Probing the Future 2014年9月期 年 月期 決算説明会 株式会社日本マイクロニクス 2014年11月25日 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved Probing the Future 本日の内容 1. 2014年9月期決算概要 常務取締役管理本部長 齋藤 太 2. 新中期経営計画概要 代表取締役社長 3. 質疑応答 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 長谷川 正義 Probing the Future 決算概要 (百万円) 13/9 連結 前期 売上高 売上原価 14/9 連結 当期 20,387 29,159 12,982 18,705 7,405 10,454 販管費 6,006 7,216 営業利益 売上総利益 1,398 3,237 営業外収益 262 430 営業外費用 137 114 対前年比 増減率 (前期:開発費21.5億円、サービス費4.9億円) 131.5% 大幅な増益 - 為替差益2.3億円等 - 支払利息0.7億円等 3,553 △53 税前純利益 1,334 3,499 162.3% 135 183 - 97 341 1,100 2,974 当期純利益 5/9修正 26,500 生産効率向上の取組み及び需要増による 41.2% 高稼働率の効果等が利益率を押し上げた。 20.1% 研究開発費22.6億円、サービス費4.4億円等 1,523 少数株主利益 期初予想 24,000 - △189 法人税等 主な要因他 43.0% モバイル端末向けの旺盛な需要を背景に、 売上は高水準に推移した。 特別損益 経常利益 14/9連結 133.2% 大幅な増益 - 減損損失0.5億円等 減損損失0 5億円等 大幅な増益 - 170.2% 大幅な増益 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved - - - - - - 1,700 2,600 - - - - 1,600 2,700 - - - - - - - - 1,200 2,100 3 セグメント別概況 Probing the Future 装置事業 プローブカード事業 テストソケット (百万円) アドバンスト(非メモリー) 25,000 アドバンスト(メモリー) カンチレバー型 その他 半導体検査装置 プローブユニット 非プロービング装置 16,733 644 プロービング装置 562 2,579 2,994 15,000 (百万円) 25,000 24,381 535 3,262 20,000 18 413 18,413 20 000 20,000 プローブ カード 15,000 18,116 10,000 10,000 11,997 11,241 5,210 0 2,778 2,351 2,468 2012/9 2013/9 2014/9 3,653 70 1,099 1,756 621 1,664 , 5,000 5,000 0 4,778 115 552 1,516 175 1 295 1,295 2012/9 2,301 1,465 153 859 2014/9 2013/9 受注 16,768 19,017 25,460 受注 3,559 5,088 4,234 受注残高 2,015 4,298 5,377 受注残高 1,005 2,441 1,897 モバイルDRAM向けが好調に推移した。特に期前半は 大手メモリメーカーの供給問題による特需もあった。 LCD関連製品は、装置の需要は低調だったが、消耗 品であるプローブユニットは堅調だった。 車載向けやCMOSイメージセンサ向けも堅調だった。 半導体テスタはメーカーの活発な設備投資を受けて 好調に推移した。 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 4 セグメント別概況 Probing the Future プローブカード事業 装置事業 (百万円) 83.6 2014/9連結 82.1 2013/9連結 17.9 0% 20% 20,387 22.1 77.9 2012/9連結 29,159 16.4 40% 60% 23,623 80% 100% 装 事業 装置事業 プローブカード事業 (百万円) 連結売上 営業利益 営業利益率 25,000 売 20,000 上 ・ 営 15,000 業 利 益 10,000 18,413 24,381 (百万円) 40% 営業利益 営 業 利 20% 益 率 16,733 21.9% 20.3% 0.8% 5,000 5,340 3 400 3,400 0% 売 20,000 上 ・ 営 15,000 業 利 益 10,000 2013/9 2014/9 -1.5% 5,210 45.7% △9.1% 売上高前年比 売上高前年比 モバイル端末向けの需要増を背景に、売上が増加。 構造改革の成果もあり利益が大幅に増加。 -534 2013/9 -69 2014/9 △29.9% 30.8% 5 Probing the Future 地域別売上高 日本 2012/9期 2013/9期 2014/9期 2012/9 7,311 その他アジア 38.3 42.3 40% 60% 80% 期前半のDRAM需給逼迫の特需や、取引形態変 更による売上計上での会計上の期ズレの影響も あり、日本と韓国で対前年比で大幅増加。 