製品案内 - 大日精化工業

製品案内
2014- 2015
当社は、1931
(昭和 6)
年に顔料・着色剤の国産化とその販売を目的に設立されました。
その後、印刷インキを市場に届けるとともに、塩化ビニル用着色剤、化・合成繊維向け着色剤と次第に事業の幅を広げ、
今日では自動車、建材、家電などさまざまな先端分野に貢献する“色彩の総合メーカー”としての地位を築いています。
化
成
品
事
業
化
学
品
事
業
顔料事業部
合樹・着材第 1 事業部
印刷インキ、塗料、プラスチック用をは
オレフィン系樹脂中心の着色剤及び機能
じめ絵具やクレヨンなどの文具、繊維や
材の製造・販売、各種プラスチック樹脂
ゴム用など有機・無機顔料及び各種加
コンパウンド用着色剤の製造・販売とと
工顔料の製造・販売。液晶用カラーフィ
もに、自社品だけでなく受託でのカラー
ルター、プリンター用カラートナー、イ
ド加工事業も展開しています。
ンクジェットインキなどIT用各種顔料
の加工・製造・販売などを展開しています。
合樹・着材第 2 事業部
塩化ビニル樹脂用からスタートし、エラ
ストマー、フッ素樹脂や PEEK 樹脂など
化成品事業部
スーパーエンプラ用に至る着色剤を製造・
微分散技術の応用により幅広い産業用
販売。さらに熱硬化性樹脂用やカラート
途の着色剤を提供。主に情報記録用材
ナー用の着色剤に加え、導電性、難燃性
料、化・合成繊維向け原液着色剤、製
などの機能性を付与したコンパウンドを
紙用着色剤、顔料捺染剤・特殊捺染剤、
展開しています。
建材用着色剤、帯電防止塗工剤など各
種機能性付与材料を展開しています。
コート材事業部
紫外線・電子線硬化型コート材を主体に、
意匠・機能性コート材、発泡体を製造・
販売。紫外線・電子線硬化型コート材は
印
刷
総
ディスプレイ、建材、転写箔用途などに、
合
シ
意匠・機能性コート材は OA 機器、ソフ
ス
テ
ム
事
業
ト触感用途に、発泡体は自動車の軽量
化材料に使用されています。
オフセットインキ事業部
輪転機や枚葉機用オフセットインキ、油
性・水性コーティングニス、証券印刷用
高
分
子
事
業
凹版インキ、印刷インキ用添加剤、湿し
水原液、コンピューターカラーマッチン
グシステム、インクジェットカラープルー
フ、印刷機械及び周辺機器、印刷材料
などを展開しています。
ファインポリマー事業部
衣料や自動車内装材に使用される合成皮
革用ポリウレタン樹脂・着色剤、フィル
ムに機能性を付与する特殊コーティング
材や接着剤、チューブ・時計バンドや化
粧品素材に使われるポリウレタン樹脂、
グラビアインキ事業部
エナメル線に使用される耐熱絶縁性樹脂
などを展開しています。
食品・飲料・医薬品・産業資材などの包
装材用グラビアインキ及びフレキソイン
キとコーティング剤、住宅用壁紙・床材・
家具などの建材用グラビアインキとコー
ティング剤、IT関連・エネルギー関連
向け機能性インキとコーティング剤など
を展開しています。
ケミカルバイオ事業部
天然資源を活用した化粧品用天然機能
性高分子キトサン及びキトサン誘導体、
工業・繊維・農業用キトサン及びキトサ
ン誘導体、排水浄化・水処理剤用キトサ
ンなどを展開しています。
CONTENTS
1. 顔料
ページ 一般名
1 顔料
2 アゾ系顔料
3 フタロシアニン系顔料
4 IT 関連顔料
5 遮熱用有機黒色顔料 6 遮熱用複合酸化物顔料
7 微粒子酸化物系顔料
8 紺青
9 アクリルコポリマー着色ビーズ 10 無鉛コンポジット顔料 製品名 大日精化の顔料一覧 [PIGMENTS]
セイカファースト [SEIKAFAST]
クロモファイン [CHROMOFINE]
表示・記録材用顔料 [Functional Pigments for Imaging & Recording Materials]
クロモファインブラック A1103 [CHROMOFINEBLACK A1103]
遮熱塗料用ダイピロキサイドカラー
[For Saeginets paints DAIPYROXIDE Color]
ダイピロキサイド TM カラー [DAIPYROXIDE TM Color]
紺青
(ミロリブルー)
・セシウムソーブ [MILORI BLUE / CESIUMSORB]
ラブコロール [RUBCOULEUR]
NL シリーズ・OTR シリーズ [NL Series, OTR Series ]
2. カラーベース
ページ 一般名
11 ゼロ VOC 水性塗料用加工顔料
12 水性塗料用加工顔料
13 トルエン・キシレンフリー
油性塗料用共通調色ベース
14 水性塗料用加工顔料
15 記録材料用水性加工顔料
16 塗料用 ・ 建材用水性カラーベース
17 入浴剤用処理酸化チタン
製品名
NAF カラー [NAF Color]
AF カラー [AF Color]
NX カラー [NX Color] マスターファインカラー (MF カラー ) [MASTERFINE Color (MF Color)]
WA カラー [Water base pigment preparation (WA Color)] EP カラー、AM カラー [EP Color, AM Color]
WMP ホワイト [WMP WHITE]
3. プラスチック材料
ページ 一般名
18 カラーコンパウンド・機能性コンパウンド
19 表面着色型カラードペレット
20 軟質ポリオレフィン樹脂
製品名 [COLOR COMPOUND・FUNCTIONAL COMPOUND]
ダイペレコート [DAIPELLECOAT]
ペリコン CAP [PERICON CAP]
4. プラスチック用着色剤
ページ 一般名
21 粉末状着色剤、顆粒状着色剤
22 意匠性着色剤マスターバッチ
23 生分解性樹脂用カラーマスターバッチ
24 高分散・高解膠カラーマスターバッチ
25 プラスチック用高性能着色剤
26 塩化ビニル樹脂用着色剤
27 塩化ビニル樹脂用潤性粉末着色剤
28 硬質塩化ビニル樹脂用着色剤
29 電線用着色剤
30 フッ素樹脂用着色剤
31 プラスチック用ペースト状着色剤
32 溶剤可溶性着色剤
製品名 ダイカラードライ、ダイカラーグラニュー
[DAICOLOR DRY, DAICOLOR GRANEW]
コローミックスマスター [COLOREMIX MASTER]
アースリーマスター [EARTHLY MASTER]
ハイコンクマスター HM [HI-CONC MASTER HM]
ハイコンクマスター HCM [HIGH CONC MASTER]
[Colorlants for PVC]
ディスコール DA [DISCOALL]
PMP, MP Color
EM H / HCM E
FCM H
VT / AT / ST / ET / FTR
ニューダイミック N-DYM [NEW DYMIC]
*カタログに記載の銘柄、色番号については、予告なしに変更になる場合があります。
CONTENTS
5. プラスチック用機 能材
ページ 一般名
33 長残光性蓄光顔料マスターバッチ
製品名 フォスファカラー [PHOSPHOR COLOR]
34 導電性プラスチック
ネオコン [NEOCON]
35 帯電防止剤パウダー・マスターバッチ
エレコン [ELECON]
36 難燃マスターバッチ・コンパウンド
ダイフネン [DAIFUNEN]
37 PP用ハイサイクル化マスターバッチ
ハイサイクルマスター [HI - CYCLE MASTER]
38 プラスチック用発泡剤・核剤
ダイブロー、ファインセルマスター [DAIBLOW, FINECELL MASTER]
39 レーザーマーキング・溶着用プラスチック材料 レーザーマーキング [Laser Marking]・レーザー溶着 [Laser Welding]
40 PP 用透明化核剤マスターバッチ
クリアマスター [CLEAR MASTER]
41 アンチブロッキング剤マスターバッチ
スムースマスター [SMOOTH MASTER]
42 メヤニ防止マスターバッチ
ノンメッシーマスター [NONMESSY MASTER]
43 ペレット状成形機用洗浄剤
ペリクリーン P [PERICLEAN P]
44 機能材マスターバッチ・コンパウンド
ペリコン [PERICON]
6. 繊維・紙用着色剤
ページ 一般名
45 合成繊維原液着色用マスターバッチ
46 顔料捺染剤
47
ゴム弾性捺染剤
製品名 PAM(F), PPM(F), N カラー [Masterbatch for Dope Coloring]
ニューラクチミン [NEW LACQUTIMINE]
セイカプレン [SEIKAPRENE]
48 加熱発泡型捺染剤、その他の特殊捺染剤
ニューダイフォーム [NEW DYFOAM]
49 PVC フリー自動機用捺染剤
ダイスルー W シリーズ [DAISLUE W Series]
50 広告旗用捺染剤
51
紙用水性カラーベース
セイカペースト DH シリーズ [SEIKAPASTE DH Series]
TB カラー [TB Color]・DP カラー [DP Color]
7. 印刷インキ
ページ 一般名
製品名 52 オフ輪用プロセスインキ
ウエブレックス インパクト [WEB REX IMPACT]
53 オフ輪用プロセスインキ
ウエブレックス AF ハイマーク [WEB REX AF HI MARK]
54 枚葉薄紙用プロセスインキ
リソレックス エクシィ [LITHO REX EXI]
55
枚葉薄紙用インキ
リソレックス ヌーベルマキシ AF [LITHO REX NOUVEL MAXI AF]
56 枚葉薄紙広色域用プロセスインキ
リソレックス オーロラ [LITHO REX AURORA]
57 枚葉厚紙用インキ
カルトンレックス ヌーベルシニア [CARTON REX NOUVEL SENIOR]
58 水なし平版インキ
ハイテックス [HI TECHS]
59 メタリック特色インキ
輝 (かがやき) [LITHO REX KAGAYAKI ・WEB REX KAGAYAKI]
60 超低臭・高機能フレキソインキ
UV フレキソインキ [UV REX F]
61
ノントルエン・ノン MEK
ラミネート用グラビアインキ
ラミック SR [LAMIC SR]
62 水性フレキソインキ
ハイドリック FC [HYDRIC FC]
63 ラミネート裏刷りフィルム用水性グラビアインキ
ハイドリック PRP−500 [HYDRIC PRP-500]
64 PP フィルムオーバーラッピング
裏刷り用ノントルエングラビアインキ
ハイパック NT [HI PACK NT]
65 オレフィン系建材フィルム用インキ
SBM-NT
66 ノントルエン紙用グラビアインキ
67
エッチ液
GFP カラー [GFP Color]・LS カラー [LS Color]
DOT 液 [DOT Solution]
CONTENTS
8. ウレタン樹 脂製品
ページ 一般名
製品名 68 透湿性ポリウレタン樹脂
ハイムレン X, Y [HI-MUREN X, Y]
69 溶液型ポリウレタン樹脂
レザミン ME, NE, UD, CU [RESAMINE ME, NE, UD, CU]
70 水系ウレタン樹脂
レザミン D [RESAMINE D]
71 溶液型ポリウレタン樹脂用着色剤
セイカセブン [SEIKASEVEN]
72 オレフィン素材用表面処理剤
レザロイド LU [LEATHEROID LU]
73 官能基付与型ポリウレタン樹脂
ダイフェラミン MAU [DAIFERAMINE MAU]
74 熱可塑性ポリウレタンエラストマー (TPU)
レザミン P (PH・PS・PM) [RESAMINE P (PH・PS・PM)]
75 機能性 TPU コンパウンド・TPU 用着色剤
レザミン EC・FG・FR・CP、クロスネート EM [RESAMINE EC・FG・FR・CP, CROSSNATE EM]
76 エーテル系部分バイオマス TPU レザミン PB シリーズ [RESAMINE PB Series]
77 ポリウレタン微粒子
ダイミックビーズ CM [DAIMICBEAZ CM]
9. 接着 剤
ページ 一般名
製品名 78 溶剤系産業材用接着剤
セイカボンド U、T、HS [SEIKABOND U, T, HS]
79 溶剤系産業材用接着剤
セイカボンド E、A-601E [SEIKABOND E, A-601E]
80 溶剤系軟包材用接着剤
セイカボンド A、E [SEIKABOND A, E]
81 無溶剤・水系接着剤
ノンソルボンド [NONSOLBOND]
82 熱圧着型接着剤/溶融ラミネート用接着促進剤
セイカダイン [SEIKADYNE]
10. 塗 料・コート材
ページ 一般名
製品名 83 紫外線・電子線硬化型コート材
セイカビーム [SEIKABEAM]
84 意匠性・機能性コート材
ダイプラコート [DAIPLACOAT]
85 透湿・撥水性コンクリート用塗料
ダイステンダー [DAISTAINDER]
86 道路・床用常乾型水性無機質系塗料
ダイスコート 800P [DAISCOAT 800P]
87 道路・床用常乾型水性アクリル塗料
ローンコート [LAWNCOAT]・サンディーフェース [SANDY FACE]
88 シリコーン・フッ素共重合樹脂
ダイアロマー SP、FF [DAIALLOMER SP,FF]
89 シリコーン・フッ素共重合樹脂
ダイアロマー SPW [DAIALLOMER SPW]
90 インクジェット受像用コーティング剤
ダイアロマー IJ [DAIALLOMER IJ]
91 帯電防止コーティング剤
ダイアロマー AS [DAIALLOMER AS]
92 電気絶縁ワニス
ブリジノール、レジノール [BRIDGENOL] [REDGENOL]
93 建材用機能性コーティング剤
PTC- NT
94 表面処理型帯電防止剤
エレクノン [ELECNON]
95 オフセット輪転機用表面処理型帯電防止剤
WEB エレクノン [WEB ELECNON]
96 太陽熱高反射コート剤
クールライフ SP [COOL LIFE SP]
97 窓ガラス用紫外線赤外線吸収水性コート剤
アクアクール W-2 [AQUACOOL W-2]
98 PET用紫外線赤外線吸収水性コート剤
アクアクール PET [AQUACOOL PET]
11. キトサン
ページ 一般名
99 機能性天然由来高分子
製品名 ダイキトサン [DAICHITOSAN]
12. 色彩管理技術
ページ 一般名
製品名 100 CCM(コンピュータ・カラーマッチング)
システム カラコムシステム [COLORCOM SYSTEM]
101 カラコム 色彩管理システム
カラコムシステム [COLORCOM SYSTEM]
102 カラーマネジメントシステム
トラストシステム [TRUST SYSTEM]
1 顔料
大日精化の顔料一覧 [PIGMENTS]
顔料
当社の有機・無機顔料は、自動車、建材、家電、印刷インキ、絵の具など身の回りのものの着色の他に、液晶用カラー
フィルター用カラー、インクジェットインキ、カラープリンター用トナーなどの IT 関連分野、化粧品からバイオケミカル
まで多分野の製品に使われています。
カラー
ベース
大日精化の顔料一覧
有機顔料
アゾ系顔料
SEIKAFAST YELLOW
SEIKAFAST ORANGE
プラス
チック
材料
SEIKAFAST RED
フタロシアニン系顔料
CHROMOFINE BLUE
CHROMOFINE GREEN
プラス
チック
用
着色剤
高級顔料
CHROMOFINE RED
CHROMOFINE YELLOW
CHROMOFINE BLACK
プラス
チック
用
機能剤
染付顔料
無機顔料
複合酸化物系顔料
SEIKALIGHT
DAIPYROXIDE YELLOW
DAIPYROXIDE BROWN
繊維・
紙用
着色剤
DAIPYROXIDE GREEN
DAIPYROXIDE BLUE
DAIPYROXIDE BLACK
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
紺青
アクリル
樹脂ビーズ
MILORI BLUE
クリアービーズ
RUBCOULEUR CLEAR
カラービーズ
RUBCOULEUR COLOR
接着剤
混合顔料
塗料・
コート
材
無鉛対応調色顔料
NL COLOR
顔料と使用製品例
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
顔料事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0681 FAX:03(3669)3936
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9519 FAX:06(6455)9517
2
アゾ系顔料
セイカファースト [SEIKAFAST]
アゾ系顔料は、分子構造中にアゾ基 (-N=N-)を含んでおり、グリーン以
外のほぼ全色をカバーする最も一般的な顔料です。インキ用、塗料用、プ
ラスチック用をはじめ、トナー用、インクジェットインキ用、捺染用、文具
用など幅広い用途に使用されています。
SEIKAFAST YELLOW
SEIKAFAST ORANGE
SEIKAFAST RED
カラー
ベース
代表銘柄と特徴
溶性アゾ
顔料
黄−橙−黄み赤−赤−青み赤の色調がありますが、大部分は赤顔料が占めています。
一般的に耐溶剤性は良好で、耐酸性、耐アルカリ性は不良です。
【PR-48:1】黄みの赤色。グラビア、プラスチック用に 8040 レッドなどがあります。
【PR-53:1】黄みの赤色。印刷インキの金赤用、プラスチック用等に #405(F) などがあります。
【PR-57:1】青みの赤色。プロセス印刷の紅インキ用などに 1476T ー 7 などがあります。
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
種類が多く、色の範囲も黄−橙−赤−紫−青と広く、耐水性、耐酸性、耐アルカリ性等も良好です。
不溶性アゾ
一般的に耐溶剤性が弱く、この欠点を改良した顔料もあります。
【PY-1】赤みの黄色。塗料、文具用などに 2050 などがあります。
【PY-12】黄色。プロセス印刷の黄インキ用などに 2300 などがあります。
【PY-83】赤みの黄色で耐溶剤性良好。塗料、プラスチック用などに 2700(B) などがあります。
【PO-13】橙色。グラビア、捺染、文具用などに 900 朱赤などがあります。
【PR-146】青みの赤色で耐溶剤性良好。グラビア、塗料用などに 3870 などがあります。
縮合アゾ
従来の不溶性アゾ顔料に比較して耐溶剤性、耐熱性、耐光性等が大幅に改善されており、より高度な
性質が要求される用途に使用されます。
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
プラスチック、塗料用などに【PY- 93】5931、
【PY- 95】5901 などがあります。
アゾ系顔料
C.I.Name
溶性アゾ顔料
溶性アゾレッド
濃色
淡色
PR - 57:1
印刷
インキ
PR - 53 :1
PY- 95
不溶性アゾ顔料
モノアゾイエロー
PY-3
ウレ
タン
樹脂
PY-74
接着剤
モノアゾレッド
PR-3
PR-170
ジスアゾイエロー
PY-12
PY-13
塗料・
コート
材
PY- 83
キト
サン
ジスアゾオレンジ
PO -13
PO -16
縮合アゾ顔料
PY-93
PY-95
お問い合わせ先/
顔料事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0681 FAX:03(3669)3936
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9519 FAX:06(6455)9517
色彩
管理
技術
3 フタロシアニン系顔料
クロモファイン [CHROMOFINE]
フタロシアニン系顔料は、耐候性、耐熱性、耐薬品性などの物性にすぐれ
顔料
たブルー・グリーン顔料です。
インキ用、塗料用、プラスチック用をはじめ、トナー用、インクジェットイ
CHROMOFINE BLUE
CHROMOFINE GREEN
ンキ用、カラーフィルター用、捺染用、文具用など様々な用途に適応する
分散性にすぐれた顔料を取り揃えています。
カラー
ベース
代表銘柄と特徴
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
安定型(β型)
ブルー 緑味の青色(プロセスインキの藍色に相当する)。
【PB-15:3】有機溶剤、熱に比較的安定、流動性が良好。印刷インキ用などに 4927 などがあります。
【PB-15:4】更に耐熱性、耐溶剤性、経時安定性を付与。塗料用などに 4940 などがあります。
不安定型(α型)
ブルー 赤味の青色で、着色力大。有機溶剤、熱にはやや不安定です。
【PB-15】 塩ビ、ゴム、捺染、文具用などに 5187 などがあります。
【PB-15:2】耐溶剤性、耐熱性を改良。塗料用に 5191 などがあります。
低塩素化ブルー
赤味の青色で有機溶剤、熱に著しく安定しています。
【PB-15:1】
塩ビ用、プラスチック用などに 5029 などがあります。
【PB-15:2】
流動性・経時安定性を付与。塗料用などに 5206などがあります。
繊維・
紙用
着色剤
コバルトフタロシアニンブルー
【PB-75】深い赤味の青色(低明度の赤味の青色)。
メタリック塗色において、シェード色で明度が低くなる特徴があり、
フリップ・フロップにすぐれた塗色設計が可能。
印刷
インキ
グリーン
有機溶剤、熱に著しく安定しています。
ウレ
タン
樹脂
【PG-7】 青味の緑色。塗料、プラスチック用などに 2GO などがあります。
【PG-36】黄味の緑色。塗料用などに 5370 などがあります。
フタロシアニン系顔料
銅フタロシアニンブルー
接着剤
安定型 ( β )
不安定型 ( α )
塗料・
コート
材
銅フタロシアニングリーン
塩素化
キト
サン
臭素化
色彩
管理
技術
コバルトフタロシアニンブルー
お問い合わせ先/
顔料事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0681 FAX:03(3669)3936
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9519 FAX:06(6455)9517
IT 関連顔料
4
表示・記録材用顔料 [Functional Pigments for Imaging & Recording Materials]
IT 関連分野用の機能性顔料製品は、微細化、易分散化などのさまざまな顔料化技術により、それぞれの用途に応じた
顔料
適性が付与されています。
主な用途と適合顔料
主な用途
要求性能
カラー
ベース
使用される主な顔料
情報記録材料 帯電特性・耐光性・
電子写真用トナー
鮮明性・着色力・
分散性
分散粒度・分散安定性
インクジェット用インク
耐水性・耐光性
鮮明性・着色力
シアン
:銅フタロシアニンブルー
マゼンタ :カーミン 6B、ナフトールレッド、ジメチルキナクリドン
プラス
チック
材料
イエロー :モノアゾイエロー、多環式顔料
シアン :銅フタロシアニンブルー
マゼンタ :キナクリドン系レッド
イエロー :モノアゾイエロー、多環式顔料 プラス
チック
用
着色剤
情報表示材料
レッド :アントラキノン、ジケトピロロピロール
LCD 用カラーフィルター
分光波形・透過性・
グリーン :銅フタロシアニングリーン
耐熱性・分散安定性
ブルー :銅フタロシアニンブルー
*その他イエロー、バイオレットなどの各種顔料
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
微粒子化顔料
特に、LCD 用カラーフィルター、インクジェット用インキなどの用途向けには顔料の微粒子化を追求した製品があります。
これらの製品は、不純物を低減した高純度タイプに設計されています。
ウレ
タン
樹脂
銅フタロシアニンブルーの例(電顕写真)
汎用タイプ製品の顔料一次粒子
LCD カラーフィルター用製品の顔料一次粒子
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
( 平均粒子径≒ 100nm)
お問い合わせ先/
( 平均粒子径≒ 25nm)
顔料事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0681 FAX:03(3669)3936
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9519 FAX:06(6455)9517
色彩
管理
技術
5 遮熱用有機黒色顔料
クロモファインブラック A1103 [CHROMOFINEBLACK A1103]
近赤外領域に特徴を有する、新規化学構造の有機黒色顔料です。
顔料
赤外線は物質に吸収されると振動エネルギーに変換され、最終的には熱エネルギーとなります。しかし、赤外線を透過・
反射する物質であれば熱が貯まらず物体の温度上昇を抑えることができます。このような赤外領域の反射特性を利用し、
蓄熱防止を目的とした機能性顔料を「遮熱顔料」と呼びます。
カラー
ベース
特徴
・紫外から可視領域の光をほとんど吸収する有機黒色顔料です。
プラス
チック
材料
・熱線である近赤外領域の光をほとんど吸収せず、これを反射または透過します。
・そのため、下地を利用した遮熱効果があります。
色相
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
透過・反射イメージ
濃色
(顔料分 5%)
カーボンブラック塗膜の場合
淡色
(25% TiO2)
赤外線
用途
温度上昇
・一般用途
塗料・印刷インキ・捺染などに幅広く使用可能です。
カーボンブラック塗膜
・特殊用途
繊維・
紙用
着色剤
近赤外線に対する特異な性質を生かし、昇温防止材料・赤外線 にも使用可能です。
印刷
インキ
接着剤
クロモファインブラック A1103 塗膜の場合
赤外線
化学物質登録
中国
登録済
耐光性
良好
CAS
103621-96-1
耐熱性
良好
TSCA
登録済
耐酸性
水、希酸に不溶
ELINCS
登録済
耐アルカリ性
希アルカリに不溶
韓国
登録済
耐溶剤性
有機溶剤に不溶
密度
1.7g/㎤
日本
登録済
見掛け比容
6.4ml/g
分光反射率曲線 カーボンブラック
90
80
70
50
40
カーボンブラック
70
60
50
30
0
00
25
0
波長(nm)
20
00
15
10
00
50
0
10
0
A1103
80
40
30
30
A1103 塗膜
塗膜面温度(℃)
反射率
(%)
A1103
100
0
透過
遮熱性試験
20
色彩
管理
技術
温度上昇を抑える
下地塗膜
60
キト
サン
反射
顔料特性
(%)
塗料・
コート
材
下地塗膜
透過材料などカーボンブラックでは実現不可能な機 能性用途
化学物質登録・顔料特性
ウレ
タン
樹脂
吸収
20
0
10
20
赤外線照射時間(分)
※原色塗料を白色下地へ塗装
お問い合わせ先/
顔料事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0681 FAX:03(3669)3936
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9519 FAX:06(6455)9517
30
6
遮熱用複合酸化物顔料
遮熱塗料用ダイピロキサイドカラー [For Saeginets paints DAIPYROXIDE Color]
近年、夏場の建物の蓄熱軽減、冷房負荷の低減、ヒートアイランド対策などに遮熱塗料が普及しています。
顔料
一般に多くの黒色系顔料は、蓄熱作用に繋がる場合がありますが、この製品は暗褐色から黒色を有しながら近赤外部を
反射するため、耐久性を求められる遮熱顔料に適しています。
用途
特徴
1. 耐久性塗料(屋外用塗料、PCM、フッ素樹脂)
カラー
ベース
1. 耐候性、耐薬品性、耐熱性、耐溶剤性等の耐久性にすぐれる(ノ
2. 建材用塗料(屋根材、外壁材)
ンクロム系の耐酸性を除く)。
3. セラミック用インキ
2. 有機系赤外反射顔料に比較し、下塗り層、基材の影響が小さ
プラス
チック
材料
い。
日射反射率(赤外線の反射率)
原色白地
淡色白地
※
物理特性
ブラウン
# 9290
ブラック
# 9590
ブラック
# 9596
ブラック
# 9581
23.9
10.8
19.5
26.4
密度
45.9
33.1
39.4
43.4
見掛け比容
※原色 3:酸化チタン 7 のグレー色を白地に塗装
耐薬品性(5段階評価)
ブラウン
# 9290
ブラック
# 9590
ブラック
# 9596
ブラック
# 9581
5.2
5.1
5.2
7.4
2.4
2.0
2.0
1.5
吸油量
17
17
16
15
pH
6.5
6.0
7.0
8.0
耐候性(5 段階評価)
ブラウン
# 9290
ブラック
# 9590
ブラック
# 9596
ブラック
# 9581
HCl
5
5
5
2
H 2SO 4
5
5
5
4
NaOH
5
5
5
5
ブラウン
# 9290
ブラック
# 9590
ブラック
# 9596
ブラック
# 9581
5
5
5
3
(光沢低下)
評価
製品組成
組成
ブラウン
# 9290
ブラック
# 9590
ブラック
# 9596
ブラック
# 9581
Fe-Co-Cr
Fe-Co-Cr
Fe-Cr
Cu-Bi
#9590
#9596
#9581
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
ダイピロキサイドカラーの可視光と赤外線の反射率曲線
#9290
プラス
チック
用
着色剤
#9290
#9590
#9596
#9581
接着剤
塗料・
コート
材
原色塗料を白地建材に塗装
原色 3:酸化チタン 7 のグレー色を白地建材に塗装
キト
サン
※上記は当社実験データであり、これを保証するものではありません。
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
顔料事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0681 FAX:03(3669)3936
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9519 FAX:06(6455)9517
7 微粒子酸化物系顔料
ダイピロキサイド TM カラー [DAIPYROXIDE TM Color]
顔料
当社独自の湿式合成法で作られた微粒子酸化物系顔料で、無機顔料の持つすぐれた耐薬品性、耐熱性、耐侯性などの
性質の他に、色の鮮明性、透明性などの特徴を持った顔料です。
従来の酸化物系顔料の平均粒子径はおよそ 0.5 ~ 1.0μmですが、独自の湿式合成法により従来顔料の10 分の1 以下の
大きさ(0.01 ~ 0.08 μm)となり、カーボンブラックや有機顔料並みの 微粒子酸化物系顔料の製造法を確立しました。
カラー
ベース
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
用途
特徴
1. カラーフィルター
1. 平均粒子径が数 10nm と非常に小さい。
2. ステンレス、アルミ等の下地を生かしたカラークリアー
2. 耐久性にすぐれる(TM8170 は除く)。
3. 透明ガラスコート塗料
3. 透明性が高い。 4. メタリック塗料
4. 従来のダイピロキサイドカラーに比較し、色調が鮮明である。
5. プラスチック用塗料
5. メタリックでの光学特性に特徴がある。
TMカラーの電子顕微鏡写真とフィルムへの展色写真
TM イエロー 8170
TM レッド 8270
TM ブルー 3490E
TM ブラック 3550
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
*展色写真の色票 左:ダイピロキサイドカラー 右:ダイピロキサイド TM カラー
TM カラーの顔料物性
銘柄
組成
色相
pH
見掛け
比容
ml/g
ml/100g
水分
%
密度
g/㎤
TM イエロー
8170
FeOOH
少し鈍い黄
8
1.4
41
6.0
4.1
80
70
TM レッド
8270
Fe2O3
少しくすみの
赤
8
1.5
42
6.0
4.9
80
70
TM ブラウン
3210
ZnFe2O 4
黄みの茶
8
1.4
40
1.5
5.4
50
40
TM ブルー
3490E
CoAl2O 4
赤みの青
7
7.0
60
1.5
4.0
50
50
TM ブラック
3550
Cu[Fe,Mn]
O4
青みの黒
7
4.0
45
1.5
4.8
45
60
吸油量
比表面積 平均粒子径
nm
m2 /g
*上記の色票は近似色を 4 色印刷で再現していますので参考としてください。
お問い合わせ先/
顔料事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0681 FAX:03(3669)3936
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9519 FAX:06(6455)9517
紺青
8
紺青(ミロリブルー)
・セシウムソーブ [MILORI BLUE/CESIUMSORB]
フェロシアン化第二鉄を主成分とする青色の無機顔料です。
顔料
一次粒子径は 50 ~ 100nm と無機顔料としては小さく着色力の大きな顔料です。
印刷インキ用途に最も多く使用され、塗料や文具関係などに幅広く使用されています。
また、紺青はセシウムを選択的に吸着するため、除染用資材としても検討されています。
製品は粉末(MILORI BLUE)と水分散した液状品(セシウムソーブ)があります。
紺青は古くから製造された顔料のため、ミロリブルー(Milori Blue)の他、プルシアンブルー(Prussian Blue)、ベルリンブルー(Berlin
Blue)、アイアンブルー(Iron Blue)など多くの慣用名があります。
用途
特徴
1. 各種印刷インキ
1.紺青独特の深みのある青色を呈する
2. 常乾塗料、文具
2. 着色力、隠ぺい力が大きい
3. セシウム吸着材
3. セシウムの選択的吸着性
プラス
チック
材料
粉末紺青
化学構造
C.I.No.
C.I.Name
3
NH 4 Fe +[Fe2 +(CN)6]
フェロシアン化第二鉄ア
ンモン
77510
PB-27
商品名
MILORIBLUEFX-6940
MILORIBLUEFX-9050
化審法
No.
1-133
CAS No.
(TSCA)
25869-00-5
カラー
ベース
EINECS
No.
2473041
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
顔料物性/特性
pH
3-6
耐光性
濃色良好、淡色やや劣る
水溶分
2% 以下
耐熱性
140 〜 180℃
密度
1.8g/㎤
耐酸性
希酸に不溶
見掛け比容
2.3〜 2.5ml/g
耐アルカリ性
希アルカリに溶解
吸油量
35〜50ml/100g
耐溶剤性
有機溶剤に不溶
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
液状品
接着剤
商品名
内容
セシウムソーブ フロアブル
紺青の水分散液(紺青分 30-40%)
FX-9050 電子顕微鏡写真 TEM
× 60,000
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
(平均粒子径≒ 50nm)
お問い合わせ先/
セシウムソーブ フロアブル
顔料事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0681 FAX:03(3669)3936
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9519 FAX:06(6455)9517
9 アクリルコポリマー着色ビーズ
ラブコロール [RUBCOULEUR]
顔料
当社独自の樹脂合成技術で開発した真球状アクリル系ポリマー微粒子で、クリアータイプと顔料で着色された着色タイ
プがあります。
真球状の形状的特徴と顔料的特性から、高機能性が要求される広範な製品開発が可能です。
カラー
ベース
用途
特徴
1. 塗料・インキ用着色剤
1. 形状および粒度分布
着色タイプはビヒクル中に添加し、従来のコーティング剤では
粒度の異なる (SMD)、(MD)、(F)、(X) タイプの銘柄を取り揃え、
再現できないソフトな質感や意匠性豊かな色感が得られます。
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
2. 表面処理剤
2. 物理化学的特性
コーティング表面の凹凸形成を制御し、耐久性にすぐれた艶消
ポリマーは架橋構造になっているため耐溶剤性、耐熱性、耐候性、
し効果を与えます。その他ブロッキング防止、耐汚染性などの
機械的強度にすぐれ、また顔料で着色された製品は色安定性に
効果やジェットインキプリンター用印刷紙への応用も期待され
もすぐれています。
ます。
3. 光学特性
3. 光学的機能分野
クリアータイプは透明性が高く、光拡散材料に使用され、屈折
コーティング、練り込みなどで加工され光透過性、高ヘイズ性
印刷
インキ
率の調整により高透過性、高ヘイズ機能を付与します。
にすぐれ高機能光拡散性能が要求される光学機器用途に使用さ
4. ハンドリング特性
れます。
粒子同士がブロッキングしていないため混合機、攪拌機で分散
4. その他
でき、色替え、機掃も簡単で作業性が良好です。
筆記具用インキに使用され特殊機能を発揮します。
化粧品用途では伸展性、使用感、分散性を改良します。また機
能性材料を内包させた複合微粒子は新規化粧品原料として期待
繊維・
紙用
着色剤
安定した粒子径制御によりロット間の品質が安定しています。
されます。
ラブコロール走査型電子顕微鏡写真 × 500
ご要望に応じた新製品開発・試作、改良を行いますので、お気
軽にお問い合わせください。
塗膜表面走査型電子顕微鏡写真鳥瞰図 × 200
ウレ
タン
樹脂
230(SMD)クリアー
230(MD)クリアー
030(F)クリアー
030(X)クリアー
接着剤
塗料・
コート
材
「ラブコロール平均粒子径 18 μ 最大塗膜高低差 25 μ」
代表銘柄
品名
キト
サン
色彩
管理
技術
215(SMD) ホワイト
使用顔料
酸化チタン
C.I.
Name
PW-6
220(SMD) ブラック
カーボンブラック
PBk-7
224(SMD) ブラック
カーボンブラック
PBk-7
230(SMD) クリアー
ー
030(10MD) クリアー
ー
215(MD) ホワイト
酸化チタン
PW-6
220(MD) ブラック
カーボンブラック
PBk-7
230(MD) クリアー
ー
730(MD) クリアー
ー
お問い合わせ先/
平均粒子径
(μ)
2〜3
ー
ー
品名
使用顔料
010(F)ホワイト
酸化チタン
020(F)ブラック
カーボンブラック
030(F)クリアー
ー
215(F)ホワイト
酸化チタン
230(F) クリアー
ー
C.I.
