2014年 秋号(No.90/11月23日発行) ボーイスカウト東京大田第6団 (東京都大田区田園調布 3-43-1 カトリック田園調布教会内) URL http://www.bst-ohta6.org 聖地サンチャゴ巡礼( 聖地サンチャゴ巡礼(2014 JCCS 海外派遣) 田園調布教会、ボーイスカウト大田6団 巡礼派遣団長 朝倉 浩一 この夏、カトリックボーイスカウトの海外派遣のプログラムとして、カトリック3大聖地 の一つ、サンチャゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)の巡礼の道を歩きました。 サンチャゴは、キリスト教の12使徒の一人である聖ヤコブ(スペイン語でサンティアゴ) のお墓が9世紀初頭にスペイン北西部のサンチャゴ・デ・コンポステーラで発見されそれ以 来、エルサレム、ローマと並び3大巡礼地となっているとても意義深い場所で、サンチャゴ に通じる道は世界遺産にもなっています。 巡礼派遣団は、田園調布教会 4 名(大田6団) 、成城教会 2 名(世田谷14団) 、藤沢教会 3 名(藤沢16団)の計 9 名で構成されました。 カトリックスカウト運動100周年記 念事業として、巡礼 100 キロの踏破を目指しました。そし て巡礼を通してカトリックスカウト、 信者として一人ひとり が内面を見つめ直し、次の 100 年にむけてどのような活動 するかを考えることを目的に、まさに 100 周年記念のスロ ーガンである Keep the Lamp Burning にふさわしい活 動プログラムとして企画されました。 1 2014 年 8 月 7 日、事前準備を充分に行った我々は、成田空港に集合し、巡礼の旅に出発 しました。イスタンブール(トルコ)経由でスペイン、オーレンセの町に到着したのは、成 田を出発してから 30 時間も経っていました。オーレンセの町から巡礼の旅がスタートしま す。 まずは、巡礼手帳に出発地の記録のスタンプを現地神父様から頂きました。 (遅い時間にもかかわらず、神父様は快く対応してくださいました) 巡礼手帳は、巡礼地にある主な教会やアルベルゲ(宿泊施設) 、バル(定食屋)などで個性的 なスタンプを記録として押してもらうための手帳で、サンチャゴで『巡礼証明書』をもらう ための重要な手帳です。 早 8 月 9 日(巡礼 1 日目) ヘ ド 頼 ライトをつけ、 道しる に 手との うか 歩く は から 。 されていない を 初日からまさに巡礼の . と な り 道の い かり がってしまいました。 のどかな田園 た。一日目の タテ な道を歩くと りで、スタート直 りではありま し い時間に巡礼スタート。 となる りに歩きだしました。 のは大きな す べ 平坦 暗 「ホ 貝 黄色 矢印」 ば 思 誤 後 急 上 坂 続 ぐ 若 差 広 舗装 ば せん 舗装 山 ほ 多 ょ ? 風景 楽 余裕 ! 厳 知 CEA 午後 過ぎ ッ を 朝、まだ っていた が きます。 された道 うが かったで しむ もなく、ひたすら しさを ることとなりまし アルベルゲに到着したのは、 は、 た。 れと時 食は 時間 もあり くのバル K。 、ガル の行 でした。アルベルゲ到着 食時まで 。前 がセットになって 10 トルでも 半 1 時 程 後 疲 差 夕 仮眠? 休み 夕 近 へ 菜 メ パ ザ 飲 料 ~ 5ユ 得 飲料 ワ O 毎晩 シ 域 白ワ 初日は、22 1 キロ、 6 か 1 、 イン、 ーロとお ア地 の をとって ン、デ 。 は まし ート、 インボ インをいただき ました。 2 。 :CEA 8 月 10 日(巡礼 2 日目) C s o Dozo a tr 半 雨 降 中 気温 低 山 非常 始 Mos o d OSEIRA 古 祝福 ちょ 元気 隔 方 キロ、 の 6 から 時間 る 。 、 も めます。 teir 神父様に との間 . 5 死 半 日間の巡礼での で、 分を 自 越 分で した e はひらく一 a tr n から S ll d の一日。 