内、中国 1,455百万円 3,873 3,778 3,284 4,000 2,098 2,028 1,668 1,434 1,064 1,981 243 139 97 0 米国 0.3 16.1 27.3 20% 欧州 13.3 7.0 6.8 0.7 8.2 7.0 1.0 16.0 8.9 4.5 32.1 35.9 0% 6,549 6,456 台湾 34.3 2013/9 , 9 984 10,014 9,984 8,000 韓国 2014/9 11,166 12,000 -40% 厳しい事業環境が継続し、LCD検査装置が低調。 売上が計画未達となり、損失が残った。 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved (百万円) 0% -20% -14.6% -1,130 2012/9 利 益 率 4,778 3,653 -21.7% 21 7% -5,000 -20% 営 20% 業 0 2012/9 -5,000 営業利益率 5,000 146 0 40% 連結売上 25,000 日本 韓国 台湾 その他アジア 欧州 米国 前年増減比率 37.0% 70.5% 17.9% 21.5% △30.6% 38.1% 構成比 34.3% 38.3% 13.3% 7.0% 0.3% 6.8% ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 6 100% Probing the Future セグメント別 地域別売上高 プローブカード事業 日本 韓国 台湾 29.2 2014/9 (百万円) 2012/9 0.4 6.1 8.1 0.8 11.3 5.9 8.6 1.3 12.8 6.5 5.8 34.3 20% 40% 米国 日本 11.1 37.0 39.3 0% 欧州 45.1 36.4 2013/9 装置事業 その他アジア 60% 80% 2013/9 (百万円) その他アジア 24.2 38.0 33.2 2012/9 52.8 0% 100% 台湾 60.8 2014/9 15.0 28.8 27.2 20% 40% 60% 20.0 80% 100% 10,995 FY2012 10,000 7,233 FY2013 FY2014 10,000 FY2012 FY2013 FY2014 7,111 6,318 6,185 6,098 5,000 5,000 2,359 2,717 1,896 1,195 1,480 979 0 日本 16.6% 増減 韓国 台湾 77.8% 43.3% 1,434 1,064 243 139 97 その他アジア 欧州 51.0% △30.6% ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 1,419 1,387 1,053 1,156 1,041 719 1,212 0 日本 米国 38.2% 2 903 2,903 2,749 1,981 増減 台湾 139.4% その他アジア △16.7% △31.7% 7 Probing the Future 資産 現預金:売上増に伴う売上債権の増加とその回収により増加 (百万円) 40,000 固定資産:韓国子会社MEKでの土地購入、中国子会社MMK新設により増加 36,296 5,587 35,563 8,379 30,000 8,645 20,000 3,074 2,431 11 143 11,143 0 2010/9 0.48% 10,001 9,654 7,423 7,722 5,413 ROA 29,321 28,333 10,347 3,227 386 10,000 34 100 34,100 6,890 6,437 2,966 1 146 1,146 2,582 210 7,908 8,625 現預金 7,749 たな卸資産 3,289 478 その他流動資産 8,572 有形固定資産 3,220 2,755 2,988 4,358 2011/9 2012/9 2013/9 2014/9 △8.0% △17.8% ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 8 3.8% 売上債権 8.7% 無形固定資産・ 投資その他資産 Probing the Future 負債・純資産 長短有利子負債:借入金の返済により減少 (百万円) 40,000 純資産:当期利益の大幅改善により増加 36,296 35,563 5,709 30,000 20,000 10,000 34,100 , 6,946 6,168 4,887 4,072 6,982 2,147 1,626 29,321 28,333 6,386 6,698 2,554 1,846 4,891 4,408 支払手形および 買掛金 2,691 長短有利子負債 2,278 1,827 4,105 1,575 20,644 3,217 その他流動負債 18,893 17,232 11,881 13,943 2012/9 