NEXCO(旧日本道路公団)規格 トヨドレンダブル管(JH型) 水の流れがスムーズ ● 抜群の水密性向上 従来型のソケットと比較して水密性が向上しました。 ● 管の接続強度アップ 専用ソケットを開発、管本体とソケットの密着性が向上しま した。 ● 小さな粗度係数 管の内面が平滑なため、内面の流量抵抗が小さく、水の流れ は非常にスムーズ。 ダブル管︵ 型︶ (粗度係数 n=0.010) ● 大きい耐圧力 独特の山谷構造で、高い偏平強度を持っています。 JH ● 腐蝕に強い材質 ポリエチレン製のため、腐蝕に強く、酸、アルカリ等広範囲 の薬品に侵されにくい性質を持っています。 ● 抜群の施工性 軽量で弾力性に富み、運搬や敷設作業が容易です。 ● 優れた衝撃性 ポリエチレン製のため、耐衝撃性に優れています。 44 に 準じた大口径タイプ トヨドレンダブル管 (JH型) は高速自動車道の大口径雨水排水管として開発され、 リング管と同様、 高い水密性を備えています。 ■ トヨドレンダブル管(JH型)規格 (参考寸法) ■ トヨドレンダブル管 (JH型) 製品図 単位:mm 内 径(d) 外 径(D) 長 さ(L) TDW 700JH 700 858 4500 TDW 800JH 800 973 4500 TDW 900JH 900 1096 4500 長さ 外径 内径 規 格 C ダブル管︵ 型︶ ■ JH型ソケット製品図 ■ JH型ソケット規格(参考寸法) JH 単位:mm 規 格 寸 法 A B C ボルト数 (本) TDW 700JH 968 960 430 10 TDW 800JH 1087 1091 475 12 TDW 900JH 1212 1203 543 12 A B ■ コンクリートマスとの接合 〈ダブル管700∼900(JH型) 〉 モルタル充填 シールテープ(水膨張性) ■ 水密性試験: 公的試験機関による品質試験結果 防護コンクリート ● 評 価 (試験条件:PENK法) 内水圧 MPa 結 果 0 0.010 0.020 漏水なし 0.030 0.040 0.050 45 接続方法 トヨドレンダブル管(JH型) トヨドレンダブル管(JH型)の継手は、新しく開発された専用の継手、JH型ソケットを用います。継手の形状や、 パッキンの形状を工夫し、水密性能及び管の離脱防止性能を大幅に向上させました。 ●使用工具…17mmスパナまたは17mmラチェットレンチ があると便利です ●トヨドレンJH型ソケット φ700∼φ900 〈部品構成〉 1. 半割ソケット 2枚1組 2. シーリング材A(谷部用) 2枚 3. シーリング材B(外周用)1枚(700用のみ使用します) 4. シーリング材C(外周用)1枚 5. 接続ボルト φ700→M10×10本/φ800、 900→M10×12本 6. コーキングパテ 4本 シーリング材は取付け完了まで、水に触れない様にしてください。 〈取り付け手順〉 ダブル管︵ 1 ソケットの上に超吸収繊維(黄色)がパイプ側とな るように、右図のようにシーリング材をセットします。 左側のストッパ 右側のストッパ 型︶ シーリング材は右側のストッパーに寄せる JH フランジ部突起 ※TDW700のみシーリング材B及びCを重ねて使用してください。 2 接続する互いの管端部の泥汚れをウエス等で拭き 切り口 取り、 右図のように管をセットしてください。 右側のストッパーから2山入れる 3 シーリング材Aを右図のように、管端より1山目の谷 部に設置してテープで固定し、コーキングパテを貼付 けます。コーキングパテを入念に伸ばすように押さえ 付け、管とシーリング材Aの隙間を 無くすようにします。 コーキングパテ 4 設置位置 シーリング材を巻き、重ね合せ部をテ ープ で止めます。次にソケットをかぶ せ、 15∼20N・mトルクまで締めこんで 作業終了です。 テープは重ね合わせ部 に貼ってください 注意事項 1)シーリング材を、施工前に濡らさないで下さい。 2) ソケットをたたいたり、踏んだりしないでください。 3)シーリング材、 ソケットとも、直射日光を避け冷暗所で保管してください。 ※ソケット仕様は改良のため、予告なく変更する場合があります。 46 ツバが内側に嵌合している ことを確認してください フランジ部突起
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