亀岡地区 地 区 づくり計 画 平成19年3月策定 平成19年3月策定 亀岡地区づくり計画策定委員会 (亀岡地区公民館運営委員会) 亀岡地区 地区づくり計画 亀岡地区づくり計画策定委員会 (亀岡地区公民館運営委員会) ■人口 ■男女別人口 2,304人 男 1,145人 女 1,159人 ■世帯数 587世帯 (平成19年3月31日現在) 亀岡地区 ■地区の概要 亀岡地区は、高畠町の南西に位置し一部米沢市に隣接しており、町の中心部より約 4㎞の距離にあります。縦横に県道が走り新幹線の通る高畠駅まで車で5分の交通に も恵まれた地区です。日本三大知恵文殊の1つである「亀岡文殊」が地区の東側にあ り、初詣や受験時期などは特に賑わいます。 また、砂川・和田川・天王川の3本の川が地区全域を潤し、あらゆる作物の育つ豊 饒の地として高畠町の田園都市づくりの基幹地域となってきました。 高畠町の誘致企業の1つである「ASEジャパン」(前身:山形日本電気)があり、 地区の工業振興も担っております。 当地区は、小学校が亀岡・和田の2学区、中学校が三中・四中の2学区に分かれる 特異な地区でもあります。 ■亀岡地区づくり計画活動実績(平成12年度~17年度) 〇平成13年度 「文殊の里亀岡案内マップ」と題したマップを作成し、完成品を 地区内全戸に配付。 ○平成14年度~ 「あるある歩こう文殊の里」前年作製したマップを活用して「あ るある歩こう文殊の里」ウォーキングを実施している。 〇平成13年度~ 冬の風物詩“雪”を活用して、「ふれあい四季まつり」のひとつ、 「ふれあい冬まつり」を始めた。特に、老人クラブと子ども会育 成会の協力をいただき、世代交流にも一役買っている。 最大の特徴は、防犯協会と交通安全協会の各支部の絶大なる協力 体制があり、安全安心カルタ取りも行なっている。 ○平成14年度~ 四季まつりの一環として秋のまつりを演芸大会とし、地区文化祭 を絡めて行なった。 ○平成16年度~ 大字亀岡、特に文殊様から南に伸びる昔の道(山道など)を中心 とした「いにしえの散策路」整備。完成後、平成17年度には文 殊様大駐車場に大きな道案内看板も設置した。 ■現状と課題 亀岡地区は地理的に高畠町の中心付近の地区であり、人口・世帯数が町全体の1割 弱の約8%程度を占める場所である。高畠町の中での地区の役割としては、長年純農 村地帯として、また町有数の果樹、特にぶどうの特産地として農業基盤を担ってきた が、周辺には国道や高速道路、また山形新幹線が整備され、地区の一部を横切ること もあって、ここ数年を見ても駅や国道に的近い集落は団地化の道をたどり始めてい る。また、住宅だけではなく小さな工場も交通の便のおかげで増えつつある。 人口が少ないこと、大字ごとの集落が若干離れているため、大字ごとには催し物も あるようだが、地区全体のものになっていないことが多く、盛り上がりに欠ける。 地域活動も亀岡をよくする会が中心となり進められてきたが、近年は青年団や若妻 会、または単位老人クラブなどの解散により組織の弱体化が進み、新たな体制の検討 が必要となってきている。 集落数は14集落でそこに570あまりの世帯があり、大きさ自体は程よく思える が、20世帯程度の集落が2集落と10世帯に満たない集落が1つあり、集落存続も 大変になってきている。また、駅に近い集落と離れている集落の性格もかなり変化し、 地区東側の純農村及び専業農家地帯と地区西側の住宅地及び小工業地帯の地区行事 への取り組みに対する考え方に差が出てきている。地区全体で同じ方向に向かって事 業に取り組むことなど、時間の経過とともに以前よりも難しくなってきている。 ■地区の将来 安全安心な地区 近所のおじいちゃんやおばあちゃんと子どもが 安心して外で遊べる環境をめざして ■重点項目 1.地区のみんながだれでも顔見知り、知らない人はいない地域 2.世代を超えた交流のある地域 3.ひとりひとりが互いに見守る温かい地域 将来像 重点項目 1.地区のみんながだれ 安 全 安 心 で 家 族 み ん な が 暮 ら す 地 区 具体的な取り組み ①地域全体の行事の推進 でも顔見知り、知ら な い 人は いな い 地 域 ②あるある歩こう文殊の里亀岡 ③世代交流事業の拡大推進 2. 