2013/9 その他固定負債 純資産 0 2010/9 2011/9 2014/9 有利子負債依存度 17.0% 19.6% 23.6% 21.8% 14.3% 自己資本比率 55.5% 46.5% 39.4% 44.3% 51.6% 9 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved Probing the Future キャッシュ・フロー (百万円) 6,000 4,000 2,000 0 営業キャッシュフロー 投資キャッシュフロー フリーキャッシュフロー 2,635 3,464 -829 3,887 2,586 3,176 -590 4,254 1,867 245 561 -1,622 -502 58 -367 -2,000 -4,000 税引前利益+3,499百万 円、 減価償却費+1,317 百 円等 百万円等 定期預金の純減額+931 百万円、有形固定資産の 取得による支出△1,244 百万円等 2010/9 2011/9 2012/9 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 10 2013/9 2014/9 Probing the Future 事業環境 プローブカード事業 受注・売上高推移 (百万円) 4G LPDDR3 量産活性化 SSD NAND増加 1G DDR3量産 活発化 8,000 DRAM・NAND 生産調整へ 11,640 12,000 9,877 9 520 9,520 8,268 7,702 9,887 11,729 , 9,941 8,899 受注高 売上高 受注残高 13,876 12,080 11,584 12,301 9,722 8,472 7,869 7,287 7,011 5,377 3,660 4,000 2,264 0 4,298 10/9 2010/9期 2,618 1,907 11/3 11/9 2011/9期 2,015 2,291 12/9 13/3 12/3 2012/9期 13/9 2013/9期 3,802 14/3 14/9 15/3 2014/9期 15/9 2015/9期 (予想) 2014年9月期は、スマートフォンやタブレット端末向けの需要が堅調だった。期前半には、一部大手メモリメーカーでの 供給問題により需給が逼迫したことによる特需もあった。 2015年9月期は、大手メモリメーカーでの設備投資計画や中国のLTEスマートフォンへの切替需要等を背景に、期前半 は、引き続きモバイル端末向けの需要が堅調に推移すると見ているが、期後半は不透明である。 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 11 Probing the Future 事業環境 装置事業 受注・売上高推移 (百万円) 受注高 売上高 受注残高 12,000 国内液晶大型パネル 向け設備投資の再開 8,000 中小型高精細パネル 市場は需給逼迫 7,293 設備投資の中心 が中国に 5,319 4,014 4,532 4,579 4,000 3,367 3,967 3,396 2,656 2,968 1,952 1,640 0 10/9 2010/9期 11/3 11/9 2011/9期 12/3 2,242 1,608 1,778 1,527 1,006 12/9 2012/9期 3,310 2,441 2,125 1,256 13/3 13/9 2013/9期 2,898 2,038 2,196 1,880 1,581 1,897 14/3 14/9 2014/9期 15/3 15/9 2015/9期 (予想) 2014年9月期は、液晶パネルメーカーの設備投資が限定的で、LCD装置の需要が低迷した。 半導体装置は、国内 メーカーの活発な設備投資により好調だった。プローブユニットも4K対応液晶テレビ向けの需要が堅調だった。 2015年9月期は、大手メモリメーカーでの設備投資の計画があり、半導体装置の需要が見込める。LCD関連製品は、 大きな成長が期待できない為、採算を重視し、改造・メンテナンス業務、及びプローブユニットに集中していく。 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 12 Probing the Future 研究開発費・設備投資・減価償却費 研究開発費 4,000 3,000 4,000 3,700 上期:1,700 下期:2,000 3,253 設備投資・減価償却費 (百万円) (百万円) 上期:1,800 下期:1,600 設備投資額 減価償却費 2,576 2,157 2,263 1,979 2,000 2,000 1,825 1,831 1,515 1,466 664 0 2011/9 8 9% 8.9% 対売上高 2012/9 2013/9 13 8% 10.6% 13.8% 10 6% 2014/9 2015/9 (予想) 7 8% 7.8% 13 7% 13.7% 1,650 1,317 1,070 1,000 1,000 0 3,400 3,000 2011/9 2012/9 2013/9 2014/9 2015/9 (予想) 2014年9月期は、ロジック向けMEMSカードや世界初と なる2,000DUT同時計測可能なプローブカードの開発 等、優先順位に基づき、効果的な投資を実行した。 