工学部長挨拶 深 で海外インターンシップを継続して実施することがで プ事業は年々順調に展開され、ここに第5回の実施報告書 きました。世の中の厳しい状況を考えますと、本学部のイン を関係各位にお届けできますことは、大きな喜びであります。 ターンシップ事業は順調に軌道に乗りつつあるとともに、事 インターンシップについては、平成9年度に当時の文部省 業所側と学生側から大きな賛同と支持を得ているものと考 が中心となって統一見解を発表してから徐々に全国的に行 えております。受け入れ先と大学との交流が盛んになって われるようになり、現在では海外事業所でのインターンシッ 協力関係が生まれてきているとの情報や、学生の勉学上大 プも多く聞かれるような状況となってまいりました。 きな刺激になっている、あるいは進路選択において貴重な 岩手大学工学部でも、インターンシップが工学教育の上 体験になっているとの声も聞き、本事業は法人化された地 できわめて重要な役割を持つこと、また地域連携・社会貢献 方大学の特色ある教育手段の一つになりつつあります。 の実現に寄与できることなどから平成12年度の学部改組 実施に伴う予算面においては、大学当局からご配慮をい に伴うカリキュラム変更の際、 「社会体験学習」(3年次、選 ただきました。また、盛岡公共職業安定所、社団法人岩手県 択科目、1∼2単位)として正式に導入し、今年度(18年度) 経営者協会等の関係機関からは引き続きご協力とご支援を はその実施5年目となったものです。 いただきました。 全国的に景気回復の兆しが見られるといわれながら、岩 ここに実施報告書を発行するにあたり、関係各位に心から 手県をはじめとする東北地方では企業撤退が続いている不 御礼申し上げるとともに、本事業がさらに順調に発展し、学生、 況にもかかわらず、今年度も多くの事業所が本学工学部の 大学、地域社会それぞれにとって有意義なものになること 教育趣旨にご賛同いただき、積極的に受け入れてください を念願いたします。 ました。この夏休みには168名の学生が実施しましたが、 こ INTERNSHIP Faculty of Engineering Iwate University 平成14年度に始まった岩手大学工学部のインターンシッ の数は初年度に比べると約90%の増加となっております。 平成18年12月 岩手大学工学部長 馬場 守 また、昨年度の3名に引き続き、今年度も1名の学生が中国 Contents 01 02 04 06 08 10 12 14 16 18 19 20 21 22 23 24 25 26 28 29 工学部長挨拶 応用化学科 材料物性工学科 電気電子工学科 機械工学科 建設環境工学科 情 報システム工 学 科 福 祉システム工 学 科 海 外インターンシップ 実施要領 事 前 指 導・事 後 指 導・実 施 報 告 会 工 学 部インターンシップのながれ 手 続きの 様 式[ 事 業 所 ] 実 習カリキュラム アンケート[ 事 業 所 ] 手 続きの 様 式[ 学 生 ] アンケート[ 学 生 ] 事業実施表 受け入れ事業所一覧 インターンシップ実 施 委 員 会 委 員名簿 工学部長挨拶 01 岩手大学工学部 INTERNSHIP 応用化学科 Faculty of Engineering, Iwate University 応用化学科 氏 名 宍戸 隆文 期 間 2006年9月4日∼9月8日 実習先 株式会社 大東環境科学 株式会社大東環境科学 Ta k a f u m i S h i s h i d o 技術部長 インターンシップ実習を終えて 遠藤 元司 よりよい環境を明日の世代へ 正直なところ、インターンシップに行けば、単位がもら はもちろんのこと、分析条件も厳密に統一しなければな 地球規模での環境汚染や環境破壊がクローズアップ の方を受入れています。今回受入れした方は「環境」に えるという安易な気持ちで参加しました。しかし、事前の らないことを再認識しました。測定温度などによって物 され、エコロジー(生態系)への関心は高まる一方です。 対して非常に興味を持ち、積極的に質問され研修に取組 弊社は、昭和47年設立以来、自然環境と開発の調和 んでいました。 説明会を聞くうちに、気合いを入れようと思い直し、実習 質の性質が異なれば、当然ではありますが、同じ値を出 先の会社について事前に調査し、ある程度の知識を身に すことが出来ないからです。また、測定試料を採取する つけた上で実習にのぞみました。 を図りながら、 より健全な環境づくりをめざし、 大気や水質、 弊社の企業理念は、自然環境と開発の調和を図りなが 騒音・振動などの環境測定を行い、地域社会に貢献して ら、人間をはじめ動植物が共存し、安心して暮らせる地域 箇所も重要であることを初めて知りました。例えば、小 きました。 社会をつくることにあります。今後益々高度化・多様化し 実習初日、私は朝の朝礼で少し驚きました。これから 学校における大気分析であれば、子供の身長にあわせた 弊社がインターンシップを受入れて3年目になりますが、 発展する社会の中で、環境問題は必ず発展の一要素とし 仕事を始めるぞ、 というすごい緊張感が職場に漂ってい 高さで、大気を採取することです。こうした一連の作業 これからの時代を担う学生の方々に、様々な環境の問題 て考えていかなければなりません。様々な化学物質の規 たからです。仕事に対する強い責任感を、ひしひしと感じ の徹底さに驚くとともに、分析の仕事の大変さを痛感し について理解していただき、地域社会への貢献を期待し 制強化に伴い、 これに対応すべく分析・解析方法の確立 とることができました。初日に受けた会社の概要説明か ました。さらに、機器分析のデータの多くはパソコンで処 て何かお役に立てればと思い、インターンシップ事業に や環境浄化方法の確立等、今後開発・解決すべき問題が 参加してきました。 たくさんあります。 研修内容としては、技術部で「環境」に関する問題や 学生の皆さんは、 これから様々な分野、企業へ就職さ ら、次のようなことを知ることができました。環境の会社 理するので、私はパソコンを使えるようにならないと、仕 ということもあり、省エネが徹底されていること、世界の 事をすることが困難であることをとても強く感じました。 法体系等の講義と化学・生物・機器分析等の実習を行い れて活躍されることと思いますが、 「環境」については、 環境問題の流れから新しいビジネスを見出そうとするこ 私が実習させていただいた仕事内容はごく一部にし ました。また、総務部では、社会人としての心構えや仕事 すべての分野で考えていかなければならないことだと と、会社の信用をより高めるためにエコアクション21に かすぎず、他にも大変なことが沢山あると思いますが、 をする上での心構え等の講義を行いました。分析等の 思います。今回研修した様々な環境に対する内容を、今 認証・登録しようと努力されていること、などです。二日 その一部でも今回のインターンシップを通して体験でき 実習で化学的な知識が必要なため、毎年化学系の学生 後の活動に役立てていただければ幸いです。 目の午前は、悪臭物質アンモニアの測定実習です。分光 たことは、 これから社会にでる上でとても貴重な体験を 光度計により、吸光度を測定し、検量線から濃度を求める、 させていただけたと感じています。ここに書きつくせな 沿 革 会社概要 一連の作業を行いました。ガスクロマトグラフィーによる いほどたくさんのことを学びました。人生の半分以上が、 昭和47年 8月 株式会社大東化学設立 会 社 名 株式会社 大東環境科学 仕事をするわけですから、後輩のみなさんも、インター 昭和50年 1月 計量証明事業(濃度、音圧レベル)の登録 所 在 地 本社 盛岡市津志田西一丁目2-23 昭和56年 5月 作業環境測定機関の登録 設 立 昭和47年8月 昭和57年 2月 建築物飲料水水質検査業の登録 資 本 金 3,500万円 昭和60年 4月 建築物飲料水貯水槽清掃業の登録 事業内容 環境調査・アセスメント業務 昭和62年 4月 建築物空気環境測定業の登録 環境測定分析業務 平成 6年 6月 計量証明事業(振動加速度レベル)の登録 その他測定分析業務 分析についても勉強しました。午後からは、飲料水中の 一般細菌や大腸菌、工場排水等の大腸菌群の分析につ ンシップに参加してみたらどうでしょう。 いて説明を受けました。三日目は、水道水の残留塩素の 簡易定性分析を、ミネラルウォータと比較しながら実施 しました。また、空気などに含まれる、 VOC、 トリハロメタ 平成 8年 10月 株式会社大東環境科学に社名変更 ン、カビ臭などをGCMSによって分析しました。その他 平成12年 2月 厚生大臣指定検査機関(水道法)の登録 にBODの測定法、イオンクロマトグラフィー法について 平成15年 1月 環境大臣指定調査機関(土壌汚染対策法)の指定 12月 ISO9002の認証取得 12月 ISO9001の認証取得 も勉強しました。四日目は、ICP発光分光分析、原子吸光 分析装置を用いた砒素、セレン、 ホウ素の定量分析です。 実験に関していえば、基本的な動作は大学で学ぶ実験 とさほど変わりない印象を受けました。特に難しいと思っ 学科からの一言 たのは、環境分野においては、対象とする測定物質の濃 度がとても小さいので、正確な値を求めるために、多大 な労力を要することです。例えば、器具の徹底した洗浄 化学分析自体は大学においても実施しておりますが、その分析によっ 業務をこなされつつ、指導にあたられたことと思われます。改めて御 て社会にどのように貢献するのかについて、その一端でも感じ取るこ 礼申し上げます。 応用化学科 横田 政晶 とができたようです。受け入れていただいた企業の方々は、お忙しい 02 応用化学科 応用化学科 03 岩手大学工学部 INTERNSHIP 材料物性工学科 Faculty of Engineering, Iwate University 材料物性工学科 氏 名 大久保 暁穂 期 間 2006年8月21日∼9月1日 実習先 東京エレクトロンAT株式会社 東京エレクトロンAT株式会社 Akiho Ookubo 宮城企画管理部グループリーダー 誇りとチャレンジ精神を持ち、 常に自らの価値(バリュー)を 向上させる姿勢 自分を見直すこと、 これからすべきこと 私はこれから就職活動をしていくに当たり、実際に自 部品のホコリひとつ、小さな傷ひとつでも使い物になら 分がどこかの企業で働くという実感が持てずにいました。 なくなります。それゆえ、組み立てには非常に集中力の インターンシップに参加することで現場の雰囲気を少し 必要であり、 またスピードも求められています。その中で でも感じ取れるのではないかと思い参加を決めました。 作業する様子は熟練した職人を連想させられました。 実習初日は会社概況と半導体業界についての説明、 最後に装置の調整工程の様子を見学させていただき 安全教育、そして工場見学をしました。東京エレクトロン ました。この工程での説明を受け、ウェーハに描かれた AT(株)では、半導体製造装置の開発・設計・製造を行っ 回路を電子顕微鏡で見せていただきました。また、 ウェー ています。私が実習にいった宮城営業所ではプラズマエッ ハに正しく回路が描かれているか、その断面を見るとき チング装置の開発・設計・製造を行っていました。装置は、 手で割るのですが、 それも実際にやらせていただきました。 取引先のお客様のニーズに合わせて一台一台がオーダー 二週間という短い期間ではありましたが、多くのこと メイドのため、その都度ソフトの開発が行われ、組み立て を学ぶことができ、非常に充実した時間を過ごすことが は手作業で行われているということには驚きました。し できました。自分の専攻にこだわらず広い視野で就職活 かし、そういったニーズに応えられるだけの開発力・技術 動に望むべきだということ、 どの分野でも本人の努力次 の高さが半導体製造業界で世界のトップシェアを誇って 第で将来性が見えてくるということ、 コミュニケーション いる要因なのだと感じました。 能力の必要性などさまざまな発見がありました。インター 2日目からの4日間は、新しく作ったソフトが正しく作 ンシップに参加できたことは私にとって大きな収穫とな 動するかを確認する試験業務をさせていただきました。 りました。ここで、学んだことを生かし恥じることのない この作業はひたすらPCの画面と仕様書を比較して、誤 社会人になれればと思います。