 本館1階 大講義室
5.入札者に求められる義務
入札に参加しようとする者は、4.
(2)の入札説明書の交付を受けなければならない。
6.その他
(1)詳細については、
「入札説明書」による。また、入札に当たっては、上記に記載のほか、
機構ホームページ(http://www.jamstec.go.jp/j/about/procurement/index.html)で
公表している「入札参加者心得」を熟読し承知した上で入札に参加すること。
(2)本公告に関する仕様書を、機構ホームページ(http://www.jamstec.go.jp/bid/)で公
表している。
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仕様書
1.
件名
GODAC ファイアウォール機器
2.
概要
本件は、独立行政法人海洋研究開発機構(以下「機構」という。)国際海洋環境情報
センターにて運用しているファイアウォールを更新するための機器整備を行うもので
ある。
3.
納入場所
沖縄県名護市字豊原 224-3
独立行政法人海洋研究開発機構 国際海洋環境情報センター 指定場所
4.
納入期限
平成 27 年 3 月 20 日(金)
5.
仕様
(1) 適用範囲
1)
ファイアウォールの購入
2)
導入機器の設定
3)
既存ファイアウォールからの設定移行
4)
導入機器の設置及び据え付け調整
5)
各種ケーブルの配線
6)
導入機器の動作確認
7)
導入機器の保守
(2) ファイアウォール
1)
機器構成
① ファイアウォールは 2 台構成とし、Active/Passive の構成とすること。
② Active/Passive の構成を実現する上で必要な筐体間接続用ケーブルは、本
件に含めること。
2)
ソフトウェアに関する要件
① Active/Passive、Active/Active 両方の冗長構成に対応していること。
② ファイアウォール機能については、ICSA 認定を取得していること。
③ ポリシーを 10,000 以上作成できること。
④ 管理用 UI として WebUI 及び CUI を有すること。
⑤ WebUI は、日本語に対応していること。
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⑥ 管理用アカウントについて、外部の認証サーバ(radius、LDAP)にて認
証が可能なこと。
⑦ SNMP 及び syslog でのログ出力に対応していること。
⑧ NTP 又は SNTP に対応していること。
3)
ネットワーク機能に関する要件
① L2 モード及び L3 モードに対応していること。
② NAT 機能を有すること。
③ IEEE802.1Q タグ VLAN に対応していること。
④ IEEE802.3ad リンクアグリゲーションに対応していること。
⑤ RIP、OSPF、BGP のダイナミックルーティングに対応していること。
⑥ スタティックルーティングに対応していること。
⑦ SSL VPN、IPsec VPN に対応していること。
4)
パフォーマンスに関する要件
① ファイアウォールスループットが 16Gbps 以上であること。
② IPsec VPN スループットが 14Gbps 以上であること。
③ ゲートウェイ間の IPsec VPN トンネルが 2,000 以上でも処理が可能であ
ること。
④ クライアント-ゲートウェイ間の IPsec VPN トンネルが 10,000 以上でも
処理が可能なこと。
⑤ SSL VPN スループットが 400Mbps 以上であること。
⑥ SSL VPN で同時に 500 ユーザ以上接続しても処理が可能であること。
⑦ 新規セッション数が 1 秒当たり 280,000 セッション以上でも処理が可能
であること。
⑧ 同時セッション数が 6,000,000 セッション以上でも処理が可能であるこ
と。
5)
ハードウェアに関する要件
① ハードウェアとソフトウェアが一体となったアプライアンス機器である
こと。
② 1GbE の RJ-45 ポートを 10 ポート以上有すること。
③ 1GbE の SFP ポートを 8 ポート以上有すること。
④ 機器内部にログや設定を保存するためのストレージとして、120GB 以上
の SSD を有すること。
⑤ 電源は 100~240VAC に対応していること。
⑥ 19 インチラックに搭載可能で、筐体サイズは 1U 以内であること。
6)
拡張性に関する要件
導入時に機能が有効である必要はないが、ライセンス等を追加購入するこ
とにより、以下の機能が使用できること。
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① アンチウイルス機能
② アンチスパム機能
③ IPS 機能
④ URL フィルタリング機能
⑤ アプリケーションの可視化、制御機能
(3) 構築
1)
設定について
① 本件を実施するにあたり、技術担当者を 1 名指名し、その者が設計、イ
ンストール等の作業もしくは指示を行い、スムーズな構築を行うこと。
また、その者が当機構担当者との技術的な打ち合わせの窓口となること。
② 設定内容については事前に当機構担当者と協議の上、決定すること。
③ 既存ファイアウォールからの設定を移行すること。なお移行作業につい
ては、当機構担当者より提供するポリシー等の情報をもとに実施するこ
と。
④ ソフトウェアは安定動作する最新のバージョン及びセキュリティパッチ
を適用すること。
2)
設置・配線について
① 導入機器は、機構担当者が指定する 19 インチラックにマウントすること。
マウントに必要なマウントキットは本件に含むものとする。
② 導入機器 1 台に対してネットワークケーブルを 4 本接続すること。なお、
接続先のネットワーク機器は、導入機器が設置されるラックに隣接した
ラックとし、接続先の詳細については機構担当者の指示に従うこと。
③ ネットワークケーブルは、カテゴリ 6 以上の UTP ケーブルであること。
④ 電源ケーブルの接続先は、機構担当者の指示に従うこと。電源ケーブル
には、抜け防止の留め具を取り付けること。
⑤ ネットワークケーブル及び電源ケーブルの両端には、識別のためのラベ
ル等を取り付けること。識別表示の内容については、機構担当者の指示
に従うこと。
⑥ 導入機器本体に、識別のためのラベルを貼り付けること。識別表示の内
容については、機構担当者の指示に従うこと。
⑦ 導入機器の未使用ポートには、防塵のためのキャップを取り付けること。
(4) その他
1)
導入する機器は、販売終了がアナウンスされていない新品とすること。
2)
当機構担当者や運用技術者に対して導入機器の操作方法や運用切換えの際の
手順などを説明すること。
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6.