Name
PW-6
PBk-7
ー
PW-6
17 〜 20
ー
720(F) ブラック
カーボンブラック
730(F) クリアー
ー
010(X) ホワイト
酸化チタン
PW-6
ー
020(IWA) ブラック
カーボンブラック
PBk-7
ー
030(X) クリアー
ー
7〜 9
平均粒子径
(μ)
PBk-7
ー
34 〜 42
ー
顔料事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0681 FAX:03(3669)3936
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9519 FAX:06(6455)9517
10
無鉛コンポジット顔料
NL シリーズ・OTR シリーズ [NL Series, OTR Series]
ラブコロールは大日精化が独自の樹脂合成技術で開発した真球状アクリル系ポリマー微粒子です。重合過程の微粒子化
近年、鉛等の重金属規制が強化され、鉛、六価クロムを含有する黄鉛、クロムバーミリオン系の顔料についても規制に
顔料
で製造されるラブコロールにはクリヤータイプと顔料で着色された着色タイプがあります。真球状の形状的特徴と顔料
対応した製品が求められています。当社は早くからこの問題に取り組み、有機顔料と無機顔料の長所を取り入れた無鉛
的特性を有し、高機能性が要求される広範な製品開発での用途展開が可能になります。
コンポジット顔料を上市しています。
用途
特徴
カラー
ベース
黄鉛、クロムバーミリオンの代替品として幅広く使用できます。耐
1.黄鉛、クロムバーミリオンと同等の配合で塗料設計が可能です。
溶剤性、耐候性の用途別に揃えています。
2.黄鉛、クロムバーミリオンと色相、隠ぺい力、着色力も同等です。
プラス
チック
材料
・NL シリーズ… 汎用常乾塗料、一般焼付塗料用、
高級焼付塗料用(PCM)
・OTR シリーズ… 路面標示材用 NL シリーズ 代表銘柄
商品名
高耐久性グレード
焼付グレード
汎用グレード
原色
耐
アルカリ 常乾塗料 一般焼付
性
PCM
耐候性
耐溶剤性
耐酸性
NL-BGA
4-5
5
5
5
◯
◯
◯
NL-B5GA
4-5
5
5
5
◯
◯
◯
NL-B7GA
4-5
5
5
5
◯
◯
◯
NL-RG
4-5
5
5
5
◯
◯
NL-R5G
4-5
5
5
5
◯
◯
NL-R7G
4-5
5
5
5
◯
◯
NL-TG
3-4
4
5
5
◯
NL-T5GA
3-4
4
5
5
◯
NL-T7G
3-4
4
5
5
◯
NL-V1
4-5
5
5
5
◯
◯
NL-V3
4-5
5
5
5
◯
◯
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
オレンジ
*上記の色票は、近似色を 4 色印刷で再現していますので参考としてください。
ウレ
タン
樹脂
接着剤
OTR シリーズ
OTR シリーズは、路面標示材用として開発された製品で、ご要望に合わせて色相の調整が可能です。
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
黄鉛との比較
お問い合わせ先/
使用例
顔料事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0681 FAX:03(3669)3936
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9519 FAX:06(6455)9517
11
11
ゼロ VOC 水性塗料用加工顔料
NAF カラー [NAF Color]
大気汚染の原因の一つである揮発性有機化合物(VOC)の排出抑制は重要な課題となっています。
顔料
NAF カラーは当社独自開発の水溶性アクリル樹脂を使用し、各種有機・無機顔料を微分散させたゼロ VOC 水性カラー
です。
*ゼロ VOC 塗料…VOC 含有量が 0.01%(100ppm)未満の塗料(ISO / DIS 17895「水系エマルジョン中の揮発性有機化合物 ( VOC)の 測 定」に準ずる)。 カラー
ベース
用途
プラス
チック
材料
特徴
1. 住宅・学校・保育園・病院・レストラン・店舗・事務所・浴室・屋内プー
1. 分散樹脂は幅広い樹脂系に相溶性をもつ弊社独自開発の耐候
ル・食品工場などの特に室内環境を要求される内装用塗料の着
性、耐水性、耐薬品性などの塗膜性能にすぐれた特殊水溶性ア
色
クリル樹脂を使用しています。
2. 各種エマルジョン塗料の着色
3. 各種水溶性樹脂塗料の着色
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
2. 高着色力、高グロス、高顔料分で調色安定性にすぐれています。
4. 建材(コンクリート、スレート板、石膏など)の着色
NAF カラー代表銘柄
使用顔料
化学構造
C.I.Name
顔料分
樹脂分
NAF
5002
ホワイト
酸化チタン
PW-6
65%
5.7%
NAF
5012
イエロー
酸化鉄イエロー
PY-42
52%
5.2%
NAF
5041
ブラウン
酸化鉄レッド
PR-101
60%
5.4%
NAF
1012
イエロー
ベンズイミダゾロン
PY-154
40%
4.0%
NAF
1032
レッド
キナクリドン
PV-19
40%
5.0%
NAF
1052
ブルー
シアニンブルー
PB-15
25%
3.1%
NAF
1063
グリーン
シアニングリーン
PG-7
20%
2.5%
NAF
5091
ブラック
カーボンブラック
PBk-7
35%
4.7%
品名
原色
淡色
使用顔料
*上記の色票は近似色を 4 色印刷で再現していますので参考としてください。
お問い合わせ先/
顔料事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0681 FAX:03(3669)3936
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9519 FAX:06(6455)9517
12
12
水性塗料用加工顔料
AF カラ ー [AF Color]
AF カラーは当社独自開発の水溶性アクリル樹脂を使用し、各種有機・無機顔料を微分散させた水性カラーです。
顔料
界面活性剤を使用していないため、塗膜物性に悪影響が少なく、高光沢の仕上がりが望めます。
用途
特徴
1. 各種エマルジョン塗料の着色
1. 高顔料分で分散性良好なため、コストメリットがあり、光沢・調
2. 各種水溶性樹脂塗料の着色
色安定性にすぐれています。
3. 建材(コンクリート、スレート板、石膏など)の着色
2. 高耐候性の有機顔料、無機顔料を使用しているため、耐候性に
4. 各種水性接着剤の着色
すぐれています。
3. 約 20色の品揃えがあり、幅広い実用色の色出しが可能です。
4. 当社CCM(コンピュータ・カラーマッチング)と連動することに
より、スピーディーな調色が可能となります。
AF カラー代表銘柄
商品名
使用顔料
使用顔料
C.I.Name
耐候性
顔料分
樹脂分
pH
AF ホワイト E-3D
酸化チタン
PW-6
5
64%
6.0%
8.5 〜 9.5
AF イエロー E-3D
酸化鉄イエロー
PY-42
5
50%
8.0%
9.0 〜 10.0
AF イエロー E-12
ジスアゾイエロー
PY-83
3
38%
5.0%
8.5 〜 9.5
AF イエロー E-26
ベンズイミダゾロン
PY-154
5
32%
4.5%
8.5 〜 9.5
AF レッド E-6
ナフトールレッド
PR-5
4
32%
4.0%
8.5 〜 9.5
AF レッド E-17
キナクリドンレッド
AF ブルー E-2B
シアニンブルー
AF グリーン E-1
シアニングリーン
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
PV-19
5
35%
5.0%
8.5 〜 9.5
ウレ
タン
樹脂
PB-15:2
5
40 %
6.0%
8.5 〜 9.5
接着剤
PG-7
5
40%
6.0%
8.5 〜 9.5
AF ブラウン E-3
酸化鉄レッド
PR-101
5
60%
6.0%
8.5 〜 9.5
AF ブラウン E-7
酸化鉄レッド
PR-101
5
63%
6.0%
8.5 〜 9.5
AF ブラック E-2B
カーボンブラック
PBk-7
5
30%
6.5%
8.5 〜 9.5
AF ブラック E-12
カーボンブラック
PBk-7
5
28%
6.0%
8.5 〜 9
*上記の色票は AF カラーの中彩色の近似色を 4 色印刷で再現していますので参考としてください。
お問い合わせ先/
カラー
ベース
顔料事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0681 FAX:03(3669)3936
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9519 FAX:06(6455)9517
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
13 トルエン・キシレンフリー 油性塗料用共通調色ベース
13
NX カラー [NX Color]
塗料用の共通調色用原色として開発された着色剤で、PRTR 法対象物質のトルエン、キシレンを含有していません。
顔料
各種、有機・無機顔料を相溶性の高いアクリル樹脂で分散しているため、様々な樹脂系の共通調色用原色として使用可
能です。幅広い用途展開が可能なため、塗料、インキの製造合理化に利用できます。また、当社 CCM(コンピュータ・
カラーマッチング)との連動により、従来の調色工程の合理化と精度向上が可能です。
カラー
ベース
用途
特徴
1. アルキッドメラミン、アクリルメラミン、ポリエステルメラミンな
1. トルエン・キシレンフリー塗料の製造に使用可能です。
どの焼付塗料
プラス
チック
材料
2. 相溶性の範囲が広い着色剤です。
2. アクリルウレタン、エポキシなどの常温硬化塗料
3. 塗膜物性に悪影響が少ない着色剤です。
3. アクリルラッカー、NCラッカー、アクリル酢ビなどの常温乾燥
4. 高顔料濃度、高分散品です。
塗料
5. 設定色の色相範囲が広く、使用顔料により高耐候品と汎用品と
4. スクリーンインキ、グラビアインキ、溶剤型接着剤
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
が選択できます。
6. 当社CCMと連動することにより、スピーディーな調色が可能と
なります。
NX カラー 代表銘柄
品名
原色
淡色
使用顔料系
C.I.Name 顔料分 樹脂分 酢酸ブチル 耐候性
NX-011 イエロー
ベンズイミダゾロンイエロー
PY-154
30%
25%
45%
5
NX-012 イエロー
ジスアゾイエロー
PY- 83
24%
25%
51%
5
NX-021 オレンジ
ジスアゾピラゾロンオレンジ
PO -34
21%
24%
55%
3
NX-031 レッド
ナフトールレッド
PR -170
23%
26%
51%
5
NX-032 レッド
キナクリドンレッド
PV -19
30%
25%
45%
5
NX-041 マゼンタ
キナクリドンマゼンタ
PR -122
16%
36%
48%
5
NX-042 バイオレット
ジオキサジンバイオレット PV - 23
9%
43%
48%
4
NX-051 ブルー
モノクロシアニンブルー
PB -15:2
20%
40%
40%
5
NX-053 ブルー
シアニンブルーβ型
PB -15:4
19%
39%
42%
5
NX-061 グリーン
塩素化シアニングリーン
臭素化シアニングリーン
PG -7
PG -36
(1/1)
18%
33%
49%
5
NX-501 ホワイト
酸化チタン
PW - 6
58%
21%
21%
5
NX-512 イエロー
酸化鉄イエロー
PY- 42
56%
22%
22%
5
NX-541 ブラウン
酸化鉄レッド
PR -101
58%
21%
21%
5
NX-591 ブラック
カーボンブラック
PBk-7
18%
41%
41%
5
NX-592 ブラック
カーボンブラック
PBk -7
25%
34%
41%
5
NX-595 ブラック
カーボンブラック
PBk -7
18%
41%
41%
5
*上記の色票は近似色を 4 色印刷で再現していますので参考としてください。
調色合理化システム
塗料・
コート
材
NXまたはAF、NAF
●NXカラー:油性
●AFカラー、NAFカラー:水性
白塗料
クリアー
キト
サン
(油性)
アクリル酢ビ
アクリルウレタン
アクリルラッカー
NCラッカー
メラミンアルキッド
メラミンアクリル
etc.
各カラーを予めCCM入力
色彩
管理
技術
(色見本)
CCM
自動計量機
●カラコムCM2システム
●ダンクシュート
お問い合わせ先/
(水性)
各種エマルジョンクリアー
各種水溶性クリアー
etc.
(製品)
顔料事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0681 FAX:03(3669)3936
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9519 FAX:06(6455)9517
水性塗料用加工顔料
14
14
マスターファインカラー (MFカラー) [MASTERFINE Color (MF Color)]
水性着色加工用途に適するように設計された無機顔料の水分散体です。
顔料
独自の分散加工技術により、従来困難であった密度や粒子径の大きな無機顔料を安定した分散体とすることを可能にし、
加えて独自の安定化技術の採用により、高顔料分でありながら比較的低粘度で取扱性にすぐれています。
界面活性剤や樹脂をほとんど含有しないため、着色剤の塗膜物性への影響も少なく、無機顔料が持つ特性(耐候性、
耐熱性、機能性)を損ねることなく広範な用途に使用することができます。
用途
カラー
ベース
特徴
1. エマルジョン・水溶性樹脂塗料の着色
1. 比重、粒子径の大きな無機顔料でもハードケーキを形成せず、
2. 超耐久性塗料の着色
安定した顔料スラリーのため、取り扱いが容易です。
3. 建材の着色
4. ガラスの着色
プラス
チック
材料
2. 分散剤の含有量がきわめて少なく、成分のほとんどが無機物か
5. 水性接着剤の着色
らなるため、着色剤の物性や耐候性への影響が少なく、各種バ
6. 水性インキの着色
インダーとの相溶性にすぐれています。
7. セメントの着色など
3. VOC の含有量(0.05% 以下)が少なく、環境対応型塗料など
プラス
チック
用
着色剤
の着色に適しています。
4. 顔料の分散性が良好で、光沢および混色での安定性にすぐれて
います。
MF カラー代表銘柄
製品名
濃色
淡色
繊維・
紙用
着色剤
使用顔料
組成
プラス
チック
用
機能剤
C.I.Name
耐候性
pH
固形分
MF-5765 White
酸化チタン
PW − 6
5
7.5 〜 9.5
67%
MF-5050 Yellow
酸化鉄イエロー
PY − 42
5
8.0 〜 10.0
51%
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
MF-5160 Brown
酸化鉄レッド
PR −101
5
8.0 〜 10.0
62%
MF-5363 Green
複合酸化物グリーン
PG − 50
5
8.5 〜 10.5
62%
MF-5460 Blue
複合酸化物ブルー
PB − 28
5
8.5 〜 10.5
62%
MF-5630 Black
カーボンブラック
PBk −7
5
8.0 〜 10.0
32%
接着剤
MF-5533 Black
複合酸化物ブラック
PBk − 26
5
8.5 〜 10.5
62%
塗料・
コート
材
キト
サン
*上記の色票は近似色を 4 色印刷で再現していますので参考としてください。
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
顔料事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0681 FAX:03(3669)3936
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9519 FAX:06(6455)9517
15 記録材料用水性加工顔料
15
WA カラー [Water base pigment preparation (WA Color)]
顔料
水溶性樹脂を使用してカーボンブラックや各種有機顔料を微細に分散した水性顔料分散体です。
当社独自に開発した分散樹脂を使用し、かつ独自の分散加工技術により、従来の水性顔料分散体に比べ、鮮明性・分
散安定性にすぐれています。
カラー
ベース
用途
特徴
水性筆記具用分散体(直液式ボールペン、ゲルボールペンインキ用
プラス
チック
材料
1. 顔料の分散安定性が従来の水性分散体に比べ極めて良好です。
カラーベース、中綿式マーカーペン、ペイントマーカー、筆ペン用
顔料粗大粒子がないため、経時での顔料沈降がほとんどありま
途向け等)として設計していますが、その他、インクジェットイン
せん。
キ用、各種水性着色剤用途にも使用できます。ユーザーニーズに合
わせた配合設計も可能です。
2. 顔料の分散体の凝集・増粘等がほとんどなく、経時安定性にす
ぐれています。
プラス
チック
用
着色剤
3. ご要望に応じて高分散品も設計します。
WA カラー ブラック 汎用品の粒度分布
WA カラー ブラック 高分散品の粒度分布
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
WA カラー代表銘柄(汎用品)
使用顔料
品名
顔料系
C.I.Generic Name
顔料分
分散粒子径
(nm)
WA カラー ブラック A-250
カーボンブラック
PBk-7
15%
90
WA カラー ブラック B-01
カーボンブラック
PBk-7
8%
90
WA カラー レッド A-01
モノアゾレッド
PR-258
8%
180
WA カラー ブルー A-01
フタロシアニンブルー
PB-15
8%
130
WA-S カラー オレンジ
ジスアゾオレンジ
PO-16
7%
120
WA-S カラー ピンク
キナクリドン
PR-122
7%
170
WA カラー バイオレット
ジオキサジンバイオレット
PV-23
7%
110
WA-S カラー グリーン (L)
フタロシアニングリーン
PG-7
8%
110
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
顔料事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0681 FAX:03(3669)3936
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9519 FAX:06(6455)9517
16
16
塗料用 ・ 建材用水性カラーベース
EP カラー、AM カラー [EP Color, AM Color]
EP カラーは、主に有機顔料やカーボンブラックを界面活性剤および水溶性樹脂を用いて微細化させた着色剤で、多岐
顔料
にわたる水性着色加工分野へ応用できます。
AM カラーは、水性塗料で多用される酸化鉄及びカーボンにも、すぐれた相溶性(ラビング、流し塗り、タッチアップ)
があります。ご要望に応じて顔料分の高濃度化の設計も対応できます。
用途
カラー
ベース
特徴
1. エマルジョン・ペイント、水溶性樹脂塗料の着色
1. 水性用として基本的に必要な耐酸、 耐アルカリ、耐水性のある
2. 建材(コンクリート、スレート板、石膏、など)の着色加工
顔料を用いた水分散性顔料スラリーで、堅牢度にすぐれた着色
3. 壁材用骨材(木粉、ケイ砂、パーライト、など)の着色
加工物が得られます。
4. 各種水性接着剤の着色
5. 各種水性インキ(筆記具、スタンプなど)への応用
2. 適性のある分散剤を用いた高度の均一化、微粒子処理により、
6. ゴムラテックスの着色加工
鮮明な発色性を与え、安定性にすぐれています。
7. ガラス繊維(フィラメント、織物)の着色加工
8. その他水性着色分野
3. 水 性 ベヒクルに容 易に 混 合 分 散 することが でき、かつ、EP、
AM カラー相互の配合調色が自由で任意の着色物を得ることが
できます。
EP カラー代表銘柄
品名
使用顔料
原色
淡色
耐薬品性
耐熱性 耐候性
5%
5%
150℃ 白ベース
トルエン 硫酸 NaOH ×10 分 1% 着色
耐溶剤性
IPA
EP-130 Yellow
モノアゾ系
4-5
4
5
5
5
6-7
EP-910 Yellow FR
ジスアゾ系
5
4
5
5
5
5
EP-450 Red 3GN
ナフトール AS 系
3
2
5
5
4
5
EP-720 Red 2B
ナフトール AS 系
4
3-4
5
5
5
5-6
EP-1500 Violet 3RN
ジオキサジン系
5
4-5
5
5
5
7
EP-520 Blue 2B
銅フタロシアニンブルー ( α )
5
5
5
5
5
7-8
EP-700 Blue GA
銅フタロシアニンブルー ( β )
5
5
5
5
5
8
EP-510 Green B
Cl- 銅フタロシアニングリーン
5
5
5
5
5
8
EP-510 Black TR
カーボンブラック
5
5
5
5
5
8
EP-65 White
酸化チタン (R)
5
5
5
5
5
8
AM カラー代表銘柄
品名
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
使用顔料
原色
淡色
耐薬品性
耐熱性 耐候性
5%
5%
150℃ 白ベース
トルエン 硫酸 NaOH × 10 分 1% 着色
耐溶剤性
IPA
AM-Yellow 8150
酸化鉄イエロー
5
5
5
5
5
8
AM-Brown 8800
酸化鉄レッド
5
5
5
5
5
8
AM-Black 8710
カーボンブラック
5
5
5
5
5
8
AM-Black 9700
カーボンブラック
5
5
5
5
5
8
〈試験試料〉アクリルエマルジョン塗料 ( 白ベース ) との混合塗工液 (EP、AM カラー 1%着色 ) をスレート板に塗装したもの。
●耐溶剤性試験・・・塗膜 1cm2 につき 2ml 溶剤中に 1 時間浸漬。5 段階評価。
●耐薬品性試験・・・塗膜 1cm2 につき 2ml 薬品中に 15 時間浸漬。5 段階評価。
●耐熱性試験・・・・熱風乾燥機 150℃ -10min 加熱。5 段階評価。
●耐候性試験・・・・フェード・オ・メーター 250 時間照射。8 段階評価。
〈耐溶剤性、耐薬品性、耐熱性 判定〉
5 級:変退色 ( 汚染 ) が認められないもの
|
1 級:変退色 ( 汚染 ) が著しく認められるもの
お問い合わせ先/
プラス
チック
材料
〈耐候性 判定〉
8 級:変退色が認められないもの
|
1 級:完全に脱色しているもの
化成品事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0684 FAX:03(3669)3950
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9059 FAX:06(6455)9554
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
17 入浴剤用処理酸化チタン
17
WMP ホワイト [WMP WHITE]
入浴剤用処理酸化チタンとして開発された水性粉末着色剤です。
顔料
入浴剤にブレンドするだけで、使用時に所定の白濁度が再現よく得られる白濁入浴剤を作ることができます。
カラー
ベース
用途
特徴
粉末タイプ入浴剤に使用できます。
1. 構成成分はいずれも医薬部外品原料規格の原料で、入浴剤への
配合が認められたものです。
使用方法
プラス
チック
材料
1. 入浴剤に対して 3 〜 5%添加することにより、十分な白濁効果
が得られます。入浴剤原料を混合したのち、最後に WMP ホワ
イトを添加してできるだけ軽くブレンドしてください。
プラス
チック
用
着色剤
2. 入浴剤に配合したときの経時安定性、浴湯中での白濁性、沈降
安定性にすぐれています。
3. 入浴剤用顔料組成物として特許を取得していますので、安心し
てご使用できます。
2. WMP ホワイトは、青色 1 号の褪色を促進する場合があります。
あらかじめご確認のうえ、ご使用ください。
3. 一般に香料は WMP ホワイトの分散性に影響しませんが、スク
ワラン、ホホバ油等の油性成分や、水溶性エキス等の成分は、
プラス
チック
用
機能剤
WMP ホワイトの分散性を悪化させることがあります。あらかじ
めご確認のうえご使用ください。
WMP ホワイトの代表銘柄と特徴
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
品名
WMP478 ホワイト
酸化チタンの種類(外原規)
ルチル型
被覆処理成分の種類(外原規)
水溶性高分子、界面活性剤
形状
やや柔らかい粉末
主な用途
粉末タイプ入浴剤
WMP ホワイトの沈降安定性
溶解直後
1 日後 5 日後 塗料・
コート
材
キト
サン
a b WMP c d
色彩
管理
技術
a b WMP c d
a b WMP c d
左から、市販入浴剤 a*2、市販入浴剤 b*2、WMP478 ホワイト、市販入浴剤 c*2、市販入浴剤 d*2 * 2:市販の入浴剤シリーズ製品 [ 溶解濃度 ] 市販の入浴剤 0.75g/1L 水、WMP478 ホワイト 0.015g/1L 水
お問い合わせ先/
化成品事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0684 FAX:03(3669)3950
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9059 FAX:06(6455)9554
カラーコンパウンド・機能性コンパウンド
[COLOR COMPOUND・FUNCTIONAL COMPOUND]
18
カラーコンパウンド
顔料
プラスチック樹脂に染顔料及び添加剤等を練り込み粒状にしたものをカラーコンパウンドといいます。当社は最適な生
産・試験設備と、高い生産技術力(着色、調色技術/混練加工技術)・ 品質管理体制のもとで、お客様からのご要望に
添った製品加工を行う営業サービスを提供しています。
ポリオレフィン系、ポリスチレン系、アクリル系、ポリエステル系、ポリカーボネート系、エラストマー等のカラー着色
コンパウンドを提供しています。
カラー
ベース
機能性コンパウンド
プラスチック樹脂に各種無機・有機フィラー、新素材等を添加して機能性を付与し、粒状にしたものを機能性コンパウ
ンドといいます。当社はこのコンパウンド加工技術を確立しており、更に新たな素材、機能の応用についてもご要望に
対応しています。
プラス
チック
材料
また、アロイ化、反応系のコンパウンドにつきましてもご相談に応じています。
プラス
チック
用
着色剤
カラーコンパウンド・機能性コンパウンドの品名表示例
品名表示:樹脂名略号の後に − T を付けています。
プラス
チック
用
機能剤
PP − T、PE − T、PS − T、AB − T、AS − T、MA − T、PK − T(PC)、
PL − T(POM)、PT − T(PET)、PB − T(PBT)、PA − T、HS − T(PPS)等です。
用途
繊維・
紙用
着色剤
家庭用品、自動車関連製品、家電製品、OA機器製品、建築資材、農業資材等
カラーコンパウンド
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
カラーコンパウンド
当社プラスチックカラーガイドより
塗料・
コート
材
機能性コンパウンド
キト
サン
色彩
管理
技術
無機フィラー添加コンパウンド
お問い合わせ先/
CF 添加コンパウンド
GF 添加コンパウンド
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
19 表面着色型カラードペレット
ダイペレコート [DAIPELLECOAT]
顔料
ガラス繊維強化エンプラ着色用に開発されたペレット樹脂表面着色方法による製品で、着色工程でのガラス繊維破損が
なく、機械物性の低下を抑えることができます。
また、独自の水性表面処理技術により加熱溶融状態で着色剤を練り込む工程が省略されているため、処理エネルギー
量が少ない設計となっています。
カラー
ベース
用途
特徴
ガラス繊維強化エンプラの着色
・ガラス繊維入りコンパウンドの組成例は、合成樹脂として PBT、
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
1. 着色工程や表面硬度の高い着色剤によるガラス繊維の破損が最
小限で、機械物性の低下が抑えられています。
POM、PPS、LCP などのエンプラ全般に対応できます。
ガラス繊維 10 〜 50%のコンパウンドに適用できます。
2. 着色層が独自の水性表面処 理技 術により固着され、省エネル
ギー化が図られています。
着色層・固着剤層の模式図
3. 着色剤の樹脂表面への固着性にすぐれており、ハンドリング時
の剥落、作業場汚染が軽減されます。
4. 着色剤が表面に均一に固着されており、色むら等の着色不具合
がありません。
プラス
チック
用
機能剤
5. 10%以上のガラス繊維強化樹脂の着色に対応できます。
6. 耐熱性にすぐれた融点の高い固着剤を使用していますので、成
繊維・
紙用
着色剤
形前乾燥時の変色やブロッキングの心配がありません。
7. 仕込みから固着工程・製品まで連続生産方式をとっているため
異物混入リスクと材料ロスが少ないことから小口ロットの着色
に好適です。
印刷
インキ
製品見本
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
20
軟質ポリオレフィン樹脂
ペリコン CAP [PERICON CAP]
独自のコンパウンド加工技術による、プロピレン系樹脂をベースとした低結晶性のポリオレフィン樹脂です。
顔料
ペリコン CAP を用いた多層フィルムは、透明性と柔軟性にすぐれるとともに、軟質 PVC と同様な特性を示すことから、
建材、鋼板化粧、包装、ストレッチラップなどの用途に広く使用されています。
用途例
カラー
ベース
特徴
(1) 表面保護用フィルム
構成
絞り加工性が良好で、また、フィルムの配向が
小さいため剥離時にフィルムが裂けにくい特徴
があります。
PP
ペリコンCAP
PP
【ペリコン CAP の特徴】
1. 比重が 0.9 以下と小さく、軽量化できます。
2. 柔軟性と耐熱性を兼ね備えています。
プラス
チック
材料
3. 耐衝撃性にすぐれています。
4. 焼却やリサイクルが容易です。
構成
(2) ストレッチ・ラップフィルム 耐熱 性とともに、透明性、柔軟性および指押
し回復性にすぐれ、ヒートシール後の仕上が
EVA
ペリコンCAP
EVA
り、外観がきれいです。
【ペリコン CAP フィルムの特徴】 1. 柔軟性、耐熱性とともに透明性にもすぐれています。
2. 耐衝撃性、耐引き裂き性にすぐれています。
構成
(3) 繊維製品包装用フィルム ビニロン代替として、温 度や湿 度の影 響を受
けにくく、柔軟性、透明性および光沢にすぐれ
3. 汎用のポリオレフィンフィルムと同様な条件で、インフレおよび
PP
ペリコンCAP
PP
プラス
チック
用
着色剤
T ーダイでの押出成形が可能ですが、単体では表面粘着性があ
るため、共押出の中間層としての使用をお勧めします。
ます。
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ペリコン CAP の基本特性
項目
試験法
単位
ペリコン CAP330
ペリコン CAP350
MFR(230℃)
JISK7210
g/10min.
3.0
11.7
比重
JISK7112
−
0.89
0.88
引張降伏点強度
JISK7161
MPa
14.1
9.3
引張破断点伸び
%
> 200
> 200
曲げ弾性率
JISK7171
MPa
355
165
MPa
13.7
7.3
J/m
NB
NB
J/m
67
144
曲げ強度
23℃
アイゾット衝撃強度
(ノッチ付き)
−10℃
JISK7110
表面硬度
JISK7202-2
ショアD
52
41
荷重たわみ温度(0.46MPa)
JISK7191
℃
54
46
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
ペリコン CAP フィルムの特性
フィルム構成〔構成:ランダム PP /ペリコン CAP350 /ランダム PP、フィルム厚さ:50 μ〕 項目
試験法
単位
ヘイズ
JISK7105
%
引張弾性率
引張破断点強度
JISK7161
引張破断点伸び
引裂強度
JISK7128-2
お問い合わせ先/
構成比:1 / 2 / 1
MD
TD
構成比:1 / 3 / 1
MD
1.2
キト
サン
TD
1.1
MPa
260
260
200
220
MPa
48
44
48
37
%
> 800
> 800
> 800
> 800
N
90
160
100
190
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
色彩
管理
技術
21 粉末状着色剤、顆粒状着色剤
ダイカラードライ、ダイカラーグラニュー [DAICOLOR DRY, DAICOLOR GRANEW]
顔料
ダイカラードライは、着色剤と分散剤を混合した粉末状の着色剤で、PE や PP などのオレフィン系樹脂、PS や ABS
などのスチレン系樹脂といった幅広い樹脂に使用できます。
着色剤濃度が 50 ~ 80%と高いことから添加量を少なくでき、着色コストも安くできます。
反面、パウダーであるため飛散汚染性が高く自動計量性に劣る、ブレンド条件で発色が変わるなどの欠点があります。
カラー
ベース
ダイカラーグラニューは、これらの欠点を顆粒化することで改善した製品です。
用途
プラス
チック
材料
プラパレットやコンテナ等の工業製品、家庭用品,雑貨などの射出成形全般。
特徴
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
■ダイカラードライ
1. 着色剤濃度が高く、着色コストが低く抑えられます。
2. 着色剤、分散剤の選択により幅広い樹脂に使用できます。
3. ダイカラードライの品名は樹脂名略号の後に、ー D を付けています。
PP − D、PE − D、PS − D、AB − D、AS − D、MA − D、PK − D(PC)、
PL − D(POM)、PT − D(PET)、PB − D(PBT)、PA − D、HS − D(PPS)等です。
■ダイカラーグラニュー
繊維・
紙用
着色剤
1. 着色剤濃度はダイカラードライ並に高く、ダイカラードライの欠点である飛散汚染性、自動計量性を改良した顆粒状製品です。
2. 簡単な自動計量機による着色に適しています。
3. 使用用途、着色条件に合わせて顆粒硬さを調整した、ソフトタイプとハードタイプがあります。
4. ダイカラーグラニューの品名は樹脂名略号の後に、ー G を付けています。
印刷
インキ
PP − G、PE − G、PS − G、AB − G、AS − G、MA − G、PK − G(PC)、
PL − G(POM)、PT − G(PET)、PB − G(PBT)、PA − G、HS − G(PPS)等です。
ウレ
タン
樹脂
ダイカラードライの製品写真
接着剤
塗料・
コート
材
ダイカラーグラニューの製品写真
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
22
意匠性着色剤マスターバッチ
コローミックスマスター [COLOREMIX MASTER]
コローミックスマスターは、プラスチックの各種素地色の中に模様材料を配した、当社の意匠性着色剤の総称です。
顔料
・不織布調コローミックスマスター ・石目調コローミックスマスター
・大理石調コローミックスマスター ・漆器調コローミックスマスター
・金属調 ( メタリック ) コローミックスマスター
用途
カラー
ベース
不織布調コローミックスマスター
プラスチック全般の意匠性 ( 模様材料 ) 着色剤
本製品は、不織布調の風合いをプラスチック成形品で再現するため
車輌、家電、雑貨等全般
に、任意の素地色(着色プラスチック)中に繊維長 0.5mm 程度の
黒色系ないし有彩色短繊維を配合した意匠性マスターバッチです。
特徴
プラスチック成形品中に分散した短繊維のコントラストと金型シボ
の組み合わせ効果により、不織布に似た暖かみと深みのあるプラス
1. 任意の素地色に各種短繊維を練り込んだマスターバッチを設計
プラス
チック
材料
チック成形品を得ることができます。
することが可能です。短繊維による模様(意匠性)を目立たせ
本製品は耐熱・耐侯性の良い短繊維の単独及び組み合わせとなって
るためには、パステル調の素地色が好適です。
いますので、自動車内装材を始め幅広い用途のプラスチック成形品
に使用できます。
2. 主にポリプロピレン樹脂の射出成形用に設計しています。
プラス
チック
用
着色剤
その他のコローミックスマスター
3. 一般の着色剤マスターバッチと同様の方法で使用できます。
不織布調の他に新感覚の各種意匠性着色剤をご提供します。
4. 雑貨用途等では従来から短繊維を使った意匠性材料が知られて
・石目調コローミックスマスター
いますが、耐熱性、耐候性に問題がありました。本製品は、こ
・大理石調コローミックスマスター
の欠点を改良した耐熱・耐侯性の良い短繊維を使用しています。
プラス
チック
用
機能剤
・漆器調コローミックスマスター
繊維・
紙用
着色剤
・金属調 ( メタリック ) コローミックスマスター
5. 一般に短繊維を樹脂中に充填すると衝撃値低下が起こりますが、
本製品は短繊維とポリマーの親和性に配慮した物性低下の少な
い設計となっています。更に本製品は、柔軟性のある短繊維を
使用していますので、成形機の繰り返し混練による繊維の切断
が少なく、安定した意匠性が得られるのでリサイクル性にもすぐ
印刷
インキ
れています。
漆器調
金属調
コローミックスマスター不織布調の基本物性とリサイクル(繰り返し押出テスト)時の物性変化
ブランク
( フィラー充填 PP)
コローミックスマスター
添加 1 パス
コローミックスマスター
添加 2 パス
コローミックスマスター
添加 3 パス
引帳強度
MPa
引帳伸び
%
曲げ強度
MPa
曲げ弾性率
MPa
lzod 衝撃値
J/M
加熱変形温度
℃
ロックウェル
硬度
23.7
350 ≦
33.0
2380
172
78.8
82.8
24.3
350 ≦
330
2345
150
75.0
83.0
24.1
350 ≦
32.8
2310
150
74.8
82.8
24.1
350 ≦
32.5
2280
142
74.0
82.2
フィラー充填 PP( タルク 20% : コローミックスマスター希釈対比 =100:5)
製品見本
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
不織布
お問い合わせ先/
不織布調コローミックスマスター
(PP/ フィラー系樹脂 成形品 )
2.2dt × 0.5mm
3.3dt × 0.7mm
7.7dt × 0.5mm
短繊維を使用したコローミックスマスターの顕微鏡写真
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
色彩
管理
技術
23 生分解性樹脂用カラーマスターバッチ
アースリーマスター [EARTHLY MASTER]
顔料
近年、化学物質の環境影響に対する関心の高まりとともに、土壌や水中の微生物により分解される新しい高分子「生分
解性樹脂(プラスチック)」が注目されています。
当社は環境影響に配慮した生分解性樹脂着色材料の開発を進め、
「アースリーマスター」を上市いたしました。
カラー
ベース
用途
分解性への影響(土中の減量率)
1. 環境中に放置される可能性のある分野
プラス
チック
材料
サンプル
wt(g)
サンプル
・マルチフィルム、シート、育苗ポット等農業用資材
・魚網、浮き等漁業資材
・ゴルフティー、釣り用具等スポーツ、アウトドア用品
2. 使用後の回収リサイクルが困難な分野
埋設 7 ヶ月後
サンプル wt(g) 減量 (g) 減量率 (% )
Nat.( 無着色 )
4.80
4.39
0.40
8.4
着色物 ( イエロー )
4.57
3.92
0.65
14.2
着色物 ( ブルー )
4.44
3.45
1.00
22.4
・容器包装材料
プラス
チック
用
着色剤
・文具、玩具、日用雑貨
3. 対象とする樹脂は PLA( ポリ乳酸 )、PBS( ポリブチレン サクシネート ) などです。
プラス
チック
用
機能剤
特徴
1. 組成中に有害な物質を含みません。
・焼却された場合でもダイオキシン発生の懸念がないノンハロゲン材料を使用しています。
繊維・
紙用
着色剤
・環境、人体に有害とされる重金属を含まない材料を使用していますので、分解物による土壌汚染の心配がありません。
2.JBPA 適合カラー
JBPA(日本バイオプラスチック協会)の規格・基準に適合した材料を使用しており、グリーンプラ・ポジティブリストに登録された製品も
ご用意しています。
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
JBPA による識別基準(対象元素と製品中の含有上限値の一覧)
元素名
製品中の含有上限値
(ppm)
元素名
製品中の含有上限値
(ppm)
セレン(Se)
0.75
カドミウム(Cd)
0.5
ニッケル(Ni)
25
鉛(Pb)
50
亜鉛(Zn)
150
クロム(Cr)
50
モリブデン(Mo)
1
砒素(As)
3.5
フッ素(F)
100
水銀(Hg)
0.5
銅(Cu)
37.5
3. 使用しやすいマスターバッチ
生分解性樹脂に着色剤を高濃度分散させた飛散性のないペレット状マスターバッチです。
使いやすく、分散性にすぐれ生分解性樹脂中に均一に混ざりますので、きれいな成形品が得られます。
4. 着色により生分解性樹脂の分解を阻害しません。
塗料・
コート
材
キト
サン
スタンダードカラー 一覧
銘柄名
BR-RMMB
0368 レッド
BR-RMMB
0369 イエロー
BR-RMMB
0370 グリーン
BR-RMMB
0371 ブルー
BR-RMMB
0372 ブラウン
BR-RMMB
0373 ホワイト
BR-RM
98H875 ブラック
GPPL 登録 No.
