4463 2014年度春季定例行事報告 行事報告 三菱製鋼株式会社 佐藤 均 6月5日(木)、春季定例行事(ばね及び復元力応用講演会、 7. 「陽電子消滅法を用いたショットピーニング後の品質確 認について」 総会)が、東京電機大学東京千住キャンパスにおいて開催さ 東洋精鋼㈱ 服部 兼久、渡邊 吉弘、上杉 直也 れた。 (独)産業技術総合研究所 山脇 正人 8. 「 板ばね用工程短縮塗料提案(1コート2液ウレタン塗 【講演会】 9:50~16:20 料)」 1号館2階丹羽ホールで、 164名の参加者のもとで開催さ 大日本塗料㈱ 北山 雅彦、伊藤 武 れた。佐藤地区担当理事の総合司会で、鈴木副会長(中央発 條㈱)の開会挨拶に始まり、一般講演8件、途中のポスター <特別講演> セッションコアタイムをはさみ、 1件の特別講演を含む全9 「日本の熱処理技術の現状と課題 件の講演が中尾航(横浜国立大学)、綾田倫彦(日本発条㈱)、 -高周波熱処理技術を主体にして-」 (一社)日本熱処理技術協会 川嵜 一博 阿部正美(村田発條㈱)、各氏を座長として行われ、当舎会長 (明治大学)の挨拶で閉会した。 川嵜氏の特別講演 鈴木副会長の開会挨拶 【ポスターセッション】10:30~15:00 ■講演テーマと発表者(敬称略) 1号館1階100周年ホールで5件の研究成果がポスター掲 1. 「耐熱ガスケット用高機能ステンレスばね鋼板の開発」 示され、11時からのコアタイムに演壇上で各テーマ5分間 新日鐵住金㈱ 福村 雄一、 渋谷 将行 の持ち時間で代表発表者から説明が行われた。その後、 全員 ㈱本田技術研究所 真谷 康隆 でポスター掲示会場に移動して、活発な質疑応答がなされ 2. 「オーステナイトステンレス鋼の700℃におけるフィッ た。講演会終了後、当舎会長から各受賞者(最優秀賞1件、優 秀賞1件)に表彰状と副賞が贈られた。 シュアイを伴う疲労破壊形態に及ぼす酸化効果」 中央大学 高橋 幸男、 井原 透、 金澤 健二 3. 「X-FEMを用いた表面疵の応力拡大係数解析」 日本発条㈱ 中野 淳一、 鈴木 健、 杉田 寿一 4. 「車両変速機用コントロールワイヤの防振ゴムクッショ ンの開発」 ㈱本田技術研究所 雲丹亀 真剛、 高田 亮 中央発條㈱ 宮下 和導、 野々 一義 5. 「 動的陽解法を用いた線ばね形レール締結装置の組立 FEM解析手法」 (公財)鉄道総合技術研究所 西宮 裕騎 6. 「定トルクばねの設計式について」 速水発条㈱ 四十木 拓朗、 飯田 和正 日本大学 下関 正義 日本ばね学会会報 (2) ポスターセッション 2014年9月 4464 ■認定 第13号 ■最優秀賞 「リアルタイム疲労き裂観察による高清浄度弁ばね鋼 名称:コンピュータ制御ばね成形機MCS-15 (株式会社板屋製作所製) SWOSC-Vの疲労き裂進展特性評価」 立命館大学大学院 岩下 達博 中央発條株式会社 久野 隆紀、 榊原 隆之 立命館大学 三浦 拓、 上野 明、 酒井 達雄 神戸大学 菊池 将一 製造年:1977年(昭和52年) 所有者:株式会社板屋製作所 代表取締役 板屋 一郎 ■認定 第14号 名称:フッキングマシンMF-7 (マツオカエンジニアリング株式会社製) ■優秀賞 製造年:1980年(昭和55年) 「溶接部に生じた疲労き裂の無害化技術の開発」 横浜国立大学大学院 笛木 隆太郎 横浜国立大学 安部 央矩、 高橋 宏治 所有者:オリイメック株式会社 代表取締役社長 内田 百馬 古池 仁暢、 安藤 柱 小山工業高等専門学校 北條 恵司 ばね技術遺産認定証贈呈式 【総会】16:25~17:20 ポスターセッションの表彰 講演会終了後、1号館2階1204セミナー室で、菅原理事の 【ばね技術遺産認定証贈呈式】 12:50~13:10 司会により、当舎会長を議長として第44回定時総会が開催 1号館2階丹羽ホールで第3回ばね技術遺産認定証贈呈式 された。会員総数417名、定足数83名に対する出席者数58 が行われた。 ばね技術遺産保護委員会の久納委員長より、目 名および委任状155名、合計213名を確認し、総会の成立が 的や活動の経緯説明がなされ、当舎会長より認定第10号か 宣言された後、加藤理事から第1号議案「2013年度事業報 ら第14号の所有者に表彰状と楯が贈られた。 告」、早坂理事から第2号議案「2013年度収支決算報告」 、水 ■認定 第10号 名称:ユニバーサルマシンVF-615FT 谷監事から「監査報告」があり、阿部理事から第3号議案 「2014年度事業計画(案)」、早坂理事から第4号議案 「2014 (新興機械工業株式会社製) 年 度 収 支 予 算(案)」、当 舎 会 長 か ら 第5号 議 案「 役員改選 製造年:1970年(昭和45年) (案)」が提案され、審議の結果、全議案とも満場一致で承認 所有者:新興機械工業株式会社 された。最後に当舎会長の挨拶で閉会となった。 代表取締役社長 宅見 隆 ■認定 第11号 名称:ユニバーサルマシンVF-800MFT (新興機械工業株式会社製) 製造年:1982年(昭和57年) 所有者:新興機械工業株式会社 代表取締役社長 宅見 隆 ■認定 第12号 名称:コイリングマシンD-7 (株式会社板屋製作所製) 取得年:1978年(昭和53年) 所有者:株式会社高橋スプリング 代表取締役社長 高橋 良彰 日本ばね学会会報 総会 (3) 2014年9月
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