最後になりましたがインター りがないかどうか調べるというものでした。ここでの作 ンシップを計画してくださった岩手大学と、東京エレクト 業や周りの方々の様子を見ていてPC技術は、 どの分野 ロンAT(株)で指導してくださった皆様に深くお礼申し上 においても必要なものだと感じました。いままでPCを げます。 扱うのは苦手だからと敬遠してきましたが、今のうちに、 渋谷 浩司 東京エレクトロンは1963年に数人の若い事業家によっ て誕生しました。以来、半導体製造装置のワールドクラス のリーディングサプライヤーとして、酸化拡散・LPCVD装 置、枚葉CVD装置、 コータ/デベロッパ、SODコータ、エッ チング装置、 ウェーハプローバなど、幅広い製品分野の開 発・製造・販売を行っています。また、半導体製造装置の 分野で蓄積した専門技術を生かして、 フラットパネルディ スプレイ (液晶)製造用のコータ/デベロッパおよびエッチ ング/アッシング装置の開発・製造・販売も行っています。 これらの半導体製造装置およびFPD製造装置の多くは、 グローバルマーケットで高いシェアを獲得しています。 東京エレクトロングループの1つである東京エレクトロ ンAT㈱は、宮城県を本店所在地として山梨県韮崎市と兵 庫県尼崎市に製造・開発拠点があります。グループの中で も半導体製造装置、液晶製造装置の開発・製造において 中心的な役割を果たしています。 宮城事業所は仙台市内から車で約30分の風光明媚な 松島町に位置し、最新鋭の生産ラインのもと、主力製品の 一つである「プラズマエッチング装置」の開発・製造を行っ ています。恵まれた開発環境のもとで、私たちは“どこに もない、誰もまねできない技術”を求めて、オリジナリティ 溢れる製品開発を目指しています。 宮 城 事 業 所として のインターンシップ受 け 入 れ は 2001年度よりスタートし、今年で6年目になります。弊 社におけるインターンシップの目的は積極的な情報開示 が求められる今日、企業・学生とも憚りのない実体を見せ 合うこと、そして最先端の装置の“ものづくり”の現場を 実感してもらうことを主眼としています。 今回の受け入れの主たる目的は、設計・製造・製造間接 業務を通して、各ポジションの役割を知ってもらうこと、当 社の装置製造の一連の流れを実際に体験してもらうこと でした。実習生の方は、10日間という短い期間でしたが 業務に対してたいへん前向きな姿勢で、かつ様々な視点 を持って取り組んでいたこと、挨拶や実習姿勢が良く出来 ていたことに大変関心いたしました。当社としても社会 人としての基本がきちんとできていて、その上でチャレン ジ精神旺盛に溢れている人材を求めています。 今回の経験が、将来の進路を決めていく上で、何らかの お役に立てればと思います。実習生の残りの学生生活も 有意義で健やかであることをお祈りしています。 沿 革 1997年 2001年 2003年 2004年 2006年 会社概要 会 社 名 東京エレクトロンAT株式会社 代表取締役 原 功三 設 立 1983年7月 (山梨事業所設立) 資 本 金 40億円 売 上 高 2,807億円(2005.3 単体)、 6,357億円(2005.3 連結) 従業員数 2,416名(2006.9.1現在) 事業内容 半導体製造装置、FPD製造装置の開発・製造 主要開発製品 プラズマエッチング装置、 メタルCVD装置、 FPD用プラズマエッチング/アッシング装置 事 業 所 宮城事業所(宮城県宮城郡松島町)、 山梨事業所(山梨県韮崎市)、 関西テクノロジーセンター(兵庫県尼崎市) 4月 東京エレクトロン宮城株式会社を設立。 4月 東京エレクトロン山梨株式会社と東京エレクト ロン宮城株式会社が合併、東京エレクトロンAT 株式会社に社名変更。 5月 東京エレクトロン株式会社の穂坂・関西地区開発 部門を東京エレクトロンAT株式会社に移管。 4月 東京エレクトロンATと東京エレクトロン東北合併。 4月 東京エレクトロンAT、東京エレクトロン東北、 東京エレクトロンTSの3社に分社 出来るだけ使い慣れるように努力する必要性を強く感じ ました。 6日目からの物流担当では、山梨事業所から送られて きた各パーツを製造工程にあわせて分類・仕分けの作 学科からの一言 業をさせていただきました。ここでは、製造の方々がよ インターンシップの実施していただきました企業の皆様に厚く御礼 申し上げます。学生にとって、実際の企業の営みを肌で感じる良い機 会であったと考えます。受講した学生諸君には、多忙な中ご対応いた だいた企業の方々への感謝の気持ちを忘れないでください。このイ ンターンシップでの経験を、今後の学校生活や就職活動に生かしてい くことが、 企業の方々へ恩返しのひとつになるのかもしれません。是非、 自分の進路を見つめ直す時間をつくってください。 り円滑に組み立てが進むように新しいシステムを取り入 れるなど、さまざまな取り組みがされていました。 クリーンルーム内での組み立て実習も体験すること が出来ました。装置は思っていた以上に非常に繊細で、 04 材料物性工学科 材料物性工学科 さて、 これからインターンシップを受講する学生諸君へ。何かを学ぶ ためには目的意識を持つことが重要です。インターンシップの場合も 同様でしょう。受講する上ではホームページ等で企業の職種、事業内 容など、相手企業の研究をしてください。漫然と受身で受講するので はなく、意欲的に目的意識を持ってインターンシップに望んで欲しいと 考えます。 材料物性工学科 山口 勉功 05 岩手大学工学部 INTERNSHIP 電気電子工学科 Faculty of Engineering, Iwate University 電気電子工学科 氏 名 中里 光 期 間 2006年8月18日∼9月1日 実習先 ソニーイーエムシーエス株式会社 千厩テック ソニーイーエムシーエス㈱千厩テック Hikaru Nakazato 人事総務部長 働く喜び 小野寺 研司 インターンシップを受け入れて 私は今回のインターンシップに「働くということはどう 私は働くと言うことは何なのか全く分からない状態でした。 いうことなのか」 「大学の勉強がどのように活かされて むしろ、働くことはただ金銭を稼ぐだけのもので、面倒で いるか」ということを少しでも理解しようと思い、参加し つまらないものだとさえ思っていました。しかし、実習を ました。 終えて家に帰ってきた時には、すごい充実感・達成感が 私は今回、 ソニーイーエムシーエス㈱千厩テックでお ありました。実習中に行ってきたことは、仕事の責任の 世話になってきました。参加するにあたって、あらかじめ 重みや難しさなどほとんど無い簡単なものでした。です 主な実習内容などを聞いておき、できる限りの予習をし が、職場の雰囲気の中で働いてみるという事がとても貴 て臨みました。実習内容は、Visual C++を使ったプロ 重な体験であり、社会人の方と直に話をする機会がもて グラミングだったので、以前大学の授業で使用した教科 たと言う事が大きなプラスになりました。 書を読み直したりネットを使って調べておきました。 最後に、職場の方から「働くと言うことは喜びを感じる 実習期間の2週間はずっと一つの課題に関してプログ ためにする」ということを教えていただきました。これか ラミングをやっていました。予習はしていたものの、使っ ら、私は喜びを感じるために日々の生活を頑張っていこ たことの無いソフトだったので思うように動かせるよう うと思います。インターンシップに参加し、私は一回り成 になるまで一週間もかかりました。職場の皆さんが優し 長することができたと思います。参加して本当にいい経 く教えてくれたおかげで、第二週にはずいぶん動かせる 験ができたと思います。 ソニーイーエムシーエス㈱千厩テックは、 ソニー・エリ クソン・モバイルコミュニケーションズ(株)が設計・開発 する携帯電話や、ソニー株式会社の通信関連製品など の設計・製造・カスタマーサービスの主要拠点の一つとなっ ております。 弊社がインターンシップの受け入れを始めてから5年 目となります。より多くの若者に働くこととは何か、また 大学で学んでいることがどのようにモノづくりに活かさ れるかなどを知っていただき、地元岩手のエンジニア育 成に少しでも寄与できればとの思いでインターンシップ を受け入れております。 目的・目標を持ち実習に望んでもらいたいとの考えか ら、実習初日には目標発表を行い、また最終日には成果 発表を行うという形を取らせていただいております。 本年度受け入れた学生には、生産ソフト技術課にて開 発言語VC++を用いたプログラミングを行っていただき ました。VC++を使用するのは初めてとのことで戸惑い もあったようですが、前向きに課題に取り組む姿勢や最 沿 革 1968年 6月 1969年 10月 1977年 8月 1979年 1月 1981年 10月 1982年 7月 1984年 7月 8月 1989年 6月 12月 1991年 4月 6月 1994年 5月 1995年 8月 1997年 8月 1999年 1月 2000年 10月 2001年 4月 2005年 4月 ようになり楽しくなりました。煮詰まっていると「まずやっ てみてから考える」という言葉を教えられました。この 言葉はとても感銘を受けました。 期間中、携帯電話の製造工程を見学させていただき ました。 「昔あったアンテナはどこにいったのか」や「電 波はどのように制御しているか」等、前々から疑問に思っ ていたことを教えていただき、非常に楽しかったです。 また、プログラミングをしている際も周りでは仕事の話 をしていたりして、時折大学の講義で学んだことのある 単語などが耳に入ってきました。その時、大学の授業は 終日の自信に満ちた成果発表など、受入側として大変満 足できるものとなりました。 弊社の職域は幅広く、学生にとっては2週間の実習期 間が短く感じられたかもしれません。しかし、職場の雰囲 気や企業が厳しい時間設定の中で仕事を行っていること、 人とのコミュニケーションの大切さ、大学の基礎勉学の 大切さはお伝えできたのではないかと思います。 昨今、若者への技術・技能の伝承が急務となっており、 技術系学生の就職は売り手市場と聞きます。しかし、働 くことの意義や将来の夢が無ければ、やりがいを見出せ ず仕事も長続きしないのではないでしょうか。インター ンシップ制度を積極的に活用することで、一人でも多く の学生に“働くこととは何か”、そして“モノづくりの面白 さ”を感じていただきたいと思います。 今後も、 この制度を経験した地元岩手大学の学生が、 多くの企業に巣立ち活躍されていくことを期待しており ます。 会社概要 岩手東洋電子株式会社として創業 大元電子工業株式会社へ社名変更 岩手東洋通信株式会社として発足 マルチバンドラジオ(スカイセンサー)生産開始 カーステレオ生産開始 マルチバンドラジオICF-7600 100万台達成 カーCD1号機(CDX-5)生産開始 家庭用電話機生産開始 アナログ方式自動車電話生産開始 フォード社より「Q1工場」に認定 ソニー千厩株式会社へ社名変更 NTACS方式デジタル携帯電話生産開始 デジタル携帯電話生産開始 ISO9001認証取得 ISO14001認証取得 携帯電話生産500万台達成 隣接する一関市に「一関TSセンター」を開設 ソニーイーエムシーエス株式会社千厩テックに社名変更 一関市東工業団地にTSセンター、大東事業所を集約 「一関事業所」開設 会 社 名 ソニーイーエムシーエス株式会社 千厩テック 所 在 地 岩手県一関市千厩町千厩字下駒場254 設 立 2001年4月1日 (前身:ソニー千厩㈱ 創立:1968年6月) 資 本 金 67億4100万円 (※ソニーイーエムシーエス(株)全体) 売 上 高 約2兆4千億円 (※ソニーイーエムシーエス(株)全体) 役に立つと分かりました。また、知識に経験が加わらな いとあまり使い物にはならないということも改めて実感 学科からの一言 しました。 インターシップを経験した学生と面談すると、その多くは「大学で勉 上にも大きな効果があります。社会に出る前に、 このような宝物のよう 今回のインターンシップでは、とても有意義な時間が 強する意義を再認識した」とか「将来のイメージ化ができた」といった な体験をする機会をご提供くださり、献身的にご協力いただいた事業 ことを言います。自分の体験を生き生きと語り、 インターシップに行く 所の皆様に感謝いたします。 過ごせてよかったと思います。