磁性体検知装置

磁性体検知装置
メドノーバス セーフスキャン IP
∼MRI検査室へ入室前の安全確認に∼
MRI 検査室へ磁性体を持ち込むことの危険性を
ご存知ですか?セーフスキャン IP は誰でも簡単に
チェックができ事故発生を未然に防ぐことができます
■ 磁性体のみを検知
■ わかりやすい2色の表示灯
■ 磁性体検知時はアラーム音でも警告
■ 場所を選ばない自立式、スマートに設置できる壁固定式の2タイプ
http://www.starprod.co.jp
『放射線診療事故防止のための指針』で
磁性体所持品、磁気で傷害される可能性のある所持品
のチェックを推奨しています
動作の仕組み
磁性体検知装置がなぜ必要?
セーフスキャン IP は、スタンバイ状態で装置上部のランプが緑色に点灯
MRI 装置(磁気共鳴画像診断装置)は、非常に強力な磁場を利用して
しますが、装置内部では常に周囲の磁場変化を監視しています。磁性体
生体の断面画像などを無侵襲で得られますが、その一方で非常に強力
検知の警告は通過検知用ビームを遮断することで開始し、磁性体が検知
な磁場環境下に「ついうっかり」磁性体を持ち込んでしまったことで
された場合には赤色に点滅し同時にアラーム音で警告します。そのため、
吸着事故を起こすことがあります。
無駄な警告をすることはありません。
吸着事故は医療行為の時だけでなく、保全・清掃・工事といった従事
異状なし
検知
者が監視しにくい時にも発生しています。
万一、磁性体が吸着した場合には、取り除くために莫大な費用と復旧
までの時間的損失が発生し、検査中においては被検者が傷害を受ける
といった大事故にもなりかねません。実際に、酸素ボンベが吸着した
際に被検者へ衝突し死亡するといった事故も発生しています。
磁性体の吸着事故を起こさないためには、認識の高い医療従事者に限
らず「誰もが簡単にチェックできる方法」が必要です。
そこで、決められた所を通過するだけで磁性体を検知できる磁性体検
知装置が求められています。
仕様
タイプ: ポールタイプ (サイド A ・ B は各独立機能)
設置間隔: 66cm ~137cm (各センサー面が対向する事)
≪推奨設置間隔≫
高精度スキャンの場合 : 66cm ~ 76cm
広範囲スキャンの場合 : 91cm ~ 137cm
動作モード: サーチモード、 ナイトモード
OFF
LO
HI
最大高さ 約184cm
リフレクター高さ 約78cm
光学センサー高さ 約55cm
光学センサー高さ 約78cm
電源: 100-240V AC アダプタ
消費電流: サーチモード 0.03A, 最大 0.05A (サイド A ・ B 各)
リフレクター高さ 約55cm
重量: サイド A ・ B 各16kg (台座含む)
HI
広範囲スキャンの場合
91cm ~137cm を推奨
センサー部: 光学センサー (受発光一体)、 リフレクター
寸法: 約184cm(H)× 約36cm(W)× 約33cm(D) (台座含む)
ON
VOLUME
調整機能: センサー強度 (4段スイッチ)
アラーム音程 (2.5kHz ~3.8kHz)
表示灯: 緑色 (サーチモード / スタンバイ状態)
赤色 (磁性体を検知)
赤色と緑色 (ポールが正しい位置で対向していない)
うす暗い赤色 (ナイトモード) POWER
SENSITIVITY
LO
高精度スキャンの場合
66cm ~76cm を推奨
台座奥行き 約36cm
台座幅 約33cm
ご注意
・本装置は磁性体吸着事故を完全に排除できるものではありません。
・本装置は所持品確認の主たる装置ではなく、綿密な所持品の確認を事前に行ったうえで二次的に使用する装置です。
・本装置は磁性体を100%検知できることを保証してはおりません。
・本装置は水平な場所でご使用ください。
・本装置を設置する場所は、その環境によりお客様の要望にお答えできない場合もございます。(例:エレベータ付近,MRI 装置付近)
・設置環境によりベース部の重量や奥行きサイズを変更する場合があります。
CAT:201412