B91108
B91109
B91110
B91111
B91112
B91113
B91114
色調
色彩
管理
技術
*上記の色票は近似色を 4 色印刷で再現していますので参考としてください。
お問い合わせ先/
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
高分散・高解膠カラーマスターバッチ
ハイコンクマスター HM [HI-CONC MASTER HM]
24
着色剤を高濃度に配合し且つ高分散性と高解膠性を実現した発色安定性にすぐれた、新タイプのマスターバッチです。
顔料
当社 CCM(コンピュータ・カラーマッチング)を使用したベースカラー配合に対応しているため、マスターバッチ使用量
が少なくて済み、歩留りも向上することから、製品の品質向上と大きなコスト低減が期待できます。
カラー
ベース
用途
1. 車両・家電部品
2. ケース、コンテナ等容器類
3. 家庭用品、雑貨などの射出成形品一般
プラス
チック
材料
特徴
1. 特に難しい有機顔料およびカーボンブラックの粒子分散が、極限に近いレベルまで達成されています。
このため、成形機や成形条件差による発色ぶれがなく、均一で美しい外観の成形物が得られます。
2. マスターバッチの解膠性(ポリマー中へのカラー分配性)は、マスターバッチに使用するベースレジンに大きく依存されますが、本製品は
プラス
チック
用
着色剤
当社最先端のベースレジン選択により設計されており、幅広い希釈樹脂で高い解膠性能があり、希釈樹脂の基本物性を低下させません。
プラス
チック
用
機能剤
3. 実用希釈倍率は、30 倍から 100 倍です。
4. 希釈樹脂がフィラー入り等の複合材料の場合、しばしば色別れ現象の問題が起きます。
本製品は、特殊なカーボンブラックを採用することで色別れ問題を解決しました。
(特許第 2131021)
5. 自動計量適性、成形性に応じたペレットサイズをご提供できます。
繊維・
紙用
着色剤
6. すぐれた調色技術によるカスタムカラーをご提供できます。
印刷
インキ
7. 射出成形だけではなく、押出成形,ブロー成形にもご使用できます。
8. 対象樹脂は PP、PE 等ポリオレフィン系樹脂ですが、他樹脂用途の設計も対応できます。
ウレ
タン
樹脂
発色安定性
接着剤
塗料・
コート
材
*
従来のマスターバッチ Δ E =6.0
*
ハイコンクマスター HM Δ E =0.5
ハイコンクマスター HM の実物大写真
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
25 プラスチック用高性能着色剤
ハイコンクマスター HCM [HIGH CONC MASTER]
顔料
オレフィン系樹脂用ハイコンクマスター
オレフィン系樹脂全般の着色に使用可能なベースカラーマスターバッチです。色再現性がすぐれているため、当社 CCM
(コンピュータ・カラーマッチング)
『カラコムシステム』と連動したベースカラーとして最適です。
調色品マスターバッチのご提供もいたします。
カラー
ベース
その他の樹脂用ハイコンクマスター
オレフィン系樹脂用以外にも、各種樹脂着色剤を取り揃えています。
プラス
チック
材料
種類と用途
1. 合板・鋼板フィルム
2. 車輌内装材
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
3. 文具・ケース・雑貨シート
その他、オレフィン系樹脂全般の着色
特徴
1. 特殊な分散処理により、従来のポリオレフィン用着色剤と比較し色再現性にすぐれています。そのため、テスト機(ラボスケールでの色確認)
と実機生産ラインの違いによる色ブレや、加工条件・加工機の変更等による色ブレが起こりにくく、安定した発色が得られます。
2. 各ベースカラーはシリーズごとにマスターバッチの溶融特性が調整統一されているため、解膠性が良く、ベースカラーとして混色使用した
場合にも均一な着色が可能です。
繊維・
紙用
着色剤
3. 従来のポリエチレンワックスをバインダーとする着色剤と比較し、製品生産時の溶融トルクの変化・吐出ムラ等、粘度低下に起因する問題
が少なく、安定した加工条件が得られます。
印刷
インキ
4. 計量機で精度の高い供給が可能です。この用途にはミニペレット状のハイコンクマスター 41000・42000 番シリーズを推奨します。
オレフィン系樹脂用ハイコンクマスター HCM 代表銘柄
ウレ
タン
樹脂
ベースカラーシリーズ
バインダー樹脂
1000 番
2000 番
接着剤
41000 番
φ×L(mm)
3.0 × 3.0
PE
1.5 × 1.5
42000 番
7000 番
ペレットサイズ
PP
3.0 × 3.0
塗料・
コート
材
適用樹脂
PE・PP
TPO・TPS
ペレットサイズ
3 φ× 3 L ( mm )
EVA
その他 PO 系全般
PP
その他 PP 系全般
1.5 φ× 1.5 L ( mm )
※粒径比較をしやすくするため、ブレンドタイプの写真を使用しています。
キト
サン
その他の樹脂用ハイコンクマスター
HCM − G・・・・・PET − G、ポリエステル系樹脂用
HCM − AC・・・・アクリル系樹脂用
色彩
管理
技術
HCM − AB・・・・ABS 系樹脂用
着色対象樹脂・用途に適合したハイコンクマスターをご提案しますのでご相談ください。
お問い合わせ先/
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9039 FAX:06(6455)9539
中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444
塩化ビニル樹脂用着色剤
26
[Colorlants for PVC]
1948(昭和 23)年、業界に先駆けて塩化ビニル樹脂(以下 PVC)用着色剤<ビニルトーナー(VT)>を開発し、常に色
彩化学のパイオニアとして高い技術水準のプラスチック用着色剤を提供してきました。1972( 昭和 47)年、CCM(コン
ピュータ・カラーマッチング)の開発に踏み切り、PVC 用にベースカラーシステムを整備して販売を始めました。1980
(昭和 55)年には多種多様な PVC 用途に対応できる、色再現性にすぐれた<ディスコール(DA)>を開発し、以来当社
CCM に最適なカラーとして好評を得ています。DA カラーの設計思想は、1997(平成 9)年に上市した業界初のオレフ
ィン樹脂用のベースカラー<ハイコンクマスター HCM >に引き継がれています。
顔料
カラー
ベース
プラスチックに使用される着色剤は、着色加工機の種類、工程およびプラスチックの形態や用途によって選択すること
が求められます。特に PVC は、樹脂、可塑剤、安定剤などの種類と量を変えることにより、性質が千変万化すること
が特徴です。これに伴い加工方法も他の樹脂には見られないほど多彩です。したがって、着色にはそれぞれの加工方法
に適したものを選択し、その着色剤の持つ性能を充分に理解して使用することが必要です。潤性粉末カラーには現在 4
タイプありますが、広範囲の適用性を持っている 2 タイプの DA カラーに集約される方向です。
塩化ビニル樹脂用着色剤のタイプ
着色剤タイプ
ペースト
プレート
Plate
品名
適用
コンパウンド
着色加工法
用途例
VT
顔料
可塑剤
ペーストゾル
コーティング
ディッピング
壁紙
スラッシュモー 人形
ルド
VTM
顔料
PVC
可塑剤
安定剤
軟質 PVC
カレンダー マスター
バッチ
ペレット
Plete
主成分
顔料
PVC
可塑剤
EM
レザー シート
ベースカラー
品番
VT 6000
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
押出
電線被覆
PV
顔料
ポリエチレンワックス
硬質 PVC
軟質 PVC
押出
異型押出
着色コンパウンド
建材
MX
顔料
PVC・PS
可塑剤
安定剤
軟質 PVC
押出
着色コンパウンド
電線被覆
DA P
顔料
PVC・アクリル系樹脂
可塑剤
安定剤
軟質 PVC
硬質 PVC
カレンダー
押出
異型押出
フィルム チューブ ホース
プレート 電線被覆
建材 着色コンパウンド
DA P-4000
DA EP-4000
DA K
顔料
スチレン系コポリマー
硬質 PVC
軟質 PVC
押出
異型押出
着色コンパウンド 建材
DA K-6000
PMP
顔料
金属石鹸
硬質 PVC
押出
異型押出
パイプ 波板
建材
PMP 1000
MP
染顔料 PVC
可塑剤
安定剤
硬質 PVC
軟質 PVC
カレンダー
押出
異型押出
ブルーイング
安定剤
粉末
プラス
チック
用
着色剤
VTM 3000
軟質 PVC
潤性粉末
プラス
チック
材料
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
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27 塩化ビニル樹脂用潤性粉末着色剤
ディスコール DA [DISCOALL]
顔料
軟質から硬質用途まで、ペースト以外の塩化ビニル樹脂(以下 PVC)に適応できるように設計・開発した潤性粉末タイ
プの着色剤です。特に、顔料を微分散しているので、あらゆるコンパウンド配合や加工条件で色再現性にすぐれています。
単一顔料で設計された各ベースカラーは、性能、着色コストが明確に把握でき、当社 CCM(コンピュータ・カラーマッ
チング)
『カラコムシステム』による配合処方出しに最適の着色剤として高い評価を得ています。
カラー
ベース
用途
特徴
・DA P タイプ
1. 色再現性がすぐれています。
軟質から硬質用途まで最も広範囲に適応性があります。
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
の再現性に誤 差がほとんど無く、当社CCM による処方出しに
・ DA EP タイプ
最適の着色剤です。
電線用特殊グレード顔料を選択し電気絶縁性の品質管理を行っ
2. 安定した加工条件が得られます。
ています。
マーキングフィルム等の高添加使用もできるマトリックスで設計
されていますので、着色剤の添加量に起因する加工条件の変動
・ DA K タイプ
が極めて少ない着色剤です。
解 膠性が高く、カレンダー以外の混練シェアが弱い浅練り用に
3. 合理化に寄与します。
最 適 です。PVC、可 塑 剤を含 まない 設 計となっていますので
軟質から硬質用途まで、ご使用の様々な着色剤を 20 色前後の
PS、ABS などのスチレン系樹脂にも使用できます。
ベースカラーに統合できます。
飛散・汚染性が極めて少ないため、色替え、クリーニング作業時
間の大幅な短縮が図れます。
さらにベースカラー同士のブレンド、計量機による供給等の合理
化が可能です。
ディスコールのタイプと用途適性
タイプ \ 用途
銘柄
形状
DA P、DA EP
印刷
インキ
顔料の粒子分散が極めて良好なため、ラボ機と生産機による色
DA K
PVC
コンパウンド
潤性粉末
軟質
カレンダー
押出
○
○
○
△
△
△
電線
スチレン系樹脂
コンパウンド
硬質
カレンダー
押出
△
○
○
△
※
○
×
PS
ABS
AS
△
×
×
×
○
○
○
○
用途適性 ○:推奨 △:可 ×:不適 ※電線用途には、DA EP タイプをご使用ください。
潤性粉末着色剤のタイプと性能比較
ウレ
タン
樹脂
接着剤
性能\タイプ
色再現性
取扱性
加工適正
2 次加工性
塗料・
コート
材
DA P、DA EP タイプ
DA K タイプ
ワックスタイプ
◎
○
△
硬質
△
◎
◎
軟質
◎
◎
◎
△
顔料粒子分散
解膠性
計量性
◎
○
非汚染性
◎
○
△
滑性
◎
○
×−△
表面平滑性
◎
○
×
印刷適性
◎
○
×
接着適性
◎
○
△
ハイスピードミキサー混合時間による色ぶれ現象
◎推奨 ○適 △可 ×不適
(当社品比較)
着色剤のゲル化に与える影響
キト
サン
色彩
管理
技術
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28
硬質塩化ビニル樹脂用着色剤
PMP, MP Color
PMP カラーは硬質塩化ビニル樹脂(以下 PVC)に適した顔料を微粉末の状態で分散処理したドライカラータイプの着
色剤です。PVC、安定剤、改質剤等と直接ブレンドし、押出成形品(パイプ、雨樋、異型押出成形品等)、射出成形品、
着色コンパウンド等の着色剤として広く使われています。ベースカラー 1000 シリーズでは、PVC 分野でご使用いただ
ける顔料約 20 色を厳選してご用意しました。これらはいずれも単一構造の顔料で構成されており、用途に応じて選択し
て使用できます。
MP カラーは、染・顔料と PVC を主成分とする着色剤です。ブルーイング用に設計された MP X-100 シリーズは、飛
顔料
カラー
ベース
散性がなく計量性にすぐれ、安定した発色が得られます。
PMP カラーの用途と特徴
MP カラーの用途と特徴
プラス
チック
材料
用途 ・一般パイプ、サマーパイプ(蓄熱湾曲防止)
用途
・特殊管(HIパイプ、電力管等)
・透明フィルム、シート、板のブルーイング
・継ぎ手・マス、雨樋、デッキ材、樹脂サッシ ・波板 特徴
特徴 1. 顔料が高濃度に分散処理されているため、低添加量での
1. 塩ビ樹脂と同じ粒径なので均一なブレンドができます。
着色が可能です。
2. 飛散性がなく、自動計量性にすぐれています。
プラス
チック
用
着色剤
2. ドライカラータイプであるため、簡単なブレンドで着色可
能で解膠性にすぐれています。
プラス
チック
用
機能剤
3. 蓄熱防止、耐プレートアウト、滑性等、用途・加工条件に
合わせた設計が可能です。
PMP 1000 代表銘柄
品番
顔料の種類
1030 ホワイト
酸化チタン
1070 ホワイト
酸化チタン
1720 ブラック
カーボン
1740 ブラック
カーボン
MP X-100 代表銘柄
濃色※
淡色※※
品番
アンスラキノン
0.08
系染料
0.4
X-103 ブルー
アンスラキノン
0.08
系染料
0.4
X-105 ブルー
アンスラキノン
0.08
系染料
0.4
X-108 バイオ アンスラキノン
0.08
レット (A)
系染料
0.4
フタロシアニン
0.08
ブルー
0.4
X-134 バイオ ジオキサジン 0.08
レット
バイオレット
0.4
X-101 ブルー
1010 レッド ( カイ ) モノアゾ Ca 塩
1060 レッド
キナクリドン
1190 レッド
ペリレン
1400 イエロー
ジスアゾ
1427 イエロー
縮合アゾ ( 赤味 )
1440 イエロー
縮合アゾ ( 緑味)
1443 イエロー
イソインドリノン
1491 イエロー
Ni チタンイエロー
1520 グリーン
シアニングリーン
1610 ブルー
シアニンブルー ( 緑味 )
1625 ブルー
シアニンブルー ( 赤味 )
1660 ブルー
群青 ( 赤味 )
1670 ブルー
群青 ( 青味 )
1820 ブラウン
弁柄
※添加量:PMP 2.0 PHC ※※添加量:PMP 0.2 PHC TiO2 1.5 PHC
お問い合わせ先/
染顔料の種類 着色量
(PHC)
透明板色見本
着色量
(PHC)
X-131 ブルー
X-136 バイオ キナクリドン 0.08
レット
バイオレット
X-138 ピンク
キナクリドン
レッド
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
0.4
0.08
0.4
X-181 ブルー コバルトブルー
0.4
2
ウルトラマリン
ブルー
0.4
2
X-183 ブルー
繊維・
紙用
着色剤
上記左右の色見本は透明硬質塩化ビニル樹脂に表記の着色量で約 0.5mm の厚
さに成形した透明板の見かけの色を、4 色印刷で近似的に示したものです。
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9039 FAX:06(6455)9539
中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
29 電線用着色剤
EM H / HCM E
顔料
当社は電線被覆材料用塩化ビニル樹脂の着色剤を開発して以来、総合着色剤メーカーの強みを生かし、電線用途適性
のある顔料合成技術、着色剤の分散加工技術を基に、塩化ビニル樹脂、オレフィン系樹脂、フッ素樹脂等の電線被覆
樹脂用着色剤を開発・販売しています。
現在では電線用着色剤のトップメーカーとして、国内外の多くの電線メーカーに各着色剤をご提供しています。
カラー
ベース
用途
特徴
・塩化ビニル樹脂 EM H
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
1. すぐれた電気特性
銘柄
用途
使用可塑剤
EM H 3000 番シリーズ
一般電線
自動車線
DINP
EM H 7000 番シリーズ
耐熱機器電線
TOTM
2. 安定した加工性
色毎の溶融特製が調整統一されているため、安定した加工を行
うことができます。
・ノンハロゲン樹脂用 HCM E
銘柄
HCM E-100 番シリーズ
電気特性にすぐれた顔料を厳選して設計しています。
適用樹脂
オレフィン系樹脂
オレフィン系エラストマー
3. 自動計量による合理化
定量供給機による自動計量に対応しています。
4.RoHS 指令・ELV 指令に準拠しています。
EM H 代表銘柄
HCM E -100 代表銘柄
カラー
使用顔料
濃色
カラー
使用顔料
3001 ホワイト
7001 ホワイト
酸化チタン (R)
103 ホワイト
酸化チタン (R)
3102 レッド
7102 レッド
酸化チタン (R)
モノアゾ
114 レッド
キナクリドン
ジケトピロロピロール
3108 ピンク
7108 ピンク
酸化チタン (R)
キナクリドン
縮合アゾ
115 ピンク
酸化チタン (R)
ジケトピロロピロール
3303 オレンジ
7303 オレンジ
酸化チタン (R)
縮合アゾ
136 オレンジ
ジケトピロロピロール
モノアゾ
3404 イエロー
7404 イエロー
酸化チタン (R)
縮合アゾ
147 イエロー
モノアゾ
3505 グリーン
7505 グリーン
酸化チタン (R)
シアニングリーン
縮合アゾ
カーボンブラック
158 グリーン
シアニンブルー
モノアゾ
カーボンブラック
3507 ライトグリーン
酸化チタン (R)
シアニングリーン
縮合アゾ
カーボンブラック
159 ライトグリーン
酸化チタン (R)
モノアゾ
シアニンブルー
3603 ブルー
酸化チタン (R)
シアニンブルー
160 ブルー
シアニンブルー
3606 スカイブルー
酸化チタン (R)
シアニンブルー
カーボンブラック
161 スカイブルー
酸化チタン (R)
シアニンブルー
3701 ブラック
7701 ブラック
カーボンブラック
172 ブラック
カーボンブラック
3709 グレー
酸化チタン (R)
カーボンブラック
173 グレー
酸化チタン (R)
カーボンブラック
3802 ブラウン
7802 ブラウン
酸化チタン (R)
縮合アゾ
182 ブラウン
酸化鉄
ジケトピロロピロール
カーボンブラック
焼成酸化鉄 (Fe Zn)
3903 バイオレット
7903 バイオレット
酸化チタン (R)
キナクリドン
シアニンブルー
193 バイオレット
酸化チタン (R)
キナクリドン
シアニンブルー
濃色
*色見本は近似色を 4 色印刷で表示していますので参考としてください。
お問い合わせ先/
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9039 FAX:06(6455)9539
中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444
30
フッ素樹脂用着色剤
FCM H
フッ素樹脂は、プラスチックの中で耐熱性、耐候性、電気絶縁性、耐薬品性、耐磨耗性、撥水性等を備えたスーパーエ
顔料
ンジニアリングプラスチックです。広い周波数で極めて低い誘電率、誘電正接をもつという特徴があり、特に、高周波
帯域での電気特性がすぐれているため、高速・広帯域・高周波伝送電線用被覆材として、電子機器・医療機器・輸送機器・
産業用ロボット等に使用されています。
FCM H シリーズは、すぐれた樹脂特性を損なわないよう、当社が独自に開発したフッ素樹脂電線被覆用マスターバッ
チで、樹脂別(FEP、PFA、ETFE)に厳選した顔料で設計しています。
カラー
ベース
種類と用途
FCM シリーズ
タイプ
H 1100
H 1300
H 5100
H 3100
H 3300
H 3400
備考
プラス
チック
材料
汎用
高速押出用
汎用
汎用
高速押出用
高速薄肉押出用
プラス
チック
用
着色剤
適用樹脂
推奨添加量
(PHR)
5
5
5
5
5
5
グレード
(MFR)
4-12
17 − 27
9 − 13
7 − 18
20 − 35
30 − 45
樹脂の種類
FEP
ETFE
PFA
PFA
PFA
プラス
チック
用
機能剤
FCM H 代表銘柄
特徴
1. フッ素樹脂のすぐれた特徴を生かします
電気特性、耐熱性等を損なわずに着色製品が得られます。 2. すぐれた分散性
カラー
No. 色
銘柄
FEP
PFA
ETFE
H1300 番 H3300 番 H5100 番
シリーズ
シリーズ シリーズ
主な使用顔料
05 ホワイト
1305
3305
5105
酸化チタン (R)
72 ブラック
1372
3372
5172
カーボンブラック
75 グレー
1375
3375
5175
酸化チタン (R)
カーボンブラック
5115
ペリレンスカーレット
濃色
薄肉被覆用途にも安心してお使いいただけます。
3. 安定した加工性
色毎の溶融特性が調整統一されているため、安定した加
工を行うことができます。
15 レッド
23 レッド
1323
3323
定量供給機を用いた自動計量に対応しています。
35 オレンジ
1335
3335
5. RoHS 指令・ELV 指令に準拠しています。
3N オレンジ
133N
333N
4. 自動計量による合理化
◆フッ素樹脂を基材とした各種用途向けのマスターバッチ、
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ペリレンレッド
5135
焼成酸化鉄
ペリレンレッド
Nb チタンイエロー
ペリレンレッド
41 イエロー
5141
43 イエロー
5143 Cr チタンイエロー
ウレ
タン
樹脂
バナジン酸ビスマス
接着剤
コンパウンドの設計・加工を承ります。
・カスタムカラーの調色マスターバッチ、コンパウンド
・各種フィラーの分散加工、液状物の混練等の機能性コンパ 45 イエロー
1345
3345
4N イエロー
134N
334N
55 グリーン
1355
3355
5145 焼成酸化鉄
Nb チタンイエロー
ウンド、マスターバッチ
62 ブルー
5162
シアニンブルー
1368
3368
5168
コバルトブルー
81 ブラウン
1381
3381
5181
酸化鉄
カーボンブラック
8N ブラウン
138N
338N
96 バイオレット
お問い合わせ先/
コバルトグリーン
68 ブルー
91 バイオレット
*色見本は近似色を 4 色印刷で再現していますので参考としてください。
5155
3396
キト
サン
ペリレンレッド
Nb チタンイエロー
カーボンブラック
5191
1396
塗料・
コート
材
キナクリドン
シアニンブルー
コバルトブルー
ペリレンレッド
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9039 FAX:06(6455)9539
中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444
色彩
管理
技術
31 プラスチック用ペースト状着色剤
VT / AT / ST / ET / FTR
顔料
当社は、塩化ビニル樹脂用のビニルトーナーカラー(VT)の商品化(登録商標第 405061 号)を先駆けとし、長年培っ
た顔料分散技術により各種樹脂用途、加工方法に合わせ、色再現性にすぐれたペースト状着色剤を取り揃えています。
種類と用途
カラー
ベース
・塩化ビニル樹脂用着色剤 VT
・エポキシ樹脂用着色剤 ET
VT は可塑剤をビヒクルとし、軟質塩化ビニル、塩ビペーストゾ
ET はエポキシ樹脂主体で開発された、当社 CCM(コンピュー
ル等に極めて容易に分散する色再現性にすぐれた着色剤です。
用途、工程によって適当なグレードを選択できる様、ペーストゾ
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
タ・カラーマッチング)連動型の低粘度着色剤です。温度依存に
対する粘度変化が小さく、あらゆる環境下ですぐれた色再現性
ル用、マーキングフィルム用及び、脱 DOP 仕様の製品をご用意
を発揮します。塗り床材、塗料、注型品、接着剤などの用途で
しています。
好評を得ています。
・アクリル樹脂キャスト成形用着色剤 AT
・2液 型ウレタン樹脂用着色剤 FTR
AT は可塑剤及び分散剤をビヒクルとし、キャスト成形用に設計
FTR は特殊ポリオールをビヒクルに開発された、低粘度 2 液型
された着色剤です。ディスプレー ・人工大理石用、サニタリー用
ウレタン樹脂用ペースト状着色剤です。当社CCM(コンピュータ・
の 2 グレードをご用意しています。
カラーマッチング)と連動しており、軟質フォームから硬質フォー
ム、エラストマー、塗り床材、RIM 成形材など広範囲な分野に
プラス
チック
用
機能剤
・不飽和ポリエステル樹脂用着色剤 ST
使用できるように設計されています。
ST はノンスチレンタイプのポリエステル系ビヒクルと顔料を主
製品の形状
体とした着色剤です。
FRP 用着色剤として SMC、BMC などのプレス成形品の他、引
き抜き成形、フィラメントワインディング(FW)成形等の特殊
繊維・
紙用
着色剤
成形品の各分野、化粧板、人工大理石用などの用途で好評を得
ています。
印刷
インキ
銘柄
ウレ
タン
樹脂
接着剤
対象樹脂
用途
VT(ビニルトーナー)
塩化ビニル樹脂
壁紙、ペーストゾル成形品
AT(アクリルトーナー)
アクリル樹脂
ディスプレー、人工大理石
ST(ポリエステルトーナー)
不飽和ポリエステル樹脂
FRP、注型、人工大理石
ET(エポキシトーナー)
エポキシ樹脂
塗り床材、接着剤
FTR(ウレタントーナー)
2 液型ウレタン樹脂
ウレタンフォーム、塗り床材、車両部品
色再現性のあるカラー設計
※製品カタログを別途準備して
います。ご入用の際は担当部門
にお申しつけください。
取り扱いやすい粘度設計
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
*経時による色変化が少なくすぐれた分散性を保ちます
お問い合わせ先/
*温度に対する粘度変化が少ない設計です
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9039 FAX:06(6455)9539
中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444
溶剤可溶性着色剤
ニューダイミック N-DYM [NEW DYMIC]
32
顔料を特殊な樹脂で分散処理した溶剤に可溶な潤性粉末状着色剤の名称です。
顔料
現在、アクリル系樹脂を担体とする<ニューダイミック 8000 シリーズ>が品揃えされ、当社従来の粉末状着色剤(ダ
イミック)と比較し、溶解性にすぐれた設計になっています。
用途
特徴
・ウレタン樹脂溶液の着色…合成皮革(乾式・湿式)等
1. 芳香族炭化水素、ケトン類、エステル系溶剤に溶解します。
・アクリルゴム溶液の着色…タフタコート
<溶剤選択性> 可溶:トルエン、キシレン、MEK、 ・アクリル系接着、粘着剤の着色
DMF、酢酸エチル
・アクリル系塗料の着色
不溶:IPA、n- ヘキサン
その他、ご要望に応じた設計も承っています。
2. 顔料が特殊な樹脂に微分散しているので、透明性の高い着色が
カラー
ベース
プラス
チック
材料
できます。
3. 粉末状で保存性、取扱性にすぐれています。
使用方法
本製品を多量の溶剤に直接添加すると、ソルベントショックを起こし、性能を十分発揮できない場合がありますので、下記手順で使用される
プラス
チック
用
着色剤
ことをお勧めします。
1. 本製品を樹脂溶液または溶剤で高濃度に溶解させる。
カラー:樹脂溶液(または溶剤)の目安は 1:1 〜 1:3。
2. これを樹脂溶液や溶剤で希釈して、最終の使用濃度に調整。
プラス
チック
用
機能剤
本製品を溶解してご提供することも可能です。 ニューダイミック 8000 代表銘柄
カラー
使用顔料
N-DYM 8054 ホワイト
繊維・
紙用
着色剤
酸化チタン
印刷
インキ
N-DYM 8715 ブラック
カーボンブラック
N-DYM 8713 スカーレット
縮合アゾレッド
N-DYM 8191 マゼンタ
キナクリドンレッド
ウレ
タン
樹脂
接着剤
N-DYM 8200 レッド
モノアゾレッド
N-DYM 8426-T イエロー
イソインドリン
酸化チタン
N-DYM 8440 イエロー
縮合アゾイエロー
N-DYM 8510 グリーン
フタロシアニングリーン
N-DYM 8626 ブルー
フタロシアニンブルー
N-DYM 8816 ブラウン
赤色酸化鉄
*色見本は近似色を 4 色印刷で再現していますので参考としてください。
お問い合わせ先/
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9039 FAX:06(6455)9539
中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
33 長残光性蓄光顔料マスターバッチ
フォスファカラー [PHOSPHOR COLOR]
顔料
近年開発された長残光性蓄光顔料を熱可塑性プラスチックに高濃度に分散させたマスターバッチです。
蓄光顔料は、太陽光や蛍光灯の紫外線を吸収しエネルギーとして蓄え、吸収と発光を繰り返すことができる顔料です。
長残光タイプは、従来の硫化亜鉛タイプに比べて残光時間が長く(図 1)、残光輝度も 10 倍以上向上しています。
しかし、顔料粒子が非常に硬いため(モース硬度= 6.7 程度)、直接プラスチックへ練り込むと、加工機内での研磨作用
カラー
ベース
で成形品が黒くくすんでしまい、良好な輝度が得られません。
このようなトラブルを防止するために開発された製品で、用途に応じた各種熱可塑性プラスチックベースのマスターバッ
チを取り揃えています。
プラス
チック
材料
用途および使用例
特徴
・射出、押出成形品(安全用品、玩具、文具、意匠性製品)
1. ナチュラル樹脂に希釈、混合することにより、射出成形品、異型
・フィルム、繊維(モノフィラメント、マルチフィラメント)
押出成形品、繊維、フィルム等に容易に加工できます。
最終製品の蓄光顔料分は 10%程度が効果的です。
2. 成形品の黒ぐすみを防止できるため、長残光性蓄光顔料の特性
を損なうことなくすぐれた蓄光性の美麗な成形品が得られます。
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
3. ポリプロピレン、アクリルベースのマスターバッチサンプルを取
り揃えており、その他にも目的に応じたベース樹脂、及び濃度
設計が可能です。
4. マスターバッチのみならず、コンパウンド設計も可能です。
フォスファカラーの代表的なベース樹脂
残光輝度と時間
図 1 残光輝度特性
ポリエチレン
ポリプロピレン
ポリスチレン
試 料 :蓄光顔料 10% PP 3mm 板
照射条件:D65 蛍光灯 200lx × 20 分
ZnSタイプ
10,000
長残光タイプ
ABS 樹脂
EVA 樹脂
印刷
インキ
1,000
メタクリル樹脂
輝
度 100
︵
mcd
/
m2 10
︶
ナイロン樹脂
ポリカーボネート
ポリエチレンテレフタレート
ウレ
タン
樹脂
ポリブチレンテレフタレート
各種熱可塑性エラストマー
1
0
接着剤
1
10
100
減衰時間(分)
1,000
10,000
フォスファカラーの発光色(4 タイプ)
塗料・
コート
材
淡黄緑色
淡黄緑色
白色
黄白色
緑色
青色
青色
紫色
昼光色(明所)
キト
サン
色彩
管理
技術
発光色(暗所)
お問い合わせ先/
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
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中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444
34
導電性プラスチック
ネオコン [NEOCON]
主にカーボンブラックを使用した導電材料で、当社が長年培ってきた、分散・配合技術を応用し開発した導電性プラスチッ
顔料
クで、様々な用途に広く使用されています。
特徴
導電性材料の分類
3
カラー
ベース
6
1. 高度な分散・充填制御技術により、導電度を 10 〜 10 [ Ω
-cm] と幅広く、安定的に設定できます。
2. 材料そのものが導電性を持っているので、帯電防止剤のように
プラス
チック
材料
湿度の影響を受けたり、ブリード現象もないうえ、効果は半永
久的に持続します。また表面だけでなく厚み方向にも導電性が
あり、帯電防止効果と共に除電効果もあります。
3. 導電化による物性、成形性の低下を樹脂改質等配合技術でかな
プラス
チック
用
着色剤
りカバーしており、既存の成形方法、成形機で加工できます。
4. 射出成形、T ダイ押出、インフレーション、ブロー成形など各種
の成形方法、条件に対応した設計をしています。
プラス
チック
用
機能剤
5. 標準グレードの他、用途・要求特性・成形方法に応じた配合設
計が可能です。また、耐熱性・難燃性等との複合機能化も可能
です。マスターバッチタイプも取り揃えています。
繊維・
紙用
着色剤
ネオコン応用例
用途
製品例
抵抗 [ Ω - cm]
8
耐溶剤性、耐磨耗性
3
6
成形性、寸法安定性
0
2
抵抗性
-1
1
PTC 特性、抵抗安定性
防塵
ウェハー・ラック、ケース、バスケット
10 〜 10
静電破壊防止
コンテナ、ダンプラ、IC トレー、IC マガジン、導電袋
10 〜 10
除電
10 〜 10
除電ロール、ブラシ
発熱
10 〜 10
面状発熱体、綿状発熱体
ネオコン製品見本と成形品の例
必要特性
5
ネオコン代表銘柄
ベースレジン
グレード名
PP
ネオコン PP − M 300 台
PS
ネオコン PS − M 400 台
ABS
ネオコン AB − M 500 台
LDPE、HDPE
ネオコン PE − M 700 台
※詳細なデータは別途カタログでご確認ください。
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
IC トレー 部分拡大
色彩
管理
技術
ネオコン コンパウンドタイプ
お問い合わせ先/
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
35 帯電防止剤パウダー・マスターバッチ
エレコン [ELECON]
一般にプラスチック成形品は帯電しやすく、空気中の埃付着により成形品の商品価値低下が起こります。さらに製品の
顔料
製造中および使用中に静電気障害が発生します。
エレコンはこのようなトラブルを防止するために開発された製品で、練り込み型界面活性剤タイプと永久帯電防止剤タ
イプを取り揃えています。
カラー
ベース
用途
製品見本と成形品見本
各種プラスチック成型品に発生する以下のような静電気障害に対し
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
有効です。
現象
障害
発生原因
放電
引火、爆発
IC 破壊
液体の輸送及び取り扱い
IC 輸送
電撃
ショック
タイル、敷物、衣類の摩擦
吸引
吸着汚れ
成形品輸送、保管時
反発
接着不良分離
繊維フィルム加工時
マスターバッチタイプ
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
エレコンを添加した食品容器
界面活性剤タイプの特徴
永久帯電防止剤タイプの特徴
1. 各樹脂、用途に応じてマスターバッチを設計しています。
1. 水洗、拭き取りによる効果の消失がなく、また温湿度の影響を
受けにくく、効果は持続します。
2. 高倍率で使用できます。
ウレ
タン
樹脂
2. ブルーミングによる粉吹き、べたつきがありません。
3. 計量性、加工性にすぐれています。
3. マスターバッチ化が可能です。
4. オレフィン系、PS 系、エンプラ系は POPL に登録された材料
接着剤
を使用しています。
4. 着色が可能です。
界面活性剤タイプ マスターバッチ代表銘柄
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
(添加量は要求特性により異なります)
対象樹脂
シリーズ名
用途
永久帯電防止剤タイプ エレコン PAS
対象樹脂
用途
LD − PE
PE220
シート、フィルム、射出成形
PE
射出成形、押出成形
LLD − PE
LPE205A
シート、フィルム、射出成形
PP
射出成形、押出成形
HD ー PE
PE320
射出成形
PS
射出成形、押出成形
PP220S
射出成形
ABS
射出成形、押出成形
PP220U
シート、フィルム、射出成形
PS
PS115
シート、射出成形
AS
AS115
射出成形
ABS
ABS120
射出成形、押出成形
PET
PT720D
シート、フィルム、射出成形
PP
お問い合わせ先/
