Cat-on-Cat Symposium in Himeji2014 「水素エネルギー社会に向けて

Cat-on-Cat Symposium in Himeji2014 「水素エネルギー社会に向けての触媒科学と技術」 地球温暖化の主要因と思われる二酸化炭素の大幅削減は、中長期的にグローバルな視点か
ら解決しなければならない重要課題である。太陽光、風力、地熱、バイオマスエネルギー
などとともに水素エネルギーの製造や利用も、持続可能社会の構築に向けて必要な、多様
なエネルギー源の一つとして注目されている。水素エネルギーの効率的製造と有効利用に
は、水素製造や水素キャリアを用いた水素の貯蔵・再生に必要なプロセスの開発、高活性
光触媒の開発、燃料電池の高効率化など種々の側面がある。それらを実現していくために
は、高活性、高選択性、高耐久性でかつ安価な触媒材料の開発など「触媒科学と技術」の
さらなる展開がキーとなろう。兵庫県立大学 Cat-on-Cat 研究センターでは、このような点
にスポットライトを当て、シンポジュームを下記の要領で開催いたします。また、テーマ
に関係なく、ポスター発表会も例年通り行います。特にポスター発表では、若手・学生発
表奨励のため、優秀な発表には「ポスター賞」を設けます。奮ってご応募ください。研究
室の学生には研究発表をぜひお勧めくださいますようお願いいたします。皆様お誘いのう
え多数ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
共催・協賛 触媒学会 石油学会 日本化学会 近畿化学協会 日時 12月13日(土)10時から
会場 じばさんビル(JR 姫路駅前2分)
会費 共催・協賛学会会員:3000円、学生:1000円、一般:5000円
懇親会 じばさんビル 3000円 18時から 発表申込締切10月末
杉村高志 (兵庫県立大学物質理学研究科)
Cat-on-Cat 研究センター長
[email protected]
☎0791-58-0168
問合せ先
岡本康昭
[email protected]
Cat-on-Cat Symposium in Himeji 2014 プログラム 「水素エネルギー社会に向けての触媒科学と技術」 10:00-10:40 キーノート 室井高城(アイシーラボ) 「工業触媒から観た水素エネルギーの課題」 10:40-10:50 休憩 10:50-11:20 三宅孝典(関西大院理工) 「エタノールの脱水素反応による水素とアセトアルデヒド合成」 11:20-11:50 酒多喜久(山口大院工) 「光触媒による H2O 完全分解反応の活性はどこまで向上させることが出来るか
-酸化ガリウム光触媒を例にして-」 11:50-12:10 田中淳皓,橋本圭司,田中庸裕,古南 博(京都大院工,近畿大学,京都大学 ESICB) 「表面プラズモン共鳴誘起型光触媒を用いた水素生成反応」 12:10-13:30 昼食休憩 13:30-14:30 特別講演 江口浩一(京都大院工) 「水素キャリアの利用技術と触媒の役割」 14:30-14:50 森浩亮,堂城昌宏,山下弘己(大阪大院工) 「イオン交換樹脂担持 PdCu 合金触媒によるギ酸から水素製造」 14:50-15:00 休憩 15:00-15:30 小俣光司(島根大院総合理工) 「非線形回帰モデルによるメタンの酸化的改質反応用触媒の開発」 15:30-15:50 北野悠基,三原直也,桶本篤史,谷屋啓太,市橋祐一,西山 覚(神戸大院工) 「メタン・ドライリフォーミング反応における表面炭素種の生成挙動」 15:50-16:20 寺岡有殿(日本原子力開発機構・兵庫県立大) 「水素貯蔵金属表面の酸化状態と水素脱離の関係」 16:20-16:40 吉村友希,冨田昌弘,水谷文雄,安川智之(兵庫県立大院物質理,三重大院工) 「誘電泳動を利用した異種細胞のマイクロウェルへの捕捉と迅速なペア形成」 16:50-17:50 ポスター発表 18:00-20:00 懇親会