なぜならインターンシップ 電気電子工学科 大坊 真洋 前の不安な表情とは全く違います。自分が何をやりたいのか気付く学 前と後では全く考えが変わっていたからです。実習前、 06 生も少なくなく、資格取得を目指す学生など、その後の勉学意欲の向 電気電子工学科 電気電子工学科 07 岩手大学工学部 INTERNSHIP 機械工学科 Faculty of Engineering, Iwate University 機械工学科 氏 名 関口 寿子 期 間 2006年8月21日∼8月25日 実習先 岩根鉄工株式会社 岩根鉄工株式会社 Hisako Sekiguchi 代表取締役 『 仕 事 』の 現 場 で 岩根 哲哉 インターンシップを受け入れて (写真右…本人) 山間部や河川に架けられる橋は、交通手段として車を では基本となることを勉強しますが、現場ではその会社 利用する現代ではなくてはならない物と言えます。この で製作する物に合わせた必要な図面を描くことが求め 当社がインタ−シップを受け入れまして2回目になりま カリキュラムの内容としては、会社の概要、業界の内容、 橋や工場の建材を製作しているのが、私のインターンシッ られます。また、今回の実習で1番強く感じたことは『疑 す。間が1年あきましたので、年数でいうと3年目です。 公共事業の概要の説明をはじめとして、鋼橋上部工の設 プを受け入れて下さった㈱岩根鉄工です。 問に感じない思い込みは怖い』ということです。 「こうだ」 希望学生が前年度はなかったようですが、初年度も今年 計製作施工のシュミレ−ションや、鋼橋上部工の架設現 実習期間は1週間と短かったですが、内容は工場説明・ と思ってやったことが実際は間違っていたら取り返しの 度も優秀な学生に参加していただき、学生本人及び大学 場見学、 CADシステムの説明と実務作業、鋼材規格の説 作業体験からCADや検査、製品への孔あけ作業、仕上 つかないミスにつながることを学び、勘違いして進める 当局に御礼申し上げます。 明と実際手にとって見る、等々としました。 げ作業に至るまで幅広く行わせてもらい、作業だけでな よりもしつこいくらい質問をして、確認しながら仕事をす 当社は、公共土木設備の設計製作施工を業務として居 当社や当業界、及び公共土木施設への理解と興味が く入札の仕組みや現場で求められることなどのお話も ることの必要性と大切さを感じました。 り、社歴は丁度60年になります(昭和20年10月21日 増してくれれば有難いと思っています。 聞かせてもらうことができました。私は授業でCADを使っ 今回の実習で、作業だけでなく『仕事人』としてのあり 創業)。 岩手大学工学部の学生は真摯な態度と向上心に秀れ、 ていたので『できる』という自信を密かに持っていまし 方を学べました。岩根鉄工の皆様、お忙しい中インター 主として鋼橋上部工を手がけ、他に水門や防雪工、人 勉学意欲の高いことが特質であります。ものづくりの現 たが、実際に図面から必要部分をCAD図面におこす作 ンシップを行っていただき、ありがとうございました。 工地盤等の公共土木施設を製作しています。近年は公 場に於いて最も必須とされるこれらの要件を内包した 共事業の大幅な削減に伴い、発注者(国及び県)の視点 学生諸君の一層の頑張りを期待します。 が新作からメンテナンスに移って居り、 このことに対応し 当社は、中小企業であるだけに、学生諸君の活躍の場、 て、当社の業務も公共土木施設のメンテナンスが主となっ 伸びる場が大きくあります。岩手大学工学部の学生を待 て居ります。 望して居ります。 業をしてみて、授業と現場の違いを実感しました。授業 機械工学科 氏 名 岡本 雅史 期 間 2006年8月17日∼8月23日 実習先 盛岡セイコー工業株式会社 Masafumi Okamoto 会社概要 インターンシップの感想 今回、私は雫石にある盛岡セイコー工業株式会社でイ い、社会や現場の雰囲気、現状などをわずかな時間でも ンターンシップを行いました。 直接体験することができました。私のインターンシップ 会 社 名 岩根鉄工株式会社 代 表 者 代表取締役社長 岩根 哲哉 所 在 地 023-1101 奥州市江刺区岩谷堂字松長根13番地 設 立 昭和20年10月21日 資 本 金 3,000万円 従業員数 19名 営業品目 ・橋梁・水門・鉄管の設計・製作・施工 ・防雪工・防護工の設計・製作・施工 許 可 特定建設業許可岩手県知事第648号(鋼)(機)(土)(と) クレ−ン製造認可岩手労働局 第30号 取引銀行 岩手銀行水沢支店 工場能力 工 場 概 要 1.敷地面積 生 産 能 力 22,012㎡ 1.工場長さ 114m 2.工場面積 3,420㎡ 2.工場幅 30m 3.原寸場面積 1,030㎡ 3.工場高さ 14m 4.仮組ヤ−ド 8,200㎡ 4.橋梁生産能力 5.事務所棟 240㎡ 年間1,200t 盛岡セイコー工業株式会社は技能士による手作業で 参加理由は所属する学科でインターンシップが選択必修 の機械式時計の製造や、 機械化された製造ラインでのクォー になっており単位を取得するためですが、学生のうちに ツ時計用のムーブメントの製造等を行っています。 こういった体験ができる機会はあまり無いと思うので、 私はその中でもムーブメントの部品製造、組立等を行 時間に余裕があるのならば参加してみても損はないと う部署で実習を行いました。実習内容は自分が学びたい 私は思います。 機械工学と一言でいっても分野は幅広く、進路もさまざまです。機 景のもと、直接学生が事業所様に貢献できる機会はなかなかないかも 械技術の粋を集めた機械式ウオッチのような道へ向かうか、異業種と しれませんが、体験を通して社会意識を高めることで事業所様のご厚 と思っていた工学的な事ではなく、組立ライン上での部 最後に実習期間中、御指導いただきました盛岡セイコー もいえる分野にチャレンジするか、学生諸君の選択には正解も不正解 意に少しでも答えられればと思います。 工業株式会社の皆様、本当にありがとうございました。 もありません。一方、学生の意識も多様化しており、受け入れ事業所様 品の取り付けやパソコンでの数値の打ち込みなどの単 学科からの一言 機械工学科 萩原 義裕 には幅広く胸を貸していただいているのが現状でしょう。そうした背 純作業が大半でしたが、普通では体験することが出来な 08 機械工学科 機械工学科 09 岩手大学工学部 INTERNSHIP 建設環境工学科 Faculty of Engineering, Iwate University 建設環境工学科 氏 名 関川 愛 期 間 2006年8月28日∼9月1日 実習先 株式会社久慈設計花巻 株式会社久慈設計花巻 Megumu Sekikawa 代表取締役 インターンシップを終えて 木村 清且 “イーハトヴの実現を目指して” 8月28日からの5日間、株式会社久慈設計花巻という ほかにも建設中の住宅や市営住宅の見学をすることが ○私たちのアトリエ のとき、明治製糖に入社し新渡戸稲造と後藤新平がいる 建築設計事務所でインターンシップをすることができま できました。建設中の住宅は、以前住んでいた家で使わ 花巻市小舟渡の北上川沿いに、国の名勝地として今年 台湾で活躍いたします。大正13年(55歳)で帰国し、明 した。私は以前から建築や設計に興味があったので、迷 れていた古い木材を梁として使用されていました。これ わずこの事務所を申し込みました。 はお客さんの要望だったと聞き、それぞれのお客さんに 実習先の久慈設計花巻は主にCADを使っての建築設 合わせた家を考えて工夫して設計しているのだなと知り 計を行っています。市営住宅や病院、カフェや民家など、 ました。市営住宅においては、私の想像よりも広く、立派 花巻市内には久慈設計花巻が設計した建物が数多くあり、 な建物でした。外の通路の壁には、子供がぶつかっても とても驚きました。また、市内の古民家の保存にも力を 安全なように、やわらかいゴムのような塗装を行ってい 入れていて、 地元を大切にしている企業だなと感じました。 ました。また、サンルームが各部屋に設置されていて、 と インターンシップ中は仕事を手伝うというよりは、私た ても明るく、住みたいと思えるような住宅でした。 ちが興味のあるもの、やってみたいものをいろいろ体験 度 認 定され た“イギリス海 岸 ”があります。宮 沢 賢 治 治製糖十勝清水工場長となり、大正15年、国際人として (1896−1933)が描いた“イーハトヴ”の原風景があり 活躍した菊池捍は、実家の花巻・御田屋小路に真の大正 ます。花巻から遠野に向かう軽便鉄道が市内からイギリ リベラル溢れる“花巻・西洋館菊池邸”を建立いたします。 ス海岸に沿うように走り、北上川を渡ります。軽便鉄道は、 “花巻・西洋館菊池邸”を通して当時の花巻を見ると“東 北上川の橋梁を走り、やがて天空の銀河へ・・・銀河鉄道 北の宝塚”を目指して計画された花巻温泉(日本で初め の夜の始まりがここにあります。そして私共の設計事務 てのナイター付スキー場・ゴルフ場)・釜石までの開通を 所は、かつて軽便鉄道が走っていた沿線にあり “イギリス 目指した軽便鉄道・花巻温泉と鉛温泉までの電車の開通 海岸”の入り口にあります。 と時代の先端をゆく産業が活発でありました。賢治はこ ○地域性を求めて んな花巻にイーハトヴを見たのでありましょう。私共は常 最終日には私たち実習生だけで事務所の間取図を書 賢治は、花巻農学校の教諭時代生徒を、 よくイギリス海 に地域性を求めます。 させてくださいました。まず、モデル住宅の模型を作成 いてみることになりました。一畳や一坪などの大きさも 岸に連れてきました。大正10年から大正15年(賢治25 ○ インターンシップと私 しました。模型は、住宅の完成図をお客さんに示す1つ よく知らなかった私ですが、所長に教えていただき、それ 歳―30歳)の4年4ヶ月であります。途中には、萩野時計 花巻新渡戸記念館・花巻市博物館・北上市鬼の館・水 店・軽便鉄道本社・西洋館菊池邸等が建てられ賢治はそ 沢市埋蔵文化財センター・太陽と風の家・等、地域の特性 の様子を、憧れを持って観察したと思われます。賢治の を表現する仕事が多いです。最近では県産材を利用する の方法であると教わりました。そのほかの方法で、紙に なりに間取図をかくことが出来ました。一畳や一間など、 書かれた図面や、パソコンで作成するCGなどがあります 広さや長さの単位について知り、間取図の記号について が、お客さんの立場で考えると、模型のほうが手にとって 知り、建築設計の知識が少しでも増えたことで、 ますます 見ることが出来るし、イメージが一番伝わりやすいもの この分野に興味を抱きました。 ではないかと思います。模型を作成するにはまず、建物 今回、5日間のインターンシップはとてもあっという間 の壁面を印刷した紙をパネルに貼り付け、線に沿って切 に感じました。大学では学んだことのない、初めてのこ 戸稲造から英語を学び、札幌農学校で7歳から26歳の た私は、 インターンシップで120日間、久慈設計にお世話 り取り、接着剤で壁面同士を貼り付けていきます。出窓 とをたくさん体験させていただき、 とても感謝しています。 10年間、学生・研究生・助教授として活躍しました。明治 になり、現在に至っております。少しでもその時の恩返し や玄関、バルコニーなど出っ張っている部分も、パネル 憧れていた建築の世界に触れることが出来てよかった 30年(28歳)のとき、札幌農学校で花巻出身の北大の初 になればと思っております。今後もよろしくお願いいたし で作り、貼り付けていきます。細かい作業が多く、大変で です。それと同時に、将来についても見つめなおす機会 代総長・佐藤昌介の妹・淑子を妻に迎え、大正2年(44歳) ます。 したが、思ったよりも早く作り終えました。実習中に思い となりました。今までは大学院志望だったのですが、早く 出に残るものを作ることができてとてもうれしく思います。 こういう設計関係の仕事に就いて、もっともっと専門的 2日目には市内にある古民家「菊池邸」の見学もさせ な知識を学びたくもなりました。今回の経験を自分の糧 ていただきました。宮沢賢治の童話「黒ぶだう」の舞台 にして、将来についてじっくり考えながら、残りの大学生 となった家で、その童話を読んでみると、確かに一致す 活を有意義なものにしたいと思います。最後に、お忙し 本年度、右も左もわからない状態で初めてインターンシップ実施委 員を担当することになりました。ベテランの先生方に助言をいただき、 のときには見られない生き生きとした学生の姿を垣間見ることができ、 る風景や部屋が多くありました。