2014年9月期は、定期的な設備更新・合理化対応 の他、韓国子会社MEKでの土地購入、中国子会社 MMKの新設、二次電池関連の投資を実行。 2015年9月期は、プローブカード事業部20億円、TE事 業部5億円、技術開発本部12億円を計画しており、投 資額が大幅に増加する見込み。 2015年9月期は、前期と比較して、プローブカード事 業部+11億円、技術開発本部+4.3億円等の増額を 計画しており、将来の成長に向けて積極的に実行し ていく。 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 13 Probing the Future 業績予想 (百万円) 2015年9月期 連結予想 2014年9月期連結実績 上期 下期 通期 14,978 14,181 29,159 12,080 12,301 24,381 TE 2,898 1,880 4,778 営業利益 1 693 1,693 1 544 1,544 3 237 3,237 経常利益 1,804 1,749 3,553 当期純利益 1,421 1,553 2,974 - - 30円 売上高 プローブカード 配当(円) 上期 下期 通期 前期比増減率 13,600 13,400 27,000 △7.4% 11,400 2,200 11,100 2,300 22,500 4,500 △7.7% 1,200 1 200 1,200 1,000 - 1,000 1 000 1,000 800 - 2,200 2 200 2,200 1,800 20円 △32 1% △32.1% △5.8% △38.1% △39.5% - ※2015年9月期想定レート : USD 100円/ドル 、 KRW 0.090円/ウォン (億円) 400 売上高 290.4 営業利益 236.2 200 3.2% 291.5 9.2 2011/9 11.1% 13.9 -23.6 2012/9 270.0 203 8 203.8 6.9% 0 -200 40% 営業利益率 2013/9 -10.0% ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 32.3 2014/9 20% 8.1% 22.0 (予想) 14 0% 2015/9 -20% Probing the Future 四半期推移の見通し(連結) (百万円) 10,000 売上高 営業利益 20% 営業利益率 8,000 6,000 4 000 4,000 0% 2,000 0 -2,000 12/10-12 13/4-6 13/10-12 14/4-6 プローブカード事業 売上推移 (百万円) 6,000 4,000 4,000 2,000 2,000 12/10-12 13/4-6 13/10-12 14/4-6 0 12/10-12 14/10-12 15/4-6 (予想) ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 15/4-6 (予想) -20% TE事業 売上推移 (百万円) 6,000 0 14/10-12 13/4-6 13/10-12 14/4-6 14/10-12 15/4-6 (予想) 15 Probing the Future まとめ 2014年9月期は、スマートフォン等モバイル端末向けメモリの 好調な需要を背景に、計画を大幅に上回る業績を達成した。 但し、厳しい事業環境が継続した装置事業においては、今期 も黒字化を達成することが出来なかった。 も黒字化を達成することが出来なかった 2015年9月期の業績に関して、売上面では今期前半にあった特 需は見込めないことや、利益面において将来の成長に向けて積 極的な設備投資及び研究開発を計画しているため、2014年9月 期の業績と比較すると減収減益を予測している。 二次電池に関しては、10月に顧客へのサンプル提供を開始し 次 客 プ 供 始 た。現在は、性能向上のための要素技術開発及び製造プロセ ス開発、量産のための設備開発等を進めている。 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 16 Probing the Future 新中期経営計画 Challenge17 2015年度 - 2017年度 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 新中期経営計画-Challenge17- Probing the Future 経営ビジョン 強靭な企業体質を基盤に、 新たな成長に挑んでいく企業 (基本方針) Ⅰ 構造改革を完遂し 筋肉質な企業体質を構築 Ⅰ.構造改革を完遂し、筋肉質な企業体質を構築 Ⅱ.