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
36
難燃マスターバッチ・コンパウンド
ダイフネン [DAIFUNEN]
当社が開発した内部練り込み型の加工難燃剤です。特に、電気製品、自動車などの輸送機械の内装材、家具、インテ
顔料
リア、ケーブル、建材をはじめとする種々の分野において、ダイフネンを使用することですぐれた難燃性と外観・物性を
持つ成形品を得ることができます。
製品形態としてはマスターバッチとコンパウンドがあります。
カラー
ベース
用途
射出成型・押出成形などのプラスチック成形品。
マスターバッチタイプの特徴
コンパウンドタイプの特徴
1. 少ない添加量で高度の難燃性
1. 品質設計対応
各樹脂に効果の高い処方設計を行っており、更に難燃剤を多量
コンパウンドもご要望の物性に応じて、各種設計が可能です。
に練り込んでいるために少ない添加量で高度の難燃性を得るこ
とができます。マスターバッチを使用しますと V-2 相当の難燃
2. 取り扱い・成形加工が容易
性を得ることができます。
ペレットタイプであるため、難燃剤の飛散が少なく取り扱いが簡
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
単で容易に成形できます。
2. 外観・物性的にすぐれた成形品
プラス
チック
用
機能剤
難燃剤の分散が良好なので、外観・物性的にすぐれた成形品を
得ることができます。
3. 取り扱いが容易
樹脂中に分散してあるため、難燃剤の飛散が無く、取り扱いが
容易で、特別な集塵設備を必要としません。
ダイフネン NH100EM 難燃性試験例
繊維・
紙用
着色剤
ダイフネン マスターバッチタイプ 代表銘柄
品名
特徴
用途
対象樹脂
EH906
ハロゲンタイプ
耐熱・耐候性
良好
射出成形 等
PE、PP
EH931(C)
ハロゲンタイプ
耐熱良好
低コストタイプ
射出成形 等
PE、PP
NH100EM
ノンハロゲンタイプ
各種フィルム
フィルム等有効
フラットヤーン 等
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
PE
○難燃剤を高濃度に添加しているため、少量の添加で難燃性が得ら
れます。
接着剤
ダイフネン EH931(C) 難燃性試験例
○難燃剤のブルームは通常ほとんどありませんが、条件によって僅
かなブルームが生じるケースがあります。
塗料・
コート
材
○ NH100EM は特にフィルム等の薄物成形品に対し、優れた難燃
性を付与します。また、ハロゲン、アンチモンを含まないため、
環境に配慮したタイプです。
ダイフネン EH931(C)ペレット外観
キト
サン
※上記酸素指数は代表値であり、これを保証するものではありません。
酸素指数:所定の条件下において、材料が燃焼を持続するのに必要な酸素と
窒素の混合ガス中の最低酸素濃度 ( 容量% ) の数値。この数値が
大きいほど難燃性が高い。
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色彩
管理
技術
37 PP 用ハイサイクル化マスターバッチ
ハイサイクルマスター [HI-CYCLE MASTER]
高性能 PP用核剤を母体とし、当社独自の設計技術により製品化した新しい PP 用核剤マスタ-バッチです。
顔料
PPの結晶化速度を速めることにより、金型内での冷却時間が短くなり、成形サイクルが大幅に短縮されます。
高濃度でも母体核剤の性能を充分発揮する設計となっているため、成形工程の合理化・コストダウンに威力を発揮しま
す。
核剤:結晶性樹脂に添加することにより結晶化の核となり、結晶成長を促進させる効果のある物質。
カラー
ベース
結晶化温度の上昇、機械物性の改質などが期待できます。
安全性
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
ハイサイクルマスター代表銘柄
母体の高性能核剤は、FDA、PO-PL にも登録されていますので、
ハイサイクルマスターは高度な分散処理を施したマスターバッチで
安心してご使用いただけます。
す。
FDA :添加量制限 0.25%(核剤原体)
POPL:ハイサイクルマスター登録番号
PP − RM M105:2%添加時核剤純分 1000ppm
[B]PM ー 6882 ー Z
PP − RM M102:3%添加時核剤純分 500ppm
PP − RM M301:3%添加時核剤純分 500ppm
用途と推奨樹脂
PP 大型成形品 :コンテナー、パレット、プランター、 プラス
チック
用
機能剤
インパネ、バンパー
PP キャップ :射出成形・コンプレッション成形キャップ
なお、着色剤マスターバッチとの一体設計も承ります。
着色と成形時間短縮、成形品寸法安定性などの多機能設計が可能で
す。
推奨 PP 樹脂タイプ
:ホモ PP、ブロック PP
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ハイサイクル性
結晶化温度(Tc)
溶融した材料が金型内で結晶化する温度。
Tc が高いと早く結晶固化する。
ホモ PP、核剤純分 1000ppm 添加。
結晶化速度(ICHT)
溶融した材料が結晶化するまでの時間。
測定温度:140℃保持。
ホモ PP(タルク 30%添加)。
核剤純分 1000ppm 添加。
成形サイクル
成形機での成形サイクルを測定。
70t 射出成形機を用い 4mm 厚成形品に必要
な冷却時間を測定。
ホモ PP、核剤純分 1000ppm 添加。
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
寸法安定性
均一な結晶化を促進するため、成形品の寸法安定性が向上します。
試験項目
単位
ホモ PP
ハイサイクルマスター
1000ppm 添加
成形収縮率
流れ方向(M)
垂直方向(T)
M/T
(%)
(%)
1.70
1.50
1.14
1.90
1.75
1.09
円盤反り値
(mm)
2.6
0
成形収縮率:
キト
サン
ホモ PP 平板 ( 縦 162mm x横 142mm x厚 2mm) で測定。
成形品反り値:
ホモ PP 円盤 ( 径 120mm x厚 2mm) で測定。
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
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プラスチック用発泡剤・核剤
38
ダイブロー、ファインセルマスター [DAIBLOW, FINECELL MASTER]
当社の発泡分野へのとりくみは、無機塩+有機酸の組み合わせによる炭酸ガス系発泡剤と核剤を日本で最初に技術導
顔料
入したことから出発し、各種分野で多くのすぐれた発泡製品を生み出してきました。炭酸ガス系化学発泡剤は、熱分解
させる際に発生するガスにより発泡体を得る発泡剤として用いられている他に、成形時に外部からガスを直接注入させ
て発泡体を製造する
(ガス発泡)際の発泡セルをより微細で均一にさせるための核剤としても用いられています。
ダイブローは、熱分解型化学発泡剤の粉末品の総称で、無機塩+有機酸系の HC タイプ、ADCA 系の AC タイプ、複
合系の CO タイプがあります。
カラー
ベース
ファインセルマスター HC・AC シリーズは、当社が長年培ったダイブローの基礎技術を応用し、すぐれたプラスチック
コンパウンド技術を駆使して開発した発泡剤高濃度マスターバッチの総称です。
ファインセルマスター MS シリーズは、発泡剤として熱膨張性マイクロスフェアを用いた高濃度マスターバッチの総称で
す。熱膨張性マイクロスフェアとは、液化された低沸点炭化水素を熱可塑性樹脂の殻壁で内包したプラスチック微小球(平
に膨張します。
均粒子径:約10 ~ 40μm)で、加熱により20 ~ 50 倍程度(体積)
用途
特徴
発泡剤およびガス発泡用核剤として、食品容器、自動車内外装材、
・ HC タイプは、無機塩と有機酸を主成分とする吸熱分解型の発
建材、包装材、緩衝材、断熱材等広範囲に使用されています。ガス
泡剤で、均一微細な独立気泡のセル構造を作り、無臭で純白に
発泡用核剤としては、特にオレフィン系ガス発泡用に有効です。ファ
仕上がり、外観のすぐれた発泡製品が得られます。
インセルマスター PO208K および PO410K は、高溶融張力ポ
リプロピレン(HMS-PP)の発泡シート成形に好適な製品です。
・ AC タイプは、アゾジカルボンアミドが主成分で、プラスチック
との相溶性と分散性にすぐれ、発生ガス量も多く、比較的安価
DTA(示差熱分析)-分解曲線
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
に発泡製品が得られます。
・ ファインセルマスター MS シリーズについては、熱膨張性マイク
ロスフェアの特徴としてより細かな独立気泡の発泡セルを形成
繊維・
紙用
着色剤
し、成形品表面のフラッシュ・シルバー発生が少なくなる傾向に
あります。
印刷
インキ
・ ご要望に応じた設計も対応しています。
ダイブローの性状と特徴
分類
ダイブロー HC タイプ
ダイブロー AC タイプ
化学名(主成分)
炭酸水素ナトリウム(重曹)
化学式
NaHCO
N NOCN=NCONH
外観
白色微粉末
淡黄色微粉末
分解温度
150℃
200℃
発生ガス量
120ml/g
200ml/g
分解反応
吸熱反応
発熱反応
アゾジカルボンアミド(ADCA)
3
2
2
接着剤
代表銘柄
シリーズ名
品名
発生ガス量 (ml/g)
用途・特徴
ダイブロー HC
ダイブロー No.1010(A)
120
押出・射出用粉末品(無機系)
ダイブロー AC
ダイブロー AC.2040L
200
押出・射出用粉末品(有機系)
ファインセルマスター HC
シリーズ名
ファインセルマスター MS
お問い合わせ先/
ウレ
タン
樹脂
ファインセルマスター PO208K
22
オレフィン汎用及び核剤用マスターバッチ
ファインセルマスター PO410K
45
オレフィン核剤用マスターバッチ
ファインセルマスター PO412K
43
オレフィン押出用マスターバッチ
ファインセルマスター PO413K
37
オレフィン射出用マスターバッチ
品名
発泡開始温度
最大発泡温度
用途・特徴
ファインセルマスター MS401K
約 140℃
約 180℃
押出・射出用マスターバッチ
ファインセルマスター MS402K
約 150℃
約 200℃
押出・射出用マスターバッチ
ファインセルマスター MS405K
約 180℃
約 225℃
押出・射出用マスターバッチ
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塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
39 レーザーマーキング・溶着用プラスチック材料
レーザーマーキング [Laser Marking]・レーザー溶着 [Laser Welding]
顔料
カラー
ベース
レーザーマーキング
レーザー溶着
レーザーマーキングは、高エネルギーのレーザー光線を
レーザー溶着法は、レーザーを透過するプラスチック部
プラスチック製品に照射し、熱変化や化学反応を利用
材と吸収する部材とを密着させた部分にレーザー光を
して文字や図形を印字する方法です。
照射し、吸収部材を溶融させることにより、両部材を
当社は、色材、添加剤の組み合わせにより、主に YAG
溶着させる方法です。
レーザー(1064nm)の 吸収、透過をコントロールして、
多彩な背景色とのコントラストにすぐれた印字特性を実
現しました。
プラス
チック
材料
は透過、吸収部材共に白・黄・赤・青等の任意の色調(同
系色)に設計する技術を開発しました。
レーザーマーキングの特徴
1. マスターバッチからカラーコンパウンドまで、多彩な着色方法に
ご対応します。
プラス
チック
用
着色剤
繊維・
紙用
着色剤
レーザー溶着の特徴
1. マスターバッチからカラーコンパウンドまで、多彩な着色方法に
2. 0.1 mmスケールの精密・美麗な高速印字が可能で、消去が困
ご対応します。ダーク色から明るい色調まで設計が可能です。
難なため偽造防止にも役立ちます。
3. 無溶剤印字なので、リサイクルも容易です。
2. 主な用途は、精密部品、自動車部品、包装容器類等が検討され
4. 主な用途は、OA機器(キートップ等)をはじめ、飲料ボトル、
プラス
チック
用
機能剤
従来は、透過部材(プラスチックナチュラル)
と吸収部材
(カーボン黒着色)の組み合わせが主流でしたが、当社
ています。
化粧品容器等の情報表示、管理に使用されています。
YAG レーザーの 1ドット と PC キートップ
レーザー溶着の方法
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
YAG レーザーの樹脂別使用例
ABS
PMMA
PP
接着剤
塗料・
コート
材
ABS
PMMA
PP
キト
サン
PP
PP
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
PP 用透明化核剤マスターバッチ
40
クリアマスター [CLEAR MASTER]
当社のプラスチック混練技術を駆使した第三世代ソルビトール系 PP 透明化核剤 Millad3988 を母体とする PP 用透明
顔料
化核剤マスターバッチです。クリアーマスターを添加することにより、ホモ PP、ランダム PP の透明性の改善、および
引張強度などの機械強度が向上します。Millad3988 は第一・第二世代ソルビトール系核剤に比べて、低臭気で透明性・
耐熱性にすぐれた PP 用透明化核剤です。
クリアマスターのグレード
カラー
ベース
特徴
・食品、包装、容器向けグレード:
H 200・H 300・R 200
・文具、雑貨、工業用向けグレード:
H 350・R 250
ハンドリングに優れ
た高分散マスター
バッチ
核剤の分散性を極限まで高めた高濃度マス
ターバッチです。
プラス
チック
材料
従来の核剤マスターバッチに比べてすぐれた
透明化効果を有し、成形物表面の光沢も向上
します。
プラス
チック
用
着色剤
臭気が少ないため、従来のソルビトール系核
剤に見られた内容物への臭いと味の移行が少
なく、食品包装用途に好適です。
プラス
チック
用
機能剤
耐熱性(285℃)が高いため、ベント部での
昇華、金属部へのプレートアウト、ビルドアッ
プなど成形加工時の不具合を起こしません。
繊維・
紙用
着色剤
推奨 PP タイプ
・ホモ PP、ランダム PP(核剤無添加品)
すぐれた透明性と光沢
クリアマスター用途例 低臭気
すぐれた熱安定性
安全性
FDA、POPL にも登録されていますので、
安心してご使用できます。
クリアマスターの POPL 登録番号:[B]
PL ー 6857 ー Z
機械物性
結晶化度が上がり、引張強度・弾性率などの
剛性が向上します。
熱変形温度が上昇するので、電子レンジでの
使用が可能になります。
また、金型内での結晶化温度が上昇するので、
成形サイクルが向上します。
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
成形品の透明性の比較 透明性評価 (1.5mm 厚 )
透明性評価 (100μm 薄物シート )
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
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41 アンチブロッキング剤マスターバッチ
スムースマスター [SMOOTH MASTER]
顔料
フィルムおよびシート等の粘着性は加工工程上の大きな問題となっています。
従来の添加剤に比べ、すぐれたアンチブロッキング性を有しながら透明性を有する新しいタイプのアンチブロッキング
剤マスターバッチで、ポリ衛協ポジティブリストに記載された組成物ですので、安心してご利用できます。
カラー
ベース
特徴
1. 本製品の添加によりアンチブロッキング性を付与できます。ナチュラル樹脂グレードの統合化が可能です。
2. 本製品の添加によりフィルム・シート表面に微視的な凹凸を作り、アンチブロッキング効果を発揮します。
プラス
チック
材料
(フィルム表面観察写真参照)
3. メタロセン LLD—PE、OPP、PET 等フィルム・シート用に各グレードを取り揃えています。
プラス
チック
用
着色剤
フィルム表面観察電子顕微鏡写真
無添加
スムースマスター添加
プラス
チック
用
機能剤
アンチブロッキング剤
繊維・
紙用
着色剤
倍率:100 倍
印刷
インキ
倍率:100 倍
代表銘柄
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
品名
対象樹脂
アンチブロッキング剤純分
スムースマスター G PE1500
メタロセン LLD ー PE
10%
スムースマスター S PE1100
メタロセン LLD ー PE、LLDPE
10%
スムースマスター S PE1200
メタロセン LLD ー PE、LLDPE
10%
スムースマスター G PP2100
PP
10%
スムースマスター G PS3700
PS
10%
スムースマスター G PT4001
PET
10%
スムースマスター D PT4003
PET
10%
性能比較データ メタロセン触媒 LLD-PE フィルムにて評価した例
ブロッキング力 ( N ) ヘイズ値 (50 μ× 2 枚 )
品名
添加量
メタロセン触媒 LLD-PE ナチュラル
0%
1.57
3.2 市場一般天然シリカ
0.3%
0.87
7.2 アクリルビーズ
0.3%
1.15
5.2 スムースマスター G PE1500
3%
0.73
5.6 スムースマスター S PE1100
3%
0.80
6.3 スムースマスター S PE1200
3%
0.25
8.0 お問い合わせ先/
※ブロッキング力 ( 大日法 );
フィルム 2 枚を引き剥がす力です。
数値が小さい方がはがれやすい。
※ヘイズ値 ( スガ試験機 直読ヘイズコン
ピュータ );
数値が小さいほど透明。
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42
メヤニ防止マスターバッチ
ノンメッシーマスター [NONMESSY MASTER]
インフレーション・T ダイ等の押出成形時に発生するメヤニ防止を目的とした加工助剤マスターバッチです。特に着色剤
顔料
やフィラーの添加によってメヤニ発生量が増加しますので、メヤニ防止処方を行うことが安定した生産を行うためには必
要不可欠です。メヤニ防止により、成形品に発生する異物削減や肌荒れ(メルトフラクチャー)改善といった品質向上が
図られ、また加工機のメヤニ除去作業時間の短縮化にもつながります。
カラー
ベース
特徴
1. ダイから押出される熔融樹脂の表面平滑化によりメヤニを低減させることができます。
2. 本品に含まれる潤滑成分は樹脂表面を分子レベルの薄膜で取り込み、ダイと樹脂との間に緩衝層をもたらします。
3. この緩衝層は加工時に生じるダイと樹脂の摩擦を下げる働きがあるので、樹脂表面は摩擦による損傷が無く平滑性にすぐれます。その結果
プラス
チック
材料
メヤニを低減させることができます。
プラス
チック
用
着色剤
グレードと用途
製品名
用途
希釈樹脂の MFR
PE − M SSC LO − 20
LDPE、HDPE フィルム
0.01 〜 10
PE − M SSC L − 20
LLDPE、HDPE フィルム
0.01 〜 10
PE − M SSC N − 30
着色成形品及びフィルム
使用時の添加量
1〜 3 %
0.1 〜 50
繊維・
紙用
着色剤
顔料、添加剤の種類とメヤニ防止効果
顔料、添加剤の種類とメヤニ防止効果
: ノンメッシーマスター N - 30 添加後)
( : ブランク、
プラス
チック
用
機能剤
[メヤニ評価方法]
単軸押出機
加工温度
吐出量
剪断速度
押出時間
170℃
37kg / h
166 / s
30 分
コンパウンド組成(ブランク)
顔料またはフィラー 5部
LDPE 樹脂
95 部
コンパウンド組成(ノンメッシー添加品)
顔料またはフィラー
5部
LDPE 樹脂
95 部
ノンメッシーマスター N-30
3部
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
上記コンパウンドを 30 分間押出した後のダイスに付着
したメヤニを採取、秤量。
塗料・
コート
材
発泡インフレーション成形におけるメヤニ防止効果例
キト
サン
色彩
管理
技術
ブランク
お問い合わせ先/
ノンメッシー添加品
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43 ペレット状成形機用洗浄剤
ペリクリーン P [PERICLEAN P]
顔料
プラスチック成形加工における色換え作業は、生産性低下の大きな要因であり、機械洗浄に使用する樹脂量も無視でき
ません。ペリクリーン P は、この色換え作業を極めて簡単迅速に行うための洗浄剤です。
カラー
ベース
特徴
1. 取り扱いやすいペレット状の製品です。
2. 本品を併用することで、ナチュラル樹脂による洗浄に比べて総樹脂量・所要時間を半減することが可能です。
プラス
チック
材料
3. 射出、押出成形のいずれにも使用可能です。
4. 金型への充填も可能でマニホールドの洗浄にも有効です。
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
5. ドライカラー等の粉末によるホッパー下部の汚れには、当社のブレンドオイル(ペリゾール)を約 2%程度ペリクリ—ンPに併用すると効果的
です。
インフレーション押出機での洗浄効果
ナチュラル樹脂のみで洗浄
5分
10 分
40 分
50 分
60 分
70 分
P-130:LDPE = 1:1 ブレンド品で洗浄後に ナチュラル樹脂のみで洗浄
5分
10 分
20 分
30 分
40 分
50 分
60 分
70 分
塗料・
コート
材
30 分
インフレーション押出機での洗浄効果評価例 加工機 :25mm インフレーション押出機 加工温度:190℃ 使用樹脂:LDPE
* 5 分毎にインフレーションフィルムを巻き取って比較
洗浄に要する時間
インフレーション押出機での洗浄効果
品名
接着剤
20 分
用途
ベース樹脂
P − 100
オレフィン
対象樹脂
全用途
ポリエチレン
P − 130
オレフィン
全用途(特に押出用)
ポリエチレン
P − 150
オレフィン、エンプラ 高温成形用
P − 300
エンプラ
P − 400
スチレン系、エンプラ 全用途
異物除去用
ポリエチレン
スチレン系樹脂
スチレン系樹脂
射出成形における洗浄効果
ペリクリーン P - 400 の洗浄試験条件
キト
サン
ポリスチレン(GP-PS)
成 形 機:70トン射出成形機
成形温度:ポリスチレン樹脂= 230℃
着 色 剤:ポリスチレン樹脂
銅フタロシアニンブルー 1%添加
写真上:ナチュラル樹脂で
洗浄した場合
ポリスチレンをナチュラルで洗浄した場合は 120 〜 140 ショット
色彩
管理
技術
程度でも完全な洗浄はできませんでした。
完全な洗浄には約 300 ショット程度必要です。
写真下:ペリクリーン P-400
を使用した場合
ペリクリーン P -400 を使用した場合は、約 60ショットで完全に洗
浄が終了しました。
お問い合わせ先/
合樹・着材第一事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7188 FAX:03(3808)0689
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9023 FAX:06(6455)9527
中部支社 TEL:052(834)6811 FAX:052(834)5709
機能材マスターバッチ・コンパウンド
ペリコン [PERICON]
44
各種機能性を付与した特殊マスターバッチ及びコンパウンドの総称です。
顔料
各種フィラーの分散加工、液状物の混練、ポリマーブレンドなど特殊用途のマスターバッチ及びコンパウンドの設計・
加工を樹脂全般にわたり広く承ります。
長年の顔料分散・コンパウンド加工を通じて培われた配合・混練技術と特殊加工用装置により、高機能・高品質のマスター
バッチ及びコンパウンドを設計しています。
カラー
ベース
付与できる機能性
導電性、帯電防止性、酸 素吸収性、吸 湿性、調湿性、架 橋 剤添 加、難燃性、高比重、ホットメルト(接着性)、摺動性、アンチブロッ キング性、UV 吸収性、蓄光性、発泡材等
プラス
チック
材料
特徴
1. 高度な配合・混練・分散技術
長年の顔料分散・コンパウンド加工を通じて培われた配合・混練の分散技術を使用して高機能・高品質のコンパウンドをご提供します。
プラス
チック
用
着色剤
2. 各種フィラー、添加剤に対応した特殊加工用装置
液状添加物や接着性、高吸湿性材料など取扱いの困難な材料を個別の特殊加工用装置を使用して目的の機能を持ったコンパウンドを
製造しています。
プラス
チック
用
機能剤
3. 用途別の設計
射出成形、Tダイ押出、インフレーション、ブロー成形など、各種成形方法、条件に対応した設計をしています。
また、対象樹脂もオレフィン、スチレンなどの汎用樹脂からポリエステル、ナイロンなどのエンプラ樹脂まで幅広く対応可能ですので、
お問い合わせください。
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
合樹・着材第二事業部 東日本支社 TEL:03(3662)7448 FAX:03(3669)3960
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9039 FAX:06(6455)9539
中部支社 TEL:052(831)3213 FAX:052(831)3444
45 合成繊維原液着色用マスターバッチ
PAM(F), PPM(F),N カラー [Masterbatch for Dope Coloring]
当社独自の顔料微分散技術を駆使し、徹底した品質管理の基に生産された合成繊維用着色剤です。安定した紡糸操業
顔料
が可能で、高堅牢性、特に耐候性にすぐれた繊維製品を得ることができます。
ナイロン用は PAM(F)、ポリプロピレン用には PPM(F)、ポリエステル用は N カラー(再生 PET 繊維着色用)と合成
繊維に対応した製品を取り揃えています。
カラー
ベース
用途
特徴
【衣料用】:靴下、水着、紳士服、ワイシャツ、
プラス
チック
材料
裏雨衣
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
2. 高堅牢性繊維、特に耐候性にすぐれた繊維製品の生産ができま
す。
【産業用】:工業用ネット、自動車用内装材、
プラス
チック
用
着色剤
1. 顔料粒子が高度に分散しているため、安定した紡糸ができます。
スポーツ ・ カジュアルウエア、婦人肌着、
合成皮革用基布、魚網、防水シート、濾過布
3. ペレット状の着色剤であるため、ハンドリング性、非汚染性、計
量適性にすぐれています。
【インテリア・寝装用】:
衛生材料、カーペット、自動車用カーペット、
椅子張り、カーテン、人工芝
用途にも使用できます。
N カラー代表銘柄
品名
N カラーのベースカラー見本
色目
使用染・顔料系
N ー 101
イエロー
アンスラキノン系
N ー 102
イエロー
複合酸化物系
N ー 103
イエロー
複合酸化物系
N ー 301
レッド
ぺリノン系
N ー 302
レッド
ポリアゾ系
N ー 305
レッド
ペリレン系
N ー 404
ピンク
キナクリドン系
N ー 405
バイオレット
アゾメチン系
N ー 501
ブルー
フタロシアニン系
N ー 504
マリンブルー
群青
N ー 601
グリーン
フタロシアニン系
N ー 701
ブラウン
酸化鉄
N ー 702
ブラウン
酸化鉄
N ー 802
ホワイト
酸化チタン
N ー 901
ブラック
カーボンブラック
N カラーの使用方法
N カラー
ストッカータンク
PET
原料タンク
ベース樹脂:ポリエステル
塗料・
コート
材
4. 繊維用の他、モノフィラメント、延伸テープ、一般フィルム等の
自動計量機
フィーダー
キト
サン
紡糸機
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
化成品事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0684 FAX:03(3669)3950
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9059 FAX:06(6455)9554
46
顔料捺染剤
ニューラクチミン [NEW LACQUTIMINE]
様々な捺染用途に合わせて、着色剤、固着剤、乳化増粘剤などを取り揃えています。
顔料
製品の種類
1. 着色剤 ニューラクチミンカラー(NEW LACQUTIMINE Color)
製品名
カラー
ベース
特徴
StandardColor
一般捺染カラーシリーズで、基本色を多品種揃えています。
Hi-FlashColor( 蛍光カラー )
ノンホルマリンタイプの蛍光顔料カラーシリーズで、鮮やかな蛍光発色を与えます。
TCColor(FastColor)
堅牢度のすぐれた有機顔料を使用したシリーズで、
耐光性などの要求性能が高い場合等に使用します。
プラス
チック
材料
2. 固着剤 ニューラクチミンバインダー(NEW LACQUTIMINE Binder)
製品名
プラス
チック
用
着色剤
特徴
Binder705(M)
一般捺染用:粘度調整が必要。風合いがソフト。
Binder518
一般捺染用:粘度調整が必要。風合いがソフト。高堅牢度。
SeikapasteG-60
インスタントタイプ:粘度調整がされており、諸堅牢度も良好。
3. 乳化増粘剤 ダイモネックス(DAIMONEX)
製品名
タイプ
特徴
消防法
プラス
チック
用
機能剤
DaimonexNS
中ターペン
流動性のある元糊が得られる
該当せず
DaimonexEH-7
低ターペン
元糊の経時安定性良好
第 4 類 第 2石油類
DaimonexEDC-200
ノンター ペン
発色性、風合い良好
該当せず
繊維・
紙用
着色剤
消防法
印刷
インキ
4. 架橋剤 エマフィック(EMAFIX)
製品名
特徴
EmafixDX
常温架橋タイプ
第 4 類 第 3 石油類
EmafixDH
熱架橋タイプ
該当せず
EmafixSWD
熱架橋タイプ(ロングポットライフ)
該当せず
ウレ
タン
樹脂
5. 助剤 エフェクター(Effector)
製品名
特徴
消防法
EffectorT-60
捺染作業適性向上剤
該当せず
EffectorN
乾燥遅行剤
第 4 類 第3 石油類
接着剤
ニューラクチミンカラー製品荷姿(1 色につき 1kg パック× 6 個入り)
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
※適用品目:スタンダード製品
お問い合わせ先/
化成品事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0684 FAX:03(3669)3950
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9059 FAX:06(6455)9554
47 ゴム弾性捺染剤
セイカプレン [SEIKAPRENE]
顔料
特殊ポリマーを主成分としたゴム弾性を有する捺染剤で、Tシャツ、トレーナー等の伸縮性のある素材に対して諸物性
がすぐれ、柔らかい風合いと表面のタックが少ないプリント物が得られます。
特徴
カラー
ベース
1. 伸縮性のある生地にもプリントが可能です。
2. プリント時の作業適性がすぐれています。
プラス
チック
材料
3. 耐洗濯・耐ドライクリーニング等の堅牢度が良好です。
4. ノンホルマリンタイプであり、乳幼児用としても使用可能です。
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
製品一覧
製品名
特徴
グロス調汎用ラバープリント剤
(アクリル)
Seikaprene LX-10
クリアー
Seikaprene LX-20
着色用
Seikaprene LX-30White
ホワイト
表面のタックが少なく、作業性、堅牢度が良好
マット調汎用ラバープリント剤(アクリル)
Seikaprene LX-M1
セミクリアー
Seikaprene LX-M2
着色用
Seikaprene LX-M3 White
ホワイト
表面のタックが少なく、作業性、堅牢度が良好
自動捺染用ラバープリント剤(アクリル)
Seikaprene ER-111C
クリアー
Seikaprene ER-222M
着色用
Seikaprene ER-333W
ホワイト
機械作業性、堅牢度が良好
ソフトラバープリント剤(ウレタン/アクリル/シリコン)
ウレ
タン
樹脂
Seikaprene SR-500W(K)
ホワイト
Seikaprene SR-510(K)
クリアー
風合いがソフト、作業性、堅牢度が良好
高伸縮性ラバープリント剤(ウレタン)
Seikaprene UD-900 White
ホワイト
Seikaprene UD-910
クリアー
高伸縮生地へのプリント可能、堅牢度が良好
接着剤
セイカプレン(ゴム弾性捺染剤)のプリント例
塗料・
コート
材
プリント部分拡大図
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
化成品事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0684 FAX:03(3669)3950
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9059 FAX:06(6455)9554
48
加熱発泡型捺染剤、その他の特殊捺染剤
ニューダイフォーム [NEW DYFOAM]
捺染用に開発した加熱発泡型捺染剤で、繊維製品にプリントを行い、加熱することにより、美麗で立体的な柄が得られ
顔料
ます。
特徴
プリント例
カラー
ベース
1. 短時間の加熱で高発泡のプリント物が得られます。
2. ソフトな風合の柄が得られます。
プラス
チック
材料
3. 耐洗濯・耐ドライクリーニング等の堅牢度が良好です。
4. ノンホルマリンタイプであり、乳幼児用として使用可能です。
プラス
チック
用
着色剤
加熱発泡型捺染剤の銘柄
特徴
製品名
NewDyfoamW-48NF
発泡温度帯
発泡倍率
樹脂系
中温:140 〜 150℃
約6倍
アクリル
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
その他の特殊捺染剤の製品一覧
製品名
特徴
Resiace シリーズ
反応性染料用防染剤
Resitol シリーズ
高発色性マットプリント剤
SeikapasteSW
ストーンウォッシュ調捺染剤
SeikapasteVA シリーズ
抜染調捺染剤
SeikapreneTR-40
フロッキー転写用捺染剤/箔転写用捺染材
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
プリント例
塗料・
コート
材
プリント部分拡大図
キト
サン
SeikapreneTR-40 箔転写プリント
お問い合わせ先/
化成品事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0684 FAX:03(3669)3950
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9059 FAX:06(6455)9554
色彩
管理
技術
49 PVC フリー自動機用捺染剤
ダイスルー W シリーズ [DAISLUE W Series]
顔料
近年、米国などで PVC ベース・プラスチゾルの環境に対する懸念や健康への影響について議論があり、自主的に PVC
ベースの使用を見直す動きがあります。ダイスルーWシリーズは、PVC ゾル代替の要望に応えた自動捺染機用捺染剤
です。
カラー
ベース
特徴
1.PVCフリーの水性捺染剤です。
2. ハイメッシュプリントにおける作業適性にすぐれています。
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
3. ニューラクチミンカラーとの併用で幅広い色調と調色再現性が得られます。
4. 耐洗濯・耐ドライクリーニング等の堅牢度が良好です。
5. ノンホルマリンタイプであり、乳幼児用として使用可能です。
ダイスル ー W シリーズ
製品名
タイプ
特徴
Daislue W -10 Clear
クリアー
PVC ゾル代替、透明性、機械捺染適性
Daislue W - 20 White
ホワイト
PVC ゾル代替、機械捺染適性
Daislue W - 4C
ソフトプリント、機械捺染適性
ニューラクチミンカラー(NEW LACQUTIMINE Color)代表銘柄
一般カラー(18 色 )
G.Yellow FL6G Conc.
Brilliant Rubin FLR
TC Yellow FG - N
G.Yellow FL4G Conc.
Blue FLGB Conc.
TC Yellow FR
Orange FLR Conc.
Blue FL2B Conc.
TC Orange F2R
Scarlet FL5G Conc.
Violet FL3R
TC Scarlet FG
Red FL2B Conc.
Green FLB Conc.
TC Red F2B
Red FL4R
Black FLTR Conc.
