●2015 関西労使政策フォーラム ● 「“日本再興” に向けた 政労使の成長戦略を考える 」 昨年度の春闘では、第2次安倍政権の進める “アベノミクス” の実効性を高めるため、政治主 導による賃上げの促進が行われた。本年度も引き続き、 「企業収益を賃金に回すことで, 経済の 好循環を維持する」 という目的で、政労使会議が開催され、官主導による賃上げ促進がなされ ようとしている。 特に本年度は、賃金のみならず、労働時間管理や女性の活躍推進など、 「働き方」に関しても 政労使会議で議題に上がる中、あらためて労使も、その方向性を注視し、労使の成長戦略を議 論し、構築していく必要がある。 本フォーラムでは、政労使それぞれの代表から、 “日本再興” に向けた政労使の成長戦略に関 して、お話頂くと共に、企業労使が、 どの様な取り組みを行うべきか、論点の整理と指針を示す。 日 時 : (第 Ⅰ 部) 2015年1月22日(木) ・1月23日(金) (第 Ⅱ 部) 2015年1月30日(金) 《午前》 場 所 : (第 Ⅰ 部) リーガロイヤルNCB「松の間」 (中之島センタービル2階) (第 Ⅱ 部) 関西経済連合会 会議室(中之島センタービル29階) 主 催 公益財団法人 関西生産性本部 公益社団法人 関西経済連合会 2015 関西労使政策フォーラム 「 “日本再興”に向けた政労使の成長戦略を考える」 ● (第Ⅰ部 )1日目 《1月22日(木)》 開 会 挨 拶 10:00∼10:10 K 経 済 講 話 10:10∼12:00(※質疑応答含む) 「2015年日本経済の行方」 ∼ “日本再興” に向けた政労使の成長戦略∼ ㈱日本総合研究所 調査部長・チーフエコノミスト 山 田 久 氏 講話のポイント ・ 2015年経済の展望(国内・海外) ・ 経済財政諮問会議に於ける論点と今後の方向性 ・ 働き方の改革と生産性の向上(労使に求められる労働時間管理のあり方) など、 政労使の最新の議論を踏まえて、 日本経済の展望について講話頂きます。 山田 久(やまだ ひさし) 氏 略歴 1963年生まれ。 87年京都大学経済学部卒業、 03年 法政大学大学院修士課程(経済学)修了。 87年 ㈱住友銀行(現三井住友銀行)入行。91年 (社)日本 経済研究センター出向、 93年より㈱日本総合研究所 調査部出向、 98年主任研究員、 03年経済研究セン ター所長、 05年マクロ経済研究センター所長、 07年 ビジネス戦略研究センター所長、11年より現職。著書 に、 『 雇用再生戦後最悪の危機からどう脱出するか』 (09年日本経済新聞出版社) 、 『デフレ反転の成長戦 略「 値 下げ・賃 下げの罠 」からどう脱 却 するか 』 (10年東洋経済新報社) 、 『 市場主義3.0』 (12年東洋 経済新報社) ほか。 昼 食 ・ 休 憩 12:00∼13:00 K 経済産業政策講話 13:00∼14:10 「“日本再興” を目指した経済産業政策(仮)」 経済産業事務次官 立 岡 恒 良 氏 講話のポイント ・ 「経済の好循環」 の実現(『日本再興戦略』改訂版の迅速かつ着実な実行) ・ 人口減少化での地域経済再生(ローカル・アベノミクス)、 5つの戦略 立岡 恒良 (たつおか つねよし)氏 略歴 1958年生まれ。80年東京大学法学部卒業、通商産 業省(現経済産業省)入省。88年ハーバード大国際 問題研究所留学。04年資源エネルギー庁長官官房 総合政策課長、 08年製造産業局次長、 11年 大臣官 村木 厚子(むらき あつこ) 氏 略歴 房長などを歴任し、13年に経済産業事務次官に 就任。 (「まち・ひと・しごと創生本部」 を通じ、他省庁と連携した政策展開) など、 2015年度の経済産業政策を中心に講話頂きます。 K 労働政策講話 14:20∼15:30 村木 厚子(むらき あつこ) 氏 略歴 「“日本再興” を目指した労働政策」 厚生労働事務次官 村 木 厚 子 氏 講話のポイント ・ 働き方改革の実現 1955年生まれ。 78年高知大学文理学部経済学科卒 業、 労働省 (現厚生労働省) 入省。 05年大臣官房審 議官、 08年雇用均等・児童家庭局長を歴任の後、 10年内閣府政策統括官 (共生社会政策担当) 、 12年 厚生労働省社会・援護局長などを歴任し、 13年に厚 生労働事務次官に就任。 (労働時間法制の見直しを含む、 柔軟で多様な働き方の実現とワーク ・ ライフ ・バランスの推進、 最低賃金の見直しなど) ・ 女性の活躍推進(新法の制定や、 ライフステージに応じた活躍支援など) ・ 若者の活躍促進、 正社員雇用の拡大 など、 2015年度の労働政策を中心に講話頂きます。 K 経 営 講 話 15:45∼16:45 「“日本再興”のために日本企業に求められるもの」 ∼世界№1の鉄鋼メーカーを目指して∼ 新日鐵住金㈱ 代表取締役副会長 友 野 宏 氏 [(公社)関西経済連合会 特別顧問][(公財)関西生産性本部 特別顧問] 講話のポイント ・ 日本再興のために日本企業に求められるもの ・ 激動の時代における経営のあり方とは ・ 巨大統合にあたって、 労使で何を議論したのか など、 これまでのご経験を踏まえ、 経営者の立場から講話頂きます。 友野 宏(ともの ひろし) 氏 略歴 1945年生まれ。 69年京都大学工学部卒業、 71年京都 大学大学院工学研究科修士課程修了、 住友金属工 業㈱入社。 79年、 スイス連邦工科大学工学博士号取 得。 87年和歌山製鉄所製鋼部第1製鋼工場長に就 任の後、 鹿島製鉄所副所長、 鹿島製鉄所所長、 代表 取締役副社長を歴任し、 2005年に代表取締役社長 に就任した。 12年10月、 新日本製鐵㈱と住友金属工業 ㈱の経営統合により発足した新日鐵住金㈱の代表取 締役社長兼COOに就任の後、 14年に代表取締役副 会長に就任。 ● (第Ⅰ部 )2日目 《1月23日(金)》 K 労 働 講 話 9:30∼10:20 神津 里季生 (こうづ りきお)氏 略歴 「2015年連合の活動方針と春季生活闘争への取組み」 日本労働組合総連合会 事務局長 神津 里季生 氏 講話のポイント 「賃上げ」 「時短」 「政策・制度実現の取り組み」を3本柱とする2015春季生活闘争 方針について、 「2015連合白書」の内容と共にご説明頂きます。 K 1956年生まれ。79年東京大学教養学部教養学科卒 業、新日本製鐵㈱入社。84年新日本製鐵本社労働 組合 執行委員就任。88年日本鉄鋼産業労働組合 連合会 特別本部員、新日本製鐵労働組合連合会 書記長などを歴任し、02年新日本製鐵労働組合連 合会会長就任。 その後、06年日本基幹産業労働組 合連合会(基幹労連)事務局長、10年同中央執行 委員長を経て、13年日本労働組合総連合会(連合) 事務局長に就任 労 働 座 談 会 10:30∼12:30 今野 浩一郎 (いまの こういちろう)氏 略歴 「2015年春闘と労使の新たな課題」 JAM 書記長 逢見 直人氏 神保 政史氏 宮本 礼一氏 学習院大学 経済学部教授 今野 浩一郎 氏 ( パ ネリスト ) UAゼンセン 会長 電機連合 副委員長 ( コ ー ディネ ー タ ) 2015春闘に臨む各産別から、 今春闘の争点と個別の活動方針について話を聞くと ともに、持続的な経済成長に向けて労働組合が取り組むべき課題と対応に ついて議論します。 1946年生まれ。71年東京工業大学理工学部経営工 学科卒業。73年同大学大学院理工学研究科修士 課程修了、 神奈川大学工学部助手就任。 その後、 東 京学芸大学教育学部助教授などを経て、92年学習 院大学経済学部経営学科教授。主著に、 『 大卒ホワ イトカラーの人材開発 』 ( 共著、東洋経済新報社、 91年) 『人事管理入門』 、 (日経文庫、 95年) 『勝ちぬ 、 く 賃金改革』 (日本経済新聞出版社、 98年) 『個 、 と組織の 成果主義』 (編著、 中央経済社、 03年) 、 『 人事マネジ メント』 ( 共著、 ミネルヴァ書房、09年)、 『 正社員消滅 時代の人事改革』 (日本経済新聞出版社、12年)他 多数。 昼 食 ・ 休 憩 12:30∼13:30 K 労 使 座 談 会 13:30∼15:50 藤村 博之 (ふじむら ひろゆき)氏 略歴 「多様な働き方と生産性の向上」 ∼成長戦略を支える働き方とは∼ ( パ ネリスト ) 伊藤忠商事株式会社 人事・総務部 企画統括室長 日本アイ・ビー・エム株式会社 人事ダイバーシティ&人事広報担当部長 味の素労働組合 中央執行委員長 垣見 俊之氏 梅田 恵氏 坂 陽一氏 ( コ ー ディネ ー タ ) 法政大学 経営大学院イノベージョン・マネジメント研究科教授 藤 村 博之氏 1956年生まれ。