将来に向けた種まきと成長の芽の育成を積極的に推進 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 18 Probing the Future 「Challenge17」 重点施策 プローブカード事業 リーディングカンパニーに相応しい事業の 継続で、顧客満足度を向上 筋肉質な企業体質 の強化 ・外部環境の影響を受けることなく、健全経営を維持し、 最先端技術の製品を安定的に供給し続けていく ロジック市場向け製品の充実と売上拡大で、 相対的にメモリ市場向け製品依存度を低減 Logic 24% フリップチップ実装 デバイス用プローブカード Logic 40% Memory 60% Memory 76% MJC FY2014 (実績) MJC FY2017 (目標) プローブカード売上構成比 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved CMOSイメージセンサ デバイス用プローブカード 19 Probing the Future 「Challenge17」 重点施策 最先端技術開発の強化及び原価低減の実施 ・狭ピッチ/小パッド対応、高温対応、 高周波対応等を強化 メモリ市場 向け製品 ・フラッシュ向け製品の原価低減 ロジック市場 向け製品 ・耐電流特性、Cu ピラー対応、 狭ピッチ対応等を強化 海外対応力強化を推進 ・英語を中心とした海外コミュニケーション能力の向上 ・アジア地域の迅速なサービスの実現 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 20 市場ニーズへの 責務を果たす Probing the Future 「Challenge17」 重点施策 TE事業 ※ 選択と集中で 安定黒字の確保 FPD関連装置から半導体関連装置へ軸足をシフト 半導体テスタビジネスを中心として安定収益モデルを確立し、 FPD関連装置はビジネスの選択と集中で収益を向上 ・LCDプローバ : 改造・メンテナンス業務に集中 ・プローブユニット : 市場のニーズに合わせた開発とシェア維持 ・半導体テスタ : 注力製品として実績積み上げ実施 新規テスタの開発、新規ビジネス開拓を加速 ・高効率テスタ(省電力、省スペース)開発と新規顧客開拓 ・顧客要求に応じたシステム提案/開発 ※2015年9月期より、「装置事業部」から「TE事業部」に組織名称を変更しています。 21 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved Probing the Future 「Challenge17」 重点施策 製品技術開発 Ⅰ.二次電池 事業確立に向け、製品化を推進 開発段階から 事業化への推進 性能向上のための要素技術開発、製品化のための 製造プロセス・実装技術の開発を促進 試作(開発)ラインによる量産化技術を確立し、 量産試行ラインの設置及び稼働を目指す Ⅱ 既存及び新規分野 Ⅱ.既存及び新規分野 将来に向けた要素技術開発や応用技術開発及び製品や 技術の改良・応用開発を継続推進 新規事業開拓のための市場調査活動を強化 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 22 Probing the Future 「Challenge17」 重点施策 組織 ・ 人材 柔軟で機動的な組織と創造性豊かな個人による、 より強靭な企業体質を形成 ・成長市場に合わせた機動的な組織改編 成長市場に合わせた機動的な組織改編 ・定期的な採用を継続し、有能な人材をバランス良く確保・育成 意識改革を継続し、企業文化の浸透を図り、 次世代リーダーとなる人財育成に努める ・求める人材像を明確にし、その育成を主眼とした新人事制度を導入 ・人間力醸成と、管理・指導能力の向上を目指した研修の実施 英語教育・研修制度の充実により、グローバル人材の更なる 拡充を図る ・英語研修プログラムの再構築、レベルに合わせた教育指導により 能力底上げ、即戦力化を目指す ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 23 Probing the Future 「Challenge17」 数値目標 売上高・営業利益 新中期経営計画「Challenge17」は、新たな成長への地盤づくりと 位置付けているが、業績も着実に積み上げていく 位置付けて るが、業績も着実 積み上げて く 2014年度 2017年度 実績 目標 売上高 プローブカード事業 TE事業 営業利益 291億円 310億円 244億円 260億円 47億円 50億円 32億円 40億円 (億円) 連結売上 400 営業利益 営業利益率 300 200 291 11.1% 310 270 12.9% 8.1% 100 32 22 FY2014 FY2015 0% (実績) 24 10% 40 0 ※3ヵ年の平均想定為替レート : USD 100円/ドル ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 20% ~ FY2017 ---- Challenge17 ---- Probing the Future 「Challenge17」 数値目標 投資計画 将来の事業を見据え、積極的かつ継続的な投資を実施する 研究開発費 3ヵ年累計 約100億円 (前3ヵ年累計 76億円) 設備投資 3ヵ年累計 約90億円 (前3ヵ年累計 39億円) ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 25 Probing the Future まとめ 新中期経営計画「Challenge17」では、積極投資を実行し、 事業構造改革で立て直した企業体質を強靭なものとし、新たな 成長のステップを確実に踏むための地盤づくりを行っていく。 