TC Rubin FR-H
NL Yellow HL-N
NL Red HL-2R-N
NL Pink HL-3M-N
NL Orange HL-G-N
NL Pink HL-2B-N
NL-Green HL-N
蛍光カラー(6 色)
*上記の色票は近似色を 4 色印刷で再現していますので参考としてください。
自動スクリーン捺染機
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
化成品事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0684 FAX:03(3669)3950
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9059 FAX:06(6455)9554
広告旗用捺染剤
セイカペースト DH シリーズ [SEIKAPASTE DH Series]
50
広告宣伝旗は人々の目の届きやすい屋外に揚げることから、風雨時のカラーのにじみがないなど耐候性が求められま
顔料
す。
固着剤としてセイカペースト DH シリーズ、着色剤として DH カラーを用いてプリントを行うことにより、屋外におけ
る堅牢度にすぐれ、変褪色の少ない広告宣伝旗を作ることができます。
カラー
ベース
特徴
1. カラーの発色性及び、濃染性にすぐれています。
2. ハイメッシュ適性にすぐれ、シャープな図柄に仕上がります。
プラス
チック
材料
3. 裏抜け性が良好です。
4. ポリエステル布等に対する堅牢度が良好です。
セイカペースト DH シリーズ代表銘柄
製品名
タイプ
プリント方式
SEIKAPASTEDH-TY3
インスタント
ハンドプリント
SEIKAPASTEDH-7
インスタント
オートプリント
濃縮タイプ
オートプリント
SEIKAPASTEDH-C2E
広告旗用カラーおよび助剤
製品名
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
広告旗用カラー代表銘柄
タイプ
DH カラー
耐候性良好カラーベース
DH-X カラー
架橋性樹脂分散カラーベース
EmafixDH
特殊変性ポリマー架橋剤
プリント例
DH -101Yellow DH -103Yellow
DH - 201Orange DH -322Red(A)
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
DH - 304Red(A) DH - 311Rubin
ウレ
タン
樹脂
DH - 312ScarletDH - 402Violet
接着剤
プリント部分拡大図
DH - 601GreenDH - 702Black
DH - XBlueGB DH - X266Blue
DH - XBlue3R DH -XBlack *上記の色票は近似色を 4 色印刷で再現していますので参考としてください。
お問い合わせ先/
化成品事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0684 FAX:03(3669)3950
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9059 FAX:06(6455)9554
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
51 紙用水性カラーベース
TB カラー [TB Color]・DP カラー [DP Color]
顔料
TB カラー
DP カラー
着色剤です。
分散した抄紙用着色剤です。
界面活性剤の違いからアニオン型とノニオン型の二
染料で抄紙着色された紙は水に濡れると色落ちしま
つのシリーズがあり、塗工液組成・塗工紙要求特性等
すが、DP カラーによる着色紙は耐水性があり、顔料
顔料を低起泡性界面活性剤により微細かつ安定に水
顔料を微細かつ安定に水分散した紙コーティング用の
カラー
ベース
の持つ堅牢度から耐熱性・耐光性・耐薬品性なども
に合わせて、いずれかを選択できます。
良好です。
プラス
チック
材料
TB カラーの用途
印刷用紙、白板紙、キャストコート紙、ディスプレー壁紙、折紙、ファ
イル、導電紙、遮光紙等
DP カラーの用途
化粧板用原紙、壁紙用着色原紙、耐洗紙、育果紙、鮮果紙、タイ
ヤ包装紙、社封筒、絶縁紙、導電紙等
プラス
チック
用
着色剤
TB カラーの特徴
1. 汎用銘柄に加え、ブルーイング専用銘柄を取り揃えています。
2. 原紙や塗工液の内容に応じて、アニオン型、ノニオン型の二つ
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
3. 分散安定性、バインダー相溶性にすぐれています。
2. 抄造工程中の発泡が少なく、顔料の歩留まりが良好です。
4. TB カラー相互の配合調色が任意に行えます。
3. 分散安定性にすぐれています。
5. 塗膜にオイルスポットを発生させません。
4. DP カラー相互の配合調色が任意に行えます。
6. 着色塗膜の耐水性、耐熱性、耐光性にすぐれています。
5. 耐熱性、耐光性、耐薬品性にすぐれています。
印刷
インキ
銘柄
アニオン
DP カラー 代表銘柄
使用顔料
TB-536 Blue
銅フタロシアニン ( α )
ブルー
TB-1548 Violet
イング
用 アニオン TB-1525 Blue G
ノニオン TB-2505 Violet 3R
TB-117 Yellow
接着剤
キト
サン
色彩
管理
技術
ノニオン
5
銘柄
使用顔料
耐溶剤性 *1) 耐熱性 耐光性
*2) *3)
メタノール MEK
7-8
DP-1837 Yellow モノアゾ系
4-5
3
5
3
DP-1957 Yellow ジスアゾ系
5
4
5
5
ジオキサジン系
5
7
銅フタロシアニン ( α )
5
7-8
DP-1387 Red
ナフトール AS 系
4
2
4
5
ジオキサジン系
5
7
DP-2637 Red
モノアゾ系
5
5
5
5-6
モノアゾ系
5
5
DP-1530 Green
Cl- 銅フタロシアニン
5
5
5
8
銅フタロシアニン ( α )
5
5
5
7-8
TB-416 Yellow
ジスアゾ系
5
3
TB-906 Yellow
ジスアゾ系
5
3
DP-1737 Blue
銅フタロシアニン ( β )
5
5
5
8
TB-307 Red
ナフトール AS 系
5
3
DP-2636 Violet
ジオキサジン系
5
5
5
7
Cl- 銅フタロシアニン
5
8
DP-1731 Black
カーボンブラック
5
5
5
8
DP-1056 Yellow 酸化鉄イエロー
5
5
5
8
DP-1075 Brown
5
5
5
8
アニオン TB-516 Green
一般用
耐熱性 耐光性
*2) *3)
DP-1534 Blue
TB-556 Blue
塗料・
コート
材
1. 顔料を均一微粒子化して水中に分散させたもので、ビーター中
に容易に混合できます。
の分散剤シリーズから選択できます。
TB カラー 代表銘柄
ウレ
タン
樹脂
DP カラーの特徴 銅フタロシアニン ( α ) 5
7-8
TB-708 Blue
銅フタロシアニン ( β ) 5
8
TB-1516 Violet
ジオキサジン系
5
7
TB-1731 Black
カーボンブラック
5
8
TB-500 Yellow R
ジスアゾ系
5
3
TB-910 Yellow FR
ジスアゾ系
5
5
TB-500 Orange R
ピラゾロン系
5
3
TB-450 Red 3GN
ナフトール AS 系
4
5
TB-720 Red 2B
ナフトール AS 系
5
5
TB-1100 Red FGN
縮合アゾ系
5
5-6
TB-1000 Rubine FRH キナクリドン系
5
7-8
TB-510 Green B
Cl- 銅フタロシアニン
5
8
TB-520 Blue 2B
銅フタロシアニン ( α )
5
7-8
TB-700 Blue GA
銅フタロシアニン ( β )
5
8
TB-1500 Violet 3RN
ジオキサジン系
5
7
TB-510 Black TR
カーボンブラック
5
8
お問い合わせ先/
酸化鉄レッド
2
*1)耐溶剤性試験
着色紙 1cm につき 2ml の溶剤中に 1 時間 浸漬した後、着色紙の変退色、および残液の汚
染程度を 5 段階評価。
*2)耐熱性試験
着色紙を熱風乾燥機 150℃ -10min 加熱。
変退色程度を 5 段階評価。 *3)耐光性試験
フェード・オ・メーター 120 時間照射。
変退色程度を 8 段階評価。
《耐溶剤性、耐熱性 判定》
5 級:変退色 ( 汚染 ) が認められないもの
4 級:変退色 ( 汚染 ) が僅かに認められるもの
3 級:変退色 ( 汚染 ) がやや認められるもの
2 級:変退色 ( 汚染 ) が相当認められるもの
1 級:変退色 ( 汚染 ) が著しく認められるもの
《耐光性 判定》
8 級:変退色が認められないもの
|
1 級:完全に脱色しているもの 化成品事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0684 FAX:03(3669)3950
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9059 FAX:06(6455)9554
52
オフ輪用プロセスインキ
ウエブレックス インパクト [WEB REX IMPACT]
オフ輪印刷業界では、印刷コスト低減や、あるいはお客様の要望もあって、印刷用紙は次の状況にあります。
顔料
1. 軽量化
2. 輸入紙の使用比率のアップ
3. 再生紙混入比率のアップ
また、高速で印刷を行うオフ輪印刷では印刷用紙の紙質の良否の影響を受けやすく、紙質が低下するにつれ下記のトラ
カラー
ベース
ブルが増加する傾向にあり、従来は紙質に応じたインキタイプを別々に選択して使用していました。
1. インキ転移性の低下
2. ブランケットへのインキのパイリング
プラス
チック
材料
3. 印刷中の断紙
このように印刷用紙の紙種の幅が広がるにつれ、各種の紙質に幅広く柔軟に対応できるインキの開発が望まれてきまし
た。ウエブレックスインパクトはこれらのニーズに応えるために開発されたインキです。
プラス
チック
用
着色剤
特徴
1.下級紙から厚手のコート紙まで幅広い紙種に対応可能です。
2. 新規開発樹脂の採用によりインキの乳化適性幅を広くしているので、用紙の吸水性が大きく異なっていても安定した印刷が行えます。
3. ブランケットパイリングトラブルが減少します。
4. 紙ムケトラブルが減少します。
5. インキに起因する断紙トラブルが減少します。
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
概念図
通常インキの対応範囲
非塗工紙用インキ
コート紙用インキ
コート紙
軽量コート紙
微塗工紙
上質紙
ザラ紙用インキ
中質紙
印刷
インキ
ザラ紙
ウレ
タン
樹脂
インパクトの対応範囲
IMPACT
ザラ紙用
接着剤
従来型インキ(通常インキ)
IMPACT(紙質対応インキ)
塗料・
コート
材
キト
サン
(用紙:非塗工紙)
(用紙:非塗工紙)
非塗工紙に印刷した時の拡大写真です。IMPACT は紙への着肉性が良好で、網点形状もしっかりしています。
お問い合わせ先/
オフセットインキ事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3662)0687 FAX:03(3669)3908
西日本支社 TEL:06(6455)9079 FAX:06(6455)9447
中部支社 TEL:052(831)3212 FAX:052(834)1576
色彩
管理
技術
53 オフ輪用プロセスインキ
ウエブレックス AF ハイマーク [WEB REX AF HI MARK]
顔料
印刷品質と高生産性を追及して開発されたオフ輪インキです。
プロセスインキは 3 シリーズ 3 銘柄、中間色はメジウムを含んだ 17 銘柄を取り揃えており、使用状況に応じて使い分け
が可能です。
カラー
ベース
2. モノカラーインキ(中間色)
特徴
幅広い乳化適性とすぐれた機上安定性により使いやすい設計となっ
ています。
プラス
チック
材料
1. プロセスインキ
・WR AF ハイマーク K シリーズ
プラス
チック
用
着色剤
標準的な銘柄で汎用タイプのインキです。
モノカラー銘柄
823 赤
845 草
876 群青
824 赤
847 草
880 紫
825 金赤
849 草
887 紫
826 金赤
860 藍
890 茶
827 朱赤
864 紺藍
833 中黄
869 紺藍
メジウム
・WR AF ハイマーク S タイプ
微塗工紙・上質紙・中質紙等の印刷に適しています。
また、冬季の機械立ち上げ時等で軟調インキが必要な時にもご
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
使用できます。
・WR AF ハイマーク SS タイプ
Sタイプよりさらに軟調に設計してあり、ザラ紙等の印刷に適し
ています。
3. 金・銀インキ
WR AF ハイマーク K 金 (赤口)
WR AF ハイマーク K 金 (青口)
WR AF ハイマーク K 銀
4. 蛍光インキ
印刷
インキ
5 色の蛍光インキをご用意しています。
蛍光インキ銘柄
ウレ
タン
樹脂
レモンイエロー
グリーン
ピンク
ブルー
マゼンタ
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
オフセットインキ事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3662)0687 FAX:03(3669)3908
西日本支社 TEL:06(6455)9079 FAX:06(6455)9447
中部支社 TEL:052(831)3212 FAX:052(834)1576
54
枚葉薄紙用プロセスインキ
リソレックス エクシィ [LITHO REX EXI]
すぐれた印刷品質を誇る枚葉印刷業界においても、印刷品質と併せて高い生産性を求めることは当然のこととなりまし
顔料
た。
リソレックス エクシィ シリーズは卓越した印刷品質と高生産性を追及して開発された枚葉薄紙用プロセスインキです。
リソレックス エクシィ には 3 シリーズが設定されています。
新開発の樹脂ワニスを採用することにより、それぞれのシリーズに特長を持たせました。
カラー
ベース
各シリーズの特長をご理解の上、最適なシリーズを選択ください。
1. リソレックス エクシィ NP 【高精細印刷対応】
プラス
チック
材料
特徴
・セミノンスキンタイプ、高濃度標準品
・印刷作業性を大幅に向上
・FM 印刷等の高精細印刷に対応
・色調、網点再現性を追究
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
2. リソレックス エクシィ WP 【両面印刷機・高品質対応】
特徴
・ノンスキンタイプ、反転両面機対応設計
・高生産性・印刷面効果のバランス志向
繊維・
紙用
着色剤
・圧銅へのインキ残り極小化、ジャケット適性を追究
・高光沢、高耐摩耗性など、高印刷品質を追究
印刷
インキ
3. リソレックス エクシィ QP 【両面印刷機・短納期対応】
ウレ
タン
樹脂
オンデマンド印刷と対抗し、より小ロット化、短納期化が進む
お客様向けに、速乾タイプで機上安定性にもすぐれる新タイプの
インキを開発しました。
特徴
接着剤
・ノンスキンタイプ、両面機対応設計
・クイックセット・高紙上乾燥性を実現
・印刷機上での乾燥抑制と紙上での速乾性を追究
・マット紙系、崇高用紙系の印刷適性向上
塗料・
コート
材
性能評価
LithorexExiNP
LithorexExiWP
LithorexExiQP
ノンスキン性
3
5
4
セット性
4
4
5
紙上乾燥性
4
3
5
耐摩耗性
4
4
4
機上安定性
5
5
5
※ 5 段階評価(当社製品比) (劣)1--- 3(標準)---(優)5
お問い合わせ先/
オフセットインキ事業部
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キト
サン
色彩
管理
技術
55 枚葉薄紙用インキ
リソレックス ヌーベルマキシ AF [LITHO REX NOUVEL MAXI AF]
枚葉印刷の特徴である高い印刷品質と併せて生産性のさらなる向上を追及したオフセットインキです。
顔料
プロセスインキは 2 銘柄、そしてモノカラーは白を含む中間色 31 色にメジウムを加えた全 32 銘柄を取り揃えています。
プロセスインキは使用状況に応じて使い分けが可能で、中間色インキの豊富なカラーバリエーションから色調インキを
選択できます。
カラー
ベース
プラス
チック
材料
1. プロセスインキ
3. 金・銀インキ
幅広い乳化適性とすぐれた作業性により使いやすい設計となってい
金・銀インキはその光輝性が命。当社の金・銀インキは秀でた光
ます。
輝性と安定した印刷作業性が特長です。
金・銀インキ銘柄
金(赤口)
金(青口)
植物油型のクイックセットタイプインキで速い紙上乾燥性が特
105金(赤口)
107金(青口)
長です。ショートラン印刷にも対応可能です。
205金(赤口)
207金(青口)
セミノンスキン設定。
(肉乾燥:40℃ 6 〜 8 時間)
300銀
・LRヌーベルマキシAFプロセス VA − QD
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
・LRヌーベルマキシAFプロセスVA − NS
植物油型の一般タイプインキでバランスの取れた設計になって
4. 蛍光インキ
います。
当社の蛍光インキはその鮮やかな発色とすぐれた乳化安定性に最
ノンスキン設定。
(肉乾燥:40℃ 12 時間以上)
大の特長があります。
繊維・
紙用
着色剤
蛍光インキ銘柄
印刷
インキ
マゼンタⅡ
オレンジⅡ
ピンクⅡ
レモンイエローⅡ
レッドⅡ
グリーンⅡ
オレンジレッドⅡ
ブルーⅡ
2. モノカラーインキ(中間色)
白を含む中間色 31 色とメジウムを加えた全 32 銘柄をご用意して
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
います。
モノカラー銘柄
10ローズ
32透明黄
68紺藍
13牡丹
34中黄
75群青
16紅
38青黄
84紫
17紅
43草
85紫
18紅
46草
92墨
22紅赤
54浅葱
98墨
23赤
55浅葱
325金赤
24赤
58原色藍
326金赤
25金赤
60藍
白
28オレンジ
61藍
31赤黄
67紺藍
メジウム
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
オフセットインキ事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3662)0687 FAX:03(3669)3908
西日本支社 TEL:06(6455)9079 FAX:06(6455)9447
中部支社 TEL:052(831)3212 FAX:052(834)1576
56
枚葉薄紙広色域用プロセスインキ
リソレックス オーロラ [LITHO REX AURORA]
* * *
色域とは、L a b 色空間における RGB データで示す色再現領域のことで、従来の CMYK の 4 色印刷で表現していた
顔料
領域を越え、更に広範囲に色再現領域を広げたものを「広色域」といいます。
近年、デジタルカメラの広い色域の RGB データ、カメラマンが添付する鮮明なインクジェットプルーフ、クリエイターが
確認する高輝度な RGB モニター等、プリプレス部門のデジタル化の進展により、プレス部門に対する「広色域」要求
が高くなり、現行プロセスインキの色域では対応しきれないケースも出てきています。
当社では新開発した顔料を採用することにより、ジャパンカラーで規定される現行プロセスインキより、さらに広い色再
カラー
ベース
現効果を得ることができるプロセスインキを開発することができました。
また、プロセスインキ 4 色に中間色(RGB)3 色を組み込むことで、より「広色域」を再現することが可能となる 7 色印刷
法に対応する中間色インキもご用意しています。
1. リソレックス オーロラ WFC
プラス
チック
材料
2. リソレックス オーロラ DCA
1. 中間色としてオレンジ・グリーン・バイオレットの 3 色を採用し
1. 4 色(CMYK)で広色域印刷が可能です。
ました。
プラス
チック
用
着色剤
2. ジャパンカラーで規定される現行プロセスインキに比較して、藍
+紅(=紫)色で 30%、紅+黄(=赤)色で 8%、藍+黄(=緑)
色で5%の印刷再現色域が向上します。
2. 中間色に耐光性を持たせています。
3. WFCと組み合わせることでさらに色再現域が広がります。
3. ジャパンカラーで規定される現行プロセスインキに比較して L *
a * b * 色空間で約 15%印刷再現色域が向上します。
プラス
チック
用
機能剤
3. リソレックス オーロラ RGB
1. 中間色としてレッド・グリーン・ブルーバイオレットの 3 色を採
用しています。
2. WFC と組み合わせることでさらに色再現域が広がります。
繊維・
紙用
着色剤
a * b * プロット図
現行プロセスインキ
印刷
インキ
リソレックス オーロラ DCA
b*
b*
ウレ
タン
樹脂
a*
a*
接着剤
リソレックス オーロラ WFC
塗料・
コート
材
リソレックス オーロラ RGB
b*
b*
キト
サン
a*
a*
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
オフセットインキ事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3662)0687 FAX:03(3669)3908
西日本支社 TEL:06(6455)9079 FAX:06(6455)9447
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57 枚葉厚紙用インキ
カルトンレックス ヌーベルシニア [CARTON REX NOUVEL SENIOR]
顔料
パッケージ用インキには様々な性能が求められますが、カルトンレックスシリーズは耐光性などの諸耐性を考慮し、後
加工適性にもすぐれたインキです。
プロセスインキと白を含む中間色 23 色とメジウムの 24 銘柄、および OP ニスをご用意しており、特色についてもお客
様のご要望にお応えします。
カラー
ベース
2. モノカラーインキ(中間色)
特徴
幅広い乳化適性とすぐれた機上安定性により使いやすい設計となっ
ています。
プラス
チック
材料
1. プロセスインキ
・CR ヌーベルシニア AF SOY プロセス
プラス
チック
用
着色剤
1. 棒積み適性にすぐれています。
2. 紙上乾燥性がすぐれています。
3. 耐光性に配慮した材料設計です。
プラス
チック
用
機能剤
4. 各種の後加工適性にも配慮しています。
510 ローズ
546 草
513 牡丹
552 浅葱
516 紅
554 浅葱
517 紅
557 浅葱
522 紅赤
558 原色藍
523 赤
561 藍
525 金赤
567 紺藍
531 赤黄
575 群青
532 透明黄
585 紫
534 中黄
598 墨
538 青黄
白
543 草
メジウム
繊維・
紙用
着色剤
3. OP ニス
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
3-1. 油性 OP ニス
パッケージ類の多様化、その他商業印刷物の意匠化が顕著になっ
ている中で、OP ニスにも様々な性能が求められており、当社は次
の 2 タイプの OP ニスをご用意しています。
・油性タイプ
・水性タイプ
・CR ヌーベルシニア AF OP ニス シリーズ
1. すぐれた光沢が得られます。
2. 各種の後加工適性に配慮しています。
3. 黄変性の少ない OP ニスです。
3-2. 水性 OP ニス
当社の水性 OP ニスは、後加工適性、耐摩擦性にすぐれ、VOC低減にも配慮しています。
接着剤
・グロスレックス シリーズ(グロスタイプ)
・マットレックス シリーズ(マットタイプ)
水性 OP ニスの製品一覧
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
OPW − 100
オフライン用
グロスレックス
OPW − 200
シリーズ
インライン用
OPW − 300
マットレックス
シリーズ
オフライン専用ニスです。
エンドレスプレス機でのプレス加工が可能
です。
グロスタイプ
マットタイプ
オフセットインキ事業部
〈e-mail〉[email protected]
インラインでコーティングできる汎用水性
ニスです。
速乾タイプ・グロスタイプ・耐摩擦性が特に
良好なタイプなどを取り揃えています。
エンドレスプレス加工兼用水性ニスです。
熱プレスするだけで高光沢の印刷物が得ら
れます。
オフライン
プレス兼用
OPW − M
お問い合わせ先/
特徴
マット効果のすぐれたニスです。
東日本支社 TEL:03(3662)0687 FAX:03(3669)3908
西日本支社 TEL:06(6455)9079 FAX:06(6455)9447
中部支社 TEL:052(831)3212 FAX:052(834)1576
58
水なし平版インキ
ハイテックス [HI TECHS]
水なし平版によるオフセット印刷は湿し水を使用しないため、水道水の使用量や廃水量の削減が可能なうえ、印刷時の
顔料
トラブルが少なく、作業性、生産性が向上します。
また、ハイテックスシリーズはドットゲインが少なくインキを盛ることができ、さらには水による紙の伸縮がなく見当精
度がすぐれているので高品質の印刷物が得られます。
反面、ロングラン印刷での印刷機温度上昇による汚れ発生トラブルも内在しており、印刷機や版面温度管理も重要な管
理項目です。
特徴
カラー
ベース
水無し平版用コンパウンドの使用方法
1. 印刷の作業性、生産性の向上に寄与します。
・通常のインキで、水無し印刷を可能にする
2. ドットゲインが少なくインキが盛れますので階調表現の幅が広が
1. 水有り印刷用インキに 3 〜 5%程度添加し、コンパウンドとイ
り、コントラストのあるメリハリの効いた印刷物が得られます。
ンキを均一に混合すれば、枚葉・オフ輪インキともに水なし印
刷が可能となります。
3. 機上安定性にすぐれ、ロングランでも刷り濃度が安定しており、
絵柄面積の少ない印刷物に特に威力を発揮します。
4. レベリング性が良好で、最高の光沢が得られます。
2. インキタイプ及び色によって添加量の目安が異なります。
色別添加量の目安
1 枚葉インキ
5. 耐摩擦性が良好です。
銘柄
1. オフ輪用水なし平版インキ
・ハイテックス ウエブ〔HI TECHS Web〕
2. 枚葉薄紙用水なし平版インキ
・ハイテックス リソ〔HI TECHS Litho〕
3. 枚葉厚紙用水なし平版インキ
・ハイテックス カルトン〔HI TECHS Carton〕
4. 水なし平版用コンパウンド
・ハイテックス コンパウンド〔HI TECHS COMPOUND〕
プラス
チック
材料
添加量の目安
白インキ使用時
1.0 〜 2.0 %
紅・赤・金赤 系
3.5 〜 4.5 %
黄・藍・草・紫・墨 他
4.0 〜 4.5 %
グレー・クリーム 系
5.0 〜 5.5 %
2 オフ輪インキ
添加量の目安
白インキ使用時
0.5 〜 1.0 %
紅・赤・金赤 系
2.5 〜 3.5 %
黄・藍・草・紫・墨 他
3.0 〜 4.0 %
グレー・クリーム 系
4.0 〜 5.0 %
3. 過剰量の添加は印刷適性に悪影響を及ぼしますので、6%を限
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
度としてご使用ください。
4. コンパウンドを混合する際、攪拌が不充分・不均一な場合、添
接着剤
加剤の効果が得られませんので充分混合の上ご使用ください。
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
オフセットインキ事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3662)0687 FAX:03(3669)3908
西日本支社 TEL:06(6455)9079 FAX:06(6455)9447
中部支社 TEL:052(831)3212 FAX:052(834)1576
59 メタリック特色インキ
輝(かがやき) [LITHO REX KAGAYAKI・WEB REX KAGAYAKI]
顔料
従来のオフセット印刷用金・銀インキは、原材料に輝度のすぐれた粒形の大きい金属粉を配合するため、印刷時にブラ
ンケット上に堆積するなどの問題点があり、印刷作業性を優先させるために光輝性の劣る微細な金属粉を使用した製品
が主流でした。
輝シリーズでは高品質でより粒形の大きな金属粉と新規開発の樹脂ワニスを使用し、印刷適性を損なわずに高い光輝性
カラー
ベース
を実現しました。様々な種類の紙において、光輝性があり豊かな印刷表現が可能です(当社従来品比)。
さらに、カラーバリエーションとして金銀に加え銅色を加えました。
銘柄
特徴
プラス
チック
材料
1. 輝度の大幅な向上によって、より金属の質感に近い表現が可能
1.枚葉印刷用
となりました。
LithoRex 輝 ゴールド・シルバー・ブロンズ
枚葉印刷よりもオフ輪印刷ですぐれた高輝性を発揮します。
2.オフ輪印刷用
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
2. 従来品の金・銀インキと比べて色相を再設計し、新たにブロン
ズ色を加えた、ゴールド・シルバー・ブロンズの 3 色を取り揃え
てより幅広いニーズに対応できるようになりました。
3. 印刷適性の向上とともに、耐摩擦性や保存性も改善しました。
性能比較
枚葉
従来品
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
オフ輪
輝シリーズ
枚葉
従来品
オフ輪
輝シリーズ
枚葉
従来品
オフ輪
輝シリーズ
製品名
LithoRex
金
107 青口
LithoRex
輝
ゴールド
WebRex
輝
ゴールド
LithoRex
銀300
LithoRex
輝
シルバー
WebRex
輝
シルバー
LithoRex
金
105 赤口
LithoRex
輝
ブロンズ
WebRex
輝
ブロンズ
色調
標準
黄冴味
黄冴味
標準
白冴味
白冴味
標準
赤冴味
赤冴味
印刷表面密
度
○
○〜◎
◎
○
○〜◎
◎
○
○〜◎
◎
転移性・
着肉性
○
○〜◎
◎
○
○〜◎
◎
○
○〜◎
◎
80.03
標準
92.56
12.53
96.48
16.45
88.09
標準
104.21
16.12
124.96
36.87
81.1
標準
89.06
7.96
101.27
20.17
○
○〜◎
◎
○
○〜◎
◎
○
○〜◎
◎
印刷表面
拡大写真
(100 倍)
1)
輝度感Δ L
*
2)
輝度感 評価
キト
サン
WebRex 輝 ゴールド・シルバー・ブロンズ
☆ 多角度分光測色計(X-rite MA68II)による
メタリック印刷面の各受光角での測色評価。
1) 輝度感 → 明度:L* の変化による数値評価
(Δ L* が大きいほど輝度感が良好) 2) 輝度感評価 → 多角度分光測色計及び視感による評価。
色彩
管理
技術
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60
超低臭・高機能フレキソインキ
UV フレキソインキ [UV REX F]
フレキソ印刷は、欧米では主流の印刷方式ですが、日本では段ボール印刷で知られる程度でそれ以外の用途では普及し
顔料
ていませんでした。
近年 CTP による印刷刷版技術がフレキソ業界に普及したことにより、印刷品質が従来比で格段に向上し、また印刷被
写体への柔軟な対応性や、後加工の工程もライン化が可能であることから、フレキソ印刷が注目を浴びつつあります。
当社では、既に好評販売中の水性フレキソインキに加え、UV フレキソインキを上市し、幅広い用途においてフレキソ
印刷の普及に貢献します。
カラー
ベース
UV REX F シリーズは、UV インキ独特の臭いを大幅に低減することに成功し、作業環境の改善や印刷物の残留臭の
低減が可能です。
特徴
プラス
チック
材料
銘柄
多機能を付与した品揃え
紙用
UV レックス F ー P
・高意匠性:高輝度金・銀、パール、偏光パール各色
フィルム用
UV レックス F ー F
・高機能性:超低臭・高濃度・低粘度
※フィルム用につきましては、フィルムの種類・表面処理・乾燥条
件等により密着性等がかなり異なります。
使用前にテストしますのでご相談ください。
使用上の注意
プラス
チック
用
機能剤
荷姿
1. よく撹拌してご使用ください。
( 特に白、金、銀、パールインキ )
荷姿
1kg・5kg
16kg プラス
チック
用
着色剤
:プラスチック製黒色容器
:内面コート処理缶 2. 冷暗所 (25℃以下 ) にて保存してください。ゴールド・シルバー
繊維・
紙用
着色剤
はできる限り冷蔵庫内 (10℃以下 )で 保存してください。
印刷
インキ
3. 異なるインキとの混合は、性能劣化や、ゲル化の原因につなが
りますので避けてご使用ください。
4. ご使用の際は製品安全データシート (MSDS) を必ずお読みくだ
ウレ
タン
樹脂
さい。
種類
接着剤
一般色 一般プロセス 4 色他各色
( 黄、紅、藍、墨、金赤、緑、紫、高濃度墨 )
オーバーコート
グロスニス、マットニス
耐光性
暖色系各色 ( 黄、紅、マゼンタ )
特殊インキ
金・銀、パール、偏光パール各色
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
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東日本支社 TEL:03(3662)0687 FAX:03(3669)3908
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61 ノントルエン・ノンMEK ラミネート用グラビアインキ
ラミック SR [LAMIC SR]
顔料
食品包装やさまざまな軟包装分野に使用されている特殊グラビア印刷は、揮発性有機化合物(VOC)の 使用比率が高
いため、環境の保全・安全衛生面、改正大気汚染防止法に代表される環境負荷低減の観点から、種々の法規制強化が
進んでいます。
「ラミック SR」は、従来品「NT
このような地球規模での環境配慮気運が高まる中、
「ラミック SR」を開発しました。
カラー
ベース
-ハイラミック」のすぐれた印刷適性・ラミネート物性を継承し、また従来品に比べ、使用溶剤数が少ないことから、作
業環境・安全衛生面への配慮が期待できます。
用途
プラス
チック
材料
組成
フレキシブル包装材料全般
(主印刷基材:OPP、PET、ONY、K コートフィルム、
バリアーコートフィルム 等)
プラス
チック
用
着色剤
主要樹脂
… ポリウレタン
主要溶剤
… エステル系/アルコール系
着色剤
… 有機・無機顔料
特徴
1. インキ・溶剤組成にトルエン、MEK を含まないノントルエン・ノン MEK 型汎用ラミネートインキです。
2. 印刷適性がすぐれています。
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
・プロセス再現性がすぐれています。
・版かぶり・圧銅汚れが少ないインキです。
・高速印刷適性が良好です。
3. スナック用途からボイル・レトルト分野まで、1 液仕様でのラミネート用途範囲が広いインキです。*注
4. ラミネート適性がすぐれています。
・ラミネート用途に使用されるほとんどのフィルムに適用できます。
・ドライラミネート、無溶剤型ドライラミネートにおいて接着剤のレベリングがすぐれています。
*注 印刷柄、インキ品番、ラミネート構成、後加工方法(製袋条件など)
によっては、硬化剤他の添加剤が必要となります。
印刷
インキ
設定色
ウレ
タン
樹脂
接着剤
701R 白、SCR 白、MC 白、HC 白、722R 黄、723B 黄、923R 黄、703 赤、902R 赤、950B 朱、953R 朱、957B 牡丹、711 紅、
ス ナ ック 紅、911 紅、915R 紅、779R 草、983R 紫、739R 藍、794R 墨、795R 墨、12 銀、120 銀、120R 銀、16 青 金、160
青金、160R 青金、18 赤金、180 赤金、180R 赤金、R メジウム
希釈溶剤
普通溶剤 … ラミック SR No.2 溶剤
遅口溶剤 … ラミック SR No.3 溶剤
塗料・
コート
材
超遅溶剤 … ラミック SR No.7 溶剤 *
*単独での使用はできません。インキ 100 部に対し、5 〜 10%添加して普通溶剤・遅口溶剤と併用してください。
注)従来のトルエン型・ノントルエン型希釈溶剤もご使用できます。
キト
サン
詳細なデータは、製品カタログをご覧ください。
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
グラビアインキ事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0688 FAX:03(3664)4077
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9085 FAX:06(6455)9484
中部支社 TEL:0568(89)0911 FAX:0568(89)0914
62
水性フレキソインキ
ハイドリック FC [HYDRIC FC]
包材の残留溶剤低減や印刷作業環境の改善を考慮した、出荷時および印刷作業時において消防法の危険物に該当しな
顔料
い(注 1、2)水性フレキソインキです。ハイドリック FC シリーズは、水性インキでのハイクオリティーな印刷物の提供
をコンセプトとして各種製品をラインアップしています。
注 1:印刷作業時において、アルコールによる希釈を行った場合、危険物に該当する場合があります。
カラー
ベース
注 2:金・銀色など一部の品番で危険物に該当する製品があります。
代表銘柄
・ハイドリック FCG :プラスチックフィルム/表刷り(ノンラミ)
・ハイドリック FCF :プラスチックフィルム/裏刷り(ラミネート、ノンラミ) プラス
チック
材料
・ハイドリック FCS、FCG、FDP :紙用
プラス
チック
用
着色剤
用途・使用例
・フィルム用:食品包装(ラミネート・ノンラミ包材)、PE ショッピングバック、レジ袋、
サニタリー包材、重袋、産業資材またはその包材など
プラス
チック
用
機能剤
・紙用 :一般包装紙、ショッピングバック、紙器(容器・液体容器)、角底袋、ラベル、
レーヨン紙包材、段ボールなど
特徴
用途
インキタイプ
特徴
使用原反
ハイドリック FCG
シリーズ
処理 PP・PE・PS、レーヨン不織布、アルミ箔等に使用できる
ハイグロスインキで、密着性・耐摩性・耐水性等にすぐれる。
処理 PP・PE・PS、
不織布、アルミ箔
表刷り
(ノンラミ)
ハイドリック FCG
K-200 シリーズ
フィルム用
裏刷り
ハイドリック FCF
(ラミネート、
M シリーズ
ノンラミ)
紙器
処理 PE、
透湿性フィルム
サニタリー製品用途に高い適性を持つ。
ウレタン・アクリルタイプのインキで処理 OPP・PET・NY 等
のラミネート強度にすぐれ、ボイル適性を備えている。
ハイドリック FCG
印刷適性が良好なハイグロスインキで、耐摩性・耐水性・
シリーズ
耐熱性等にすぐれる。OP ニスも設定。
(フィルム用と兼用)
紙 用
包装紙
処理 OPP・PET・NY
上質紙、カルトン紙、
コートボール紙
印刷適性が良好な耐摩性・耐水性・耐熱性・コルゲーター適性に
ハイドリック FCS、 すぐれる。
FDP シリーズ
低臭・高濃度品・OP ニスも設定。
ダンボール用にも使用可能。
フィルム用・紙用
紙用
お問い合わせ先/
特徴
使用基材
ハイドリック FCG OP ニス
耐熱性・耐摩性良好でハイグロス・透明
性のフィルム・紙基材に兼用できる OP
ニス。高スリップタイプ、低スリップタ
イプ等の設定あり。
処理 PP・PE・PS、
不織布、アルミ箔、上質紙、
カルトン紙、コートボール紙、
ライナー紙
塗布面に耐油性・耐水性を付与する機能
性コート材。厚生省 201 号試験に合格。
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
タイプ
ハイドリック 耐油コート材
印刷
インキ
上質紙、カルトン紙、
ライナー紙、薄葉紙
機能性 OP ニス
用途
繊維・
紙用
着色剤
コート紙、純白紙
グラビアインキ事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0688 FAX:03(3664)4077
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9085 FAX:06(6455)9484
中部支社 TEL:0568(89)0911 FAX:0568(89)0914
キト
サン
色彩
管理
技術
63 ラミネート裏刷りフィルム用水性グラビアインキ
ハイドリック PRP−500 [HYDRIC PRP-500]
顔料
食品包装用途を中心としたラミネートパウチ用等に適した水性グラビアインキで、良好な印刷適性 ・ 階 調再現性・ラミ
ネート物性を有します。
従来のハイドリック PRP-221 及び PRP-401 よりもアルコール希釈性を改良したインキです。
そのため、従来よりも乾燥速度が速く、印刷効率の向上につながります。
カラー
ベース
また、アルコール分が多くなることで、印刷版とドクター間の摩擦力を軽減し、版かぶりが減少します。物性もスナック
およびボイル・レトルトグレード包材用に対応したラミネート用グラビアインキです。
用途・使用例
プラス
チック
材料
特徴
・食品、日用品、産業資材などのラミネート包装材料
1. 残留溶剤が極めて少ない水性インキです。
・熱ラミネートによる食品用トレイ
2. 印刷適性がすぐれています。
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
適用フィルム
3. ラミネート適性がすぐれています。
処理 PET、処理ナイロン、処理 OPP、処理 PE、
PE 溶融押出しラミネート (EL)、
アルミ蒸着、アルミ箔等
油性及び水性ドライラミネート (DL)、
※事前に物性確認の上、ご使用ください。
無溶剤型ドライラミネート (NS − DL) が可能です。
4. 印刷時の有機溶剤臭の低減、排出有機溶剤量の低減による大
気汚染対策を考慮したインキです。
組成
設定色
主要樹脂 … ポリウレタン
主要溶剤 … 水/アルコール
701 白、703 赤、902 赤、915 紅、
着色剤 … 有機・無機顔料
722 黄、723 黄、739 藍、779 草、
950 朱、983 紫、795 墨、メジウム、着色金
印刷
インキ
適用フィルムと使用範囲
内容物
フィルム
ウレ
タン
樹脂
ラミネート加工方法
含水食品
冷凍食品
乾燥食
ノンボイル
水ボイル
レトルト
ポリエチレンイミン
※
※
−
−
イソシアネート
〇
〇
−
−
DL
一般用
〇
〇
−
−
NS − DL
一般用
〇
〇
−
−
ボイル用
〇
〇
〇
−
レトルト用
〇
〇
〇
〇
ボイル用
〇
〇
〇
−
レトルト用
〇
〇
〇
〇
PE − EL
OPP
接着剤
塗料・
コート
材
PET
ナイロン
キト
サン
DL
DL
PE − EL:PE 溶融押出しラミネート DL:ドライラミネート NS − DL:無溶剤型ドライラミネート
〇:適用範囲 −:適用範囲外 ※:事前にご確認の上、ご使用ください。
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
グラビアインキ事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0688 FAX:03(3664)4077
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PPフィルムオーバーラッピング裏刷り用ノントルエングラビアインキ
ハイパック NT [HI PACK NT]
64
従来よりスチロール容器カップ麺は、埃付着、容器保護を目的として、シュリンク PP フィルムによりオーバーラッピン
顔料
グされています。納豆、乳酸菌飲料等でも、シュリンク PP フィルムや OPP フィルムによる集積包装が行われています。
近年、このシュリンク PP フィルムに裏刷りカラー印刷を行うことで、意匠性向上や差別化を図った商品が店頭に並べら
れています。最終メーカーや消費者からの包装材の低臭化要求も強く求められるようになり、当社は PP フィルムオーバー
ラッピング裏刷り用ノントルエンインキ「ハイパック NT」を開発しました。
組成
カラー
ベース
用途
樹脂系:変性オレフィン
溶剤系:ケトン/環化脂肪族炭化水素/エステル/アルコール 特徴
PP シュリンクフィルム
プラス
チック
材料
設定色