った ど i e は が一 もありま 々 。 から っとは a、 分。 長 。歩くのに 必 。宿泊地では、 は していま した。 :S ll d 8 月 12 日(巡礼 4 日目) ロ、 6 時間。 ついに 9 名一 る。 が前 え、 同 程 後 左膝 激 じ行 緒 に歩くことを で、 フ しく 痛 8 月 13 日 ( 巡 礼 Co os mp tera、1 ついにカテ ド ーラに到着。 6. 振 ? 念し、2 O 組 uteir o . 、23 8 キ に分かれて行動す 仲良 くなりました。 ド 人 右膝 痛み 消 の は むようになっていました。 最終 :O 日) uteir o S から antiag od e 3 キロ、4 時間。 塔 み 笑顔! 制服 替 ラルの が見え、サンチャゴ・デ・コンポステ な ボーイスカウトの イタリア 断 a から ランス人、スペイン人、アイルラン して歩いており、 が i e に着 の大巡礼団のおか 感謝 ミ 参列 フメ 香炉 荘厳 雰囲気 終了 え、巡礼・ げ でボタ られるのを見ることができました。 巡礼証明書を発行してもらい、巡礼が の サに イロ(大 な です。 3 。 )が しました。 にきつい。 .5 右膝 痛み 厚 趣 の教会は、 く重 でした。 5 最 距離 天気 回復 撮 写真 枚 せん 安 感 少 飲み過ぎ 夜中 停電 27 4 キロ、9 時間 1 道は をいただき、 :C s o Dozo 8 月 11 日(巡礼 3 日目) く、 n、19 が な き。 が出ましたが、前 スペインに わか ち 合い、 中 毎 祈 参加メ 思 巡礼 赴任 赦 に きながら されている、谷 しの 秘跡 神父様( 横浜 区 実 も神父様にしていただき充 日のテーマ( 『信 仰 祈 』 『 り』 『我が いかと います。 最後 本 沿 って 祈 』 『 ることができ、お 企画をサポートしていただいた、谷 デ・サンチャゴ 友 の会様に 感謝 教 )と合 脇 流 し、 翌 日の朝の 』 『 互 いに 神父様、 をいたします。ありがとう 来の 助 進路 赦 』 『 し』 )を ) 日 カトリックスカウト JCCS 関係 ござ 者様、日 いました。 協議 JAPAN C ol c Co f 会 ( ath 4 サ、 i 決 め、歩 け合うことができたのではな 神に 注 JCCS: 本 ごミ した巡礼の旅となりました。 国 家族 将 り、考えることを行いました。 ンバーは、テーマに に、 脇慎太郎 本 ミ ノ カ ・ 感謝 c of Sco n eren e ー uting) ボーイスカウトへのおさそい ビーバー隊長 田中孝雄 私が子供のころ、共に遊ぶ仲間は、 「ガキ大将」というボスのもとに年齢順に構 成されていました。その集団には、兄や姉、弟や妹という兄弟もいました。家も 近く、みんな同じ地元の公立小学校にかよっていました。遊びのルールは「ガキ 大将」の専権事項でした、けっして、民主的な集団ではなく、 「ガキ大将」独裁集 団でした。よく泣かされもしましたし、同年の友達とは喧嘩もしました。しかし、 翌日には何事もなかったように一緒に遊びました。いまこうして思い起こすと、 会社勤めもあまりかわらないなぁと苦笑してしまいます。 さて、スカウト諸君の現状はどうなのでしょうか。私の子供のころのように、 「ガキ大将」に率いられ、わがままを抑えられながら遊ぶという経験はあるので しょうか。皆無とは断言できませんが、少なくなっているとは推測されます。 「ガ キ大将」は天然記念物化しているのですから。 「ガキ大将」集団で遊ぶことが良いことか、悪いことか。重要か重要でないか、 必要か必要でないか。今もって、私は結論を出せずにいます。 しかし、経験則に基づく「感覚」では、 「すこしぐらい経験したほうがいいかな」 ぐらいの感触を持っています。 「ガキ大将」が天然記念物化してしまった現在、ボーイスカウトは、 「 ガキ大将」 集団的雰囲気を経験できる数少ない場ではないでしょうか。 こんな切り口でボーイスカウト活動を紹介するのも一手かな。