冬季操業調整契約(高圧) (オプション契約約款) 平成 26 年 12 月 1 日変更実施 北海道電力株式会社 1 対象となるお客さま このオプション契約約款(以下「この約款」といいます。)は,電力契約標準約款(高圧) (平成 26 年 11 月 1 日実施。以下「標準約款」といいます。)の業務用電力もしくは高圧電 力またはオプション契約約款の業務用ウイークエンド電力,業務用取引量別契約,高圧電 力Ⅰ型,高圧電力Ⅱ型,高圧電力Ⅲ型,時間帯別調整契約(高圧)もしくは産業用取引量 別契約として電気の供給を受けるお客さまで,次のいずれにも該当し,当社との協議が整 ったお客さまを対象といたします。ただし,操業または業態の特性から季節的,時間的に 休業等により負荷が減少となるお客さまは対象といたしません。 (1) 平成 26 年 12 月の検針日から平成 27 年 4 月の検針日の前日までの期間の原則として 平日において,操業等を抑制していただくことにより,連続 2 日以上にわたって負荷 を調整することが可能であること。 (2) 当社からの受電電力を常時契約における平成 25 年 12 月の検針日から平成 26 年 4 月 の検針日の前日までの期間における各月の最大需要電力の最大値(以下「基準電力値」 といいます。なお,時間帯別調整契約〔高圧〕の場合は,4〔調整対象期間および調整対 象時間〕(2)の調整対象時間におけるP時およびOP時を対象といたします。)から,基 準電力値の 10 パーセント以上,かつ,100 キロワット以上抑制していただけること。た だし,平成 25 年 12 月の検針日の翌日以降,新たに電気の供給を受けた場合または常時 契約の契約電力(以下「常時契約電力」といいます。)を増加もしくは減少された場合等 の基準電力値は,次のとおりといたします。 なお,常時契約とは,標準約款またはこの約款以外のオプション契約約款による需給 契約をいいます。 イ 新たに電気の供給を受けた場合 新たに設定した常時契約電力等 ロ 常時契約電力を増加または減少された場合 増加または減少後の常時契約電力等 ハ イおよびロ以外の場合は,常時契約電力を基準として,お客さまと当社との協議に よって定めます。 (3) 原則として平成 26 年 11 月 30 日時点において,当社との需給契約により電気の供給を 受けていること。 2 約 款 の 変 更 当社は,この約款を変更することがあります。この場合には,電気料金その他の供給条 件は,変更後のオプション契約約款によります。 - 1 - なお,お客さまが変更後のオプション契約約款による契約を希望されない場合は,標準 約款 42(需給契約の変更)または 44(需給契約の廃止)により,この約款による契約(以 下「この契約」といいます。)を変更または廃止することができます。 3 契 約 期 間 契約期間は,この契約の締結日から 5(調整日)で定める調整日の末日までといたし ます。 4 調整対象期間および調整対象時間 (1) 調整対象期間は,お客さまが負荷を調整する期間とし,原則として平成 26 年 12 月の 検針日から平成 27 年 4 月の検針日の前日までといたします。 (2) 調整対象時間は,5(調整日)にお客さまが負荷を調整する時間とし,原則として,9 時から 21 時までといたします。 5 調 整 日 調整日は,調整対象期間の原則として平日において,連続 2 日以上にわたって負荷の調 整を行なう日とし,あらかじめお客さまと当社との協議によって定めます。 なお,平日とは,土曜日,日曜日,「国民の祝日に関する法律」に規定する休日および 12 月 29 日から翌年の 1 月 5 日までの日を除いた日といたします。 6 契約調整電力 契約調整電力は,5(調整日)においてお客さまが負荷を調整する電力とし,あらかじ めお客さまと当社との協議によって定めます。この場合,基準電力値の 10 パーセント以 上,かつ,100 キロワット以上にしていただきます。 なお,時間帯別調整契約(高圧)のお客さまについては,時間帯別に契約いたします。 