80年前に建てられたこ い中、私たちに貴重な体験をさせていただいた久慈設 何とか無事に学生の実習が終了してほっとしています。 実習生がうらやましくさえ思います。あらためて, 貴重な時間を割いて の家は武家屋敷と西洋館をうまく融合させた造りになっ 計花巻の皆さん、本当にありがとうございました。 はじめて事業所を訪問してインターンシップ実習を見学させていた 実習生を教育していただいている事業所のみなさまに感謝いたします。 寓話“黒ぶどう”はまさに“花巻・西洋館菊池邸”を紹介す 地域型モデル住宅の建設・東山地域交流センターの設計 るための寓話でありました。 等、地元産業の育成の可能性を試みております。一週間 “ 花巻・西洋館菊池邸 ”は菊池捍(まもる)(1870− の日程のインターンシップの生徒さんに私の思いはどの 1944)氏が大正15年に建設されました。菊池捍は新渡 程度伝わるか解りません。かつて、 30数年前、 大学生であっ 学科からの一言 れを取り入れた指導をしていただいている事業所もありました。講義 だき、実習生が、実際の交差点の渋滞対策のための原案作成や災害現 ていました。使用している木の種類や家の造りなど、た 建設環境工学科 山本 英和 場の見学など、大学の中だけでは味わうことのできない貴重な体験を くさん説明を聞いてとてもためになりました。古民家の していることがわかりました。また、実習生の将来の希望を聞いて、そ 10 建設環境工学科 建設環境工学科 11 岩手大学工学部 INTERNSHIP 情報システム工学科 Faculty of Engineering, Iwate University 情報システム工学科 氏 名 伊藤 望 期 間 2006年8月28日∼9月1日 実習先 株式会社アイシーエス 株式会社ジェーエフピー Nozomu Ito 代表取締役社長 協力することの大切さ 漆原 憲博 インターンシップは楽しい 今回、私は株式会社アイシーエスでインターンシップ うことを実感しました。 実習をさせていただきました。アイシーエスの主な業務 このたびのインターンシップでは、 ソフトウェア開発の は情報処理サービス業で、 システムインテグレーション、 製造工程を一部ではありますが体験をすることができ、 ソフト開発、ネットワーク構築/運用などを行っています。 実際に企業で何かを製造、開発をする流れを事前に学習 実習は共通関数のテストツール作成を5日間かけ することができました。 て行いました。ツール作成は3段階の工程に分け、1 また、仕事をしていく上で自ら学ぶことの大切さを学 つの工程を約1日半かけて作業をしました。開発機 びました。会社の中では多人数で仕事することが多く、 材としてWindows OSのPCを1台与えられ、言語は 自分一人が分からないことを分からないまま放置してつ Visual Basicを使用しました。 まずいていると、他者の迷惑となり、会社の損益にもか 開発工程の流れは、テストツールの画面デザイン作成 かわってしまいます。自ら学ぶということが、会社の中で から始まり、テストツール仕様書を読み、業務を理解する は自分だけのためではなく他者のためにもなるというこ 業務仕様の分析、作業の進行速度を決めるための作業 とが分かりました。 計画の作成、テストツールの仕様を元にツールに求めら そして、会社という物は多くの人たちで成り立ってい れる機能を項目ごとに洗い出すチェックリスト作成、それ る物であって、ソフトウェア開発というPCに向かうのが から実際にコーディングするテストツール作成を行い、最 主である仕事だとしても、必ずミーティングや外部の方 後にチェックリストを元にしてテストをします。チェックリ など他者との交流があります。そこで相手とうまく会話 スト作成、テストツール作成、テストを行った後には担当 や応対ができなければ社会ではうまくやっていけません。 の方にレビューと呼ばれる工程の確認と指導をしてもら ですので、 コミュニケーション能力は仕事をしていく上で い、問題がなければ次の工程に進むことができます。今 一番大きな物だと考えるようになりました。 回は開発工程を3段階に分けたのでチェックリスト作成 これらの実習で得た経験と大学で学んだ知識を合わ からテストを3回行うことで、テストツールが完成となり せて社会に出て生かしたいと思います。実習中お世話に ました。 なった皆様、本当にありがとうございました 今回の実習では配属先担当の方に話されたことが強 く印象に残っています。それは、 ソフトウェア開発の現場 において「一人が100を知らなくても、周りの人と一緒 になって100になればいい」ということです。今回の実 「インターンシップ」の5日間は楽しく過ごさせていた だきました。お盆明けの直後、 5人の学生さんが見えられ、 土日をはさんで行いました。 社長である私が校長であり、先生です。生徒さんは、工 学部の機械工学科4人と情報システム工学科1人でした。 およそ40歳も若い諸君と「商品の企画」をあれこれ検 討議論しました。溌剌として知的な時間でした。 「みなさん、 工学部だから何か作りたいものがあるでしょ う。こんなものが欲しいとか、 こんなことに困っていると か。今夜これを考えてもらって明日発表お願いします。」 初日の終わりにこんな宿題を出しました。翌日朝から 早速発表です。 「扇風機しかないので夏は暑くて大変。小さいクーラー でもあれば」 (NS君) 「大学生になって親元を離れて生活をするようになっ たら市役所への手続きやら何やらどんな風にすべきか困っ た。なにか一人暮らしに便利なマニュアルでもあれば」 (HS 君) 「部屋の中に電源コードがたくさん。コードレスだとすっ きりするのに」 (TS君) 「クルマの事故は運転手に注意を喚起させるだけで はなく、歩行者もクルマが近づいたりするときに感知で きるようなれば事故は減るのではなかろうか」 (AM君) 「ネットから簡単に音楽を聴けると便利。今のは不便。」 (CS君) 何も出てこなかったらどうしようか。実はこんな心配 も会社ではしておりました。幸いにもそんなこともなく「困っ た」、あるいは「欲しい」が出てきました。 しかし、 ここからが大変でまた面白いところでもありま す。 「ではそれを実現するためにどんな技術が必要です か。調べて発表してください。」 5人の生徒さんはネットで検索を始めました。いまやネッ トは情報の図書館です。折角考えた自分のアイデアもた いがいなものは見つかります。あったらちょっと残念で すが、なかったら、 これもまた大変。調査もまた組み立て も独自にしなければなりません。中には海外のサイトに まで行って英語と格闘しなればならない人もいました。 紙幅の関係でこの後は割愛します。中日と最終日に会 社の社員の前で発表会を持ちました。いろいろ意見を交 換しました。懇親会もあの企画この企画と話題に花が咲 きました。 しかし、一体そもそも『インターンシップとは何か?』。 初日に生徒さんと米国の制度を勉強してみました。大学 と企業が距離を縮める必要を米国の歴史に見ました。米 国ではこの制度がかなり普及し、大学もまた企業もそれ ぞれのプログラムを持つようになったとか。時代の変化 の中で、当社もよりふさわしいプログラムを探して行き たいと思います。そう思わせる5日間でした。5人の諸 君に感謝します。 会社概要 会 社 名 株式会社ジェーエフピー 所 在 地 〒020-0063 岩手県盛岡市材木町2番26号 近三ビル2階 TEL019-623-3613 FAX019-623-4028 設 立 1994年(平成6年) 3月1日 代表取締役社長 漆原憲博 資 本 金 1,000万円 従業員数 30名 主要事業所 東京支社 〒104-0061 東京都中央区銀座5-15-1 南海東京ビル銀河プラザ TEL03-3545-1030 FAX03-3524-8293 営業概要 ソフトウェア開発・販売 ・自然のCG(*1) ・組込み系 ・情報セキュリティ評価(*2)、 ソフト開発(品質)コンサルタント ・エンタプライズ系 (*1)岩手大学千葉則茂教授より指導 (*2)株式会社ロックハンドテクノロジー http://www.rht.co.jp/ (株主:当社、株式会社エルミックウェスコム (マザーズ上場)、岩手銀行) 習では分からないことが数多くありましたが、一緒に実 習を受けた方と協力したり、指導者の方に教えていただ 学科からの一言 くことで理解することができるようになりました。自分一 人では分からなかったりできないことも、多くの方と協 力することでひとつの物を作り上げることができるとい インターンシップ実習後の学生達と接して、ひと回りもふた回りも ていることが分かります。今後もより多くの受け入れ先企業の理解 大きく成長して帰ってきていると、 いつも感じています。このことから、 を得て、多くの学生がインターンシップに参加することを希望します。 情報システム工学科 三輪 譲二 インターンシップが、学生に様々な動機付けや気づきの場を提供し 12 情報システム工学科 情報システム工学科 13 岩手大学工学部 INTERNSHIP 福祉システム工学科 Faculty of Engineering, Iwate University 福祉システム工学科 氏 名 中島 早矢香 期 間 2006年9月4日∼9月8日 実習先 旭エンジニアリング株式会社 旭エンジニアリング株式会社 Sayaka Nakajima 取締役 技術部長 吉 田 寿 穂 分野にとらわれず、色々なものに 触れることの大切さを実感 源を入れると青→黄→赤になる基本動作があり、ボタン を押したりセンサーが感知すると黄色になるといった動 作を組み合わせたものだ。今回私達が作ったプログラム は約50行程度であったが、実際に会社で作るプログラ ムは数千∼数万行という量になると聞いた。プログラム を作る人の技術と集中力に驚いた。 指導担当の方から、別の会社で働いていた時の話や、 今まで旭エンジニアリングで作ってきた製品などを教え てくれた。普段聞くことのできない話なので大変新鮮だっ た。会社を選ぶときは自分のやりたいことをしっかり持 つことが必要であることに気がついた。 今回のインターンシップを通じて、一つの分野に捕ら われず色々なものを作ることにも興味が湧いた。自分の 職業選択にも開発業務というものが加わり、視野が広がっ たと実感した。 インターンシップに参加して、 これまでの自分の視野 が狭く、身の回りのことについて何も考えてないという ことを実感した。私は福祉システム工学科なので漠然と 福祉関係のものを扱っている会社に就職したいと思って いたのである。 お世話になった、旭エンジニアリングでは様々な分野 の機械を作製していた。実習1日目から3日目までは、主 に制御盤の配線を行った。回路図を見ながらの配線だっ た。大学での実験に類似していたので取り組み易かった。 この配線を行った制御盤は工場に収める機械の重要な 部分になる部分であると聞き、責任を持って取り組んだ。 4日目から5日目までは、 プログラムを作るシーケンス回 路について教わった。一通りシーケンスのプログラムの 仕方やプログラムの動作確認をした後、信号の動きをす るプログラムを作り動かしてみた。信号の動きとは、電 福祉システム工学科 氏 名 山本 真二 S h i n j i Ya m a m o t o 期 間 2006年8月21日∼8月25日 実習先 岩手県庁 保健福祉部 障害保健福祉課 インターンシップを受け入れて 旭エンジニアリングがインターンシップを受け入れて 今回の研修では、前半は体を使う事・後半は頭を使う 6年目になります。岩手大学は、今回で4度目となります。 事として体験してもらいました。前半の作業は、配線作 当社は、精密板金加工・製缶加工・切削部品加工・生産 業なのですが圧着作業で手が痛かった様です。後半は、 シー 設備設計製作・産業機械設計製作・農業機械設計製作等 ケンスプログラムの作成で頭が痛かったようですが、プ をしています。自社開発製品の券売機等も販売していま ログラムを入力して動作確認を体験してもらいました。 す。客先の製品を作るための設備を受注から納入まで 後半の考えることを今回初めて取り込んでみましたが、 をする技術部門と、客先の図面により部品を製作する製 二人にとって良い体験になった様です。この体験で、少 造部門があります。 し装置のものづくりを理解してもらえたと思います。 