北海道 CS フロアルール

北海道 CS フロアルール
北海道 CS フロアルール
最終更新日 2014 年 12 月 18 日
1. はじめに
4. 各関係者が持つ権利
当フロアルールは、非公認大会における不
各関係者はそれぞれ以下の権利を持つ。
透明性を解消し、大会関係者が共通の認識を
4.1
持つことにより、非公認大会を公平且つ円滑
参加者が持つ権利
参加者は、対戦中に発生した諸問題を
に進行するためのものである。
解決するためにヘッドジャッジを呼ぶ権
当フロアルールは、一部のプレイヤーが他
利を持つ。
者に不快感を与えている、もしくは不正を行っ
参加者は、対戦中に対戦相手以外の
ている現状を受け、大会を進行する上で不都
他者に干渉する権利を持たない。
合となる行為を未然に防ぎ、またそのような行
参加者は、対戦の際に時計等を用い
為が発生した際に適切な処置を下すために制
て時間を計る権利を持つ。但し、ヘッドジ
作されている。多くのプレイヤーにとっては周
ャッジ及び対戦相手に確認を求められた
知である内容が多いが、全ての内容に目を通
際にそれの公開義務を持つ。
すようお願いしたい。
4.2
観戦者が持つ権利
観戦者は、いかなる場合においても対
2. 適用範囲
戦中であり観戦対象である参加者と干渉
当フロアルールは、北海道 CS 及び当フロ
する権利を持たない。
アルールを適用すると予め告知された非公認
観戦者は、観戦対象の試合中に参加
大会においてのみ適用される。
者の一方が罰則に当たる行為をした際
に、ヘッドジャッジを呼ぶ権利を持つ。
3. 各関係者の定義
観戦者は、ヘッドジャッジに求められた
当フロアルールの記述に際し、非公認大会
際に該当する試合の状況について可能
における関係者を、参加者、観戦者及びヘッド
な限りの説明義務を持つ。
ジャッジの三者とし、それぞれ非公認大会に
4.3
ヘッドジャッジが持つ権利
参加する者、非公認大会中に行われる各対
ヘッドジャッジは、各対戦中に発生した
戦を観戦する者及びヘッドジャッジではない運
諸問題の最終的な措置を決定する権利
営を手伝う者、対戦中に発生する諸問題への
を持つ。
判断権を持つ者と定義する。また、開催される
ヘッドジャッジは、参加者が与えられて
非公認大会がチーム戦であった場合、各参加
いない権利を行使した際に、その内容に
者と同じチームに属する者を互いから見てチ
応じて罰則を与える権利を持つ。
ームメイトであると定義する。
ヘッドジャッジは、観戦者が与えられて
いない権利を行使した際に、その内容に
応じて罰則を与える権利を持つ。
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北海道 CS フロアルール
間はこれに含まない。
5. 大会及びゲームの進行に関するルール
5.1
サイドチェンジ後は必ずお互いのサイ
マッチング発表から対戦開始前
ドデッキ及びエクストラデッキの枚数を確
各参加者は、各対戦のマッチングが発
認する。
表された後、速やかに指定の席に着く。
5.3
対戦終了後
対戦をする両者が着席した後、お互い
対戦終了後は、勝者がスコアシートを
に対戦相手に間違いがないかを確認す
記入し提出する。その際、スコアシートの
る。
記述に間違いがないかをお互いに確認
大会で使用するメインデッキ、サイドデ
する。
ッキ、エクストラデッキの枚数をお互いに
スコアシートを提出した後、参加者は
確認する。
席を立っても良いが、対戦中の他の参加
お互いのデッキをシャッフルし、手札を
者に迷惑をかけないよう気を付ける。
お互いに確認できないように引き、先攻、
後攻を決定する。このとき、先攻、後攻の
6. 罰則規定
決定に齟齬が発生しないよう気を付ける。
5.2
参加者に罰則が与えられる場合、警告、
対戦中及びサイドチェンジ中
デュエルロス、マッチロス及び受賞資格
フェイズの移行はお互いに確認を取っ
の剥奪のいずれかを適用する。警告を 2
て行う。
回与えられた参加者にはデュエルロスを
ライフポイントの計算に電卓等の電子
適用する。デュエルロスを与えられた参
機器を用いても良いが、必ずお互いに紙
加者は現在行っているデュエルに敗北す
製のメモ用紙等に記録を取る。
る。マッチロスを与えられた参加者は現
対戦中は対戦相手に不正を疑われる
在行っているマッチに敗北する。受賞資
ような行為をしないよう気を付ける(相手
格の剥奪を与えられた参加者は現在行
の見えない領域に手札を移動する等)。
っているマッチに敗北し、以降の対戦を
カードをセットする際に、対戦相手にカ
行うことができず、商品を受け取る権利を
ードをセットする旨を伝える。その後セット
持っていた場合はその商品を没収される。
したカードを手札に戻すことはできない。
観戦者に罰則が与えられる場合、注意
対戦中のそのデュエルのサレンダーは、
及び退場のいずれかを適用する。注意を
対戦相手の同意なしに認められる。
2 回与えられた観戦者には退場を適用す
対戦中の思考時間は 3 分を上限とす
る。退場を与えられた観戦者は会場から
るが、3 分を超えない場合でも遅延の可
退場し、大会が終了するまで会場に出入
能性があればヘッドジャッジの判断を仰
りすることができない。
ぐことができる。
4.1 より、参加者はヘッドジャッジを呼び、
サイドチェンジの制限時間は 3 分とす
判断を仰ぐことができるが、下記の状況
る。但し、お互いのサイドデッキ及びエク
について、記載する対処法が有効である
ストラデッキの枚数を確認するための時
と判断できる場合、それをヘッドジャッジ
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の判断として適用する。
対戦開始時に対戦相手が着席してい
7. その他
ない場合、対戦相手に対して対戦開始か
当フロアルールの制作者は、当フロア
ら 5 分後にデュエルロス、10 分後にマッ
ルールを更新する権利を持つ。この権利
チロスを適用する。
は、当フロアルールをより良いものとする
自身もしくは対戦相手のスリーブが裂
目的でのみ行使する。
けている、判別ができる場合、予備のス
リーブと交換しなければならない。
メインデッキのカードの枚数が規定の
制作者 DAT
枚数より少ない場合、手持ちのカードもし
協力者 てん
くはサイドデッキから規定の枚数に達す
るまでカードを追加し、それを今大会中
のメインデッキ及びサイドデッキとして使
用する。試合後、その状態でのデッキシ
ートを作成し提出しなければならない。
対戦開始前にメインデッキ、サイドデッ
キ及びエクストラデッキのカードが混ざっ
ていた場合、本来の状態に戻さなければ
ならない(但し、サイドチェンジ後は除く)。
対戦相手のデッキをシャッフルした際
にカードが捲れた場合、ヘッドジャッジは
捲れたカードを確認し、そのカードがデュ
エルに与える影響を考慮した上でカード
を捲ったプレイヤーに与える最終的な措
置を決定する。
参加者が先攻 1 ターン目のドローフェ
イズでカードをドローした場合、ドローした
参加者にデュエルロスを適用する。
プレイの巻き戻しが発生する場合、そ
のプレイが正しく処理できる場合、巻き戻
しは不可である。そのプレイが正しく処理
できない場合、ヘッドジャッジの判断によ
って巻き戻しもしくはデュエルロスを適用
する。
カードを過剰にドローした場合、デュエ
ルロスを適用する。
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