プローブカード事業は、成長分野であるロジック向けを強化し、 相対的にメモリ向け依存度を下げ、リーディングカンパニーとし ての社会的使命を果たしていく。一方、TE事業は、FPD関連 装置から半導体関連装置へ軸足をシフトし、安定的な黒字化を 図る。 開発中の二次電池は、試作(開発)ラインによる量産化技術を 早期確立し、量産試行ラインの設置及び稼働を目指し、市場 開発、製品化、事業化に向けて取組んでいく。 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 26 Probing the Future 製品別事業概況 (データ集) ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved Probing the Future セグメント別売上高推移見通し TE事業 プローブカード事業 (百万円) 25,000 テストソケット アドバンスト(非メモリー) アドバンスト(メモリー) カンチレバー型 19,764 19 764 615 20,000 2,695 24,381 プローブ カード 3,262 644 600 (400) 半導体検査機器 20,000 562 15,000 18,116 12,906 10,626 10,000 15,600 7,634 非プロービング装置 プローブユニット 16,733 2,037 11,997 プロービング装置 その他 2,579 14,089 588 10,000 25,000 22,500 (上期:11,400) 3,700 (1,700) 18,413 2,994 15,000 535 (百万円) (8,000) 11,241 139 1,004 9,284 2,460 1,996 112 1,676 5,000 5,000 3,865 2,136 5,210 70 1,099 1,756 3,829 0 2010/9 3,548 2011/9 2,778 2,351 2,468 2012/9 2013/9 2014/9 2,600 (1,300) 0 2015/9 3,366 2010/9 2011/9 621 1,664 2012/9 2013/9 4,778 (上期:2,200) 2,301 1,400 (600) 1,465 153 859 1,300 (600) 300 (100) 1,500 (900) 2014/9 2015/9 (予想) (予想) ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 3,158 4,500 3,653 115 552 1,516 175 1,295 28 Probing the Future プローブカード需要動向 製品別 売上構成推移 12 62 57 63 60% 0% 9 11 12 10 22 21 24 22 69 68 64 68 25 26 55 57 64 71 40% 20% 12 17 4Q 64 19 12 24 3Q 2Q FY 13/1Q 0% 67 60 14 17 20 80% 4Q 53 20% 14 25 CANTI 3Q 50 40% 11 13 24 4Q 12 24 3Q 12 22 2Q 60% 23 27 FY 14/1Q 35 4Q 38 3Q 80% Vertical 2Q 100% FY 14/1Q MEMS Non-Memory 2Q FLASH 100% FY 13/1Q DRAM ※連結にて集計しています。 2014年9月期概況 期前半は、大手メモリメーカーの供給問題もあり、DRAM向けプローブカードの需要を大きく押し上げた。期後半は、新興国 向けローエンドスマホ向け及びハイエンドスマホ新機種向けの需要が旺盛だった。また、CMOSイメージセンサ向け、車載向 けのロジック向けのカードも比較的堅調に推移した。 2015年9月期見通し 期前半は、 引き続きスマートフォン等モバイル端末の旺盛な需要を背景に、DRAM用に加えてNAND 用も好調に推移する ことを予測。また、中国のLTEスマートフォンへの切替やCMOSイメージセンサの増産等により、ロジック向けカードの需要も 期待できる。ただし、最終製品の動向に左右されるため、期後半は不透明である。 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 29 Probing the Future カンチレバー型プローブカード(単体) (単位:%) 04/9期05/9期06/9期07/9期08/9期09/9期10/9期11/9期12/9期13/9期14/9期 生産数 前年比 25.8 △8.9 6.4 △4.1 △25.8 △39.5 ピン単価 △1.5 △1.1 前年比 3.0 30.5 △12.1 △22.7 △28.6 0.3 △6.2 △5.9 △2.4 △3.9 6.3 10.7 2014年9月期(13/10-14/9) 2.0 △5.6 月平均生産数: 前年同期比 10.7% ※カンチレバープローブカードのみ ITバブル崩壊 ピン単価: 前年同期比 △5.6 % LCDドライバ市場 バ市場 の海外シフト ピン単価 月平均ピン生産数(pin) 月 これまでの概況と見通し 世界同時不況 国内メーカの 国内生産縮小 ・引き続き、CMOSイメージセ ンサ向けの需要は継続する が、国内でのデバイス生産の 減少、アドバンストカードへの 切替の傾向は変わらず、大き く成長するとは見ていない。 