カリキュラムの作成に当たっては、技術者と一緒になっ 最終日に研修された2人が、 このインターンシップによ て作業する様考えていますが、研修時期と受注設備の生 り『今後の自分の進路が決まりました』と聞いて、少しで 産工程のタイミングによって、作業内容が変化してしま も将来の方向決めのお手伝いができて幸いです。 います。設備内容も、搬送・加工・組立・検査・梱包装置等 ものづくりについては、いろんな技術が発達すること といろいろです。客先の業種についても、自動車・電気・ により進歩しています。その生産設備設計も新技術を学 情報通信・医療・住宅・食品・産機等多岐に渡っています。 習し、装置に取り込んで設計しています。学生の皆さん 二人には、自動車産業の加工ライン搬送装置の制御盤配 には、創造力と体力を養ってほしいと思います。 線作業をしてもらいました。 会社概要 現場のニーズをくみとることの 重要性を感じました 今回のインターンシップは一週間という短い期間では ありましたが、内容の濃い、非常に充実したものになった と思います。また、職場の皆様からとても親切・丁寧にご 指導をくださり、大変有意義なものになりました。 現在、日本における少子高齢化の進展にともない、 「福 祉」という分野は重要視されています。 「福祉」に関連し た様々な問題や課題を抱える社会に対応すべく、社会保 障・介護制度などについて深く考えることは非常に大切 な事であり、また、実際に現場の状況を理解することが 大切なのだと感じました。 見学させていただいた「二戸たんぽぽ福祉作業所」、 「福 祉工場カナン牧場」の2つの施設では、障害者の方々が とても活き活きと働いておられ、自分で働いて稼ぐこと の充実さを心から喜んでいるようにも思えました。しかし、 14 就労状況の難しさ、受け入れ企業などの困難な現状があ り、障害者の方々に対する雇用促進の為にも、今以上に 福祉工場を設立していく必要性があるのではないか、 と 思いました。 また、障害者の方々とその家族のニーズは実に様々で あり、その要望に対応していくことの難しさなども感じる ことが出来ました。障害を持つに至るまでの過程は一人 ひとり様々であり、その内容によってケアの工夫が必要 です。そのためにも介護者同士における意思疎通・情報 交換なども盛んに行っていくべきなのではないでしょうか。 このように、たくさんの貴重な体験をさせていただく ことが出来、非常に良かったと思います。このインターン シップでの経験を活かし、少しでも社会福祉に貢献出来 るよう努力をしていきたいと思います。 福祉システム工学科 会 社 名 旭エンジニアリング株式会社 所 在 地 岩手県花巻市二枚橋3地割120番地 設 立 1982年10月1日 資 本 金 2,500万円 従業員数 70名 事業内容 自動券売機設計・製造 精密板金加工・製缶品加工・組立 各種装置設計・製造 学科からの一言 学生のほとんどは自分の就職に対して様々な不安や悩みを持って いうことを学んできたようです。この経験を是非自分の就職や進学に いるようですが、 インターンシップを経験した学生は、 受入事業所の方々 対する考え方や動機付けに役立てて欲しいと思います。 から、仕事に対する考え方や仕事上での経験などを聞くことによって、 福祉システム工学科 野村 直之 実際の現場には何が要求されているのか、何のための勉強なのか、 と 福祉システム工学科 15 岩手大学工学部 INTERNSHIP 海外インターンシップ Faculty of Engineering, Iwate University 機械工学科 氏 名 一戸 朝行 期 間 2006年9月4日∼9月16日 実習先 オリエントサウンド株式会社(深 工場) オリエントサウンド株式会社 To m o y u k i I c h i n o h e 董事総経理 海 外 イ ン タ ー ン シ ップ オ リ エ ント サ ウ ンド ( 深 工 場 )の 感 想 私が海外インターンシップに挑戦した理由は、これま 採用試験(面接)を受けさせていただき、不良品の原因 で多くの企業が中国に進出を果たしているがその現場 追求を手伝ってくださるなど色々なことにチャレンジさ はどうなっているのか、ものを造る前線を、文化を越えて せてもらい充実しました。また、 この2週間のあいだ小宮 肌で感じたいと考えたからです。それと同時に将来個人 総経理の自宅にお世話になることになり、会社での仕事 の能力が重視される社会で、より多くのインターフェー も通して私に様々なアドバイスを与えてくれると共に、 スを持った自分を養いたいという思いがあったからでも 会社の今取り掛かっている問題を解決回避していくあり あります。 のままを見せてくださり、海外で働くということはどうい まず、東京に本社をもつオリエントサウンド株式会社 う事か完全とは行かないまでも理解できたと思います。 の中国工場のひとつである深 工場は、日本で受注され 日中関係は良いとは言えない中、多少のリスクがあり たスピーカーの製造からお客のニーズに応える設計開 不安でしたが日本メディアからは受け取ることのできな 発を担っており、在庫を抱えず短期出荷を目指す活気あ い一面を見ることができて、中国への考え方が一変しま ふれる会社です。労働者の最低賃金が引き上げられる した。しかし、 こうして無事終了し帰国できたのも、関係 など、環境が目覚しく変わる発展途上の深 市において、 者の方々のお陰であり、特に現地では、お忙しい中私の 会社内でも生産ラインの更なる機械化を考えるなど日々 ような学生を受け入れていただきとても感謝しています。 次のステップを考えています。中国に進出する企業にも この体験が成功だったと言えるためにも、自分の財産と 新しい動きがあり、カントリーリスクを縮小すべく内陸に してこれからに生かしたいと思います。 移転または東南アジアに新しい地域開拓を目指す傾向 小宮 正昭 インターンシップを 受け入れて オリエントサウンド株式会社は、創業以来スピーカの OEM専業メーカーとして音創りに専念して参りました。 そしてOEMとしての特質性を生かし、要求されるあら ゆるアプリケーション用に対応可能な技術開発力は、国内 外の多方面に亘る各機器に採用され、好評と信頼を頂い ております。 当社は今年初めて現在も事業所がある当社ゆかりの地 である岩手県からインターンシップの学生を受け入れま した。電子音響部品及びその付属品の開発・製造・販売を 行っている当社での岩手大学生の受け入れは今回が初め てであることもあり、言葉の壁や2週間という限られた時 間という制約の下で実際の業務を体験することには困難 も多かったと思います。 今回の研修では、 「自分のスピーカを完成させる」とい うことをメインテーマに、部品の受入検査から製品出荷検 査までの一連の業務を体験するという方針で行いました。 それぞれの業務には必ずしも日本語が通じるスタッフが いるわけではありません。しかし海外の事業所では言葉 の壁を乗り越えた充分な意思疎通が必要で、筆談やジェ スチャーを交えてのコミュニケーションは、いわば当然と もいえます。同じ中国人同士でも必ずしも言葉が通じな いという社会に参加するために必要な試練ということが できます。 こういった厳しさを体験していただく一方、就業後は日 本人同士で飲食を交えたディスカッションを行い、就業中 の問題点の報告を受け、それに対するアドバイスや方針 の打ち合わせを行いました。こういったフォローを通して、 日本人スタッフとしての立場への理解やその楽しさを経 験することもでき、かつ密度の高いインターンシップにす ることができたと考えております。 感性に働きかける音響機器の開発には高度なセンスが 必要です。今回のインターンシップでは、当社の設計や評 価システムの紹介を通して、 こういった高度な技術への理 解を深めるという体験も盛り込みました。 部品産業は競争の厳しさや環境適合、品質管理への要求 の高まりにさらされております。当社の技術は音響機器に 対する高度なセンスを持つ設計者と厳しい品質管理と低 コスト化を可能にする製造・販売部門に支えられ、世界的 な競争の荒波に立ち向かっています。加えて、 日本人スタッ フとしては、言葉の壁はもちろん、労務に対する文化の壁 や社会制度の壁など乗り越えなければならない障壁は非 常に高く、 かつ多いといえます。 今回のインターンシップではそういったさまざまな問題点 を理解し、それを乗り越える意志と力を身につけることが 多少なりともできたのではないかと考えております。 2週間という短い海外研修ではありましたが、今回の経 験がこれから社会に羽ばたく若者にとって、将来の進路や 人間形成の一助になればと祈念いたします。 がありました。 会社概要 今回の体験で一番の大きな収穫は対人スキルではな 名 称:オリエントサウンド株式会社 本社所在地:〒169-0072 東京都新宿区大久保2-5-22 セキサクビル tel:03-5273-4071 fax:03-5273-3868 代 表 者:代表取締役社長 松川 隆史 設 立:1981年6月1日 資 本 金:4,000万円 事業内容:電子音響部品及びその付属品の開発・製造・販売 生産品目:各種スピーカ、スピーカシステム いかと考えています。実習内容は、部品の受入検査から 製品出荷検査までを自分で行いスピーカーを完成させ るというもので、始めのガイダンス以降は現場で日本人 スタッフさんはほとんどつかず、自分で作業員の方から 検査表の書き方や製造工程を学んでいく形でした。私 の中国語は最初挨拶もままならない状態でしたが、筆談 オリエントサウンド株式会社 岩手事業所 〒021-0005 岩手県一関市中里字沢田359-160 fel:0191-21-2281 fax:0191-21-2279 東方音響有限公司 シンセン工場 Village 1 Industrial Area Buji, Long Gang. Shenzhen, China. tel:86-755-2828-1287 fax:86-755-2887-2456 やジェスチャーを駆使することで仕事の話以外にも雑談 が弾み、日本人の方から教わる視点とは違った角度から 学科からの一言 中国を吸収することができました。会話以外のコミュニケー 国内でもいえることではありますが、競争の激しい分野において、 にも手厚い気配りをいただきました。大学としてできることは限られ ションでも分かり合える面白さやスピーカーを作るとい 事業の効率化・高利潤化を目指して海外で活躍する事業所様にとって、 ていますが、改めて感謝するとともにご厚意に甘えることなく努力し インターンシップで学生を受け入れていただくことは特にご負担が ていきたいと存じます。 う目的で通じ合う楽しさは、国内では得ることのできな 大きいのではと思います。にもかかわらず学生を受け入れていただき、 い経験だと思います。実習後半の自由課題では、 ワーカー 機械工学科(海外インターンシップ担当) 萩原 義裕 さまざまなリスクからガードしていただいた上、学生のみならず教員 16 海外インターンシップ 海外インターンシップ 17 事前指導・事後指導・実施報告会 事 前 に イ ン タ ー ン シ ップ を し っ か り 理 解 し て も ら い 、 事 後 もしっかり指 導しま す 。 岩手大学工学部インターンシップ実施要領 1 11 就業体験中における事故・損害、機密保持 目 的 岩手大学工学部「 社会体験学習 」 (以下「インターンシップ」という) 事 業は、学 生に就 業 体 験をさせることにより、主 体 的で 創 造 的 な 人 材 の 育 成を 図ること及び事 業 所 、地 域との 連 携を 図りながら、広く社 会 貢 献 の 基 盤を創ることを目的とする。 2 就 業 体 験 中 に 万 が 一 発 生 す る事 故 等 に 備 えて 、インタ ーンシップ 参 加 学 生 の 傷 害・損 害 等 の 保 険 加 入を 指 導し、派 遣 確 定 後 は 大 学 で 加 入 の 確 認を 行い、リスクの 解 消に対 応する。 な お 、保 険 の 種 類として 学 生 自 身 が 傷 害を 負う場 合 及び 学 生 が 受 入事業所や第三者に損害を与える場合に対応できる保険とする。 (委 員 会 で は「 学 生 教 育 研 究 災 害 傷 害 保 険 」及び「 学 研 災 付 帯 賠 償 責 任 保 険 」を 推 奨する。) また 、受 入 事 業 所との 覚 書によって、守 秘 義 務を 負うことを 確 認 す る。 