1. シュリンク適性にすぐれています。
701 白 A、703 赤 A、711 紅 A、716 紅 A、
722 黄 A、723 黄 A、739 藍 A、779 草 A、
983 紫 A、795 墨 S、耐摩白 A、HC 白、メジウム A
2. 未処理 PP フィルムにも十分な密着性を有します。
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
3. 印刷適性にすぐれ、トルエン使用のインキと遜色の無い印刷物
が得られます。
希釈溶剤
4. 臭気が少ない印刷物が得られます。
5. 残留溶剤が少ない印刷物が得られます。
ハイパック NT No.20 溶剤、No.25 溶剤、No.30 溶剤
残留溶剤測定結果
使用上の注意
トルエンを含有するラミック NA と比較した
ハイパック NT の残留溶剤組成
・ 残留溶剤の少ないことを特長としていますが、印刷時の乾燥に
は十分ご注意ください。
残留溶剤
ハイパック NT
ラミック NA
n- ヘキサン
0.02
0.02
シクロヘキサン
−
0.07
メチルシクロヘキサン
0.86
−
エチルシクロヘキサン
1.14
−
酢酸エチル
−
0.05
MEK
0.86
0.03
IPA
0.04
−
トルエン
0.01
3.42
合計(mg/m 2)
2.93
3.59
・ 印刷時の静電気除去には、特にご注意ください。
・ ハイパック NT No.20 溶剤を標準溶剤として使用しますが、印
刷状況に合わせて、No.25、あるいは No.30 溶剤を併用して
ご使用ください。
注)上記インキは全て、印刷インキ工業会において作成された食品包装材料
用印刷インキに関する自主規制」に基づいています。上記データは全て
当社における測定結果であり、品質を保証するものではありません。
原反:シュリンク PP
印刷速度:150 m /min
色相:墨/藍/紅/黄/白
印刷粘度:ザーンカップ# 3 にて 15 秒
希釈溶剤:ラミック NA に対しラミック NA No.2 溶剤、
ハイパック NT に対しハイパック NT No.20 溶剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
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65 オレフィン系建材フィルム用インキ
SBM - NT
顔料
建装材に多く使用されてきた塩ビフィルムは、リサイクルのしにくさ、可塑剤の健康への影響懸念などから、オレフィン
フィルムなどのプラスチックフィルムに置き換える動きも見られます。
「SBM-NT」はオレフィンや PET などのプラスチックフィルムへの密着性にすぐれ、ラミネート強度、耐候性といった準
外装用途に適したフィルム用グラビアインキです。
カラー
ベース
プラス
チック
材料
特徴
用途
・ラミネート適性にすぐれています(ドライラミネート、ヒートシー
建材用フィルム材料全般(処理 OPP、処理 PE、処理 PET、
ル)。
アクリル等)
※事前に物性確認の上、ご使用ください。
・調色時の色分かれが少なく、再溶解性にすぐれるため版詰まり
も起こしにくく扱いやすいインキです。
組成
樹脂系 … ポリウレタン
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
・陽の当たりやすい条件下での耐変退色性や密着強度にすぐれて
溶剤 … ケトン、エステル、アルコール
います。
設定色
固形分
顔料系
入目
荷姿
SBM-NT 14 赤(M)
27 ± 3
DPP
15kg
18L 石油缶
SBM-NT 422 黄(M)
25 ± 3
イソインドリノン
15kg
18L 石油缶
SBM-NT 923 黄(M)
25 ± 3
ベンズイミダゾロン
15kg
18L 石油缶
SBM-NT 64 青(M)
23 ± 3
フタロシアニン
15kg
18L 石油缶
SBM-NT 95 墨(M)
27 ± 3
カーボンブラック
15kg
18L 石油缶
SBM-NT 04 白(M)
58 ± 3
酸化チタン
20kg
18L 石油缶
SBM-NT メヂウム(M)
21 ± 3
−
15kg
18L 石油缶
硬化剤
希釈溶剤
PTC LT 硬化剤(K)ー有効成分 75 ± 5 %、
NT ーハイラミック No.2 溶剤 ー 荷姿 18L 石油缶
入目18kg、荷姿 18L 石油缶
NT ーハイラミック No.3 溶剤 ー 荷姿 18L 石油缶
塗料・
コート
材
その他、ケトン・エステル・アルコールを含む溶剤で希釈可能です。
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
グラビアインキ事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0688 FAX:03(3664)4077
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9085 FAX:06(6455)9484
中部支社 TEL:0568(89)0911 FAX:0568(89)0914
66
ノントルエン紙用グラビアインキ
GFP カラー [GFP Color]・LS カラー [LS Color]
当社の紙用グラビアインキは含トルエンタイプで、主にダンボール印刷用として高濃度、ハイグロスタイプのみでしたが、
顔料
プロセス印刷適性(特に重ね印刷適性時の階調再現性)が非常に良好で、高精細な印刷が可能となる「GFP カラー」と、
印刷後の残留溶剤が非常に少ない「LS カラー」を開発しました。
耐熱性も良好なため、従来のダンボール印刷用にも対応できます。
カラー
ベース
GFP カラー・LS カラーの用途・使用例
・段ボール用プレプリント印刷
・ショッピングバッグ、一般包装紙、菓子等食品包装等の紙・レーヨン紙基材印刷
GFP カラーの組成
プラス
チック
材料
LS カラーの組成
樹脂系 : 硝化綿/ロジン系
樹脂系 : 硝化綿系
溶剤系 : 酢エチ/IPA系
溶剤系 : 酢エチ/IPA系
LS カラーの特徴
GFP カラーの特徴
プラス
チック
用
着色剤
・印刷後の残留溶剤が非常に少量です。
・階調再現性にすぐれています。
・重ね印刷適性にすぐれています。
・プロセス印刷適性にすぐれています。
・コルゲーター加工適性があります。
LS カラーの設定色
・高濃度の印刷物が得られます。
・コルゲーター加工適性があります。
701 白、702 金 赤、711 紅、716 紅、722 透 明 黄、723 黄、
プラス
チック
用
機能剤
739 藍、779 草、785 柴、795 墨、795 ハイコンク墨、
GFP カラーの設定色
957 牡丹、メジウム
繊維・
紙用
着色剤
701 白、702 金赤、711 紅、716 紅
722 黄、722 黄(金用)、723 黄
残留溶剤測定結果
739 藍、779 草、ハイコンク 779 草
残留溶剤測定結果(各タイプとも 739 藍)
785 紫、795 墨、957 牡丹、メジウム
印刷
インキ
LS カラー (紙用)
ハイプリント J(硝化綿系フィルム用表刷り)
NT - ハイラミック(ウレタン系フィルム用裏刷り)
階調再現性比較データ
下記条件にて 16 秒(Zc#3)に調整したインキを、バーコーター #6 にて
重ね印刷時の階調再現性比較データ
アート紙に塗工後乾燥機にて 80℃× 5 秒間乾燥させ、残留溶剤を測定する
(10%〜 100%までの反射濃度比較表)
(20cm × 8cm × 3 枚)。
網グラ、175 線、28 μm、グラデーション版
希釈溶剤
酢エチ
インキタイプ
赤:GFP カラー 青:GVN(旧製品)
40
ハイプリント J
50
40
GVN(黄 - 墨)
GFP(黄 - 藍)
GFP(黄 - 墨)
反射OD 値
2.6
20
酢エチ
40
IPA
NPA
PM
10
10
PM
その他
140
2.4
2.2
塗料・
コート
材
120
2
接着剤
40
残留溶剤( mg/m
)
GVN(黄 - 藍)
GFP(黄 - 紅)
IPA
50
NT - ハイラミック
GVN(黄 - 紅)
NPAc
LS カラー
ウレ
タン
樹脂
100
1.8
2
1.6
キト
サン
80
1.4
1.2
60
1
0.8
40
0.6
0.4
色彩
管理
技術
20
0.2
0
10
20
30
お問い合わせ先/
40
50
60
70
80
90 100
(%)
0
LSカラー
硝化綿系
ウレタン系
グラビアインキ事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0688 FAX:03(3664)4077
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9085 FAX:06(6455)9484
中部支社 TEL:0568(89)0911 FAX:0568(89)0914
67 エッチ液
DOT 液 [DOT Solution]
水と油の反撥を利用して印刷を行うオフセット印刷では、印刷の安定化のためには湿し水が重要な役割を担っています。
顔料
これまでは、オフ輪や枚葉方式での印刷速度の違い、あるいは印刷機メーカーごとに特徴ある給水方式の違い等により、
印刷湿し水条件は個別に設定されていました。
当社では印刷機上のインキと湿し水の乳化挙動を徹底的に解明することにより、すぐれた印刷安定性をもつエッチ液を
確立しました。
カラー
ベース
特徴
1. オフ輪・枚葉兼用、更に幅広い給水機構に対応した設計
プラス
チック
材料
・オフ輪印刷機、枚葉印刷機での幅広い給水機構に対応します。
・完全 IPAフリー印刷用に設計されています。
2. 卓越した印刷安定性とすぐれた印刷適性を追求
プラス
チック
用
着色剤
・当社独自技術により、すぐれた印刷適性・印刷作業性を実現
しました。
・様々な印刷条件、印刷環境でも安定した印刷適性を発揮しま
す。
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
銘柄
DOT 液 R-CH【高性能標準品】
DOT 液 EN-1【整面作用強化品】
最もすぐれた pH 緩衝性を備え、昨今の印刷用紙の多様化、再生
最もすぐれた整面作用を備え、様々な印刷条件、印刷環境でも安
紙・輸入紙の増加を主因としたカルシウム塩の発生・堆積を抑制し
定した印刷適性が得られます。
ます。
印刷
インキ
DOT 液 VT【乳化制御強化品】
DOT 液 N-UV【UV 印刷最適化品】
最もすぐれた界面制御、乳化制御を備え、UV インキ印刷等の印刷
U V インキ構成素材に対する適合性を最大化し、最新の省電力高
安定化に効果があります。
ウレ
タン
樹脂
感度 UV インキでの印刷安定化に効果があります。
銘柄
製品名
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
DOT 液
R-CH
DOT 液
EN-1
DOT 液
VT
DOT 液
N-UV
pH 緩衝性
◎
○
○
○
整面作用
○
◎
○
○
界面制御、乳化制御
○
○
◎
◎
UV 印刷最適化
○
○
○〜◎
◎
耐刷性
◎
◎
◎
◎
防腐効果
◎
○
○
◎
動的表面張力 mN/m
45
47
50
53
第 4 類第 2 石油類
第 4 類第 2 石油類
第 4 類第 3 石油類
第 4 類第 3 石油類
労働安全衛生法
非該当
非該当
非該当
非該当
PRTR 法
非該当
非該当
非該当
非該当
有機則
非該当
非該当
非該当
非該当
リン成分
非含有
非含有
非含有
非含有
特徴
消防法
お問い合わせ先/
オフセットインキ事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3662)0687 FAX:03(3669)3908
西日本支社 TEL:06(6455)9079 FAX:06(6455)9447
中部支社 TEL:052(831)3212 FAX:052(834)1576
68
透湿性ポリウレタン樹脂
ハイムレン X, Y [HI - MUREN X, Y]
溶剤重合型のポリウレタン樹脂で、溶剤を飛散させるだけで微多孔膜を形成する X タイプと親水基を利用したYタイプ
顔料
に大別されます。
その塗膜は水蒸気を透過させますが、水滴は通さず、主に透湿防水布として用いられます。
用途
カラー
ベース
スポーツ衣料分野、他に絆創膏、ラベルステッカー類、人工皮革、合成皮革用素材(用途例 家具、衣料、靴など)
X タイプの特徴
Y タイプの特徴
X タイプ(微多孔型)
Yタイプ(無孔型)
ポリウレタン樹脂の分散体溶液です。その溶液には水を均一に乳
ポリウレタン樹脂の構造中に親水基を導入し、透湿機能を付与さ
化したコンパウンド(W/O)が形成されており、塗布後乾燥させる
せた無孔型ポリウレタン樹脂です。
だけで数ミクロンの連続微多孔フォームを形成します。
離型紙にコーティング後、溶剤乾燥をすることで、透湿防水フィル
ムを形成します。
X タイプポーラス皮膜電顕写真
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
膜厚と透湿の関係
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
代表銘柄
汎用 ( 高固形分 )
X-3040
Xタイプ アクリル粘性
ATX-1
ハイムレン
高耐水圧、接着性
X-3062-3
Yタイプ
一液型
溶解型
非水膨潤
Y-210B( 黄変 )
汎用 Y-208-1( 黄変 )
高透湿性
Y-231( 黄変 )、Y-301-3( 無黄変 )
分散型
高粘度加工
Y-237 Y-206
接着剤
汎用
Y-134-45 Y-119E
下引用 ( 分散型 )
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
Y-128 Y-133
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
69 溶液型ポリウレタン樹脂
レザミン ME, NE, UD, CU [RESAMINE ME, NE, UD, CU]
顔料
溶剤重合型のポリウレタン樹脂で、主に人工皮革、合成皮革用素材として開発しました。
離型紙にコーティングし、溶剤を乾燥することで、薄く
(~数十ミクロン)、柔軟でかつ強靱なフィルムが得られます。
樹脂組成で耐久性や硬さ等の性能のコントロールが可能で、用途に合わせたグレード設定を行っています。
近年では、車両、家具用の耐久性用途や産業資材への適用例が増えています。
カラー
ベース
用途
1. 人工皮革、合成皮革用素材(用途例:車両シート、家具、衣料、靴など)
プラス
チック
材料
2. 産業資材(使用例:マーキングフィルム、研磨パッドなど)
特徴
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
レザミン ME
難黄変型 PU 薄膜形成に適し、主に表皮材用です。
レザミン NE
無黄変型 PU 薄膜形成に適し、主に表皮材として耐変色性を要する用途に適しています。
レザミン CU
湿式加工用です。 レザミン UD
レザミン ME、NE 用接着剤です。
代表銘柄
難黄変型
表皮用
無黄変型
ウレ
タン
樹脂
湿式法
エステル系
ME-44ELP, ME-3612LP
エーテル系
ME-8105LP, ME-8115LP
カーボネート系
ME-8210LP
エステル系
NE-302HV, NE-308
カーボネート系
NE-8850, NE-8811
エステル系
CU-4210
カーボネート系
CUS-1500,CU-9450NL
エステル系
UD-660SA,UD-750SA
エーテル系
UD-8310
カーボネート系
UD-8351,UD-8358D 接着剤
接着剤型
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
ポリオール組成と各樹脂性能一覧
ポリオール
耐熱性
耐油性
耐寒性
耐屈曲性
耐加水分解性
耐薬品性
エステル系
○
○
○
○
△
×
エーテル系
△
△
◎
◎
◎
○
カーボネート系
◎
○
△
○
◎
○
上記性能は、難黄変型 PU の一般的な性能比較です(一般に無黄変型 PU は耐油性に大きく劣ります)。
樹脂性能は、ご使用になる製品で用途に合わせてご確認ください。
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
70
水系ウレタン樹脂
レザミン D [RESAMINE D]
界面活性剤を使用しない自己乳化型アニオン系ポリウレタンディスパージョン(PUD)で、特に皮膜形成特性にすぐれて
顔料
います。
樹脂組成で耐久性や硬さ等の性能コントロールが可能で用途に合わせたグレード設定を行っています。
用途
カラー
ベース
合成擬革材料、天然皮革用塗料、建材用塗料、マーキングフィルムなど
特徴
1. 粒径が 0.1ミクロンと超微粒子として設計されており、皮膜形成能にすぐれ、得られる皮膜は透明度の高いフィルムが得られます。
プラス
チック
材料
2. 皮膜は耐水性にすぐれ、塗膜の白化、溶解等の現象は見られません(当社煮沸試験 沸騰水中 30 分放置後の目視確認)。
プラス
チック
用
着色剤
3. 耐久性(耐光性、耐加水分解性、耐熱性)にすぐれ、車両等の耐久性を要する用途への使用が可能です。
4. ソフト〜ハードの硬さ調整が可能です。
プラス
チック
用
機能剤
5. 消防法上の非危険物のため、取り扱いが容易です。
レザミン D 代表銘柄
品名/
レザミン
樹脂組成
固形分
(%)
D − 1060
カーボネート脂肪族
D − 2020
D − 4080
D − 4200
D − 6300
D − 6455
フィルム強度
特徴
100%M
(MPa)
破断強度
(MPa)
破断伸度
(%)
熱軟化温度
(℃ )
40
5.5
25 <
250 <
210 〜 220
接着剤
エーテル脂肪族
30
2.0
30 <
500 <
175 〜 185
低温特性良好
エーテル /
カーボネート脂肪族
35
8.0
40 <
400 <
170 〜 180
35
20.0
45 <
250 <
165 〜 175
各種ポリマーへの
密着性良好
30
35.0
45 <
210 <
165 〜 175
30
———
55 <
50 <
カーボネート脂肪族
耐久性良好
165 〜 175 (耐光性、耐加水分解性)
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
レザミン D 添加剤銘柄
・架橋剤
D − 52(カルボジイミド) ・増粘剤
D − 28 ・消泡剤
D −79(シリコーン系)
D − 54(オキサゾリン) D − 87 D − 62(イソシアネート) ・レベリング剤
D − 339 ・着色剤
セイカセブン DW カラー
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
71 溶液型ポリウレタン樹脂用着色剤
セイカセブン [SEIKASEVEN]
溶液型ポリウレタン樹脂用着色剤として長年にわたる実績を持っており、広範なポリウレタン樹脂のタイプ・加工方法
顔料
に対応しています。
用途
カラー
ベース
合成皮革・人工皮革用溶液型ポリウレタン樹脂の着色
人工皮革の表面仕上げ
その他溶液型ポリウレタン樹脂の着色
プラス
チック
材料
特徴
1. 種々のポリウレタン樹脂タイプに対応しています。
2. 幅広い用途に適した耐光性等の諸特性を備えた製品があります。
プラス
チック
用
着色剤
3. 自動車内など高い耐久性レベルを要求される用途に適応します。
4. 市場で求められる色調に調色可能な原色を揃えています。
プラス
チック
用
機能剤
セイカセブン代表銘柄
溶液重合ポリウレタン樹脂用 溶剤系着色剤
製品シリーズ
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
対象ポリウレタン樹脂タイプ
セイカセブン BS # 100(S)シリーズ
高耐久性ポリカーボネート系
セイカセブン BS # 1000 シリーズ
湿式難黄変性ポリエステル系
セイカセブン ALT # 8000 シリーズ
乾式難黄変性ポリエステル系
セイカセブン MA # 8000 シリーズ
二液型難黄変性ポリエステル系
セイカセブン DNT # 100 シリーズ
無黄変型ポリカーボネート系
セイカセブン DUT # 4000 シリーズ
難黄変型ポリエーテル系
グラビアコート用 溶剤系着色剤
ウレ
タン
樹脂
製品シリーズ
UST # 3000 シリーズ
対象ポリウレタン樹脂タイプ
難黄変性ポリエステル系(人工皮革用途)
水系ポリウレタンディスパージョン用 水性着色剤
製品シリーズ
接着剤
セイカセブン DW # 1000 シリーズ
対象ポリウレタン樹脂タイプ
水系ポリウレタンディスパージョン全般
機能性塗料
塗料・
コート
材
ポリウレタン樹脂用着色剤で培った分散技術をベースに、導電性
塗料や特殊フィラー分散塗料などの機能性塗料に取り組んでいま
す。
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
72
オレフィン素材用表面処理剤
レザロイド LU [LEATHEROID LU]
PVC 車輌内装材用表面処理剤として開発され、現在では専用プライマーを用いることによってオレフィン素材(TPO)
顔料
用としても充分な性能を発揮します。
自動車用途では国内はもとより、北米、アジア地域、欧州でも採用されています。
また、近年では自動車メーカーの現地調達要求に応えるため、アメリカ、中国での製品生産も開始しています。
カラー
ベース
用途
・車両ドアトリム PVC 又は TPO 表皮材用表面処理剤
プラス
チック
材料
・車両インストルメントパネル PVC 又は TPO 表皮材用表面処理剤
・家具、雑貨レザー用表面処理剤
特徴
プラス
チック
用
着色剤
1. 密着性にすぐれています。 2. 耐表面傷付き性にすぐれています。
プラス
チック
用
機能剤
3. 各種成形加工に対応可能です。 4. ソフトな表面タッチ、艶調整が可能です。
繊維・
紙用
着色剤
5. 殆どのグレードに BTX フリーグレードをご用意しています。
レザロイドの代表銘柄と艶や触感の関係
グレードとプライマー
製品名
LU-855SP
グロス
マット
LU-313SP
○
○
LU-391SP
ウレ
タン
樹脂
○
LU-304SP
ソフトタッチグレード
○
○
LU-356SP-A
LU-313SP
耐スクラッチ性向上グレード
接着剤
○
○
LU-377SP
低温成形対応グレード
○
○
LU-325SP
耐光性良好
○
LU-325SP(HM)
LU-4338-2
TPO 用 2 液プライマー
耐光性良好
○
LU-4304
架橋剤
艶の調整はグロス、マット、ハイマットの混合により行ってください。
グラビアコーターによる塗工を前提に設計されていますが、スプレー塗装による使用も可能です。
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
キト
サン
○
LU-2408
使用方法
お問い合わせ先/
塗料・
コート
材
○
LU-3017(C)
TPO 用 1 液プライマー
耐光性良好
○
LU-376SP
LU-313SP
印刷
インキ
○
LU-840SP
ドライタッチグレード
備考
○
LU-775SP
標準グレード
ハイマット
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
色彩
管理
技術
73 官能基付与型ポリウレタン樹脂
ダイフェラミン MAU [DAIFERAMINE MAU]
顔料
分子構造中に極性基を導入し、特殊な機能を付与している高分子です。
この官能基導入技術を用いることにより、研磨剤などの各種フィラーや顔料の分散性の向上等、市場ニーズに合わせた
ポリウレタン樹脂の設計が可能です。
カラー
ベース
用途
・磁気テープ用、研磨テープ用バインダー
プラス
チック
材料
・各種記録媒体用バインダー
・マーキングフィルム
特徴
プラス
チック
用
着色剤
1. 分散性が良く、短時間で塗料化が可能です。また、分散体の表面性に応じて官能基の選択ができます。
プラス
チック
用
機能剤
3. 耐摩耗性、接着性および架橋密度のアップが期待できます。
2. 塩酢ビ、ニトロセルロース等各種のバインダーと自由にブレンドして使えます。
構造
ダイフェラミンに付加させる官能基
繊維・
紙用
着色剤
※一般的に分散体の表面が pH 酸性を示すものは 3 級アミン、アルカリ性のものはカルボキシル基が有効です。
印刷
インキ
塗料皮膜概念図
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
代表銘柄
キト
サン
色彩
管理
技術
品名
固形分
溶剤系
分子量
官能基
100%MOD.
破断強度
破断伸度
Tg
MAU-4308HV
35%
M/A
6〜7万
アミン
--(--)
60(60)
10(10)
42℃ (43℃ )
MAU-5022
35%
M/T
6〜7万
カルボキシル基
1.2(8)
17(66)
690(280)
-12℃ (-9℃ )
MAU-9022
30%
M/A
10 万
なし
2.9(7)
66(68)
410(340)
ND(-25℃ )
単位; MPa、%、( )内 硬化剤 10PHR 配合時
M= MEK、T= TOLUENE、A= ANONE
(上記数値は代表値であり、規格値ではありません)
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
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熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)
レザミン P (PH・PS・PM) [RESAMINE P (PH・PS・PM)]
74
当社の独自技術で開発した成形用の熱可塑ポリウレタンエラストマー(TPU)です。
顔料
1. 広範囲の領域をカバーする硬度
2. 加硫工程は不要
3. スクラップの回収・再利用が可能
4. ポリエステルやポリオレフィン、ポリスチレンなどの他樹脂系エラストマーと比較し、耐摩耗性は最良
カラー
ベース
強度 ・ 伸度も最高のレベル
5. 耐寒性、耐油性等バランスのとれた各種特性
6. 多彩な高機能グレ−ド、レザミン CP シリーズでの着色が可能
プラス
チック
材料
用途
成形方法
射出成形
押出成形
用 途
自動車部品
ボールジョイント、ダストカバー、タイヤチェーン、サイドモールド
機械・工業部品
O リング、シール材、各種ギヤー、コネクター
スポーツ用品
スポーツシューズ ( サッカーシューズ等 )、マリンスポーツ用品 ( フィン、ゴーグル )
その他
時計バンド、キャスター、ローラー、婦人靴のヒールトップ
ホース・チューブ
耐圧・塗装・燃料用ホース、チューブ、消防ホースのインナー
ベルト
コンベアーベルト、エアーマット、ターポリン、駆動ベルト、丸ベルト
電線・ケーブル
電線・ケーブル被覆、コンピュータ配線、各種カールコード
その他
各種ロープ、メディカル用途のディスポーザブル品
カレンダー成形
コンベアーベルト、フィルム、フレキシブルコンテナー
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
特徴
印刷
インキ
標準グレード
シリーズ名
レザミン P-1000
レザミン P-7000
タイプ
特徴
汎用グレード
エステル系
低温特性向上
レザミン P-2000
エーテル系
耐加水分解性、耐菌性
レザミン P-4000
カプロラクトン系
射出成型性良好
レザミン P-800
ポリカーボネート系
耐加水分解性、耐菌性、耐熱性
ウレ
タン
樹脂
接着剤
高機能グレード
グレード
シリーズ名
特徴
従来 TPU の 1 ランク上の耐熱特性を追求したグレードです。
・ 高温下でも圧縮歪が少ない。
耐熱性
レザミン PH
・ 高軟化温度。
塗料・
コート
材
・ 耐熱オイル・グリース抵抗性。
・ 高低温度域での物性変化が少ない。
シリコーンと TPU の特徴を持つグレードです。
非粘着性
レザミン PS
キト
サン
・ 低粘着性で離型性が良好。 ・ 高温で弾性率低下が少なく、低温での硬度変化が少ない。 従来 TPU の 2 〜 3 倍の透湿性を有するグレードです。
透湿性
レザミン PM
・ 無孔タイプの素材に適用可能。
・ 水膨潤、非膨潤タイプあり。
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
色彩
管理
技術
75 機能性 TPUコンパウンド・TPU用着色剤
レザミン EC・FG・FR・CP、クロスネート EM [RESAMINE EC・FG・FR・CP、CROSSNATE EM]
顔料
諸特性にバランスのとれた熱可塑ポリウレタンエラストマー(TPU)で、さらに下記の機能を付与した機能性 TPUコンパ
ウンド・TPU用着色剤シリーズがあります。
新規差別化商品の開発設計にご活用ください。
カラー
ベース
用途
成形方法
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
射出成形
押出成形
プラス
チック
用
機能剤
用 途
自動車部品
ボールジョイント、ダストカバー、タイヤチェーン、サイドモールド
機械・工業部品
O リング、シール材、各種ギヤー、コネクター
スポーツ用品
スポーツシューズ ( サッカーシューズ等 )、マリンスポーツ用品 ( フィン、ゴーグル )
その他
時計バンド、キャスター、ローラー、婦人靴のヒールトップ
ホース・チューブ
耐圧・塗装・燃料用ホース、チューブ、消防ホースのインナー
ベルト
コンベアーベルト、エアーマット、ターポリン、駆動ベルト、丸ベルト
電線・ケーブル
電線・ケーブル被覆、コンピュータ配線、各種カールコード
その他
各種ロープ、メディカル用途のディスポーザブル品
カレンダー成形
コンベアーベルト、フィルム、フレキシブルコンテナー
特徴
繊維・
紙用
着色剤
グレード
シリーズ名
特徴
導電性ポリウレタンです。すぐれた機械的特性と加工性を持ちます。
印刷
インキ
導電性
レザミン EC
・ 抵抗率 10 2 〜1010 Ωと幅広い導電領域可能。
・ 帯電防止用は無色透明 ( 透明帯電防止グレード )。
・ 低硬度導電グレードなどあります。
難燃性ポリウレタンです。すぐれた機械的特性と加工性を持ちます。
ウレ
タン
樹脂
難燃性
レザミン FG
・ 高難燃 UL-94V0 対応可能。
・ ハロゲンフリ−型もあります。
耐摩耗性ポリウレタンです。すぐれた機械的特性と加工性とともに、高い耐摩耗性と
低い摩擦係数を持つグレードです。
接着剤
耐摩耗性
レザミン FR
・ 一般 TPU の 4 〜 5 倍の耐摩耗性。
・ 一般 TPU の 1/2 の動摩擦係数。
熱可塑性ポリウレタンの着色に適します。
塗料・
コート
材
TPU 用着色剤
レザミン CP・CPE
・ 各色ご要望に応じて調色します。
・ 顔料の分散性が良好。
熱可塑性ポリウレタンの耐摩耗性、耐熱性、耐薬品性、圧縮永久歪を改良する架橋剤です。
TPU 用架橋剤
クロスネート EM
キト
サン
・ TPU とブレンド成形後、熱処理することで、樹脂中に網目構造生成。
・ 各種特性改良に最適。
・その他に、防カビ・抗菌性グレード(レザミン BG)、電子線架橋グレード(レザミン EB)などがあります。
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
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エーテル系部分バイオマス TPU
レザミン PB シリーズ [RESAMINE PB Series]
76
バイオマス由来のエーテル系原材料(非可食)を使用したカーボンニュートラルな熱可塑性ポリウレタンエラストマー
です。
※1
※2
顔料
バイオマスプラスチックは従来品よりも諸物性が劣るというイメージがありますが、当社の持つ機能性樹脂合成技術
により、従来の熱可塑性ポリウレタンと同等の加工性を保持し、すぐれた耐加水分解性、耐菌性、耐摩耗性を持つバ
ランスのとれた熱可塑性ポリウレタンエラストマーです。
カラー
ベース
※1 バイオマス…………………活用できる生物由来の再生可能な有機資源。
※2 カーボンニュートラル……焼却処分をした場合、原料植物由来成分相当分が発生する二酸化炭素量と、その植物自体を焼却処分した場合の二酸化
炭素量は同じとなり、新たな二酸化炭素は発生しないことを指しています。
プラス
チック
材料
特徴
用途
雑貨、コンベアベルトなど、一般熱可塑性ポリウレタンと同用途
植物由来の原材料を使用したバイオマスプラスチックです。
バイオマスポリウレタンは、溶剤系、水系、パウダー系など全ての
形態の設計が可能となります。
プラス
チック
用
着色剤
物性表
※
PB-2288
PB-2294
PB-2297
PB-2593
60.4
59.2
50.7
45.9
55.7
47.8
硬さ(JIS A)
A85 ± 2
A88 ± 2
A94 ± 2
A97 ± 2
A92 ± 2
A97 ± 2
100%モジュラス(MPa)
5.0 ± 1.0
5.4 ± 1.5
9.0 ± 1.5
11.0 ± 1.0
6.9 ± 1.0
11.0 ± 1.0
引張強さ(MPa)
25.0 以上
30.0 以上
30.0 以上
30.0 以上
30.0 以上
30.0 以上
伸び(%)
500 以上
450 以上
400 以上
350 以上
400 以上
350 以上
引裂強さ(kN/m)
50.0 以上
88.0 以上
98.0 以上
98.0 以上
88.0 以上
108.0 以上
バイオマス比率 ( % )
PB-2597
※
PB-2285
プラス
チック
用
機能剤
※射出成形用グレード
耐加水分解性
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
耐熱性
本製品は、エーテル系 TPU の特徴であるすぐれた耐加水分解性
本製品は、現行のエーテル系 TPU と比較し、同程度の耐熱性が
を示します。
あります。
現行のエーテル系 TPU と比較し、同等以上の耐加水分解性があ
エーテル系 TPU は耐熱性がやや劣りますので、常時熱がかかる用
ります。
途でのご使用の際は確認試験をお勧めします。
ウレ
タン
樹脂
接着剤
120%
引 張 強さ 保 持 率
(
引 張 強さ 保 持 率
( )
部分バイオマスTPU 耐加水分 解 性
120%
100%
100%
80%
%
)
%
60%
40%
塗料・
コート
材
80%
60%
40%
PB-2593
P-2593
20%
0%
部分バイオマスTPU 耐熱性
0
1
2
3
4
5
試験期間
(週)
6
7
8
試験条件:80℃ / 95 %RH
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
0%
キト
サン
PB-2593
P-2593
20%
0
1
2
3
4
5
試験期間
(週)
6
7
8
※試験温度:120℃
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
色彩
管理
技術
77 ポリウレタン微粒子
ダイミックビーズ CM [DAIMIC BEAZ CM]
無黄変型ポリウレタン樹脂の真球状架橋微粒子です。
顔料
当社独自の合成技術により、ポリウレタン樹脂の組成、粒子径等のコントロ-ルが可能な機能性素材です。
用途
カラー
ベース
パウダーファンデーション、ネイル、乳液、リキッドファンデーション、サンスクリーン、
スキンケアローション、アイシャドウ、口紅、制汗剤、マスカラ、クリーム、その他
プラス
チック
材料
特徴
1. 真球状で粒度分布が狭く、粒子径サイズの調整が可能です(数〜数百μm程度)。
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
2. ソフトで弾力性に富んだ分子設計であり、硬さ調整が可能です(JIS A = 50 〜 100 程度)。
3. ウレタン系架橋粒子のため機械強度、ゴム弾性、耐屈曲性、耐寒性、耐摩耗性及び耐油性にすぐれています。
また、無黄変型ポリウレタン骨格のため耐熱・耐光性にすぐれています。
4. 化粧品用途として下記の効果が期待できます。
(1) 柔軟である(ソフトタッチで人間の肌感覚に近い)
(2) 小じわ、毛穴隠し、ローリング性(伸び性、滑り性)
(3) 透明性が高く(屈折率=1.49)、適度なマット感がある(ナチュラルカバー)
繊維・
紙用
着色剤
(4) 皮脂(オレイン酸)の吸収が高い
ダイミックビーズ CM 代表銘柄
印刷
インキ
製品
ダイミックビーズ
UCN-8070CM クリアー
ダイミックビーズ
UCN-8150CM クリアー
測定方法
7
15
レーザー回折
0.96
0.96
粒子形状解析
真比重(g/cm )
1.15
1.15
JIS K7112
かさ比重(g/ml)
0.40
0.48
JIS K6720
99 以上
99 以上
赤外線水分計
250 以上
250 以上
熱機械分析(TMA)
硬度(JIS − A)
74
74
JIS K7215
動摩擦係数(μ)
0.50
0.36
表面摩擦試験機
項目
平均粒子径 ( μm )
円形度
ウレ
タン
樹脂
3
不揮発分(%)
融点(℃)
接着剤
塗料・
コート
材
ダイミックビーズ UCN-8070CM クリアー 電子顕微鏡写真ならびに粒度分布図
キト
サン
色彩
管理
技術
50 μm
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
78
溶剤系産業材用接着剤
セイカボンド U、T、HS [SEIKABOND U, T, HS]
・セイカボンド U タイプは、原料となるポリオール成分によって耐久性、耐熱性、耐可塑剤性などが異なる特徴を出 顔料
すことができます。
・セイカボンド T タイプには、ベースとなるウレタン樹脂が溶液重合型と溶融重合型の二種類があります。
溶融型(T-619B、T-744)は、比較的高分子量であり耐熱性、耐久性を要求される用途に適します。
溶液重合型(T-565、T-728、T-729、T-731)は、比較的低粘度でグラビアコーターによる塗工が可能で、
軟質 PVC の構成に適しています。
・HS-310 は、繊維用の溶剤型ホットメルト接着剤として適しています。
用途
カラー
ベース
プラス
チック
材料
・合成擬革(TPU レザー、PVC レザー)用接着剤、ターポリン用接着剤、TPU ベルト用接着剤
特徴
プラス
チック
用
着色剤
1. 基材として、軟質 PVC や TPU フィルムとの接着性にすぐれています。
2. ノントルエンタイプをご用意しています。
3. Uタイプは比較的高粘度のため、ロールコーター、ナイフコーター等で多量に塗工する用途および繊維などの非平滑な基材の構成等に適し
ています。
4. 主剤のみで皮膜を形成するものもありますが、硬化剤を併用することにより、さらに耐熱性や耐久性の向上を図ることができます。
5. 主剤自体が無黄変のものもありますが、その他のものでも硬化剤の選定によっては難黄変タイプとして使用することが可能です。
セイカボンド U、T、HS 代表銘柄
不揮発分
(%)
粘度
(dPa・s/25℃ )
溶剤組成
使用硬化剤
( 代表 )
配合比
( 重量比 )
U − 507
45
1000 〜 2000
TOL,MEK
UD − C
100 : 6
PVC/ 織布用、高結晶性エステルウレタン
U − 507EA
45
1000 〜 1500
EA
UD − C
100 : 6
U-507 のノントルエンタイプ
U − 519
45
1000 〜 2000
TOL,MEK
UD−C
100: 6
PVC/ 織布用、中結晶性エステルウレタン
U − 527NT
28
20 〜 60
EA,MEK,MIBK
UD−C
100 :4
PVC/ 織布用、高結晶性エステルウレタン
U − 524
60
600 〜 1000
TOL
UD−C
100 :12
粘着調整用、低結晶性エステルウレタン
U − 576
60
1000 〜 2000
TOL,MEK
UD−C
100 :12
U-507 の耐久性グレード
U − 586
60
1000 〜 1500
TOL,MEK
UD−C
100 :12
U-507 の耐久性グレード
U − 845
45
800 〜 1500
TOL,EA
C−75N
100 : 6
U-507 の難黄変グレード
T − 565
20
10 〜 15
Ace,EA
UD−C
100 : 3
U-507 の速乾性グレード
T − 619B
22
60 〜 200
THF,DMF,Ace
UD−C
100 : 5
搬送ベルト用、耐久性ウレタン
T − 744
25
60 〜 120
THF,DMF,Ace
UD−C
100 : 5
搬送ベルト用、エステルウレタン
T − 728
30
25 〜 35
TOL,MEK
C−18
100 :10
PVC/PEF 用標準型
T − 729
30
30 〜 60
EA
C−18
100 :10
T-728 のノントルエンタイプ
T − 731
37
70 〜 100
TOL,MEK
C−18
100 :12
T-728 の高固形分、高粘度タイプ
HS − 310
35
400 〜 800
MEK,DMF
−
−
製品名
用途及び特徴
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
主 剤
C − 18
100
1〜3
なし
耐熱性、室温硬化良好タイプ
C − 26
40
0.01 〜 0.30
EA
標準タイプ希釈品
C − 75N
75
1.0 〜 6.0
EA
無黄変タイプ
C − 76
75
10 〜 20
EA
標準タイプ
C − 83
100
15 〜 30
なし
無黄変タイプ
UD − C
75
10 〜 20
EA
標準タイプ
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
溶剤型ホットメルト接着剤
硬化剤
お問い合わせ先/
印刷
インキ
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
キト
サン
色彩
管理
技術
79 溶剤系産業材用接着剤
セイカボンド E、A-601E [SEIKABOND E, A-601E]
顔料
・セイカボンド E タイプは、エステル樹脂溶液系接着剤で、硬化剤の選択によって難黄変型、無黄変型とすることがで
きます。
・セイカボンド A-601E は、エステルウレタン樹脂溶液系接着剤で、硬化剤の選択によって難黄変型、無黄変型とする
ことができます。
カラー
ベース
・各種フィルムとの接着剤として適用性があり、特に E タイプは PET 基材に、A-601E タイプは金属箔を含む広い適
用性があります。
・基本的に E 及び A-601E タイプは、硬化剤と混合する二液型で使用します。
プラス
チック
材料
用途
・各種プラスチックフィルム、シート用接着剤
・各種金属箔用接着剤
プラス
チック
用
着色剤
特徴
1. 基材として、軟質 PVC や TPU フィルムとの接着性にすぐれています。
プラス
チック
用
機能剤
2. 溶剤は酢酸エチルが主体の製品が多く、トルエン、キシレンフリーで使用できます。
繊維・
紙用
着色剤
4. 主剤だけで皮膜を形成するものもありますが、硬化剤を併用することにより更に耐熱性や耐久性の向上を図ることができます。
3.E および A-601E タイプはプラスチックフィルムへの濡れ性にすぐれており、グラビアコーターにて薄膜塗工が可能です。
セイカボンド E、A-601E 代表銘柄
印刷
インキ
不揮発分
(%)
粘度
(dPa・s/25℃ )
溶剤組成
使用硬化剤
( 代表 )
配合比
( 重量比 )
E − 256 − 40
40
10 〜 20
TOL, MEK
C − 76
100 :3.2
PET 密着性、高 Tg
E − 295
60
35 〜 50
EA,TOL
C − 26
100 : 20
PET フィルム用
E − 295NT
60
35 〜 50
EA
C − 75N
100 :10
E- 295 のノントルエンタイプ
E − 328
50
10 〜 50
TOL,MEK
C − 76
100 : 4
PET 密着性、高 Tg
A − 601E
60
14 〜 30
EA
C − 84
18 : 3
C − 26
40
0.01 〜 0.30
EA
標準タイプ希釈品
C − 75N
75
1.0 〜 6.0
EA
無黄変タイプ
C − 76
75
10 〜 20
EA
標準タイプ
C − 84
60
0.2 〜 1
EA
無黄変タイプ
製品名
用途及び特徴
主 剤
ウレ
タン
樹脂
接着剤
各種フィルム、金属箔用
硬化剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
80
溶剤系軟包材用接着剤
セイカボンド A、E [SEIKABOND A, E]
・セイカボンド A タイプには、ドライフーズから低温ボイル用途、アルコール溶剤系でスチレンフィルム用、さらには高
顔料
温ボイルからアルミレトルト用途の 3 タイプがあります。
・セイカボンド E タイプは、エステル樹脂溶液系接着剤で、硬化剤の選択によって難黄変型、無黄変型とすることがで