保守
本件の導入機器のハードウェア及びソフトウェア(ライセンス含む)について、納
入日から 3 年間、以下に示す保守を行うこと。
(1) 本件の導入機器について、24 時間 365 日オンサイトにて故障への復旧作業(機器
交換、設定復旧、動作確認等)を行うこと。
(2) 障害箇所切り分け後 4 時間程度で機器設置場所にエンジニアが到着して復旧作業
を行うこと。
(3) 本件導入機器のソフトウェアの操作方法、故障や不具合が発生した際の切り分け
等の技術的アドバイスを、電子メール及び電話にて受け付け、その解決を援助す
ること。
(4) 保守問い合わせ窓口は一元化し、日本語でコミュニケーションが取れること。
(5) 導入した機器について保守サポートを実施した際には、機構担当者立ち会いのも
と、該当機器が正常に動作するか確認を行い、作業報告書を提出すること。
(6) 最新のソフトウェアを随時提供すること。
(7) 導入機器のサポート終了の案内がされた場合には、速やかに機構担当者に連絡す
ること。
7.
検査
機器(ソフトウェアを含む)の据え付け・調整が完了し、正常動作確認後、次に示
す検査項目を記載した検査要領書に基づいて、当機構担当者立会いのもと検査を行う
こと。
(1) 員数検査、外観検査、据え付け配線検査
導入物品が本仕様書のとおり納入及び設置されていることを検査する。
(2) 機能検査
システム機能が満たされていることを検査する。
8.
提出書類
(1) 契約締結後速やかに、作業計画書を紙媒体 3 部、電子媒体 1 部提出し、承認を得
ること。作業計画書には、実施体制図及び連絡先、機器構成表(諸元を含む)、機
器設置構成図、設置作業内容、作業工程表を記載すること。
(2) 機器設置作業後速やかに、機器設置報告書及び機器設定報告書、機器運用手順書
を紙媒体 3 部、電子媒体 1 部提出し、承認を得ること。機器設置報告書には、機
器設置に伴う各種作業内容及び関係図面、制御が必要な設備を有する場合には、
その操作手順を記載すること。機器設定報告書には、各機器の接続構成や各機器
の機能詳細説明(設定パラメータの説明を含む)
、設定内容、動作するソフトウェ
ア等の詳細情報を記載すること。また機器運用手順書には、システムの起動・停
止手順やソフトウェアの操作手順を記載すること。
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(3) 検査実施の 2 週間前までに、検査要領書を紙媒体 3 部、電子媒体 1 部提出し、承
認を得ること。検査要領書には、本仕様書の 7 に示す検査のために必要な事項を
記載すること。
(4) 検査終了後速やかに、検査結果報告書を紙媒体 3 部、電子媒体 1 部提出し、承認
を得ること。
(5) 電子媒体は、原則として電子メールでの送付の他に、完成図書と合わせてすべて
CD-ROM に保存して提出すること。
9.
守秘義務
(1) 本件を遂行する上で知り得た情報は、その機密を保持するものとし、本件の実施
に従事する者に使用させる場合を除いて、第三者に開示又は漏洩してはならない。
(2) 当機構担当者から提供を受けた機密情報は、本件の目的の範囲内でのみ使用する
ものとし、複製や改変、第三者への開示が必要な場合には、事前に当機構担当者
の承諾を得ること。
10. 個人情報の預託
なし
11. その他
(1) 作業にあたっては、当機構担当者の指示に従い必要な場所以外には立ち入らない
こと。
(2) 作業により出たゴミや廃材はすべて引き取り、関係法令等に従って適切に処理す
ること。
(3) 本仕様書の内容に疑義を生じた場合は、当機構担当者と協議の上決定すること。
以上
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