対象学年等 この事業は3年次対象の集中学習とし、単位数は1∼2単位とする。 な お 、単 位 認 定 は1 週 間( 4 0 時 間 )を 1 単 位 、2 週 間( 8 0 時 間 )を 2単位とし、2単位を限度とする。 また、大学院生 の受講を認める。 3 インターンシップ実施委員会 事前指導・事後指導・実施報告会 1.事前指導 1.事前教育・安全教育 ・インターンシップの目的、全体の流れを紹介するガイダンス ・就業体験先の業界・事業所研究 ・職業意識の啓蒙、一般常識・ビジネスの常識、 実施期間 インターンシップは、主として夏 季 休 業 期 間に実 施する。 なお、冬 季 休 業 期 間あるいは春 季 休 業 期 間であっても、受 入 事 業と 学 生 の 調 整 が 可 能 で ある場 合 には 、インターンシップ 実 施 委 員 会 の 了承を得て実施する事ができる。 12 事前指導 特定の専門知識の習得 インターンシップ希望学生は事前指導を受講しなければならない。 事 前 指 導 で はインターンシップ の 目 的・効 果 、安 全 教 育 、職 業 意 識と 心 構え、業 界 及び事 業 所 の 研 究、履 修 指 導、保 険 加 入 等 の 指 導 及び学 習に関して数 回に分けて行い、インターンシップの 効 果を 上げる。 なお、事前指導 の内容は委員会で決める。 ・守秘義務の遵守 ・事故等のリスクを予防するための意識づけ 2.事前学習 ・職業意識と心構え/業界及び事業所の研究/日報・報告書類、 レポートの作成方法/専門知識の習得 13 インターンシップ実施前の打ち合わせ ここに平成18年度実施の「事前指導」のレジメを提示しますので参照してください。 インターンシップ参 加 学 生 は実 施 前に受 入 事 業 所との 打ち 合 わ せ を 行い、インターンシップの 実 施に支 障が無いように調 整する。 4 受入事業所の確保 《第1回事前指導》 インターンシップにお け る受 入 事 業 所 の 確 保 の た めに4 月上 旬 に 受入 の依頼を行い、受入条件を確認 の上、事業参加へ の了承を得る。 受入事業所の公表 受 入 事 業 所 の 内 容・条 件( 受 入 機 関 の 名 称 、会 社 業 務 、住 所 、受 入 期 間 、学 生 のインターンシップ内 容 、交 通・宿 泊 施 設 の 有 無 等 )は5 月 下旬に公表する。 なお、実 習 中 の 報 酬については原 則 無 報 酬として扱う。 6 15 事業所訪問 インターンシップ実施委員会委員は実習を円滑に進行させるため、 また 、大 学と事 業 所 間 の 連 携 活 動として 、インターンシップ期 間 中に 事 業 所を 訪 問し、事 業 のフォローアップを 図る。 他機関によるインターンシップ事業への参加 本 事 業 以 外に実 施されている他 機 関 の 主 催 するインターンシップ 事業( ハローワーク等 )に参加することができる。 なお、単 位 認 定に関 する申 請 等 は本 事 業 の 実 施 要 領に基づき対 処 する。 7 16 就業体験の評価・報告 受 入 事 業 所では実 習に対 する学 生 の 態 度 、テー マ へ のアプロ ーチ につ い て の 評 価・報 告を 行 い 、大 学 で は 学 生 成 績 評 価 の 総 合 判 定 資 料とする。 また 、インターンシップ実 施 中 の 学 生は作 業日報を 作 成することに より設 定テーマ の 進 捗 状 況を 確 認し、目標 達 成 度を 判 断すること。最 後に自己評価を含めた受講レポートを作成し、大 学に提 出する。 自己開拓事業所の決定 学 生が自己 開 拓した 受 入 事 業 所を 希 望した 場 合 は、委 員 会が 実 習 体制、カリキュラムの 内 容を調査し、適 否を判断する。 8 履修申告 インターンシップ事 業に参 加を 希 望し、単 位 認 定を 受 けるた めに、 希 望 学 生 は 6 月上 旬 に 授 業 科 目「 社 会 体 験 学 習 」を 申し込まな け れ ばならない 。 2.事後指導 受入事業所の調査及び決定 3.実施報告会 受 入 事 業 所 の 公 表により参 加 希 望 学 生から提 出された 志 望 理 由 及 び 事 業 所 の 受 入 条 件を 委 員 会 で 調 整 の 上 、インターンシップ 派 遣 学 生を決定し、6月中旬に発表する。 な お 、受 入 期 間 及 び 受 入 事 業 所 にお け る実 施 カリキュラム の 内 容 の 決 定は随 時 調 整することができる。 19 単位認定 単 位 の 認 定は、事 前 指 導・事 後 指 導・報 告 会 へ の 出 席 状 況 及び事 業 所からの 報 告、学 生からの 作 業日報 告 及び受 講レポートにより総 合 判 定する。 10 覚書の取り交わし インターンシップ 派 遣 学 生 、受 入 事 業 所 及 び 大 学との 三 者 で 覚 書 を取り交わし、実施形態・実施方法を確認する。また、実習生紹介書(履 歴書 )を受入事業所に提 供する。 な お 、他 機 関 によるインタ ーンシップ 事 業 で の 参 加 学 生 の 場 合 は 工 学 部インターンシップ事 業 の 覚 書 等を 省 略することができる。 20 その他 この事業の実施に関してその他必要な事項がある場合は、インター ンシップ実施委員会で協議する。 18 実施要領 ■インターンシップ終了後、実習で得たものを学生が互いに認識し確認しあうために、以下の項目等 について事後指導を実施します。実習の成果はこの事後指導を行うことによって一層有意義なも になりますので、重要な役割を果たします。 1.報告・自己評価等に関する指導 2.ディスカッション 3.報告会の準備 18 実施報告会 インターンシップ参 加 学 生 全 員、事 業 所 の 担 当 者 、大 学 関 係 者 及び 来年度受講希望学生が参加し、プログラム全体を通してのフィードバッ クとともに学 内 外 へ の P Rも兼ねて実 施する。 9 1.インターンシップの履修にあたって 2.講 話 株式会社共立盛岡工場 執行役員工場所 新田 育夫 氏 3.今後の予定について ・実習生の留意事項 ・受講レポートの提出方法 ・報告会の開催 インターンシップの実施 17 事後指導 インターンシップ終 了 後、実 習で得たものを 学 生が互いに確 認しあ うた めに、学 生 間 の ディスカッション 、自 己 評 価 及 び 今 後 の 学 習 に 必 要となる課 題 提 出 等 の 指 導を 行う。 《第2回事前指導》 1.全体の概要 2.実習の心構え ・インターンシップの目的 ・インターンシップとアルバイトの違い 3.インターンシップ実施上の留意点 ・実習の位置づけ ・実習中の事故等 ・実習期間及び実習時期 ・実習内容 ・報酬 ・実習先の調査 ・守秘義務 ・実習者の心構え 4.昨年度実施者の発表 5.履修申込書 6.マッチングまでの方法 7.保険の加入 8.その他事務連絡 14 インターンシップの実施期間の体制 インターンシップが学 外 の 受 入 事 業 所で行われること、特に運 営が 大 学 等 の 休 業 期 間 中に実 施されることから、非 常 時 の 連 絡 体 制を 整 備する。 5 ■実習に先駆け、受講希望者に対し「事前指導」を行うことにより、就業体験が円滑に進行すると同時 に、就業体験がより有意義なものになります。同時に学生の自主性とやる気を喚起するために役立 ちます。 ■インターンシップ参加学生全員、事業所の担当者、大学関係者及び来年度受講希望学生が集まりプ ログラム全体を通してのフィードバックとともに学内外へのPRも兼ねて実施します。 この報告会は次回のインターンシップへと向けて重要なステップとなります。 平成18年度実施項目は次のとおり 1.参加学生のプレゼンテーション 2.受入事業者からの感想・提言 株式会社ジェーエフピー 代表取締役社長 漆原 憲博 氏 株式会社岩手めんこいテレビ 総務局長兼総務部長 柏葉 智 氏 3.統括(質疑応答) 実習生から参加している後輩学生に参加のメリットを強調している姿が印象的でした。 事前指導・事後指導・実施報告会 19 手続きの様式[事業所] 工 学 部 イ ン タ ー ン シップ の な が れ 学 生 諸 手 続 に よ っ て 、お 互 い に 理 解 を 深 め ま す 。 大 学 事業所 受入依頼 受入条件確認 参加、概要等の検討 参加登録申込書 様式A1 インターンシップ事業にぜひご参加ください。 なお、 この登録期間は、当該年4月∼翌年3月の扱いとなります。 カリキュラム 様式A2 実習生との事前打合せなど、実習を進めていく過程で変更することも可能です。 また、作成にあたり、実習担当の教員がご相談に応じます。 事前指導Ⅰ (実施目的・効果) 受入事業所 概要確認 事業所概要まとめ リスト公示 履修申込(志望理由) 受入事業所リスト 学生リストの確認 様式B1 実習先の決定 概要条件の提示 様式A1 カリキュラムの確定 受入先調整、決定 様式A2 受入協定の締結(覚書取り交わし) 実習生紹介書の作成 様式A3 様式B2 実習に関する事前打ちあわせ(学生) (事業所) 事前指導Ⅱ (安全教育、心構え、マナー指導) インターンシップの実施 様式B3 事業所訪問 実施の反省、意見 とりまとめ 実習の評価、要望、提言 様式A4 事後指導(レポート作成、まとめなど) 覚書 派遣学生が確定後、事業所・大学・学生間で締結します。 インターンシップ事業実施報告会 受講者参加、報告 報告会の設定、運営 様式A3 実習評価報告書 次の項目に対して評価願います。 事業所の評価とPR 単位認定 事前事後指導& 事業所からの報告 学生のメリット ●事業所の現場における実習を通じて、 自主性、独創性、実社会での適応力を養 うことができる。 ●実際の現場に触れることで、学問・研究 について新たな学習意欲が喚起される。 ●事業所に対する理解が深まる。 ●自分にあった職業を選ぶ能力が身に付く。 ●将来に対して同じ目的意識を持ってい る仲間と出会うことができる。 大学のメリット 受け入れ事業所のメリット ●実践的な人材を実社会に送ることがで きる。 ●座学だけでなく実践的な教育カリキュ ラムを持つことができる。 ●教育改善・充実ができる。産業界のニー ズを知り、教育プログラムの共同開発 など教育面で連携できる。 ●事業所に対する理解の促進、連携が深 まる。 ●学生の進路指導において、ミスマッチ ングを防ぐことができる。 ●社員等が学生を指導することによって 意識が向上し、社員の研修になる。 ●学生との意見交換を通じ、新鮮な視点、 新たなネットワークを得ることができる。 ●自社に適した学生と、つながりを持つこ とができる。 ●新卒採用の選考において参考になる(ミ スマッチングを防げる)。 ●大学(教員等)との連携が深まる。研究 ニーズを大学へ反映させることができ る(卒論、修論テーマ、共同研究への発 展など)。 ●大学教育に産業界等のニーズを反映さ せることができる。教育プログラムの共 同開発など教育面で連携できる。 ●事業所についての理解が促進され、学 生を通してPR効果が期待できる。 ●実践的な人材育成という社会貢献がで きる。 20 工学部インターンシップのながれ 手続きの様式[ 事業所 ] 21 様式A4 アンケート[事業所] 実 習 カリ キ ュ ラ ム カリ キ ュラ ム の 一 例 を ご 紹 介 し ま す 。 株式会社小林精機 インターン生 岩手大学工学部材料物性工学科 3年次 男子 研 修 期 間 平成18年8月21日∼8月25日 研修担当部署 製造・営業・生産管理・品証の各部門 どのような経緯で受け入れを決めましたか(複数回答あり) 午 前 午 後 営業活動 オリエンテーション 8月21日 顧客満足度について 物づくりの考え方 (第1日) 品質・コスト・納期について 受注のポイント 生産管理 改善活動について 生産管理システム 生産技術 実習用画面作成 8月22日 CNC自動盤実習 (第2日) 材料管理 プログラム・刃具・治具管理 工程検査 測定器使用方法 8月23日 NC旋盤実習 (第3日) ・ ・ ・53 地域社会への貢献の一環として・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・67 適切・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8 もっと早いほうがよい・ 受入の意図・ねらい ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・35 人材育成の趣旨に賛同・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 もっと遅くとも良い・ ●受注から出荷迄の企業活動を体感し、品質、納期、コストの重要 性を理解する。