きます。
・セイカボンド A - 601E は、エステルウレタン樹脂溶液系接着剤で、硬化剤の選択によって難黄変型、無黄変型とす
ることができます。
カラー
ベース
用途
プラス
チック
材料
・各種プラスチックフィルム製食品包材用接着剤
・その他の各種プラスチックフィルム製軟包材用接着剤
特徴
プラス
チック
用
着色剤
1. 基材として各種プラスチックフィルムとの接着性にすぐれています。
品番によってはアルミ箔や透明蒸着フィルムにも適性があります。 2. A および E タイプはプラスチックフィルムへの濡れ性にすぐれており、グラビアコーターにて薄膜塗工が可能です。
プラス
チック
用
機能剤
3. 硬化剤はイソシアネート系であることから、希釈溶剤や雰囲気による吸湿をできるだけ避けてください。
4. E タイプは無黄変型の硬化剤を使用することにより、難黄変や無黄変のタイプとなります。
繊維・
紙用
着色剤
セイカボンド A、E 代表銘柄
製品名
不揮発分
(%)
粘度
(mPa・s/25℃ )
溶剤組成
使用硬化剤
( 代表 )
配合比
( 重量比 )
70
4000 〜 7000
EA
C−88
18 :18
汎用、速硬化型
用途及び特徴
印刷
インキ
主 剤
A − 154 − 2
A − 159
60
500 〜 1000
EA
C− 89(F)
18 :18
透明蒸着フィルム適性
A − 189
75
3000 〜 5000
EA
C−118
18 :18
透明蒸着適性、高固形分塗工用
A − 348
50
1000 〜 2200
IPA、EA
C− 93
15 :1.1
アルコール希釈型
E − 263
63
2500 〜 4000
EA
C− 26
15 : 3
E − 276
75
3000 〜 6000
EA
C− 76
18 : 2.4
C− 76
17 : 2
各種フィルム、金属箔用
C− 84
17 : 3
E-372/C-76 の無黄変タイプ
C− 76
18 : 2
各種フィルム、金属箔用
C− 83
18 :1
A-601/C-76 の無黄変タイプ
E − 372
A − 601E 65
60
3500 〜 6500
EA
1400 〜 3000
EA
ボイル、透明レトルト適性
ボイル適性、高固形分塗工用
硬化剤 C − 88
80
1000 〜 4000
C − 89(F)
80
C − 93
93
EA
A-154-2 専用硬化剤
1000 〜 4000
EA
A-159 専用硬化剤
500 〜 1000
EA、アセトン、EtOH
A-348 専用硬化剤
C −118
75
600 〜 2000
EA
A-189 専用硬化剤
C − 26
40
1 〜 30
EA
標準タイプ希釈品
C − 76
75
1000 〜 2000
EA
標準タイプ
C − 83
100
1500 〜 3000
なし
無黄変タイプ
C − 84
60
10 〜 150
EA
無黄変タイプ
※原則としてこれらの接着剤は全て、硬化剤と混合する二液型で使用されます。
※基本的にこれらの二液タイプ接着剤は食品衛生法に適合します。
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
ウレ
タン
樹脂
※ EA =酢酸エチル、EtOH =エタノール
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
81 無溶剤・水系接着剤
ノンソルボンド [NONSOLBOND]
顔料
X シリーズ(樹脂 100% タイプ)
WA シリーズ(水性分散タイプ)
自己乳化型ポリウレタンディスパージョン(PUD)で
・WA シリーズは、基本的には二液反応硬化型です(用
ラミネート加工用に開発された液状二液反応硬化型
接着剤です。
・乾燥工程を必要としない接着剤です。
・室温では高粘度(または固形)のため、使用時には
加温するための温度調節式の塗工ロールを備えた
専用ラミネート設備(ノンソルラミネーター)と指
定の配合比で混合する供給機が必要となります。
・基本的に、これらの二液(又は三液)タイプ接着剤
は食品衛生法に適合します。
ノンソルボンド WA の特徴
ノンソルボンド X の特徴
あるため、分散のための界面活性剤などを必要とせ
ず、耐熱性、耐熱水性にすぐれています。 カラー
ベース
・PUDとしての安定性が高く、汎用タイプの# 300
台と、耐熱性や皮膜強度にすぐれる# 500 台、更
には製造工程で有機溶剤を一切使用しない# 400
台があります。
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
途により三液仕様もあります)。
1. アルミ箔等を除く一般のプラスチックフィルムや発泡体の接着へ
1. 各種プラスチックフィルムとの接着性にすぐれています。品番に
適用されます。 よってはアルミ箔や透明蒸着フィルムにも適性があります。
(XE
2. WA シリーズ用の硬化剤は、イソシアネートタイプと非イソシア
/XC シリーズ) ネートタイプがあります。
2. プラスチックフィルムへの濡れ性にすぐれており、ロールコーター
にて薄膜塗工が可能です。
注:WA シリーズ、X シリーズとも、ラミネート設備との適合性がポイントです。
装置に適合する製品化が必要な場合はご相談ください。
用途
・各種プラスチックフィルム製食品包材用接着剤
・その他の各種プラスチックフィルム製軟包材用接着剤
ノンソルボンド WA 代表銘柄
製品名
不揮発分
(%)
粘度
(mPa・s/25℃ )
使用硬化剤
( 代表例 )
配合比
( 重量比 )
45
1000 〜 10000
C − 95
100:5
C − 96
36:1
用途及び特徴
主 剤
ウレ
タン
樹脂
接着剤
WA − 374
粘接着剤、バインダー
軟包材・ドライフーズ用、二液仕様
WA − 377
40
10 〜 2000
C− 24
C− 96
36 :1:1
軟包材・ボイル用、三液仕様
WA − 515LV
39
10 〜 2000
C− 24
100 : 5
産業資材用、耐湿熱性
WA − 568
40
100 〜 5000
C− 24
100 :5
産業資材用、高結晶性タイプ
WA − 470
50
100 〜 6000
C− 24
100 : 5.5
ノン VOC 仕様、軟質型
WA − 472
45
100 〜 10000
C− 24
100 : 5
ノン VOC 仕様、硬質型
C − 24
100
2000 〜 3000
イソシアネートタイプ
C − 95
100
150 〜 350
イソシアネートタイプ
C − 96
100
400 〜 1000
硬化剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
非イソシアネートタイプ
ノンソルボンド X 代表銘柄
主剤 (NCO)
粘度
(mPa・s)
硬化剤 (OH)
粘度
(mPa・s)
XC − 231
500 〜 900 (80℃)
XA − 126
350 〜 500(70℃ )
XC − 234
300 〜 600( 80℃)
XA − 124
550 〜 1100(80℃ )
XC − 235
700 〜 1400(80℃ )
XA − 129
100 〜 300(40℃ )
XE − 261
4000 〜 6000(80℃ )
XC − 151
1800 〜 3600(25℃ )
用途及び特徴
軟包材、汎用、高シール強度
軟包材、高速加工性
軟包材、粘着性、柔軟性
軟包材、無黄変、ボイルレトルト用
標準配合比(重量比) 主剤:硬化剤= 10:4
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
82
熱圧着型接着剤/溶融ラミネート用接着促進剤
セイカダイン [SEIKADYNE]
セイカダインには熱圧着型接着剤(パートコート剤)
と、ポリエチレン溶融押出しラミネート用接着促進剤(アンカーコー
顔料
ト剤)があります。
特徴
カラー
ベース
[熱圧着型接着剤]
1. グラビア印刷機で塗工できます。
(1) グラビア印刷時に接着剤の塗工ができます。
(2) パターンコートが可能です。全面塗工に比べてコストメリットがあり、残留溶剤が少なくなります。
プラス
チック
材料
2. 多くのフィルムに直接塗工できます。
3. イージーオープン性です。
[収縮フィルム回転防止用パートコート剤]
1. シュリンクフィルム(例えば、PVC や PET)に裏印刷します。
プラス
チック
用
着色剤
2. シュリンクの際のラベルの回転防止を目的としています。
[ポリエチレン溶融押出しラミネート用アンカーコート剤]
1. 多くの基材に使用できます。
プラス
チック
用
機能剤
(PT、OPP、PET、ONY、PVDC コートフィルム、MST、アルミ箔、透明蒸着フィルム)
2. 低粘度で混合が容易です。
3. 印刷面の強度が安定しています。
繊維・
紙用
着色剤
セイカダイン代表銘柄
熱圧着型接着剤 品 名
用 途
樹 脂
セイカダイン 1001B シリーズ
OPP / OPP 用熱圧着型接着剤
EVA /塩素化 PP 系
セイカダイン OPS
OPP /発泡スチレン用熱圧着型接着剤
アクリル系
セイカダイン T シリーズ
ポリエステル/ポリエステル、PVC / PVC 用熱圧着型接着剤
ポリエステル系
セイカダイン 1900W(水性)
OPP / OPP、OPP /発泡スチレン用熱圧着型接着剤
EVA /塩素化 PP 系
収縮フィルム回転防止用パートコート剤
シュリンクラベル用回転防止用パートコート剤
印刷フィルム
品 名
固形分
EVA /塩素化 PP 系
24.0%
PP
セイカダイン S シール剤
EVA 系
30.0%
PP・PE
セイカダイン PE 用 PC 剤(NT)
EVA 系
36.0%
セイカダイン S シール剤(NT)
EVA 系
30.0%
セイカダイン 1001 B − 42
PVC・PET
PS・PVC・PET
ポリエチレン溶融押出しラミネート用アンカーコート剤 1. 溶剤系
タイプ
ボトル
樹脂系
用 途・特 徴
NCO 成分
OH 成分
添加剤
2液
セイカダイン 2710 A
セイカダイン 2710C
—
フィルム・アルミ箔兼用 広汎用 ノントルエン系
2液
セイカダイン 2710 A
セイカダイン2810C(T) —
フィルム・アルミ箔兼用 広汎用・速硬化
ノントルエン単一溶剤系(酢酸エチル)
3液
セイカダイン 2730 A
セイカダイン 2730 B
ポリエチレン溶融押出しラミネート用アンカーコート剤 2. 水系
タイプ
品 名
成 分
DEW − I
添加剤
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
フィルム・アルミ箔兼用 カット性 優
ノントルエン系
用 途・特 徴
1液
セイカダイン 4100
ポリエチレンイミン系
フィルム用 非危険物 エージング不要
1液
セイカダイン 4300(A)
ポリブタジエン系
フィルム用 イミン系よりも耐湿性良好 エージング不要
お問い合わせ先/
ウレ
タン
樹脂
PP・PE
品 名
印刷
インキ
グラビアインキ事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0688 FAX:03(3664)4077
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9085 FAX:06(6455)9484
中部支社 TEL:0568(89)0911 FAX:0568(89)0914
色彩
管理
技術
83 紫外線・電子線硬化型コート材
セイカビーム [SEIKABEAM]
顔料
セイカビームは、高性能・高生産性を特徴とする放射線硬化技術を利用し、基材の表面改質や保護を目的に開発された
紫外線・電子線硬化型コーティング材・インキで、様々な基材への応用が可能です。
紫外線・電子線の照射により常温で瞬時に硬化し、その塗膜により耐擦傷性・耐汚染性・耐薬品性などのすぐれた物性
が得られると同時に、電気特性・光学特性などの機能も付与することもできます。
カラー
ベース
用途
各種プラスチック(成形品・板・フィルム)、金属・金属蒸着・メッキ、紙などの表面改質
プラス
チック
材料
特徴
1. 基材への塗工が容易にでき、紫外線・電子線を照射するだけで瞬時に硬化し、高速加工が可能です。
2.3 次元架橋による硬化皮膜より、基材の持つ弱点を改質します。
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
3. 常温硬化反応のため、熱に弱いプラスチック・紙などにも機能の高い皮膜が形成できます。
4. 電子線硬化型では、着色エナメル硬化・厚膜硬化・不透明基材接着・超高速硬化などの対応も可能です。
5. 塗工方法は、スプレー、ディッピング、ロール、グラビア、スピンナー、カーテンフロー、シルクスクリーンなどに対応できます。
各シリーズの塗工方法と応用用途
シリーズ名
塗工方法
応用用途
PHC / MPL シリーズ
スプレー法
プラスチックおよび金属製品(携帯電話、化粧品容器、家電製品、OA 機器等)
DP シリーズ
ディッピング法
光学製品(レンズ、メーターパネル、風防、ガラス代替樹脂等)
P シリーズ
グラビア印刷
塩ビ製品(床材、軟質および半硬質塩ビフィルム部材、硬質塩ビ部材等)
EXF シリーズ
グラビア印刷
PET フィルム製品(遮光および飛散防止、タッチパネル、FPD 等)
VDAL シリーズ
スピンナー法
光ディスク製品(CD およびメモリーディスクの反射膜の保護)
SCR シリーズ
シルクスクリーン法
光ディスク製品(レーベル印刷)
K シリーズ
グラビア印刷
紙製品(パッケージ、雑誌および書籍、ラベルおよびシール等)
EB シリーズ
各種塗工方法に対応
各種基材、用途に対応が可能
セイカビームの応用用途例
塗料・
コート
材
合成木材の表面処理
キト
サン
色彩
管理
技術
光ディスク反射膜の保護
化粧品ケースの表面塗装
お問い合わせ先/
コート材事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3662)4179 FAX:03(3669)3960
西日本支社 TEL:06(6455)9060 FAX:06(6455)9539
84
意匠性・機能性コート材
ダイプラコート [DAIPLACOAT]
ダイプラコートは、プラスチックをはじめ、金属・紙などの幅広い用途に応じて、弊社独自の技術による意匠性・触感性、
顔料
機能性を付与することのできるコーティング材です。
目的別に、
「意匠性コート材」、
「機能性コート材」があります。
また、熱膨張性マイクロスフェアや樹脂ビーズなど機能性添加剤も取り揃えています。
カラー
ベース
用途
各種プラスチック(成型品、シート)、金属、紙等の意匠付与及び表面改質。
特徴
プラス
チック
材料
1. スプレー、ロールコートなど様々な塗工方法に対応できます。
2. 触感をはじめとする意匠性の付与に対応できます。
3. 機能性付与では導電性、潤滑性に長年の技術蓄積があります。
プラス
チック
用
着色剤
4. 低 VOC 対応での水性の製品も取り揃えています。
意匠・触感用の代表的製品
ダイプラコート・シリーズ名
塗工方法
特 徴
プラス
チック
用
機能剤
スェード、SP、SFX
スプレー
耐久性にすぐれたスェード触感コーティング材です。
ソフト SO
スプレー
2 液タイプでゴム触感を付与します。
SCW
ロールコート
ウレタンビーズのソフト触感を持つ紙、プラスチック用水性スェードです。
WUS、WA
スプレー
プラスチック成形物用で意匠付与のすぐれた耐久性を持つ水性コーティング材です。
繊維・
紙用
着色剤
特 徴
印刷
インキ
機能性付与の代表的製品
ダイプラコート・シリーズ名
塗工方法
E
各種
主にカーボンを配合・分散して、帯電防止や導電性を付与します。
R
各種
主に PTFE を配合・分散して、潤滑性付を付与します。
WF
ロールコート
低 VOC の汚染防止用水性保護コーティング材です。
ウレ
タン
樹脂
塗料添加用ウレタンビーズ
シリーズ名
RHU
特 徴
平均粒径 6 〜 9 μmと 12 〜 17 μmの透明 2 タイプで柔らかいスェード感が付与できます。
接着剤
ダイプラコートの塗工例
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
コート材事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3662)4179 FAX:03(3669)3960
西日本支社 TEL:06(6455)9060 FAX:06(6455)9539
85 透湿・撥水性コンクリート用塗料
ダイステンダー [DAISTAINDER]
顔料
ダイステンダーは、打ち放しコンクリート建築等のもつ素材感を十二分に活かしながら、素材を保護するために開発さ
れた透湿・撥水性クリアー塗料です。
■ホルムアルデヒド放散等級区分 : F☆☆☆☆
【ダイステンダー 2000】 水性アクリルシリコン樹脂系、汎用タイプ
カラー
ベース
【ダイステンダー 3000】 水性フッ素樹脂系、超耐候性タイプ
【ダイステンダー 3000R】水性フッ素樹脂トップコート仕上げ
特徴
プラス
チック
材料
カラーシステム
1.す穴、セパ穴の濡れ色防止
浸透性の助剤 100R を添加して塗布することにより、密着性を
保持したまま雨天時の濡れ色を防止します。
※水濡れ試験
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
[100R 未添加 ] [100R 添加 ]
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
2. 長期間持続する撥水性
塗膜自体が撥水性の効果を持つので、塗膜がある限り撥水性が
持続します。
カラーシステムの特長
・クリアー塗料 1 缶に対して専用の調色用カラー 1 袋を添加するだ
3. 抜群の耐久性
耐候性のすぐれた樹脂と、変褪色のない顔料を使用しています。
けで、各色対応が可能です。
・既存着色配合塗料とは異なり、必要な分だけカラーを添加する
4. すぐれた透湿性
ウレ
タン
樹脂
*ダイステンダーはクリアー塗料のため、下地の色によって塗料が同色でも
見え方が変わります。
*ダイステンダーは濃中淡と 3 段階の色彩を用意し、下地の色に対応した色
選定(MAP 方式)が可能となっています。
クリアー塗料としてはすぐれた透湿性がありますので、塗膜のフ
だけでよいので、塗料の余剰がほとんど発生しません。省資源、
省スペース化及びコストの削減が可能となります。
クレを防ぐことができます。
耐候性比較(SUV テスター)
・景観法に準ずる各種色彩ガイドラインに配慮した色彩ラインアッ
プにより、美しい街並みの創造に寄与します。
接着剤
・攪拌機等の最低限の設備で、オリジナルブランドによる塗料販売
が可能となります。
施工例
塗料・
コート
材
キト
サン
※サンシャインウェザオメーターの約 10 倍の紫外線強度照射試験
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
株式会社タウンアート 本社
TEL:092(471)4770 FAX:092(471)4780
東京営業所 TEL:048(992)8330 FAX:048(992)8331
道路・床用常乾型水性無機質系塗料
ダイスコート 800P [DAISCOAT 800P]
86
ダイスコート 800P は、コンクリート、アスファルト床面用カラー舗装材として、国内ではじめて開発に成功した変性高
顔料
分子シリカ系の水性無機質系塗料です。
すぐれた耐久性、耐摩耗性、防滑性をもち、透湿性が高いためアスコン塗装時にもフクレの問題を起こしません。
水性一液タイプですので、扱いやすく設計されています。
特徴
カラーシステム
1.30 年以上の実績で耐候性、耐摩耗性が実証されています。
カラー
ベース
色彩の総合メーカーならではの当社の正確な配合技術を応用し、
ベース塗料 7 色から数多くの色を生み出すようシステム化していま
2. 通気性、透湿性、耐久性等、すぐれた塗膜機能があります。
す。
3. ノンスリップ性が高く、雨天時でも効果を発揮します。
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
用途
・河川敷や遊水地等、透湿性が特に要求される箇所
・プールサイド等ノンスリップ性が要求される箇所
・歩道や広場等の景観に調和したカラー舗装
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
カラーシステムの特長
・ベース塗料を在庫しておけば、数多くの色に対応することができ
ます。
工法
[A −1]
アスコン向け防塵仕様、3 回塗り
[A− 3] アスコン向け超耐久仕様、4 回塗り
特殊骨材を使用し、ローラースケート等に最適
[C − 5]
コンクリート向け耐摩耗仕様、3 回塗り
強固なコンクリート密着性能
お問い合わせ先/
塗料・
コート
材
・攪拌機等の最低限の設備で、オリジナルブランドによる塗料販売
が可能となります。
・余剰な特注色を製造する必要がなく、省資源、省在庫による省ス
ペース化及びコストの削減が可能となります。
株式会社タウンアート 本社
TEL:092(471)4770 FAX:092(471)4780
東京営業所 TEL:048(992)8330 FAX:048(992)8331
キト
サン
色彩
管理
技術
87 道路・床用常乾型水性アクリル塗料
ローンコート [LAWNCOAT]・サンディーフェース [SANDY FACE]
顔料
カラー
ベース
プラス
チック
材料
ローンコート
自然石調・サンディーフェース多彩
無機・有機の超耐候性顔料を主体に、アクリル樹脂
従来の塗膜とは全く異質の自然石調仕上げのカラー
の特性をプラスし、配合物質を一つ一つ厳選して設計
舗装材で、自然に調和した快適な環境デザインを可
したスーペリア・アクリルエマルジョン塗料です。 能にします。
アクリル塗料の常識を超えた美粧性、機 能性および
耐久性を兼ね備えた塗料です。
■ホルムアルデヒド放散等級区分 : F☆☆☆☆
ローンコートの特徴
サンディーフェースの特徴
1.30 年以上の実績で耐候性、耐摩耗性等が実証されています。
1. 仕上がりに高級感が得られ、施工費は安価です。
2.通気性、透湿性、衝撃吸収性等、すぐれた塗膜性能を有してい
2. 歩道などの曲面や縁石等の立ち上がり面もきれいに仕上がりま
ます。
プラス
チック
用
着色剤
す。
3.ハードタイプが 3 種類とソフトタイプの 4 種類の仕様がありま
す。
3. シームレス塗装が可能なため、歩行性も良好です。
4. 細かい粗面の仕上がりなので雨天でも滑りにくい塗膜です。
5. 硬質のセラミック着色骨材を使用しているので、耐摩耗性は抜
群です。
6. 塗料タイプなので傷の補修を簡単に行うことができます。
プラス
チック
用
機能剤
7. 耐候性にすぐれています。
ローンコートの用途
サンディーフェースの用途 ・コンクリートおよびアスコン床面のカラー舗装
繊維・
紙用
着色剤
・公園の遊歩道、通学路、商店街歩道、プールサイド、
・テニスコート等の全天候型カラー舗装
ジョギングコース、フェリーターミナル等
・歩道や広場等の景観に調和したカラー舗装
・コンクリートブロック、セメント成型物への塗装
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
サンディーフェース
拡大図
接着剤
塗料・
コート
材
ローンコートの種類
サンディーフェースの塗膜性能
[ ローンコート H]
項目
・全天候型ハードタイプ仕様用
キト
サン
[ ローンコート S]
・全天候型ソフトタイプ仕様用
110 mg
耐酸性
JIS K5600
(2%硫酸48Hr 浸漬)
異常なし
耐アルカリ性
JIS K5600
(飽和消石灰水1ヶ月浸漬)
異常なし
温冷繰返し
JIS A6909 10 サイクル
異常なし
促進耐候性
サンシャインウェザオメーター
2000Hr
異常なし
・衝撃吸収性大、反撥弾性小のため疲れにくい舗装材
色彩
管理
技術
結果
耐摩耗性
・強靭な塗膜
・超耐久性
試験方法
JIS K5665
(CS -17、9.8 N 1000 回転)
UV テスター 200Hr
お問い合わせ先/
株式会社タウンアート 本社
TEL:092(471)4770 FAX:092(471)4780
東京営業所 TEL:048(992)8330 FAX:048(992)8331
88
シリコーン・フッ素共重合樹脂
ダイアロマー SP、FF [DAIALLOMER SP, FF]
各種ポリマーとシリコーン・フッ素を共重合したものです。
顔料
汎用溶剤で構成された溶液を、塗布・乾燥・硬化することで、シリコーン・フッ素の表面性質を強調した塗膜を得るこ
とが可能になります。
さらに、ベースポリマーに由来する機械的強度の向上が期待でき、共重合のためブリードの心配も少なくなります。
カラー
ベース
用途
・機能性フィルム用コーティング剤
プラス
チック
材料
・汚染防止付与コーティング剤
・感熱記録用コーティング剤
プラス
チック
用
着色剤
・表面特性付与コーティング剤
・剥離剤 ・撥水剤
プラス
チック
用
機能剤
特徴
・非粘着性 ・低摩擦係数 ・耐薬品性 ・防汚染性
・電気絶縁性 ・撥水性 ・耐熱・耐寒性 ・撥油性
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
構造
ウレ
タン
樹脂
ダイアロマーは下記のような 3 種類の構造を持っています。
ブロック型
グラフト型
ブロック・グラフト型
接着剤
:ベースポリマー成分
塗料・
コート
材
:シリコーンまたはフッ素成分
キト
サン
製品
ダイアロマー SP はシリコーン共重合体、ダイアロマー FF はフッ素共重合体です。
ダイアロマーは、シリコーン・フッ素の含有量および共重合させる樹脂を自由に選択することができます。
目的・用途に応じた樹脂設計が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
色彩
管理
技術
89 シリコーン・フッ素共重合樹脂
ダイアロマー SPW [DAIALLOMER SPW]
顔料
シリコーン樹脂は、化学的に極めて安定な構造であり、現存のポリマー中で最もすぐれたグループに属しています。
反面、シリコーン樹脂は機械的強度が弱く、耐摩耗性にも劣り、塗布後に反応させる場合には多くのエネルギーを必要
とします。
ダイアロマー SPW は、水系タイプの製品で、ベースポリマーに由来し、機械的強度がすぐれており、また共重合のため
カラー
ベース
シリコーン成分のブリードの心配も少なくなります。
用途
プラス
チック
材料
・機能性フィルム用コーティング剤
・塗料(ウェザーストリップ、ワイパー、その他)
・感熱紙用コーティング剤
プラス
チック
用
着色剤
・表面特性付与コーティング剤
・剥離剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
・撥水剤
特徴
・非粘着性
・電気絶縁性
・低摩擦係数
・耐薬品性
・耐熱、耐寒性
・防汚染性
・撥水性
印刷
インキ
構造
ダイアロマー SPW は下記のような 3 種類の構造を持っています。
ウレ
タン
樹脂
ブロック型
グラフト型
ブロック・グラフト型
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
:ベースポリマー成分
:シリコーンまたはフッ素成分
ダイアロマー SPW 代表銘柄
製品名
不揮発分(%)
粘度(mPa・s)
pH
イオン性
備考
SPW − 8023
20
20 以下
7〜9
アニオン
標準品
SPW − 8025
20
20 以下
7〜9
アニオン
ハードタイプ
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
90
インクジェット受像用コーティング剤
ダイアロマー IJ [DAIALLOMER IJ]
インクジェット受像用に開発されたコーティング剤です。特殊共重合樹脂でインク吸収性にすぐれた親水性があるとと
顔料
もに、印字画像や皮膜は高い耐水性を示します。
また、PET、紙、合成擬革および不織布など各種基材に対する接着性が良好で、プライマー等の前処理の必要がなく
直接基材にコーティングすることができます。
カラー
ベース
用途
・インクジェット受像用コーティング剤 ・昇華転写受像用コーティング剤
・防曇付与コーティング剤
・合成擬革用コーティング剤
・帯電防止コーティング剤
・親水性付与コーティング剤
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
特徴
1. 透明性
: 塗布乾燥するだけで透過率やヘイズの損失がない無色透明な皮膜が得られます。
2. 柔軟性
: 塗布による基材のカーリングや布等に処理しても風合いを損ないません。
3. 解像度
: インク滴の真円性が高く、滲みが少量です。
4. 発色性
: ウレタン結合および染料定着基の作用によりインクの定着と高い発色性を有します。
5. 画像の耐水性
プラス
チック
用
機能剤
: シリコーンの環境応答性によりインクのような少量の水滴は吸収しますが、大量の水に対しては耐水性を発揮します。
和紙を基材に印刷した時の滲み
<膨潤型と空隙型メディアのインク吸収機構> 繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
インク
受像層
受像層
基材
基材
ウレ
タン
樹脂
和紙(コーティングなし)
ダイアロマー IJ を塗布した和紙
接着剤
膨潤型メディア
塗料・
コート
材
空隙型メディア
膨潤型メディア:インク受像層の親水性バインダーがインク溶媒に膨潤してインクを保持する。
空隙型メディア:インク受像層が多孔質であり、インクはこの多孔質層を通して吸収される。
キト
サン
ダイアロマー IJ 代表銘柄
グロスタイプ
マットタイプ
製品名
不揮発分
粘度(dPa・s)
溶剤系
備考
IJ− 2101
25%
50 〜 150
IPA/TOL
標準品、膨潤型
IJ− 2105
8%
30 〜 100
IPA/TOL/ 水
耐ブロッキング性改良、膨潤型
IJ− 2210
15%
200 〜 700
IPA/TOL/ 水
耐ブロッキング性改良、膨潤型
IJ− 104
25%
20 〜 100
IPA/TOL
マット調、空隙型
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
色彩
管理
技術
91 帯電防止コーティング剤
ダイアロマー AS [DAIALLOMER AS]
顔料
透明かつ湿度依存性の少ない帯電防止機能を付与した特殊共重合樹脂を主成分としたコーティング剤です。
特殊機能性共重合体にイオン導電機構を複合化した設計で、さまざまな応用展開が可能です。
また、各種 PET フィルム、シート、紙、トレイ及び合成擬革など各種基材に対する接着性が良好で、プライマー等の
前処理の必要がなく、直接基材にコーティングすることができます。
カラー
ベース
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
用途
・帯電防止コーティング剤
・剥離フィルム
・電子部材、電子機器
・LCD 用保護フィルム
・フィルム、成型品、プラスチック
・ディスプレイ部材
・IC キャリアテープ
・汚染防止コーティング剤
・各種包装材料
特徴
1. 透明性
:塗布乾燥するだけで透過率やヘイズの損失がない透明な帯電防止皮膜が得られます。
2. 帯電防止性 :帯電防止性能は、湿度変化や経時変化に対して良好です。
3. 密着性
:種々の基材に対しての密着性にすぐれています。
4. 表面特性
:筆記性、耐溶剤性、磨耗性、滑り性、剥離性等の調整が可能です。
5. 塗工適性
:2 液仕様(速硬化システム)であり、薄膜でも帯電防止機能が発現できます。
6. 応用展開
:機能性塗料、インキ、コーティング剤への展開に有効です。
導電機構の体系
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
タイプ
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
導電機構
備考
AS シリーズ
イオン伝導
イオン導電剤を複合化したポリマー
湿度依存性が少なく安定した表面抵抗値
界面活性剤
イオン伝導
ブリードして導電層を形成(水の介在が必要)
導電ポリマー
電子伝導
導電フィラー
電子伝導
導電性のネットワークで静電気を除去させる
代表銘柄
製品名
表面抵抗率(Ω/□)
不揮発分(%)
粘度(mPa・s)
溶剤系
ダイアロマー AS-3101SP
4.0E+09
20
1〜 200
MEK/ アノン
標準品
ダイアロマー AS-3102SP
8.0E+08
20
1〜 200
MEK/ アノン
干渉模様が少ない
クロスネート XC-R
−
100
−
備考
架橋剤
測定条件:塗布量 0.5 μm・Dry、温度 23℃、相対湿度 60%
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
電気絶縁ワニス
ブリジノール、レジノール [BRIDGENOL]、[REDGENOL]
92
モータやトランスなど、電気エネルギーと機械エネルギーを相互変換するために、家電・重電製品から自動車まであら
顔料
ゆる機器の主要な材料としてエナメル線が使用されています。エナメル線や電気・電子機器に使用される絶縁材料には
高い信頼性が要求されます。耐熱性にすぐれたエステルイミド樹脂の当社の合成技術で、 様々なニーズにお応えしてい
ます。
銅線に塗布・焼付するエナメル線用ワニス(ブリジノール)と、電気機器用含浸・仕上げワニス・注型樹脂(レジノール)
があります。
カラー
ベース
用途
プラス
チック
材料
エナメル線、電気機器の絶縁、耐熱性塗料
特徴
プラス
チック
用
着色剤
各種電気機器や銅線などに塗布することにより、高い耐熱性と電気絶縁性を付与するワニスです。
ブリジノール(絶縁皮膜用)代表銘柄
代表銘柄
主成分
耐熱性
特徴
E1261
低イミド変性ポリエステル樹脂
155℃
耐熱衝撃性良好
FS-141
ポリエステルイミドウレタン樹脂
155℃
はんだ付け性
FS-304
ポリエステルイミド樹脂
180℃
はんだ剥離性
EH402
ポリエステルイミド樹脂
200℃
耐熱性、耐冷媒性
EH460
ポリエステルイミド樹脂
200℃
耐熱性、クレゾールフリー
AI602
ポリアミドイミド樹脂
> 200℃
耐熱性、機械強度
ブリジノール(外層皮膜用)代表銘柄
代表銘柄
PA-27
AI602S
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
主成分
種類
樹脂の特性
ポリアミド樹脂
自己融着
高接着力
ポリアミドイミド樹脂
自己潤滑
滑性、機械強度
ウレ
タン
樹脂
レジノール代表銘柄
代表銘柄
主成分
特徴
H71
変性ポリエステルイミド樹脂
強靭性、可とう性
F56
変性ポリエステル樹脂
強靭性、可とう性
ポリオール樹脂/ポリイソシアネート
高弾性、室温硬化
IF201G
エナメル線と使用用途例
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
ファインポリマー事業部
〈e-mail〉[email protected]
東日本支社 TEL:03(3960)4131 FAX:03(3960)4126
西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441
93 建材用機能性コーティング剤
PTC - NT
グラビアコーティングタイプの建材用トップコート剤です。
顔料
各種基材 ( 紙用・フィルム用)や要求物性に応じた製品を取り揃えています。
耐傷性にすぐれた「PTC- NT パワーグロス・パワーマットシリーズ」、木質感を付与した「PTC-NT RUB シリーズ」
をご
紹介します。
カラー
ベース
用途
プラス
チック
材料
・建材用薄紙シート(一般紙、強化紙、含浸紙等)の表面保護、意匠性付与
・建材用フィルム(オレフィン、PET、塩ビ等)の表面保護、意匠性付与
耐傷性トップコート剤の特徴
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
・ PTC-NT パワーグロス・パワーマットは耐傷性良好な薄紙用・
フィルム用トップコート剤です。
接着剤
キト
サン
能な薄紙用・フィルム用トップコート剤です。
耐傷性トップコート剤代表銘柄
用途
高意匠性トップコート剤代表銘柄
フィルム用
(オレフィン、PET、塩ビ)
薄紙用
PTC-NT
パワーグロス(K -1)
PTC - NT
F パワーグロス
PTC-NT
パワーマット( HC -1)
PTC - NT
F パワーマット
品名
用途
フィルム用
(オレフィン、PET、塩ビ等)
薄紙用
PTC - NT
RUB203 グロス
PTC - NT
RUB273 グロス(V- AB)
PTC - NT
RUB203 マット
PTC - NT
RUB273 マット( V - AB)
品名
樹脂系
アクリルポリオール系
樹脂系
アクリルポリオール系
溶剤系
エステル、ケトン系
溶剤系
エステル、ケトン系
耐傷性、耐溶剤性、
耐熱性
耐傷性、耐光性、
耐加工適性
耐傷性トップコート剤の配合例
薄紙用
高意匠性トップコート剤の配合例
フィルム用
PTC -NT
パワーグロス ( K -1)
PTC - NT
パワーマット ( HC -1)
PTC-NT
F パワーグロス
合計量:100 部
塗料・
コート
材
・PTC-NT RUB シリーズは滑らかな木質感を付与することが可
・ スチールウールや木屑で擦っても傷がつきません。
特徴
ウレ
タン
樹脂
高意匠性トップコート剤の特徴
PTC-NT
F パワーマット
PTC HT スリップ剤 (K)
5部
合計量:100 部
PTC LT 硬化剤 (K) 20 部
PTC LT 硬化剤 (K) 10 部
薄紙用
フィルム用
PTC - NT
RUB203 グロス
PTC - NT
RUB203 マット
PTC - NT
RUB273 グロス(V-AB)
合計量:100 部
PTC HT スリップ剤 (K)
5部
PTC LT 硬化剤 (K)
PTC - NT
RUB273 マット(V-AB)
合計量:100 部
PTC LT 硬化剤 (K)
20 部
希釈溶剤
希釈溶剤
(酢エチ / 酢ブチ= 2/1) 適量(酢エチ / 酢ブチ= 2/1) 適量
希釈溶剤
希釈溶剤
(酢エチ / 酢ブチ= 2 /1) 適量 (酢エチ / 酢ブチ= 2/1) 適量
印刷粘度 # 3 ザーンカップで 20 秒程度に調整
印刷粘度 # 3 ザーンカップで 20 秒程度に調整
注意事項
・2液硬化型ですので使用時は充分攪拌し、当日使用量のみを配合し、速やかに使用してください。
色彩
管理
技術
10 部
・版、ドクター、バット等は念入りに洗浄してください。
・印刷後はエージングが必要になりますので、エージング条件を別途ご確認ください。
お問い合わせ先/
グラビアインキ事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0688 FAX:03(3664)4077
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9085 FAX:06(6455)9484
中部支社 TEL:0568(89)0911 FAX:0568(89)0914
94
表面処理型帯電防止剤
エレクノン [ELECNON]
各種プラスチック用の表面処理型帯電防止剤です。界面活性剤が親水性膜層を形成することにより、静電気の漏洩を促
顔料
し帯電を防止します。
スプレー、塗布、浸漬、ローラー、グラビアコート等の方法で充分な帯電防止効果を発揮します。
用途
特徴
カラー
ベース
1. プラスチック製品、発泡材料、産業資材一般
1. 低湿度での帯電防止効果にすぐれています。
2. フィルム、包装材料、不織布、合成皮革、紙、合成繊維
2. 透明樹脂への仕上がりがすぐれています。
3. 静電塗装、インキの帯電防止
3. 高濃度品を調整することで経済的効率を高められます。
プラス
チック
材料
4. 水溶性タイプ、溶剤タイプを取り揃えています。
プラス
チック
用
着色剤
エレクノンの種類と適用使用例
品 名
タイプ
使用対象可能樹脂および基材
希釈溶媒
オレフィン系樹脂
スチレン系樹脂
PET、PC、
ナイロン
特長
水
△
○
○
防曇性、耐熱性
水
△
○
○
防曇性
アルコール系溶剤
○
○
○
密着性、防曇性
5802A
アルコール系溶剤
○
○
○
速乾性
OR − 300
アルコール系溶剤
○
○
△
速乾性
−
○
○
○
速乾性、密着性
エレクノン
FCA
水溶性タイプ
溶剤タイプ
CW
OR − 1000
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
エレクノンの帯電防止効果
試料名
希釈倍率
処理方法
表面抵抗値
( Ω /cm2)
ウレ
タン
樹脂
8
エレクノン FCA
50 倍
浸漬
8.0 × 10
エレクノン CW
50 倍
浸漬
4.0 × 108
エレクノン 5802 A
50 倍
浸漬
7.5 × 108
エレクノン OR − 300
50 倍
浸漬
3.0 × 108
エレクノンOR−1000
原液
浸漬
2.5 × 108
接着剤
> 1013
未処理
測定条件:20℃× 60% R.H.
塗料・
コート
材
エレクノン CW
エレクノン FCA
キト
サン
使用方法
1. エレクノンを希釈溶媒にて 50 〜100 倍に希釈してご使用ください。
2. エレクノン OR -1000 は原液のままご使用ください。
3. エレクノンは、スプレー・浸漬・ロールコート等の方法で対象樹脂に塗布してください。
※ここに記載された事項は細心の注意を払って行った実験結果に基づくものですが、実際の現場結果を確実に保証するものではありません。
お問い合わせ先/
九州大日精化工業株式会社 営業部 化成品課 TEL:092(411)1425 FAX:092(473)1573
http://www.daicolor.co.jp/users/kyusyu/index.htm
色彩
管理
技術
95 オフセット輪転機用表面処理型帯電防止剤
WEB エレクノン [WEB ELECNON]
オフセット輪転機用の表面塗布型帯電防止剤です。印刷紙表面に発生した静電気を、界面活性剤が親水性膜層を形成
顔料
することにより静電気の漏洩を促し、帯電を防止します。
カラー
ベース
WEBエレクノンの特徴
使用方法
1. すぐれた帯電防止性能があります。
1. 原液を水で 5 〜10%に希釈してご使用ください。
2. 高濃度品を調整することで経済的効率を高めることができます。
希釈した WEBエレクノンは通常のインラインコーターでご使用
3. すぐれた滑性があり、紙詰まりやくっつきを防止し、紙揃えの向
プラス
チック
材料
ください。
上、印刷のスピードアップが期待できます。
4. 用紙に柔軟性を与える特殊成分を含んでおり、しっとりとした風
2. 紙質やドライヤーの温度等の条件により希釈濃度を調節してく
合いの付与が期待できます。
ださい。
5. 高い消泡性があります。
プラス
チック
用
着色剤
代表銘柄
製品名
管理方法
特徴
WEB エレクノン EA
汎用(非シリコン系)
1. 通気の良い場所で、容器を密閉し保管してください。
WEB エレクノン 除電強化剤 WE
高帯電防止(非シリコン系)
2. アルカリ性物質と一緒に保管しないでください。
WEB エレクノン OU
高帯電防止、滑性(非シリコン系)
WEB エレクノン JU
高帯電防止、高滑性(シリコン系)
プラス
チック
用
機能剤
滑性評価および帯電防止効果
試験方法 各種原液を、水で10%に希釈し、微塗コート紙に 0.3 〜 1.1g /m 2 の割合で塗布。
繊維・
紙用
着色剤
乾燥後 23℃ 50% R.H.の恒温恒湿内で滑性および帯電防止効果の評価を行いました。
コート紙に何も塗布しないものを BLANK としています。
帯電防止剤 10%希釈 滑り性比較
5
4.5
印刷
インキ
4
Load:N
3.5
ウレ
タン
樹脂
BLANK
3
2.5
WEB エレクノン EA
2
WEB エレクノン JU
1.5
1
0.5
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
0
5
10
15
Stroke : mm
動摩擦係数
静摩擦係数
Blank
(無塗布)
0.295
0.329
WEB エレクノン EA
0.232
0.287
WEB エレクノン JU
0.191
0.222
20
25
30
【静摩擦係数】
紙の最初の動きを阻止しようとする摩擦力と
紙に垂直に加わる力の比
【動摩擦係数】 動いている紙の動きを阻止しようとする摩擦力と
垂直に加わる力の比
WEB エレクノン 帯電防止性能
表面抵抗値(Ω /cm2)
Blank(無塗布)
8.0 × 1010
WEB エレクノン EA
8.6 × 109
WEB エレクノン 除電強化剤 WE
5.7 × 109
WEB エレクノン JU
6.2 × 109
WEB エレクノン OU
3.1 × 109
【表面抵抗値 使用測定器】 三菱化学 Hiresta − UP MCP − HT450
測定条件:23℃ 50% R.H.
