二輪車向け事業について 電装事業本部 副本部長 町田 正 ⓒ2014 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. １．二輪車向け製品の沿革 ２．主力製品 ３．世界の二輪車市場推移 ４．主力市場の展開 ５．電装事業の売上高推移 ⓒ2014 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. １．二輪車向け製品の沿革 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010 2020 シリコン整流体 ⇒ REG/RECへ進化 セレン整流体 供給開始 高効率FET REG 上市 ASEAN向けオープン REG 上市 デジタルCDI 上市 アナログ式 CDI デジタル式 CDI上市 世界初５０㏄ ACG ｽﾀｰﾀｰECU 上市 ASEAN向け ACGｽﾀｰﾀｰECU 上市 電子ベルコン ＥＣＵ 上市 ・REG/REC内蔵 ・ACGｽﾀｰﾀECU内蔵 ・単体ドライバー ⓒ2014 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. LED灯火システム ２．主力製品 ＜キャブレター式＞ ＜ＦＩ式＞ ACG ｽﾀｰﾀｰ ECU Reg/Rect ウインカ バッテリ ウインカリレー バッテリ 発電機 エンジン エンジン ＡＣＧスターター CDI 内製半導体：サイリスタ、ダイオード、MOSFET、IC ユニットの競争力を向上 ⓒ2014 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. ２．主力製品 製品 三相SCR式REG 三相全充電 FET式レギュレータ 機能 三相発電機の出力を整流してバッテリを充電、バッ テリ電圧が高い時は発電機入力を短絡し、充電を制 御するレギュレータ。 主に大型車両向けに使用（排気量1000ccクラス） 三相ショート式レギュレータの制御素子にMOSFETを 使用し、低損失・大電流化を実現したレギュレータ。 AC/DC Op-Op レギュレータ 単相発電機の正サイクルでバッテリ制御、負サイク ルでランプ制御を行うレギュレータ。 ランプ制御を最適化することで、発電機の出力効率 を改善。 ACGｽﾀｰﾀｰECU 始動時にBattの電力を使用してACGｽﾀｰﾀｰを 回転させる機能と充電時Battへの充電電流量を 制御することで、Batt電圧を一定に保つﾚｷﾞｭﾚｰﾀ 機能、スロットル・水温・大気温等の情報から 燃料噴射量・燃料噴射時期・点火時期を制御する 機能を統合したユニット。 ｽﾛｯﾄﾙ開度・ｴﾝｼﾞﾝ回転数・車速等の情報から、 ｱｲﾄﾞﾘﾝｸﾞ状態を検出し、ｴﾝｼﾞﾝを停止させる事で 燃費向上効果のあるｱｲﾄﾞﾙSTOP機能搭載が可能 ⓒ2014 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. ２．主力製品 製品 機能 CDI 発電機で発電された電気をユニット内のコンデン サに蓄電し、点火タイミングの信号が入るとSCR によりイグニッションコイルに放電するユニット フルトライグナイタ バッテリから昇圧コイルの一次コイルに電流を流 した状態から、スイッチ（トランジスタ）をオフし、そ の電流を遮断させることにより、高電圧を発生さ せ、イグニッションコイルに放電するユニット ウィンカーリレー 二輪車用ウインカの点滅制御を行うユニット。 従来の機械式リレーに代わるのが、この半導体リ レーで、機械的な摩耗を防ぎ、小型化と信頼性の 向上を実現。車体前後のウインカを別々にコント ロールすることが可能。 EV車用 PDU ダウンReg 充電器 ■PDU 本田技研工業の二輪EV車の走行用モータを駆動 制御するパワードライブユニット ■ダウンReg ＥＶ車用特有の高電圧バッテリから12Vバッテリ への充電や電装品を駆動させる為に降圧させる ユニット ⓒ2014 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. ３．世界の二輪車市場推移 万台 世界の二輪車市場予測 インドは、市場成長続く ASEANは、安定成長 二輪車市場は2004年に3,000万台を超え、2014年に6,000万台、2020年に7,500万台に到達する見通し ⓒ2014 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. ４．主力市場の展開 ASEAN市場 ～製品構成比予測～ 成熟期 環境対応車需要高まる 従来のREG・CDIからACGｽﾀｰﾀｰECUを 中心とした高機能製品へ ACGｽﾀｰﾀｰECU ⓒ2014 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. ４．主力市場の展開 インド市場 インドの二輪車市場予測 万台 3,000 2,500 ２０２０年には年間２，５００万台を超え、 ２０１０年比で約２倍の規模まで拡大 予測 2,000 1,500 実績 1,000 500 0 00年01年02年03年04年05年06年07年08年09年10年11年12年13年14年15年16年17年18年19年20年 ⓒ2014 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. ４．主力市場の展開 インド市場 新工場設立 ６月に本格量産開始 供給体制強化 CDI Reg/Rect Shindengen India Private Ltd. 脅威 ●メガサプライヤー 市場拡大期 ●ローカルメーカー システム開発による総合提案 人手ラインから最新設備導入へ ローカルメーカーとのＪ／Ｖ 自社製品開発 →二輪車向けビジネス拡大 競争力強化 脅威 →技術力向上、品質改善 ・内製デバイス、モジュールを活用した製品開発 自社コア技術融合による ・車載品質を維持した実装技術 技術シナジー ・現地完成車ニーズに対応した開発体制 ・数量増に対応した生産ラインと造り ・現地調達可能部品の適用 ⓒ2014 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. 抜本的な造りの改革による 体質強化 ５．電装事業の売上高推移 億円 今期は、ベトナムやタイ市場低調も、 来期はＦＩ化がドライバーとなり再び拡大基調へ ⓒ2014 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. 「エネルギーの変換効率を 極限まで追求することにより、 人類と社会に貢献します。」 ご清聴ありがとうございました。 ⓒ2014 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd.
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