79年名古屋大学経済学部卒業、 82年名古屋大学大学院経済学研究科修士課程修 了、84年同大学院経済学研究科博士課程中退。 京都大学経済研究所助手を勤めた後、90年4月滋 賀大学経済学部助教授に就任。 その後、同大学教 授を経て、97年法政大学経営学部教授、2004年同 大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授 に就任。主著に、 『 新しい人事労務管理[第4版](共 著)』 ( 有斐閣、2011年)、 『より良好で健全な労使関 係の構築に向けた職場づくり』(中部産業・労働政策 研究会第21期調査研究報告書・2010年)、 『 人材獲 得競争―世界の頭脳をどう生かすか(共著)』 (学生 社、 2010年) など多数。 本年度の春闘では、賃上げとともに、労働時間管理のあり方を含めた「働き方の見 直し」 も論点となります。本年度の労使座談会では、主にWLBや労働時間管理に 関して先進的な取り組みを行う労使をお招きし、求められる働き方改革のあり方、 方向性について、議論を深めます。 閉 会 挨 拶 15:50∼16:00 (公財)関西生産性本部 副会長 山﨑 弦一 ● (第Ⅱ部 )《1月30日(金)》 K 経 団 連 報 告 9:30∼11:20 「2015年の春季労使交渉・労使協議に対する経営側の基本的考え方」 ∼2015年版経労委報告、労使交渉・労使協議の手引きの解説∼ (一社)日本経済団体連合会 労働政策本部長 高 橋 弘 行 氏 講話のポイント ・ 2015年経済動向を考える ・ 経団連・経営指針「2015年版経営労働政策委員会報告」の解説 ・ 経済・経営の課題と対応 ・ 「2015年版春季労使交渉 ・労使協議の手引き」のポイント など、 経団連の基本的な考え方について報告頂きます。 高橋 弘行(たかはし ひろゆき) 氏 略歴 1985年東京工業大学大学院修士課程修了。 (社)経 済団体連合会事務局入局後、 社会保障や行革、 産 業基盤の各グループ長などを歴任、 2008年より労政第 一本部長、 09年より現職。 中央最低賃金審議会委員、 労働政策審議会職業安定分科会委員、 同需給制度 部会委員、 障害者雇用分科会委員、 職業能力開発 分科会委員などを務める。 開 催 要 領 (第Ⅰ部 )2015年1月22日 (木)・23日 (金) (第Ⅱ部 )2015年1月30日 (金) (第Ⅰ部 )リーガロイヤルNCB「松の間」 (中之島センタービル2階) TEL(06)6443−2251 (第Ⅱ部 )関西経済連合会 会議室 (中之島センタービル29階) 大阪市北区中之島6−2−27 企業の人事部門の管理職、役員 労働組合役員 約200名 《 労使ペア参加の場合 》 2名 86,400円 《労使単独参加》 会員企業・労働組合 1名 48,600円 一般企業・労働組合 1名 59,400円 ※会員とは生産性本部、関西経済連合会の会員を指します。 ※資料費・昼食費・消費税を含みます。 配付資料: 「2015年版経営労働政策委員会報告」 「2015年版春季労使交渉・労使協議の手引き」 「2015連合白書」 その他、登壇者資料・レジュメなど お申込み方法 ・ お申込みは、別紙「参加申込書」に必要事項をご記入の上、ファクシミリまたは郵送でお送りください。 申し込み受付後、参加費の請求書をお送りします。なお、参加証は発行いたしません。 ・ お申込みの締切日は、 2015年1月15日 (木)です。それ以降のキャンセルは参加費を頂戴いたします ので、代理の方のご参加をお願いいたします。 ・ 労使ペアで参加される場合、1枚の用紙でお申込み下さいますようお願いいたします。 会場略図 ● お問い合わせ先 (公財) 関西生産性本部 関西労使政策フォーラム係(担当:堀越・上岡) 大阪市北区中之島6−2−27 中之島センタービル28階 TEL (06)6444−6464 FAX (06)6444−6450 e-mail [email protected](堀越)
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