社会に出る準備期間で、今後自分に何が必要かを 考える場になれば幸いである。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 社内(職場)の活性化 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 いつでも対応可・ 旋盤加工実習 ・21 将来、優秀な人材確保の一手段として・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 その他・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 その他・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 未回答・ 地域貢献とともに人材育成の趣旨に賛同していただいた事業所も多く、 「社会全体で学生を 育てる」という考え方が定着してきている。 概ね適切であるが、可能であればもう少し早くしたほうがよい。 受入に当たり工夫した点 ●自分が作成した図面を元に現場実習を行い、製造過程を容易に理 解出来るようにした。加工した製品は記念に持ち帰ってもらった。 学生の研修への取り組み ●慣れない環境の中で、少しでも多くのことを吸収しようと積極的 な言動が見受けられた。 今後の改善点 本人設計図面を使用しての 製品づくり ●実習後に質疑応答の時間を設定し、不明点が少しでも理解出来る ようにしたい。会社事前訪問を行い、自分に合った職場かどうか の検討も必要がるかもしれない。 インターンシップのカリキュラムについて タッピングセンター加工実習 企業概要 住 所:〒020-0173 岩手県岩手郡滝沢村滝沢字大崎94−444 事 業 内 容:各種精密機械部品の加工及び組立 研修生の事前訪問、打合せについて ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・27 前回までのものを適用した・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8 必要・ ・ ・ ・ ・35 新たにカリキュラムを作成した・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・21 あった方がよい・ 3 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・24 どちらでも良い・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7 特に準備しなかった・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・17 不要・ 新入社員研修用のものを流用した マシニングセンター及び プログラム・刃具管理 8月24日 (第4日) タッピングセンター実習 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 その他・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 時と場合に応じて必要・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8 未回答・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 その他・ 自動化・省力化機器の設計製作 8月25日 仕上げ行程実習 (第5日) 品質保証 研修の決定時期 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・18 企業活動の理解の促進・ 研修カリキュラム 日 程 受け入れいただいた93事業所を対象にアンケートを 実施し、83事業所から回答をいただきました。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7 未回答・ コンピュータソフト開発 実習のまとめ 設 立:昭和28年10月(1953年) レポート作成 資 本 金:1,000万円 最終検査実習 新たにインターンシップ制度に参加していただいた事業所だけでなく、例年受け入れていた だいている事業所でも前年度までの反省点を踏まえた上でカリキュラムを新たに作成して いただいている。 従 業 員 数:60名 3次元測定器取扱い 実習を円滑に進めるためにも、事前に事業所と連絡をとることが望ましい。 実施時期について(複数回答あり) 今回のインターンシップ研修生を受け入れて、 得るものがありましたか(複数回答あり) ・ ・ ・52 夏休み期間(8月∼9月)が妥当・ 事業所からの Q &A Q 各学科の授業科目の学習内容を確認したいので すが? 指導するに当たって、社員が業務を ・ ・ ・33 再確認し自己啓発につながった・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・26 上記期間以外でも可能・ Q 学生との雇用関係はありませんが、受け入れた 学生自身の傷害事故・学生の過失による事業所・ 第三者への加害事故による補償はどのように なっていますか? Q ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 その他・ ・ ・ ・ ・ ・14 他の社員にも好影響があった ・ 受講生と協議の実習期間を調整しましたが、開 始直前、受入部署の都合により開始を3日間遅 らせたいのですがよろしいでしょうか? 現在の学生気質が多少見えた感がする 28 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・20 学校との連携が深まった ・ 企業のイメージアップにつながった 11 A 大学のホームページに各授業科目のシラバスが ありますので、そちらでご確認ください。 大学シラバスサイト: http://www.eng.iwate-u.ac.jp/jp/syllabus/ A 学生自身の傷害事故については、基本的に自 己責任との観点から、事業所の過失の有無とは 無関係に一定の保険金が支払われる傷害保険 等の加入を指導し、大学で加入済みの確認を しています。また、必要に応じて事業所側で賠 償責任に備え保険に加入することはかまいま せん。なお、大学で加入指導している学研災・ 賠償責任保険の補償と保険料は下記の表の通 りです。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 その他・ A 大学・派遣学生・受入事業所間で取り交わした「岩 手大学工学部インターンシッププログラム覚書」 には、実務を経験する期間の具体的日程の明 記はされていませんので、三者で調整いただ ければ結構です。 ・ ・17 何とも言えない、成果はなかった・ 夏休み期間が適当であるが、それ以外にも対応して頂ける余地がある。 事業所の活動を理解してもらえた、 学生の実力を認識することができた、 などの意見があった。 研修生受け入れによる業務への支障について ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・22 支障はなかった・ ・ ・ ・ ・ ・ ・50 少しあったが許容範囲だった・ 【学研災・賠償責任保険の補償と保険料の例】 死亡保証金 1,200万円コース(正課中の場合) 後遺生涯保険金 程度により54∼1,800万円 医療保険金 保険料 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 支障があった・ 賠償責任保険金 治療日数(4日目∼)により、6,000円∼300,000円 (正課中は4日以上が対象) 入院加算1日につき4,000円(180日程度) 保険料 年額750円 ※2,000万円コースあり 22 対人賠償 1名1事故 1億円限度 対物事故 250万円 免責金額 5,000円 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8 未回答・ 年額250円(Bコース) 対象 Aコース 正課、学校行事など(インターンシップを含む) (年額400円) Bコース インターンシップ、教育実習など (年額250円) 実習カリキュラム ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 その他・ 業務への支障があったとしても、 アンケートでは支障なしとしている場合もあり、受け入れ先 の許容でインターンシップ事業に協力していただいている。 アンケート[事業所] 23 手続きの様式[学生] 申込書 アンケート[学生] 様式B1 「社会体験学習」の履修申告です。 志望理由はマッチングのための重要POINT! 実習生紹介書 様式B2 実習先への自己紹介です。 実習に対する“意気込み”を記入して下さい。 実 習 に 参 加 し た 学 生( 1 6 8 名 )を 対 象 に ア ン ケ ート を 実 施 し まし た 。 (回答数:166名) インターンシップ受講の動機(複数回答あり) 実習内容に対する満足度 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・152 自己啓発、研鑽のため・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・98 十分満足・ 単位を簡単に取れそうだったから 36 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・48 まず満足 ・ ・ ・ ・ ・25 家族、友人、先生からの薦め・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・13 普通・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8 なんとなく・ 期待していたほどではなかった 7 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・10 その他・ 大半の学生が自己啓発と研鑽を主目的として実習に参加している。その他の回答 でも、就業への参考とするためなど積極的な意見が多い。 満足の理由として、目的とする成果が得られた、実際の製造過程を見て学科の授業 とのかかわりがわかった、などがあげられている。 実習内容について 受入先に対する満足度 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・65 同じ部所だけ実習・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・116 十分満足 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・97 数種の業務について実習 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・37 まず満足 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 その他・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・12 普通・ 期待していたほどではなかった 学生からの Q &A Q A Q A Q A 岩手大学工学部社会体験実習日報 1回受講すれば1単位取得できるとすれば、2回受講すれば2単位取得 できるのですか? 実習期間中毎日記入し、指導担当者の確認を受けます。 評価対象の一つです。 様式B3 研修期間の多くが5日間と短い中で、研修先がしっかり対応してくれている様子が 現れている。研修先によっては関連事業所や他県への仕事へ同伴してくれる所も あった。 