世代を超えた交流 のある地域 ④ふれあい四季まつりを中心と した年中行事の開催 ⑤地域文化の伝承活動の実施 3. ひとりひとりが互 ⑥お隣さん声かけ運動の推進 いに見守る温かい地 域 ⑦人が外で集える場所の整備推 進 ■亀岡地区の具体的な取り組み ①「地域全体の行事の推進」 【目的】 現在行なっている地区住民総参加型の事業を、従来以上に工夫しながら新しいこ とも取り入れて集まり、自分の地区に自分が知らない人はいないようにみんなと交 流して、日常が安全安心で愛着が持てる地区づくりをめざす。 【取り組み方】 ① 地区民大運動会の活性化を図る。 ② ビーチバレー大会の参加者の限定を工夫してみる。 ③ ふれあい四季まつりの若い層の参加促進を図る。 ④ 地区文化祭の出店のあり方を見直し、地区団体を活性化させる。 ②「あるある歩こう文殊の里亀岡」 【目的】 第 1 次の高畠地区計画で作成した「文殊の里亀岡案内マップ」を活用しながら 地区内をサイクリングや散策をすることで地区民の健康づくりやコミュニケーシ ョンを図り、地区の魅力を再認識してもらい、地域に愛情を抱いてもらう。 【取り組み方】 ① 毎年、案内マップのとおりサイクリングして変化をとらえ、バージョンアップ につなげる。また、その変化を参加者に感じてもらう。 ② 散策路の散歩にとどまらず、整備を定期的にしながら、地域住民に参加を呼び かける。 ③「世代交流事業の拡大推進」 【目的】 安全安心の地区づくりのためには、個人個人がふれあいを持たないと広がらない ので、世代交流事業を今まで以上に拡大して機会を増やし、それを推進していく。 【取り組み方】 ① 少子化を受けた子ども会育成会の人数の減少で事業も打撃を受けているが、父 母の会、老人クラブを巻き込んで、今までの事業に種目を追加しながら触れ合 う場所を提供していく。 ④「ふれあい四季まつりを中心とした年中行事の開催」 【目的】 地区住民の交流のため、子どもから老人まで集まれるまつりを各季節ごとに設定 して定着させ、各世代間の交流を図りコミュニケーションを深める。 【取り組み方】 ① 春の「防犯交通安全マラソンパレード」を皮切りに夏の「地区民大運動会」、 秋の地区文化祭」および冬の「ふれあい冬まつり」を充実させる。 ② 既存の季節まつりのほか、一年を通じて検討していく。 ⑤「地域文化の伝承活動の実施」 【目的】 地区の歴史文化を継承していくことの意義を学び、ここに住む人々の生活の基礎 となっていることを再認識して、子どもから老人まで各世代間の交流を図りながら 魅力ある地区づくりを模索する。 【取り組み方】 ① 地区行事やお祭りの伝承 ② 語り部による子ども達への民話の伝承 ③ ④ 昔の遊びや昔から伝わる生活の智恵、地域の食文化、方言などの伝承 伝承者の発掘 ⑥「お隣さん声かけ運動の推進」 【目的】 となり同士のつながりを再認識して、相互の助け合いを再生させることを図り、 安全安心な地区づくりをめざす。 【取り組み方】 ① 子ども会育成会の活性化と老人クラブの会員充実 ② 集落単位での子ども会育成会と単位老人クラブのふれあう行事の定着 ③ 集落ごとに一人暮らし、老人夫婦世帯を把握し、みんなで認識する。 ⑦「人が外で集える場所の整備推進」 【目的】 各集落の住民がいつでも自由に集まる場所を確保して、環境の整備を図り、安心 して子どももおとなも集える地区づくりをめざす。 【取り組み方】 ① 各所にある農村公園や健康広場を整備して、子どもだけでも安心して遊べる環 境をつくる。 ② 大人も休める場所、和める場所にする。 ふれあい冬まつり 散策路整備 亀岡地区文化祭 ■亀岡地区づくり計画策定の経過 平成18年 4月27日 運営委員会総会での説明 ・「地域計画づくり」の読み合わせ 7月17日 10月22日 散策路整備事業の開催 ・事業の内容説明 秋の散策路整備事業の開催 ・事業の内容説明 ・地区づくり計画のテーマ・考え方の説明 12月22日 策定会議の開催 ・地区づくり計画のテーマとりまとめ(全体協議) 平成19年 2月 7日 策定会議の開催 ・テーマにあわせた分類作業(全体協議) 3月28日 策定会議の開催 ・地区づくり計画書の最終検討(全体協議) ■亀岡地区づくり計画策定委員 (亀岡地区公民館運営委員会で実施) 委 員 長 山 木 弘 平 副委員長 安 部 茂 美 事務局長 金 子 委 飯 坂 純 高 ・ 近 野 俊 樹 ・ 齋 藤 友 子 土 屋 誠 一 ・ 栗 田 志 歩 ・ 安 部 満 員 事 務 局 吉 鈴 木 久 衛 鈴 木 雄 次 小 松 春 男 田 村 善 次 ・ 近 野 ・ 鈴 木 孝 志 誠 ・ 羽 賀 正 勝 ・ 村 上 千賀子
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