30 14/4-6 13/10-12 13/4-6 12/4-6 12/10-12 11/4-6 11/10-12 10/4-6 10/10-12 09/4-6 09/10-12 08/4-6 08/10-12 07/4-6 07/10-12 06/4-6 06/10-12 05/4-6 05/10-12 04/4-6 04/10-12 03/4-6 03/10-12 02/4-6 02/10-12 01/4-6 01/10-12 00/10-12 月平均ピン数 ピン単価 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved ・CMOSイメージセンサの増産 需要を取り込めたこと等から、 低水準ながら、底堅かった。 Probing the Future アドバンストプローブカード ロジック中心 前半期比 +46% 14/4-9 13/4-9 月平均ピン生産 産数(pin) 10/4-9 14/4-9 12/4-9 11/4-9 前半期比 +3% 10/4-9 14/4-9 13/4-9 12/4-9 11/4-9 産数(pin) 月平均ピン生産 10/4-9 SP-Probe Vertical-Probe 月平均ピン生産 産数(pin) U-Probe メモリ中心 12/4-9 前半期比 △6% 11/4-9 ※単体にて集計しています。 13/4-9 生産数半期推移 2014年9月期概況と2015年9月期見通し ・U-Probeは、モバイル端末向けの需要増を背景に好調だった。特に期前半は大手メモリメーカーの供給問題による特需があった。 2015年9月期は期前半は高水準な需要で推移すると見ているが、期後半は不透明である。 ・Vertical-Probeは、車載系、通信デバイス系の需要が堅調だった。 2015年9月期も、中国のLTEスマートフォンへの切替等を背景に 通信デバイス系等で堅調に推移すると予測。現在、複数顧客で評価を進めているMEMS型カードの拡販も進めていく。 ・SP-Probeは、NANDメーカーの旺盛な設備投資を受け、需要が急増した。大手メモリメーカーでの設備投資も控えており、 2015年9 月期も堅調に推移すると見ている。 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 31 Probing the Future 用語集及び主な製品のご紹介 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved Probing the Future 用語集(1) ウェーハ Wafer: シリコン(Si)やガリウム砒素(GaAs)などを円柱状 に結晶化させ、それを薄く切り出した円形状の基板で、 半導体の電⼦回路が形成される基板。 チップ/ダイ:半導体の細⽚ IC Integrated circuit:集積回路の総称 LSI Large Scale Integrated circuit: ⼤規模集積回路の総称。トランジスタの集積度向上に 従って、VLSI、ULSIと呼ばれる。 DRAM dynamic random access memory: 揮発性メモリの⼀つ。コンピュータの主記憶装置の他、 ⼀般的な汎⽤メモリとして、広範囲に利⽤されている。 NAND型フラッシュメモリ nand-type flash memory: 外部から電源を供給しなくても内容が消えない不揮発性 メモリの⼀つ。USBメモリやデジタルカメラ⽤メモリ カード カ ド、携帯⾳楽プレ 携帯⾳楽プレーヤ ヤ、携帯電話の記憶装置として 携帯電話の記憶装置として 利⽤されている。東芝が1987年に提案した。 マイコン micro computer: 演算処理を⾏うマイクロプロセッサーとメモリーを1 チップに集積したICのこと。以前はパソコンと同義で使 われていたが、最近では、家電製品などの電⼦制御⽤と して組み込まれているものを指すことが多い。 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved SoC System on chip / システムLSI: システムのほとんどの機能を1 チップ上で実現した⼤規模 なIC。これまで複数のICを組み合わせて構成していた機能 を1チップに集約したもの。⼩型で⾼性能な機器を実現でき る。主に、プロセッサとメモリ、⼊出⼒回路、インタ フェース回路、通信回路などから構成される。 フリップチップ flip chip: ICチ プ表⾯部の電極にバンプと呼ばれる突起電極がある ICチップ表⾯部の電極にバンプと呼ばれる突起電極がある チップ。 バンプ bump: IC の電極部にメッキで形成した突起のこと。