本セミナー実施により期待される成果 本セミナーの構成

釧路会場
外国語科
平 成 26年 11月 26日
(主管:釧路教育局)
平 成 26年 11月 6 日 ( 木 )、 釧 路 湖 陵 高 校 を 会 場 に 、「 平 成 26年 度 進 学 指 導 セ ミ ナ ー
( 英 語 )」 を 開 催 し ま し た 。 札 幌 東 高 校 高 野 龍 彦 先 生 と 札 幌 西 高校 風林 敦 先 生 を ス ペ シ
ャリストとしてお迎えし、釧路・オホーツク・胆振・日高の各管内の高等学校から、外
国語科の先生方12名が参加して、研究協議等を行いました。
本セミナーにおけるワークショップや研究協議の実施内容等を紹介しますので、先生
方の授業改善の参考として御活用ください。
<テーマ>
進学希望者の進路実現を図る
学習指導・学習評価の在り方
★本セミナーの構成★
<研究協議>
<スペシャリストによる実践発表>
札幌西高校
風林
敦
教諭
・3年間を見据え、生徒に身に付
けさせたい力を明確化した指導
・生徒の力を的確に把握し、個に
応じた教科指導の実践
札幌東高校
高野
龍彦
教諭
・生徒の自発的な学習を促す教科
指導の実践
・生徒指導部と進路指導部が連携
した取組
研究協議1
各参加者の取組
・自 校での授業 及び進学指導の実
践内 容の 紹 介 及び 情 報 交 換
・各 学校での取 組を踏まえた進学
指導 の課 題 の 明確 化
研究協議2
授
業
改
善
・生 徒の進学希 望の実現に向けた
授業 改善
・授 業における 和訳・訳読の在り
方や 単語 テ ス トの 取 り 扱 い
★本セミナー実施により期待される成果★
○教科指導を通した生徒の進路希望の実現
○生徒の学力を定着・向上させる教科指導力の向上
高校授業実践セミナー報告
道東
外国語科
<スペシャリストによる実践発表>
札幌西高等学校 風林
敦 教諭
■3年間を見据えた指導
・1、2年生では、単語帳等の小テスト、進学講習等により、語彙・文法力の完成を目指す。
・3年生では、センター試験演習や英作文の添削等により、実践的な力の完成を目指す。
■生徒の力を的確に把握
・模試の結果を徹底的に分析することにより、生徒個々の弱点の克服や、適切な志望校の決定を促す。
・過去の入試結果を分析することにより、生徒自らが計画的に目標を設定して学習するよう促す。
札幌東高等学校 高野 龍彦 教諭
■自発的学習を促す授業実践
・
「タスクプリント」を活用した本文の内容確認や英文の要約課題等により、学習習慣の確立を目指す。
・難関大学セミナーの実施や生活の記録の提出により、生徒の自発的な学習を促す。
■生徒指導部と進路指導部が連携した取組
・遅刻指導や制服指導を徹底することにより、生徒の学習への意識を向上させる。
・学年集会の内容についてのレポートを提出させることにより、普段から集中力と表現力の向上を図る。
<研究協議>
研究協議1 各参加者の取組
■各参加者が持参した資料から、各校の取組について情報交
換を行いました。各校独自の実践内容や、進学指導上の課
題等について、積極的に意見交換がなされました。
研究協議2 授 業 改 善
■進学校におけるオールイングリッシュの授業の在り方や取
組状況、訳読の扱い、さらには学習評価等について、様々
な角度から熱心に協議が行われました。
<まとめ>
最後に、助言者(北海道立教育研究所 俵谷主査)から、生徒に自ら学ぼうとする意欲や自ら
学ぶことのできる能力を身に付けさせる指導や、言語活動を指導計画に明確に位置付け充実させ
ることにより、生徒に英語を使っている実感を持たせる指導、単元や本時の目標を生徒に明確に
示すことにより、生徒の学習意欲を高めて学習に取り組ませる指導などが重要であることについ
て助言があり、セミナーを終了しました。
参加者アンケートの結果(抜粋)
参加者の声
○紹介した教材や指導方法は活用できますか。
・大いに活用できる
41.7%
・活用できる
58.3%
○教科指導力の向上に役立つと思いますか。
・大いに役立つ
33.3%
・役立つ
66.7%
・他校の実践や取組が多く聞けて非常に有意義だ
った。
・研究協議では、訳読やオールイングリッシュの
授業の実態など、テーマが充実していた。
・セミナーで得たことを生徒に還元していきたい。
・助言が非常に参考になり、刺激になった。
■今回のこの報告は、次のウェブページに掲載しております。
<釧路教育局ウェブページURL>
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/krk/gakkyo.htm