7 料 金 負荷の調整を実施した場合の各月の料金は,常時契約によって料金として算定され た金額から,(1)によって算定された 1 日ごとの割引額のその 1 月の合計値を差し引い たものといたします。 (1) 割 引 額 割引額は,実績調整電力により,次によって算定いたします。 なお,実績調整電力が契約調整電力を上回る場合の実績調整電力は,契約調整電力の - 2 - 値といたします。 1 日ごとの割引額 = 次式によって算定された実績調整電力 × (2)の割引単価 実績調整電力 = A - B A = 原則として,調整日の前年同月における常時契約の最大需要電力(以下「調 整日の基準電力」といいます。なお,標準約款の自家発補給電力の供給時 間中は,調整日の基準電力と自家発補給電力の契約電力との合計といたし ます。) B = 原則として,調整日の調整対象時間中における 30 分需要電力の最大値 ただし,平成 25 年 12 月の検針日の翌日以降新たに電気の供給を受けた場合また は常時契約電力を増加もしくは減少された場合等,実績調整電力の算定にあたり調 整日の前年同月における常時契約の最大需要電力によりがたい場合の調整日の基準 電力は,あらかじめお客さまと当社との協議によって定めることといたします。こ の場合,調整日の契約電力を上回らないものといたします。 (2) 割 引 単 価 割引単価は,次のとおりといたします。 実績調整電力 1 キロワット 1 日につき 183 円 60 銭 (3) 時間帯別調整契約(高圧)のお客さまについては,(1)の割引額算定式における実績調 整電力は,原則として,各時間帯の実績調整電力を時間加重平均したものといたします。 この場合,割引額算定式における調整日の基準電力および調整日の調整対象時間中 における 30 分需要電力の最大値は,次のとおりといたします。 イ 調整日の基準電力 原則として,調整日の前年同月におけるP時およびOP時(8 時から 9 時および 21 時から 22 時を除きます。)それぞれの時間帯の最大需要電力(標準約款の自家発補給 電力の供給時間中は,調整日の基準電力と自家発補給電力の契約電力との合計値とい たします。) ロ 調整日の調整対象時間中における 30 分需要電力の最大値 原則として,調整日の調整対象時間中のP時およびOP時(8 時から 9 時および 21 - 3 - 時から 22 時を除きます。)それぞれの時間帯における 30 分需要電力の最大値 8 調整電力未達の取扱い 調整日の実績調整電力が契約調整電力の 70 パーセント未満となる場合は, その日の調 整は実施されなかったものとみなします。 なお,時間帯別調整契約(高圧)のお客さまについては,時間帯ごと(OP時の場合 は,8 時から 9 時および 21 時から 22 時を除きます。)に調整電力未達の判定を行なうこ ととし,いずれかの時間帯において,調整日の実績調整電力が契約調整電力の 70 パーセ ント未満となる場合は,その日の調整は実施されなかったものとみなします。 9 解 約 当社は,需給逼迫が解消する見込みとなった場合は,この契約を解約することがあり ます。 なお,この場合には,解約の 10 日前までに文書によりその旨をお客さまにお知らせい たします。 10 そ (1) の 他 記録型計量器により計量する場合で,当社があらかじめお客さまに電力量計の値ま たは 30 分最大需要電力計の値が記録型計量器に記録される日(以下「計量日」といい ます。)をお知らせしたときは,この約款における検針日は,計量日といたします。 (2) 当社は,この契約にもとづく調整を実施した場合に生じたお客さまの損害について は,その賠償の責めを負いません。 (3) 当社は,必要に応じてお客さまから電気の需給に関する記録を提出していただき ます。 (4) この約款に定めのない規定については,標準約款,業務用ウイークエンド電力,業務 用取引量別契約,高圧電力Ⅰ型,高圧電力Ⅱ型,高圧電力Ⅲ型,時間帯別調整契約(高 圧)または産業用取引量別契約に定めるところによるものといたします。 (5) この約款によりがたい場合は,お客さまと当社との協議によって定めるものといた します。 - 4 - 附 1 則 実 施 期 日 この約款は,平成 26 年 12 月 1 日から実施いたします。 2 対象となるお客さまについての取扱い この約款の実施の際現に電力契約標準約款(高圧)(平成 26 年 4 月 1 日実施。以下「旧 標準約款」といいます。)の業務用電力もしくは高圧電力またはオプション契約約款の業 務用ウイークエンド電力,業務用取引量別契約,高圧電力Ⅰ型,高圧電力Ⅱ型,高圧電力 Ⅲ型,時間帯別調整契約(高圧)もしくは産業用取引量別契約として電気の供給を受ける お客さまについては,1(対象となるお客さま)の「標準約款の業務用電力もしくは高圧電 力またはオプション契約約款の業務用ウイークエンド電力,業務用取引量別契約,高圧電 力Ⅰ型,高圧電力Ⅱ型,高圧電力Ⅲ型,時間帯別調整契約(高圧)もしくは産業用取引量 別契約として電気の供給を受けるお客さま」は,「旧標準約款の業務用電力もしくは高圧 電力またはオプション契約約款の業務用ウイークエンド電力,業務用取引量別契約,高圧 電力Ⅰ型,高圧電力Ⅱ型,高圧電力Ⅲ型,時間帯別調整契約(高圧)もしくは産業用取引 量別契約として電気の供給を受けるお客さま」と読み替えるものといたします。 3 延滞利息の適用開始までの取扱い 7(料金)は,標準約款附則 8(延滞利息の適用開始時期)に定める延滞利息の適用開始 時期以降の料金に適用するものとし,それまでの間の料金については,次のとおりといた します。 (1) 料 金 負荷の調整を実施した場合の各月の料金は,常時契約によって算定された早収料 金の場合の金額から,イによって算定された 1 日ごとの割引額のその 1 月の合計値 を差し引いたものを早収料金として算定いたします。 イ 割 引 額 割引額は,実績調整電力により,次によって算定いたします。 なお,実績調整電力が契約調整電力を上回る場合の実績調整電力は,契約調整電力 の値といたします。 1 日ごとの割引額 = 次式によって算定された実績調整電力 × ロの割引単価 - 5 - 実績調整電力 = A - B A = 原則として,調整日の前年同月における常時契約の最大需要電力(以下 「調整日の基準電力」といいます。なお,標準約款の自家発補給電力の 供給時間中は,調整日の基準電力と自家発補給電力の契約電力との合計 といたします。) B = 原則として,調整日の調整対象時間中における 30 分需要電力の最大値 ただし,平成 25 年 12 月の検針日の翌日以降新たに電気の供給を受けた場合ま たは常時契約電力を増加もしくは減少された場合等,実績調整電力の算定にあた り調整日の前年同月における常時契約の最大需要電力によりがたい場合の調整日 の基準電力は,あらかじめお客さまと当社との協議によって定めることといたし ます。この場合,調整日の契約電力を上回らないものといたします。 ロ 割引単価 割引単価は,次のとおりといたします。 実績調整電力 1 キロワット 1 日につき 183 円 60 銭 ハ 時間帯別調整契約(高圧)のお客さまについては,イの割引額算定式における実績 調整電力は,原則として,各時間帯の実績調整電力を時間加重平均したものといたし ます。この場合,割引額算定式における調整日の基準電力および調整日の調整対象 時間中における 30 分需要電力の最大値は,次のとおりといたします。 (イ) 調整日の基準電力 原則として,調整日の前年同月におけるP時およびOP時(8 時から 9 時および 21 時から 22 時を除きます。)それぞれの時間帯の最大需要電力(標準約款の自家発 補給電力の供給時間中は,調整日の基準電力と自家発補給電力の契約電力との合計 値といたします。) (ロ) 調整日の調整対象時間中における 30 分需要電力の最大値 原則として,調整日の調整対象時間中のP時およびOP時(8 時から 9 時および 21 時から 22 時を除きます。)それぞれの時間帯における 30 分需要電力の最大値 - 6 -
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