※ここに記載された事項は細心の注意を払って行った実験結果に基づくものですが、実際の現場結果を確実に保証するものではありません。
お問い合わせ先/
九州大日精化工業株式会社 営業部 化成品課 TEL:092(411)1425 FAX:092(473)1573
http://www.daicolor.co.jp/users/kyusyu/index.htm
96
太陽熱高反射コート剤
クールライフ SP [COOL LIFE SP]
近年、都市圏においてヒートアイランド現象を緩和させる施策が急がれています。
顔料
その対策の一つとして、建築物や道路、素材への蓄熱を減らす遮熱コート剤に期待が集まっています。蓄熱を抑えるこ
とで、省エネ、省資源化対策に有効であり、注目されています。
クールライフ SP は、太陽光に含まれる熱線といわれる赤外線を高レベルで反射する太陽熱高反射コート剤です。屋根
や壁面への赤外線を効率的に反射して室内の温度上昇を抑制し、夏場の消費電力削減とそれに伴うCO2 削減にも貢献
します。
カラー
ベース
特徴
プラス
チック
材料
1. 遮熱用特殊顔料の採用によるすぐれた遮熱効果があります。
2. 反応硬化型アクリルシリコン樹脂の使用により高耐候性、耐汚
染性を実現します。
3. 水性タイプの低 VOC コート剤です。
4. 刷毛、ローラー、スプレーなどで塗工できます。
プラス
チック
用
着色剤
ベース顔料
用途
工場・住宅などの鋼板屋根、スレート屋根および外壁
ホワイト
代表銘柄
下塗
スレート屋根
上塗
部材
鋼板屋根
製品名
プライマーAR
プライマー
SL
クールライフ SP
ホワイト
標準塗布量
kg/m2/ 回
0.10 〜 0.20
0.20 〜 0.40
0.15
標準塗布
回数
1回
1回
2回
調色カラー 800g 缶 遮熱顔料
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
イエロー 9151
ブラウン 9211
ブラウン 9270
グリーン 9310
施工例
印刷
インキ
プレハブ倉庫鋼板屋根への施工データ(2010年10月測定)
屋根表面温度(℃)
ブルー 9454
55
ブラック 9510
ブラック 9581
ブラック 9596
クールライフ SP
ウレ
タン
樹脂
他社遮熱白
46
未塗装
施工実績
外気温
37
施工前
28
施工後
接着剤
19
23:00
22:00
21:00
20:00
19:00
18:00
17:00
16:00
15:00
14:00
13:00
12:00
11:00
10:00
9:00
8:00
7:00
6:00
5:00
4:00
3:00
2:00
1:00
0:00
10
測定時刻
室内温度(℃)
40
塗料・
コート
材
クールライフ SP
他社遮熱白
34
未塗装
外気温
28
キト
サン
22
色彩
管理
技術
16
23:00
22:00
21:00
20:00
19:00
18:00
17:00
16:00
15:00
14:00
13:00
12:00
お問い合わせ先/
11:00
9:00
10:00
8:00
7:00
6:00
5:00
4:00
3:00
2:00
1:00
0:00
10
測定時刻
グラビアインキ事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0688 FAX:03(3664)4077
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9085 FAX:06(6455)9484
中部支社 TEL:0568(89)0911 FAX:0568(89)0914
97 窓ガラス用紫外線赤外線吸収水性コート剤
アクアクール W - 2 [AQUACOOL W- 2]
2009 年 4 月より省エネ改正法が施工され、工場、住宅等の省エネ対策が義務付けられることになりました。建物の中
顔料
で熱の出入りが最も高い窓ガラスの省エネ対策は進んでいないのが現状です。
アクアクール W-2 は水性ガラス遮熱コート剤で、太陽光の紫外線、近赤外線を吸収することにより室内の温度上昇を
抑制し、夏場の消費電力を削減することができます。さらに水性のため溶剤臭も少なく、室内塗装ができます。
カラー
ベース
特徴
窓ガラスに塗工することにより、紫外線・赤外線を吸収しカットする性能があり、西日対策、紫外線対策に有効です。
熱線遮蔽により建物の熱の出入りを抑え、空調効率を上げることで省エネが期待できます。
プラス
チック
材料
性状および使用方法
太陽熱カットのメカニズム
アクアクール硬化剤
(E)
アクアクールW- 2
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
内容
赤外線吸収材/ウレタン系
アジリジン系
固形分
26 〜 28%
9 〜 11%
溶剤含有量
4 〜 6%
89 〜 91%
配合比率
100 部
10 部
希釈
外
線
線
光
線
アクアクール
W-2
日射透過率(62%)
透過赤外線
UV
カット
乾燥が速すぎるなどやむを得ない場合は水希釈してください。
可視光透過率
(80%)
※本数値は理論値であり、物性を保証するものではありません。
塗工方法
諸耐性試験方法
1. アクアクールW- 2を100部に対しアクアクール 硬化剤 25部を
左記方法で作製した塗布物で耐性試験を行う。
1. 密着性〜塗膜をセロテープ剥離試験で評価する。
2. 塗布量は 20g/㎡ wet 以上になるように塗装してください。
2. 表面硬度〜鉛筆硬度試験を行い、表面硬さを試験する。
3. 塗装はガラス温度が 25 ℃以下で行い、短時間(数分以内)で
3. 耐沸騰水性〜沸騰水により塗膜が白化するかどうか試験する。
塗装してください。
4. 耐薬品性〜耐酸性、耐アルカリ性試験を行い塗膜の劣化度合い
4. 雨天時、高湿度下での塗装は問題ありません。
5. 塗装後硬化するまで数週間要しますので水拭きはしないでくだ
ウレ
タン
樹脂
紫
視
原液をご使用ください。
混合し撹拌してください。
印刷
インキ
外
可
屋内側
熱線
吸収
ガラス
プラス
チック
用
着色剤
屋外側
赤
さい。
を試験する。
5. 耐溶剤性〜トルエン、IPAを塗膜上に滴下し塗膜の劣化度合い
を試験する。
6. テープを貼ったままにしておくと塗膜が剥離する可能性がありま
すのでお控えください。
6. 耐光性〜アイスーパー UV試験機で資料に照射し光による劣化度
合いを試験する。
試験結果
測定データ
接着剤
物性
評価結果
試験内容
合格
25mm ニチバンセロハンテープにより強剥離する。
本製品を25g /㎡ wet塗布した場合の分光スペクトルチャート例
100
90
密着性
50
40
耐沸騰水性
合格
沸騰水に2hrs 浸漬し塗膜の白化度合いを調べる。
耐酸性
合格
5%酢酸水溶液を滴下し24時間後の劣化を調べる。
耐アルカリ性
合格
1% 炭酸ソーダ水溶液にて 24時間後の劣化を調べ
る。
30
20
アイスーパー UV にて 100 時間後の評価。
(ガラス塗布物にて評価)
28.0
合格
アイスーパー UV にて 200 時間後の評価。
24.0
7月18日~
2500
7月19日~
グラビアインキ事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0688 FAX:03(3664)4077
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9085 FAX:06(6455)9484
中部支社 TEL:0568(89)0911 FAX:0568(89)0914
22:00
18:00
12:00
22.0
7月17日~
お問い合わせ先/
2000
26.0
6:00
300nm 〜 2500nm
横図参照 日立分光光度計 U4100、
1500
500
300
30.0
合格
(ヤヤへイズ)(ガラス塗布物にて評価)
吸収スペクトル
32.0
0:00
耐光性試験
34.0
18:00
IPA で湿潤した布を置き24 時間後の塗膜の状態を調
べる。
12:00
合格
アクアクール施工
36.0
6:00
耐 IPA 性
未塗布ガラス
0:00
トルエンで湿潤した布を置き 24 時間後の塗膜の状
態を調べる。
18:00
合格
A 社施工温度計測〈7月〉
38.0
12:00
耐トルエン性
0
1000
10
6:00
色彩
管理
技術
60
温度↑
キト
サン
H(5/5) 手掻き法により塑性変形を生じない鉛筆硬度
70
0:00
塗料・
コート
材
鉛筆硬度
80
PET用紫外線赤外線吸収水性コート剤
98
アクアクール PET [AQUACOOL PET]
省エネ改正法にともない、工場や住宅等の省エネ対策が義務付けられることになりました。建物の中で熱の出入りが最
顔料
も高い窓ガラスの省エネ対策として、太陽光の紫外線、近赤外線を吸収する遮熱フィルムを貼付する方法も有効な手段
です。
アクアクールPET は、PET フィルム用の遮熱コート剤で熱線、紫外線をカットするフィルムに加工することができます。
カラー
ベース
性状および使用方法
アクアクール PET
アクアクール 硬化剤(P)
内容
赤外線吸収材/ウレタン系
エポキシ系
固形分
39 〜 41%
13 〜 15 %
溶剤含有量
4 〜 5%
50 〜 60%
配合比率
100 部
20 部
希釈
粘度調整で希釈する場合は水希釈してください。
プラス
チック
用
着色剤
塗工方法
1. アクアクール PET を 100 部に対しアクアクール硬化材(P)20 部を混合し撹拌する。
2. 塗布量は 30g/㎡ wet 以上になるように版を選定してください。希釈すると赤外線吸収剤量が低下しますので、できるだけ原液でコーティ
ングしてください。原反は処理PETをご使用ください(未処理 PET には密着しません)。 3. 乾燥は100℃以上で30秒以上行ってください。
5. エージングした印刷物に指定の UV ハードコート剤をコーティングしてください。
試験結果
物性
評価結果
密着性
合格
試験内容
鉛筆硬度
H(5/5)
合格
沸騰水に 2 時間浸漬し塗膜の白化度合いを調べる
耐酸性
合格
5%酢酸水溶液を滴下し 24 時間後の劣化を調べる。
耐アルカリ性
合格
1%炭酸ソーダ水溶液にて 24 時間後の劣化を調べる。
耐トルエン性
合格
トルエンで湿潤した布を置き 24 時間後の塗膜の状態を調べる。
耐 IPA 性
合格
IPA で湿潤した布を置き 24 時間後の塗膜の状態を調べる。
合格
アイスーパー UV にて 100 時間後の評価(ガラス塗布物にて評価)。
合格(ヤヤへイズ)
手掻き法により塑性変形を生じない鉛筆硬度(UV ハードコート剤をコートすると 3H 以上になります)
接着剤
アイスーパー UV にて 200 時間後の評価(ガラス塗布物にて評価)。
光学性能試験結果 100
試験項目
90
測定結果
紫外線透過率 τ UV (%)
80
3.8%
可視光線透過率 τV (%)
70
60
50
51.8%
日射反射率 ρ e (%)
11.6%
(フィルム貼付
30
面)
20
室外側
本製品を 25g /㎡ wet 塗布した場合のチャート例
2500
2000
1500
1000
500
10
垂直放射率 ε ni (-)
0.94
修正放射率 ε i (-)
0.878
垂直放射率 ε ne(-)
0.896
修正放射率 ε e (-)
0.842
遮蔽係数 S (-)
熱貫流率 U (-)
0.73
5.9
(本製品を 25g/㎡ wet 塗布した場合) ※上記は当社実験データであり、これを保証するものではありません。
お問い合わせ先/
塗料・
コート
材
70%
日射透過率 τ e (%)
室内側
40
300
ウレ
タン
樹脂
日立分光光度計 U4100
、
300nm ~ 2500nm
下図参照
分光スペクトルチャート
0
印刷
インキ
25mm ニチバンセロテープにより強剥離する。
耐沸騰水性
吸収スペクトル
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
4. 乾燥後は50℃前後で1日以上エージングを行ってください。
耐光性試験
プラス
チック
材料
グラビアインキ事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0688 FAX:03(3664)4077
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9085 FAX:06(6455)9484
中部支社 TEL:0568(89)0911 FAX:0568(89)0914
キト
サン
色彩
管理
技術
99 機能性天然由来高分子
ダイキトサン [DAICHITOSAN]
ダイキトサンは、多くの有用な機能を持つ多糖類(糖を構成単位とする高分子物)で、バイオマス資源の活用から注目
顔料
されていたカニやエビの殻から抽出したキチンを、当社の独自技術で精製したものです。例えばカチオン性を活かして、
排水処理用カチオン系凝集剤として使用されています。
また、化粧品素材や機能性食品原料としても永年に渡る実績があり、その生体適合性の良さ、安全性の高さには定評が
あります。
カラー
ベース
さらに、当社の合成技術を応用した誘導体は、新たな機能性付与材料として注目されています。
報告されているキトサン応用分野および利用されている機能・特性
プラス
チック
材料
キトサンのユニークな機能の源は“多糖”であることと“アミノ基”を持つことです。
プラス
チック
用
着色剤
化粧品:天然素材・皮膜形成能・保湿性・増粘性・抗菌性
アミノ基を持つ機能性高分子の中で、天然物から工業規模で生産される多糖はキトサンのみです。
当社ではカニ・エビ等の甲殻類の甲殻から独自技術により一貫生産をし、高品質で多種多様なグレードを取り揃えています。
繊維 :抗菌性・防臭能・吸放湿性
食品 :天然素材・コレステロール低減機能・鮮度保持
工業 :親水性・染色性・耐水性・耐油性・金属吸着能
農業 :植物成長調整機能・生分解性・抗菌性
プラス
チック
用
機能剤
水処理:カチオン性・高分子・生分解性・キレート能・凝集作用・可食性
環境 :リニューアブル天然素材・ホルマリン除去機能・悪臭成分除去機能
医療 :生体適合性・生分解能・保湿性
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
ラインアップ一 例
・分子量 ( 溶液粘度 ) の異なる
ダイキトサン H、M、PVL、VLA
・脱アセチル化度の異なる
ダイキトサン 100D、100DVL
・粒度の異なる
ダイキトサン M80、M325 他
・極微粒子
ダイキトサン FP、FP スラリー
・各種水溶液
ダイキトサンコート G、W −10
・誘導体有機溶媒溶液
ダイキトサンコート GN
・各種誘導体
各種キトサン塩・カルボキシメチル化
グリセリル化・カチオン化 他
・種子用着色剤
キトシードカラー(各色)
キトサンの構造式
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
ケミカルバイオ事業部 TEL:03(3662)4186 FAX:03(3664)4088
〈e-mail〉[email protected] CCM(コンピュータ・カラーマッチング)システム
100
カラコムシステム [COLORCOM SYSTEM]
豊富な経験から生み出された高機能・高性能なアプリケーションです。
顔料
新色調色、生産補正、ロット検査、残回収、色彩計測などにおいて、調色時間の短縮、調色回数の削減、調色員の短
期育成、正確な検査、材料削減などに多大な効果を発揮します。
全ての CCM システムにさまざまな表示機能を持った色彩計測ソフトが標準装備されています。
プラスチック用 CCM システム
塗料用 CCM システム
以下の 4 つのシステムを組み合わせることができます。
塗料専用にパックされた CM2 システムが利用できます。
・CM(新色調色)システム
・CM2(新色&リピート調色、標準配合管理)システム
・PM(生産補正)システム
・CS(近似色検索)システム
艶消し剤配合(指定グロスの配合)計算機能が標準装備されてい
・LC(ロット検査)システム
ます。
カラー
ベース
プラス
チック
材料
自動計量装置との連動、発色不安定な原色塗料の特定、メタリッ
PM システムには CS、LC の各システムが含まれています。
ク用などの各種オプションソフトが豊富に用意されています。分光
透明樹脂調色、限度見本作成、コンパウンド変更、コンパウンド
光度計はマウス型と据え置き型が選択できます。
簡易登録、隠蔽力調整などの各種オプションソフトが豊富に用意さ
れています。
グラビア・フレキソインキ用 CCM システム
オフセットインキ用 CCM システム
次の 2 つのシステムが選択できます。
分光光度計はマウス型を使用します。
・コンパクトシステム L(新色調色、標準配合管理)
自動計量装置との連動が可能なスタンドアロン型です。
・カラコム− i
インターネット CCM ソフトを利用することにより、低予算(月額)
で本格的な CCM の導入が可能となります。
原液着色繊維用 CCM システム
繊維の太さによる配合換算機能が標準装備された専用の CM(新
色調色、標準配合管理)システムが利用できます。
以下の 2 つのシステムが選択できます。
・CM(調色)システム
プラス
チック
用
機能剤
・PM(生産管理)システム
スタンドアロン型から大型システム(複数台システムと自動計量装
置を連動)までの各種があります。
デザイン色設計支援 CCM システム
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
各種色票、グラデーション、調色サンプル、表色値などから、好み
の方向を指示すると配合が計算されます。自動計量装置と連動す
ることで、数多くのサンプルを短時間で作成できます。
グラビア・フレキソインキ用、オフセットインキ用、塗料用、プラ
スチック着色剤用があります。
カラコムシステムのハードウェア
スタンドアロンシステム
カラコムー i システム ( クライアント )
カラコムシステムは下図のようなスタンドアロンシステムが標準型
カラコムー i のしくみ
のハードウェアです。カラコム i のクライアント側にも同様なハー
プラス
チック
用
着色剤
ドウェアが必要です。
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
コニカミノルタオプティクス株式会社製 CM-3600A
エックスライト社製 i1 Pro 2
その他の分光光度計にも対応できます(Windows 系パソコン)。
お問い合わせ先/
インターネットを利用した Web システム形式のカラコムシステム
です。
各種インターネット CCM、ロット管理 Web システムなどがあり
ます。
CCM 開発部 TEL:03(3899)5660 FAX:03(3899)1574 〈e-mail〉[email protected] 詳細は http://www.daicolor.com/ccm をご覧ください。
色彩
管理
技術
101 カラコム 色彩管理システム
カラコムシステム [COLORCOM SYSTEM]
ロット品の合否判定、調色品の評価、技術データの蓄積などの豊富な経験の基に設計された、実務に適した使いやす
顔料
いシステムです。
数多くの市販分光光度計に対応できますが、用途により適性がありますのでご相談ください。
カラー
ベース
色彩計測システム 全ての CCM システムに標準装備され単体でも購入できます
1. グラフやカラーイメージでビジュアルに表示されて
いるので、評価・判断が簡単です。
2. 用途や向け先別に出力する内容を設定・保存でき
プラス
チック
材料
ます。
3. 出力するデータ項目は簡単に選択できます。
4. 表計算ソフトで読込み可能なデータに変換できま
す。
プラス
チック
用
着色剤
プラス
チック
用
機能剤
色彩管理 Web システム ユーザー専用システムの作成を承ります
1. 色材メーカーと色材ユーザーをネットでつなぐ色承認システムです。
2. 料金システムは月額使用料です。
3. 合理的でスピーディーな物流が実現できます。
4. 多数メーカーからの物流がスムーズになります。
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
任意の表色系を
選択できます
5. 色彩計測のみの販売も行っています。
色材メーカー A
色材ユーザー
5. 生産と品質保証が離れた所でも有効利用できます。
6. 一般塗料用とメタリック用があります。
STEP 1
色材メーカー B
最初に色材の標準値と許容範囲(Δ E*、 Δ L* 、 Δ a* 、 Δ b* )を決めておきます。
色材メーカーは COLORCOM-i-LOT でロット品を測色します。
STEP 2 合格ならばその測色値をサーバに登録します。
登録した場合には色材ユーザーに承認依頼メールが送られます。
色材ユーザーは登録されたロットデータを表示させて色の承認をします。承認し
STEP 3 た場合は色メーカーに承認・納入指示メールが送られます。
ウレ
タン
樹脂
合否判定には前回ロットの色が判定条件に組み込まれているので、製品色の急激
な変動を避けることができます。
事前の色の試験も省け、安心して色材を生産ラインに送り込むことができます。
STEP 4 色材メーカーは受信した承認・納入指示メールに従って出荷します。
メタリック色評価システム 光輝材の選択サポートと調色品の評価に
接着剤
1. 多角度分光光度計によるフロップ値(メタリック感)や顕微鏡画像を使った
光輝材選択支援ソフトが選択・変更をサポートします。
2. 光輝材が選択された後は通常の CM2 システムでメタリック CCM が可能です。
少ない入力サンプルで精度の良い配合が得られます。
塗料・
コート
材
3. フロップ値や顕微鏡画像を使ったメタリック評価ソフトで調色品を評価します。
X-Rite 社製 MA-68 Ⅱ
キト
サン
色彩
管理
技術
光輝材のデータベース
お問い合わせ先/
メタリック感の評価。
この例ではハイライトが
不足しています。
CCM 開発部 TEL:03(3899)5660 FAX:03(3899)1574 〈e-mail〉[email protected] 詳細は http://www.daicolor.com/ccm をご覧ください。
カラーマネジメントシステム
トラストシステム [TRUST SYSTEM]
102
印刷には、原稿入稿から印刷終了まで正確な色がわからない課題があります。そのために、色修正の段階で大幅な修正
顔料
と多大な時間とコストの無駄が発生します。したがって、最終印刷物の色に合わせるために、製版工程において色を一
元化管理し、常に同じ色に再現することが理想でモニタ、プリンタ、印刷機等の異なるデバイス(機器)間で同じ色を再
現するための環境が重要です。ところが、モニタとプリンタとでは色再現領域が異なるので、そのままでは正確な色を
再現することが難しく、その間をとりもつ各デバイスの色空間を定義したプロファイルを用意して、カラーマッチングが
スムーズに行えるようにしなくてはなりません。
カラー
ベース
当社では共通の色空間による色管理を行うトータルカラーマネジメントシステムを提案します。
今や印刷は、原稿入稿から製版工程の終了まで同じワークフローで進められるために、印刷方式に限らず同じデータが
使用できるというメリットがあります。
印刷インキからカラーマネジメント、コンサルティングなど、新たなカラーマネジメントのスタイルを構築しました。
パートナー企業とともに進めていく、TRUST SYSTEM(トラストシステム)をぜひご活用ください。
RGB / PDF Workflow
RGB / PDF ワークフローとは RGB データを PDF 化する製版システムです。現在、印刷のための原稿は RGB データ入稿が主流となってい
ます。高彩度に適した印刷物をつくるためには RGB データでの製版作業が必要不可欠であり、当社ではハイデルベルグ・ジャパン社、ヘル・
プラス
チック
材料
プラス
チック
用
着色剤
グラビア・ジャパン社との技術提携により、グラビア・フレキソ・オフセット印刷の製版システムを構築しています。
プラス
チック
用
機能剤
繊維・
紙用
着色剤
印刷
インキ
ウレ
タン
樹脂
接着剤
塗料・
コート
材
キト
サン
色彩
管理
技術
お問い合わせ先/
グラフィック・スイート・ステージ 東日本支社 TEL:03(3662)0688 FAX:03(3664)4077
〈e-mail〉[email protected] 西日本支社 TEL:06(6455)9085 FAX:06(6455)9484
中部支社 TEL:0568(89)0911 FAX:0568(89)0914
環境配慮型製品
当社グループでは、製品の環境負荷物質の削減および製品のライフサイクルの4つのステージに環境配慮の基準を設け、一つ以上の基準
に該当する製品を環境配慮型製品として定め、登録しています。
1. 原材料調達 2. 製品・梱包・流通 3. 製品使用 4. リサイクル・廃棄
環境配慮型製品の評価基準は業界等の評価基準に基づく評価方法を優先し、それらが適用できない場合は従来製品と比較し、環境配
慮効果が 30%以上を登録基準としています。
現在 19 の製品を登録していますが、今後はさらにお客様のニーズに合わせた環境配慮型製品の開発・上市を推進していきます。
ページ
19
23
43
52
53
54
55
57
製品名/製品概要
ダイペレコート/
ガラス繊維強化エンプラ着色剤
アースリーマスター/
生分解性樹脂用着色剤
JBPAグリーンプラ適合
ペリクリーンP/
ペレット状成形機用洗浄剤
ウエブレックス インパクトシリーズ/
オフ輪水有プロセスインキ
ウエブレックス AF ハイマークシリーズ/
オフ輪水有プロセスインキモノカラーインキ
リソレックス エクシィシリーズ/
枚葉水有薄紙プロセスインキ
リソレックス ヌーベルマキシシリーズ/
枚葉水有薄紙プロセスインキモノカラーインキ
カルトンレックス ヌーベルシニアシリーズ/
枚葉水有紙器プロセスインキモノカラーインキ
58 ハイテックス シリーズ /
枚葉・オフ輪水無プロセスインキモノカラーインキ
61
該当法令・自主基準
ラミック SR /
ノントルエン ・ノン MEK 裏刷ラミネートインキ
NLマーク、エコマーク、
ベジタブルオイルインキマーク、
クリオネマーク、GP マーク
NLマーク、エコマーク、
ベジタブルオイルインキマーク、
クリオネマーク、GP マーク
NLマーク、エコマーク、
ベジタブルオイルインキマーク、
クリオネマーク、GP マーク
NLマーク、エコマーク、
ベジタブルオイルインキマーク、
クリオネマーク、GP マーク
NLマーク、エコマーク、
ベジタブルオイルインキマーク、
クリオネマーク、GP マーク
NLマーク、エコマーク、
ベジタブルオイルインキマーク、
GP マーク、バタフライマーク
エコマーク認定、基準に準拠
NL 規制適合
ライフサイクル
ステージ
評価項目
評価結果
該当理由
35%省エネ
消費エネルギーが
少ない樹脂着色方法
廃棄処理の
容易性
登録済銘柄
あり
生分解性阻害なし
土壌汚染の心配なし
製品使用
省エネルギー
洗浄時間 5 7%
削減(当社比)
洗浄時間の省資源・
省エネルギー
製品使用
安全性
マーク基準値を
クリア
業界自主基準に適合
製品使用
安全性
マーク基準値を
クリア
業界自主基準に適合
製品使用
安全性
マーク基準値を
クリア
業界自主基準に適合
製品使用
安全性
マーク基準値を
クリア
業界自主基準に適合
製品使用
安全性
マーク基準値を
クリア
業界自主基準に適合
製品使用
安全性
マーク基準値を
クリア
業界自主基準に適合
製品使用
環境負荷物質
低減
製品使用
省エネルギー
リサイクル
廃棄
着色剤製造時
※注
芳香族成分 1%以下
No.102 印刷イン
達成
キ Ver2.8 準拠
62
ハイドリック FCG /
フィルム表刷水性フレキソインキ
NL 規制適合
製品使用
環境負荷物質
低減
VOC,CO 2 発 生は 従来品との比較 30%
油性の約1%
以上削減
62
ハイドリック FCF/
NL 規制適合
製品使用
環境負荷物質
低減
VOC,CO 2 発生は 従来品との比較 30%
フィルム裏刷ラミネート水性フレキソインキ
62
ハイドリック FCS /
紙用水性フレキソインキ
NL 規制適合
63
ハイドリック PRP- 500 /
NL 規制適合
74
76
フィルム裏刷ラミネート水性グラビアインキ
環境負荷物質
低減
VOC 成分5%以下
No.102 印刷イン
達成
キ Ver2.8 準拠
製品使用
環境負荷物質
低減
VOC,CO 2 発生は 従来品との比較 30%
油性の約 1/ 3
以上削減
製品使用
環境負荷物質
の低減
溶剤不使用、
リサイクル可能
JBPAのPLリスト登録済
原材料
非枯渇資源の
利用
45.9% 以上
熱可塑性ポリウレタン
エーテル系部分バイオマスTPU
以上削減
製品使用
エコマーク認定、基準に準拠
レザミンPシリーズ/
レザミンPBシリーズ/
油性の約1%
※注
バイオマス比率
溶剤廃棄なし
一部カーボンニュート
ラルで地球温暖化防
止に寄与
81
ノンソルボンド WA-470 /
消防法非危険物
製造・梱包・
流通
環境負荷物質
の低減
製造工程に有機溶
有機溶剤廃棄なし
剤不使用
96
クールライフ SP /
屋根太陽熱反射コート剤
NL 規制適合
製品使用
省エネルギー
日射反射率 88%
以上
達成
97 アクアクール W-2,PET /
NL 規制適合
製品使用
省エネルギー
各 20%、30%
遮蔽
達成
水性PUディスパージョン接着剤
98 窓ガラス、PET 用水性遮 熱コート剤
VOC 削減、省エネ
VOC 削減、省エネ
※注
No.102 印刷インキ Version2.8(エコマーク商品認定基準より)
商品類型 No.102「印刷インキ Version2 」では、VOC(揮発性有機化合物)を低減した印刷インキを対象としています。
VOC は、印刷インキ、塗料、接着剤などに含まれ、作業環境の悪化や大気中で光化学反応を起こす光化学オキシダントの一因ともなるため、VOC 排出を低減することが重要な課題となって
います。そのため、製品自体の VOC 低減対策も推進する必要があります。
この認定基準では、印刷インキ中の VOC 低減に主眼を置きながら、石油系溶剤の使用削減、印刷時のエネルギー消費や、古紙リサイクルをしやすいよう印刷インキの脱墨性への配慮などを
評価しています。
(有効期限日 2020 年 12 月 31 日)
会社名 大日精化工業株式会社 Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co., Ltd.
創業 (昭和 6 )年 10 月16 日
1931
■ 取締役社長 高橋 弘二 (Takahashi Koji)
■ 資本金
10 0 億 3,900 万円(平成 26 年 3 月末現在) (東京証券取引所市場第1部上場)
■ 本社所在地 〒103-8383 東京都中央区日本橋馬喰町 1-7-6 ■ 事業内容 有機・無機顔料及び加工顔料、プラスチック用着色剤、繊維用着色剤、印刷インキ・ コーティング材及び関連機材、合成皮革材料
などポリウレタン樹脂、天然由来高分子及びパーソナルケア関連材料、機能性付与材料、CCM システムの製造及び販売
■
■
沿革
昭和
6 年 (1931) 顔料・着色剤の国産化とその販売を目的に彩華顔 料合資会社設立。
13 年(1938) 紺青・黄鉛・染付顔料・アゾ系顔料の本格生産開始。
(事業所等の名称は現在名で表記しています。)
平成
元年(1989) スペイン・イントルサ社設立。オランダにプラロイ
MTD 社設立。タイにダイ二チカラー・タイランド を設立。加須製造事業所開設。
14 年(1939) 彩華色素工業株式会社に改称。
2 年(1990) マレーシアにトーヨーダイ二チインキ社設立。
19 年(1944) 大日精化工業株式会社に改称。印刷インキ上市。
4 年(1992) 中国深せん地区に大日精化(深せん)有限公司設立。
22 年(1947) 北海道事業所開設。
5 年(1993) 交野製造事業所、滋賀製造所開設。
23 年(1948) 塩化ビニル用着色剤を開発上市。
7 年(1995) 中国上海で樹脂コンパウンド事業を展開。「環境・
24 年(1949) フタロシアニングリーンを開発上市。
25 年(1950) 西日本支社開設。ビニルシートインキを開発上市。
28 年(1953) 化・合成繊維水性原液着色剤。織布用捺染着色剤 を開発上市。
29 年(1954) プラスチック用着色剤上市。
32 年(1957) 赤羽製造事業所開設。技術研究センター開設。
33 年(1958) 建材用特殊印刷インキを開発上市。
35 年(1960) 大阪製造事業所開設。
38 年(1963) 成田製造所開設。
39 年(1964) 中部支社開設。合成繊維油性原液着色剤を開発上 市。
41 年(1966) 電気絶縁ワニス分野とグラビア製版分野に進出。
42 年(1967) 静岡支店開設。合成皮革用樹脂および表面処理剤 を開発上市。
43 年(1968) 東海製造事業所、大淀事業所開設。
44 年 (1969) 東京証券取引所市場第一部に上場。九州事業所開設。
45 年(1970) 輸出振興により総理大臣賞受賞。名古屋製造事業 所開設。
46 年(1971) 合成皮革用合成樹脂等化学品の製造法を欧州に技術
輸出。
47 年(1972) 川口製造事業所開設。
45 年(1970) ダイカラードブラジル設立。UV コート材分野に進出。
プラスチック用 CCM 技術を発表。オフ輪インキ上市。
53 年(1979) 塩化ビニル用着色剤ディスコールを開発上市。
54 年(1979) ダイカラーヨーロッパ設立。
55 年(1980) キナクリドン顔料を上市。水無し平版インキ上市。
59 年(1984) 西独にダイカラーケミカルズ設立、ダイカラーイタ
リー設立。
健康・安全」をめざす全社的自主活動 RC(Responsible
Care)がスタート。
8 年(1996) 熊本事業所開設。
9 年(1997) 中国東莞地区に東莞大日化工厰有限公司設立。フィ
リピンにダイカラーフィリピン INC. 設立。資本金 100 億円に増資。
14 年(2002) イントルサ社をダイカラーケミ EU 社に社名変更。
16 年(2004) ダイカラーポープ社をダイカラー USA 社に社名変 更。名古屋製造事業所を閉鎖し、名古屋グラビア事
業所を新設。
18 年(2006) 中国上海市に大日精化(上海)化工有限公司を設立。
ベトナムに DAINICHI COLOR(VIETNAM)CO.,LTD. を
設立。
19 年(2007) NA F カラー(ゼロ VO C水性カラー ベース)が色材協
会賞受賞技術賞を受賞。大日精化(深セン)新工場
が完成。
20 年(2008) ドイツにデュッセルドルフ連絡事務所を開設。
21 年(2009) 名古屋グラビア事業所を閉鎖。ダイカラーケム EU.SA のモンカダ工場およびバルセロナ事務所を閉
鎖。
22 年(2010) インド・ラジャスタン州に DAINICHI COLOR INDIA PRIVATE LTD. を設立。
23 年(2011) 高橋靖社長が会長に就任、高橋弘二副社長が社長に
就任。
25 年(2013) 連結子会社である関東大日精化工業(株)が同じく
連結子会社である名古屋化工(株)、大阪化工(株)
を吸収合併し、新会社名を大日カラー・コンポジッ
61 年(1986) 資本金 53 億 4500 万円に増資。
ト(株)とする。メキシコ合衆国・グアナファト州に
63 年(1988) アメリカにダイカラー・ポープ社、ハイテックカラー
DM カラーメヒカーナを設立。
社設立。佐倉製造事業所開設。
26 年(2014) 連結子会社である北海道大日精化工業(株)を吸収
合併し、東日本支社北海道支店とする。
事業所ネットワーク
ケルクラーデ/オランダ
デュッセルドルフ/ドイツ
ミラノ/イタリア
釜山/韓国
メリーランド/アメリカ
上海 /中国
杭州/中国
東莞/中国
東京/日本
深圳/中国
香港/中国
トルトサ/スペイン
高雄 /台湾
マニラ/フィリピン
ラジャスタン/インド
グアナファト/メキシコ
パトンタニ/タイ
バクニン/ベトナム
サンパウロ/ブラジル
スランゴル/マレーシア
ジャカルタ/インドネシア
北海道支店/北海道事業所
加須製造事業所(大日カラー・コンポジット(株))
仙台支店
北陸支店
中部支社
東郷製造事業所(大日カラー・コンポジット(株))
川口製造事業所
東京製造事業所
滋賀製造所
成田製造事業所(ハイテックケミ(株))
佐倉製造事業所(浮間合成(株)
)
九州事業所
岡山支店
本社/東日本支社
(九州大日精化工業
(株)
)
(九州化工
(株)
)
赤羽製造事業所(浮間合成(株))
東日本支社(ファインポリマー事業部)
富士出張所
静岡営業所
東海製造事業所/浜松出張所
熊本事業所(九州化工(株))
四国支店
交野製造事業所(大日カラー・コンポジット(株)
)
大阪製造事業所
西日本支社
広島製造事業所(広島化工(株))
広島支店
◆本 社 〒 103 - 8383
東京都中央区日本橋馬喰町 1-7-6
Tel.03-3662-7111
【営業部門】
●広島支店
〒732-0053
広島市東区若草町 14-25 菅尾ビル
Tel.082-263-8335 Fax.082-263-8354
◆東日本支社
〒103-8383
東京都中央区日本橋馬喰町 1-7-6
Tel.03-3662-7111 Fax.03-3669-3924
●四国支店
〒763-0091
香川県丸亀市川西町北 2103 横井ビル
Tel.0877-24-4331 Fax.0877-25-1829
●北海道支店
〒006-0811
札幌市手稲区前田一条 10-3-17
Tel.011-682-3101 Fax.011-683-4525
●九州事業所 ( 九州大日精化工業 ( 株 ))
〒812-0857
福岡市博多区西月隈 1-15-50
Tel.092-411-2020 Fax.092-473-1573
●仙台支店
〒983-0035
仙台市宮城野区日の出町 2-5-43
Tel.022-232-2654 Fax.022-239-7167
●北関東営業所
〒347-0004
埼玉県加須市古川 2-2-1
【生産・技術部門】
Tel.0480-68-4615 Fax.0480-68-4619
●東日本支社 ( ファインポリマー事業部 )
〒115-8622
東京都北区浮間 1-4-3
Tel.03-3960-4131 Fax.03-3960-4126
●東郷製造事業所 ( 大日カラー・コンポジット
(株)
)
〒470-0151
愛知県愛知郡東郷町大字諸輪字富士見台
296-1
Tel.0561-39-1511 Fax.0561-38-4337
●滋賀製造所
〒528-0062
滋賀県甲賀市水口町さつきが丘 7
Tel.0748-63-6180 Fax.0748-63-6182
●交野製造事業所 ( 大日カラー・コンポジット
(株)
)
〒576-0054
大阪府交野市幾野 6-20-5
Tel.072-893-8500 Fax.072-893-8505
●大阪製造事業所
〒578-0976
東大阪市西鴻池町 3-2-39
Tel.06-6745-1171 Fax.06-6746-2796
●北海道事業所
〒006-0811
札幌市手稲区前田一条 10-3-17
Tel.011-682-3101 Fax.011-683-4525
●広島製造事業所 ( 広島化工 ( 株 ))
〒734-0013
広島市南区出島 1-15
Tel.082-252-1445 Fax.082-252-1505
●加須製造事業所
●九州事業所 ( 九州大日精化工業 ( 株 ))
〒812-0857
福岡市博多区西月隈 1-15-50
Tel.092-411-2020 Fax.092-473-1573
●静岡営業所
〒420-0837
静岡市葵区日出町 7- 4 ( SMC パーキングビル )
Tel.054-251-3777 Fax.054-251-1992
〒347- 0004 埼玉県加須市古川 2-2-1
●富士出張所
〒417-0001
静岡県富士市今泉 491-10
Tel.0545-52-7020 Fax.0545-52-2986
●川口製造事業所
〒332-0004
埼玉県川口市領家 4-3-25
Tel.048-223-1021 Fax.048-223-1635
◆中 部支社
〒466-0831
名古屋市昭和区花見通 2-3
Tel.052-831-3211 Fax.052-835-3954
●東京製造事業所
〒123-0874
東京都足立区堀之内 1-9-4
Tel.03-3899-1111 Fax.03-3899-1190
●北陸支店
〒930-0034
富山市清水元町 6 -23
Tel.076-422-2802 Fax.076-491-0280
●赤羽製造事業所 ( 浮間合成 ( 株 ))
〒115-8622
東京都北区浮間 1-4-3
Tel.03-3968-1211 Fax.03-3967-3500
●浜松出張所
〒438-8611
静岡県磐田市豊島 8 6 Tel.0538 -37-3423 Fax.0538-37-4531
●佐倉製造事業所 ( 浮間合成 ( 株 ))
〒285-0808
千葉県佐倉市太田 2087-4
( 大日カラー・コンポジット(株))
Tel.0480-68-4600 Fax.0480-68-4609
Tel.043-486-7211 Fax.043-486-3300
◆西日本支社
〒531-0076
大阪市北区大淀中 2-8-7
Tel.06-6455-9000 Fax.06-6455-9494
●成田製造所 ( ハイテックケミ ( 株 ))
〒286-0043
千葉県成田市大袋 655
Tel.0476-22-2351 Fax.0476-22-4648
●岡山支店
〒700-0912
岡山市北区大供表町 2-7 三栄興産大供ビル
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大日精化工業株式会社 製品案内 2014 -2015 初版 発行 5,000 部 2014.05.PN