忙しい中、丁寧に対応していただいた、業務体験以外の面でも気を使っていただい た、職場の雰囲気が良かった、などの回答が多かった。 実習先の受け入れ体制について実習・研修プログラムは 受講者は1回の受講のみ単位を取得できます。希望があれば2回以上 の受講は可能ですが単位は出ません。また、受講希望者が多いところ から、なるべく多くの希望者が受講できるように配慮していますので、 協力してください。 1 今回参加して得るものがあったか ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・72 整っていた・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・103 非常に有意義であった・ 完全とは言えないが基本的に満足 88 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・61 有意義であった・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 普通 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 普通 ・ ほとんどの実習生が満足している。 ほとんどの学生がインターンシップを通して、 自己研鑽がなされたとの認識を持っ たものと思われる。 工学系の企業以外は受講しても成績の評価、単位の認定は無いのです か? 学科の履修内容と直接関わりが無いような受入事業所もありますが、 インターンシップで取り扱う事業所は成績の評価及び単位の認定は全 て行われます。ただし、ご質問のような事業所での実習には、゙専門知 識を何らかの形で活かすことができないか"という姿勢で臨むことが大 切です。 自己開拓して事業所の候補を見つけましたが、その後何をしたらいい のですか? 自己開拓した事業所がインターンシップ事業の対象となるか確認しま すので、 「インターンシップ受入条件」の資料(記入用紙は工学・農学グ ループで配付)と参考までに事業所のパンフレットを取得して、工学・ 農学グループに提出してください。その後、インターンシップ実施委員 会で適否を審議し、認定されれば、岩手大学工学部インターンシップ事 業の一環として実習することが可能です。 24 手続きの様式[ 学生 ] アンケート[ 学生 ] 25 事業実績表 事業実績表 所在地別事業所数(都道府県別) 計93事業所 実施形態別事業所数 計93事業所 学科別受講者数 計168人 89 90 北海道/1社 10社 自己開拓…4社 その他…2社 1社 青森県/1社 80 ハローワーク受付分…9社 岩手県/74社 マレーシア/1社 40 宮城県/3社 長野県/1社 中国広東省/1社 所在地別実習生数(都道府県別) 福島県/4社 計168名 栃木県/1社 岡山県/1社 20 神奈川県/2社 静岡県/1社 愛知県/1社 三重県/1社 16 12 工学部開拓…78社 15 14 12 9 北海道/1名 1 青森県/1名 0 岩手県/146名 マレーシア/1名 宮城県/3名 長野県/1名 中国広東省/1名 福島県/6名 栃木県/1名 岡山県/1名 実習期間別事業所数 計93事業所 神奈川県/2名 応 用 化 学 科 材 料 工物 学質 科 電 気 工電 学子 科 機 械 工 学 科 建 設 工環 学境 科 情 報 シ 工ス 学テ 科ム 福 祉 シ 工ス 学テ 科ム 業種別事業所数 大 学 院 計93事業所 工学部=製造業のイメージがありますが、このような分野の事業所に受け入れていた だきました。 静岡県/2名 愛知県/1名 三重県/1名 10名 建設業…2 1名 医療・福祉業…1 運輸・通信業…7 2週間…19 電気・ガス・水道業…2 小売・卸売業…4 所在地別事業所数(県内市町村別) サービス業…6 所在地別実習生数(県内市町村別) 計74事業所 計146名 1週間…74 製造業…58 官公庁・研究機関…13 10社 1社 10名 九戸村 1社 1名 九戸村 1名 実習期間について 滝沢村 3社 盛岡市 28社 雫石町 2社 学 生 滝沢村 18名 宮古市/2社 盛岡市 51名 雫石町 4名 矢巾町/2社 紫波町/1社 矢巾町/3名 宮古市/3名 紫波町/1名 花巻市/9社 アンケートから もっと長くても 良いと思った…9 事業所 3週間程度でも、 学生の希望に応じて可能 …7 長かった…11 その他 …2 花巻市/9社 釜石市 1社 北上市/8社 北上市 14名 金ヶ崎町 1社 2週間程度 でも良い …16 釜石市 1名 金ヶ崎町/2名 奥州市 20名 奥州市/8社 一関市/6社 1週間程度が妥当…58 適切な長さだった…126 一関市/7名 藤沢町 2名 藤沢町 2社 26 事業実績表 平成18年度受け入れ事業所実績一覧 事業実績表 27 平 成 18 年 度 受 け 入 れ 事 業 所 実 績 一 覧 所在地 期 間 学科名 実習生数 所在地 期 間 学科名 実習生数 ㈱アイオー精密 事業所名 花巻市 1週間 機械 1 ㈱新興製作所 花巻市 1週間 機械 2 ㈱アイシーエス 盛岡市 1週間 情報 2 伸和コントロールズ㈱ 長野県 1週間 機械 1 ㈱IBC岩手放送 盛岡市 1週間 電気 1 Spans i onJapan㈱ 福島県 1週間 電気・情報 2 青森オリンパス㈱ 青森県 2週間 福祉 1 千住スプリンクラー㈱ 一関市 1週間 機械 1 旭エンジニアリング㈱ 花巻市 1週間 電気・福祉 2 ㈱仙台ニコン 宮城県 2週間 機械 1 ㈱アロン岩手 一関市 1週間 材料 1 ソニーイーエムシーエス㈱千厩テック 一関市 2週間 電気 1 ㈱いすゞキャステック 北上市 1週間 機械 1 太子食品工業㈱雫石工場 雫石町 1週間 機械 1 一関ヒロセ電機㈱ 一関市 1週間 材料・電気 2 ㈱大昌電子岩手工場 藤沢町 1週間 機械 1 岩手河川国道事務所 盛岡市 2週間 建設 2 ㈱大東環境科学 盛岡市 1週間 応化 1 岩手県環境生活部※ 盛岡市 1週間 応化 1 ㈱タカシュウ 奥州市 1週間 機械 2 岩手県工業技術センター※ 盛岡市 1週間 機械 2 ㈱多加良製作所岩手工場 北上市 1週間 材料・機械 2 岩手県盛岡地方振興局土木部※ 盛岡市 1週間 建設 1 滝沢村 滝沢村 1週間 応化・機械・建設・情報 12 岩手県土木技術振興協会 盛岡市 1週間 建設 1 ㈱千田精密工業 奥州市 1週間 機械 2 岩手県保健福祉部障害保健福祉課※ 盛岡市 1週間 福祉 1 津市 三重県 2週間 応化 1 盛岡市 1週間 福祉 1 ㈱TSD 花巻市 2週間 材料・機械 2 岩手製鉄㈱ 北上市 1週間 機械 1 テクノメタル㈱ 福島県 2週間 材料 1 岩手大学地域連携推進センター 盛岡市 2週間 情報・福祉 4 ㈱デジアイズ 奥州市 1週間 機械 5 岩手東芝エレクトロニクス㈱ 花巻市 1週間 材料・電気・機械 3 東京エレクトロンAT㈱ 宮城県 2週間 材料 1 ㈱岩手日報社 盛岡市 1週間 情報 1 ㈱東北テーケィアール 紫波町 1週間 材料・機械 1 ㈱岩手めんこいテレビ 盛岡市 1週間 材料・建設 2 東北電力㈱※ 福島県 1週間 電気 1 岩手県予防医学協会 事業所名 平成18年度 インターンシップ実施委員会 学 科 名 氏 名 電話番号 メールアドレス 委員長 情報システム工学科 三輪 譲二 019−621−6467 [email protected] 委 員 応用化学科 横田 政晶 019−621−6342 [email protected] 材料物性工学科 山口 勉功 019−621−6367 [email protected] 電気電子工学科 大坊 真洋 019−621−6983 [email protected] 機械工学科 萩原 義裕 019−621−6400 [email protected] 建設環境工学科 山本 英和 019−621−6441 [email protected] 福祉システム工学科 野村 直之 019−621−6357 [email protected] 福祉システム工学科 (教務委員会代表) 佐藤 拓己 019−621−6039 [email protected] 西村 文仁 019−621−6411 [email protected] オブザーバー 機械工学科 岩根鉄工㈱ 奥州市 1週間 機械 1 東北ヒロセ電機㈱ 宮古市 1週間 機械 2 インテグラン㈱ 藤沢町 1週間 電気 1 同和鍛造㈱釜石事業所 釜石市 1週間 機械 1 神奈川県 2週間 電気 1 杜陵高速印刷㈱ 盛岡市 1週間 機械 2 奥州市 1週間 電気・情報 2 ㈱なんば技研 岡山県 1週間 建設 1 この度の実習にあたり、学生を受け入れて頂いた事業所、並びに実習の実現には至りませんでした ㈱エイアンドティー湘南サイト 大井電気㈱水沢製作所 大森クローム工業㈱東北工場 北上市 1週間 材料 3 日東電工㈱ 愛知県 2週間 機械 1 が受入の了承を頂いた事業所の皆様方には深く感謝申し上げます。また、 この報告書を作成するにあ 岡田電気㈱ 盛岡市 1週間 電気 2 ㈱日ピス福島製造所 福島県 1週間 電気・機械 2 たり、お忙しい中、原稿の執筆にご協力頂きました関係の皆様には重ねて御礼申し上げます。 ㈱小山田工業所 盛岡市 1週間 機械 3 ㈱パターンアート研究所 花巻市 1週間 電気・機械 2 アンケートなどを通して頂戴したご意見は、貴重な資料として来年度の実施に反映させる所存でご 中国 2週間 機械 1 富士通㈱ 神奈川県 2週間 情報 1 ざいます。 ㈱金澤電気工業所盛岡支店 盛岡市 1週間 機械 2 富士フイルムテクノプロダクツ㈱花巻工場 花巻市 1週間 機械・福祉 2 今後もインターンシップについてのお問い合わせやご意見などをお待ちしておりますので、 ご遠慮な ㈱川徳※ 盛岡市 1週間 機械 1 ㈱復建技術コンサルタント盛岡支店 盛岡市 1週間 建設 1 くお申し出ください。 関東自動車工業㈱ 静岡県 1週間 機械 3 ㈱ベン岩手工場 矢巾町 1週間 機械 2 ㈱共立盛岡工場 滝沢村 2週間 応化・機械 5 ㈱ミスズ工業岩手工場 北上市 1週間 応化 1 ㈱久慈設計花巻 花巻市 1週間 建設 2 ㈱ミツトヨ 栃木県 1週間 機械 1 ㈲九戸精密 九戸村 2週間 機械 1 宮古パンチ工業㈱ 宮古市 1週間 機械 1 ㈱ケイ・エム アクト 一関市 1週間 機械 1 美和ロック㈱盛岡工場 盛岡市 1週間 応化 1 ㈱ケーヒン 宮城県 2週間 機械 1 ㈱明輝 一関工場 一関市 1週間 機械 1 国立天文台水沢VERA観測所 奥州市 1週間 機械 2 ㈱めんこいエンタープライズ 盛岡市 1週間 機械 1 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 国立天文台RISE推進室 奥州市 1週間 機械・情報 4 盛岡ガス㈱ 盛岡市 1週間 応化・機械 2 TE L 019-621-6988 FAX 019-621-6065 オリエントサウンド㈱ ㈱小林精機 株式会社サトー 1週間 機械 1 盛岡市クリーンセンター※ 盛岡市 1週間 機械 1 マレーシア 2週間 滝沢村 機械 1 盛岡市子ども科学館 盛岡市 1週間 大学院 1 三晃化学㈱ 北海道 1週間 福祉 1 盛岡セイコー工業㈱ 雫石町 1週間 機械 3 三友電子工業㈱江刺工場 奥州市 2週間 応化・機械 2 矢巾町※ 矢巾町 1週間 応化 1 盛岡市 1週間 機械・情報 5 谷村電気精機㈱ 北上市 2週間 機械 1 金ヶ崎町 1週間 機械 1 ㈱吉田測量設計 盛岡市 1週間 建設 2 ㈱ジェーエフピー 塩野義製薬㈱金ヶ崎工場 ㈱システムベース 北上市 1週間 情報 2 ㈱リードコナン※ 盛岡市 1週間 応化 1 シチズン東北㈱ 北上市 1週間 材料・機械 4 和同産業㈱ 花巻市 1週間 材料・機械 3 ㈱ジョイス 盛岡市 1週間 応化・材料・機械 5 注:※印がある事業所は、ハローワークと岩手県経営者協会のご協力を得て実施しました。 28 受け入れ事業所実績一覧 〒020-8550 盛岡市上田三丁目18-34 岩手大学学務部学務課工学・農学グループ E-mail [email protected] インターンシップ実施委員会委員名簿 29
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