と、思いました。 皆様、いかがでしょうか。 もちろん、ボーイスカウト活動は、 「ガキ大将」集団とは異なり、きわめて、民 主的で、平和的で、非暴力的で、文化的で、学術的で、知的で、健康的で、安全 で、お上品に行われております。誤解なきよう念のため。 5 オーバーナイトハイク報告 ~東京オリンピック 2020 の会場を見に行こう~ BS 隊長 岡野 博 11 月 8 日、9 日で葛西臨海公園をスタートし、田園調布教会までの 35Km のオーバーナイト ハイクを VS 隊と合同で実施いたしました。当日サポートいただいた指導者の皆様にはこの 場をお借りして感謝申し上げます。 今回は東京オリンピックの会場となる夢の島公園や、有明の森を見学し、毎週集会で訓練し た読図、結索、通信技術のゲームを織り交ぜたハイクとなりました。参加した BS 隊 5 名、VS 隊 1 名の計 6 名のスカウトは、寒風の湾岸通り、夜景の綺麗な晴海通り、日の出直後の目黒 通りを眠くなりながらのハイキングであったと思います。 普段の集会では体験できない非日常を知る機会となったことを期待して、スカウトには今後 もいろいろなことに挑戦し、冒険してもらいたいと考えております。 来年夏に世界ジャンボリーが山口県きらら浜で開催されます。世界各国のスカウトと交流で き、サイエンス、ライフ、アドベンチャーなどの色々な体験が君たちを待っています。 一級スカウトであることが参加条件になるので、特に高学年のスカウトは技術を磨いて上級 スカウトを一緒に目指しましょう。 6 超 OB 秋季キャンプ @ 蓼科高原(清水 OB 別荘)のスナップ (文章が間に合わず、写真のみのご紹介です) 7 「黄と緑」へ投稿のお誘い 「黄と緑」は大田第6団の機関誌として年に4回発行しています。 各隊隊長による活動報告が中心になっていますが、ボーイスカウト活動に関心 のある保護者や OB の方の投稿も大歓迎です。日頃の集会に対する感想、ボー イスカウト活動への想いなどをお寄せいただければ幸いです。 - 大田第6団は現在スカウト数 40、登録数 40、登録数 65 です - (登録数はスカウトにリーダー、団委員を加えた総数です) 世界のスカウト-日本連盟-東京連盟-JCCS 《今後の予定》 11 月 23 日 12 月 21 日 12 月 24 日 1 月 10 日 1 月 18 日 3 月 21~23 日 4月5日 4 月下旬 月 29 日~8 月 7 8月 田園調布教会のバザー クリスマス会 クリスマスミサ 新年会 お餅つき スキーキャンプ 復活祭 潮干 り 日 23回世界スカウトジャンボリー 23 S 各隊キャンプ 7 第 狩 ( W J) 〔田園調布教会〕 〔田園調布教会〕 〔田園調布教会〕 〔田園調布教会〕 〔田園調布教会〕 〔山口県きらら浜〕 《編集後記》 今 号は 10 月末に発行の予定でしたが、編集子の入院のため、1 月末に発行の予定でしたが、編集子の入院のため、 1 ヶ月遅れの発行となりました。 7 月に胆管がんと 月に 胆管がんとわかってから検査、手術と 胆管がんと わかってから検査、手術と 3 回の入院で、最新の3D画像解析や開腹 回の入院で、最新の3D画像解析や 開腹手術の手 開腹 手術の手 順を根掘り葉掘り質問したのに対して 順を根掘り葉掘り質問し たのに対して、医師 たのに対して 、医師も 、医師 も 看護師もしっかりと説明してくれて、 看護師 もしっかりと説明してくれて、理系の人間 もしっかりと説明してくれて、理系の人間 にとっては好奇心を満足させるまたとない機会になりました にとっては好奇心を満足させるまたとない機会 になりました。 になりました 。 「黄と緑」の次号は1 黄と緑」の次号は 1 月 18日、 18 日、お餅つき 日、 お餅つきの日に発行の予定です。 お餅つき の日に発行の予定です。(谷岡 記) (表紙題字:石原 一、 タイトルの「黄」は教会を、「緑」は平和を表しています) 8
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