Oracle EBS 導入事例 株式会社伊藤園様 生産物流 - SCSK株式会社

Oracle EBS 導入事例
株式会社伊藤園
株式会社伊藤園様
会社伊藤園様 生産物流/
生産物流/営業システム
営業システム構築
システム構築プロジェクト
構築プロジェクト
■お客様プロフィール
客様プロフィール
社名
:
設立
:
資本金
:
従業員
:
事業内容
:
拠点所在地
:
株式会社伊藤園
1966(昭和 41)年 8 月 22 日
19,912,300,000 円
5,237 名
清涼飲料(緑茶、烏龍茶、紅茶、野菜、果実、コーヒー、その他)の製造・販売、
緑茶の製造・販売、健康食品の製造・販売、乳飲料の製造・販売、
烏龍茶および紅茶の輸入・販売
全国 31 地区、営業拠点 204 拠点
直営専門店:159 店舗
本社、西新宿ビル、台東浅草ビル、関西本部ビル、神明町ビル
中長期経営計画の
中長期経営計画の達成を
達成を支援する
支援するシステム
するシステム基盤
システム基盤を
基盤を刷新
「お~いお茶
いお茶」「充実野菜
」「充実野菜」「
充実野菜」「1
」「1日分の
日分の野菜」
野菜」などで知
などで知られる大手飲料
られる大手飲料メーカー
大手飲料メーカーの
メーカーの株式会社伊藤園様。「
株式会社伊藤園様。「中長期
。「中長期
経営計画」
経営計画」の目標である
目標である連結売上高
である連結売上高5
連結売上高5,000億円
000億円の
億円の実現に
実現に向け、基幹システム
基幹システムを
システムを刷新されました
刷新されました。
されました。
当社 SCSK は、この大規模
この大規模プロジェクト
大規模プロジェクトの
プロジェクトの導入パートナー
導入パートナーとして
パートナーとしてプロジェクト
としてプロジェクト発足当初
プロジェクト発足当初から
発足当初から参画
から参画し
参画し、システム設
システム設
計、構築、
構築、運用までを
運用までを担
までを担い、プロジェクトの
プロジェクトの完遂に
完遂に貢献しま
貢献しました
しました。
した。
全社共通の
全社共通のシステムインフラとして
システムインフラとして Oracle EBS を
合は、その課題の原因がどのプロセスで発生したのか、何が
導入
原因となったのかを正確に伊藤園に対し報告を行なうことで
株式会社伊藤園では「中長期経営計画」の目標である連
密接なコミュニケーションを図ることとした。計画の推進を随
結売上高5,000億円達成を支援するシステムインフラ構築に
時検証することは計画に対するスケジュール遵守、及びプロ
向け、「営業基盤の強化」・「総コストの削減」・「ブランドの強
ジェクト推進における追加コスト抑制にも繋がった。
化」を目標に営業/生産物流プロジェクト(以下、U5000プロ
新基幹システムはスケジュール通り生産物流システムが
ジェクト)を2006年11月に発足し、「Oracle E-Business Suite
2008年11月に本番稼動を迎え、続いて2009年11月に営
( Oracle EBS ) 」 の 採 用 を 決 定 し た 。 導 入 パ ー ト ナ ー に は
業システムが本番稼動を迎えた。現在では、1日最大100万
Oracle EBS の導入プロジェクトで豊富な実績があり、導入か
件の売上明細の処理を行なっているが、性能が落ちることな
ら保守・運用までのワンストップでサービスを提供している
く、安定稼動を続けている。
SCSK が選ばれた。
SCSK は引き続き営業/生産物流システムの保守運用業
U5000プロジェクトのシステム開発の対象は伊藤園の工
務を担当しており、導入後のシステム保守運用業務を『業務
場での生産管理業務、本社営業部門と全国各地の営業拠点
変化に合わせてシステムを磨く作業であり、システムの資産
での営業業務、本社管理部門での財務会計業務など広範囲
価値を向上させる取組み』と考え、営業/生産物流システム
にわたり、画面数140、帳票数130、バッチ353、開発期間
の特徴である柔軟性と拡張性を最大限に活かして業務運用
は3年間、ユーザー数3000名が使用する大規模プロジェク
やシステム機能の改善への取組みを伊藤園と一体となり進
トとなった。
めている。伊藤園と SCSK との密接なコミュニケーションと協
SCSK は複数の事業部からプロジェクトメンバーを構成し、
力体制で結ばれたパートナーシップで今後も連結売上高5,0
アプリケーション開発、基盤構築を担当し、社内 PMO での品
00億円達成を支援するシステムインフラを強固なものにする
質検証を行うなど、のべ180名を超えるメンバーが参画した。
継続的な取組みは続いていく。