通常、⾦(Au) または半⽥の電気メッキで形成し、フリップチップ等にお ける基板接続のために使⽤する。 ボンディングパッド bonding pad: チップへの電源電圧の供給や外部との信号のやりとりは、 通常リード線を介して⾏われる。このリード線と内部回路 の各端⼦とを接続するため、チップ周辺部に設けた⾦属電 極のことを指す。 ウェーハテスト/プローブテスト : ウェーハチップのボンディングパット上にプローブ針を当 てて⾏う電気的試験のこと。 ファイナルテスト/パッケージテスト : 組⽴完了したICに対して⾏う電気的試験のこと。 歩留まり Yield:良品数の割合 33 Probing the Future 用語集(2) DUT device under test:試験対象となるものの総称 カンチレバー型プローブカード: ⽚持ち針型とも⾔う。ニードルプローブの⽚側を⽀点とし てプロービングするプローブカードのこと。⼿作業により 形成。 プローブカードの種類と主な特徴 形式 アドバンストプローブカード: カンチレバー型以外のプローブカードの総称。 カンチレバ 型以外のプロ ブカ ドの総称。 垂直型プローブカード: プローブカードの基板に対しプローブが垂直に組⽴てられ ているプローブカードのこと。⼿作業に近いが、⾃動組み ⽴て等機械化も進めている。 MEMS型プローブカード: MEMS技術を利⽤したプローブカード。半導体製造のよう に設備産業化が必要な製品。 エリアアレイ、⼩パッド、 低電圧、低針圧、⾼周波 ⼩パッド、低電圧、低針 圧、⾼周波、狭ピッチ ⾼ 波 狭ピ DFT design d i ffor ttestability: t bilit テスト容易化設計。設計の初期の段階からテストのし易さ を考慮して、テスト⽤回路の組み込み等を⾏う設計⼿法。 エリアアレイ Area array:格⼦状の(端⼦)配列 FPD flat panel display:⾃動光学検査 AOI automated optical inspection:⾃動光学検査 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 労働集約型 狭ピッチ、短納期 ア 垂直型 ド バ ン ス ト MEMS型 MEMS micro electro mechanical system: 微⼩電気機械システム BIST built in self test:組み込み⾃⼰検査。DFTの⼀つ。 ⽣産⽅式 形状と優位点 カ カンチレバー型 ン チ 34 装置産業型 Probing the Future 主な製品のご紹介 当社プローブカード製品の主な⽤途 < プローブカード > U-Probe: 当社独⾃のMEMSプローブ“マイクロカンチレバー”“と世界 トップレベルの薄膜多層技術により、世界で初めてウェー ハスケールのプロービングを実現した当社の主⼒製品。 DRAM向けクレッセント(三⽇⽉)配置は、コンタクト回 数を極限まで減らしたことで、現在業界のスタンダードと なりました。主に、DRAMやフラッシュメモリ等メモリ検 査に使⽤されます。 カンチ レバー 型 SP-Probe: 12インチウェーハ⼀括測定に適した垂直型スプリング・ピ ンタイプのプローブカード。主に、NANDフラッシュメモ リ検査に使⽤されます。 MEMS 型 Memory DRAM Logic Flash SoC LCD-driver 垂直型 SP-Probe U-Probe Vertical-Probe: ⾼集積化・⾼速化・多ピン化するロジック検査⽤の垂直型 ニードルタイプのプローブカード。あらゆるパッド配列に 対し柔軟な対応が可能で、狭ピッチのエリアアレイ配置、 多数個同時測定に適し、SoC等先端ロジック検査に向いて います。 Vertical-Probe MEMS-SP < LCD関連製品 > Probe Unit: LCDプロ バに搭載するLCD版プロ ブカ ド 当社が開 LCDプローバに搭載するLCD版プローブカード。当社が開 発したブレードタイプは業界のスタンダードとなりました。 MEMS-SP: SoCデバイス等のフリップチップタイプのロジック検査⽤ に開発したMEMSプローブ使⽤のプローブカード。 カンチレバー型プローブカード: 低価格・短納期・狭ピッチ対応が特⻑で、マイコン、LCD ドライバ、CMOSイメージセンサー等、ロジック検査に向 いています。 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved 35 Probing the Future Probing the Future 資料取扱い上の注意 このプレゼンテーションで述べられている内容は、現時点で知りうる情報をもとに構築されたものです。見通し 等は、市況、競争状況、ならびに半導体・LCD関連業界の世界的な状況を含む多くの不確実な要因の影響を 受けます。したがいまして、実際の今後の当社の業績が、本プレゼンテーションにおける記述、情報と大きく異 なる場合がありますことをご承知おきください。 ©2014 Micronics Japan Co., Ltd. All Right Reserved
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