プロジェクトマネジメントにおいては、プロセスの「計画」・「実
施」・「検証」の基本通りの活動を徹底し、課題が発生した場
導入効果
新基幹システムは、本社、各営業拠点で各々管理していた
情報を一元化したことにより、バッチ処理・月次処理の統合管
プロジェクトを
プロジェクトを振り返って
伊藤園情報管理部椎橋部長に今回の全体的な評価と今後、
SCSK に期待することを聞いてみた。
理が実現され、関連部署がリアルタイムに情報を共有するこ
「これまで伊藤園では、会計・販売管理や在庫管理・生産
とが可能になり、業務スピードの向上を実現している。全社の
管理など、夫々の個別システムを、複数のメインフレーム・オ
販売実績状況についても旧システムに比べ1日早く把握する
フコン上で独自に開発、運用してきました。
ことが可能となり、経営層が即座に販売状況を把握し、多角
しかし、市場が激しい変化を遂げていく状況下において、中長
的に分析、経営戦略に活用することを実現した。また、新基
期計画を実現するための新事業基盤を構築するにあたって
幹システムでは、いままで手作業で対応していた業務もシス
は、現状の個別最適化されたシステムでは耐えられないと考
テム化したことから、事務作業の軽減、データ入力等のシス
えていました。
テムの利便性も向上し、多様化する顧客ニーズに柔軟に対
そこで、原材料調達から、生産・物流・販売を、5年、10年
応するシステムを実現、徐々に現場で定着、活用されてい
の先を見据えた、あるべき業務に視点を置き、ERP・SCM・
る。
CRM の統合スイートパッケージを導入し、全社の業務を横断
する共通した情報システムインフラを再構築することが必須
であると判断したのです。
また、新しい業務フローの適用にあたり、ERP・SCM・CRM を
統合するパッケージであれば、提供される業務プロセスをベ
ースとして業務の効率化や簡素化を実現できると考えたので
す。
2009年11月に新システムが稼動し、2010年4月始めて
の決算を乗り越えることができました。今後は安定運用に向
け、更に SCSK 様の支援に期待しているところであります。」
ソリューション概要
ソリューション概要
■生産物流システム
営業拠点
顧客
受注
販売管理情報
本社
百貨店/
百貨店
百貨店/
専門店
百貨店//専門店
受注
量販店
量販店
出荷依頼
工場
販売計画/
販売計画/出荷予測
小売業者
小売業者
出荷
出荷調整
受注
受注
(OM)
(OM)
物流管理
物流管理
出荷調整
需要予測
需要予測
出荷
指示
出荷
委託工場
在庫
在庫
((OPM
/INV
/INV))
OPM /INV)
生産投入
((Forecast)
Forecast
Forecast)
Forecast))
直送出荷
有償支給
受入
生産実績
直送受入
生産計画
仕入先
受入
生産管理
生産管理
((OPM)
OPM
OPM))
発
発注
注
((PO)
PO
PO))
発注
受入
【【プロセス生産管理
プロセス
生産管理
プロセス生産管理
生産管理】
プロセス生産管理】
生産管理】】
依頼
生産
生産
バッチ
バッチ
手配
工程
工程
指図
品目
品目
実績
レシピ
レシピ
レシピ
レシピ
クローズ
トレーサ
トレーサ
ヒビ゙リティ
リティ
在庫
在庫
((ロット)
ロット
ロット)
ロット))
1
All Rights Reserved.
■営業システム
自販設置情報
活動
活動
顧客
顧客
商談見積
商談見積
ナレッジ
マスタ
マスタ
マスタ マスタ
マスタ
マスタ
マスタ管理
在庫管理
在庫管理 在庫(
在庫
INV
INV))
在庫((INV)
見込客登録
活動管理
スケジュール管理
スケジュール管理
ノルマ管理
ノルマ管理
営業マネージャ
営業マネージャ
マスタ
マスタ
物件
価格
品目 価格
物件 品目
営業
営業成績評価
営業活動
巡回
在庫管理、
在庫管理、受注、
受注、
出荷、
出荷、価格照会、
価格照会、
入金処理
小売業者
小売業者
商談・
商談・見積管理
契約
受入
基幹システム
量販店
量販店
百貨店/
百貨店
百貨店/
専門店
百貨店//専門店
顧客
活動報告
営業
出荷実績
HHTの
HHTの使用
自販機
出荷依頼
受注
購買管理(
購買管理
PO
購買管理((PO)
PO))
請求
受注(
受注
OM
受注((OM)
OM))
売上
取引
販売実績
販売実績
設置業者
設置業者
リースFA
リース
リースFA
FA
買掛(
買掛
AP
AP))
買掛((AP)
リース債務
リース債務
売掛(
売掛
AR
AR))
売掛((AR)
入金
会計(
会計
GL
GL))
会計((GL)
支払
減価償却
2
All Rights Reserved.